JPH0697975B2 - 卵ボールの製造方法 - Google Patents

卵ボールの製造方法

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JPH0697975B2
JPH0697975B2 JP63101054A JP10105488A JPH0697975B2 JP H0697975 B2 JPH0697975 B2 JP H0697975B2 JP 63101054 A JP63101054 A JP 63101054A JP 10105488 A JP10105488 A JP 10105488A JP H0697975 B2 JPH0697975 B2 JP H0697975B2
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egg
yolk
egg white
mold
white
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JP63101054A
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Inventor
幹夫 安東
Original Assignee
有限会社玉福
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は球状に形成する卵ボールの製造方法に係り、
詳しくは、中心部を卵白とし、外側を卵黄で包み混んだ
卵ボールの製造方法に関する。
(従来の技術) 食用に供される卵には鶏卵が最も広く用いられ、文化の
程度や洋の東西を問わず古くから食用に供されている。
卵は栄養成分の供給源として最も重要な位置を占めてお
り、特に、タンパク質、脂肪は良質であり、ビタミンも
多く存在している。
このように、卵は栄養価が高く、風味が良いので古来か
らあらゆる料理に用いられている。
(発明が解決しようとする課題) 卵の料理法には卵だけを料理する場合と、卵をときほぐ
して野菜、肉等の他の具とともに料理する場合等種々の
料理法があるが、最も手軽な料理法の代表例はゆで卵や
目玉焼きである。
これらの料理法は簡単であるものの、ときほぐさないの
で味を染み込ませることができない。また、ゆで卵の場
合は中心部にある卵黄の外側を卵白で包み込んでいる鶏
卵の形状そのままであるから、何ら変化を持たせること
ができない。一方、色彩上の変化を持たせるために色付
けされることがあるが、卵としての構造は変わっていな
い。
従って、卵は栄養価が高く、近年多くの人に利用されて
いる持ち帰り弁当や駅弁等のおかずとして添えられるこ
とも多いが、形状や卵黄が卵白を内包している形態は変
わらないから、卵としての特徴はそのままで卵としての
認識に変わりはない。
この発明は上記の点に鑑みてなされたもので、卵黄と卵
白の位置を逆転させた卵ボールの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は次のような構成
とした。
まず、卵白と卵黄とを分離する。
分離した卵白は容器、または型に入れてボイルして一定
の形状に凝固させる。
一方の分離した卵黄は調味した後、上型の成形用凹部を
下型の成形用凹部よりも深く形成した焼型の前記成形用
凹部にそれぞれ充填して半焼きとし、その後、前記ボイ
ルした卵白を上型の卵黄内に入れ、次いで、上型を反転
させて下型に重ね合わせ、さらに、焼き上げて球状体に
成形することを特徴とする。
(作 用) 中心部に卵白があり、この卵白の外側を卵黄が包み込ん
でいるので、従来とは違った感じの卵を得ることができ
る。
(実施例) 以下、この発明に係る卵ボールの製造方法を実施例に基
づいて説明する。
第1図及び第2図はこの発明により製造された卵ボール
とその断面上面図である。
卵ボール1は卵黄2のほぼ中心部に卵白3を内包せしめ
たもので、4は卵黄2の合わせ面である。
次に、製造方法について説明すると、この発明の特徴は
焼型に流し込んだ卵黄に、予めボイルした卵白を入れて
焼き上げ、卵白を卵黄に内包させる点にある。
まず、鶏卵を割って卵白と卵黄とに分離する。次いで、
この分離した卵白を筒状容器に充填して密封し、容器ご
とボイルして卵白を凝固させる。卵白を65〜70℃で凝固
する。卵白には好みに応じて、適宜調味料を加えてもよ
いが、そのままでボイルしてもよい。
この発明の特徴の1つは分離した卵白を焼くのではな
く、ボイルして凝固する点にある。ボイルすることによ
って成型を容易に行うことができるとともに、卵黄と分
離することなく一体性を保つことができる。
卵白をボイルする筒状容器は円筒体の他、角型、ハート
型、星型等任意の形状とすることができ、卵黄に内包さ
せる卵白の形状に応じて決定すればよい。卵白は球状体
に凝固させることもでき、例えば、注型によって独立し
た球状体に凝固させてもよい。
