JPH06997U - 車両用艤装部材のスイッチカバー構造 - Google Patents
車両用艤装部材のスイッチカバー構造Info
- Publication number
- JPH06997U JPH06997U JP4671992U JP4671992U JPH06997U JP H06997 U JPH06997 U JP H06997U JP 4671992 U JP4671992 U JP 4671992U JP 4671992 U JP4671992 U JP 4671992U JP H06997 U JPH06997 U JP H06997U
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- base plate
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】車両用艤装部材のスイッチ組付け用凹部のスペ
ースを有効に利用する。 【構成】車両用艤装部材1のスイッチ組付け用凹部2の
内壁面3に設けられたスイッチ取付孔4に差込まれて係
脱可能に結合する係止脚14を有するベースレート12
と、ベースプレート12の表面側に小物入れ用の収納室
18を隔てて形成されかつ凹部2の開口部を塞ぐカバー
プレート22と、を備えている。
ースを有効に利用する。 【構成】車両用艤装部材1のスイッチ組付け用凹部2の
内壁面3に設けられたスイッチ取付孔4に差込まれて係
脱可能に結合する係止脚14を有するベースレート12
と、ベースプレート12の表面側に小物入れ用の収納室
18を隔てて形成されかつ凹部2の開口部を塞ぐカバー
プレート22と、を備えている。
Description
【0001】
この考案は車両用艤装部材のスイッチカバー構造に関するものである。
【0002】
従来、図11に示すように、車両用艤装部材としてのインストルメントパネル 1に対し、標準設定、オプション設定の各種スイッチ7がそれぞれ組付けられる 複数個のスイッチ組付け用凹部が形成され、オプション設定のスイッチが必要な い場合には、そのスイッチ組付け用凹部がスイッチカバー11´によって塞がれ るものがある。 また、この種のスイッチカバー11´は、図12に示すように、平板状のカバ ープレート22´の背面に係止脚14´が突設されたもので、スイッチ組付け用 凹部の内壁面に設けられたスイッチ取付孔に係止脚14´が差込まれて係合する ことで、スイッチ組付け用凹部の開口部がカバープレート22´によって塞がれ るようになっている。
【0003】
ところで、前記した従来のスイッチカバー11´においては、スイッチ組付け 用凹部の開口部を塞ぐ機能を有するのみであり、スイッチ組付け用凹部のスペー スが有効に利用されていなかった。 この考案の目的は、前記した従来の問題点に鑑み、スイッチ組付け用凹部のス ペースを有効に利用することができる車両用艤装部材のスイッチカバー構造を提 供することである。
【0004】
前記目的を達成するために、この考案は、車両用艤装部材のスイッチ組付け用 凹部の内壁面に設けられたスイッチ取付孔に差込まれて係脱可能に係合する係止 脚を有するベースプレートと、 前記ベースプレートの表面側に小物入れ用の収納室を隔てて形成されかつ前記 凹部の開口部を塞ぐカバープレートと、を備えている。
【0005】
前記したように構成される車両艤装部材のスイッチカバー構造において、スイ ッチ組付け用凹部のスイッチ取付孔にベースプレートの係止脚が差込まれて係合 されることで、前記ベースプレートの表面側に収納室を隔てて形成されたカバー プレートによってスイッチ組付け用凹部の開口部が塞がれる。 また、前記収納室にはコイン等の小物が収納される。
【0006】
(実施例1) この考案の実施例1を図1〜図3にしたがって説明する。 図1と図2において、車両艤装部材としてのインストルメントパネル1に形成 されたスイッチ組付け用凹部2の開口部を塞ぐスイッチカバー11は、ベースプ レート12とカバープレート22とを一体に備えている。
【0007】 ベースプレート12は、スイッチ組付け用凹部2の内壁面3に平行する平板状 に形成され、その背面の上下、左右計4箇所には、凹部2の内壁面3に貫設され たスイッチ取付孔4と係脱可能に係合する係止爪13を先端部に有する係止脚1 4がそれぞれ突設されている。さらに、ベースプレート12の背面には、凹部2 の内壁面3と当接する当接片15が係止脚14と干渉することがないように十字 状をなして突設されている。
【0008】 ベースプレート12の表面側には、その下端部と略中央高さ位置において底板1 6と中間板17とがそれぞれ水平に張出されている。
