JPH069876A - 架橋結合可能な組成物、オルガノポリシロキサン化合物、その製法、そのエマルジョン又はマイクロエマルジョンの製法及び有機繊維及び織物の処理法 - Google Patents
架橋結合可能な組成物、オルガノポリシロキサン化合物、その製法、そのエマルジョン又はマイクロエマルジョンの製法及び有機繊維及び織物の処理法Info
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- JPH069876A JPH069876A JP5075558A JP7555893A JPH069876A JP H069876 A JPH069876 A JP H069876A JP 5075558 A JP5075558 A JP 5075558A JP 7555893 A JP7555893 A JP 7555893A JP H069876 A JPH069876 A JP H069876A
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- C08K5/541—Silicon-containing compounds containing oxygen
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- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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- C08L83/04—Polysiloxanes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 架橋可能な組成物、オルガノポリシロキサン
化合物、その製法、そのエマルジョン又はマイクロエマ
ルジョンの製法及び有機繊維及び織物の処理法。 【構成】 架橋可能な組成物は、(A)一級及び/又は
二級アミノ基を有する一価のSiC−結合基少なくとも
1個を有するオルガノポリシロキサン及び(B)架橋剤
成分として、カルボン酸アンヒドリド基少なくとも1個
を有するアルコキシシラン及び/又はシロキサンを含有
する。 【効果】 架橋可能な組成物及びその反応によって得ら
れるオルガノポリシロキサン化合物は、有機繊維及びそ
れから製造された織物の処理に使用可能である。
化合物、その製法、そのエマルジョン又はマイクロエマ
ルジョンの製法及び有機繊維及び織物の処理法。 【構成】 架橋可能な組成物は、(A)一級及び/又は
二級アミノ基を有する一価のSiC−結合基少なくとも
1個を有するオルガノポリシロキサン及び(B)架橋剤
成分として、カルボン酸アンヒドリド基少なくとも1個
を有するアルコキシシラン及び/又はシロキサンを含有
する。 【効果】 架橋可能な組成物及びその反応によって得ら
れるオルガノポリシロキサン化合物は、有機繊維及びそ
れから製造された織物の処理に使用可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アミノ基を有するオル
ガノポリシロキサンを基礎とする架橋可能な組成物に関
する。架橋可能な組成物及びその反応生成物は、特に織
物仕上剤として使用可能である。
ガノポリシロキサンを基礎とする架橋可能な組成物に関
する。架橋可能な組成物及びその反応生成物は、特に織
物仕上剤として使用可能である。
【0002】
【従来の技術】アミノ基を有するオルガノポリシロキサ
ンは、すでにしばらく前から、織物仕上剤として使用さ
れている。それで処理された織物では、良好な柔軟な手
ざわり効果が達成される。しかしながら、今まで有利に
使用されたアミノ官能基: −(CH2)3NHCH2CH2NH2 は高められた温度により促進される処理繊維の変色、熱
黄変への強い傾向を示す。
ンは、すでにしばらく前から、織物仕上剤として使用さ
れている。それで処理された織物では、良好な柔軟な手
ざわり効果が達成される。しかしながら、今まで有利に
使用されたアミノ官能基: −(CH2)3NHCH2CH2NH2 は高められた温度により促進される処理繊維の変色、熱
黄変への強い傾向を示す。
【0003】アミノ基を有するオルガノポリシロキサン
と、有機エポキシドとの反応による熱黄変の軽減は、例
えば、欧州特許(EP−A)第399706号明細書
(クレイ(S.E.Cray)及びレナウルド(F.R
enauld);ドウ・コーニング(Dow Corn
ing Ltd、英国)のために1990年11月28
日に公表された)に記載されている。しかしながら、そ
れによって達成された効果は十分ではない。
と、有機エポキシドとの反応による熱黄変の軽減は、例
えば、欧州特許(EP−A)第399706号明細書
(クレイ(S.E.Cray)及びレナウルド(F.R
enauld);ドウ・コーニング(Dow Corn
ing Ltd、英国)のために1990年11月28
日に公表された)に記載されている。しかしながら、そ
れによって達成された効果は十分ではない。
【0004】アシル化剤、例えばカルボン酸及びその無
水物との反応によるより有効な熱黄変の軽減が、例えば
欧州特許(EP−A)第349753号明細書及び欧州
特許(EP−A)第349754号明細書(オザキ
(M.Ozaki)等;トーレ・シリコン(Toray
Silicone Co.、Ltd.、日本)199
0年1月10日に公表)に記載されている。熱黄変の軽
減のためのアシル化剤は、更にラクトン(アミノシリコ
ン−織物処理剤の変性のためのその使用が、特に欧州特
許(EP−A)第342830号明細書及び欧州特許
(EP−A)第342834号明細書(クレイ(S.
E.Cray)等;ドウ・コーニングLtd.、イギリ
ス、1989年5月5日に公表)から公知である)、カ
ルボネート(その使用は、特願平2(JP−A−90)
−47371号明細書(ヨコヤマ(S.Yokoyam
a)及びヒロタ(K.Hirota);キョーエイシャ
・ユシ(Kyoeisha Yushi K.K.A
G)、日本、1990年2月16日に公表)から公知で
ある)及び蓚酸エステル(その使用は、米国特許(US
−A)第5039738号明細書(クゼッハ(A.M.
Czech);ユニオン・カーバイド(Union C
arbide Corp.)、USA、1991年8月
13日に公表)から公知である)である。
水物との反応によるより有効な熱黄変の軽減が、例えば
欧州特許(EP−A)第349753号明細書及び欧州
特許(EP−A)第349754号明細書(オザキ
(M.Ozaki)等;トーレ・シリコン(Toray
Silicone Co.、Ltd.、日本)199
0年1月10日に公表)に記載されている。熱黄変の軽
減のためのアシル化剤は、更にラクトン(アミノシリコ
ン−織物処理剤の変性のためのその使用が、特に欧州特
許(EP−A)第342830号明細書及び欧州特許
(EP−A)第342834号明細書(クレイ(S.
E.Cray)等;ドウ・コーニングLtd.、イギリ
ス、1989年5月5日に公表)から公知である)、カ
ルボネート(その使用は、特願平2(JP−A−90)
−47371号明細書(ヨコヤマ(S.Yokoyam
a)及びヒロタ(K.Hirota);キョーエイシャ
・ユシ(Kyoeisha Yushi K.K.A
G)、日本、1990年2月16日に公表)から公知で
ある)及び蓚酸エステル(その使用は、米国特許(US
−A)第5039738号明細書(クゼッハ(A.M.
Czech);ユニオン・カーバイド(Union C
arbide Corp.)、USA、1991年8月
13日に公表)から公知である)である。
【0005】しかしながら、アシル化剤は、高いアシル
化度では、処理された織物の柔軟な手ざわり効果を減少
させる。
化度では、処理された織物の柔軟な手ざわり効果を減少
させる。
【0006】処理された織物の、所望に値する若干の特
性、例えば跳ね返り弾性(Sprungelastiz
itat)及びしわ回復が、柔軟な手ざわり効果のほか
に、アミノシリコン−織物処理剤のエラストマー作用に
よって改善される。
性、例えば跳ね返り弾性(Sprungelastiz
itat)及びしわ回復が、柔軟な手ざわり効果のほか
に、アミノシリコン−織物処理剤のエラストマー作用に
よって改善される。
【0007】欧州特許(EP−A)第358329号明
細書(スピロポロウス(K.Spyropolou
s);ドウ・コーニングLtd.、英国1990年3月
14日に公表)から、アミノシリコン−織物処理剤中の
架橋剤成分として、エポキシ官能性のトリアルコキシシ
ランの使用が公知である。米国特許(US−A)第47
57121号明細書(タナカ(M.Tanaka)及び
オーハシ(H.Ohashi);シン・エツ・ケミカル
(Shin−Etsu Chemical Co.、L
td.)日本1988年7月12日に公表)に、エポキ
シ官能性のシラン及び付加的に有機性のエポキシドの使
用が記載されている。双方の場合において、確かに織物
処理剤のエラストマー特性が達成されるかもしれない
が、熱黄変の軽減は不十分である。
細書(スピロポロウス(K.Spyropolou
s);ドウ・コーニングLtd.、英国1990年3月
14日に公表)から、アミノシリコン−織物処理剤中の
架橋剤成分として、エポキシ官能性のトリアルコキシシ
ランの使用が公知である。米国特許(US−A)第47
57121号明細書(タナカ(M.Tanaka)及び
オーハシ(H.Ohashi);シン・エツ・ケミカル
(Shin−Etsu Chemical Co.、L
td.)日本1988年7月12日に公表)に、エポキ
シ官能性のシラン及び付加的に有機性のエポキシドの使
用が記載されている。双方の場合において、確かに織物
処理剤のエラストマー特性が達成されるかもしれない
が、熱黄変の軽減は不十分である。
【0008】特願昭62(JP−A−87)−4137
9号明細書(ヤスカワ(T.Yasukawa)及びミ
ヤタ(K.Miyata);ニッカ・ケミカル・インダ
ストリー(Nikka Chemical Indus
try Co.,Ltd.)1987年2月23日に公
表)から、アミノ基を有するオルガノポリシロキサンと
無水酢酸及びエポキシ官能性のシランとの反応が公知で
ある。しかしながら、得られるアミノシリコン−織物処
理剤は、良好な架橋性及び熱黄変の軽減の間の妥結にす
ぎず、それというのもエポキシ官能性のシランは熱黄変
の軽減にはほんの僅かしか寄与せず、かつ無水酢酸は架
橋性には全く寄与しないからである。
9号明細書(ヤスカワ(T.Yasukawa)及びミ
ヤタ(K.Miyata);ニッカ・ケミカル・インダ
ストリー(Nikka Chemical Indus
try Co.,Ltd.)1987年2月23日に公
表)から、アミノ基を有するオルガノポリシロキサンと
無水酢酸及びエポキシ官能性のシランとの反応が公知で
ある。しかしながら、得られるアミノシリコン−織物処
理剤は、良好な架橋性及び熱黄変の軽減の間の妥結にす
