JPH07241819A - 原木皮剥機 - Google Patents

原木皮剥機

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Publication number
JPH07241819A
JPH07241819A JP6459294A JP6459294A JPH07241819A JP H07241819 A JPH07241819 A JP H07241819A JP 6459294 A JP6459294 A JP 6459294A JP 6459294 A JP6459294 A JP 6459294A JP H07241819 A JPH07241819 A JP H07241819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating
raw
raw wood
log
cutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6459294A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Tantani
幹雄 段谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dantani Plywood Co Ltd filed Critical Dantani Plywood Co Ltd
Priority to JP6459294A priority Critical patent/JPH07241819A/ja
Publication of JPH07241819A publication Critical patent/JPH07241819A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続的に原木の表皮を剥がせて、生産性を向
上できる原木皮剥機を提供する。 【構成】 原木11を回転させる回転ロール12と、該
回転ロール12を回転させる回転手段13と、回転中の
前記原木11の周面に押接されて表皮14を剥ぐカッタ
15と、該カッタ15による皮剥ぎ中に、前記原木11
を軸心方向に移送させるコンベア装置16とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原木皮剥機に係り、更
に詳しくは、連続的に原木の表皮を剥がせて、生産性を
向上できる原木皮剥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原木の表皮を剥がす原木皮剥機と
して、例えば、原木を一対の回転ロール間上で回転さ
せ、回転中の原木の周面に、カッタを横移動させながら
押接させることにより、表皮を剥ぎ取るものが知られて
いる。この原木皮剥機の使用に際しては、原木を回転ロ
ール間に載置し、その後、駆動モータにより回転ロール
を回転させて原木を回転させ、この回転中に、原木の周
面にカッタの刃を左右に横移動させながら押し当てて表
皮を剥がしている。剥ぎ取り後の原木は回転ロールが停
止してから取り出され、その後、次に皮剥ぎされる原木
がセットされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の原木皮剥機は、このように原木の出し入れに際し
て、装置の運転を一時停止させる必要があったので、生
産性が低下するという問題点があった。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みなされたもの
で、連続的に原木の表皮を剥がせて、生産性を向上でき
る原木皮剥機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載原木皮剥機は、原木を回転させる回転ロールと、該
回転ロールを回転させる回転手段と、回転中の前記原木
の周面に押接されて表皮を剥ぐカッタと、該カッタによ
る皮剥ぎ中に、前記原木を軸心方向に移送させるコンベ
ア装置とを備えるように構成されている。また、請求項
2記載の原木皮剥機は、請求項1記載の原木皮剥機にお
いて、前記コンベア装置が、それぞれ前記原木の移送方
向に傾斜された複数本の送りロールを有するように構成
されている。
【0006】
【作用】請求項1または2記載の原木皮剥機において、
搬入された原木は、回転手段を介して回転中の回転ロー
ルにより周方向に回転されながら、コンベア装置により
原木の軸心方向に移送される。この回転移送中に原木の
周面にカッタが押接されることにより、コンベア装置に
よる移送幅分だけ表皮が剥ぎ取られるので、原木を次々
と原木皮剥機に搬入させて連続的に皮剥ぎを行うことが
でき、生産性の向上が図れる。
【0007】特に、請求項2記載の原木皮剥機におい
て、原木を、原木の移送方向に傾斜されて、移送方向に
回転している複数本の送りロールおよび回転中の回転ロ
ール間に搬入すると、所定の回転速度を保持したままの
スムーズな原木の移送が実現するので、カッタによる連
続的な皮剥ぎが良好にできる。
【0008】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る原木皮剥機
の平面図、図2は同正面図を示している。
【0009】図1、2に示すように、本発明の一実施例
に係る原木皮剥機10は、原木11を回転させる4個の
回転ロール12と、回転ロール12を回転させる回転手
段の一例である減速モータ13と、回転中の原木11の
周面に押接されて表皮14を剥ぐ4個のカッタ15と、
カッタ15による皮剥ぎ中に、原木11を同図矢印の軸
心方向に移送させるコンベア装置16とを備えている。
それぞれの回転ロール12は、肉厚で大径な歯車状のロ
ールであり、互いに等間隔をあけて配置されている。そ
れぞれの回転ロール12は、減速モータ13のシャフト
に連結された回転軸17に固着されている。
【0010】カッタ15は、回転盤18の周面に放射状
に形成された爪形のカッタであり、垂直方向に回動可能
な取り付けアーム19の先端部に配置されている。カッ
タ15付きの回転盤18は、図外の駆動モータの回転力
が、チェーン式の動力伝達構造20を介して伝達される
ことにより回転する。
【0011】コンベア装置16は、4本の送りロール2
1と、各送りロール21の回転軸22に固着されたスプ
ロケット23どうしを、それぞれチェーン24により連
結させたチェーン式の動力伝達部25と、駆動源として
の減速モータ26とを有している。それぞれの送りロー
ル21は、原木11の移送方向に角度α、α=10〜2
0度、好ましくは15度傾斜され、しかもこの移送方向
の先端が、下方に角度β、β=40〜60度、好ましく
は50度前後傾斜されている。送りロール21の原木1
1の移送方向への傾斜角度αは、原木11の移送速度に
