JPH0698444A - フロアコンセント - Google Patents

フロアコンセント

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JPH0698444A
JPH0698444A JP3302165A JP30216591A JPH0698444A JP H0698444 A JPH0698444 A JP H0698444A JP 3302165 A JP3302165 A JP 3302165A JP 30216591 A JP30216591 A JP 30216591A JP H0698444 A JPH0698444 A JP H0698444A
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JP
Japan
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outlet
base body
circular
floor
outlet body
Prior art date
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Pending
Application number
JP3302165A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Yoshitani
巌 吉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SETSUYOU KOGYO KK
Original Assignee
SETSUYOU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この発明のフロアコンセントは、ベース体1
の円形開口2の周端にコンセント体5の球帯面8を軸支
し、コンセント体5をバネ付勢により回動自在とするこ
とにより、ベース体1の円形開口2からコンセント体5
の円形面6のプラグ差込口5aを出没自在とし、さらに
回転操作、押圧操作の二段階操作により、コンセント体
5を突出状態、または没入状態に保持するロック機構1
2を備えたものとしている。 【効果】 この発明のフロアコンセントは、コンセント
体5が角がなく丸まったものとなり、歩行者がつまずい
たり、物が引っ掛かり難いものとなる。さらに、コンセ
ントの不使用時にロック機構12に手が触れたり物がつ
かえたりしても、誤作動してコンセント体5が突出して
しまうようなことはなく、安全性に優れたものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オフィスビルなどの
床面に設置され、電源用や電話用などとして使用される
フロアコンセントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフロアコンセントは、例
えば図15に示したように、コンセント体出没用の四角
形開口34が設けられたベース体1と、前記四角形開口
34からプラグ差込口5aが出没するように、四角形開
口34の一端部に回動自在に軸支されたコンセン体5を
備えたものが存在する。そして、この図に示したフロア
コンセントは、ロック機構12のロック解除により、前
記コンセン体5がバネ付勢により回動して前記プラグ差
込口5aが出没するようにしたものである。
【0003】前記ロック機構12は、スライド操作によ
り前記ベース体1の開口34側に進退可能となり、前進
状態で前記コンセント体5の一部を係止し、このコンセ
ント体5を突出状態、または没入状態に保持するように
している。そして、このロック機構12は、図16およ
び図17に示したように、スライド自在な操作レバー3
0と、操作レバー30のスライド操作によりコンセント
体5のロック用凹部31a、31bに係脱自在なロック
板32と、前記ロック板32の先端がロック用凹部31
a、31bを係止する方向に付勢する押圧バネ33とに
より構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のフロアコンセントは、コンセント体5の全体形状が
略三角柱形状であり、コンセント体5の上面はフランジ
付のメクラ板5bを設けていると共に、プラグ差込口5
aが設けられた側面は四角形状としているので、使用時
にプラグ差込口5aをベース体1から突出させると、コ
ンセント体5は角張った形状となると共にメクラ板5b
のフランジが飛び出した形状となり、歩行者がつまずい
たり、物が引っ掛かり易くなるという課題を有してい
た。
【0005】また、コンセント体5の上面のメクラ板5
bには、通常、商品名や会社名などを刻印しているが、
プラグ差込口5aが設けられた側面をベース体1から突
出させた状態でも、メクラ板5bが露出しているため、
これらの刻印が目立ち外観を損ねるという課題を有して
いた。さらに、上記従来のフロアコンセントは、ロック
機構12の操作が操作レバー30をスライド操作すると
いう一段階操作であったため、コンセントの不使用時に
操作レバー30に手が触れたり物がつかえたりすると、
誤作動してコンセント体5が突出してしまうという課題
を有していた。
【0006】しかも、前記誤作動によるコンセント体5
の不意の突出は非常に危険であるという課題も同時に有
していた。そこで、この発明のフロアコンセントは、上
記従来のフロアコンセントが有する課題を解決すること
を目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明のフ
ロアコンセントは、コンセント体出没用の円形開口2を
設けたベース体1と、プラグ差込口5aを設けた円形面
6とメクラ板5bを設けた円形面7との間の側周を球帯
面8としたコンセント体5とを備え、前記ベース体1の
円形開口2の周端にコンセント体5の球帯面8を軸支
し、コンセント体5をバネ付勢により回動自在とするこ
とにより、ベース体1の円形開口2からコンセント体5
の円形面6のプラグ差込口5aを出没自在とし、さらに
