JPH0575520A - 無線通信方式 - Google Patents
無線通信方式Info
- Publication number
- JPH0575520A JPH0575520A JP23274291A JP23274291A JPH0575520A JP H0575520 A JPH0575520 A JP H0575520A JP 23274291 A JP23274291 A JP 23274291A JP 23274291 A JP23274291 A JP 23274291A JP H0575520 A JPH0575520 A JP H0575520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station
- signal
- time
- circuit
- time slot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】中継局において、子局へ送出するタイムスロッ
ト信号番号と、子局から受信するタイムスロット信号番
号と同じ番号のタイムスロット信号同士が衝突しないよ
うにする。 【構成】中継局は、下位の子局と通信をする送信機5と
受信機9とを備え、子局から送出されてくる信号をメモ
リ回路14に一時記憶する。一方、基地局から送出され
てくる同期信号を同期信号検出回路6で検出し、この検
出出力が遅延回路12により所定時間遅延された後、メ
モリ回路14からデータを読み出すタイミング回路13
に入力し、メモリ回路14からの読み出し信号を生成す
る。
ト信号番号と、子局から受信するタイムスロット信号番
号と同じ番号のタイムスロット信号同士が衝突しないよ
うにする。 【構成】中継局は、下位の子局と通信をする送信機5と
受信機9とを備え、子局から送出されてくる信号をメモ
リ回路14に一時記憶する。一方、基地局から送出され
てくる同期信号を同期信号検出回路6で検出し、この検
出出力が遅延回路12により所定時間遅延された後、メ
モリ回路14からデータを読み出すタイミング回路13
に入力し、メモリ回路14からの読み出し信号を生成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は時分割多重通信を行う無
線通信方式に関し、特に基地局から複数の中継局を介し
て子局と無線中継回線を構成する無線通信方式に関す
る。
線通信方式に関し、特に基地局から複数の中継局を介し
て子局と無線中継回線を構成する無線通信方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線通信システムは図5
に示しているように、一つの基地局101と、この基地
局101の信号をタンデムに無線中継する中継局10
2,103と、これらの中継局を経由して基地局101
と通信を行う子局201,202とで構成されている。
この無線通信システムが時分割通信方式を採用している
場合に、隣接する局間の無線信号は同一の無線周波数を
利用している。その無線信号の中に多重化されているチ
ャンネルの区別はチャンネル信号のタイムスロットによ
ってなされる。さらに、基地局においては下位局へのタ
イムスロットの送信タイミングと下位局からのタイムス
ロットの受信タイミングとの時間関係は図6のようにあ
らかじめT1時間だけ定められて通信が行われる。さら
に、中継局が継続的に複数接続される場合に、中継局に
おける信号の送信信号のタイムスロット信号と受信信号
のタイムスロット信号の時間関係は図6のようになる。
すなわち、基地局101から下位局へタイムスロット信
号を送出する時間から、下位局からタイムスロット信号
を受信するまでの時間間隔はT1で示され1フレームT
0の約1/2となるように設定されている。基地局10
1送信のタイムスロット(TSN)は中継局102で伝
搬遅延時間TL1で受信され、中継局102から上位局
である基地局101への送信TSNは同じ伝搬遅延時間
TL1で受信される。中継局102と次の中継局103
間のTSNの授受はT2時間と定められて通信する。中
継局102,103間のお互いの伝搬遅延時間はTL2
とする。中継局103と子局201間のTSNの授受は
T3時間と定められて通信する。またこの区間の伝搬遅
延時間はTL3とする。子局における受信と送信の時間
間隔はT4である。また上位局から下位局に信号を中継
する場合の中継局102,103内における信号の乗せ
換えの遅延時間はTXとし、逆に下位局から上位局への
