JPH069805B2 - ベニヤ旋盤 - Google Patents

ベニヤ旋盤

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JPH069805B2
JPH069805B2 JP62240549A JP24054987A JPH069805B2 JP H069805 B2 JPH069805 B2 JP H069805B2 JP 62240549 A JP62240549 A JP 62240549A JP 24054987 A JP24054987 A JP 24054987A JP H069805 B2 JPH069805 B2 JP H069805B2
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roller
knife
block
pressure roller
follower
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JP62240549A
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ゲーリー・リンゼイ・ウイルソン
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DEYURANDO ROOTO IND Ltd
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Publication of JPH069805B2 publication Critical patent/JPH069805B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27LREMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
    • B27L5/00Manufacture of veneer ; Preparatory processing therefor
    • B27L5/02Cutting strips from a rotating trunk or piece; Veneer lathes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27LREMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
    • B27L5/00Manufacture of veneer ; Preparatory processing therefor
    • B27L5/02Cutting strips from a rotating trunk or piece; Veneer lathes
    • B27L5/027Cutting strips from a rotating trunk or piece; Veneer lathes centreless

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この出願は丸太材すなわち「ブロック」(当該技術分野
では剥離丸太材は「ブロック」として公知である)から
ブロックがその端部で駆動されかつ支持される必要なし
にベニヤ単板を剥離するためのスピンドルのないまたは
センタのないベニヤ旋盤に関するものである。特に、こ
の出願はブロックが3個のローラの間で回転され、その
うちの少なくとも1つが独立して位置決めされ得て、そ
れにより剥離動作の正確な制御を可能にする、スピンド
ルのないベニヤ旋盤に関するものである。
発明の背景 先行技術は「ベニヤ剥離装置」と題されたチャールズ・
ジェイ・シュミット(Charles J. Schm
idt)の発明に対し1982年6月22日に発行され
た米国特許番号第4,335,764号により例示され
ている。シュミットは固定ローラおよび2個の可動ロー
ラを有するスピンドルのないまたはセンタのないベニヤ
剥離旋盤を提供している。剥離されるブロックはブロッ
クに対し回転可能に駆動されそれによりブロックを回転
