JPH06224835A - ディジタル移動無線通信方式 - Google Patents
ディジタル移動無線通信方式Info
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- JPH06224835A JPH06224835A JP5008293A JP829393A JPH06224835A JP H06224835 A JPH06224835 A JP H06224835A JP 5008293 A JP5008293 A JP 5008293A JP 829393 A JP829393 A JP 829393A JP H06224835 A JPH06224835 A JP H06224835A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W56/00—Synchronisation arrangements
- H04W56/001—Synchronization between nodes
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
- H04B7/26—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
- H04B7/2662—Arrangements for Wireless System Synchronisation
- H04B7/2668—Arrangements for Wireless Code-Division Multiple Access [CDMA] System Synchronisation
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 下り回線にＣＤＭＡ方式，上り回線にＴＤＭ
Ａ方式を採用しても送受信タイミングの同期が可能なデ
ィジタル移動無線通信方式を提供する。 【構成】 基地局１のＣＤＭＡ送信機３は符号化器１０
とその出力１６の周波数の拡散器１１，拡散信号を高周
波信号に変換する変調器１２，拡散符号１５の拡散符号
発生器１３からなる。移動局２のＣＤＭＡ受信機４は，
復調器１９と，その出力２５の周波数の逆拡散器２０
と，逆拡散信号２６の復号器２２と，逆拡散符号２７の
逆拡散符号発生器２１，及び逆拡散符号発生器の動作を
制御するタイミング抽出回路２３からなる。基地局１で
は拡散符号１５をタイミング信号１４でＴＤＭＡ受信機
５と同期させ，移動局２ではタイミング抽出回路２３で
ＴＤＭＡ送信機６を制御する。
Ａ方式を採用しても送受信タイミングの同期が可能なデ
ィジタル移動無線通信方式を提供する。 【構成】 基地局１のＣＤＭＡ送信機３は符号化器１０
とその出力１６の周波数の拡散器１１，拡散信号を高周
波信号に変換する変調器１２，拡散符号１５の拡散符号
発生器１３からなる。移動局２のＣＤＭＡ受信機４は，
復調器１９と，その出力２５の周波数の逆拡散器２０
と，逆拡散信号２６の復号器２２と，逆拡散符号２７の
逆拡散符号発生器２１，及び逆拡散符号発生器の動作を
制御するタイミング抽出回路２３からなる。基地局１で
は拡散符号１５をタイミング信号１４でＴＤＭＡ受信機
５と同期させ，移動局２ではタイミング抽出回路２３で
ＴＤＭＡ送信機６を制御する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，基地局と複数の移動局
との間のディジタル移動無線通信方式に関し，基地局か
ら各移動局への下り回線には符号分割多元接続（Code D
ivision Multiple Access ，以下，ＣＤＭＡと呼
ぶ。），各移動局から基地局への上り回線には，時分割
多元接続（Time Division Multiple Access ，以下，Ｔ
ＤＭＡと呼ぶ。）方式を採用したディジタル移動無線通
信方式に関する。
との間のディジタル移動無線通信方式に関し，基地局か
ら各移動局への下り回線には符号分割多元接続（Code D
ivision Multiple Access ，以下，ＣＤＭＡと呼
ぶ。），各移動局から基地局への上り回線には，時分割
多元接続（Time Division Multiple Access ，以下，Ｔ