信号の乗せ換えの遅延時間はTY1,TY2とする。こ
のTXは局内での信号の復調及び変調動作で要する時間
であり一定値である。TY1,TY2は、下位局からの
信号を受信してから上位局へ信号を送出するのに要する
時間であり、中継局と上位の局との距離により変わる。
ここでT1,T2,T3,T4の時間は、T1>T2>
T3>T4の関係に設定される。また、下位局から受信
したタイムスロット信号は所定の時間(上位局のタイム
スロット受信時間に正しく一致するように)遅延させて
送出される。前述のように、基地局において、下位局へ
タイムスロット信号を送信する時間位置と下位局からの
タイムスロット信号を受信する時間位置との時間をT1
とした場合に、T1=T0/2と設定すると、中継局1
02では下位局へタイムスロット信号を送出時間と下位
局からのタイムスロット信号受信時間との時間関係はT
2=T1−2TL1−TX−TY1となる。同様に、中
継局103では、下位局へタイムスロット信号を送信す
る時間位置と下位局からのタイムスロット受信時間位置
との時間関係はT3=T2−2TL2−TX−TY2と
なる。子局201では、上位局からのタイムスロット受
信時間位置とタイムスロット信号送信時間位置との関係
はT4=T3−2TL3となる。従って、T1>T2>
T3>T4の関係が成立し、例えばT1=T0/2の場
合、T4=0となる場合があった。
に示しているように、一つの基地局101と、この基地
局101の信号をタンデムに無線中継する中継局10
2,103と、これらの中継局を経由して基地局101
と通信を行う子局201,202とで構成されている。
この無線通信システムが時分割通信方式を採用している
場合に、隣接する局間の無線信号は同一の無線周波数を
利用している。その無線信号の中に多重化されているチ
ャンネルの区別はチャンネル信号のタイムスロットによ
ってなされる。さらに、基地局においては下位局へのタ
イムスロットの送信タイミングと下位局からのタイムス
ロットの受信タイミングとの時間関係は図6のようにあ
らかじめT1時間だけ定められて通信が行われる。さら
に、中継局が継続的に複数接続される場合に、中継局に
おける信号の送信信号のタイムスロット信号と受信信号
のタイムスロット信号の時間関係は図6のようになる。
すなわち、基地局101から下位局へタイムスロット信
号を送出する時間から、下位局からタイムスロット信号
を受信するまでの時間間隔はT1で示され1フレームT
0の約1/2となるように設定されている。基地局10
1送信のタイムスロット(TSN)は中継局102で伝
搬遅延時間TL1で受信され、中継局102から上位局
である基地局101への送信TSNは同じ伝搬遅延時間
TL1で受信される。中継局102と次の中継局103
間のTSNの授受はT2時間と定められて通信する。中
継局102,103間のお互いの伝搬遅延時間はTL2
とする。中継局103と子局201間のTSNの授受は
T3時間と定められて通信する。またこの区間の伝搬遅
延時間はTL3とする。子局における受信と送信の時間
間隔はT4である。また上位局から下位局に信号を中継
する場合の中継局102,103内における信号の乗せ
換えの遅延時間はTXとし、逆に下位局から上位局への
信号の乗せ換えの遅延時間はTY1,TY2とする。こ
のTXは局内での信号の復調及び変調動作で要する時間
であり一定値である。TY1,TY2は、下位局からの
信号を受信してから上位局へ信号を送出するのに要する
時間であり、中継局と上位の局との距離により変わる。
ここでT1,T2,T3,T4の時間は、T1>T2>
T3>T4の関係に設定される。また、下位局から受信
したタイムスロット信号は所定の時間(上位局のタイム
スロット受信時間に正しく一致するように)遅延させて
送出される。前述のように、基地局において、下位局へ
タイムスロット信号を送信する時間位置と下位局からの
タイムスロット信号を受信する時間位置との時間をT1
とした場合に、T1=T0/2と設定すると、中継局1
02では下位局へタイムスロット信号を送出時間と下位
局からのタイムスロット信号受信時間との時間関係はT
2=T1−2TL1−TX−TY1となる。同様に、中
継局103では、下位局へタイムスロット信号を送信す
る時間位置と下位局からのタイムスロット受信時間位置
との時間関係はT3=T2−2TL2−TX−TY2と
なる。子局201では、上位局からのタイムスロット受
信時間位置とタイムスロット信号送信時間位置との関係