関係し、傾斜角度が小さいと原木11の移送速度は遅く
なり、傾斜角度が大きいと移送速度は速くなる。減速モ
ータ26が回転すると、チェーン式の動力伝達部25を
介して、それぞれの送りロール21が原木11の移送方
向に回転する。
【0012】続いて、本発明の一実施例に係る原木皮剥
機10の動作を説明する。図1、2に示すように、原木
11が、減速モータ13、26により回転中の回転ロー
ル12および送りロール21間に搬入されると、両ロー
ル12、21の回転が伝達されて、周方向に回転しなが
ら移送方向に移送される。
【0013】この回転移送中、取り付けアーム19が上
方から定位置に降りてきて、回転中のカッタ15が原木
11の周面に押接されると、送りロール21による移送
幅分だけ例えば林檎の皮を剥ぐように、次々と原木11
の表皮14が剥ぎ取られる。従って、従来のように、原
木皮剥機10の運転を途中で停止させることなく、順
次、原木11を原木皮剥機10に搬入させて連続的な皮
剥ぎができ、これにより生産性の向上が図れる。また、
このようにコンベア装置16として、4本の送りロール
21を有するロール移送式の装置を採用したので、回転
中の原木11を所定の回転速度のままスムーズに送り出
すことができ、これにより剥ぎ取りむらを低減できる。
【0014】以上、本発明を図面に基づいて説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、要
旨を逸脱しない範囲での設計変更などがあっても本発明
に含まれる。例えば、実施例では、回転ロールの回転手
段や送りロールの回転機構に、チェーン式の動力伝達構
造を採用したが、これに限定しなくても、例えば歯車式
のものなど、両ロールを回転可能な構造であればどのよ
うなものでもよい。また、実施例では、カッタとして回
転盤の周面に配置されたものを示したが、これに限定し
なくても、回転しない通常の押し当て式のカッタでもよ
い。
【0015】
【発明の効果】請求項1または2記載の原木皮剥機は、
このように、原木が、回転中の回転ロールおよびコンベ
ア装置間に搬入されることにより、周方向に回転しなが
ら移送方向に移送され、この途中で、原木の周面にカッ
タが押接されるようにしたので、順次、コンベア装置に
よる移動幅分だけ原木の表皮が剥ぎ取られ、これにより
装置を一時停止することなく連続的に原木の皮剥ぎがで
き、生産性の向上が図れる。
【0016】特に、請求項2記載の原木皮剥機において
は、コンベア装置として、複数本の送りロールを有する
ロール移送式のものを採用したので、回転中の原木を所
定の回転速度のままスムーズに送り出すことができ、こ
れにより剥ぎ取りむらを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る原木皮剥機の平面図で
ある。
【図2】同正面図である。
【符号の説明】
10 原木皮剥機 11 原木 12 回転ロール 13 減速モータ 14 表皮 15 カッタ 16 コンベア装置 17 回転軸 18 回転盤 19 取り付けアーム 20 動力伝達構造 21 移送ロール 22 回転軸 23 スプロケット 24 チェーン 25 動力伝達部 26 減速モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原木を回転させる回転ロールと、該回転
    ロールを回転させる回転手段と、回転中の前記原木の周
    面に押接されて表皮を剥ぐカッタと、該カッタによる皮
    剥ぎ中に、前記原木を軸心方向に移送させるコンベア装
    置とを備えたことを特徴とする原木皮剥機。
  2. 【請求項2】 前記コンベア装置が、それぞれ前記原木
    の移送方向に傾斜された複数本の送りロールを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の原木皮剥機。
JP6459294A 1994-03-07 1994-03-07 原木皮剥機 Pending JPH07241819A (ja)

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JP6459294A JPH07241819A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 原木皮剥機

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JP6459294A JPH07241819A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 原木皮剥機

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JPH07241819A true JPH07241819A (ja) 1995-09-19

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ID=13262689

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JP6459294A Pending JPH07241819A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 原木皮剥機

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JP (1) JPH07241819A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT406843B (de) * 1999-04-07 2000-09-25 Johann Wolf Vorrichtung zum bearbeiten von baumstämmen
CN102950634A (zh) * 2012-10-29 2013-03-06 苏州市吴中区光福香雪苗圃 一种树木剥皮机
CN103828609A (zh) * 2014-02-25 2014-06-04 刘云 链条式树干刮皮带的制造和使用方法
CN105108837A (zh) * 2015-08-17 2015-12-02 芜湖市金建胶合板厂 一种新型矩形板材大面剥皮装置
CN108527582A (zh) * 2018-06-12 2018-09-14 安徽安真木业有限公司 一种用于密度板生产的风压驱动树木去皮装置
CN108527581A (zh) * 2018-06-12 2018-09-14 安徽安真木业有限公司 一种用于密度板生产的树木剥皮装置
CN110788950A (zh) * 2019-10-17 2020-02-14 安徽富煌木业有限公司 一种木材去皮装置

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