ＤＭＡと呼ぶ。）方式を採用したディジタル移動無線通
信方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】通常のディジタル移動無線通信方式で
は，下り回線，上り回線共に同じ無線方式を用いるのが
普通である。例えば，下り回線がＴＤＭＡ方式を採るの
であれば，上り回線もＴＤＭＡ方式が用いられる。その
一例を図３に示す。この場合，基地局１０１と移動局１
０２におけるＴＤＭＡのバースト送受信タイミングは次
の様に確立される。図３に対応するタイミングチャート
図を図４に示す。
は，下り回線，上り回線共に同じ無線方式を用いるのが
普通である。例えば，下り回線がＴＤＭＡ方式を採るの
であれば，上り回線もＴＤＭＡ方式が用いられる。その
一例を図３に示す。この場合，基地局１０１と移動局１
０２におけるＴＤＭＡのバースト送受信タイミングは次
の様に確立される。図３に対応するタイミングチャート
図を図４に示す。
【０００３】まず，基地局１０１では，タイミング発生
器９でＴＤＭＡの基本であるフレームに同期した基地局
のタイミング信号１４を生成する。このタイミング信号
１４の波形は，図４（ａ）に示すように１フレーム１ク
ロックである。基地局側ＴＤＭＡ送信機７は，タイミン
グ信号１４に同期して，図４（ｂ）に示す様に複数のス
ロットからなる送信バースト信号を送出する。図４は１
フレームが６バースト（またはスロット）で構成された
一例，即ち，６ＴＤＭＡチャンネルの場合を示してい
る。ＴＤＭＡ方式では，この様に通信は，一つのバース
ト毎に行われる。一つのフレーム毎の一つのバースト
（またはスロット）が一つのＴＤＭＡチャンネルに対応
する。移動局のＴＤＭＡ受信機８は，１フレーム中の６
つのバーストから，受信すべきバーストを探索し，これ
に同期して，受信を行う。ここで同期確立方式は，，特
開平１−１８１３３６号及び特開昭６４−８４９２７号
公報に示されているように，通信距離を算出して送信時
間を制御する方式や，従局において，各受信バースト信
号中に含まれるユニークキーワードを検出して，この検
出タイミングに基づいてタイミングをとる方法が知られ
ている。結局，図４（ｃ）に示す様に１フレームごと離
散的にデータを受信する。移動局側のＴＤＭＡ送信機６
は，既にＴＤＭＡ受信機８で基地局１との同期が確立し
ているので，そのタイミングに同期して，所定のＴＤＭ
Ａチャンネルに送信バーストを送出する。これを図４
（ｄ）に示す。基地局側ＴＤＭＡ受信機５は，タイミン
グ発生器９のタイミングに同期して，所定のＴＤＭＡチ
ャンネルを受信することにより，移動局２からの送信バ
ーストを正しく受信できる。
器９でＴＤＭＡの基本であるフレームに同期した基地局
のタイミング信号１４を生成する。このタイミング信号
１４の波形は，図４（ａ）に示すように１フレーム１ク
ロックである。基地局側ＴＤＭＡ送信機７は，タイミン
グ信号１４に同期して，図４（ｂ）に示す様に複数のス
ロットからなる送信バースト信号を送出する。図４は１
フレームが６バースト（またはスロット）で構成された
一例，即ち，６ＴＤＭＡチャンネルの場合を示してい
る。ＴＤＭＡ方式では，この様に通信は，一つのバース
ト毎に行われる。一つのフレーム毎の一つのバースト
（またはスロット）が一つのＴＤＭＡチャンネルに対応
する。移動局のＴＤＭＡ受信機８は，１フレーム中の６
つのバーストから，受信すべきバーストを探索し，これ
に同期して，受信を行う。ここで同期確立方式は，，特
開平１−１８１３３６号及び特開昭６４−８４９２７号
公報に示されているように，通信距離を算出して送信時
間を制御する方式や，従局において，各受信バースト信
号中に含まれるユニークキーワードを検出して，この検
出タイミングに基づいてタイミングをとる方法が知られ
ている。結局，図４（ｃ）に示す様に１フレームごと離
散的にデータを受信する。移動局側のＴＤＭＡ送信機６
は，既にＴＤＭＡ受信機８で基地局１との同期が確立し
ているので，そのタイミングに同期して，所定のＴＤＭ
Ａチャンネルに送信バーストを送出する。これを図４
（ｄ）に示す。基地局側ＴＤＭＡ受信機５は，タイミン
グ発生器９のタイミングに同期して，所定のＴＤＭＡチ
ャンネルを受信することにより，移動局２からの送信バ