凝固させた卵白5は、第3図に示すように、予め適宜の
長さ5aに切断して置く。
一方、分離した卵黄はときほぐして出し汁と合わせる。
出し汁はみりん、食塩、砂糖、かつお出し、食酢、かた
くり粉等により適宜調整することができる。卵黄6は弱
火でゆっくり焼き上げられるが、卵黄の焦目が付かずき
れいに焼き上げるためには少量の食酢を加えるとよい。
このように調味した卵黄を焼型に流し込む。
第4図及び第5図は焼型の一例を示す平面図及び断面図
である。
焼型10は上型11と下型12とがその内側に設けた連結部1
3、14にピン15を挿通することによって回動自在に連結
されている。上型11及び下型12の合わせ面は平滑面とさ
れ、それぞれの面に成形用凹部16、17が形成されてい
る。前記成形用凹部16、17は上型11を反射させて下型12
上に重ね合わせたときに、互いに向かい合って球状の空
室を形成するように配設されている。上型11の成形用凹
部16は、反転させたときに充填した卵黄と卵白の充填物
が飛び出さないように、下型12の成形用凹部17よりも深
く形成されている。
上記構成の焼型10の成形用凹部16、17にサラダオイル等
の食用油脂を塗り、前記調味した卵黄6を流し込む。卵
黄6が半熟の状態になったときに、予めボイルした卵白
5aを入れる。卵白5aは切断面を上方に向け、上部が突出
するように差し込む。卵黄6は、さらに卵白5aの周辺が
反転させても落ちない程度まで焼き上げて凝固させる。
その後、上型11を反転させて下型12に重ね合わせる成形
用凹部16は深く形成されているから、上型11を反転させ
ても充填物が飛び出すことがなく、下型12に重ね合わせ
ることができる(第6図参照)。
上型11を下型12に重ね合わせたまましばらく弱火で焼き
上げる。卵白5aは予めボイルされているので、卵黄6が
焼き上がったときに、上型11を開いて取り出せば卵ボー
ルはでき上がりである。
でき上がった卵ボール1は卵白を中心部に有し、外側を
卵黄で包み込み、従来とは卵白と卵黄が入れ代わった特
異な卵が得られる。
そして、卵ボール1は上型11と下型12との突き合わせ面
に沿って平行に切断すれば、中心部の卵白を円形状とし
た切断面となる。さらに、卵白は充填する円筒状容器に
よって任意の形状に凝固させることができるから、卵黄
に内包させる卵白の切断面形状も任意の形状とすること
ができる。
(発明の効果) この発明は予めボイルした卵白を入れるようにしたか
ら、卵白と卵黄とは一体性を保ち、卵黄と卵白が逆転し
た特異な卵ボールが得られる。
また、卵白を予めボイルし、これを卵黄に内包させて焼
き上げるようにしたから、卵白の断面形状を任意とする
ことができるとともに、卵黄を短時間できれいに焼き上
げることができる。
また、卵白及び卵黄には調味料の添加が可能となり、好
みに調味した卵ボールが得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は卵ボールの説明用正面図、第2図は水平断面
図、第3図は卵白のボイルした状態の説明用斜視図、第
4図は焼型の開いた状態の平面図、第5図は断面図、第
6図は製造の一例を示す一部拡大断面図である。 1は卵ボール、2は卵黄、3は卵白、10は焼型、11は上
型、12は下型、16、17は成形用凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】卵白と卵黄とを分離して、卵白は容器、ま
    たは型に入れてボイルし、一方の卵黄は調味した後、上
    型の成形用凹部を下型の成形用凹部よりも深く形成した
    焼型の前記凹部にそれぞれ充填して半焼きとし、その
    後、前記ボイルした卵白を上型の卵黄内に入れ、次い
    で、上型を反転させて下型に重ね合わせ、さらに、焼き
    上げて球状体に成形することを特徴とする卵ボールの製
    造方法。
JP63101054A 1988-04-22 1988-04-22 卵ボールの製造方法 Expired - Lifetime JPH0697975B2 (ja)

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JPH01273564A JPH01273564A (ja) 1989-11-01
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JP2007074972A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Mayekawa Mfg Co Ltd 無殻ゆで卵及びその製造方法
KR100888451B1 (ko) * 2007-03-28 2009-03-11 이성진 흰자위 계란 제조방법 및 이를 제조하기 위한 성형용기

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