回転操作、押圧操作の二段階操作により前記ベース体1
の円形開口2側に進退可能となり、前進状態で前記コン
セント体5の一部を係止し、このコンセント体5を突出
状態、または没入状態に保持するロック機構12を備え
たものとしている。
【0008】
【作用】この発明のフロアコンセントは、前記円形面6
と円形面7とを設けると共に、円形面6、7の間の側周
を球帯面8としているため、コンセント体5は角がなく
丸まったものとなる。また、この発明のフロアコンセン
トは、プラグ差込口5aが設けられた円形面6をベース
体1から突出させた状態では、メクラ板5bが設けられ
た円形面7はベース体1の下方に隠れてしまう。
【0009】さらに、この発明のフロアコンセントは、
回転操作、押圧操作の二段階操作をして初めて、コンセ
ント体5が突出する。
【0010】
【実施例】以下、この発明のフロアコンセントの構成
を、実施例として示した図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は、この発明のフロアコンセントの実施例を示
す分解斜視図である。1は、コンセント体出没用の円形
開口2が設けられたベース体である。このベース体1の
円形開口2の周縁には、軸受部3、3を対向させて設け
ている。さらに、ベース体1の裏側には、図5に示した
ように、前記軸受部3、3の近辺にそれぞれバネ係止溝
4、4を設けている。
【0011】5は、プラグ差込口5aが設けられた円形
面6とメクラ板5bが設けられた円形面7との間の側周
を球帯面8としたコンセント体である。このコンセント
体5の略中位には支軸9、9を対向して設けている。そ
して、前記支軸9、9の近辺にそれぞれバネ係止体1
0、10を設けている。さらに、前記支軸9、9と略同
位の球帯面8および円形面6寄りの球帯面8に前記コン
セント体出没用の開口2下端との係止体11a、11b
を設けている。さらにまた、図8および図9に示したよ
うに、前記支軸9、9と略同位の球帯面8および円形面
6寄りの球帯面8に後記ロック機構12のロック体13
の係止溝14a、14bを設けている。
【0012】なお、この実施例では、コンセント体5の
球帯面8に平面部8a、8aを対向して形成し、この平
面部8a、8aに前記支軸9、9を設けている。さら
に、コンセント体5は、球帯面8の大円となる接平面で
二つに分けた分割体を一体化することにより、球帯面8
や平面部8aの加工をし易いものとしたり、支軸9やバ
ネ係止体10などを設け易いものとしている。
【0013】前記ロック機構12は、図2に示したよう
に、操作ボタン15の上部を挿入して回動操作および押
圧操作自在とした通口16aを設けた操作ボタン台16
と、側部に位置規制バネ17の一端を係止する係止部1
5aを側部に設けると共に下部に円弧面15bとテーパ
面15cを対向させて設けた操作ボタン15と、この操
作ボタン15下部の通口18aを設けると共に位置規制
バネ17の他端を係止する係止部18bを設けたバネ支
持体18と、コンセント体5の係止溝14a、14bと
の係止部13aを設けると共に押圧バネ19、19の当
部13b、13bを両側に設け、さらに操作ボタン15
の円弧面15bと合致した円弧壁20を有した操作ボタ
ン挿入口13cと滑りボール21のボール挿入口13d
を連設したロック体13とからなる。そして、このロッ
ク機構12のロック体13がコンセント体5の係止溝1
4aを係止している場合には、プラグ差込口5aが設け
られた円形面6がベース体1の下方に没入した状態とな
っており、前記ロック体13が係止溝14bを係止して
いる場合には、プラグ差込口5aが設けられた円形面6
がベース体1から突出した状態となっている。
【0014】22は、ベース体1の上面に嵌合自在と
し、コンセント体出没用の開口23が設けられると共
に、前記ロック機構12の操作ボタン15の通口24が
設けられたフロアプレートである。そして、前記ベース
体1の軸受部3、3に、前記コンセント体5の支軸9、
9をそれぞれ軸支させ、ネジリコイルバネ25のコイル
25aを支軸9、9の先端に挿入すると共に、一端部2
5bを前記ベース体1のバネ係止溝4、4にそれぞれ係
止させ、さらに他端部25cを前記コンセント体2のバ
ネ係止体10、10にそれぞれ係止させている。これに
より、前記ベース体1の円形開口2の周端にコンセント
体5の球帯面8が軸支され、コンセント体5がバネ付勢
により回動自在となり、ベース体1の円形開口2からコ
ンセント体5の円形面6のプラグ差込口5aが出没自在
となる。
【0015】なお、26は前記コンセント体5をベース
体1の下方でカバーしておくための保護カバーであり、
27はコンセント体5へ配線された電線28の端子台で
あり、前記保護カバー26の下部に固定されている。そ
こで、前記ロック機構12の操作状態を説明すると、先
ず、手指で操作ボタン15を位置規制バネ17に逆らっ
て少し捩じって回転させ、通常、ずれた状態にある操作
ボタン15の円弧面15bとロック体13の操作ボタン
挿入口13cの円弧壁20とを一致させる。この状態で
操作ボタン15を押圧すると、操作ボタン15の下部の
テーパ面15cが滑りボール21を回転させ、この滑り
ボール21がロック体13のボール挿入口13dの側壁
を押し、押圧バネ19、19に逆らってこのロック体1
3を後方にさげる。すると、図10および図11に示し
たように、ロック体13の係止部13aがコンセント体
5の係止溝14bまたは図示していないが係止溝14a
から抜けるので、コンセント体5を回動させ、コンセン
ト体5のプラグ差込口5aを突出状態または没入状態に
する。この状態で手を離すと、図12および図13に示
したように、ロック体13が押圧バネ19、19により
元の状態に押し戻され、係止部13aがコンセント体5
の係止溝14bまたは図示していないが係止溝14aを
再び係止することになる。
【0016】
【発明の効果】この発明のフロアコンセントは、以上に
述べたように構成されおり、前記円形面6と円形面7と
を設けると共に、円形面6、7の間の側周を球帯面8と