ーストを正しく受信できる。
【０００４】以上の様に，上り回線と下り回線が共にＴ
ＤＭＡ方式の場合は，元々，バーストを単位にして通信
が行われるので，基地局１０１と移動局１０２とのタイ
ミングの同期は簡単に確立する事ができる。
ＤＭＡ方式の場合は，元々，バーストを単位にして通信
が行われるので，基地局１０１と移動局１０２とのタイ
ミングの同期は簡単に確立する事ができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが，最近，ＴＤ
ＭＡ方式とは異なるＣＤＭＡ方式がディジタル移動無線
通信に採用されるようになった。この方式は周波数拡散
（Spread Spectrum ）技術を利用した方式である。ＴＤ
ＭＡ方式が一つのフレームを複数のスロットに分ける事
により時間領域でチャンネルを分割するのに対して，Ｃ
ＤＭＡは時間的には連続な通信方式であり，相互に相関
が無い複数の周波数拡散符号によってチャンネルの分割
をするものである。
ＭＡ方式とは異なるＣＤＭＡ方式がディジタル移動無線
通信に採用されるようになった。この方式は周波数拡散
（Spread Spectrum ）技術を利用した方式である。ＴＤ
ＭＡ方式が一つのフレームを複数のスロットに分ける事
により時間領域でチャンネルを分割するのに対して，Ｃ
ＤＭＡは時間的には連続な通信方式であり，相互に相関
が無い複数の周波数拡散符号によってチャンネルの分割
をするものである。
【０００６】このＣＤＭＡ方式は全てのチャンネルに対
応する周波数拡散符号を完全に同期して送信できる下り
回線に利用した場合，（イ）移動局側ではほぼ完全にチ
ャンネル間の干渉無く復調することが可能であること，
及び（ロ）マルチパスフェーディングに強いなどの利点
があり，極めて有効な方式である。
応する周波数拡散符号を完全に同期して送信できる下り
回線に利用した場合，（イ）移動局側ではほぼ完全にチ
ャンネル間の干渉無く復調することが可能であること，
及び（ロ）マルチパスフェーディングに強いなどの利点
があり，極めて有効な方式である。
【０００７】ところが，上り回線では，（ハ）複数の移
動局が異なる距離で基地局と通信するため，基地局での
受信電界強度に差が生じる。このために，遠方の移動局
との通信が劣化する。これを防ぐためには非常に正確な
移動局の送信電力制御が必要になること，及び（ニ）同
様に，移動局毎に基地局への伝播の到達時間が異なるの
で，周波数拡散符号の同期が取れず，複雑な復調方式が
必要になることなどの欠点がある。そこで，下り回線は
これに有効なＣＤＭＡ方式を用い，上り回線はＴＤＭＡ
方式を用いる混合型の方式が考えられる。
動局が異なる距離で基地局と通信するため，基地局での
受信電界強度に差が生じる。このために，遠方の移動局
との通信が劣化する。これを防ぐためには非常に正確な
移動局の送信電力制御が必要になること，及び（ニ）同
様に，移動局毎に基地局への伝播の到達時間が異なるの
で，周波数拡散符号の同期が取れず，複雑な復調方式が
必要になることなどの欠点がある。そこで，下り回線は
これに有効なＣＤＭＡ方式を用い，上り回線はＴＤＭＡ
方式を用いる混合型の方式が考えられる。
【０００８】ところがこの混合型方式では，「下り回線
にＣＤＭＡ方式，上り回線にＴＤＭＡ方式を用いた場
合，移動局側においてＴＤＭＡの送信バーストを送出す
るタイミングを如何に決定するか。」が問題である。な
ぜなら，バーストを通信単位としているＴＤＭＡ方式と
は異なり，ＣＤＭＡ方式は時間的に連続な通信方式のた
め，移動局でこの電波を受信してタイミングを定めるこ
とが難しいからである。
にＣＤＭＡ方式，上り回線にＴＤＭＡ方式を用いた場
合，移動局側においてＴＤＭＡの送信バーストを送出す
るタイミングを如何に決定するか。」が問題である。な
ぜなら，バーストを通信単位としているＴＤＭＡ方式と
は異なり，ＣＤＭＡ方式は時間的に連続な通信方式のた
め，移動局でこの電波を受信してタイミングを定めるこ
とが難しいからである。
【０００９】そこで，本発明の技術的課題は，下り回線
にＣＤＭＡ方式，上り回線にＴＤＭＡ方式を採用したデ
ィジタル移動無線方式においても，下り回線の伝送デー
タに何等よけいな同期信号を付加する事無く，上り回線
