JPH0699769A - シート上下位置調整装置 - Google Patents

シート上下位置調整装置

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JPH0699769A
JPH0699769A JP4249323A JP24932392A JPH0699769A JP H0699769 A JPH0699769 A JP H0699769A JP 4249323 A JP4249323 A JP 4249323A JP 24932392 A JP24932392 A JP 24932392A JP H0699769 A JPH0699769 A JP H0699769A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動ギヤの固定ギヤに対する回動動作に加わ
る遊星運動作用による径方向の揺動動作を吸収すると共
に可動ギヤと固定ギヤ間の噛合部分におけるバツクラツ
シユを小さくして且つその噛合部分における噛合状態を
常に適性な状態に保つことのできる有効なシート上下位
置調整装置を提供すること。 【構成】 固定ギヤ(72)と可動ギヤ(73)との間
に中間ギヤ(74)を設けると共に中間ギヤ(74)を
支持する支持軸(71)の偏心軸部(71c)をテーパ
形状とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、シート上下位置調整装
置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のシート上下位置調整装置
としては、特開昭63−90452号公報に示されるも
のが知られている。これは、シートクツシヨン側に固定
され内歯を有する可動ギヤ,フロア側に固定され可動ギ
ヤの内歯と少なくとも一歯以上異なる歯数で且つ可動ギ
ヤの内歯と噛合する外歯を有する固定ギヤ及びフロア側
に回転自在に支持され可動ギヤを支持する正心軸部及び
固定ギヤを支持する偏心軸部を有する支持軸を有し、支
持軸を回転させることにより内歯と外歯の噛合による遊
星運動作用を利用して可動ギヤを固定ギヤに対して回動
させ、これにより、シートクツシヨンをフロアに対して
上下動させるものであつた。
【0004】しかし、上記した従来装置であると、固定
ギヤの外歯と可動ギヤの内歯とが直接噛合する遊星運動
作用を利用しているため、可動ギヤの固定ギヤに対する
回動動作に遊星運動作用によつて生じる径方向の揺動動
作が加わり、この揺動動作によつてシートクツシヨンの
上下動を不自然なものとなり、着座者に不快感を与える
恐れがある。又、可動ギヤの内歯と固定ギヤの外歯との
噛合を円滑なものとするための外歯及び内歯間のバツク
ラツシユによつて可動ギヤ及び固定ギヤ間にガタが発生
し、このガタによつて着座者に不快感を与える恐れがあ
る。
【0005】これらの問題点を解決するために、特開昭
56−14890号公報に示されるように、少なくとも
1歯以上異なる端数の内歯が夫々形成された固定ギヤ及
び可動ギヤを支持軸の第1及び第2正心軸部に支持する
と共に固定ギヤ及び可動ギヤの内歯と少なくとも1歯以
上異なる歯数で固定ギヤ及び可動ギヤの内歯と噛合する
外歯が形成された中間ギヤを支持軸の偏心軸部に支持
し、この中間ギヤによつて、支持軸の回転操作による可
動ギヤの固定ギヤに対する回動動作に加わる遊星運動作
用による径方向の揺動動作を吸収する技術や、欧州特許
第0048294号公報に示されるように、固定ギヤを
支持する支持軸の偏心軸部をテーパ形状とすると共に固
定ギヤの偏心軸部に対する支持が強固となるように支持
部材を付勢する付勢部材を有し、可動ギヤの内歯と固定
ギヤの外歯との噛合が強固なものとなつた場合には噛合
部分に生じる作用力によつて支持軸を付勢部材の付勢力
に抗して軸方向に移動させて固定ギヤの偏心軸部に対す
る支持を緩め、その分だけ可動ギヤが支持軸と共に径方
向に移動することにより、噛合距離を調整し、これによ
り、可動ギヤの内歯と固定ギヤの外歯との間のバツクラ
ツシユを極力小さくして且つ固定ギヤの外歯と可動ギヤ
の内歯との噛合を常に適性な状態に保たせる技術が知ら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、可動ギヤの固
定ギヤに対する回動動作に加わる遊星運動作用による径
方向の揺動動作を吸収すると共に可動ギヤと固定ギヤ間
の噛合部分におけるバツクラツシユを小さくして且つそ