するローラの間で位置決めされる。ブロックが回転する
につれて、可動ローラは固定ローラの方へ移動され、こ
のように回転するブロックからベニヤを剥離する、固定
ローラの近くに装設されたナイフへとブロックを強制す
る。
シュミット(Schmidt)の装置では、2つの可動
ローラがいつでも固定ローラから等距離に位置決めされ
る。このことは、機械的に可動ローラを互いに結合しか
つ一方のローラの同等の動きがなければ、他方のローラ
の動きを妨げる1対の歯車のようなタイミング手段の助
けで達成される。可動ローラのそのような機械的な結合
は、一方の可動ローラの対応する同等の動きがなければ
他方の可動ローラを動かすことが不可能であるせいでブ
ロックを剥離する間ブロックとナイフの間の幾何学的関
係の正確な制御を許容しないので、実用面でかなりの不
利な点を構成する。そのような正確な制御は均一な厚さ
の高品質のベニヤの製造を確実にするためにしばしば特
別な場合に所望される。剥離されることになる材木の型
や状態はたとえば最上の結果を達成するためにブロック
を剥離する間ブロックとナイフの間の幾何学的関係の連
続的な変化を必要とするかもしれない。
シュミットの装置のさらなる不利な点は、ブロックが剥
離されるとき湾曲した経路を通って比較的迅速に振動さ
れなければならない支持梁上に可動ローラが装設される
ことである。この支持梁は高い回転慣性を有する。この
ように、高出力の入力が梁を動かすのに必要とされる。
さらに、梁がそれらの運転の弧を通って振動するとき調
和振動に対する振動する梁の感度のせいで、制御の問題
に遭遇する。
この発明は可動ローラのうち少なくとも1個がコンピュ
ータにより発生される制御信号に応答して他の2個のロ
ーラに関して選択可能に位置決めされ、それによりブロ
ックとナイフの間の幾何学的関係の制御を容易にするよ
うに可動ローラを装設することにより先に述べられた不
利な点を克服する。
シュミットの装置のなおさらなる不利な点は、2個の可
動ローラが同一速度で(歯車駆動装置がその湾曲した運
転経路を通って回転可能に駆動されるロールを振動する
ように作動されるときに導入される僅少な速度変化を無
視して)回転することである。シュミットは、可動ロー
ラの速度と比較した、固定ローラの速度の約1%の差に
対し備えをしているけれども、他のローラの回転速度か
ら独立して各ローラの回転速度を変えるための準備がな
い。ローラの速度変化は、ローラがブロックの表面に対
して滑ることおよび出力を浪費することまたは剥離動作
に干渉することなしに回転するブロックの表面を正確に
たどることを可能にするので有利である。ブロックは螺
旋状に剥離されるので、ローラは剥離が進むにつれて連
続して変化するわずかに異なる速度で各々が回転しなけ
ればならない。この発明の特徴である、各ローラの速度
の可変制御はまた剥離動作が完了したときの旋盤からの
剥離されたブロックの核の取出しおよび旋盤への新しい
ブロックの装填を容易にする。
発明の概要 この発明に従ったベニヤ旋盤は、固定ローラと、圧力ロ
ーラと、追従ローラと、圧力ローラ支持体と、圧力ロー
ラを独立して移動させるための手段と、追従ローラ支持
体と、追従ローラを独立して移動させるための手段と、
固定ローラ駆動手段と、圧力ローラ駆動手段と、追従ロ
ーラ駆動手段と、追従ローラ位置決め手段と、ナイフ
と、ナイフ支持体と、ナイフを移動させるための手段
と、圧力ローラ位置感知手段と、追従ローラ位置感知手
段と、ナイフ位置決め手段と、ナイフ角度決め手段と、
信号処理手段とを備える。圧力ローラ支持体は、固定ロ
ーラと圧力ローラと追従ローラとの間に位置付けられた
ブロックに交差する第1の平面で圧力ローラを摺動させ
るために圧力ローラを支える。圧力ローラを移動させる
ための手段は、ブロックに関連して圧力ローラ支持体に
沿って圧力ローラを独立して移動させる。追従ローラ支
持体は、ブロックに交差する第2の平面で追従ローラを
摺動させるために追従ローラを支える。追従ローラを移
動させるための手段は、ブロックに関連して追従ローラ
支持体に沿って追従ローラを独立して移動させる。固定
ローラ駆動手段は固定ローラを回転可能に駆動する。圧