ぎず、それというのもエポキシ官能性のシランは熱黄変
の軽減にはほんの僅かしか寄与せず、かつ無水酢酸は架
橋性には全く寄与しないからである。
【0009】
【発明が解決しょうとする課題】アミノ基を有するオル
ガノポリシロキサンを基礎とする架橋可能な組成物を製
造するという課題が本発明の基礎となっている。この組
成物は、織物仕上剤として使用可能であるか又はそれか
ら容易に、良好な架橋性並びに熱黄変の良好な軽減を達
成する織物仕上剤を製造することができる。
ガノポリシロキサンを基礎とする架橋可能な組成物を製
造するという課題が本発明の基礎となっている。この組
成物は、織物仕上剤として使用可能であるか又はそれか
ら容易に、良好な架橋性並びに熱黄変の良好な軽減を達
成する織物仕上剤を製造することができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)一級及
び/又は二級のアミノ基を有する一価のSiC−結合基
少なくとも1個を有するオルガノポリシロキサン及び
(B)架橋剤成分として、カルボン酸アンヒドリド基少
なくとも1個を有するアルコキシシラン及び/又はシロ
キサン、を有する架橋可能な組成物に関する。
び/又は二級のアミノ基を有する一価のSiC−結合基
少なくとも1個を有するオルガノポリシロキサン及び
(B)架橋剤成分として、カルボン酸アンヒドリド基少
なくとも1個を有するアルコキシシラン及び/又はシロ
キサン、を有する架橋可能な組成物に関する。
【0011】架橋剤成分(B)は、本発明による架橋可
能な組成物から得られるオルガノポリシロキサン化合物
の熱黄変をすでに効果的に軽減する;従ってアシル化剤
の付加的な使用を放棄することができる。更に、アミノ
官能性のシリコン軟化剤の場合には、本発明による架橋
剤成分(B)の使用によって、親水性及びアルカリ安定
性が改善され得る。
能な組成物から得られるオルガノポリシロキサン化合物
の熱黄変をすでに効果的に軽減する;従ってアシル化剤
の付加的な使用を放棄することができる。更に、アミノ
官能性のシリコン軟化剤の場合には、本発明による架橋
剤成分(B)の使用によって、親水性及びアルカリ安定
性が改善され得る。
【0012】殊に、組成物中において、オルガノポリシ
ロキサン(A)は、少なくとも1個の、一般式(I):
ロキサン(A)は、少なくとも1個の、一般式(I):
【0013】
【化6】
【0014】のシロキサン単位を有し、かつ他の全ての
シロキサン単位は、一般式(II):
シロキサン単位は、一般式(II):
【0015】
【化7】
【0016】を有し、この際R1は同一又は異なる、場
合により弗素−、塩素−又は臭素原子で置換された一価
のC1−〜C18−炭化水素基、水素原子、C1−〜C12−
アルコキシ−又はヒドロキシ基又はアルキルグリコール
基を表わし、Qは一般式(III): −R5−〔(NR2(CH2)m〕dNHR2 の基を表わし、この際R5は二価のC1−〜C18−炭化水
素基を表わし、R2は水素原子又は場合により弗素−、
塩素−又は臭素原子で置換されたC1−〜C18−炭化水
素基を表わし、aは0、1又は2の値を有し、bは1、
2又は3の値を有し、cは0、1、2又は3の値を有
し、dは0、1、2、3又は4の値を有し、mは2、
3、4、5又は6の値を有しかつa及びbよりなる合計
は最高4である。
合により弗素−、塩素−又は臭素原子で置換された一価
のC1−〜C18−炭化水素基、水素原子、C1−〜C12−
アルコキシ−又はヒドロキシ基又はアルキルグリコール
基を表わし、Qは一般式(III): −R5−〔(NR2(CH2)m〕dNHR2 の基を表わし、この際R5は二価のC1−〜C18−炭化水
素基を表わし、R2は水素原子又は場合により弗素−、
塩素−又は臭素原子で置換されたC1−〜C18−炭化水
素基を表わし、aは0、1又は2の値を有し、bは1、
2又は3の値を有し、cは0、1、2又は3の値を有
し、dは0、1、2、3又は4の値を有し、mは2、
3、4、5又は6の値を有しかつa及びbよりなる合計
は最高4である。
【0017】C1−〜C18−炭化水素基の例は、アルキ
ル基、例えばメチル−、エチル−、n−プロピル−、イ
ソ−プロピル−、n−ブチル−、イソ−ブチル−、三級
−ブチル−、n−ペンチル−、イソ−ペンチル−、ネオ
−ペンチル−、三級−ペンチル基;ヘキシル基、例えば
n−ヘキシル基;ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基;
オクチル基、例えばn−オクチル基及びイソ−オクチル
基、例えば2,2,4−トリメチルペンチル基;ノニル
基、例えばn−ノニル基;デシル基、例えばn−デシル
基;ドデシル基、例えばn−ドデシル基;シクロアルキ
ル基、例えばシクロペンチル−、シクロヘキシル−、シ
クロヘプチル基及びメチルシクロヘキシル基;アリール
基、例えばフエニル−及びナフチル基;アルカリール基
例えばo−、m−、p−トリル基、キシリル基及びエチ
ルフエニル基;アルアルキル基、例えばベンジル基、α
−及びβ−フエニルエチル基である。
ル基、例えばメチル−、エチル−、n−プロピル−、イ
ソ−プロピル−、n−ブチル−、イソ−ブチル−、三級
−ブチル−、n−ペンチル−、イソ−ペンチル−、ネオ
−ペンチル−、三級−ペンチル基;ヘキシル基、例えば
n−ヘキシル基;ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基;
オクチル基、例えばn−オクチル基及びイソ−オクチル
基、例えば2,2,4−トリメチルペンチル基;ノニル
基、例えばn−ノニル基;デシル基、例えばn−デシル
基;ドデシル基、例えばn−ドデシル基;シクロアルキ
ル基、例えばシクロペンチル−、シクロヘキシル−、シ
クロヘプチル基及びメチルシクロヘキシル基;アリール
基、例えばフエニル−及びナフチル基;アルカリール基
例えばo−、m−、p−トリル基、キシリル基及びエチ
ルフエニル基;アルアルキル基、例えばベンジル基、α
−及びβ−フエニルエチル基である。
【0018】前記の炭化水素基R1は、場合により1個
の脂肪族二重結合を含有する。例は、アルケニル基、例
えばビニル−、アリル−、5−ヘキセン−1−イル−、
E−4−ヘキセン−1−イル−、Z−4−ヘキセン−1
−イル−、2−(3−シクロヘキセニル)−エチル−及
びシクロドデカ−4,8−ジエニル基である。脂肪族二
重結合を有する有利な基R1は、ビニル−、アリル−及
び5−ヘキセン−1−イル基である。
の脂肪族二重結合を含有する。例は、アルケニル基、例
えばビニル−、アリル−、5−ヘキセン−1−イル−、
E−4−ヘキセン−1−イル−、Z−4−ヘキセン−1
−イル−、2−(3−シクロヘキセニル)−エチル−及
びシクロドデカ−4,8−ジエニル基である。脂肪族二
重結合を有する有利な基R1は、ビニル−、アリル−及
び5−ヘキセン−1−イル基である。
【0019】しかしながら、炭化水素基R1の高々1%
が1個の二重結合を殊に含有する。
が1個の二重結合を殊に含有する。
【0020】弗素−、塩素又は臭素原子で置換されたC
1−〜C18−炭化水素基の例は、3,3,3−トリフル
オル−n−プロピル基、2,2,2,2′,2′,2′
−ヘキサフルオルイソプロピル基、ヘプタフルオルイソ
プロピル基及びo−、m−及びp−クロルフエニル基で
ある。
1−〜C18−炭化水素基の例は、3,3,3−トリフル
オル−n−プロピル基、2,2,2,2′,2′,2′
−ヘキサフルオルイソプロピル基、ヘプタフルオルイソ
プロピル基及びo−、m−及びp−クロルフエニル基で
ある。
【0021】二価のC1−〜C18−炭化水素基R5の例
は、飽和された直鎖又は分枝鎖の又は環状のアルキレン
基、例えばメチレン−及びエチレン基並びにプロピレン
−、ブチレン−、ペンチレン−、ヘキシレン−、2−メ
チルプロピレン−、シクロヘキシレン−及びオクタデシ
レン基又は不飽和のアルキレン−又はアリーレン基、例
えばヘキセニレン基及びフエニレン基であり、この際、
n−プロピレン基及び2−メチルプロピレン基が特に有
利である。
は、飽和された直鎖又は分枝鎖の又は環状のアルキレン
基、例えばメチレン−及びエチレン基並びにプロピレン
−、ブチレン−、ペンチレン−、ヘキシレン−、2−メ
チルプロピレン−、シクロヘキシレン−及びオクタデシ
レン基又は不飽和のアルキレン−又はアリーレン基、例
えばヘキセニレン基及びフエニレン基であり、この際、
n−プロピレン基及び2−メチルプロピレン基が特に有
利である。
【0022】アルコキシ基は、1個の酸素原子を介して
結合された、前記のアルキル基である。アルキル基の例
は、全ての範囲において、アルコキシ基R1にもあては
まる。
結合された、前記のアルキル基である。アルキル基の例
は、全ての範囲において、アルコキシ基R1にもあては
まる。
【0023】アルキルグリコール基R1は、殊に一般式
(IV): −R5−〔O(CHR2)d〕nOR10 (IV) 〔式中R2、R5及びdは前記のものであり、nは1〜1
00の値を有しかつR10は水素原子、基R2又は一般
式:−CO−R7を表わし、この際、R7は基R2又はO
−R2を表わす〕を有する。
(IV): −R5−〔O(CHR2)d〕nOR10 (IV) 〔式中R2、R5及びdは前記のものであり、nは1〜1
00の値を有しかつR10は水素原子、基R2又は一般
式:−CO−R7を表わし、この際、R7は基R2又はO
−R2を表わす〕を有する。
【0024】前記の一般式(I)〜(IV)において、
殊に、R1はメチル−、フエニル−、C1−〜C3−アル
コキシ−又はヒドロキシ基又は一般式(IV)の基を表
わし、R5は二価のC2−〜C6−炭化水素基を表わし、
R2は水素原子又はメチル基を表わし、aは0又は1の
値を表わし、bは1の値を表わし、cは2又は3の値を
表わしかつdは1の値を表わす。
殊に、R1はメチル−、フエニル−、C1−〜C3−アル
コキシ−又はヒドロキシ基又は一般式(IV)の基を表
わし、R5は二価のC2−〜C6−炭化水素基を表わし、
R2は水素原子又はメチル基を表わし、aは0又は1の
値を表わし、bは1の値を表わし、cは2又は3の値を
表わしかつdは1の値を表わす。
【0025】場合によりC1−〜C3−アルコキシ−又は
ヒドロキシ末端基を有する直鎖のポリジメチルシロキサ
ンが特に有利である。このポリメチルシロキサンにおけ
るQは殊に、基H2N(CH2)2NH(CH2)3−又は
H2N(CH2)2NHCH2CH(CH3)CH2−を表わ
す。
ヒドロキシ末端基を有する直鎖のポリジメチルシロキサ
ンが特に有利である。このポリメチルシロキサンにおけ
るQは殊に、基H2N(CH2)2NH(CH2)3−又は
H2N(CH2)2NHCH2CH(CH3)CH2−を表わ
す。
【0026】一般式(I)のシロキサン単位対一般式
(II)のシロキサン単位の割合は、殊に1:10〜3
0000、特に1:20〜300である。アミン含量
は、中和点までの滴定の際の、1n塩酸(ml/オルガ
ノポリシロキサンg)の消費量として測定されて、殊に
0.001〜2mg当量(mequiv)/g、特に
