JPH0696637A - スイッチの腐食防止回路 - Google Patents

スイッチの腐食防止回路

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JPH0696637A
JPH0696637A JP14035393A JP14035393A JPH0696637A JP H0696637 A JPH0696637 A JP H0696637A JP 14035393 A JP14035393 A JP 14035393A JP 14035393 A JP14035393 A JP 14035393A JP H0696637 A JPH0696637 A JP H0696637A
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    • H01H1/60Auxiliary means structurally associated with the switch for cleaning or lubricating contact-making surfaces
    • H01H1/605Cleaning of contact-making surfaces by relatively high voltage pulses

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大電流用スイッチを電子化ユニットなどの低
電流化されたシステムに使用しても、システム側の負担
を大きくすることなく現行レベルと同様にスイッチの長
期的耐久性を大きくし、もって装置の信頼性を確保でき
るようにするスイッチの腐食防止回路を提供する。 【構成】 直流電源2と大電流用スイッチ1との間に直
列に接続した抵抗R1と並列にスイッチング手段Tr及
び電流制限抵抗R3の直列回路を接続する。大電流用ス
イッチのオンに応じて制御回路11aが、所定時間後に
所定時間幅のパルスを発生してスイッチング手段をオン
させる。スイッチング手段のオン時に流れる電流を大電
流用スイッチに流してそのスイッチ接点に生じた酸化膜
を破壊する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチの腐食防止回
路に関するものであり、特に、車両などに搭載された大
電流用スイッチを電子化ユニットなどの低電流化システ
ムに転用可能にするスイッチの腐食防止回路に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は、一般的に車両などに搭載された
大電流(例えば500mA,1Aなど)の開閉に用いら
れるスイッチの接続状態を示す回路図である。同図に於
いて、1は大電流用スイッチ、2は負荷に電源電圧を供
給する直流電源として電池(BATT)であり、例えば
12Vの電圧を有する。3は負荷としての例えば12W
のランプである。
【0003】このような現行車両に搭載されているスイ
ッチ1は、例えば500mAとか1Aなどの比較的大電
流を開閉し得るような構造に設計されている。従って、
このようなスイッチ1は、接点処理やその材質などにつ
いて、多くの場合、メッキなどの処理が施されていない
銅接点が用いられている。
【0004】このような大電流の開閉に適した構造のス
イッチでは、そのスイッチ接点に酸化膜が形成され、接
触抵抗が増大し易い欠点がある。しかし、大電流を開閉
するスイッチでは、スイッチの開閉時に約1A程度の大
電流を流すことによって、スイッチ1の接点に形成され
た酸化膜を破壊することは困難なものではない。
【0005】近年、車両などに限らず、LSI(大規模
集積回路)などを用いた電子回路モジュールによるユニ
ット化が進む一方で、その信号入力段には、既存のまま
の機械的強度の強い電力用スイッチがそのまま使用され
ている場合が多い。図6は上述したような大電流用スイ
ッチを電子化されたユニットに転用した場合の接続状態
を示した回路図である。同図において、1乃至3は図5
と同一部分を示しており、4は電子化ユニットである。
電子化ユニット4にはインタフェース回路(図示なし)
の入力をプルアップ又はプルダウンするための抵抗R1
0と、抵抗R10とスイッチ1との接続点をインタフェ
ース回路(図示なし)に接続するための抵抗R11とが
内蔵されている。
【0006】このような電子化ユニット4では、スイッ