の噛合部分における噛合状態を常に適性な状態に保つこ
とのできる有効なシート上下位置調整装置は、いまだに
提案されていない。
【0007】故に、本発明は、前述した有効なシート上
下位置調整装置を提供することを、その技術的課題とす
る。
【0008】
【発明の構成】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、フロア側
に軸方向に移動自在且つ回転自在に支持され円筒形状の
第1及び第2正心軸部及びテーパ形状の偏心軸部を有す
る支持軸と、該支持軸の第1正心軸部に支持され且つフ
ロア側に固定された内歯を有する固定ギヤと、前記支持
軸の第2正心軸部に支持され且つシートクツシヨン側に
連係され前記固定ギヤの内歯と少なくとも1歯以上異な
る歯数の内歯を有する可動ギヤと、前記支持軸の偏心軸
部に支持され前記固定ギヤ及び前記可動ギヤの内歯と少
なくとも1歯以上異なる歯数で且つ前記固定ギヤ及び前
記可動ギヤの内歯と噛合する外歯を有する中間ギヤと、
前記中間ギヤの前記偏心軸部に対する支持が強固となる
方向に前記支持軸を付勢する付勢部材とを有したことで
ある。
【0010】
【作用】本発明によれば、中間ギヤによつて可動ギヤの
回動動作に加わる遊星運動作用による径方向の揺動動作
が吸収される。又、支持軸に形成されたテーパ形状の偏
心軸部によつて支持軸の付勢部材に抗する軸方向の移動
に合わせて中間ギヤが径方向に移動して噛合距離を調整
し、これにより、固定ギヤと可動ギヤとの間の噛合部分
におけるバツクラツシユを小さくしたとしてもその噛合
部分における噛合状態が常に適性な状態に保たれる。こ
の結果、可動ギヤの固定ギヤに対する回動動作に加わる
遊星運動作用による径方向の揺動動作を吸収すると共に
可動ギヤと固定ギヤ間の噛合部分におけるバツクラツシ
ユを小さくして且つその噛合部分における噛合状態を常
に適性な状態に保つことのできる有効なシート上下位置
調整装置が提供され得る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0012】図1に示されるように、シートのシートク
ツシヨンを構成するクツシヨンフレーム1はフロントバ
ーチカル機構2及びリヤバーチカル機構3を介してフロ
アに固定されるスライド機構の一部を構成するロアアー
ム4に上下動可能に支持される。クツシヨンフレーム1
はフロントバーチカル機構2の作動によつてフロント部
分が上下動し、リヤバーチカル機構3の作動によつてリ
ヤ部分が上下動する。
【0013】フロントバーチカル機構2はロアアーム4
に配設された作動機構5及び一端が作動機構の出力側に
連結され且つ他端がクツシヨンフレーム1のフロント部
分に連結されたリンク6から構成されている。又、リヤ
バーチカル機構3はロアアーム4に配設された作動機構
7,ロアアーム4に回動自在に支持され一端がクツシヨ
ンフレーム1のリヤ部分に連結されたベルクランク8及
び作動機構7の出力側とベルクランク8の他端とを連結
するリンク9とから構成されている。
【0014】作動機構7について説明する。尚、作動機
構5は作動機構7と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0015】図2ないし図5に示されるように、作動機
構7は、支持軸71,固定ギヤ72,可動ギヤ73及び
中間ギヤ74とから構成されている。
【0016】支持軸71は、円筒形状の第1正心軸部7
1a,第1正心軸部71aと同一中心軸線の円筒形状を
呈する第2正心軸部71b,第1正心軸部71aと第2
正心軸部71bとの間に形成され第1及び第2正心軸部
71a,71bの中心軸線に対して所定量偏心したテー
パ形状を呈する偏心軸部71c及び第1及び第2正心軸
部71a,71bと同一中心軸線の二面幅形状を呈する
軸部71dが夫々形成されている。第2正心軸部71b
回りにはロアアーム4に支持されたブツシユ75が配設
されており、支持軸71はブツシユ75を介してロアア
ーム4に回転自在且つ軸方向に移動自在に支持されてい
る。つまり、第1及び第2正心軸部71a,71b及び
軸部71dは支持軸71の回転軸線を中心として形成さ
れ偏心軸部71cは支持軸71の回転軸線に対して偏心
して形成されることとなる。
【0017】固定ギヤ72は、支持軸71の第1正心軸
部71aに軸受79を介して支持されており、ロアアー
ム4に固定されている。この固定ギヤ72には押し出し