力ローラ駆動手段は圧力ローラを回転可能に駆動する。
追従ローラ駆動手段は追従ローラを回転可能に駆動す
る。追従ローラ位置決め手段は、追従ローラ位置制御信
号に応答して固定ローラと圧力ローラに関して追従ロー
ラを選択的に位置決めする。ナイフは固定ローラに近接
した位置に設けられる。ナイフ支持体は、ブロックに交
差する第3の平面でナイフを摺動させるためにナイフを
支える。ブロックに対する固定ローラと追従ローラと圧
力ローラの回転がナイフに関してブロックを回転させる
ことにより、ブロックからベニヤを剥離する。ナイフを
移動させるめの手段は、ブロックに関連してナイフ支持
体に沿ってナイフを移動させる。圧力ローラ位置感知手
段は、圧力ローラの位置を感知し、かつそれを表わす圧
力ローラ位置出力信号を生じさせる。追従ローラ位置感
知手段は、追従ローラの位置を感知し、かつそれを表わ
す追従ローラ位置出力信号を生じさせる。ナイフ位置決
め手段は、ナイフ位置制御信号に応答して回転している
ブロックへとナイフを制御可能に前進させる。ナイフ角
度決め手段は、ナイフ角度制御信号に応答して回転して
いるブロックに関し、選択的に可変な角度でナイフを制
御可能に位置決めする。信号処理手段は、上記2つの出
力信号を受信し、かつ圧力ローラ位置出力信号の関数で
追従ローラ位置制御信号とナイフ位置制御信号とナイフ
角度制御信号を生じさせる。
圧力ローラは第1平面で摺動可能に位置決め可能であ
り、さらに追従ローラは第2平面で選択された場所へ摺
動可能に位置決め可能である。これにより、ブロックと
ナイフの間の角度の正確な連続制御が容易になる。
好ましくは、信号処理手段はまたベニヤ旋盤が所望の動
作状態を呈するようにするためにベニヤ旋盤の所望の動
作状態を表わす1つまたはそれ以上のユーザーに供給さ
れるパラメータを受取りかつ次いで追従ローラ位置制御
信号、ナイフ位置制御信号および/またはそれに応答す
るナイフ角度制御信号を変える。
好ましい実施例の詳細な説明 図面は支え16、18上に装設される1対の対向側部フ
レーム部材12、14を含む、一般に10で示されるス
ピンドルのないベニヤ旋盤を例示する。ベアリング22
により回転可能に支持される固定ローラ20は「固定ロ
ーラ駆動手段」、すなわち水力モータ24によってブロ
ック26の上部表面に対して回転駆動するためにフレー
ム部材12、14の間の位置に固定される(第2図)。
追従ローラ28はベアリング23によって、追従ローラ
支持梁27の端部に回転可能に支持される。追従ローラ
支持梁27の対向端部はそれぞれフレーム部材12、1
4の対向する内部表面に剛性付着されるチャネル部材3
2A、32Bに摺動可能に装設され、チャネル部材32
A、32B内の追従ローラ支持梁27の摺動可能な動き
が追従ローラ28がチャネル部材32A、32Bの配向
により規定される第1平面内で前後に摺動することを引
き起こすようにする。ベニヤ旋盤10のフレームと追従
ローラ支持梁27の端部の間で結合される1対の水力駆
動されるシリンダ36A、36Bは追従ローラ位置制御
信号(それの産出は後で説明される)に応答し延びるか
または引込むように制御可能に作動されるであろう。追
従ローラ支持梁27、対向チャネル部材32A、32B
および水力シリンダ36A、36Bは延びるかまたは引
込むようなシリンダ36A、36Bの制御可能な作動に
よる固定ローラ20に関する追従ローラ28の選択可能
な位置決めのために「追従ローラ位置決め手段」を連係
して構成し、かつこのように追従ローラ支持梁およびそ
れとともに追従ローラ28を先に述べられた第1平面で
の選択された場所へ摺動する。
圧力ローラ30は同様に圧力ローラ支持梁29の端部で
ベアリング25により回転可能に支持される。圧力ロー
ラ支持梁29の対向端部はそれぞれフレーム部材12、
14の対向する内部表面に剛性付着されるチャネル部材
34A、34Bに摺動可能に装設され、チャネル部材3
4A、34B内の圧力ローラ支持梁29の摺動可能な動
きが圧力ローラ30がチャネル部材34A、34Bの配
向により規定される第2平面内で前後に摺動することを
引き起こすようにする。ベニヤ旋盤10のフレームと圧
力ローラ支持梁29の端部の間で結合される1対の水力