チ1は等価的に信号と見なし得る程度の小電流を流せば
よく、その接点に流す電流値は電子化ユニットのプルア
ップ又はプルダウン抵抗R10で決定される。その電流
値は電子化ユニットにより多少の差異はあるが、電子化
ユニットの容量及びプルアップまたはプルダウン抵抗R
10の容量で決定され、せいぜい数mA〜10mA程度
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、車両な
どに搭載されている大電流用のスイッチが電子化ユニッ
トなどの低電流化されたシステムの信号入力段に使用さ
れた場合、そのスイッチに流れる電流は電子化ユニット
によって定まる小さな値になる。従って、スイッチ1の
接点に酸化膜が形成されていると、スイッチ1の接触抵
抗が大きくなり、電子化ユニットがスイッチ1の状態を
検出できなくなるという問題点が生じる欠点がある。
【0008】スイッチ1の接点を保護するには、スイッ
チ接点に生じた酸化膜を破壊すればよく、100mA以
上の電流を流せばよい。しかし、大電流を流すために
は、プルアップ又はプルダウン抵抗R10の容量は2W
以上必要になる。プルアップ又はプルダウン抵抗R10
の容量を大きなものとすると、抵抗のコストが上昇して
問題になると共に抵抗の発熱を抑える冷却手段が必要と
なる欠点があり、電子化ユニットの小形化という観点か
らも問題がある。
【0009】本発明は、上述のような問題点に鑑みなさ
れたものであり、低電流化された電子化ユニットの信号
入力段に大電流用スイッチが使用できるスイッチの腐食
防止回路を提供することを目的とするものである。又、
本発明の他の目的は、車両などに搭載されている大電流
用スイッチを電子化ユニットなどの低電流化されたシス
テムに使用しても、システム側の負担を大きくすること
なく長期的耐久性を保持し得ると共に装置の信頼性を確
保できるスイッチの腐食防止回路を提供するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、直列抵抗を介して直流電圧が印加された
スイッチの腐食防止回路であって、前記直列抵抗に並列
に接続されたスイッチング手段と電流制限抵抗との直列
回路と、前記スイッチング手段にパルスを供給する信号
発生手段とを備え、前記スイッチをオン状態とした際
に、前記スイッチング手段を介して前記スイッチにパル
ス状電流を供給してスイッチ接点に生じた酸化膜を破壊
するようにしたことを特徴とするものである。
【0011】又、本発明は、直流電源とスイッチとの間
に直列に接続した抵抗に並列に接続したスイッチング手
段と電流制限抵抗との直列回路と、前記スイッチをオン
としてから所定時間経過後に所定のパルス幅の信号を発
生させて前記スイッチング手段をオン状態とする制御回
路とを備え、前記スイッチング手段のオン時に流れる電
流を前記スイッチに流して前記スイッチの接点に生じた
酸化膜を破壊するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0012】又、本発明は、直流電源とスイッチとの間
に直列に接続した抵抗に並列に接続したスイッチング手
段と電流制限抵抗との直列回路と、前記スイッチング手
段に所定の周期で常時パルスを供給する信号発生手段と
を備え、前記スイッチをオン状態とした際に、前記信号
発生手段からのパルスに同期させて、前記スイッチング
手段を介して前記スイッチに電流を流して、前記スイッ
チの接点に生じた酸化膜を破壊するようにしたことを特
徴とするものである。
【0013】
【作用】上記構成により、本発明によるスイッチの腐食
防止回路は、信号入力段のスイッチがオンとなった際
に、スイッチ接点にパルス状の大電流を供給してスイッ
チ接点に生じた酸化膜を破壊することによって、低電流
化された電子ユニットの信号入力段のスイッチとして大
電流用スイッチを使用できるようにしたものである。
【0014】又、本発明によるスイッチの腐食防止回路
は、信号入力段のスイッチがオンとなり、スイッチ接点
の電流値が定常状態に達し、所定時間経過した後に、ス
イッチに比較的大きな電流を一定時間流すことによっ
て、スイッチ接点に生じた酸化膜を破壊し、低電流化さ
れた電子ユニットの信号入力段のスイッチとして大電流
用スイッチを使用できるようにしたものである。
【0015】又、本発明によるスイッチの腐食防止回路
は、スイッチング手段に常時パルスを供給し、信号入力