【0009】 前記凹部2の開口部を塞ぐカバープレート22は、その背面が前記カバープレ ート12の上端部と中間板17及び底板16の各先端部とにそれぞれ結合された 状態で一体に形成されている。そして、ベースプレート12の底板16,中間板 17及びカバープレート22によって囲まれかつ側方が開口された空間部をコイ ンのような小物を収納するための収納室18としている。
【0010】 また、この実施例1では、前記収納室18の中央部に位置して補強を兼ねる上 下方向の仕切壁19がベースプレート12とカバープレート22との相互に結合 されて設けられている。 さらに、カバープレート22の表面上部には、スイッ チ組付け用凹部2に対しスイッチカバー11を手前側へ引張して取外すためのノ ブ23が突設されている。
【0011】 この実施例1は上述したように構成される。したがって、インストルメントパ ネル1のスイッチ組付け用凹部2に対しスイッチカバー11を押込み動作し、そ のベースプレート12の各係止脚14を前記凹部2の内壁面3の各スイッチ取付 孔4に差込むことで、各係止脚14先端の係止爪13が各スイッチ取付孔4と係 合し、これによって、前記凹部2にスイッチカバー11が装着される。
【0012】 前記凹部2にスイッチカバー11が装着された状態において、凹部2の開口部 はスイッチカバー11のカバープレート12によって塞がれる。 また、スイッチカバー11の収納室18には、図2に示すようにコイン等の小 物5が収納される。 このように、スイッチカバー11にコイン等の小物5を収納する収納室18を 形成することで、スイッチ組付け用凹部2のスペースを有効利用することができ る。
【0013】 (実施例2) 次に、この考案の実施例2を図4〜図7にしたがって説明する。図5に示すよ うに、この実施例2のスイッチカバー11は、そのベースプレート12の背面に 実施例1とほぼ同様にして係止脚14が突設される。
【0014】 ベースプレート12の背面中央部の上下部には、スペアキー6の頭部を保持す る一対のホルダ片20と同スペアキー6のキー部分の一側面を当接支持する上下 方向のリブ21とがそれぞれ形成される。また、ベースプレート12の背面には 、図5と図6に示すように、前記一対のホルダ片20に向けてスペアキー6の頭 部を押圧する押圧片25が切込み溝26によって形成されている。
【0015】 また、ベースプレート12とカバープレート22との両側にはこれら両プレー ト間に形成された収納室18の両側部を閉じる両側板27がそれぞれ形成されて おり、これら両側板27のうち、一方の側板は、開閉側板28とされ、ベースプ レート12の一側縁に薄肉状のヒンジによって開閉可能に結合されている。
【0016】 さらに、図4に示すように開閉側板28の下端部には、該側板28を閉じ位置 に係脱可能に保持するための弾性変形可能な閉止片29が突設されている。この 閉止片29の先端部上面には開閉側板28を閉じたときに底板16に形成された ロック孔16aと係脱可能に保持する凸部29aが形成されるとともに、同閉止 片29の先端部には操作用のつまみ29bが下向き傾斜状に延出されている。
【0017】 その他の部分は実施例1とほぼ同様に構成されるため、同一部分に対し同一付 等を付記してその説明は省略する。
【0018】 したがって、この実施例2のスイッチカバー22においては、スペアキー6を 保持することができる他、スイッチ組付用凹部2からスイッチカバー11を取外 したときに、収納室18が開閉側板28によって閉じられるため、その収納室1 8に収納されたコイン等の小物5が不測に落下することが防止される。
【0019】 (実施例3) 次に、この考案の実施例3を図8〜図10にしたがって説明する。 この実施例3のスイッチカバー11は、そのベースプレート12の背面に実施 例1とほぼ同様にして係止脚14と当接片15とがそれぞれ突設される。
【0020】 ベースプレート12の表面には、図8に示すように左右の両側板27と、底板 16と、中間板17と、上板17aとがそれぞれ形成され、これら各板によって 前方開口にする上下2段の収納室18,18aがそれぞれ形成されている。 また、底板16の先端部には、薄肉のヒンジ片によってカバープレート22が 開閉可能に結合されている。
【0021】 カバープレート22の内側面の自由端寄りには左右の両閉止片30がそれぞれ 突設されており、これら閉止片30には、カバープレート22が閉じられたとき に、両側板27の上部に形成されたロック孔31と係脱可能に係合する半球状の 突起30aが突設されている。
【0022】 さらに、カバープレート22には図9に示すように上側の収納室18aにもコ イン等の小物5が収納されるように、表面側に突出する膨出部22aが形成され ている。この膨出部22aは、カバープレート22を開放するときのノブを兼用 するものであって、その上面には、すべり止め用の凹凸面が形成されている。