0.1〜1.0mg当量/gである。
(II)のシロキサン単位の割合は、殊に1:10〜3
0000、特に1:20〜300である。アミン含量
は、中和点までの滴定の際の、1n塩酸(ml/オルガ
ノポリシロキサンg)の消費量として測定されて、殊に
0.001〜2mg当量(mequiv)/g、特に
0.1〜1.0mg当量/gである。
【0027】オルガノポリシロキサン(A)の1種類を
使用することができる。しかしオルガノポリシロキサン
(A)の少なくとも1種の異なる種類よりなる混合物を
使用することもできる。
使用することができる。しかしオルガノポリシロキサン
(A)の少なくとも1種の異なる種類よりなる混合物を
使用することもできる。
【0028】オルガノポリシロキサン(A)又はオルガ
ノポリシロキサン(I)の少なくとも2種の異なる種類
よりなる混合物は、殊に25℃で平均粘度50〜100
000mPa.s、特に100〜10000mPa.s
を有する。
ノポリシロキサン(I)の少なくとも2種の異なる種類
よりなる混合物は、殊に25℃で平均粘度50〜100
000mPa.s、特に100〜10000mPa.s
を有する。
【0029】架橋剤成分(B)として有効なシロキサン
は、殊に少なくとも1個の一般式(V):
は、殊に少なくとも1個の一般式(V):
【0030】
【化8】
【0031】のシロキサン単位を有しかつ他の全てのシ
ロキサン単位は一般式(VI):
ロキサン単位は一般式(VI):
【0032】
【化9】
【0033】を有し、この際R1、a、b及びcは前記
のものであり、Zは一般式(VII):
のものであり、Zは一般式(VII):
【0034】
【化10】
【0035】のアンヒドリド官能基であり、この際R8
は基R2を表わすか又は2つの基R8はそれらが結合して
いる炭素原子と一緒に、5〜15個の環原子を有する環
状の炭化水素基を形成し、これは二価の基R9を介して
珪素原子に結合しており、x及びyは各々0又は1の値
を有し、R9は二価のC1−〜C6−炭化水素基又は化学
結合を表わしかつR5及びR2は前記のものである。
は基R2を表わすか又は2つの基R8はそれらが結合して
いる炭素原子と一緒に、5〜15個の環原子を有する環
状の炭化水素基を形成し、これは二価の基R9を介して
珪素原子に結合しており、x及びyは各々0又は1の値
を有し、R9は二価のC1−〜C6−炭化水素基又は化学
結合を表わしかつR5及びR2は前記のものである。
【0036】架橋剤成分(B)として有効なシロキサン
は殊に1個よりも多いアンヒドリド官能基を有するか又
は1個のアンヒドリド官能基のほかに少なくとも1個の
C1−〜C12−アルコキシ−又はヒドロキシ基を有す
る。
は殊に1個よりも多いアンヒドリド官能基を有するか又
は1個のアンヒドリド官能基のほかに少なくとも1個の
C1−〜C12−アルコキシ−又はヒドロキシ基を有す
る。
【0037】架橋剤成分(B)として有効なアルコキシ
シランは殊に一般式(VIII): R1bZ(3-b)Si (VIII) を有し、この際Z、R1及びbは前記のものであるが、
少なくとも1個の基R1はC1−〜C12−アルコキシ基を
表わすという条件を有する。
シランは殊に一般式(VIII): R1bZ(3-b)Si (VIII) を有し、この際Z、R1及びbは前記のものであるが、
少なくとも1個の基R1はC1−〜C12−アルコキシ基を
表わすという条件を有する。
【0038】式中2つの基R8が、それらが結合してい
る炭素原子と一緒に、環状の炭化水素基を形成する一般
式(VII)のアンヒドリド官能基の例は、
る炭素原子と一緒に、環状の炭化水素基を形成する一般
式(VII)のアンヒドリド官能基の例は、
【0039】
【化11】
【0040】である。
【0041】一般式(IX):
【0042】
【化12】
【0043】〔式中R11はC1−〜C6−アルコキシ基、
特にメトキシ−又はエトキシ基を表わしかつR12は直鎖
のC2−〜C6−アルキレン基を表わす〕のシランが特に
有利である。
特にメトキシ−又はエトキシ基を表わしかつR12は直鎖
のC2−〜C6−アルキレン基を表わす〕のシランが特に
有利である。
【0044】少なくとも1個のカルボン酸アンヒドリド
基を有するアルコキシシラン及びシロキサンの製造は、
例えば欧州特許(EP−A)第114636号明細書
(リンドナー(T.Lindner)等;ワッカー・ヒ
エミーGmbH.ミュンヘン、1984年8月1日に公
表)、西ドイツ国特許(DE−A)第3927312号
明細書(ヘルツィッヒ(C.Herzig)及びエスタ
ーバウエル(J.Esterbauer);ワッカー・
ヒェミーGmbH、ミュンヘン、1991年2月21日
に公表)及び米国特許(US−A)第4634755号
明細書(ハルグレン(J.E.Hallgren)及び
ブレツニア(D.V.Brezniak);ゼネラン・
エレクトリックCo.USA、1987年11月6日に
公表)から公知である。
基を有するアルコキシシラン及びシロキサンの製造は、
例えば欧州特許(EP−A)第114636号明細書
(リンドナー(T.Lindner)等;ワッカー・ヒ
エミーGmbH.ミュンヘン、1984年8月1日に公
表)、西ドイツ国特許(DE−A)第3927312号
明細書(ヘルツィッヒ(C.Herzig)及びエスタ
ーバウエル(J.Esterbauer);ワッカー・
ヒェミーGmbH、ミュンヘン、1991年2月21日
に公表)及び米国特許(US−A)第4634755号
明細書(ハルグレン(J.E.Hallgren)及び
ブレツニア(D.V.Brezniak);ゼネラン・
エレクトリックCo.USA、1987年11月6日に
公表)から公知である。
【0045】本発明による架橋可能な組成物は、(A)
オルガノポリシロキサン及び(B)架橋剤成分としての
カルボン酸アンヒドリド基を有するアルコキシシラン及
び/又はシロキサンのほかに更に、(C)自体公知のア
シル化剤を含有していてよい。
オルガノポリシロキサン及び(B)架橋剤成分としての
カルボン酸アンヒドリド基を有するアルコキシシラン及
び/又はシロキサンのほかに更に、(C)自体公知のア
シル化剤を含有していてよい。
【0046】架橋剤成分(B)は、熱黄変を常用のアシ
ル化剤と同様に軽減するので、熱黄変に関する変化を受
け入れることなく、アシル化剤(C)対架橋体成分
(B)の割合を任意に選択することができる。従って、
不変の熱黄変で架橋度を合目的に調整することができ
る。逆に、選択された架橋度で最小の熱黄変を達成する
ことができる。更に、架橋剤成分(B)とアシル化剤
(C)との組合せによって、所望の親水性及びアルカリ
安定性を有する織物仕上剤を得ることができる。
ル化剤と同様に軽減するので、熱黄変に関する変化を受
け入れることなく、アシル化剤(C)対架橋体成分
(B)の割合を任意に選択することができる。従って、
不変の熱黄変で架橋度を合目的に調整することができ
る。逆に、選択された架橋度で最小の熱黄変を達成する
ことができる。更に、架橋剤成分(B)とアシル化剤
(C)との組合せによって、所望の親水性及びアルカリ
安定性を有する織物仕上剤を得ることができる。
【0047】好適なアシル化剤は、例えばカルボン酸及
びその無水物であり、アミノシリコン−織物仕上剤の変
性のためのその使用は、特に特願昭32(JP−A−5
7)第101076号明細書(コデラ(K.Koder
a)及びハシズメ(S.Hashizume);ニッカ
(Nikka K.K.Co.、Ltd)日本、198
2年6月23日に公表)、欧州特許(EP−A)第34
9753号明細書及び欧州特許(EP−A)第3497
54号明細書(オザキ(M.Ozaki)等;トーレ
イ.シリコン(Toray Silicone C
o.,Ltd)日本、1990年1月10日に公表)か
ら公知である。
びその無水物であり、アミノシリコン−織物仕上剤の変
性のためのその使用は、特に特願昭32(JP−A−5
7)第101076号明細書(コデラ(K.Koder
a)及びハシズメ(S.Hashizume);ニッカ
(Nikka K.K.Co.、Ltd)日本、198
2年6月23日に公表)、欧州特許(EP−A)第34
9753号明細書及び欧州特許(EP−A)第3497
54号明細書(オザキ(M.Ozaki)等;トーレ
イ.シリコン(Toray Silicone C
o.,Ltd)日本、1990年1月10日に公表)か
ら公知である。
【0048】次の一般式のa)−官能性のカルボン酸及
びその無水物が特に好適である: R2−COOH、R2−O(CH2CHR2O)eR5−C
OOH、〔R2−CO〕2O及び〔R2−O(CH2CHR
2O)eR5−CO〕2O〔式中R2及びR5は前記のもの
でありかつeは0〜100の値を有する〕。2種の異な
るカルボン酸よりなる混合無水物が同様に好適である。
次の一般式のカルボン酸及び無水物を有利に使用する: H(CH2)f−COOH及び〔H(CH2)fCO〕2
O〔式中fは1〜19の値を有する〕並びに H(CH2)gO(CH2CH2O)gCH2−COOH及
び〔H(CH2)gO(CH2CH2O)gCH2−CO〕
2O〔式中gは1〜20の値を有する〕。
びその無水物が特に好適である: R2−COOH、R2−O(CH2CHR2O)eR5−C
OOH、〔R2−CO〕2O及び〔R2−O(CH2CHR
2O)eR5−CO〕2O〔式中R2及びR5は前記のもの
でありかつeは0〜100の値を有する〕。2種の異な
るカルボン酸よりなる混合無水物が同様に好適である。
次の一般式のカルボン酸及び無水物を有利に使用する: H(CH2)f−COOH及び〔H(CH2)fCO〕2
O〔式中fは1〜19の値を有する〕並びに H(CH2)gO(CH2CH2O)gCH2−COOH及
び〔H(CH2)gO(CH2CH2O)gCH2−CO〕
2O〔式中gは1〜20の値を有する〕。
【0049】無水酢酸が特に有利である。
【0050】次の一般式のb)二官能性カルボン酸及び
その環状無水物も特に好適である: HOOC−R5−COOH、HOOC−R5O(CH2C
HR2O)eR5−COOH及び
その環状無水物も特に好適である: HOOC−R5−COOH、HOOC−R5O(CH2C
HR2O)eR5−COOH及び
【0051】
【化13】
【0052】〔式中R2、R5及びeは前記のものであ
る〕。
る〕。
【0053】次の一般式の二官能カルボン酸及び環状無
水物を有利に使用することができる: HOOC−(CH2)k−COOH及び
水物を有利に使用することができる: HOOC−(CH2)k−COOH及び
【0054】
【化14】
【0055】〔式中kは2〜8の値を有する〕、並びに HOOC−CH2(OCH2CH2)eOCH2−COOH
及び
及び
【0056】
【化15】
【0057】〔式中eは前記のものである〕。無水コハ
ク酸及び無水マレイン酸が特に有利である。
ク酸及び無水マレイン酸が特に有利である。
【0058】また好適なアシル化剤は、例えばラクトン
であり、アミノシリコン−織物処理剤の変性のためのそ
の使用は、特に欧州特許(EP−A)第342830号