駆動シリンダ38A、38Bは適当な制御信号に応答し
て延びるかまたは引込むように制御可能に作動されるで
あろう。圧力ローラ支持梁29、対向チャネル部材34
A、34Bおよび水力シリンダ38A、38Bは、延び
るかまたは引込むようなシリンダ38A、38Bの制御
可能な作動によって固定ローラ20に関して圧力ローラ
30の選択可能な位置決めをするための「圧力ローラ位
置決め手段」をともに構成し、こうして圧力ローラ支持
梁29およびそれとともに圧力ローラ30を先に述べら
れた第2平面内で摺動する。この発明の重要な特徴はこ
の配置によって追従ローラ28が圧力ローラ30の位置
とは独立して先に述べられた第1平面でのいずれの所望
の場所にも位置決めされることが許容されることであ
る。
「追従ローラ駆動手段」、すなわち水力モータ40はブ
ロック26の表面に対し追従ローラ28を回転可能に駆
動するために設けられる。「圧力ローラ駆動手段」、す
なわち水力モータ42はブロック26の表面に対し圧力
ローラ30を回転可能に駆動するために設けられる。別
個の水力回路がモータ24、40および42の各々を駆
動するために用いられる。したがって、固定ローラ20
が第1の速度で駆動される一方で、追従ローラ28は第
2の速度で駆動されさらに他方で圧力ローラ30は第3
の速度で駆動されるであろう。ブロックは正確な円では
なく螺旋状に剥離されるので、そのような可変速度制御
はブロックの回転速度がその周囲の異なる点で変化する
ので有利である。このように、各ローラは好ましくは、
ブロックの回転速度がいずれかのローラの回転速度に関
して変化するときに起こるような、ブロックに対するロ
ーラの「滑り」を妨げるために、駆動されるブロックに
対するそれ自体の回転の平衡速度を求めることが許容さ
れる。
シリンダ36A、36B、38A、および38Bが回転
する圧力ローラおよび追従ローラ28、30、およびそ
れらとともにブロック26を固定ローラ20およびナイ
フ44の方へ強制するように制御可能に作動されると、
ナイフ44は、ブロック26からベニヤを剥離するため
に、固定ローラ20に隣接して枢設される。ナイフ44
はナイフ支持梁43の端部に固定され、それの対向端部
は1対のチャネル部材に摺動可能に装設され、45Aと
番号が付いたそのうちの一方のみが図面で見られる。ナ
イフ支持梁チャネル部材はナイフ往復台41に順に剛性
付着される。ナイフ往復台41はフレーム部材12、1
4の対向内部表面の間に旋回されるように装設される。
チャネル部材内のナイフ支持梁43の摺動可能運動はブ
ロック26に関しナイフ44を延ばすかまたは引込め
る。このことはナイフ往復台41とナイフ支持梁43の
間に結合される水力シリンダ46A、46Bを介して達
成され、ナイフ位置制御信号に応答するシリンダ46
A、46Bの制御可能な作動がチャネル部材内でナイフ
支持梁43およびそれとともにナイフ44を延ばすかま
たは引込めるようにする。ナイフ支持梁43、関連する
チャネル部材および水力シリンダ46A、46Bはこの
ようにナイフ位置制御信号に応答して回転するブロック
へと制御可能にナイフを前進させるための「ナイフ位置
決め手段」を構成する。
ブロック26の曲率半径はブロック26が剥離されるに
つれて連続的に減少する。したがって、ナイフ44が固
定された位置で保持されるならば、当該技術分野で一般
的であるように、ナイフ44とブロック26の間の角度
はブロックが剥離されるにつれて連続的に変化する。ナ
イフ44とブロック26の間の角度は好ましくは、均一
な厚さのベニヤがブロックから剥離されることを確実に
するために、一定の選択された「ナイフ摩擦部分」(す
なわちベニヤがブロック26から剥離されるときベニヤ
が接触するナイフ44の刃の表面のその部分)を維持す
るように制御される。好ましい実施例では、「ナイフ角
度決め手段」、すなわちベニヤ旋盤10の支持基板とナ
イフ往復台41の間で接続される水力シリンダ48が回
転するブロックに関し選択可能に可変な角度でナイフ角
度制御信号に応答してナイフ44を制御可能に位置決め
するために設けられる。特に、シリンダ48の制御可能
な作動はナイフ往復台41が第2図で実線および一点鎖