段のスイッチをオンとした際に、前記パルスに同期させ
てスイッチ接点に、比較的大きな電流を一定時間、所定
の周期でスイッチ接点に流すことによって、スイッチ接
点に生じた酸化膜を破壊して、低電流化された電子ユニ
ットの信号入力段のスイッチとして大電流用スイッチを
使用できるようにしたものである。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係るスイッチの腐食防止回路
の実施例について、図面を参照して説明する。図1は本
発明に係るスイッチの腐食防止回路の一実施例を示して
おり、図5及び図6と同一の部分には同一符号が付与さ
れている。
【0017】図1において、1及び2はそれぞれ従来例
と同じスイッチ及び電池であり、R1,R2は抵抗であ
る。11はスイッチの腐食防止回路である。腐食防止回
路11は、スイッチングトランジスタTrと、電流制限
用抵抗R3及び逆流防止用ダイオードDの直列回路と、
スイッチングトランジスタTrのオン・オフを制御する
制御回路11aとを有している。スイッチングトランジ
スタTrのコレクタは抵抗R1及び電池2に接続され、
そのエミッタが電流制限用抵抗R3の一端に接続され、
その他端がダイオードDのアノードに接続され、ダイオ
ードDのカソードが抵抗R1,R2とスイッチ1との接
続点に接続されている。制御回路11aの入力端は抵抗
R2の他端及びインタフェース(図示なし)の接続点に
接続されている。
【0018】制御回路11aはデレイ回路とワンショッ
ト回路との組合せ回路により構成され、その入力がHか
らLレベルに立ち下がると、その約100ミリ秒後に、
その出力がLからHレベルに立ち上がり、10〜50ミ
リ秒の間、Hレベルを継続するパルスを出力する。この
制御回路11aの出力パルスはスイッチングトランジス
タTrのベースに印加され、これによってスイッチング
トランジスタTrがオンする。スイッチングトランジス
タTrがオンすると、抵抗R3とダイオードDを通し
て、例えば100mA程度の大きな電流がスイッチ1に
供給される。
【0019】次に、実施例の腐食防止回路の動作につい
て、図2のタイミングチャートを参照して詳細に説明す
る。図2(a)はスイッチ1の状態を示し、スイッチ1
は時点t0 で投入されてオンとなり、時点t3 で遮断さ
れてオフとなる。時点t0 でスイッチ1をオンとする
と、図2(d)に示すように、抵抗R1とスイッチ1を
通して約5mAの電流が流れる。これと同時に、図2
(b)に示すように、それまでプルアップされHレベル
にあった制御回路11aの入力がLレベルに立ち下が
る。このHからLレベルへの立ち下がりに応じ、約10
0ミリ秒後の時点t1 で制御回路11a内のワンショッ
ト回路がパルスを発生し、そのパルス出力によって時点
1 で制御回路11aの出力がLからHレベルに立ち上
がる。
【0020】図2(c)に示すように、制御回路11a
の出力パルスは、スイッチングトランジスタTrのベー
スに印加され、時点t1 でスイッチングトランジスタT
rがオンする。スイッチングトランジスタTrがオンす
ると、スイッチングトランジスタTr、抵抗R3及びダ
イオードDを通じてスイッチ1に流され、図2(d)に
示すように、スイッチ1の電流値は5mAから100m
Aに増大する。
【0021】制御回路11aの出力パルスは10〜50
ミリ秒の間継続し、このパルスが終了する時点t2 で、
図2(c)に示すように、スイッチングトランジスタT
rがオフし、これに伴ってスイッチ1に流れる電流値が
図2(d)に示すように100mAから5mAに減少
し、定常状態に戻る。図2(d)に示すように、時点t
3 でスイッチ1がオフされ、スイッチ1を通じて電流が
流れなくなり、制御回路11aの入力がLからHレベル
に立ち上がる。
【0022】以上説明したように、スイッチ1の投入に
応じてそれから所定時間経過した後に、図では時点t0
から100ミリ秒後に、スイッチングトランジスタTr
が10〜50ミリ秒の間オンし、スイッチ1に約100
mAの電流を流す。これによりスイッチ1の接点に形成
されていた酸化膜が破壊され、接点の接触状態は初期の
ものに維持され、大電流用スイッチであっても微小電流
による信号を電子化ユニットに信号を送ることができ
る。
【0023】このように腐食防止回路を用いれば、スイ
ッチングトランジスタTrは50ミリ秒の短い期間に1
00mAの電流を流すようになっているので、スイッチ