はT4=T3−2TL3となる。従って、T1>T2>
T3>T4の関係が成立し、例えばT1=T0/2の場
合、T4=0となる場合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の無線通
信方式では、子局の上位局からの受信と上位局への送信
時間間隔T4はT4=0となる場合があるので、1タイ
ムスロット信号を使用して通信をする子局は上位局から
の受信信号と上位局への送信信号が衝突する。この欠点
を避けるために子局の送信信号と受信信号が干渉しない
ように、子局にアンテナ共用器を設けて送受分波する必
要がある。したがって子局の装置構成が大きくなり、小
型にすることが困難であるという欠点があった。
信方式では、子局の上位局からの受信と上位局への送信
時間間隔T4はT4=0となる場合があるので、1タイ
ムスロット信号を使用して通信をする子局は上位局から
の受信信号と上位局への送信信号が衝突する。この欠点
を避けるために子局の送信信号と受信信号が干渉しない
ように、子局にアンテナ共用器を設けて送受分波する必
要がある。したがって子局の装置構成が大きくなり、小
型にすることが困難であるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の無線通信方式
は、上位局である基地局と、下位局である複数の子局
と、前記基地局と前記子局との間の通信情報を中継する
中継局とを含み、この通信が時分割多重通信方式で行わ
れるように構成された無線通信システムであって、前記
中継局は前記子局から送出されてくる信号を受信する手
段と、この受信信号を記憶する手段と、この記憶手段か
ら一定時間経過後に読み出し信号を生成する遅延手段
と、この読み出し信号による情報を前記上位局に送出す
る手段とを有し、前記子局へ送出するタイムスロット番
号と、このタイムスロット番号と同じ番号の該子局から
受信するタイムスロットとが重ならないようにしてい
る。
は、上位局である基地局と、下位局である複数の子局
と、前記基地局と前記子局との間の通信情報を中継する
中継局とを含み、この通信が時分割多重通信方式で行わ
れるように構成された無線通信システムであって、前記
中継局は前記子局から送出されてくる信号を受信する手
段と、この受信信号を記憶する手段と、この記憶手段か
ら一定時間経過後に読み出し信号を生成する遅延手段
と、この読み出し信号による情報を前記上位局に送出す
る手段とを有し、前記子局へ送出するタイムスロット番
号と、このタイムスロット番号と同じ番号の該子局から
受信するタイムスロットとが重ならないようにしてい
る。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は本発明の一実施例の要部である中継
局のブロック図、図2は本実施例の要部の子局のブロッ
ク図、図3は本実施例を説明するタイムチャート、図4
は本実施例の信号フォーマットである。図1において、
上位局からの通信はアンテナ1、アンテナ共用器2、受
信機3を介して再生回路4へ入力されて再生され、送信
機5、アンテナ共用器7、アンテナ8を介して下位局で
ある子局へ送信される。下位局からの通信信号はアンテ
ナ8、アンテナ共用器7、受信機9を介して再生回路1
0へ入力されて再生され、送信機11、アンテナ共用器
2、アンテナ1を介して上位局へ送信される。上位局か
らの送信信号は受信機3により受信されると、この受信
機3には同期信号検出回路6が接続されており、基地局
からの同期信号の検出が行われる。遅延回路12は同期
検出信号のタイミングを所定時間遅らせてタイミング回
路13へ出力する。タイミング回路13は、メモリー回
路14に蓄積されているデータを読み出すタイミングを
発生させる。タイミング回路13からのデータ読み出し
信号は、遅延回路12で所定の時間遅延されてメモリ回
路14へ入力される。メモリー回路14の出力は送信機
11へ入力し、アンテナ共用器2、アンテナ1を介して
上位局へ送信される。
局のブロック図、図2は本実施例の要部の子局のブロッ
ク図、図3は本実施例を説明するタイムチャート、図4
は本実施例の信号フォーマットである。図1において、
上位局からの通信はアンテナ1、アンテナ共用器2、受
信機3を介して再生回路4へ入力されて再生され、送信
機5、アンテナ共用器7、アンテナ8を介して下位局で
ある子局へ送信される。下位局からの通信信号はアンテ
ナ8、アンテナ共用器7、受信機9を介して再生回路1
0へ入力されて再生され、送信機11、アンテナ共用器
