JP2694135B2 - 農作業車の運転部構造 - Google Patents

農作業車の運転部構造

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JP2694135B2
JP2694135B2 JP32534396A JP32534396A JP2694135B2 JP 2694135 B2 JP2694135 B2 JP 2694135B2 JP 32534396 A JP32534396 A JP 32534396A JP 32534396 A JP32534396 A JP 32534396A JP 2694135 B2 JP2694135 B2 JP 2694135B2
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agricultural work
slip
seat
sheet
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洋介 松下
光夫 信田
寛 大坪
治朗 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、運転ステップの上面を
全体にわたってほぼ平坦な面に形成すると共に、前記運
転ステップにステップシートを敷設してある農作業車の
運転部構造に関する。 【0002】 【従来の技術】かかる農作業車において、従来、例え
ば、実開昭61‐141147号公報に示されるよう
に、ステップシートの上面に全域にわたって、すべり止
め突起を機体の横方向及び前後方向に並べて設けること
により、乗降時の足の滑り止めを図ると共に、操縦時の
足の滑り止めを図られていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来にあっては、操縦
時に足が置かれるステップシート部分、すなわちステッ
プシート上面の左右の端部側部分の間に位置する中間部
分にも機体の横方向及び前後方向に並んですべり止め突
起が在ることから、運転ステップの横側部に在る操作ペ
ダルを操作すべく足をステップシート中間部分からペダ
ル側に移動させる際に、すべり止め突起に足が引っ掛か
り易くなっていた。本発明の目的は、乗降時の滑り止め
を効果的にできるようにしながらも、操縦時における足
の横移動は行い易く改造する点にある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成する講じ
た本発明の技術手段は、運転ステップの上面を全体にわ
たってほぼ平坦な面に形成すると共に、前記運転ステッ
プの左右幅方向でのほぼ全体にわたってステップシート
を敷設してある農作業車の運転部構造において、前記ス
テップシートの上面は、左右幅方向での中間部部分より
も左右端部側部分が前後左右に滑りにくい粗面に形成さ
れている点にある。 【0005】 【作用】上記技術手段を講じたことによる作用は次の通
りである。機体への乗降時には主としてステップシート
の左右の端部側部分が使用されるのであり、また、この
時に長靴の底に多量の泥土が付着しているなど、滑り易
い状況であっても、このステップシートの端部側箇所を
前後左右に滑りにくい粗面に形成することにより、乗降
時の足の滑りを効果的に抑制できるようにしてある。そ
して、運転座席に搭座した操縦操作時には、一般に足を
ステップシートの中間部分に置き、かつ、ペダル操作の
ために左右に移動させるのであるが、本発明のもので
は、この中間部分のステップシート上面を、左右端部側
部分よりも滑り易くしてあるため、ベダル操作のための
足の横方向のすべり移動を許容する。 【0006】 【発明の効果】したがって、長靴などの履物の底に泥が
付着した滑り易い状態であっても、ステップシートの左
右端部側部分に形成された前後左右に滑りにくい粗面の
作用で、機体への乗降時における足の滑りを抑制するこ
とができる。また、ステップシートの端部側部分に立っ
て後方の苗のせ台を補給するときにも、左右の端部側部
分の粗面の作用で滑りにくい状態で苗補給作業を行え
る。それでいて、操縦時にステップシート中間部分に足
を置いているときには、ペダル操作のための足の横移動
をステップシート自体の滑り止め機能で阻害されること
なくスムースに行うことができる。 【0007】 【実施例】図1に示すように、機体前部にエンジンE及
びミッションケースMを設け、機体中央部に操縦部Bを
設けると共に、機体後部に、油圧シリンダ1によって駆
動昇降自在なリンク機構2を介して、苗のせ台3、植付
け機構4、接地フロート5等からなる苗植付け装置Aを
連結して、農作業車の一例である乗用型田植機を構成し
てある。 【0008】前記操縦部Bには、ステアリングハンドル
6運転座席7、この運転座席7よりも幅広でかつ上面が
全体にわたってほぼ平坦な面に形成された運転ステップ
8、この運転ステップ8に敷設したゴム製のステップシ
ート22、運転ステップ8の左側端部の前方から上方に
突出するクラッチペダル9、前記運転ステップ8の右側
端部の前方から上方に突出する左右一対のブレーキペダ
ル10A,10B、及び、前記運転ステップ8の前方で