1のオン・オフ繰返し周期を1秒とすると、スイッチン
グトランジスタイッチ1と直列に制御した抵抗R3は1
/5W程度の小さな抵抗であっても十分対応することが
できる。
【0024】図3は、本発明に係るスイッチの腐食防止
回路の他の実施例を示しており、図1と同一の部分には
同一符号が付与されている。図3において、腐食防止回
路11′はスイッチングトランジスタTr、電流制限抵
抗R3、逆流防止用ダイオードD及び信号発生回路4a
から構成されている。トランジスタTrのコレクタは抵
抗R1の一端と電池2に接続され、トランジスタTr の
エミッタは抵抗R3に接続され、その他端がダイオード
Dのアノードに接続され、そのカソードが抵抗R1,R
2とスイッチ1に接続されている。トランジスタTrの
ベースは、信号発生回路4aの出力端子に接続されてい
る。抵抗R2の他端は電子化ユニット4の入力端子に接
続される。信号発生回路4aは、電子化ユニット4の同
期信号を所定のパルスに変換してトランジスタTrのベ
ースに供給しており、信号発生回路4aは、電子ユニッ
ト4の外部に設けてもよい。スイッチ1からの信号は電
子化ユニット4内で処理されてランプ3等が点灯制御さ
れる。
【0025】次に、図3の実施例の動作について、図4
のタイミングチャートを参照して説明する。図3(a)
は、スイッチ1の状態を示しており、スイッチ1を時点
0 でオンとし、時点t3 でオフとする。図4(b)
は、スイッチングトランジスタTrのベースに供給され
る入力信号を示している。電子化ユニット4の信号発生
回路4aを介してスイッチングトランジスタTrのベー
スには、常時、例えばパルス幅125μsec であり、1
0msecの周期でパルスが供給され、図4(c)に示すよ
うに、信号発生回路4aの出力パルスに同期してオン・
オフしている。図4(e)に示すように、スイッチ1に
は、スイッチ1がオンとなる時点t0 で、抵抗R1を介
して約1mAの電流がスイッチ1に流れ込み、時点t1
で信号発生回路4aからのパルスに同期して、スイッチ
ングトランジスタTr、抵抗R3 及びダイオードDを介
してスイッチ1に約200mAの電流が流れ込む。スイ
ッチ1の接点には、時点t0 〜t3 の期間、10mSの
周期で約200mAのパルス状電流が流れ込み、スイッ
チの接点に形成された接触抵抗は低減されている。
【0026】図3(d)に示すように、スイッチ1の接
触抵抗は、時点t0 で1mAの電流が流れ、無限大の抵
抗値から徐々に低下し、時点t1 で約200mAの電流
がスイッチ1の接点に流れ、接触抵抗は約3Ω程度に低
減される。その後、徐々に接触抵抗が増大するが、次の
200mAのパルス状電流によって再びスイッチの接触
抵抗は約3Ω程度に低減される。スイッチ1がオンとな
っている間(時点t0〜t3 )、この動作を繰り返して
スイッチ接点の接触抵抗は小さな値に維持される。従っ
て、スイッチ1のオン時に微小電流が流されたとして
も、大電流用スイッチの接触抵抗が小さく設定されてい
るので、電子化ユニット4に信号を送ることができる。
図4(f)に示すように、スイッチ1のオン信号は、電
子化ユニット4の信号発生回路4aからの出力パルスに
同期したタイミングで、電子化ユニット4にスイッチ信
号を送ることができる。
【0027】尚、スイッチ1の接触抵抗は、R=K×I
-Aで表される関係式によって低減される。Rは酸化膜破
壊後の接触抵抗を示し、Iはスイッチ1に流れる電流値
を示し、K,Aは定数である。更に、上記実施例の場
合、制限電流値が200mAで入力周波数が100HZ
であり、パルス幅が125μS以内であるならば、抵抗
R2は1/4Wの抵抗で十分対応できる。
【0028】無論、図1及び図3の実施例では、逆流防
止用ダイオードDがスイッチングトランジスタTr及び
抵抗R3の直列回路に接続されているが、スイッチング
トランジスタTrが逆耐圧に優れたスイッチング素子で
あるならば、この逆流防止用ダイオードは必ずしも必要
としない。本発明は、電子化ユニットの信号入力段に大
電流用スイッチを用いたとしても、大電流用スイッチに
100〜200mAのパルス状電流を流すことによっ
て、スイッチの接触抵抗を低減することができるので、
大電流用スイッチの接触抵抗を初期状態に維持すること
ができ、大電流用スイッチを電子化ユニットの信号入力
段として用いることができる。又、スイッチがオンして
いる期間、所定の周期で大電流が供給されるので、一層
