JP2563025B2 - 部材の切断制御方法 - Google Patents

部材の切断制御方法

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JP2563025B2 JP3352512A JP35251291A JP2563025B2 JP 2563025 B2 JP2563025 B2 JP 2563025B2 JP 3352512 A JP3352512 A JP 3352512A JP 35251291 A JP35251291 A JP 35251291A JP 2563025 B2 JP2563025 B2 JP 2563025B2
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cut
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純一 福住
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    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B5/00Sawing machines working with circular or cylindrical saw blades; Components or equipment therefor
    • B27B5/16Saw benches
    • B27B5/18Saw benches with feedable circular saw blade, e.g. arranged on a carriage
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼材等の金属材料やセ
ラミック等の非鉄金属材料などの硬質部材の切断を能率
よく確実に行い得るようにする切断制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、鋼棒等の硬質部材(以下、被
切断部材とする)を一定長さ毎に切断したり、或いは、
被切断部材の所定部分の切断処理を順次行うには、回転
ディスクカッタを使用し、このディスクカッタを送り螺
子機構や流体圧シリンダなどの往復動機構によって被切
断部材側に移動させることにより切断処理をすることが
行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな切断装置では、被切断部材までのディスクカッタの
送り速度と、該ディスクカッタにより被切断部材を切断
する速度とは同一であるために、ディスクカッタの送り
速度を早くすると切断に無理が生じてディスクカッタが
欠損する虞れがあり、送り速度を遅くすると処理時間が
長くなって能率が低下するという問題点がある。
【0004】又、適宜な早戻り機構を採用してディスク
カッタの初期の送り速度と切断後の復帰速度を高速とな
るように構成することもできるが、ディスクカッタは被
切断部材を切断する毎に摩損してその径が徐々に小さく
なるので、被切断部材までの送り量、即ち切断開始位置
が変化し、それに対応した切断処理が困難となるもので
あり、精度のよい円滑な切断ができなくなるという問題
点があった。
【0005】又、被切断部材の硬度や形状に応じてディ
スクカッタの回転速度や送り量等を変化させる必要があ
るが、従来の切断方法ではその調整が極めて困難であ
る。本発明はこのような問題点を解消し、被切断部材の
種類に応じて正確且つ能率よく切断処理が行える切断制
御方法の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の切断制御方法は、第1のインバータモータ
駆動によって一定の回転速度で回転する螺子棒と、基端
部が該螺子棒の回転によって螺子棒の長さ方向に移動す
る長斜辺リンク部材と、この長斜辺リンク部材の中央に
一端が回動自在に枢着されていると共に他端が前記螺子
棒の軸線上に回動自在に枢着され且つ前記長斜辺リンク
部材の1/2の長さを有する短斜辺リンク部材とからな
り、前記長斜辺リンク部材の先端側に第2のインバータ
モータ駆動によって一定の回転速度で回転する回転ディ
スクカッタを配設して該回転ディスクカッタの回転中心