のＴＤＭＡのバースト送受信タイミングの同期が可能で
あるディジタル移動無線通信方式とこれに用いられる基
地局及び移動局とを提供することにある。
にＣＤＭＡ方式，上り回線にＴＤＭＡ方式を採用したデ
ィジタル移動無線方式においても，下り回線の伝送デー
タに何等よけいな同期信号を付加する事無く，上り回線
のＴＤＭＡのバースト送受信タイミングの同期が可能で
あるディジタル移動無線通信方式とこれに用いられる基
地局及び移動局とを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前述した技術的課題を解
決するため，本発明のディジタル移動無線通信方式は，
基地局と複数の移動局の各々との間を接続する無線通信
方式であって，前記基地局から前記移動局への下り回線
は符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）方式を採用し，前記移
動局から前記基地局への上り回線は時分割多元接続（Ｔ
ＤＭＡ）方式を採用した無線通信方式において，前記基
地局では下り回線のＣＤＭＡ送信機に用いる拡散符号に
同期して上り回線のＴＤＭＡ受信機でバースト受信を行
い，前記移動局では，下り回線のＣＤＭＡ受信機で用い
る逆拡散符号に同期して，上り回線のＴＤＭＡ送信機で
バースト送信を行う事を特徴としている。
決するため，本発明のディジタル移動無線通信方式は，
基地局と複数の移動局の各々との間を接続する無線通信
方式であって，前記基地局から前記移動局への下り回線
は符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）方式を採用し，前記移
動局から前記基地局への上り回線は時分割多元接続（Ｔ
ＤＭＡ）方式を採用した無線通信方式において，前記基
地局では下り回線のＣＤＭＡ送信機に用いる拡散符号に
同期して上り回線のＴＤＭＡ受信機でバースト受信を行
い，前記移動局では，下り回線のＣＤＭＡ受信機で用い
る逆拡散符号に同期して，上り回線のＴＤＭＡ送信機で
バースト送信を行う事を特徴としている。
【００１１】また，本発明の基地局は，基地局からこれ
に接続される複数の移動局の各々への下り回線には符号
分割多元接続（ＣＤＭＡ）方式を採用し，前記移動局か
ら前記基地局への上り回線には時分割多元接続（ＴＤＭ
Ａ）方式を採用したディジタル移動無線通信装置の基地
局において，タイミング信号を生成するタイミング生成
手段と，前記移動局からの送信データ信号を前記タイミ
ング信号にしたがって受信するＴＤＭＡ受信機と，前記
タイミング信号に同期して周波数拡散符号信号を生成す
る周波数拡散符号生成手段と，当該基地局からの送信デ
ータ信号を符号化して符号信号を生成する符号化手段
と，前記符号信号を前記周波数拡散符号に応じて周波数
拡散して拡散信号を生成する拡散手段と，前記拡散信号
を高周波信号に変換し前記移動局に送信する変調手段と
を有することを特徴としている。
に接続される複数の移動局の各々への下り回線には符号
分割多元接続（ＣＤＭＡ）方式を採用し，前記移動局か
ら前記基地局への上り回線には時分割多元接続（ＴＤＭ
Ａ）方式を採用したディジタル移動無線通信装置の基地
局において，タイミング信号を生成するタイミング生成
手段と，前記移動局からの送信データ信号を前記タイミ
ング信号にしたがって受信するＴＤＭＡ受信機と，前記
タイミング信号に同期して周波数拡散符号信号を生成す
る周波数拡散符号生成手段と，当該基地局からの送信デ
ータ信号を符号化して符号信号を生成する符号化手段
と，前記符号信号を前記周波数拡散符号に応じて周波数
拡散して拡散信号を生成する拡散手段と，前記拡散信号
を高周波信号に変換し前記移動局に送信する変調手段と
を有することを特徴としている。
【００１２】更に，本発明の移動局では，基地局からこ
れに接続される複数の移動局への下り回線には符号分割
多元接続（ＣＤＭＡ）方式を採用し，前記移動局から前
記基地局への上り回線には時分割多元接続（ＴＤＭＡ）
方式を採用したディジタル移動無線通信装置の移動局に
おいて，前記基地局からの高周波信号を復調して復調信
号を生成する復調手段と，タイミング信号を生成するタ
イミング抽出手段と，前記タイミング信号にしたがって
周波数逆拡散符号を生成する周波数逆拡散符号生成手段