線の輪郭で示される位置の間で回動することを引き起こ
し、こうして均一な厚さのベニヤがブロックから剥離さ
れることを確実にするためにナイフ44とブロック26
の間の角度の制御を容易にする。相当するナイフ角度決
め手段がない場合には、ベニヤの厚さは変化するであろ
うしさらにベニヤは剥離動作の間にナイフとブロックの
間の角度が変化するにつれてぼろぼろになるであろう。
「第1のローラ位置感知手段」、すなわち直線エンコー
ダ50Aおよび50Bは各シリンダの位置を、従って追
従ローラ28の位置を感知するために、さらにそれを表
わす追従ローラ位置出力信号を生じるためにそれぞれシ
リンダ36Aおよび36B上に設けられる。「第2のロ
ーラ位置感知手段」、すなわち直線エンコーダ52Aお
よび52Bは各シリンダの位置を、従って圧力ローラ3
0の位置を感知するために、さらにそれを表わす圧力ロ
ーラ位置出力信号を生じるためにそれぞれシリンダ38
Aおよび38B上に設けられる。2個の位置出力信号は
「信号処理手段」、すなわちマイクロコンピュータ54
により受信され、それは2個の出力信号の関数でサーボ
駆動装置55を介して先に述べられた追従ローラ位置制
御信号を生じ、それによりブロック26からベニヤを最
適に剥離するために好ましい配向でブロック26および
ローラ28、30を維持する。シリンダ46A、46
B、48は同様にマイクロコンピュータ54により受信
される出力信号を生じかつブロック26に関連してそれ
ぞれナイフ44の位置および角度を表わす直線エンコー
ダ(示されていない)を備えており、それにより先に述
べられた制御信号の産出を介しナイフの位置およびナイ
フの角度の連続的に可変な制御を容易にする。
ブロック26に関するナイフ44の角度のような、旋盤
10の1つまたはそれ以上の所望の動作状態を表わすユ
ーザにより供給される多数のパラメータは、マイクロコ
ンピュータ54が追従ローラ位置制御信号、ナイフ位置
制御信号および/またはナイフ角度制御信号を変えるこ
とを引き起こしさらに旋盤10が所望の動作状態を呈す
ることを引き起こすために、制御パネル57を介しマイ
クロコンピュータ54に入力されるであろう。
動作では、マイクロコンピュータ54はシリンダ36
A、36B、38A、38B、46Aおよび46Bを引
込めるために適当な制御信号を発生し、従って固定ロー
ラ20から追従ローラおよび圧力ローラ28、30およ
びナイフ44を摺動可能に引込める。3個のローラが互
いに十分遠く離れると、新しいブロックが回転している
圧力ローラおよび追従ローラの頂点で公知の態様で所定
の位置へと装填され、ブロックが圧力ローラおよび追従
ローラ上で回転可能に支持されるようにする。マイクロ
コンピュータ54は次いでシリンダ38Aおよび38B
を延ばすために適当な制御信号を生じ、従って固定ロー
ラ20の方へ圧力ローラ30およびブロック26を摺動
可能に前進させる。圧力ローラ30が前進すると、その
位置および追従ローラ28の位置をエンコーダ50A、
50B、52Aおよび52Bにより生じられる圧力ロー
ラおよび追従ローラ位置出力信号を介してマイクロコン
ピュータ54が連続的にモニタしかつ適当な追従ローラ
位置制御信号を発生し、圧力ローラ30が摺動可能に固
定ローラ20の方へ前進すると追従ローラ28が圧力ロ
ーラ30の位置を追跡するようにする。すなわち、選択
された差は圧力ローラ30から一方の固定ローラ20へ
の距離と追従ローラ28から他方の固定ローラ20まで
の距離の間に維持される。圧力ローラ30から固定ロー
ラ20までの距離が追従ローラ28から固定ローラ20
までの距離よりも小さいという点で、或る場合には圧力
ローラ30が追従ローラ28を先導するかもしれないの
に対し、別な場合、追従ローラ28から固定ローラ20
までの距離が圧力ローラ30から固定ローラ20までの
距離よりも小さいという点で追従ローラ28が圧力ロー
ラ30を先導するかもしれない。ブロック26が固定ロ
ーラ20に接触すると3個のローラはブロックからベニ
ヤを剥離するナイフ44に対しブロックを駆進して回転
する。剥離が進むと、マイクロコンピュータ54は固定
ローラ20の方への圧力ローラ30およびブロック26