明細書及び欧州特許(EP−A)第342834号明細
書(クレイ(S.E.Cray)等;ドウ・コーニング
(Dow Corning Ltd.)英国、1989
年5月5日に公表)から公知である。
であり、アミノシリコン−織物処理剤の変性のためのそ
の使用は、特に欧州特許(EP−A)第342830号
明細書及び欧州特許(EP−A)第342834号明細
書(クレイ(S.E.Cray)等;ドウ・コーニング
(Dow Corning Ltd.)英国、1989
年5月5日に公表)から公知である。
【0059】一般式:
【0060】
【化16】
【0061】〔式中R3は、1個又は数個のヒドロキシ
基で場合により置換された一価のC1−〜C18−炭化水
素基、水素原子又はヒドロキシ基を表わしかつhは2〜
7の値を有する〕のラクトン及びクラチドが特に好適で
ある。γ−ブチロラクトン、δ−グルコノラクトン及び
乳酸のラクチドが特に有利である。
基で場合により置換された一価のC1−〜C18−炭化水
素基、水素原子又はヒドロキシ基を表わしかつhは2〜
7の値を有する〕のラクトン及びクラチドが特に好適で
ある。γ−ブチロラクトン、δ−グルコノラクトン及び
乳酸のラクチドが特に有利である。
【0062】また好適なアシル化剤はc)カルボネート
であり、アミノシリコン−織物処理剤の変性のためのそ
の使用は、特願平2(JP−A−90)第47371号
明細書(ヨコヤマ(S.Yokoyama)及びヒロタ
(K.Hirota);キョーエイシャ・ユシ(Kyo
eisha Yushi K.K.AG)、日本、19
90年2月16日に公表)から公知である。
であり、アミノシリコン−織物処理剤の変性のためのそ
の使用は、特願平2(JP−A−90)第47371号
明細書(ヨコヤマ(S.Yokoyama)及びヒロタ
(K.Hirota);キョーエイシャ・ユシ(Kyo
eisha Yushi K.K.AG)、日本、19
90年2月16日に公表)から公知である。
【0063】次の一般式のカルボネートが特に好適であ
る:
る:
【0064】
【化17】
【0065】〔式中R2は水素原子又は弗素−、塩素−
又は臭素原子で場合により置換されたC1−〜C18−炭
化水素基を表わし、iは2又は3の値を有しかつR4は
弗素−、塩素−又は臭素原子で場合により置換された〕
C1−〜C18−炭化水素基又は一般式:
又は臭素原子で場合により置換されたC1−〜C18−炭
化水素基を表わし、iは2又は3の値を有しかつR4は
弗素−、塩素−又は臭素原子で場合により置換された〕
C1−〜C18−炭化水素基又は一般式:
【0066】
【化18】
【0067】基を表わし、この際R13は弗素−、塩素−
又は臭素原子で場合により置換されたC1−〜C18−炭
化水素基である〕。
又は臭素原子で場合により置換されたC1−〜C18−炭
化水素基である〕。
【0068】環状のカルボネート、例えばエチレンカル
ボネート、プロピレンカルボネート及びトリメチレンカ
ルボネート、並びに式:
ボネート、プロピレンカルボネート及びトリメチレンカ
ルボネート、並びに式:
【0069】
【化19】
【0070】のジメチルジカルボネートが有利である。
【0071】更に好適なアシル化剤は、d)シュウ酸エ
ステルであり、アミノシリコン−織物処理剤の変性のた
めのその使用は、米国特許(US−A)第503973
8号明細書(クゼッヒ(A.M.Czech);ユニオ
ン・カーバイド(UnionCarbide Cor
p.)、USA、1991年8月13日に公表)から公
知である。シュウ酸のジメチルエステル、ジエチルエス
テル、種々の異性体のジプロピルエステル、ジブチルエ
ステル及びジペンチルエステルが有利である。
ステルであり、アミノシリコン−織物処理剤の変性のた
めのその使用は、米国特許(US−A)第503973
8号明細書(クゼッヒ(A.M.Czech);ユニオ
ン・カーバイド(UnionCarbide Cor
p.)、USA、1991年8月13日に公表)から公
知である。シュウ酸のジメチルエステル、ジエチルエス
テル、種々の異性体のジプロピルエステル、ジブチルエ
ステル及びジペンチルエステルが有利である。
【0072】本発明による架橋可能な組成物は、(A)
オルガノポリシロキサン、(B)架橋剤成分としてのカ
ルボン酸アンヒドリド基を有するアルコキシシラン及び
/又はシロキサン及び(C)アシル化剤のほかに、更に
他の架橋剤成分を含有することもできる。例えば欧州特
許(EP−A)第358329号明細書(スピロプロウ
ス(K.Spyropolous);ドウ・コーニング
Ltd.、英国、1990年3月14日に公表)及び米
国特許(US−A)第4757121号明細書(タナカ
(M.Tanaka)及びオーハシ(H.Ohash
i);シン−エツ・ケミカルCo.、Ltd.)、日
本、1988年7月12日に公表)から公知のエポキシ
官能性のシラン及びシロキサンが好適である。更に付加
的な架橋剤は、トリアルコキシ−又はテトラアルコキシ
シラン又はその部分的加水分解物であってよい。
オルガノポリシロキサン、(B)架橋剤成分としてのカ
ルボン酸アンヒドリド基を有するアルコキシシラン及び
/又はシロキサン及び(C)アシル化剤のほかに、更に
他の架橋剤成分を含有することもできる。例えば欧州特
許(EP−A)第358329号明細書(スピロプロウ
ス(K.Spyropolous);ドウ・コーニング
Ltd.、英国、1990年3月14日に公表)及び米
国特許(US−A)第4757121号明細書(タナカ
(M.Tanaka)及びオーハシ(H.Ohash
i);シン−エツ・ケミカルCo.、Ltd.)、日
本、1988年7月12日に公表)から公知のエポキシ
官能性のシラン及びシロキサンが好適である。更に付加
的な架橋剤は、トリアルコキシ−又はテトラアルコキシ
シラン又はその部分的加水分解物であってよい。
【0073】本発明による架橋可能な組成物は、オルガ
ノポリシロキサン(A)中のアミノ基に対して、架橋剤
成分(B)のアンヒドリド官能基、殊に1〜150モル
%、特に10〜90モル%及びアシル化剤(C)の官能
基0〜150モル%、特に20〜90モル%を含有す
る。(B)及び(C)よりなる合計は殊に1〜150モ
ル%、特に30〜100モル%である。
ノポリシロキサン(A)中のアミノ基に対して、架橋剤
成分(B)のアンヒドリド官能基、殊に1〜150モル
%、特に10〜90モル%及びアシル化剤(C)の官能
基0〜150モル%、特に20〜90モル%を含有す
る。(B)及び(C)よりなる合計は殊に1〜150モ
ル%、特に30〜100モル%である。
【0074】本発明による架橋可能な組成物は、珪素原
子に直接結合された、縮合能力を有する基、例えばアル
コキシ基の縮合のために、任意の自体公知の触媒を含有
することができる。そのような縮合触媒の例は、特に錫
又は亜鉛のカルボン酸塩であり(この際、錫に炭化水素
基が直接結合されていてよい)、例えばジ−n−ブチル
錫ジラウレート、オクタン酸錫、ジ−2−エチル錫ジラ
ウレート、ジ−n−ブチル錫ジ−2−エチルヘキソエー
ト、ジ−2−エチルヘキシル錫ジ−2−エチルヘキソエ
ート、ジブチル−又はジオクチル錫ジアシレート(この
際アシレート基は各々、酸1個当り3〜16個の炭素原
子をするアルカン酸から誘導され、そこではカルボキシ
ル基に結合された炭素原子の原子価の少なくとも2つ
が、カルボキシ基のそれ以外の少なくとも2個の炭素原
子によって飽和されている)及びオクタン酸亜鉛であ
る。触媒(3)の他の例は、アルコキシチタネート、例
えばチタン酸ブトキシ及びチタン酸トリエタノールアミ
ン、並びにジルコニウム−及びアルミニウム化合物、特
にそのカルボン酸塩及びアルコラートである。
子に直接結合された、縮合能力を有する基、例えばアル
コキシ基の縮合のために、任意の自体公知の触媒を含有
することができる。そのような縮合触媒の例は、特に錫
又は亜鉛のカルボン酸塩であり(この際、錫に炭化水素
基が直接結合されていてよい)、例えばジ−n−ブチル
錫ジラウレート、オクタン酸錫、ジ−2−エチル錫ジラ
ウレート、ジ−n−ブチル錫ジ−2−エチルヘキソエー
ト、ジ−2−エチルヘキシル錫ジ−2−エチルヘキソエ
ート、ジブチル−又はジオクチル錫ジアシレート(この
際アシレート基は各々、酸1個当り3〜16個の炭素原
子をするアルカン酸から誘導され、そこではカルボキシ
ル基に結合された炭素原子の原子価の少なくとも2つ
が、カルボキシ基のそれ以外の少なくとも2個の炭素原
子によって飽和されている)及びオクタン酸亜鉛であ
る。触媒(3)の他の例は、アルコキシチタネート、例
えばチタン酸ブトキシ及びチタン酸トリエタノールアミ
ン、並びにジルコニウム−及びアルミニウム化合物、特
にそのカルボン酸塩及びアルコラートである。
【0075】縮合触媒は、オルガノポリシロキサン
(A)、架橋剤成分(B)及び場合によるアシル化剤
(C)よりなる合計に対して、0〜10重量%の量で殊
に使用される。
(A)、架橋剤成分(B)及び場合によるアシル化剤
(C)よりなる合計に対して、0〜10重量%の量で殊
に使用される。
【0076】本発明による架橋可能な組成物又は組成物
の変換によって得られるオルガノポリシロキサン化合物
は、特にそれが織物処理剤として使用されるべき場合に
は、エマルジョン又はマイクロエマルジョンの形で存在
してよい。オルガノポリシロキサン(A)、架橋剤成分
(B)及び場合によるアシル化剤(C)よりなる混合物
又は変換生成物は殊に、連続的な水相中の不連続的な油
相である(水中油型エマルジョン)。
の変換によって得られるオルガノポリシロキサン化合物
は、特にそれが織物処理剤として使用されるべき場合に
は、エマルジョン又はマイクロエマルジョンの形で存在
してよい。オルガノポリシロキサン(A)、架橋剤成分
(B)及び場合によるアシル化剤(C)よりなる混合物
又は変換生成物は殊に、連続的な水相中の不連続的な油
相である(水中油型エマルジョン)。
【0077】不連続的な油相及び連続的な水相の重量比
は、広い範囲で変えられ得る。一般に、油相の割合は、
各々エマルジョンの総重量に対して5〜60重量%、殊
に10〜40重量%である。乳化剤の割合は、各々油相
の重量に対して殊に5〜100重量%、特に10〜50
重量%の範囲である。
は、広い範囲で変えられ得る。一般に、油相の割合は、
各々エマルジョンの総重量に対して5〜60重量%、殊
に10〜40重量%である。乳化剤の割合は、各々油相
の重量に対して殊に5〜100重量%、特に10〜50
重量%の範囲である。
【0078】陰イオン乳化剤として特に次のものが好適
である: 1.アルキルスルフエート、特に8〜18個のC−原子
の鎖長を有するもの及び疎水基中に8〜18個のC−原
子を有しかつ1〜40のエチレンオキシド(EO)−も
しくはプロピレンオキシド(PO)単位を有するアルキ
ルエーテルスルフエート。
である: 1.アルキルスルフエート、特に8〜18個のC−原子
の鎖長を有するもの及び疎水基中に8〜18個のC−原
子を有しかつ1〜40のエチレンオキシド(EO)−も