軸を長斜辺リンク部材の先端部に回転自在に支承させる
と共にこの回転ディスクカッタの待機位置に該ディスク
カッタの径の測定装置を配設してなる切断装置を用いて
被切断部材を切断する制御方法である。
【0007】そして、上記装置によって回転ディスクカ
ッタの径を測定してその測定値から上記回転ディスクカ
ッタの初期送りを求めると共に、上記回転ディスクカ
ッタの径の測定値と予め切断すべき部材の種類に応じて
求めておいた上記回転ディスクカッタの最適回転周速度
とから部材切断初期における上記回転ディスクカッタの
回転数と切断送り速度を求め、しかるのち、上記第2の
インバータモータの駆動により上記回転ディスクカッタ
を上記回転で定速回転させると共に、上記第1のイン
バータモータを駆動して上記回転ディスクカッタが上記
初期送り量に達するまで上記螺子棒を高速回転させ、切
断位置に達したのちの切断開始時に上記切断送り速度に
なるように螺子棒を定速回転させて被切断部材を切断す
ることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】螺子棒と長短斜辺リンク部材とによってスコッ
トラッセル式直線運動機構が構成されてあり、モータ駆
動によって螺子棒を回転させると、長斜辺リンク部材の
先端に装着しているディスクカッタは一直線上で正確に
移動する。さらに、螺子棒の一定回転速度にも拘わら
ず、その往動初期においてはディスクカッタの移動速度
が早くて早送りが可能となり、往動終期においては移動
速度が遅くなって非切断部材を低速送り速度で切断する
ことができる。従って、螺子棒の回転数を制御して被切
断部材までのディスクカッタの送り速度を高速にするの
で、切断処理時間が短縮して能率が向上し、さらに、切
断時には低速送りとするので、被切断部材にバリ等を生
じることなく且つディスクカッタの切断に無理が生じる
ことなく精度のよい良好な切断が可能となる。
【0009】又、一定の回転数で回転するディスクカッ
タは被切断部材の切断によって徐々にその径が小さくな
り、その分だけ周速度も遅くなると共に切断処理位置に
達するまでの距離が長くなるが、切断毎にディスクカッ
タの径を測定してその初期送り速度を求めることによ
り、径の縮小に応じてディスクカッタの初期速度を増大
させて早送りを可能にすると共に、被切断部材の種類が
異なった場合には、予めその部材を切断するための最適
回転周速度を求めておいて、上記ディスクカッタ径とか
らディスクカッタをその被切断部材に応じた回転数と送
り速度でもって切断処理するものである。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
図1は本発明の切断制御方法を実施するための最も適し
た切断装置Aと、被切断部材Cの掴持機構Bを示すもの
であり、これらは架台Dに配設されている。切断装置A
は、適宜長さを有する螺子棒1と長、短斜辺リンク部材
2、3とによってスコットラッセル式直線運動機構を構
成し、その長斜辺リンク部材2の先端にディスクカッタ
4を回転自在に軸支すると共に適所に該ディスクカッタ
4の回転駆動用モータ5を配設し、さらに、螺子棒1の
回転駆動用モータ6を設けてなるものである。ディスク
カッタ4の回転駆動用モータ5および螺子棒1の回転駆
動用モータ6はインバータモータからなり、以下、螺子
棒1の回転駆動用モータを第1のインバータモータ6、
ディスクカッタ4の回転駆動用モータを第2のインバー
タモータ5とする。
【0011】この切断装置Aの具体的な構成を詳述する
と、上記螺子棒1は架台Dの一側部にその両端部を軸受
11、11によって回転自在に軸支されてあり、長斜辺
リンク部材2はその基端部をこの螺子棒1に螺合したナ
ット体7に回動自在に枢着12してあり、さらに、短斜
辺リンク部材3はその一端を長斜辺リンク部材2の中央
に、他端を固定架台Dの一側部適所に夫々回動自在に枢
着13、14してある。
【0012】又、ディスクカッタ4はその回転中心軸1
5を長斜辺リンク部材2の先端に固着した軸受16に回
転自在に支承され、該回転中心軸15を、長斜辺リンク
部材2の一側部に装着した上記第2のインバータモータ
5によってベルト17を介し、回転させるように構成し
ている。なお、第2のインバータモータ5によるディス
クカッタ4への回転伝達機構としては、このようなベル