の摺動的前進を続行するために適当な制御信号を生じ
る。同時に、マイクロコンピュータ54はシリンダ36
A、36B、38Aおよび38Bの位置、従って圧力ロ
ーラおよび追従ローラの位置を連続的にモニタし、さら
に追従ローラ28が先に述べられたように圧力ローラを
追跡し続けることを確実にするために追従ローラ位置制
御信号を継続的に変える。マイクロコンピュータ54は
同様にシリンダ46A、46Bおよび48の位置を、お
よびそれゆえナイフの位置および角度を継続的にモニタ
し、さらに均一な厚さの好ましい螺旋状を剥離維持する
ために圧力ローラ位置出力信号の関数でナイフ位置およ
びナイフ角度制御信号を変える。剥離動作が完了すると
(完了は固定ローラ20に関連する圧力ローラ30の位
置、従ってブロックに残る材料の量を示す圧力ローラ位
置出力信号を介し検出される)、追従ローラおよび圧力
ローラ28、30およびナイフ44は再び引込められ
る。追従ローラおよび圧力ローラ28、30が固定ロー
ラ20の下で引込められると、迅速に回転しているブロ
ックの核が1番低いローラ、すなわち追従ローラ28の
後に続く。マイクロコンピュータ54は次いで追従ロー
ラ駆動モータ40の速度が突然変化することを引き起こ
し、このように旋盤10からブロックの核を放出するこ
とを助ける。各ローラの速度は、たとえば新しい(回転
していない)ブロックが回転しているローラに初めて接
触したときにそれを旋盤から蹴り出す傾向があるであろ
うローラの回転力に逆らうことにより、かつ剥離が急速
に進むように回転しているローラの間の位置へ新しいブ
ロックを促す傾向があるローラの回転力を誘導すること
により、旋盤10への新しいブロックの装填を助けるよ
うにさらに選択可能に変えられるであろう。
当業者は先に説明された装置が、ベニヤ剥離旋盤(すな
わちこれまで説明されてきた形状)としてかまたはベニ
ヤ剥離旋盤で剥離に適するブロックを作り出すために未
加工の丸太の表面を「丸くする」ための「丸みづけ機」
として構成されるであろうことを理解するであろう。ス
ピンドルのないベニヤ旋盤は旋盤のローラをブロックに
対し回転可能に駆動することによりブロックを回転する
ので、ブロックはベニヤ剥離旋盤に与えられる前に表面
の凸凹を適度に除去されねばならず、さもなければロー
ラは適当に駆進してブロックに係合することができない
であろう。丸めづけ機はこうして未加工の丸太に適度に
均一な丸い周囲を与えるために用いられ、それがスピン
ドルのない旋盤で剥離されてもよい。好ましい実施例の
装置は、直径を増しかつローラ20、28および30の
回転表面区域を減じ、それらがいかなる未加工の丸太表
面の凸凹に関してもより容易に回転できるようにするこ
とによってのみ、丸みづけ機として構成されるであろ
う。この装置が丸めづけ機として構成されると、マイク
ロコンピュータ54の動作をプログラムするために用い
られる制御アルゴリズムは螺旋状のベニヤ剥離を制御す
る能力がある必要はないが、ベニヤ剥離のために構成さ
れた装置に後で与えられるために丸太が「丸くされる」
ようにナイフがいかなる表面の凸凹をも剥ぎ取る短い時
間の間、ローラ20、28および30により未加工の丸
太の回転駆動を制御することが可能であることが必要な
だけである。
当業者には明白となるように、先の開示を考慮すると、
この発明の精神および範囲から逸脱することなしにこの
発明を実施する際に多くの代替案および修正が可能であ
る。したがって、この発明の範囲は前掲の特許請求の範
囲により規定される要旨に従って解釈されるべきであ
る。
以上のようにこの発明によれば、圧力ローラと追従ロー
ラのそれぞれが直線的に摺動可能であり、かつ互いに独
立して移動させることができる。特に追従ローラは、追
従ローラ位置制御信号に応答して固定ローラと圧力ロー
ラに関して選択的に位置決めされる。そのため、各ロー
ラの位置を他のローラの位置と無関係に独立して正確に
制御することが可能になる。これにより、剥離されるブ
ロックの型、状態に応じて、ブロックを剥離する間、ブ
ロックとナイフとの間の幾何学的な位置関係を正確にか
つ連続的に制御することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は好ましい実施例に従ったスピンドルのないベニ