と，前記復調信号を前記周波数逆拡散符号に応じて周波
数逆拡散して逆拡散信号を生成する逆拡散手段と，前記
逆拡散信号を復号する復号手段とを含み，前記タイミン
グ抽出手段は前記逆拡散に基づいて前記タイミング信号
を生成するものであることを特徴としている。
れに接続される複数の移動局への下り回線には符号分割
多元接続（ＣＤＭＡ）方式を採用し，前記移動局から前
記基地局への上り回線には時分割多元接続（ＴＤＭＡ）
方式を採用したディジタル移動無線通信装置の移動局に
おいて，前記基地局からの高周波信号を復調して復調信
号を生成する復調手段と，タイミング信号を生成するタ
イミング抽出手段と，前記タイミング信号にしたがって
周波数逆拡散符号を生成する周波数逆拡散符号生成手段
と，前記復調信号を前記周波数逆拡散符号に応じて周波
数逆拡散して逆拡散信号を生成する逆拡散手段と，前記
逆拡散信号を復号する復号手段とを含み，前記タイミン
グ抽出手段は前記逆拡散に基づいて前記タイミング信号
を生成するものであることを特徴としている。
【００１３】
【実施例】次に，本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【００１４】図１は，本発明の一実施例であり，図２は
そのタイミングチャート図である。図１の装置が図３の
従来例と異なるのは，基地局１（従来では１０１）のＴ
ＤＭＡ送信機７がＣＤＭＡ送信機３に，移動局２（従来
では１０２）のＴＤＭＡ受信機８がＣＤＭＡ受信機４に
置き換わっている点である。
そのタイミングチャート図である。図１の装置が図３の
従来例と異なるのは，基地局１（従来では１０１）のＴ
ＤＭＡ送信機７がＣＤＭＡ送信機３に，移動局２（従来
では１０２）のＴＤＭＡ受信機８がＣＤＭＡ受信機４に
置き換わっている点である。
【００１５】この基地局１のＣＤＭＡ送信機３は，基地
局送信データ信号３４を符号化して符号信号１６を生成
する符号化器１０と，符号信号１６を周波数拡散して拡
散信号１７をを生成する拡散器１１と，拡散信号１７を
基地局送信高周波信号１８に変換するＲＦ変調器１２
と，周波数拡散の実行に使用する拡散符号信号１５を発
生する拡散符号発生器（ＰＮ）１３とを含む。
局送信データ信号３４を符号化して符号信号１６を生成
する符号化器１０と，符号信号１６を周波数拡散して拡
散信号１７をを生成する拡散器１１と，拡散信号１７を
基地局送信高周波信号１８に変換するＲＦ変調器１２
と，周波数拡散の実行に使用する拡散符号信号１５を発
生する拡散符号発生器（ＰＮ）１３とを含む。
【００１６】一方，移動局２のＣＤＭＡ受信機４は，基
地局２から送信された基地局送信高周波信号１８に受信
に基づく移動局受信高周波信号２４を復調して復調信号
２５を生成するＲＦ復調器１９と，復調器信号２５を周
波数逆拡散して逆拡散信号２６を生成する逆拡散器２０
と，逆拡散信号２６を復号して移動局の受信データ信号
２６を生成する復号器２２と，逆拡散の実行に使用する
逆拡散符号信号２７を発生するための逆拡散符号発生器
（ＰＮ）２１と，逆拡散信号２６を観測し，逆拡散符号
発生器２１の動作タイミングを最適にするための移動局
タイミング信号２８を出力するタイミング抽出回路２３
とからなる。
地局２から送信された基地局送信高周波信号１８に受信
に基づく移動局受信高周波信号２４を復調して復調信号
２５を生成するＲＦ復調器１９と，復調器信号２５を周
波数逆拡散して逆拡散信号２６を生成する逆拡散器２０
と，逆拡散信号２６を復号して移動局の受信データ信号
２６を生成する復号器２２と，逆拡散の実行に使用する
逆拡散符号信号２７を発生するための逆拡散符号発生器
（ＰＮ）２１と，逆拡散信号２６を観測し，逆拡散符号
発生器２１の動作タイミングを最適にするための移動局
タイミング信号２８を出力するタイミング抽出回路２３
とからなる。
【００１７】次に，図１のディジタル移動無線装置の動
作について説明する。
作について説明する。
【００１８】基地局においては，基地局送信データ信号
３４は，ＣＤＭＡ送信機３の符号化器１０に入力され符
号化されて符号信号１６として出力される。この基地局
１のタイミング発生器９は，基地局タイミング信号１４
を生成する。この基地局タイミング信号を図２（ａ）に