2、アンテナ1を介して上位局へ送信される。上位局か
らの送信信号は受信機3により受信されると、この受信
機3には同期信号検出回路6が接続されており、基地局
からの同期信号の検出が行われる。遅延回路12は同期
検出信号のタイミングを所定時間遅らせてタイミング回
路13へ出力する。タイミング回路13は、メモリー回
路14に蓄積されているデータを読み出すタイミングを
発生させる。タイミング回路13からのデータ読み出し
信号は、遅延回路12で所定の時間遅延されてメモリ回
路14へ入力される。メモリー回路14の出力は送信機
11へ入力し、アンテナ共用器2、アンテナ1を介して
上位局へ送信される。
【0007】図2により子局の構成を説明する。上位局
からの信号は、アンテナ21、スイッチ22、受信機2
3を介して、復号器24で復号され電話機インタフェー
ス回路29に入力される。電話機インタフェース回路2
9からの信号は、符号器28で符号化され送信機27、
スイッチ22、アンテナ21を介して上位局へ送信され
る。受信機23の出力は又、タイムスロットスタートコ
ード検出回路25に入力されスタートコードが検出さ
れ、この検出信号はタイミング発生回路26に入力され
る。タイミング発生回路26の出力はスイッチ22、復
号器24、符号器28へそれぞれ接続している。電話機
インタフェース回路29は電話機30に接続している。
からの信号は、アンテナ21、スイッチ22、受信機2
3を介して、復号器24で復号され電話機インタフェー
ス回路29に入力される。電話機インタフェース回路2
9からの信号は、符号器28で符号化され送信機27、
スイッチ22、アンテナ21を介して上位局へ送信され
る。受信機23の出力は又、タイムスロットスタートコ
ード検出回路25に入力されスタートコードが検出さ
れ、この検出信号はタイミング発生回路26に入力され
る。タイミング発生回路26の出力はスイッチ22、復
号器24、符号器28へそれぞれ接続している。電話機
インタフェース回路29は電話機30に接続している。
【0008】次に本実施例の中継局の動作を説明する。
まず図4の信号フォーマットに示すように、基地局から
の下り方向信号は1フレーム内がタイムスロットTSO
〜TSNで構成され、各タイムスロット(TS)はプリ
アンブル信号P、スタートコード信号S、の情報で構成
される。TSOは同期信号として送出される。一方、中
継局及び子局から送出される上り方向信号の各タイムス
ロット間にはガード時間が設けられている。図1を参照
すると、基地局からの同期信号及びタイムスロット信号
は中継局の受信機3で受信され、再生回路4で再生され
た後に送信機5で変調増幅され、下位局の子局へ送出さ
れる。一方中継局より下位局の子局からの信号は受信機
9で受信され再生回路10で再生された後に、一旦メモ
リー回路14に記憶される。その後に、このメモリされ
たデータは後述するTZの遅延時間を与えられた読み出
し信号で読み出されて再生回路10のデータと合成され
て上位局に送信される。ここで遅延時間TZを与える遅
延回路13により決定される遅延量は、中継局の局数
(ホップ数)で決定されている。この遅延時間TZによ
るTSNのタイミングを図3のタイムチャートで説明す
る。中継局102においてはTZ1,中継局103にお
いてはTZ2と言うように一定に設定されている。TZ
1,TZ2は、本中継局と上位の中継局との距離により
時間が異なるが、固定時間をTZ0とするとTZ1=T
Z0+2TL1、TZ2=TZ0+2TL2と表され
る。又、基地局、中継局において、下位局へタイムスロ
ット信号を送出してから下位局からタイムスロット信号
受信するまでの時間をT1としている。T1=T0/2
となるように設定している。従って、中継局において、
下位局へ信号を送出してからT1後に下位局からの信号
を受信し、下位局からの信号を受信してから(TZ0+
2×(上位との距離))時間後に上位局へ受信信号を送
出する。
まず図4の信号フォーマットに示すように、基地局から
の下り方向信号は1フレーム内がタイムスロットTSO
〜TSNで構成され、各タイムスロット(TS)はプリ
アンブル信号P、スタートコード信号S、の情報で構成
される。TSOは同期信号として送出される。一方、中
継局及び子局から送出される上り方向信号の各タイムス
ロット間にはガード時間が設けられている。図1を参照
すると、基地局からの同期信号及びタイムスロット信号
は中継局の受信機3で受信され、再生回路4で再生され
