JPH069898Y2 - 田植機の運転部構造 - Google Patents

田植機の運転部構造

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JPH069898Y2
JPH069898Y2 JP1987050009U JP5000987U JPH069898Y2 JP H069898 Y2 JPH069898 Y2 JP H069898Y2 JP 1987050009 U JP1987050009 U JP 1987050009U JP 5000987 U JP5000987 U JP 5000987U JP H069898 Y2 JPH069898 Y2 JP H069898Y2
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JP
Japan
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slip
rice transplanter
seat
lateral
foot
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JP1987050009U
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JPS63156839U (ja
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洋介 松下
光夫 信田
寛 大坪
治朗 藤井
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、運転ステップの上面を全体にわたってほぼ平
坦な面に形成すると共に、前記運転ステップにステップ
シートを敷設してある田植機の運転部構造に関する。
〔従来の技術〕
かかる田植機において、従来、例えば、実開昭61-14114
7号公報に示されるように、ステップシートの上面に全
域にわたって、すべり止め突起を機体の横方向及び前後
方向に並べて設けることにより、乗降時の足の滑り止め
を図ると共に、操縦時の足の滑り止めが図られていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来にあっては、操縦時に足が置かれるステップシート
部分、すなわちステップシート上面の左右の端分の間に
位置する中間部分にも機体の横方向及び前後方向に並ん
ですべり止め突起が在ることから、運転ステップの横側
部に在る操作ペダルを操作すべく足をステップシート中
間部分からペダル側に移動させる際に、すべり止め突起
に足が引っ掛かり易くなっていた。
本考案の目的は、乗降時の滑り止め、及び、操縦時にス
テップシートの中間部分に置かれた足の滑り止めが効果
的にできるようにしながらも、操縦時における足の横移
動がし易いように改造する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、冒記した田植機の運転部構造にお
いて、前記ステップシートの上面の、操縦ハンドルより
も外側の左右の端部分に、すべり止め突起を機体の横方
向及び前後方向の夫々に並べて設け、前記ステップシー
トの上面の左右前記端部分の間に位置する中間部分に、
機体方向のすべり止め突条を機体前後方向に並べて設け
た点にあり、その作用及び効果は次の通りである。
〔作用〕
機体への乗降時には主としてステップシートの左右の端
部分が使用されるのであり、また、この時に足がすべり
易い方向が機体の前後方向とも横方向とも限らないの
で、該ステップシート箇所にあっては、すべり止めが突
起で、前後方向及び横方向いずれの方向のすべりに対し
ても効果的に作用する。操縦時には一般に、足はステッ
プシートの中間部分に置かれてペダル操作のために左右
に移動されるのであり、また、体の前後揺れを防止する
ように足の突張り操作をされることが多いので、該ステ
ップ箇所にあっては、すべり止めが機体横方向に沿う突
条で、前後方向のすべりに対して効果的に作用すると共
に、横方向のすべりを比較的許容する。
〔考案の効果〕
したがって、長靴の底に泥が付いた滑り易い状態にあっ
ても、機体への乗降が左右端部のすべり止め突起の作用
で滑りにくくでき、また、ステップシートの端部分に立
って後方の苗のせ台に苗を補給する時にも、左右端部の
すべり止め突起の作用で滑りにくい状態で苗補給が行な
え、それでいて、操縦時にステップシート中間部分に足
を置いている時には、すべり止め突条の作用で前後方向
に滑りにくくて操作性良く運転できるのでありながら
も、ペダルを操作する際にはすべり止め突条のすべり許
容により足を比較的スムーズに移動させてペダル操作を
迅速に行なえるようになった。
〔実施例〕
第1図に示すように、機体前部にエンジン(E)及びミッ
ションケース(M)を設け、機体中央部に操縦部(B)を設け
ると共に、機体後部に、油圧シリンダ(1)によって駆動
昇降自在なリンク機構(2)を介して、苗のせ台(3)、植付
け機構(4)、接地フロート(5)等からなる苗植付け装置
(A)を連結して、乗用型田植機を構成してある。
前記操縦部(B)には、ステアリングハンドル(6)運転座席
(7)、この運転座席(7)よりも幅広でかつ上面が全体にわ
たってほぼ平坦な面に形成された運転ステップ(8)、こ
の運転ステップ(8)に敷設したゴム製のステップシート
(22)、運転ステップ(8)の左側端部の前方から上方に突
出するクラッチペダル(9)、前記運転ステップ(8)の右側