示す。このタイミング信号１４は，送信機の拡散符号発
生器（ＰＮ）１３に入力する。拡散符号発生器（ＰＮ）
１３では，このタイミング信号１４に基づいて，図２
（ｂ）で示すような，周期的拡散符号信号１５が生成す
る。
３４は，ＣＤＭＡ送信機３の符号化器１０に入力され符
号化されて符号信号１６として出力される。この基地局
１のタイミング発生器９は，基地局タイミング信号１４
を生成する。この基地局タイミング信号を図２（ａ）に
示す。このタイミング信号１４は，送信機の拡散符号発
生器（ＰＮ）１３に入力する。拡散符号発生器（ＰＮ）
１３では，このタイミング信号１４に基づいて，図２
（ｂ）で示すような，周期的拡散符号信号１５が生成す
る。
【００１９】符号化器１０からの符号信号１６は拡散器
１１に入力され，拡散符号信号１５により，拡散信号１
７となる。拡散符号１７は，ＲＦ変調器１２を介して基
地局送信高周波信号１８となって送出される。この基地
局送信高周は信号１８は，図２（ｃ）で示されるよう
に，周期性の無い連続電波になる。
１１に入力され，拡散符号信号１５により，拡散信号１
７となる。拡散符号１７は，ＲＦ変調器１２を介して基
地局送信高周波信号１８となって送出される。この基地
局送信高周は信号１８は，図２（ｃ）で示されるよう
に，周期性の無い連続電波になる。
【００２０】一方，移動局２では，この基地局送信高周
波信号１８を受信信号２４として受信し，ＲＦ復調器１
９によって復調し，復調信号として逆拡散器２０に入力
する。逆拡散器２０では，逆拡散符号発生器（ＰＮ）２
１からの逆拡散符号信号２７に基づいて，逆拡散が実行
される。逆拡散信号２６は復号器２２にて，復号化され
移動局受信データ信号２９として出力される。
波信号１８を受信信号２４として受信し，ＲＦ復調器１
９によって復調し，復調信号として逆拡散器２０に入力
する。逆拡散器２０では，逆拡散符号発生器（ＰＮ）２
１からの逆拡散符号信号２７に基づいて，逆拡散が実行
される。逆拡散信号２６は復号器２２にて，復号化され
移動局受信データ信号２９として出力される。
【００２１】ここで，逆拡散器２０の逆拡散信号２６の
一部は，タイミング抽出回路２３に入力して，逆拡散発
生器（ＰＮ）２１の動作タイミングを最適にする移動局
タイミング信号２８となり，逆拡散符号発生器２１に入
力される。この移動局タイミング信号２８は，図２
（ｅ）に示されている。
一部は，タイミング抽出回路２３に入力して，逆拡散発
生器（ＰＮ）２１の動作タイミングを最適にする移動局
タイミング信号２８となり，逆拡散符号発生器２１に入
力される。この移動局タイミング信号２８は，図２
（ｅ）に示されている。
【００２２】逆拡散符号発生器２１は，移動局タイミン
グ信号２８に基づいて逆拡散信号２７を，逆拡散器２０
に出力する。この逆拡散符号信号２７は図２（ｄ）で示
すように基地局１の送信機３内で生成される拡散符号１
５を伝搬遅延時間ｄだけ送らせた信号になる。また，移
動局タイミング信号２８は，ＴＤＭＡ送信機６に入力す
る。このタイミング信号２８をもとにして，移動局１の
ＴＤＭＡ送信機６を動作し，移動局１から，図２（ｆ）
で示すようにバースト状に移動局送信高周波信号３１を
送出する。基地局１は基地局のタイミング信号１４をも
とに，基地局１のＴＤＭＡ受信機５でこれを基地局受信
高周波信号３２として受信し，基地局受信データ信号３
３として出力される。尚，基地局受信データ信号３３は
図２（ｇ）で示される。
グ信号２８に基づいて逆拡散信号２７を，逆拡散器２０
に出力する。この逆拡散符号信号２７は図２（ｄ）で示
すように基地局１の送信機３内で生成される拡散符号１
５を伝搬遅延時間ｄだけ送らせた信号になる。また，移
動局タイミング信号２８は，ＴＤＭＡ送信機６に入力す
る。このタイミング信号２８をもとにして，移動局１の
ＴＤＭＡ送信機６を動作し，移動局１から，図２（ｆ）
で示すようにバースト状に移動局送信高周波信号３１を
送出する。基地局１は基地局のタイミング信号１４をも
とに，基地局１のＴＤＭＡ受信機５でこれを基地局受信
高周波信号３２として受信し，基地局受信データ信号３
３として出力される。尚，基地局受信データ信号３３は
図２（ｇ）で示される。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように，本発明