た後に送信機5で変調増幅され、下位局の子局へ送出さ
れる。一方中継局より下位局の子局からの信号は受信機
9で受信され再生回路10で再生された後に、一旦メモ
リー回路14に記憶される。その後に、このメモリされ
たデータは後述するTZの遅延時間を与えられた読み出
し信号で読み出されて再生回路10のデータと合成され
て上位局に送信される。ここで遅延時間TZを与える遅
延回路13により決定される遅延量は、中継局の局数
(ホップ数)で決定されている。この遅延時間TZによ
るTSNのタイミングを図3のタイムチャートで説明す
る。中継局102においてはTZ1,中継局103にお
いてはTZ2と言うように一定に設定されている。TZ
1,TZ2は、本中継局と上位の中継局との距離により
時間が異なるが、固定時間をTZ0とするとTZ1=T
Z0+2TL1、TZ2=TZ0+2TL2と表され
る。又、基地局、中継局において、下位局へタイムスロ
ット信号を送出してから下位局からタイムスロット信号
受信するまでの時間をT1としている。T1=T0/2
となるように設定している。従って、中継局において、
下位局へ信号を送出してからT1後に下位局からの信号
を受信し、下位局からの信号を受信してから(TZ0+
2×(上位との距離))時間後に上位局へ受信信号を送
出する。
【0009】次に上述のように構成された子局の動作を
図2により説明する。基地局からの同期信号及びタイム
スロット信号は受信機23で受信され、タイムスロット
スタートコード検出回路25で図4に示すTSNのスタ
ートコード信号Sが検出される。タイムスロットスター
トコード検出回路25の出力はタイミング発生回路26
に入力し、この回路からの出力によりスイッチ22を制
御する。スイッチ22は同期信号を受信する時間と基地
局からのタイムスロットTSNを受信する時間には、ア
ンテナ21と受信機23を接続する。さらに、スイッチ
22は、子局が基地局へタイムスロットTSNを送出す
る時間には、アンテナ21と送信機27を接続する。
又、タイミング発生回路26は、復号器24がタイムス
ロットTSNのみ復号するよう制御する。同様にタイミ
ング発生回路26は、符号器28を制御し図4で示すよ
うに、中継局103がタイムスロットTSNを受信する
時間にTSN信号を送出する。復号器24からの復号信
号は、電話機インタフェース回路29に入力しさらに電
話機へ受信信号が送出される。電話機からの送信信号は
電話機インタフェース回路29を経て符号器28で符号
され送信機へ入力される。
図2により説明する。基地局からの同期信号及びタイム
スロット信号は受信機23で受信され、タイムスロット
スタートコード検出回路25で図4に示すTSNのスタ
ートコード信号Sが検出される。タイムスロットスター
トコード検出回路25の出力はタイミング発生回路26
に入力し、この回路からの出力によりスイッチ22を制
御する。スイッチ22は同期信号を受信する時間と基地
局からのタイムスロットTSNを受信する時間には、ア
ンテナ21と受信機23を接続する。さらに、スイッチ
22は、子局が基地局へタイムスロットTSNを送出す
る時間には、アンテナ21と送信機27を接続する。
又、タイミング発生回路26は、復号器24がタイムス
ロットTSNのみ復号するよう制御する。同様にタイミ
ング発生回路26は、符号器28を制御し図4で示すよ
うに、中継局103がタイムスロットTSNを受信する
時間にTSN信号を送出する。復号器24からの復号信
号は、電話機インタフェース回路29に入力しさらに電
話機へ受信信号が送出される。電話機からの送信信号は
電話機インタフェース回路29を経て符号器28で符号
され送信機へ入力される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は遅延回路
と、タイミング回路と、メモリ回路と備えることによ
り、中継局において子局へ送出するタイムスロット信号
と、子局へ送出するタイムスロット番号と同じタイムス
ロットの子局から受信するタイムスロット信号との時間
関係は衝突が発生しない時間関係とすることができる。
したがってアンテナ共用器が不要となり子局が小さく構
成できることができる効果もある。
と、タイミング回路と、メモリ回路と備えることによ
り、中継局において子局へ送出するタイムスロット信号
と、子局へ送出するタイムスロット番号と同じタイムス
ロットの子局から受信するタイムスロット信号との時間
関係は衝突が発生しない時間関係とすることができる。