かつほぼ機体中央に位置させた変速操作レバー11等を
備えてある。前記変速操作レバー11は、機体横方向の
揺動操作により前進2速と後進1速に変速操作可能に構
成してある。そして、図4に示す如く、機体に揺動自在
に取付けてある牽制部材12を作用位置に引き出し操作
することにより前記変速操作レバー11の前進2速への
変速操作を接当阻止できるように構成してある。すなわ
ち、前進1速と後進1速のみを用いて走行する作業時に
前進2速に誤操作により切換えられることの防止ができ
るようにしてある。 【0009】図5及び図6に示すように、左右一対の前
記ブレーキペダル10A,10Bは、左右一対の後輪ブ
レーキ(図示せず)に対して、後輪ブレーキ操作用の揺
動操作部材14A,14Bと連動ロッド15A,15B
とを介して各別に連動連結してある。前記ブレーキペダ
ル10A,10Bのボス部10a,10b夫々に取付け
たU字状部材16A,16Bに、これに形成の長孔16
a,16bを介して前記連動ロッド15A,15Bを摺
動自在に挿通させると共に、前記ブレーキペダル10
A,10Bの揺動が伝達されるように前記U字状部材1
6A,16Bが接当する接当部材17A,17Bを前記
連動ロッド15A,15B夫々に備えさせてある。そし
て、前記U字状部材16A,16Bの前記接当部材17
A,17Bとの当り面T1,T2 を、図6に示す如
く、形成することにより、ブレーキペダル10A,10
Bの揺動位置に拘らず、U字状部材16A,16Bの当
り面T1,T2 が接当部材17A,17Bに確実に作
用するようにしてある。 【0010】尚、図5及び図6に示す18は、後車輪1
3A,13Bに対するデフロック装置(図示せず)を操
作するデフロック操作具である。又、図5及び図6に示
す19A,19Bは、前記ミッションケースMからの動
力を後車輪伝動ケース20に伝達する伝動軸21にその
伝動軸21の軸芯周りで揺動自在に支承された後車軸
(図示せず)を水平姿勢に復帰付勢するコイルスプリン
グである。 【0011】前記ステップシート22は、図3に示すよ
うに、横外向きのフック状係止部22Aを運転ステップ
8の貫通孔8A,8Bに挿通させて運転ステップ8に係
合させることにより固定してある。そして、図2及び図
3に示すように、前記ステップシート22の上面の左右
の端部分に多数のすべり止め突起23を機体の横方向及
び前後方向に並ぶ状態で形成すると共に、前記ステップ
シート22の左右の前記端部分の間に位置する中間部分
に複数の機体横方向のすべり止め突条24を機体前後方
向に並ぶ状態で形成してある。つまり、前記ステップシ
ート22の上面は、左右幅方向での中間部部分よりも左
右端部側部分が前後左右に滑りにくい粗面に形成されて
いる。したがって、機体への乗降を行なう場合には、す
べり止め突起23に足が引っ掛かって、機体の横方向及
び前後方向にすべり難くなり、ステップシート22の中
間部分に足を置いて機体を操縦する場合には、すべり止
め突条24に足が機体前後方向で引っ掛かって、機体前
後方向にはすべり難くなるが、横方向へは足がすべり易
くなり、前記ブレーキペダル10A,10B及び前記ク
ラッチペダル9を操作する際の足の移動が迅速に行える
のである。 【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】 【図1】乗用型田植機の平面図 【図2】ステップシートの斜視図 【図3】ステップシートの取付部を示す断面図 【図4】変速操作レバーの取付部の側面図 【図5】ブレーキペダルの連係構造を示す平面図 【図6】ブレーキペダルの連係構造を示す側面図 【符号の説明】 8 運転ステップ 22 ステップシート 23 すべり止め突起 24 すべり止め突条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 治朗 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 運転ステップ(8)の上面を全体にわたってほぼ平坦な
    面に形成すると共に、前記運転ステップ(8)の左右幅
    方向でのほぼ全体にわたってステップシート(22)を
    敷設してある農作業車の運転部構造であって、前記ステ
    ップシート(22)の上面は、左右幅方向での中間部部
    分よりも左右端部側部分が前後左右に滑りにくい粗面に
    形成されている農作業車の運転部構造。
JP32534396A 1996-12-05 1996-12-05 農作業車の運転部構造 Expired - Lifetime JP2694135B2 (ja)

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JP32534396A JP2694135B2 (ja) 1996-12-05 1996-12-05 農作業車の運転部構造

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JPH09175250A JPH09175250A (ja) 1997-07-08
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