しているため、コンセント体5は角がなく丸まったもの
となり、歩行者がつまずいたり、物が引っ掛かり難いも
のとなる。
【0017】また、この発明のフロアコンセントは、プ
ラグ差込口5aが設けられた円形面6をベース体1から
突出させた状態では、メクラ板5bが設けられた円形面
7はベース体1の下方に隠れてしまうので、メクラ板5
bに刻印された商品名や会社名などが目立つことなく外
観を損ねることはない。さらに、この発明のフロアコン
セントは、回転操作、押圧操作の二段階操作をして初め
て、コンセント体5が突出するので、コンセントの不使
用時にロック機構12に手が触れたり物がつかえたりし
ても、誤作動してコンセント体5が突出してしまうよう
なことはなく、安全性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のフロアコンセントの実施例を示す分
解斜視図である。
【図2】この発明のフロアコンセントのロック機構の分
解斜視図である。
【図3】この発明のフロアコンセントのプラグ差込口を
ベース体の下方に没入させた状態を示す平面図である。
【図4】この発明のフロアコンセントのプラグ差込口を
ベース体の上方に突出させた状態を示す平面図である。
【図5】この発明のフロアコンセントのプラグ差込口を
ベース体の上方に突出させると共に保護カバーを外した
状態を示す底面図である。
【図6】この発明のフロアコンセントのプラグ差込口を
ベース体の上方に突出させると共に保護カバーを外した
状態を示す正面図である。
【図7】この発明のフロアコンセントのプラグ差込口を
ベース体の上方に突出させると共に保護カバーを外した
状態を示す右側面図である。
【図8】この発明のフロアコンセントのプラグ差込口を
ベース体の上方に突出させると共に保護カバーを外した
状態を示す一部破断左側面図である。
【図9】この発明のフロアコンセントのプラグ差込口を
ベース体の下方に没入させると共に保護カバーを外した
状態を示す左側面図である。
【図10】この発明のフロアコンセントのロック機構と
コンセント体とのロック解除状態を示す説明図である。
【図11】この発明のフロアコンセントのロック機構と
コンセント体とのロック解除状態を示す断面図である。
【図12】この発明のフロアコンセントのロック機構と
コンセント体とのロック状態を示す説明図である。
【図13】この発明のフロアコンセントのロック機構と
コンセント体とのロック状態を示す断面図である。
【図14】この発明のフロアコンセントの使用状態を示
す斜視図である。
【図15】従来のフロアコンセントの斜視図である。
【図16】従来のフロアコンセントの一部破断断面図で
ある。
【図17】従来のフロアコンセントのロック機構の説明
図である。
【符号の説明】
1 ベース体 2 円形開口 5 コンセント体 5a プラグ差込口 5b メクラ板 6 円形面 7 円形面 8 球帯面 12 ロック機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンセント体出没用の円形開口2を設け
    たベース体1と、プラグ差込口5aを設けた円形面6と
    メクラ板5bを設けた円形面7との間の側周を球帯面8
    としたコンセント体5とを備え、前記ベース体1の円形
    開口2の周端にコンセント体5の球帯面8を軸支し、コ
    ンセント体5をバネ付勢により回動自在とすることによ
    り、ベース体1の円形開口2からコンセント体5の円形
    面6のプラグ差込口5aを出没自在とし、さらに回転操
    作、押圧操作の二段階操作により前記ベース体1の円形
    開口2側に進退可能となり、前進状態で前記コンセント
    体5の一部を係止し、このコンセント体5を突出状態、
    または没入状態に保持するロック機構12を備えたこと
    を特徴とするフロアコンセント。
JP3302165A 1991-11-18 1991-11-18 フロアコンセント Pending JPH0698444A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3302165A JPH0698444A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 フロアコンセント

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JP3302165A JPH0698444A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 フロアコンセント

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JPH0698444A true JPH0698444A (ja) 1994-04-08

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ID=17905709

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JP3302165A Pending JPH0698444A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 フロアコンセント

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6234812B1 (en) 1998-11-24 2001-05-22 Michael B. Ivers Retractable power and communication outlet arrangements
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CN103066461A (zh) * 2011-10-24 2013-04-24 皓宇企业有限公司 延长插座的悬挂装置及结构

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