したがってアンテナ共用器が不要となり子局が小さく構
成できることができる効果もある。
【図1】本発明の一実施例の要部の中継局のブロック図
である。
である。
【図2】本実施例の要部の子局のブロック図である。
【図3】本実施例を説明するタイミングチャートであ
る。
る。
【図4】本実施例の信号フォーマットである。
【図5】一般的な無線通信システムの構成図である。
【図6】従来の無線通信方式のタイミングチャートであ
る。
る。
1,8,21 アンテナ 2,7 アンテナ共用器 3,9,23 受信機 4,10 再生回路 5,11,27 送信機 6 同期信号検出回路 12 遅延回路 13,26 タイミング発生回路 14 メモリー回路 22 スイッチ 24 復号器 25 タイムスロットスタートコード検出回路 28 符号器 29 電話機インタフェース回路 30 電話機
Claims (1)
- 【請求項1】 上位局である基地局と、下位局である複
数の子局と、前記基地局と前記子局との間の通信情報を
中継する中継局とを含み、この通信が時分割多重通信方
式で行われるように構成された無線通信システムであっ
て、前記中継局は前記子局から送出されてくる信号を受
信する手段と、この受信信号を記憶する手段と、この記
憶手段から一定時間経過後に読み出し信号を生成する遅
延手段と、この読み出し信号による情報を前記上位局に
送出する手段とを有し、前記子局へ送出するタイムスロ
ット番号と、このタイムスロット番号と同じ番号の該子
局から受信するタイムスロットとが重ならないようにし
ていることを特徴とする無線通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23274291A JPH0575520A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 無線通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23274291A JPH0575520A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 無線通信方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0575520A true JPH0575520A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16944056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23274291A Pending JPH0575520A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 無線通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0575520A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7435008B2 (en) | 2004-12-22 | 2008-10-14 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Vehicle pinion shaft support system |
DE102015122275A1 (de) | 2014-12-26 | 2016-06-30 | Jtekt Corporation | Kegelrollenlager |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP23274291A patent/JPH0575520A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7435008B2 (en) | 2004-12-22 | 2008-10-14 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Vehicle pinion shaft support system |
DE102015122275A1 (de) | 2014-12-26 | 2016-06-30 | Jtekt Corporation | Kegelrollenlager |
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