JP2007062530A - 車両用シートの上下調節装置 - Google Patents

車両用シートの上下調節装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007062530A
JP2007062530A JP2005250469A JP2005250469A JP2007062530A JP 2007062530 A JP2007062530 A JP 2007062530A JP 2005250469 A JP2005250469 A JP 2005250469A JP 2005250469 A JP2005250469 A JP 2005250469A JP 2007062530 A JP2007062530 A JP 2007062530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
sector gear
sector
attached
auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005250469A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Nozawa
達矢 野沢
Masayuki Morizaki
雅之 森崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Imasen Electric Industrial Co Ltd
Original Assignee
Imasen Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Imasen Electric Industrial Co Ltd filed Critical Imasen Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005250469A priority Critical patent/JP2007062530A/ja
Publication of JP2007062530A publication Critical patent/JP2007062530A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、小型で簡単に形成でき、確実に「がたつき」や異音を抑制することができる車両用シートの上下調節装置を提供することを目的とする
【解決手段】 セクタギヤ51に補助ギヤ53を取り付け、さらに、補助ギヤ53の歯部53bをセクタギヤ51の歯部51cに対してバックラッシ分だけずらして取り付けを行い、ピニオンギヤ31とセクタギヤ51との間に設定されたバックラッシ分の隙間を埋めるようにしたため、乗員がシートクッションに着座したときに、ピニオンギヤ31とセクタギヤ51との間でバックラッシ分だけ移動する荷重が生じても、この荷重を補助ギヤ53および補助ギヤ53に設けられた段付きのピン62に取り付けられるダンパー63で、弾性的に受け止めて「がたつき」や異音を抑制する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用シートに関するもので、特にシートクッションをモータ又は手動のハンドル操作などの駆動手段によって昇降させる車両用シートの上下調節装置によるものである。
一般的な車両用シートの上下調節装置にあっては、シートクッションの前部または後部の高さを上下に位置調節できる装置があり、このシートの上下調節装置の一例が特許文献1に示されている。
このシートの上下調節装置は、シートクッション(12)が側面に配置されたリクライニングアジャスタのロアアーム(14)に上下動自在に支持されており、該ロアアーム(14)と直交する回転軸(20,22)に固着された2個のセクタギヤ(24,26)が配設されている。セクタギヤ(24)は、リンク(34)を介してシートクッションフレームの前部に結合され、セクタギヤ(26)は、アーム(52)とリンク(56)を介してシートクッションフレームの後部に結合されている。
また、セクタギヤ(24,26)は、シートクッション側方に位置するハイトアジャスタノブ(16,18)の小歯車(28,30)とそれぞれ噛み合うようになっており、これらのハイトアジャスタノブ(16,18)を手動で回転操作することによって、シートクッション(12)の前部(12A)及び後部(12B)の高さを、それぞれ上下方向へ連続的に調整することができるようになっている。