成形によつて第1正心軸71aと同一中心軸線の内歯7
2aが形成されている。
【0018】可動ギヤ74は、支持軸71の第2正心軸
部71bにブツシユ75を介して支持されており、作動
機構7の出力側となつてリンク9の他端に連結されてい
る。
【0019】この可動ギヤ73には押し出し成形によつ
て第2正心軸部71bと同一中心軸線で且つ固定ギヤ7
2の内歯72aと1歯以上歯数の異なる内歯73aが形
成されている。
【0020】中間ギヤ74は、支持軸71の偏心軸部7
1cに支持されている。この中間ギヤ73には固定ギヤ
72及び可動ギヤ73の内歯72a,73aと噛合し且
つ内歯72a,73aより1歯以上歯数の少ない外歯7
4aが形成されている。
【0021】軸部71dにはピニオンギヤ及びモータか
ら構成される駆動機構76に連結された歯車77が固着
されている。又、支持軸71回りには一端がブツシユ7
5に係止され且つ他端が歯車77に係止された皿バネ7
8が配設されており、支持軸71は皿バネ78の付勢力
によつて中間ギヤ74の偏心軸部71cに対する支持が
強固となる方向(図2示右方向)に常時移動付勢されて
いる。尚、この皿バネの78の付勢力は、固定ギヤ72
及び可動ギヤ73の内歯72a,73aと中間ギヤ74
の外歯74aとの噛合が必要以上に強固とならない程度
に中間ギヤ74を偏心軸部71cに対して支持する程度
のものである(偏心軸部71cと中間ギヤ74との間に
所定の間隙が形成される)。
【0022】次にリヤバーチカル機構3の作動について
説明する。
【0023】駆動機構76を作動させ、歯車77を介し
て支持軸71を回転操作すると、偏心軸部71cによつ
て中間ギヤ74が外歯74aと内歯72a,73aとを
噛合させならが固定ギヤ72及び可動ギヤ73に対して
遊星運動する。この中間ギヤ74の遊星運動作用によつ
て固定ギヤ72の内歯72a,可動ギヤ73の内歯73
b及び中間ギヤ74の外歯74aの歯数が夫々異なるこ
とから可動ギヤ73が固定ギヤ74に対して支持軸71
の回転操作毎にその歯数差分だけ回動する。この可動ギ
ヤ73の回動によつてリンク9を介してベルクランク8
が回動し、これにより、クツシヨンフレーム1のリヤ部
分つまりシートクツシヨンのリヤ部分が上下動する。
【0024】前述した可動ギヤ73の回動の際、遊星運
動作用による径方向の揺動は中間ギヤ72のみに生じ
る。つまり、この径方向の揺動動作は中間ギヤ74によ
つて吸収され可動ギヤ73には加わらないこととなる。
【0025】前述した固定ギヤ72及び可動ギヤ73の
内歯72a,73aと中間ギヤ74の外歯74aとの噛
合していく際、その噛合が強固なものとなつた場合、噛
合部分に生じる作用力によつて支持軸71が皿バネ78
の付勢力に抗して軸方向(図2示左方向)に移動して、
偏心軸部71cのテーパ形状によつて中間ギヤ74と偏
心軸部71cとの間の支持が緩み、その分だけ中間ギヤ
74のみが径方向に移動する。つまり、内歯72a,7
3aと外歯74aとの噛合距離が調整されることによ
り、固定ギヤ72及び可動ギヤ73の内歯72a,73
aと中間ギヤ74の外歯74aとの噛合状態が常に適性
な状態に保たれることとなる。又、この噛合距離の調整
は、中間ギヤ74のみの移動によつて行われる。つま
り、可動ギヤ74の移動動作に径方向の移動動作が加わ
らないこととなる。
【0026】次にフロントバーチカル機構5の作動につ
いて説明する。
【0027】前述したリヤバーチカル機構7の作動と同
様に駆動機構を作動させて支持軸51を回転操作する
と、可動ギヤ53が固定ギヤ52に対して回動する。こ
れにより、リンク6を介してクツシヨンフレーム1のフ
ロント部分つまりシートクツシヨンのリヤ部分が上下動
する。この際、可動ギヤ53の固定ギヤ52に対する回
動及び固定ギヤ52と可動ギヤ53との間の噛合部分に
生じる動作は、前述したリヤバーチカル機構7での動作
と同様である。
【0028】上記したように、中間ギヤ74によつて遊
星運動動作により生じる径方向の揺動動作が吸収され、
可動ギヤ73の回動動作に揺動動作が加わらない。よつ
て、シートクツシヨンの上下動がスムーズなものとな
り、揺動動作によつて着座者に与えられる不快感が解消
される。又、支持軸71の軸方向の移動による中間ギヤ
74の径方向の移動動作により固定ギヤ72及び可動ギ
ヤ73の内歯72a,73aと中間ギヤ74の外歯74
aとの噛合距離が調整され、その噛合状態が常に適性な
状態に保たれる。これにより、内歯72a,73aと外