しくはプロピレンオキシド(PO)単位を有するアルキ
ルエーテルスルフエート。
【0079】2.スルホネート、特に8〜18個のC−
原子を有するアルキルスルホネート、8〜18個のC−
原子を有するアルキルアリールスルホネート、タウリド
(Tauride)、1価のアルコール又は4〜15個
のC−原子を有するアルキルフエノールとスルホコハク
酸とのエステル及び半エステル;場合によりこのアルコ
ール又はアルキルフエノールは1〜40のEO−単位で
エトキシル化されていてもよい。
原子を有するアルキルスルホネート、8〜18個のC−
原子を有するアルキルアリールスルホネート、タウリド
(Tauride)、1価のアルコール又は4〜15個
のC−原子を有するアルキルフエノールとスルホコハク
酸とのエステル及び半エステル;場合によりこのアルコ
ール又はアルキルフエノールは1〜40のEO−単位で
エトキシル化されていてもよい。
【0080】3.アルキル−、アリール−、アルカリー
ル−又はアルアルキル基中に8〜20個のC−原子を有
するカルボン酸のアルカリ金属−及びアンモニウム塩。
ル−又はアルアルキル基中に8〜20個のC−原子を有
するカルボン酸のアルカリ金属−及びアンモニウム塩。
【0081】4.燐酸部分エステル及びそのアルカリ金
属−及びアンモニウム塩、特に有機基中に8〜20個の
C−原子を有するアルキル−及びアルカリールホスフエ
ート、アルキル−もしくはアルカリール基中に8〜20
個のC−原子を有しかつ1〜40のEO−単位を有する
アルキルエーテルもしくはアルカリールエーテルホスフ
エート。
属−及びアンモニウム塩、特に有機基中に8〜20個の
C−原子を有するアルキル−及びアルカリールホスフエ
ート、アルキル−もしくはアルカリール基中に8〜20
個のC−原子を有しかつ1〜40のEO−単位を有する
アルキルエーテルもしくはアルカリールエーテルホスフ
エート。
【0082】非イオン乳化剤として特に次のものが好適
である: 5.アルキルポリグリコールエーテル、殊に8〜40の
EO−単位及び8〜20個のC−原子のアルキル基を有
するもの。
である: 5.アルキルポリグリコールエーテル、殊に8〜40の
EO−単位及び8〜20個のC−原子のアルキル基を有
するもの。
【0083】6.アルキルアリールポリグリコールエー
テル、殊に8〜40のEO−単位及びアルキル及びアリ
ール基中に8〜20個のC−原子を有するもの。
テル、殊に8〜40のEO−単位及びアルキル及びアリ
ール基中に8〜20個のC−原子を有するもの。
【0084】7.エチレンオキシド/プロピレンオキシ
ド(EO/PO)−ブロックコポリマー、殊に8〜40
のEO−もしくはPO−単位を有するもの。
ド(EO/PO)−ブロックコポリマー、殊に8〜40
のEO−もしくはPO−単位を有するもの。
【0085】8.6〜24個のC−原子を有する脂肪
酸。
酸。
【0086】9.天然物質及びその誘導体、例えばレシ
チン、ラノリン、サポニン、セルロース;そのアルキル
基が各々4個までの炭素原子を有するセルロースアルキ
ルエーテル及びカルボキシアルキルセルロース。
チン、ラノリン、サポニン、セルロース;そのアルキル
基が各々4個までの炭素原子を有するセルロースアルキ
ルエーテル及びカルボキシアルキルセルロース。
【0087】10.極性基を含有する直鎖のオルガノ
(ポリ)シロキサン、特に24個までのC−原子を有す
るアルコキシ基及び/又は40までのEO−及び/又は
PO−基を有するもの。
(ポリ)シロキサン、特に24個までのC−原子を有す
るアルコキシ基及び/又は40までのEO−及び/又は
PO−基を有するもの。
【0088】陽イオン乳化剤として特に次のものが好適
である: 11.8〜24個のC−原子を有する一級、二級及び三
級脂肪アミンと酢酸、硫酸、塩酸及び燐酸との塩。
である: 11.8〜24個のC−原子を有する一級、二級及び三
級脂肪アミンと酢酸、硫酸、塩酸及び燐酸との塩。
【0089】12.四級のアルキルベンゾールアンモニ
ウム塩、特に、そのアルキル基が6〜24個のC−原子
を有するもの、特にハロゲニド、スルフエート、ホスフ
エート及びアセテート。
ウム塩、特に、そのアルキル基が6〜24個のC−原子
を有するもの、特にハロゲニド、スルフエート、ホスフ
エート及びアセテート。
【0090】13.アルキルピリジニウム−、アルキル
イミダゾリニウム−及びアルキルオキサゾリニウム塩、
特にそのアルキル鎖が18個までのC−原子を有するも
の、殊にハロゲニド、スルフエート、ホスフエート及び
アセテート。
イミダゾリニウム−及びアルキルオキサゾリニウム塩、
特にそのアルキル鎖が18個までのC−原子を有するも
の、殊にハロゲニド、スルフエート、ホスフエート及び
アセテート。
【0091】更に、エマルジョンの製造のための乳化剤
として、脂肪酸ポリグリコールエステル、ポリエトキシ
ル化された脂肪酸グリセリド及びソルビタンエステル、
アルキルポリグリコシド、脂肪酸アルキロールアミド、
アルキルエーテルカルボン酸、アルカリールエーテルカ
ルボン酸、エトキシル化された四級のアンモニウム塩、
アミノキシド、ベタイン、スルホベタイン及びスルホス
クシネートが好適である。
として、脂肪酸ポリグリコールエステル、ポリエトキシ
ル化された脂肪酸グリセリド及びソルビタンエステル、
アルキルポリグリコシド、脂肪酸アルキロールアミド、
アルキルエーテルカルボン酸、アルカリールエーテルカ
ルボン酸、エトキシル化された四級のアンモニウム塩、
アミノキシド、ベタイン、スルホベタイン及びスルホス
クシネートが好適である。
【0092】成分(A)オルガノポリシロキサン、
(B)架橋剤成分及び場合による(C)アシル化剤の混
合及び変換は、任意の順序で行なわれてよい。反応成分
は、混合時で室温(RT)ですでに変換し、従って温度
上昇による促進は可能であるが、必要ではない。(C)
アシル化剤の使用の際には、殊に先ず(A)オルガノポ
リシロキサンを(C)アシル化剤とRT〜180℃で反
応させかつ引続いて(B)架橋剤成分を室温〜50℃で
添加する。成分(A)オルガノポリシロキサン、(B)
架橋剤成分及び場合による(C)アシル化剤の反応の際
には殆んど触媒を必要としない。反応時間は大抵は、例
えば無水カルボン酸の場合には、数分間の範囲で、例え
ばラクトン及びカーボネートでは数時間までである。
(B)架橋剤成分及び場合による(C)アシル化剤の混
合及び変換は、任意の順序で行なわれてよい。反応成分
は、混合時で室温(RT)ですでに変換し、従って温度
上昇による促進は可能であるが、必要ではない。(C)
アシル化剤の使用の際には、殊に先ず(A)オルガノポ
リシロキサンを(C)アシル化剤とRT〜180℃で反
応させかつ引続いて(B)架橋剤成分を室温〜50℃で
添加する。成分(A)オルガノポリシロキサン、(B)
架橋剤成分及び場合による(C)アシル化剤の反応の際
には殆んど触媒を必要としない。反応時間は大抵は、例
えば無水カルボン酸の場合には、数分間の範囲で、例え
ばラクトン及びカーボネートでは数時間までである。
【0093】エマルジョン又はマイクロエマルジョンの
製造の際には、成分(A)カルガノポリシロキサン、
(B)架橋剤成分及び場合により(C)アシル化剤の混
合又は変換を、原則的には、水相及び乳化剤との混合が
実施される乳化過程の前、中又は後に行なうことができ
る。乳化過程を、オルガノポリシロキサンの乳化のため
の公知方法で、特に欧州特許(EP−A)第44209
8号明細書(ヒユーン(K.Huhn)等;ワッカー−
ヒェミーGmbH.ミュンヘン、のために1991年8
月21日に公表された)に記載された方法により行なう
ことができる。
製造の際には、成分(A)カルガノポリシロキサン、
(B)架橋剤成分及び場合により(C)アシル化剤の混
合又は変換を、原則的には、水相及び乳化剤との混合が
実施される乳化過程の前、中又は後に行なうことができ
る。乳化過程を、オルガノポリシロキサンの乳化のため
の公知方法で、特に欧州特許(EP−A)第44209
8号明細書(ヒユーン(K.Huhn)等;ワッカー−
ヒェミーGmbH.ミュンヘン、のために1991年8
月21日に公表された)に記載された方法により行なう
ことができる。
【0094】(B)架橋剤成分と(A)オルガノポリシ
ロキサンとの反応は、殊に乳化過程中又はその後にはじ
めて実施され、それというのも乳化過程前の、成分
(A)及び(B)の完全な反応の際に、特に(A)の高
いアミン含量及び(B)の高いモル%−割合では、ゲル
生成のために乳化を困難にさせる前架橋化が起こりうる
からである。特に(B)架橋剤成分は乳化過程中に添加
される。次いで(A)オルガノポリシロキサンとの反応
は乳化過程中又はその後に行なわれる。架橋剤成分
(B)と、極めて選択的に、(A)オルガノポリシロキ
サンのアミノ基との反応は、水が存在しても行なわれ、
従って乳化中又はその後の添加の際に特別な対策を構じ
る必要はない。
ロキサンとの反応は、殊に乳化過程中又はその後にはじ
めて実施され、それというのも乳化過程前の、成分
(A)及び(B)の完全な反応の際に、特に(A)の高
いアミン含量及び(B)の高いモル%−割合では、ゲル
生成のために乳化を困難にさせる前架橋化が起こりうる
からである。特に(B)架橋剤成分は乳化過程中に添加
される。次いで(A)オルガノポリシロキサンとの反応
は乳化過程中又はその後に行なわれる。架橋剤成分
(B)と、極めて選択的に、(A)オルガノポリシロキ
サンのアミノ基との反応は、水が存在しても行なわれ、
従って乳化中又はその後の添加の際に特別な対策を構じ
る必要はない。
【0095】(C)アシル化剤としてのモノ−及び/又
はジカルボン酸の使用の際には、これを殊に乳化前又は
中で、(A)オルガノポリシロキサンと均一に混合さ
せ、親水性のエーテルカルボン酸は殊に乳化中又は後に
混合させる。モノカルボン酸の使用の際には、(A)オ
ルガノポリシロキサンとの混合を、殊に40〜150℃
で実施する。これに対して、ジカルボン酸の場合には、
高粘度への回避のために、殊に室温で作業しかつ混入は
殊に乳化過程中に行なわれる。使用されるモノ−及び/
又はジカルボン酸は、(A)オルガノポリシロキサンと
の混合の際にすでに又は織物基体の仕上げの際に達成さ
れる高められた温度で、(A)オルガノポリシロキサン
のアミノ基と、アミド基を生成する。
はジカルボン酸の使用の際には、これを殊に乳化前又は
中で、(A)オルガノポリシロキサンと均一に混合さ
せ、親水性のエーテルカルボン酸は殊に乳化中又は後に
混合させる。モノカルボン酸の使用の際には、(A)オ
ルガノポリシロキサンとの混合を、殊に40〜150℃
で実施する。これに対して、ジカルボン酸の場合には、
高粘度への回避のために、殊に室温で作業しかつ混入は
殊に乳化過程中に行なわれる。使用されるモノ−及び/
又はジカルボン酸は、(A)オルガノポリシロキサンと
の混合の際にすでに又は織物基体の仕上げの際に達成さ
れる高められた温度で、(A)オルガノポリシロキサン
のアミノ基と、アミド基を生成する。
【0096】開鎖及び環状の無水物は、水の不在でも存