次に、特許文献1に記載されているシートを上下調節する装置を、手動で調節するものから、モータを用いた電動で調節するものにした装置の一例が特許文献2に示されている。
特許文献2に記載されているシートの上下調節装置は、シートクッションフレーム(1)に取り付けられたブラケット(2)に、2個のモータ(3a,3b)が前後に固定されている。これらのモータ(3a,3b)により回転される駆動軸(4a,4b)の端部に設けられたピニオンギヤ(6a,6b)に、軸(7a,7b)を中心に回動するセクタギヤ(8a,8b)が噛み合うようになっている。
前側のセクタギヤ(8a)は、リンク(9a)を介してスライドレールに取り付けられたロアレッグ(10a)に連結され、後側のセクタギヤ(8b)は、リンク(9b,9c,9d)を介してスライドレールに取り付けられたロアレッグ(10b)に連結されている。この構造によって、モータで駆動軸(4a,4b)を回転させると、セクタギヤ(8a,8b)が回動し、それによってシートクッションフレーム(1)の前部および後部が上下するようになっている。
さらに特許文献2には、上記に示された一般的なシートの上下調節装置の問題であった、ハイトアジャスタノブの小歯車とセクタギヤおよびモータの駆動を伝達する駆動軸のピニオンギヤとセクタギヤとの間に設定されているバックラッシによって、乗員が着座した際にバックラッシ分だけ「がたつき」が発生したり、異音が発生することを解決する手段が示されている。
その手段としては、ピニオンギヤあるいはセクタギヤのいずれか一方に、他方のギヤよりも歯と歯の間隔を小さく、しかも、低剛性の素材で形成したサブギヤを同軸で一体に設けることによって、バックラッシ分の隙間が埋められるようになっている。従って、シートクッションに乗員が着座した際に、ピニオンギヤとセクタギヤの間でバックラッシの分だけ相対移動させる荷重が作用した場合、この荷重は、低剛性のサブギヤにより弾性的に受け止められて「がたつき」や異音が生じることがないようになっている。
特開平6−156126号 特開平6−278509号
しかしながら、上述した従来の装置では、ピニオンギヤあるいはセクタギヤのいずれか一方に、他方のギヤよりも歯と歯の間隔を小さく、しかも、低剛性の素材で形成したサブギヤを同軸で一体に設けることによって、バックラッシ分の隙間が埋められるようになっているが、サブギヤは軸を有し、サブギヤとセクタギヤはほぼ同じくらいの大きさで形成されるため、2つが重なるとギヤ全体が厚くなりスペースを取ってしまっていた。
また、同軸で一体にするには常にセクタギヤの軸からの寸法を考慮に入れて形成しなければ、セクタギヤの歯とサブギヤの歯との整合性が悪くなるという問題もあった。さらに、サブギヤの歯はセクタギヤの歯よりも歯と歯の間隔が小さくなるように設けられているため、サブギヤの歯とセクタギヤの歯との間には寸法差があり、形成するときに整合を取るのに困難があった。
また、セクタギヤは金属で形成され、サブギヤは低剛性の素材で形成されるため、セクタギヤとサブギヤとでは素材が異なり、2種類の素材が必要になってくるので、製造が面倒であるという不都合もあった。さらに、サブギヤ自体が低剛性の素材で形成され、乗員による荷重がかかった場合に、サブギヤ自体が荷重を弾性的に受け止めて変形するため、回数を重ねれば弾性力が弱まってしまい、サブギヤの歯の寸法に誤差が生じてしまうと、サブギヤ自体を交換しなければならないという問題も考えられた。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、小型で簡単に形成でき、確実に「がたつき」や異音を抑制することができる車両用シートの上下調節装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1記載の車両用シートの上下調節装置においては、シートクッションが取り付けられるシートクッションフレームと、前記シートクッションフレームに取り付けられる駆動手段と、前記駆動手段によって駆動されるピニオンギヤと、前記ピニオンギヤに噛み合うセクタギヤとを備え、前記駆動手段を駆動し、前記セクタギヤを回動させることによって、前記シートクッションフレームを上下に移動させることができる車両用シートの上下調節装置において、前記セクタギヤに弾性体を介して補助ギヤが取り付けられ、該補助ギヤの歯部が前記セクタギヤの歯部に対して、前記セクタギヤの回転方向にずらして取り付けられ、前記補助ギヤは、前記セクタギヤと前記ピニオンギヤとの間に設けられているバックラッシ分だけ移動可能であることを技術的特徴とする。