ト17によることなく、噛合歯車機構その他の適宜な手
段を採用してもよい。
【0013】一方、上記螺子棒1を回転駆動する第1の
インバータモータ6は架台Dの一側部に該螺子棒1と並
列的に設置されてあり、図2に示すように、このモータ
6の回転軸18と一方の軸受11から突出した該螺子棒
1の軸端部19とにプーリ20、21を固着すると共に
これらのプーリ20、21間に無端ベルト22を掛け渡
して、モータ6の回転を螺子棒1伝達するように構成
している。そして、これらの第1、第2インバータモー
タ5、6によって螺子棒1の回転速度及びディスクカッ
タ4の回転数を可変させるようにしている。なお、この
ような回転伝達機構も、上記のように噛合歯車機構その
他の適宜な手段を採用してもよい。
【0014】さらに、螺子棒1の前記突出軸端部19に
連結して、架台Dに該螺子棒1の回転角を検出するロー
タリエンコーダ8を配設していると共に、架台Dの一側
部にディスクカッタ4の径測定機構9を設置してある。
この径測定機構8は伸縮自在なロッド8aをディスクカ
ッタ4の直径方向に指向させてあり、該ロッド先端面を
ディスクカッタ4の外周端面に当接させてその伸縮長さ
からディスクカッタ4の径を検出するようになってい
る。
【0015】ディスクカッタ4の直進線上には上記掴持
機構Bが配設されてあり、この掴持機構Bは、支持台1
0の両側部に回動軸22、22を回動自在に軸支すると
共に該回動軸22、22に左右一対の挟持片23、23
とレバー24、24とを固着し、レバー24、24間に
連結したシリンダ25の伸縮作動によって挟持片23、
23を開閉させてこれらの挟持片23、23の先端部対
向面に設けた挟着凹部25、25間で被切断部材Cを挟
着させるように構成している。
【0016】このように構成した掴持機構Bの挟持片2
3、23によって挟着された被切断部材Cを上記構成の
切断装置Aによって切断するには、ディスクカッタ4を
後退させた状態から第1および第2のインバータモータ
5、6を作動させると、ディスクカッタ4は一定の回転
数で回転すると共に螺子棒1の回転によってナット体7
が螺子棒1に沿って一定の速度で移動する。この移動に
よって長斜辺リンク部材2の先端、即ち、ディスクカッ
タ4の回転中心軸15が螺子棒1に対して直角方向に、
短斜辺リンク部材3の固定枢着部14と該先端とを結ぶ
直線上を掴持機構Bに向かって直進する。
【0017】このディスクカッタ4の移動量及び移動速
度は、図4、図5に示すように、一定速度で移動するナ
ット体7の移動初期においては大きいが、ナット体7が
螺進するに従って徐々に小さくなる。従って、ディスク
カッタ4は掴持機構Bの挟持片23、23により挟着さ
れた被切断部材Cに達するまでは早送りされ、該被切断
部材Cに達して切断する際には遅い送り速度となるもの
である。
【0018】しかしながら、ディスクカッタ4がこのよ
うな送り状態となるが、切断装置Aはその構造上、ナッ
ト体7を螺子棒1の一端まで後退させることができず、
従って、ディスクカッタ4は図4、5で示された曲線の
中途から送りが開始されることになって早送りの速度が
低下することになる。そのため、第1のインバータモー
6を制御してディスクカッタ4が被切断部材Cに達す
るまで螺子棒1の回転数を大きくしてディスクカッタ4
の初期送り速度を高速にし、被切断部材Cに達したのち
は、螺子棒1の回転数を小さくしてディスクカッタ4の
切断送り速度を低速にする。ディスクカッタ4の復帰時
においても同様に早戻りとなるように自動制御するもの
である。
【0019】又、ディスクカッタ4は多数の被切断部材
Cの切断によって徐々に小径となると、一定回転数で回
転する該ディスクカッタ4の周速度が遅くなるが、摩耗
した分だけ被切断部材Cに達するまでの距離が長くな
り、その間、ディスクカッタ4の送り速度が僅かに低下
しているので、ディスクカッタ4が大径時よりもやゝ遅
い送り速度と周速度でもって被切断部材Cの切断を開始
することになる。
【0020】このように、ディスクカッタ4の周速度が
大きい時には、被切断部材Cに対する切断開始を早い送
り速度で行い、ディスクカッタ4の周速度が小さくなる
とその分に応じて被切断部材Cに対する切断開始を遅い
送り速度で行って、被切断部材Cの切断を行うことがで
きるが、被切断部材Cの種類によって硬度や形状等が異