ヤ施盤の絵画的例示である。第1図では、旋盤の部分が
隠れたところの詳細も示されている。 第2図は第1図の旋盤の断面側面図である。 第3図は第1図の旋盤の正面図である。第3図では、旋
盤の中心部分が旋盤の対向端部の双方を示すために除去
されている。 第4図は好ましい実施例の制御システムの簡略化された
概略図である。 図において、10はスピンドルのないベニヤ施盤、12
および14は1対の対向側部フレーム部材、16および
18は支え、20は固定ローラ、22はベアリング、2
4は水力モータ、25はベアリング、26はブロック、
27は追従ローラ支持梁、28は追従ローラ、29は圧
力ローラ支持梁、30は圧力ローラ、32A、32Bお
よび34A、34Bは対向チャネル部材、36A、36
B、38Aおよび38Bは水力シリンダ、40は水力モ
ータ、41はナイフ往復台、42は水力モータ、43は
ナイフ支持梁、44はナイフ、45Aはチャネル部材、
46A、46Bおよび48は水力シリンダ、50A、5
0B、52Aおよび52Bは直線エンコーダ、54はマ
イクロコンピュータ、57は制御パネルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定ローラと、 圧力ローラと、 追従ローラと、 前記固定ローラと前記圧力ローラと前記追従ローラとの
    間に位置付けられたブロックに交差する第1の平面で前
    記圧力ローラを摺動させるために前記圧力ローラを支え
    る圧力ローラ支持体と、 前記ブロックに関連して前記圧力ローラ支持体に沿って
    前記圧力ローラを独立して移動させるための手段と、 前記ブロックに交差する第2の平面で前記追従ローラを
    摺動させるために前記追従ローラを支える追従ローラ支
    持体と、 前記ブロックに関連して前記追従ローラ支持体に沿って
    前記追従ローラを独立して移動させるための手段と、 前記固定ローラを回転可能に駆動するための固定ローラ
    駆動手段と、 前記圧力ローラを回転可能に駆動するための圧力ローラ
    駆動手段と、 前記追従ローラを回転可能に駆動するための追従ローラ
    駆動手段と、 追従ローラ位置制御信号に応答して前記固定ローラと前
    記圧力ローラに関して前記追従ローラを選択的に位置決
    めするための追従ローラ位置決め手段と、 前記固定ローラに近接した位置に設けられたナイフと、 前記ブロックに交差する第3の平面で前記ナイフを摺動
    させるために前記ナイフを支えるナイフ支持体とを備
    え、 前記ブロックに対する前記固定ローラと前記追従ローラ
    と前記圧力ローラの回転が前記ナイフに関して前記ブロ
    ックを回転させることにより、前記ブロックからベニヤ
    を剥離するものであり、 前記ブロックに関連して前記ナイフ支持体に沿って前記
    ナイフを移動させるための手段と、 前記圧力ローラの位置を感知し、かつそれを表わす圧力
    ローラ位置出力信号を生じさせるための圧力ローラ位置
    感知手段と、 前記追従ローラの位置を感知し、かつそれを表わす追従
    ローラ位置出力信号を生じさせるための追従ローラ位置
    感知手段と、 ナイフ位置制御信号に応答して前記回転しているブロッ
    クへと前記ナイフを制御可能に前進させるためのナイフ
    位置決め手段と、 ナイフ角度制御信号に応答して前記回転しているブロッ
    クに関し、選択的に可変な角度で前記ナイフを制御可能
    に位置決めするためのナイフ角度決め手段と、 前記2つの出力信号を受信し、かつ前記圧力ローラ位置
    出力信号の関数で前記追従ローラ位置制御信号と前記ナ
    イフ位置制御信号と前記ナイフ角度制御信号を生じさせ
    るための信号処理手段とを備えた、ベニヤ旋盤。
JP62240549A 1986-09-24 1987-09-24 ベニヤ旋盤 Expired - Lifetime JPH069805B2 (ja)

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