在でも、(A)オルガノポリシロキサンのアミノ基と、
室温ですでに反応して、アミド基になる。従って(A)
オルガノポリシロキサンとの反応は、選択的に、乳化過
程前、中又は後で、無水物の添加及び均一の混合によっ
て行なわれる。特に環状の無水物及び(A)の高アミン
含量の場合には、一般に高粘度への回避のために、乳化
過程中又は後の添加が推奨される。
在でも、(A)オルガノポリシロキサンのアミノ基と、
室温ですでに反応して、アミド基になる。従って(A)
オルガノポリシロキサンとの反応は、選択的に、乳化過
程前、中又は後で、無水物の添加及び均一の混合によっ
て行なわれる。特に環状の無水物及び(A)の高アミン
含量の場合には、一般に高粘度への回避のために、乳化
過程中又は後の添加が推奨される。
【0097】(C)アシル化剤としてラクトンを使用す
る際には、これを殊に乳化過程前に、(A)オルガノポ
リシロキサンと反応させかつ(A)のアミノ基との反応
によって、アミド基が生成される。反応自体は、使用さ
れるラクトンの反応性に応じて、種々の条件で実施され
得る。殊に、高めた温度で、場合により不活性溶剤、例
えばトルオール、クロル炭化水素又はケトンの使用下で
作業する。
る際には、これを殊に乳化過程前に、(A)オルガノポ
リシロキサンと反応させかつ(A)のアミノ基との反応
によって、アミド基が生成される。反応自体は、使用さ
れるラクトンの反応性に応じて、種々の条件で実施され
得る。殊に、高めた温度で、場合により不活性溶剤、例
えばトルオール、クロル炭化水素又はケトンの使用下で
作業する。
【0098】(C)アシル化剤としてカーボネートを使
用する際には、これを殊に乳化過程前で、(A)オルガ
ノポリシロキサンと反応させ、この際(A)のアミノ基
はカルバメート基に変えられる。反応条件は使用される
カーボネートの反応性に適応する。例えば、高反応性の
ジメチルジカーボネートでは、すでに室温での混合によ
って、完全な反応が達成され、一方環状のカーボネート
は殊に40〜120℃、特に60〜90℃で反応され
る。場合により不活性溶剤を使用することもできる。反
応の際に、場合により生じる副生成物、例えばCO2及
びジメチルジカーボネートの場合にはメタノールを、所
望の場合には、容易に蒸留的に除去することができる。
用する際には、これを殊に乳化過程前で、(A)オルガ
ノポリシロキサンと反応させ、この際(A)のアミノ基
はカルバメート基に変えられる。反応条件は使用される
カーボネートの反応性に適応する。例えば、高反応性の
ジメチルジカーボネートでは、すでに室温での混合によ
って、完全な反応が達成され、一方環状のカーボネート
は殊に40〜120℃、特に60〜90℃で反応され
る。場合により不活性溶剤を使用することもできる。反
応の際に、場合により生じる副生成物、例えばCO2及
びジメチルジカーボネートの場合にはメタノールを、所
望の場合には、容易に蒸留的に除去することができる。
【0099】(A)オルガノポリシロキサンのアシル化
は殊に、(A)オルガノポリシロキサンを乳化させ、か
つ乳化過程中又は後に前記のカルボン酸又はその無水物
の1種と反応させることによって行なわれる。
は殊に、(A)オルガノポリシロキサンを乳化させ、か
つ乳化過程中又は後に前記のカルボン酸又はその無水物
の1種と反応させることによって行なわれる。
【0100】このエマルジョン又はマイクロエマルジョ
ンは、極めて良好に貯蔵可能で、良好に希釈可能でかつ
アルカリ安定である。(B)架橋剤成分との反応によっ
て、織物処理剤として極めて好適であるオルガノポリシ
ロキサン化合物のエマルジョン又はマイクロエマルジョ
ンを得る。
ンは、極めて良好に貯蔵可能で、良好に希釈可能でかつ
アルカリ安定である。(B)架橋剤成分との反応によっ
て、織物処理剤として極めて好適であるオルガノポリシ
ロキサン化合物のエマルジョン又はマイクロエマルジョ
ンを得る。
【0101】本発明による架橋可能な組成物は、一定の
目的のために、例えば織物処理剤としての使用のため
に、前記の成分のほかに、添加物を含有することができ
る。好適な添加物は、例えば生物致死剤、例えば殺真菌
剤、殺細菌剤、殺藻剤及び殺微生物剤、粘稠剤、凍結防
止剤、帯電防止剤、色料、防火剤及び有機性の軟化剤で
ある。
目的のために、例えば織物処理剤としての使用のため
に、前記の成分のほかに、添加物を含有することができ
る。好適な添加物は、例えば生物致死剤、例えば殺真菌
剤、殺細菌剤、殺藻剤及び殺微生物剤、粘稠剤、凍結防
止剤、帯電防止剤、色料、防火剤及び有機性の軟化剤で
ある。
【0102】本発明による、(A)オルガノポリシロキ
サン、(B)架橋剤成分及び(C)場合によるアシル化
剤よりなる架橋可能な組成物又は反応生成物は、有機性
の繊維、例えば糸及びつむぎ糸及びそれから製造された
織物、例えばフリース、マット、ひも、編まれた、織ら
れた又は巻かれた織物(これらは今までにも有機珪素化
合物で含浸され得た)の処理に使用され得る。従って含
浸され得る繊維の例は、ケラチンよりなるもの、特に羊
毛、ポリビニルアルコール、酢酸ビニルのコポリマー、
木綿、レーヨン、麻、天然絹、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、セ
ルロース及びこのような繊維の少なくとも2種よりなる
混合物である。前記の列挙から明らかなように、繊維は
天然又は合成の素性であってよい。織物は、反物又は衣
類もしくは衣類の一部分の形で存在してよい。
サン、(B)架橋剤成分及び(C)場合によるアシル化
剤よりなる架橋可能な組成物又は反応生成物は、有機性
の繊維、例えば糸及びつむぎ糸及びそれから製造された
織物、例えばフリース、マット、ひも、編まれた、織ら
れた又は巻かれた織物(これらは今までにも有機珪素化
合物で含浸され得た)の処理に使用され得る。従って含
浸され得る繊維の例は、ケラチンよりなるもの、特に羊
毛、ポリビニルアルコール、酢酸ビニルのコポリマー、
木綿、レーヨン、麻、天然絹、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、セ
ルロース及びこのような繊維の少なくとも2種よりなる
混合物である。前記の列挙から明らかなように、繊維は
天然又は合成の素性であってよい。織物は、反物又は衣
類もしくは衣類の一部分の形で存在してよい。
【0103】ケラチン、特に羊毛では、特に、ケラチン
が塩素で予備処理され、洗浄されかつ中和された場合
に、織物処理剤として使用された架橋可能な組成物又は
その反応生成物での含浸によって、フエルト化による収
縮は阻止され得る。
が塩素で予備処理され、洗浄されかつ中和された場合
に、織物処理剤として使用された架橋可能な組成物又は
その反応生成物での含浸によって、フエルト化による収
縮は阻止され得る。
【0104】本発明による架橋可能な組成物又は反応生
成物は、希釈されない形で又は有機溶剤中の溶液の形で
又は殊に水性エマルジョン又はマイクロエマルジョンの
形で、含浸すべき繊維又は織物上に塗布され得る。エマ
ルジョンは、必要ならば、適当な使用濃度に希釈され得
る。塗布のために、架橋可能な組成物に更に他の添加
物、例えば有機性の軟化剤、蝋分散物及び付加触媒、特
に縮合触媒を加えることができる。
成物は、希釈されない形で又は有機溶剤中の溶液の形で
又は殊に水性エマルジョン又はマイクロエマルジョンの
形で、含浸すべき繊維又は織物上に塗布され得る。エマ
ルジョンは、必要ならば、適当な使用濃度に希釈され得
る。塗布のために、架橋可能な組成物に更に他の添加
物、例えば有機性の軟化剤、蝋分散物及び付加触媒、特
に縮合触媒を加えることができる。
【0105】本発明による架橋可能な組成物又はその反
応生成物を、含浸すべき繊維及び織物上に塗布すること
は、任意の、繊維の含浸のために好適なかつ多くの公知
の方法で、例えば引抜、浸漬、塗布、注入、噴霧(エー
ロゾル−容器からの噴霧を含む)、ローラーがけ、捺染
又は印刷によって、行なうことができる。
応生成物を、含浸すべき繊維及び織物上に塗布すること
は、任意の、繊維の含浸のために好適なかつ多くの公知
の方法で、例えば引抜、浸漬、塗布、注入、噴霧(エー
ロゾル−容器からの噴霧を含む)、ローラーがけ、捺染
又は印刷によって、行なうことができる。
【0106】本発明による架橋可能な組成物又はその反
応生成物は殊に、この組成物による繊維の重量増加が繊
維の重量に対して0.1〜10重量%、殊に0.5〜4
重量%(その際場合により併用される希釈剤を差し引い
て)であるような量で、塗布される。
応生成物は殊に、この組成物による繊維の重量増加が繊
維の重量に対して0.1〜10重量%、殊に0.5〜4
重量%(その際場合により併用される希釈剤を差し引い
て)であるような量で、塗布される。
【0107】本発明による組成物又はその反応生成物が
繊維上で架橋反応することは、すでに室温(RT)で行
なわれ得る。架橋反応は、例えば50〜250℃、特に
100〜180℃に加熱することによって促進され得
て、この際殊に10秒間〜10分間加熱される。
繊維上で架橋反応することは、すでに室温(RT)で行
なわれ得る。架橋反応は、例えば50〜250℃、特に
100〜180℃に加熱することによって促進され得
て、この際殊に10秒間〜10分間加熱される。
【0108】本発明による架橋可能な組成物又はその反
応生成物で処理された繊維及び織物は、快適な柔軟な手
ざわりを有し、熱黄変に対して特に安定であり、高い跳
ね返り弾性及び良好なしわ回復(Stretch−ba
ck特性)を示し、耐洗濯性でありかつ汚れ拒絶性であ
り(良好なソイル−リリース(Soil−Releas
e)−特性を示す)かつ疎水性を示さないか又はほんの
僅かしか疎水性を示さない。
応生成物で処理された繊維及び織物は、快適な柔軟な手
ざわりを有し、熱黄変に対して特に安定であり、高い跳
ね返り弾性及び良好なしわ回復(Stretch−ba
ck特性)を示し、耐洗濯性でありかつ汚れ拒絶性であ
り(良好なソイル−リリース(Soil−Releas
e)−特性を示す)かつ疎水性を示さないか又はほんの
僅かしか疎水性を示さない。
【0109】次の実施例中、他の記載のない限り、
「部」及び「パーセント率」の全ての表示は重量によ
る。
「部」及び「パーセント率」の全ての表示は重量によ
る。
【0110】
【実施例】例1〜6は、本発明による例のための中間生
成物を記載する。
成物を記載する。
【0111】例 1 N2−保護ガス下で、トルオール40ml及び次の式:
【0112】
【化20】
【0113】を有するアミノ官能性のシリコン油A16
7g(滴定可能なアミン含有=0.6ミリ当量/g)を
前もって装入し、かつ撹拌下でトリオキサデカン酸9g
を添加した。引続いて脱水器を付して130℃に2時間
加熱し、かつ最後に揮発性成分を140℃で高真空中で
除去した。粘度3000mm2/s(25℃で)及び滴
定可能なアミン含量0.3ミリ当量/gを有するやや帯
黄色のシリコン油を得た。
7g(滴定可能なアミン含有=0.6ミリ当量/g)を