また、請求項2記載の車両用シートの上下調節装置においては、前記補助ギヤには少なくとも2つのピンが設けられ、一方のピンに前記弾性体が取り付けられ、前記セクタギヤに設けられた前記ピンが挿通される少なくとも2つの孔のうち、一方の孔は前記セクタギヤの回転方向に延びた長孔であり、前記補助ギヤの一方のピンは前記弾性体を介して前記セクタギヤの長孔でない孔に挿通され、他方のピンは前記長孔に挿通されることによって、前記セクタギヤに対して前記補助ギヤが移動可能に取り付けられていることを特徴とする。
請求項1記載の車両用シートの上下調節装置によれば、セクタギヤに補助ギヤを取り付ける際には、バックラッシ分の隙間を埋めるため、補助ギヤの歯部がセクタギヤの歯部に対して、セクタギヤの回転方向にずらして取り付けるようにすればよく、補助ギヤに軸を設ける必要がないため、セクタギヤへの取り付けが簡単に行なえる。また、補助ギヤは少なくとも歯部のみを備えていればよく小型に形成することができるため、セクタギヤに取り付けた時にもギヤ全体でなく歯部のみが厚くなるだけですみ、省スペース化も実現できる。
さらに、バックラッシ分の隙間は補助ギヤの歯部がセクタギヤの歯部に対して、セクタギヤの回転方向にずらしてあることによって埋めることができるため、特許文献2と比較すると、補助ギヤの歯部とセクタギヤの歯部は同一の歯形で形成すればよく、製造も簡単に行なえる。また、セクタギヤに補助ギヤを取り付ける際に、セクタギヤと補助ギヤとの間に弾性体を介在させ、乗員が着座したときの荷重を受けた場合には、その弾性体が変形することにより荷重を受け止めるため、セクタギヤと補助ギヤは同じ素材で形成することができ、荷重を受ける回数が増して弾性体の弾性力が低下しても、製造が簡単な弾性体のみを交換するだけでよく、コストが安くなるという効果を奏する。
請求項2記載の車両用シートの上下調節装置によれば、請求項1の効果に加え、セクタギヤに設けられた孔に補助ギヤに設けられたピンを挿通し、一方のピンには弾性体が取り付けられており、もう一方のピンは、セクタギヤの孔のうち長孔を移動できるようになっていることから、補助ギヤが荷重を受けた時にピンを介して弾性体が受け止め、補助ギヤは軸を持たないため、円周方向のみでなく半径方向へも移動できるので、これによってバックラッシを小さくすることができ、確実に「がたつき」や異音を抑制することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1から図4は、本発明に係る車両用シートの上下調節装置を示している。図1は、本発明にかかる車両用シートの上下調節装置の概略側面図を示すものである。
図1に示されるように、車両用シートのシートクッション1が取り付けられているシートクッションフレーム2は、左右に並設されたスライドレール3に固定されている(図1では、シートクッション左側のもののみを図示。)。該シートクッションフレーム2には、シート内部側に駆動手段として、2個のモータ11、12が取り付けられている。このモータ11はシートクッション1の前側を駆動させるものであり、モータ12はシートクッション1の後側を駆動させるものである。
この2個のモータ11、12によって駆動軸21、22がそれぞれ回転させられる。この駆動軸21、22の両端にはピニオンギヤ31、32が取り付けられ、このピニオンギヤ31、32には軸41、42を中心に回動するセクタギヤ51、52が噛み合うようになっている。
セクタギヤ51は、シートクッションフレーム2の前側に設けられており、可動リンク4を介して、前記スライドレール3に連結されている。セクタギヤ51と可動リンク4は、回転軸4aで連結され、この回転軸4aはシートクッションフレーム2に回動自在に取り付けられている。セクタギヤ52は、シートクッションフレーム2の後側に設けられており、スライドレール3に連結されている。
この構造により、モータ11によって前側の駆動軸21を回転させると、セクタギヤ51が図1の矢印のように回動して、シートクッションフレーム2の前部が上下し、また、モータ12によって後側の駆動軸22を回転させると、セクタギヤ52が回動してシートクッションフレーム2の後部が上下する。
次に、本実施例のセクタギヤ51、52について説明する。なお、セクタギヤ51、52は、それぞれ前側と後側に設けられるものであって、セクタギヤ自体の形状に違いはあるものの、歯形状および本発明の要点となる部分は同様であるため、前側のセクタギヤ51のみについて説明する。作用効果についても、前側のみ説明するが、後側も同様である。