接触抵抗が低減され、安定した信号を送ることができ
る。
【0029】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、大電流
用スイッチがオンされると、このオン開始から所定時間
経過した後に、比較的大きな電流が短時間、大電流用ス
イッチに流され、スイッチ接点に生じた酸化膜が破壊さ
れる。従って、車両などに搭載されている大電流用スイ
ッチを、電子化ユニットなどの低電流化されたシステム
に使用したとしても、大電流用スイッチの接点状態は常
に初期状態に維持されるので、システム側の負担を大き
くすることなく現行レベルと同様にスイッチの長期的耐
久性を保つことができる。もって車両などの装置の信頼
性を確保できるという効果を奏する。
【0030】又、本発明によれば、腐食防止回路に電子
化ユニットから常時パルスが入力されており、大電流用
スイッチをオンとなっている期間、電子化ユニットから
のパルスに同期して周期で大電流がスイッチに流される
ので、電子化ユニットなどの低電流化されたシステムに
使用したとしても、スイッチ接点に生じた酸化膜が破壊
され、接触抵抗を低減できる極めて効果的なものであ
り、システム側の負担を大きくすることなく現行レベル
と同様にスイッチの長期的耐久性を保ち、もって車両な
どの装置の信頼性を確保できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスイッチの腐食防止回路の一実施
例を示す回路図である。
【図2】図1の回路の各部の状態を示すタイミングチャ
ートである。
【図3】本発明によるスイッチの腐食防止回路の他の実
施例を示す回路図である。る。
【図4】図3の回路の各部の状態を示すタイミングチャ
ートである。
【図5】現行車両などに使用されている大電流用スイッ
チの接続状態を示す回路図である。
【図6】図5の大電流用スイッチを低電流化システムに
転用した場合の接続状態を示す回路図である。
【符号の説明】
1 大電流用スイッチ 2 電池(直流電源) 3 ランプ 4 電子化ユニット 4a 信号発生回路 R1 抵抗 R3 電流制限抵抗 D 逆流防止用ダイオード Tr スイッチングトランジスタ 11,11′ 腐食防止回路 11a 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芦屋 弘之 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 鈴木 雅孝 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列抵抗を介して直流電圧が印加された
    スイッチの腐食防止回路に於いて、 前記直列抵抗に並列に接続されたスイッチング手段と電
    流制限抵抗との直列回路と、前記スイッチング手段にパ
    ルスを供給する信号発生手段とを備え、 前記スイッチをオン状態とした際に、前記スイッチング
    手段を介して前記スイッチにパルス状電流を供給してス
    イッチ接点に生じた酸化膜を破壊するようにしたことを
    特徴とするスイッチの腐食防止回路。
  2. 【請求項2】 直流電源とスイッチとの間に直列に接続
    した抵抗に並列に接続したスイッチング手段と電流制限
    抵抗との直列回路と、 前記スイッチをオンとしてから所定時間経過後に所定の
    パルス幅の信号を発生させて前記スイッチング手段をオ
    ン状態とする制御回路とを備え、 前記スイッチング手段のオン時に流れる電流を前記スイ
    ッチに流して前記スイッチの接点に生じた酸化膜を破壊
    するようにしたことを特徴とするスイッチの腐食防止回
    路。
  3. 【請求項3】 直流電源とスイッチとの間に直列に接続
    した抵抗に並列に接続したスイッチング手段と電流制限
    抵抗との直列回路と、 前記スイッチング手段に所定の周期で常時パルスを供給
    する信号発生手段とを備え、 前記スイッチをオン状態とした際に、前記信号発生手段
    からのパルスに同期させて、前記スイッチング手段を介
    して前記スイッチに電流を流して、前記スイッチの接点
    に生じた酸化膜を破壊するようにしたことを特徴とする
    スイッチの腐食防止回路。
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