端部の前方から上方に突出する左右一対のブレーキペダ
ル(10A),(10B)、及び、前記運転ステップ(8)の前方でか
つほぼ機体中央に位置させた変速操作レバー(11)等を備
えてある。
前記変速操作レバー(11)は、機体横方向の揺動操作によ
り前進2速と行進1速に変速操作可能に構成してある。
そして、第4図に示す如く、機体に揺動自在に取付けて
ある牽制部材(12)を作用位置に引き出し操作することに
より前記変速操作レバー(11)の前進2速への変速操作を
接当阻止できるように構成してある。すなわち、前進1
速と後進1速のみを用いて走行する作業時に前進2速に
誤操作により切換えられることの防止ができるようにし
てある。
第5図及び第6図に示すように、左右一対の前記ブレー
キペダル(10A),(10B)に対する左右一対の後輪ブレーキ
(図示せず)の揺動操作部材(14A),(14B)に連動ロッド
(15A),(15B)を介して各別に連動連結してある。
前記ブレーキペダル(10A),(10B)のボス部(10a),(10b)夫
々に取付けたU字状部材(16A),(16B)にこれに形成の長
孔(16a),(16b)を介して前記連動ロッド(15A),(15B)を摺
動自在に挿通させると共に、前記ブレーキペダル(10A),
(10B)の揺動が伝達されるように前記U字状部材(16A),
(16B)が接当する接当部材(17A),(17B)を前記連動ロッド
(15A),(15B)夫々に備えさせてある。
そして、前記U字状部材(16A),(16B)の前記接当部材(17
A),(17B)との当り面(T1),(T2)を、第6図に示す如く、形
成することにより、ブレーキペダル(10A),(10B)の揺動
位置に拘らず、U字状部材(16A),(16B)の当り面(T1),(T
2)が接当部材(17A),(17B)に確実に作用するようにして
ある。
尚、第5図及び第6図に示す(18)は、後車輪(13A),(13
B)に対するデフロック装置(図示せず)を操作するデフ
ロック操作具である。又、第5図及び第6図に示す(19
A),(19B)は、前記ミッションケース(M)からの動力を後
車輪伝動ケース(20)に伝達する伝動軸(21)にその伝動軸
(21)の軸芯周りで揺動自在に支承された後車輪(図示せ
ず)を水平姿勢に復帰付勢するコイルスプリングであ
る。
前記ステップシート(22)は、第3図に示すように、横外
向きのフック状係止部(22A)を運転ステップ(8)の貫通孔
(8A),(8A)に挿通させて運転ステップ(8)に係合させるこ
とにより固定してある。そして、第2図及び第3図に示
すように、前記ステップシート(22)の上面の、操縦ハン
ドルよりも外側の左右の端部分に多数のすべり止め突起
(23)を機体の横方向及び前後前後方向に並ぶ状態で形成
すると共に、前記ステップシート(22)の左右の前記端部
分の間に位置する中間部分に複数の機体横方向のすべり
止め突条(24)を機体前後方向に並ぶ状態で形成してあ
る。
したがって、機体への乗降を行なう場合には、すべり止
め突起(23)に足が引っ掛かって、機体の横方向及び前後
方向にすべり難くなり、ステップシート(22)の中間部分
に足を置いて機体を操縦する場合には、すべり止め突条
(24)に足が機体前後方向で引っ掛かって、機体前後方向
にはすべり難くなるが、横方向へは足がすべり易くな
り、前記ブレーキペダル(10A),(10B)及び前記クラッチ
ペダル(9)を操作する際の足の移動が迅速に行えるので
ある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農作業車の運転部構造の実施例を示
し、第1図は乗用型田植機の平面図、第2図はステップ
シートの斜視図、第3図はステップシートの取付部を示
す断面図、第4図は変速操作レバーの取付部の側面図、
第5図及び第6図はブレーキペダルの連係構造を示す平
面図及び側面図である。 (8)……運転ステップ、(22)……ステップシート、(22)
……すべり止め突起、(24)……すべり止め突条。
フロントページの続き (72)考案者 藤井 治朗 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (56)参考文献 実開 昭53−100654(JP,U) 実開 昭51−100448(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転ステップ(8)の上面を全体にわたって
    ほぼ平坦な面に形成すると共に、前記運転ステップ(8)
    にステップシート(22)を敷設してある田植機の運転部構
    造であって、前記ステップシート(22)の上面の、操縦ハ
    ンドルよりも外側の左右の端部分に、すべり止め突起(2
    3)を機体の横方向及び前後方向の夫々に並べて設け、前
    記ステップシート(22)の上面の左右の前記端部分の間に
    位置する中間部分に、機体横方向のすべり止め突条(24)
    を機体前後方向に並べて設けてある田植機の運転部構
    造。
JP1987050009U 1987-04-02 1987-04-02 田植機の運転部構造 Expired - Lifetime JPH069898Y2 (ja)

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JPS63156839U JPS63156839U (ja) 1988-10-14
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