前もって装入し、かつ撹拌下でトリオキサデカン酸9g
を添加した。引続いて脱水器を付して130℃に2時間
加熱し、かつ最後に揮発性成分を140℃で高真空中で
除去した。粘度3000mm2/s(25℃で)及び滴
定可能なアミン含量0.3ミリ当量/gを有するやや帯
黄色のシリコン油を得た。
【0114】例 2 N2−保護ガス下で、次の式:
【0115】
【化21】
【0116】を有するアミノ官能性シリコン油B(滴定
可能なアミン含量=0.45ミリ当量/g)222gを
前もって装入しかつγ−ブチロラクトン4.7gを加え
た。撹拌下で5時間120℃に加熱しかつ冷却後に、粘
度10500mm2/s(25℃)及び滴定可能なアミ
ン含量0.23ミリ当量/gを有するやや帯黄色のシリ
コン油を得た。
可能なアミン含量=0.45ミリ当量/g)222gを
前もって装入しかつγ−ブチロラクトン4.7gを加え
た。撹拌下で5時間120℃に加熱しかつ冷却後に、粘
度10500mm2/s(25℃)及び滴定可能なアミ
ン含量0.23ミリ当量/gを有するやや帯黄色のシリ
コン油を得た。
【0117】例 3 例1よりなるアミノ官能性シリコン油A167gを、ラ
クチド7.2gと一緒に、撹拌下及び保護ガスとしての
N2下で、1時間80℃に加熱した。冷却後に、粘度2
5000mm2/s(25℃)及び滴定可能なアミン含
量0.28ミリ当量/gを有する無色のシリコン油を得
た。
クチド7.2gと一緒に、撹拌下及び保護ガスとしての
N2下で、1時間80℃に加熱した。冷却後に、粘度2
5000mm2/s(25℃)及び滴定可能なアミン含
量0.28ミリ当量/gを有する無色のシリコン油を得
た。
【0118】例 4 次の式:
【0119】
【化22】
【0120】を有するアミノ官能性シリコン油C(滴定
可能なアミン含量=0.6ミリ当量/g)167gを、
N2保護ガス下で前もって装入した。炭酸エチレン2.
2gの添加後に、撹拌下で2時間80℃に加熱した。冷
却後に、粘度3200mm2/s(25℃)及び滴定可
能なアミン含量0.44ミリ当量/gを有する無色のシ
リコン油を得た。
可能なアミン含量=0.6ミリ当量/g)167gを、
N2保護ガス下で前もって装入した。炭酸エチレン2.
2gの添加後に、撹拌下で2時間80℃に加熱した。冷
却後に、粘度3200mm2/s(25℃)及び滴定可
能なアミン含量0.44ミリ当量/gを有する無色のシ
リコン油を得た。
【0121】例 5 次の式:
【0122】
【化23】
【0123】を有するアミノ官能性のシリコン油D(滴
定可能なアミン含量=0.3ミリ当量/g)334g
を、N2−保護ガス下で前もって装入しかつ次の構造:
定可能なアミン含量=0.3ミリ当量/g)334g
を、N2−保護ガス下で前もって装入しかつ次の構造:
【0124】
【化24】
【0125】のアンヒドリド官能性のシラン(ワッカー
ヒェミーGmbH社のシラン(Silan)GF20)
11.5gを、室温で撹拌下徐々に加える。
ヒェミーGmbH社のシラン(Silan)GF20)
11.5gを、室温で撹拌下徐々に加える。
【0126】30分間撹拌した後に、粘度は僅かに上昇
しかつ滴定可能なアミン含量は0.42に降下してい
る。得られる無色のシリコン油は、空気接触で、すでに
室温で、数時間以内で、薄層で架橋し、粘着性のないゴ
ム膜になった。
しかつ滴定可能なアミン含量は0.42に降下してい
る。得られる無色のシリコン油は、空気接触で、すでに
室温で、数時間以内で、薄層で架橋し、粘着性のないゴ
ム膜になった。
【0127】例 6 次の式:
【0128】
【化25】
【0129】を有するアミノ官能性シリコン油E(滴定
可能なアミン含量=0.52ミリ当量/g)235gを
含有する非イオン性の35%の油中水(W/O)型エマ
ルジョンに、例5で記載したアンヒドリド官能性シラン
15gを加えた。室温で30分間撹拌した後に、得られ
たシリコン油の滴定可能なアミン含量は0.16ミリ当
量/gに降下している。得られたエマルジョンは薄層で
塗布されて架橋し、含有水の蒸発後に、粘着性のないゴ
ム膜になった。
可能なアミン含量=0.52ミリ当量/g)235gを
含有する非イオン性の35%の油中水(W/O)型エマ
ルジョンに、例5で記載したアンヒドリド官能性シラン
15gを加えた。室温で30分間撹拌した後に、得られ
たシリコン油の滴定可能なアミン含量は0.16ミリ当
量/gに降下している。得られたエマルジョンは薄層で
塗布されて架橋し、含有水の蒸発後に、粘着性のないゴ
ム膜になった。
【0130】例7〜15に、織物処理として使用するこ
とができる水性(マイクロ)エマルジョンの製造を記載
する。
とができる水性(マイクロ)エマルジョンの製造を記載
する。
【0131】例 7 次の式:
【0132】
【化26】
【0133】を有するアミノ官能性シリコン油F(滴定
可能なアミン含量=0.3ミリ当量/g)170重量部
を、非イオン乳化剤ゲナポール(Genapol (R))
X060(ヘキスト社(Hoechst AG)のエチ
レンオキシド単位6を有するイソトリデシルアルコール
ポリグリコールエーテル)60重量部及びシランGF2
0(7.7重量部)と混合しかつ引続いて高回転混合機
を用いて水60重量部を加えた。生成したエマルジョン
濃縮物を引続いて水702重量部で希釈した。
可能なアミン含量=0.3ミリ当量/g)170重量部
を、非イオン乳化剤ゲナポール(Genapol (R))
X060(ヘキスト社(Hoechst AG)のエチ
レンオキシド単位6を有するイソトリデシルアルコール
ポリグリコールエーテル)60重量部及びシランGF2
0(7.7重量部)と混合しかつ引続いて高回転混合機
を用いて水60重量部を加えた。生成したエマルジョン
濃縮物を引続いて水702重量部で希釈した。
【0134】例 8 次の式:
【0135】
【化27】
【0136】を有するアミノ官能性シリコン油G(滴定
可能なアミノ含量=0.68)170重量部を、非イオ
ン乳化剤ゲナポールX060(登録商標)(60重量
部)、無水酢酸3.6重量部及びシランGF20(例5
参照)9重量部と混合した。水60重量部との乳化によ
って、エマルジョン濃縮物を製造し、これを引続いて水
697重量部で希釈した。
可能なアミノ含量=0.68)170重量部を、非イオ
ン乳化剤ゲナポールX060(登録商標)(60重量
部)、無水酢酸3.6重量部及びシランGF20(例5
参照)9重量部と混合した。水60重量部との乳化によ
って、エマルジョン濃縮物を製造し、これを引続いて水
697重量部で希釈した。
【0137】例 9 アミノ官能性シリコン油A(例1参照)170重量部
を、乳化剤ゲナポールX060(60重量部)、無水酢
酸5.1重量部及びシランGF20(例8参照)6.0
重量部と混合した。水60重量部との乳化によって、エ
マルジョン濃縮物を製造し、これを引続いて水699重
量部で希釈した。
を、乳化剤ゲナポールX060(60重量部)、無水酢
酸5.1重量部及びシランGF20(例8参照)6.0
重量部と混合した。水60重量部との乳化によって、エ
マルジョン濃縮物を製造し、これを引続いて水699重
量部で希釈した。
【0138】例10 例9を繰り返したが、次の量を使用することだけが違っ
た: 無水酢酸 3.7g シランGF20 12g例11 例2よりなる反応生成物173.6重量部を、乳化剤ゲ
ナポールX060(60重量部)及びシランGF20
(3重量部)と混合しかつ水60重量部と乳化して濃縮
物にした。引続き水703重量部で希釈した。
た: 無水酢酸 3.7g シランGF20 12g例11 例2よりなる反応生成物173.6重量部を、乳化剤ゲ
ナポールX060(60重量部)及びシランGF20
(3重量部)と混合しかつ水60重量部と乳化して濃縮
物にした。引続き水703重量部で希釈した。
【0139】例12 例1からの反応生成物180重量部を、乳化剤、ゲナポ
ールX060(60重量部)及びシランGF20(6重
量部)と混合させ、水60重量部と乳化させて濃縮物と
しかつ引続いて水694重量部で希釈した。
ールX060(60重量部)及びシランGF20(6重
量部)と混合させ、水60重量部と乳化させて濃縮物と
しかつ引続いて水694重量部で希釈した。
【0140】例13 例3からの反応生成物177重量部を、乳化剤ゲナポー
ルX060(60重量部)及びシランGF20(6重量
部)と混合し、水60重量部と乳化させて濃縮物としか
つ引続いて水697重量部で希釈した。
ルX060(60重量部)及びシランGF20(6重量
部)と混合し、水60重量部と乳化させて濃縮物としか
つ引続いて水697重量部で希釈した。
【0141】例14 例4からの反応生成物173重量部を、乳化剤ゲナポー
ルX060(60重量部)及びシランGF20(12重
量部)と混合し、水60重量部と乳化させて濃縮物とし
かつ引続いて水695重量部で希釈する。
ルX060(60重量部)及びシランGF20(12重
量部)と混合し、水60重量部と乳化させて濃縮物とし
かつ引続いて水695重量部で希釈する。
【0142】例15 例8を繰り返したが、無水酢酸3.6重量部の代りに、
二炭酸ジメチル4.7重量部及びシランGF20(12
重量部)を使用することが変更された。
二炭酸ジメチル4.7重量部及びシランGF20(12
重量部)を使用することが変更された。
【0143】例16〜18に、公知技術水準による比較
例を記載する。
例を記載する。
【0144】例16 アミノ官能性シリコン油A170重量部を、酢酸4重量
部及びゲナポールX060(60重量部)と混合しかつ
水60重量部と乳化させて濃縮物にした。引続き水70
6重量部で希釈した。
部及びゲナポールX060(60重量部)と混合しかつ
水60重量部と乳化させて濃縮物にした。引続き水70
6重量部で希釈した。
【0145】例17 アミノ官能性シリコン油F170重量部に、グリシドオ
キシプロピルトリメトキシシラン6重量部を加えかつ撹
拌下及びN2−保護ガス下で1時間90℃に加熱した。
反応生成物を室温に冷却後に、ゲナポールX060(6
0重量部)及び水60重量部と乳化させて濃縮物にしか
つ引続いて水704重量部で希釈した。
キシプロピルトリメトキシシラン6重量部を加えかつ撹
拌下及びN2−保護ガス下で1時間90℃に加熱した。
反応生成物を室温に冷却後に、ゲナポールX060(6
0重量部)及び水60重量部と乳化させて濃縮物にしか
つ引続いて水704重量部で希釈した。
【0146】例18 アミノ官能性のシリコン油A170重量部を、無水酢酸
4重量部及びグリシドオキシプロピルトリメトキシシラ
ン5重量部と共に1時間90℃に加熱した。室温に冷却
後に、ゲナポールX060(60重量部)及び水60重
量部を用いてエマルジョン濃縮物を製造しかつ引続いて
水701重量部で希釈する。
4重量部及びグリシドオキシプロピルトリメトキシシラ
ン5重量部と共に1時間90℃に加熱した。室温に冷却
後に、ゲナポールX060(60重量部)及び水60重
量部を用いてエマルジョン濃縮物を製造しかつ引続いて
水701重量部で希釈する。
【0147】例19 (例7〜18で製造されたエマルジョンの使用技術的評