なると共にディスクカッタ4の摩耗度も変化するので、
それに対応したディスクカッタ4の送り速度及び周速度
を自動調整して被切断部材Cの切断処理を行うものであ
る。
【0021】この制御方法を図6に基づいて説明する
と、まず、予め被切断部材Cの種類に応じたディスクカ
ッタ4の最適な切断時における回転周速度を求めてお
き、これをコンピュータの記憶回路aに入力しておく。
一方、切断により摩耗するディスクカッタ4の径を測定
機構9によって測定bしてその測定値によりディスクカ
ッタ4の径に応じた該カッタ4の初期送り量を演算cし
て求めると共にディスクカッタ4の径の測定値と前記被
切断部材Cの種類に応じた最適な切断回転周速度の演算
値dとから被切断部材Cの切断時におけるディスクカッ
タ4の回転数eとその送り速度fを演算によって求め
る。
【0022】こうして自動切断制御の準備が完了gし、
掴持機構Bによって挟着された被切断部材Cの切断時に
は、第2のインバータモータ5を所定の回転数で回転i
させると共に、第1のインバータモータ6により螺子棒
1とリンク機構を介してディスクカッタ4はその径に応
じて被切断部材Cに接する位置までの初期送りでもって
早送りされ、ロータリーエンコーダ8によって螺子棒1
の回転角を検出することによって初期送り量hを求め、
ディスクカッタ4が被切断部材Cに達すると第1のイン
バータモータ6によって螺子棒1の回転数を変化させ
て、その切断に最適なディスクカッタ4の低速度送りで
もって被切断部材Cを切断処理するものである。
【0023】さらに、被切断部材Cの切断処理中におい
て、螺子棒1に連結したロータリーエンコーダ8によっ
て螺子棒の回転角速度、即ち、ディスクカッタ4の送り
量を検出させ、コンピュータにフィードバックhして常
に所定の送り量となるように調整すると共に第2のイン
バータモータ5を制御してディスクカッタ4の回転数i
を調整する。そして、ロータリーエンコーダ8で所定の
切断送り量に相当する角度を検出すると第1、第2のイ
ンバータモータ5、6を停止させる
【0024】こうして、被切断部材Cをディスクカッタ
4が損傷することなく且つ正確で能率のよい最適な条件
で切断処理したのち、第1のインバータモータ6により
螺子棒1を逆回転させてディスクカッタ4を早戻しによ
り元位置に復帰させ、その位置で回転を停止させた状態
にして次の非切断部材Cの切断に備えるものである。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明の部材の切断制御
方法によれば、第1のインバータモータ駆動によって一
定の回転速度で回転する螺子棒と、基端部が該螺子棒の
回転によって螺子棒の長さ方向に移動する長斜辺リンク
部材と、この長斜辺リンク部材の中央に一端が回動自在
に枢着されていると共に他端が前記螺子棒の軸線上に回
動自在に枢着され且つ前記長斜辺リンク部材の1/2の
長さを有する短斜辺リンク部材とからなり、前記長斜辺
リンク部材の先端側に第2のインバータモータ駆動によ
って一定の回転速度で回転する回転ディスクカッタを配
設して該回転ディスクカッタの回転中心軸を長斜辺リン
ク部材の先端部に回転自在に支承させると共にこの回転
ディスクカッタの待機位置に該ディスクカッタの径の測
定装置を配設しているので、モータ駆動によって螺子棒
を回転させることによって長斜辺リンク部材の先端に配
設しているディスクカッタを一直線上で正確に移動させ
ることができ、さらに、往動初期においてはディスクカ
ッタの移動量が大きくなって早送りが行えると共に被切
断部材に達したのちの切断送り速度が低速となるので、
被切断部材の切断処理時間が短縮して作業能率を向上さ
せることができると共にディスクカッタの切断に無理が
生じることなく精度のよい良好な切断が可能となるもの
である。また、多数の切断部材の切断によってディス
クカッタが摩耗し、徐々に小径となってその周速度が遅
くなるが、摩耗した分だけ切断部材に達するまでの距
離が長くなるので、その間、ディスクカッタの送り速度
が僅かに低下してディスクカッタが大径時よりもやゝ遅
い送り速度と周速度でもって切断部材の切断を開始さ
せることができ、従って、大径時と変わらない良好な切
断処理が行い得るものである。
【0026】さらに、この切断制御方法において、ディ
スクカッタの径を測定してその測定値から上記回転ディ