図2はセクタギヤ51の斜視図を示した要部拡大図であり、図3はセクタギヤ51の分解斜視図である。セクタギヤ51は、ほぼ扇形に形成された金属製であって、可動リンク4の連結軸4aとリンク孔51dで連結されている(後側のセクタギヤ52では、リンクを介さずに直接スライドレール3にリンク孔で連結されている。)。セクタギヤ51の歯部51cの位置には、補助ギヤ53が取付孔53a、53aに段付きのピン61、62が挿通され、補助ギヤ53側からかしめることによって取り付けられ、セクタギヤ51とともに前記ピニオンギヤ31と噛み合うようになっている。
セクタギヤ51には、段付きのピン61が挿通される長孔51aと、段付きのピン62が挿通される挿通孔51bが設けられている。長孔51aは、セクタギヤ51の回転方向に延びた楕円形状をしており、段付きのピン61は補助ギヤ53と共に長孔51aに沿って移動することができる。挿通孔51bには、段付きのピン62が挿通されると共に段付きのピン62との間に弾性材で成形されたダンパー63が介在されている。
ここで、本実施例では、ダンパー63はセクタギヤ51に設けられた挿通孔51bと同一の形状で形成されているが、特にその形状に限定されるものでもなく、段付きのピン62とセクタギヤ51との間に設けられ、後述するようにピニオンギヤ31とセクタギヤ51との間でバックラッシ分だけ相対移動させる荷重を弾性的に受け止めることができるものであればよい。
また、セクタギヤ51のほぼ中央には軸41が固定される軸孔51eが設けられている。軸41は図示されていないシートクッション右側の上下調節装置に連結されており、シートクッション1が左右同時に上下動するようになっている。(後側も同様に軸42によって連結され、左右同時に上下動するようになっている。)
前記補助ギヤ53もセクタギヤ51と同様に金属製で、セクタギヤ51の回転方向に延びた楕円形状をしている。補助ギヤ53には歯部53bが設けられており、補助ギヤ53をセクタギヤ51に取り付けた際には、図2に示されているように、該歯部53bをセクタギヤ51の歯部51cに対して、セクタギヤ51の回転方向にずらして取り付けられている。この「ずれ」の寸法については、セクタギヤ51とピニオンギヤ31との間に設定されているバックラッシよりも僅かに大きいものとするのが適当である。
次に、本発明にかかる車両用シートの上下調節装置について、作動を説明する。
まず、モータが作動してない状態について説明する。図4は本発明にかかる上下調節装置の作動を示したものであり、(a)は乗員の着座によりピニオンギヤ31とセクタギヤ51との間にかかる荷重の方向を示し、(b)は補助ギヤ53の作動を示したものである。ピニオンギヤ31とセクタギヤ51との噛み合い面の背面側にはバックラッシが設定されている。
それに対し、セクタギヤ51及び補助ギヤ53とピニオンギヤ31との噛み合い部分には、補助ギヤ53の歯部53bがセクタギヤ51の歯部51cに対して、セクタギヤ51の回転方向にずらして取り付けられているため、バックラッシが生じないようになっている。したがって、乗員がシートに着座したときに、ピニオンギヤ31とセクタギヤ51との間でバックラッシの分だけ相対移動させる荷重がかかった場合、補助ギヤ53及びダンパー63によって弾性的に受け止められて「がたつき」や異音を抑えることができる。
より詳しくは、図4(a)に示されるように、ピニオンギヤ31からセクタギヤ51および補助ギヤ53に荷重がかかると、セクタギヤ51の回転方向にずらして取り付けられていた補助ギヤ53が、段付きのピン62を介してダンパー63で吸収され(ダンパー63が荷重を弾性的に受け止めるられ)ることによって、セクタギヤ51に対して補助ギヤ53が矢印の方向に移動される。それに伴って図4(b)に示されるように、補助ギヤ53は段付きのピン61によって長孔51aに沿って移動することになる(図中の矢印の方向)。よって補助ギヤ53は、図中の線Aから線Bの範囲を移動することになり、荷重を弾性的に受け止めることができる。
ここで補助ギヤ53は、段付きのピン61、62によって取り付けられているのみで軸を持たないため、円周方向のみでなく半径方向への移動も可能となり、これによってバックラッシを小さくすることができ、確実に「がたつき」や異音を抑制することができる。
また、補助ギヤ53は、歯部を備え、セクタギヤ51の回転方向に延びた楕円形状に小さく形成されており、セクタギヤに段付きのピン61、62のみで取り付けが行なえるため、汎用のセクタギヤに後から取り付けることも可能であり、ギヤ全体も小型になるため省スペース化も実現している。
次に、モータを作動させた状態について説明する。モータ11を駆動させて駆動軸21を回転させ、ピニオンギヤ31からセクタギヤ51へ駆動力を伝達させた場合には、ピニオンギヤ31は、まず、補助ギヤ53をバックラッシ分だけ移動させた後、セクタギヤ51と噛み合って駆動力を伝達させている。したがって、モータ11を駆動させる場合には、従来と同様な作動を行なうことができる。