によれば，下り回線にＣＤＭＡ方式，上り回線にＴＤＭ
Ａ方式を採用したディジタル移動無線通信方式において
も，下り回線の伝送データに何等よけいな同期信号を付
加する事無く，上り回線のＴＤＭＡのバースト送受信タ
イミングの同期をとることが可能である。
によれば，下り回線にＣＤＭＡ方式，上り回線にＴＤＭ
Ａ方式を採用したディジタル移動無線通信方式において
も，下り回線の伝送データに何等よけいな同期信号を付
加する事無く，上り回線のＴＤＭＡのバースト送受信タ
イミングの同期をとることが可能である。
【図１】本発明の一実施例に係るディジタル移動無線通
信方式を示すブロック図である。
信方式を示すブロック図である。
【図２】図１のディジタル移動無線通信方式のタイミン
グ図である。
グ図である。
【図３】従来のディジタル移動無線通信方式の一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図４】図３のディジタル移動無線通信方式の上り回線
と下り回線が共にＴＤＭＡ方式の場合のタイミング図で
ある。
と下り回線が共にＴＤＭＡ方式の場合のタイミング図で
ある。
１ 基地局 ２ 移動局 ３ ＣＤＭＡ送信機 ４ ＣＤＭＡ受信機 ５ ＴＤＭＡ受信機 ６ ＴＤＭＡ送信機 ７ ＴＤＭＡ送信機 ８ ＴＤＭＡ受信機 ９ タイミング発生器 １０ 符号化器 １１ 拡散器 １２ ＲＦ変調器 １３ 拡散符号発生器（ＰＮ） １９ ＲＦ復調器 ２０ 逆拡散器 ２１ 逆拡散符号発生器（ＰＮ） ２２ 復号器 ２３ タイミング抽出回路 １０１ 基地局 １０２ 移動局
Claims (3)
- 【請求項１】 基地局と複数の移動局の各々との間を接
続する無線通信方式であって，前記基地局から前記移動
局への下り回線は符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）方式を
採用し，前記移動局から前記基地局への上り回線は時分
割多元接続（ＴＤＭＡ）方式を採用した無線通信方式に
おいて， 前記基地局では下り回線のＣＤＭＡ送信機に用いる拡散
符号に同期して上り回線のＴＤＭＡ受信機でバースト受
信を行い， 前記移動局では，下り回線のＣＤＭＡ受信機で用いる逆
拡散符号に同期して，上り回線のＴＤＭＡ送信機でバー
スト送信を行う事を特徴とするディジタル移動無線通信
方式。 - 【請求項２】 基地局からこれに接続される複数の移動
局の各々への下り回線には符号分割多元接続（ＣＤＭ
Ａ）方式を採用し，前記移動局から前記基地局への上り
回線には時分割多元接続（ＴＤＭＡ）方式を採用したデ
ィジタル移動無線通信装置の基地局において， タイミング信号を生成するタイミング生成手段と， 前記移動局からの送信データ信号を前記タイミング信号
にしたがって受信するＴＤＭＡ受信機と， 前記タイミング信号に同期して周波数拡散符号信号を生
成する周波数拡散符号生成手段と， 当該基地局からの送信データ信号を符号化して符号信号
を生成する符号化手段と， 前記符号信号を前記周波数拡散符号に応じて周波数拡散
して拡散信号を生成する拡散手段と， 前記拡散信号を高周波信号に変換し前記移動局に送信す
る変調手段とを有することを特徴とする基地局。 - 【請求項３】 基地局からこれに接続される複数の移動
局への下り回線には符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）方式
を採用し，前記移動局から前記基地局への上り回線には
時分割多元接続（ＴＤＭＡ）方式を採用したディジタル
移動無線通信装置の移動局において， 前記基地局からの高周波信号を復調して復調信号を生成
する復調手段と， タイミング信号を生成するタイミング抽出手段と， 前記タイミング信号にしたがって周波数逆拡散符号を生
成する周波数逆拡散符号生成手段と， 前記復調信号を前記周波数逆拡散符号に応じて周波数逆
拡散して逆拡散信号を生成する逆拡散手段と， 前記逆拡散信号を復号する復号手段とを含み， 前記タイミング抽出手段は前記逆拡散に基づいて前記タ
イミング信号を生成するものであることを特徴とする移
動局。
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