価):19a(アルカリー剪断安定性) 試験すべきエマルジョンを水で固体含量0.6%に希釈
しかつ希水酸化カリウム水溶液でpH−値9に調整し
た。引続いて、そうして製造された試験溶液をその剪断
安定性について検査した(ホモミキサー(Homomi
xer)で8000UpM、3分間)。剪断試験後の外
観を評価し、この際、次の評価を行なった: A:外観無変化、油斑無し。
価):19a(アルカリー剪断安定性) 試験すべきエマルジョンを水で固体含量0.6%に希釈
しかつ希水酸化カリウム水溶液でpH−値9に調整し
た。引続いて、そうして製造された試験溶液をその剪断
安定性について検査した(ホモミキサー(Homomi
xer)で8000UpM、3分間)。剪断試験後の外
観を評価し、この際、次の評価を行なった: A:外観無変化、油斑無し。
【0148】B:表面上に僅かな油斑。
【0149】C:表面上に多数の強い油斑。
【0150】19b(織物仕上げ):試験すべきエマル
ジョンを水で固体含量0.5%に希釈しかつ白色木綿メ
リヤス製品上に、浸漬及び引続いて圧潰しによって施こ
した。圧潰しは、木綿重量に対して、75%の液体吸収
が達成される方法で実施した。引続き、そうして含浸さ
れた木綿メリヤスを110℃で5分間及び150℃で3
分間乾燥させかつ次の使用技術的検査をした:手ざわりの評価 評価は、相対的スカラ0〜10によって、ハンドテスト
で行ない、この際、値10が最良の柔軟な手ざわりであ
る。
ジョンを水で固体含量0.5%に希釈しかつ白色木綿メ
リヤス製品上に、浸漬及び引続いて圧潰しによって施こ
した。圧潰しは、木綿重量に対して、75%の液体吸収
が達成される方法で実施した。引続き、そうして含浸さ
れた木綿メリヤスを110℃で5分間及び150℃で3
分間乾燥させかつ次の使用技術的検査をした:手ざわりの評価 評価は、相対的スカラ0〜10によって、ハンドテスト
で行ない、この際、値10が最良の柔軟な手ざわりであ
る。
【0151】黄変 黄変の度合は、色測定器(トーキョー・デンショク社
(Tokyo Denshoku Co.、Ltd.)
のカラー−メーター(Colour−Meter)TC
−P III)を用いて調査した。測定された黄変指数
(yellowing index)を、対照としての
未処理試料と比較し、かつ△YIとして記録した: △YI=YI(試料)−YI(対照) 軽減する黄変は、より少ない△YI−値を表わした。
(Tokyo Denshoku Co.、Ltd.)
のカラー−メーター(Colour−Meter)TC
−P III)を用いて調査した。測定された黄変指数
(yellowing index)を、対照としての
未処理試料と比較し、かつ△YIとして記録した: △YI=YI(試料)−YI(対照) 軽減する黄変は、より少ない△YI−値を表わした。
【0152】しわ回復角度 測定はDIN53890に従って実施しかつ引続き相対
スカラ0〜5以内で評価し、この際、しわ回復角度は0
から5へ増加する。
スカラ0〜5以内で評価し、この際、しわ回復角度は0
から5へ増加する。
【0153】
【表1】
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 15/643 (72)発明者 二宮 聖 東京都杉並区浜田山1−26−6 (72)発明者 武田 出 静岡県小笠郡大東町大坂1512−1 プラザ サモワール3 103
Claims (10)
- 【請求項1】(A)一級及び/又は二級のアミノ基を有
する1価のSiC−結合基少なくとも1個を有するオル
ガノポリシロキサン及び(B)架橋剤成分として、カル
ボン酸アンヒドリド基少なくとも1個を有するアルコキ
シシラン及び/又はシロキサン、を含有する架橋結合可
能な組成物。 - 【請求項2】 オルガノポリシロキサン(A)は、少な
くとも1個の一般式(I): 【化1】 〔式中R1は同一又は異なる、1価の場合により弗素
−、塩素−又は臭素原子で置換されたC1−〜C18−炭
化水素基、水素原子、C1−〜C12−アルコキシ−又は
ヒドロキシ基又はアルキルグリコール基を表わし、Qは
一般式(III): −R5−〔(NR2(CH2)m〕dNHR2 の基を表わし(この際R5は二価のC1−〜C18−炭化水
素基を表わし、R2は水素原子又は場合により弗素−、
塩素−又は臭素原子で置換されたC1−〜C18−炭化水
素基を表わし、mは2、3、4、5又は6の値を有しか
つdは0、1、2、3又は4の値を有する)、aは0、
1又は2の値を有し、bは1、2又は3の値を有しかつ
a及びbよりなる合計は最高4である〕のシロキサン単
位を有し、かつ他の全てのシロキサン単位は、一般式
(II): 【化2】 〔式中R1は前記のものでありかつcは0、1、2又は
3の値を有する〕を有する、請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 架橋剤成分(B)として有効なシロキサ
ンは、少なくとも1個の、一般式(V): 【化3】 〔式中R1、a及びbは前記のものでありかつZは、一
般式(VII): 【化4】 のアンヒドリド官能基であり、この際R5は前記のもの
でありかつR8は基R2を表わすか又は両方の基R8は、
それらが結合している炭素原子と一緒に、5〜15個の
環原子を有する環状の炭化水素基を形成し、これは二価
の基R9を介して珪素原子に結合しており、この際R2は
前記のものでありかつR9は二価のC1−〜C6−炭化水
素基又は化学結合を表わし、x及びyは各々0又は1の
値を有する〕のシロキサン単位を有し、かつ他の全ての
シロキサン単位は、一般式(VII): 【化5】 〔式中R1及びcは前記のものである〕を有する、請求
項1又は2に記載の組成物。 - 【請求項4】 架橋剤成分(B)として有効なアルコキ
シシランは、一般式(VIII): R1bZ(3-b)Si (VIII) 〔式中R1、b及びZは前記のものであるが、少なくと
も1個の基R1は、C1−〜C12−アルコキシ基を表わす
という条件を有する〕を有する、請求項1から3までの
いずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項5】 組成物は、(A)オルガノポリシロキサ
ン及び(B)架橋剤成分としてのカルボン酸アンヒドリ
ド基を有するアルコキシシラン及び/又はシロキサンの
ほかに、なお(C)自体公知のアシル化剤を含有する、
請求項1から4までのいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項6】 組成物は、エマルジョン又はマイクロエ
マルジョンの形で存在する、請求項1から5までのいず
れか1項に記載の組成物。 - 【請求項7】 請求項1又は2に記載の(A)オルガノ
ポリシロキサンと、請求項1、3又は4に記載の(B)
架橋剤成分及び場合により請求項5に記載の(C)アシ
ル化剤との熱的反応によって得られるオルガノポリシロ
キサン化合物。 - 【請求項8】 請求項1又は2に記載の(A)オルガノ
ポリシロキサンを、請求項1、3又は4に記載の(B)
架橋剤成分及び場合により請求項5に記載の(C)アシ
ル化剤と反応させることを特徴とする、オルガノポリシ
ロキサン化合物の製法。 - 【請求項9】 請求項1又は2に記載の(A)オルガノ
ポリシロキサンを、請求項1、3又は4に記載の(B)
架橋剤成分及び場合により請求項5に記載の(C)アシ
ル化剤と、乳化過程の前、中又は後に反応させることを
特徴とする、オルガノポリシロキサン化合物のエマルジ
ョン又はマイクロエマルジョンの製法。 - 【請求項10】 請求項1から6までのいずれか1項に
記載の架橋可能な組成物、請求項7に記載のオルガノポ
リシロキサン化合物、請求項8に記載の方法により製造
されるオルガノポリシロキサン化合物及び請求項9に記
載の方法により製造されるエマルジョン又はマイクロエ
マルジョンを用いる、有機繊維及びそれから製造される
織物の処理法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4211256A DE4211256A1 (de) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | Vernetzbare Zusammensetzung auf Aminosiliconbasis |
DE4211256.7 | 1992-04-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH069876A true JPH069876A (ja) | 1994-01-18 |
JPH0781081B2 JPH0781081B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=6456014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5075558A Expired - Lifetime JPH0781081B2 (ja) | 1992-04-03 | 1993-04-01 | 架橋結合可能な組成物、オルガノポリシロキサン化合物の製法、そのエマルジョン又はマイクロエマルジョンの製法及び有機繊維及び織物の処理法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5399652A (ja) |
EP (1) | EP0563961B1 (ja) |
JP (1) | JPH0781081B2 (ja) |
KR (1) | KR960016629B1 (ja) |
DE (2) | DE4211256A1 (ja) |
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DE102010025903A1 (de) | 2009-12-18 | 2011-06-22 | Ko-Ken Tool Co., Ltd. | Steckschlüssel |
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US20060205861A1 (en) * | 2003-07-16 | 2006-09-14 | Glenn Gordon | Coating compositions comprising epoxy resins and aminofunctional silicone resins |
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EP1630280A1 (de) * | 2004-08-31 | 2006-03-01 | Ciba Spezialitätenchemie Pfersee GmbH | Verfahren zur Behandlung von textilen Flächengebilden |
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