以上説明したように、セクタギヤ51に補助ギヤ53を取り付け、さらに、補助ギヤ53の歯部53bをセクタギヤ51の歯部51cに対してバックラッシ分だけずらして取り付けを行い、ピニオンギヤ31とセクタギヤ51との間に設定されたバックラッシ分の隙間を埋めるようにしたため、乗員がシートクッションに着座したときに、ピニオンギヤ31とセクタギヤ51との間でバックラッシ分だけ移動する荷重が生じても、この荷重を補助ギヤ53および補助ギヤ53に設けられた段付きのピン62に取り付けられるダンパー63で、弾性的に受け止めて「がたつき」や異音を抑制することができるのである。
また、本発明ではモータによる駆動で上下調節を行なう車両用シートについて説明しているが、手動による駆動のシートにも用いることができるとともに、特に車両用に限定されるものでもない。
図1は、本発明にかかる車両用シートの上下調節装置の概略側面図である。 図2は、セクタギヤ51の斜視図を示した要部拡大図である。 図3は、セクタギヤ51の分解斜視図である。 図4は、本発明にかかる上下調節装置の作動を示したものであり、(a)はピニオンギヤ31からセクタギヤ51にかかった荷重の方向を示し、(b)は補助ギヤ53の作動を示したものである。
符号の説明
1 シートクッション
2 シートクッションフレーム
3 スライドレール
4 可動リンク
4a 回転軸
11 モータ(前)
12 モータ(後)
21 駆動軸(前)
22 駆動軸(後)
31 ピニオンギヤ(前)
32 ピニオンギヤ(後)
41 軸(前)
42 軸(後)
51 セクタギヤ(前)
51a 長孔
51b 挿通孔
51c 歯部
51d リンク孔
51e 軸孔
52 セクタギヤ(後)
53 補助ギヤ
53a 取付孔
53b 歯部
61、62 段付きのピン
63 ダンパー

Claims (2)

  1. シートクッションが取り付けられるシートクッションフレームと、
    前記シートクッションフレームに取り付けられる駆動手段と、
    前記駆動手段によって駆動されるピニオンギヤと、
    前記ピニオンギヤに噛み合うセクタギヤとを備え、
    前記駆動手段を駆動し、前記セクタギヤを回動させることによって、前記シートクッションフレームを上下に移動させることができる車両用シートの上下調節装置において、
    前記セクタギヤに弾性体を介して補助ギヤが取り付けられ、該補助ギヤの歯部が前記セクタギヤの歯部に対して、前記セクタギヤの回転方向にずらして取り付けられ、
    前記補助ギヤは、前記セクタギヤと前記ピニオンギヤとの間に設けられているバックラッシ分だけ移動可能であることを特徴とする車両用シートの上下調節装置。
  2. 前記補助ギヤには少なくとも2つのピンが設けられ、一方のピンに前記弾性体が取り付けられ、
    前記セクタギヤに設けられた前記ピンが挿通される少なくとも2つの孔のうち、一方の孔は前記セクタギヤの回転方向に延びた長孔であり、
    前記補助ギヤの一方のピンは前記弾性体を介して前記セクタギヤの長孔でない孔に挿通され、他方のピンは前記長孔に挿通されることによって、前記セクタギヤに対して前記補助ギヤが移動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートの上下調節装置。
JP2005250469A 2005-08-31 2005-08-31 車両用シートの上下調節装置 Pending JP2007062530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005250469A JP2007062530A (ja) 2005-08-31 2005-08-31 車両用シートの上下調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005250469A JP2007062530A (ja) 2005-08-31 2005-08-31 車両用シートの上下調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007062530A true JP2007062530A (ja) 2007-03-15

Family