【0023】 したがって、この実施例3においても、実施例1とほぼ同様にしてインストル メントパネル1のスイッチ組付け用凹部2に対し、スイッチカバー11を押込み 動作し、その各係止脚14を凹部2のスイッチ取付孔4に差込むことで、前記凹 部2にスイッチカバー11が装着される。
【0024】 さらに、この実施例3においては、上下2段の各収納室18,18aに対しコ イン等の小物5をそれぞれ別個に収納することができる。しかも、各収納室18 ,18aに対し、小物5を取出したり収納するときには、スイッチ組付け用凹部 2からスイッチカバー11を取外すことなく、カバープレート22を開閉するこ とで、小物5の取出しや収納が容易に行なわれる。
【0025】
【考案の効果】 以上述べたように、この考案によれば、スイッチ組付け用凹部の開口部を塞ぐ スイッチカバーとしての本来のカバー機能の他、コイン等の小物を収納する機能 をもたせることができ、スイッチ組付け用凹部のスペースを有効利用することが できる。
【図1】この考案の実施例1のスイッチカバーを示す斜
視図である。
視図である。
【図2】同じく縦断面図である。
【図3】同じく横断面図である。
【図4】この考案の実施例2のスイッチカバーを正面側
から示す斜視図である。
から示す斜視図である。
【図5】同じく背面側から示す斜視図である。
【図6】同じく縦断面図である。
【図7】同じく横断面図である。
【図8】この考案の実施例3のスイッチカバーを示す斜
視図である。
視図である。
【図9】同じく縦断面図である。
【図10】同じく横断面図である。
【図11】各種のスイッチ類が配列されたインストルメ
ントパネルを示す斜視図である。
ントパネルを示す斜視図である。
【図12】従来のスイッチカバーを示す斜視図である。
1 インストルメントパネル(車両用艤装部材) 2 スイッチ組付け用凹部 3 内壁面 4 スイッチ取付孔 5 小物 11 スイッチカバー 12 ベースプレート 14 係止脚 18 収納室 22 カバープレート
Claims (1)
- 【請求項1】 車両用艤装部材のスイッチ組付け用凹部
の内壁面に設けられたスイッチ取付孔に差込まれて係脱
可能に係合する係止脚を有するベースプレートと、 前記ベースプレートの表面側に小物入れ用の収納室を隔
てて形成されかつ前記凹部の開口部を塞ぐカバープレー
トと、を備えていることを特徴とする車両用艤装部材の
スイッチカバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4671992U JPH06997U (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 車両用艤装部材のスイッチカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4671992U JPH06997U (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 車両用艤装部材のスイッチカバー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06997U true JPH06997U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12755153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4671992U Pending JPH06997U (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 車両用艤装部材のスイッチカバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06997U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100981325B1 (ko) * | 2008-10-06 | 2010-09-10 | 콘티넨탈 오토모티브 일렉트로닉스 유한회사 | 차량용 클러스터의 소음저감구조 |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP4671992U patent/JPH06997U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100981325B1 (ko) * | 2008-10-06 | 2010-09-10 | 콘티넨탈 오토모티브 일렉트로닉스 유한회사 | 차량용 클러스터의 소음저감구조 |
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