歯74aとのバツクラツシユを極力小さくすることがで
き、バツクラツシユによつて生じるシートクツシヨンの
ガタを小さくされる。よつて、ガタにより着座者に与え
られる不快感が解消されると共に内歯72a,73aと
外歯74aとの噛合が強固となることによつて支持軸7
1の操作性が悪化することも解消される。更に、内歯7
2a,73aと外歯74aとの噛合距離の調整は、中間
ギヤ74のみの径方向の移動動作によつて行われ、可動
ギヤ73には何ら移動動作が加わらない。よつて、シー
トクツシヨンの上下動がスムーズなものとなり、揺動動
作によつて着座者に与えられる不快感がより解消され
る。その上、可動ギヤ73はロアアーム4に支持された
ブツシユ75を介して支持軸71の第2正心軸部71b
に支持されているので、可動ギヤ73に負荷が加わつた
としても、その負荷は支持軸71に入力されず、直接ロ
アアーム4に入力される。よつて、支持軸71の操作性
が悪化することがより解消される。
【0029】
【発明の効果】本発明では、中間ギヤによつて可動ギヤ
の回動動作に加わる遊星運動作用による径方向の揺動動
作が吸収される。又、支持軸に形成されたテーパ形状の
偏心軸部によつて支持軸の付勢部材に抗する軸方向の移
動に合わせて中間ギヤが径方向に移動して噛合距離を調
整し、これにより、固定ギヤと可動ギヤとの間の噛合部
分におけるバツクラツシユを小さくしたとしてもその噛
合部分における噛合状態が常に適性な状態に保たれる。
この結果、可動ギヤの固定ギヤに対する回動動作に加わ
る遊星運動作用による径方向の揺動動作を吸収すると共
に可動ギヤと固定ギヤ間の噛合部分におけるバツクラツ
シユを小さくして且つその噛合部分における噛合状態を
常に適性な状態に保つことのできる有効なシート上下位
置調整装置を提供することができる。
【0030】更に、中間ギヤの径方向の揺動動作及び径
方向の移動動作による不自然な動作やバツクラツシユを
小さくことによるガタ等がシートクツシヨン側に加わら
ず、これにより、着座者に与えられる不快感を解消する
ことができる。
【0031】又、中間ギヤの径方向の移動動作によつて
固定ギヤと可動ギヤとの間の噛合部分における噛合状態
が常に適性が状態に保たれること及び可動ギヤがフロア
側に支持された介挿部材を介して支持軸に支持されてい
ることによつて可動ギヤに加わる負荷が支持軸に入力さ
れないことから、支持軸のスムーズな操作性を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート上下位置調整装置の平面図
である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明に係るシート上下位置調整装置の図1の
分解斜視図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 クツシヨンフレーム(フロア側) 4 ロアアーム(フロア側) 71 支持軸 72 固定ギヤ 73 可動ギヤ 74 中間ギヤ 75 ブツシユ(介挿部材) 78 皿バネ(付勢部材) 71a 第1正心軸部 71b 第2正心軸部 71c 偏心軸部 72a 内歯 73a 内歯 74a 外歯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロア側に軸方向に移動自在且つ回転自
    在に支持され円筒形状の第1及び第2正心軸部及びテー
    パ形状の偏心軸部を有する支持軸と、該支持軸の第1正
    心軸部に支持され且つフロア側に固定された内歯を有す
    る固定ギヤと、前記支持軸の第2正心軸部に支持され且
    つシートクツシヨン側に連係され前記固定ギヤの内歯と
    少なくとも1歯以上異なる歯数の内歯を有する可動ギヤ
    と、前記支持軸の偏心軸部に支持され前記固定ギヤ及び
    前記可動ギヤの内歯と少なくとも1歯以上異なる歯数で
    且つ前記固定ギヤ及び前記可動ギヤの内歯と噛合する外
    歯を有する中間ギヤと、前記中間ギヤの前記偏心軸部に
    対する支持が強固となる方向に前記支持軸を付勢する付
    勢部材とを有するシート上下位置調整装置。
  2. 【請求項2】 前記フロア側に支持されると共に前記第
    2正心軸部に配設され前記可動ギヤを支持する介挿部材
    を有する請求項1記載のシート上下位置調整。
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