ID=37925235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005250469A Pending JP2007062530A (ja) 2005-08-31 2005-08-31 車両用シートの上下調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007062530A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011173496A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Toyota Boshoku Corp 乗物シート用シート高さ調整装置
JP2012086814A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Toyo Seat Co Ltd 車両用シート
WO2013021912A1 (ja) * 2011-08-10 2013-02-14 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
KR101827128B1 (ko) * 2016-07-04 2018-02-07 현대자동차주식회사 충격흡수성능을 가지는 하이트 링크, 및 이를 포함하는 시트 높이 조절 장치
CN112594351A (zh) * 2020-12-02 2021-04-02 陕西航天时代导航设备有限公司 一种扇形齿轮侧隙调节结构

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011173496A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Toyota Boshoku Corp 乗物シート用シート高さ調整装置
JP2012086814A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Toyo Seat Co Ltd 車両用シート
WO2013021912A1 (ja) * 2011-08-10 2013-02-14 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
US9352666B2 (en) 2011-08-10 2016-05-31 Ts Tech Co., Ltd. Vehicle seat
KR101827128B1 (ko) * 2016-07-04 2018-02-07 현대자동차주식회사 충격흡수성능을 가지는 하이트 링크, 및 이를 포함하는 시트 높이 조절 장치
CN112594351A (zh) * 2020-12-02 2021-04-02 陕西航天时代导航设备有限公司 一种扇形齿轮侧隙调节结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7404602B2 (en) Vehicle seat apparatus
EP2208632B1 (en) Vehicle seat device
KR101219558B1 (ko) 차량 좌석
JP4883441B2 (ja) 自動車用シートの高さ調整装置
JP5428258B2 (ja) 車両用パワーシート装置
WO2012049726A1 (ja) 乗物用シート
JP2008087554A (ja) 車両用シート装置
US8550554B2 (en) Vehicle seat
JP2008265365A (ja) 車両用シートのハイト機構
JP2007062530A (ja) 車両用シートの上下調節装置
JP2006020782A (ja) リクライニングアジャスタ
JP2018111413A (ja) パワーシートの動力伝達装置
JP3415057B2 (ja) シートリフターおよびラチェット式レバー機構
JP2006282019A (ja) 自動車用シートの高さ調整装置
CN107117078B (zh) 手动座椅高度调节器机构
JP6289871B2 (ja) 自動車用シートの高さ調整装置
JP4032827B2 (ja) シートバーチカル装置
US7735927B2 (en) Anti-backlash resistant gearing for a seat mechanism
JP2009001222A (ja) 車両用シートのハイト機構
JP2013091344A (ja) 車両用シート
JP6518546B2 (ja) シートリフタ
JP4718675B2 (ja) 車両用シートの上下装置
JP2003063284A (ja) パワースライド機構
JP4737491B2 (ja) シート用のパワースライド装置
JP2006282020A (ja) 自動車用シートの高さ調整装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100119