スクカッタの初期送り速度を求めると共に、上記ディス
クカッタの径の測定値と予め切断すべき部材の種類に応
じて求めておいたディスクカッタの最適回転周速度とか
ら部材切断時におけるディスクカッタの回転数と送り速
度を求め、しかるのち、ディスクカッタを回転駆動する
上記第2のインバータモータの駆動によりディスクカッ
タを上記回転速度で定速回転させると共に、螺子棒を回
転駆動する上記第1のインバータモータを駆動して切断
開始時に上記切断送り速度になるように螺子棒を定速回
転させて被切断部材を切断するものであるから、ディス
クカッタの径と被切断部材の種類に応じた最適なディス
クカッタの回転速度と被切断部材までの初期送り速度及
び切断時の送り速度でもって被切断部材を自動的に切断
することができ、従って、ディスクカッタに欠損や割れ
を生じさせることなく、被切断部材を円滑且つ精度よく
能率的に切断処理が行い得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための切断装置を備えた
全体の簡略平面図、
【図2】切断装置の簡略斜視図、
【図3】ディスクカッタの移動状態を示す平面図、
【図4】ディスクカッタの移動量を示す線図、
【図5】ディスクカッタの移動速度を示す線図。
【図6】切断制御を説明するためのブロック線図。
【符号の説明】
1 螺子棒 2 長斜辺リンク部材 3 短斜辺リンク部材 4 ディスクカッタ 5 第2のインバータモータ第1のインバータモータ 8 ロータリエンコーダ 9 ディスクカッタ径測定機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 慎二 大分市大字西ノ洲1番地 新日本製鐵株 式会社大分製鐵所内 (72)発明者 福住 純一 大阪市西淀川区姫島3丁目5番26号 奥 村機械製作株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−288969(JP,A) 特開 平2−224966(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のインバータモータ駆動によって一
    定の回転速度で回転する螺子棒と、基端部が該螺子棒の
    回転によって螺子棒の長さ方向に移動する長斜辺リンク
    部材と、この長斜辺リンク部材の中央に一端が回動自在
    に枢着されていると共に他端が前記螺子棒の軸線上に回
    動自在に枢着され且つ前記長斜辺リンク部材の1/2の
    長さを有する短斜辺リンク部材とからなり、前記長斜辺
    リンク部材の先端側に第2のインバータモータ駆動によ
    って一定の回転速度で回転する回転ディスクカッタを配
    設して該回転ディスクカッタの回転中心軸を長斜辺リン
    ク部材の先端部に回転自在に支承させると共にこの回転
    ディスクカッタの待機位置に該ディスクカッタの径の測
    定装置を配設してなる切断装置の制御方法であって、
    記回転ディスクカッタの径を測定してその測定値から上
    記回転ディスクカッタの初期送りを求めると共に、上
    回転ディスクカッタの径の測定値と予め切断すべき部
    材の種類に応じて求めておいた上記回転ディスクカッタ
    の最適回転周速度とから部材切断初期における上記回転
    ディスクカッタの回転数と切断送り速度を求め、しかる
    のち、上記第2のインバータモータの駆動により上記回
    ディスクカッタを上記回転で定速回転させると共
    に、上記第1のインバータモータを駆動して上記回転デ
    ィスクカッタが上記初期送り量に達するまで上記螺子棒
    を高速回転させ、切断位置に達したのちの切断開始時に
    上記切断送り速度になるように螺子棒を定速回転させて
    被切断部材を切断することを特徴とする部材の切断制御
    方法。
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JPH02224966A (ja) * 1989-02-21 1990-09-06 Kawasaki Steel Corp 長尺物の砥石切断における切断送り速度の決定方法

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