JP2594370Y2 - 警報器の移報装置 - Google Patents

警報器の移報装置

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JP2594370Y2
JP2594370Y2 JP1992072399U JP7239992U JP2594370Y2 JP 2594370 Y2 JP2594370 Y2 JP 2594370Y2 JP 1992072399 U JP1992072399 U JP 1992072399U JP 7239992 U JP7239992 U JP 7239992U JP 2594370 Y2 JP2594370 Y2 JP 2594370Y2
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electromagnetic
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茂雄 小坂
武輝 玉本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、開閉スイッチに応動し
て作動する電磁リレーを有した警報器の移報装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の警報器の移報装置は、図3に示
すように、単一の直流電源Eに、複数の警報用の開閉ス
イッチ SW1〜SWn を介して電磁リレーX1〜Xnを個々に駆
動し、リレー接点x1〜xnにより外部に移報信号を出力す
ものである。なお、電磁リレーX1〜Xn には、表示部
L1〜Lnが並列接続されて、開閉スイッチSW1 〜SWn の動
作状態が判別できるようになっている。
【0003】しかしながら、上述したリレー装置にあっ
ては、電磁リレーX1〜Xnの数が増加すると、これに応じ
て直流電源の容量を大きくする必要があり、電源が大型
化してしまうという問題があった。
【0004】そこで、電磁リレー自体の消費電流を低減
させるために、図4に示す警報器の 移報装置が考えられ
た。このものは、上述した電磁リレーX1〜Xnは、該電磁
リレーが継続して駆動が保持される最低の電流値(最低
保持電流値)Ihが、該電磁リレーが駆動される最低の電
流値(最低感動電流値)Iaより小さい特性を有している
ことを利用して、開閉スイッチSW1 〜SWn が閉極した初
期のみ大きな電流が流れるようにしたものである。すな
わち、その構成は、電磁リレーX1〜Xnに、コンデンサ C
と抵抗 Rとの並列回路を直列接続し、図5(a)に示す
ように、開閉スイッチSW1 〜SWn が閉極した時間t1に、
コンデンサC への充電電流を電磁リレーX1〜Xnに流すこ
とにより、電磁リレーX1〜Xnの最低感動電流値Iaを確保
するものである。なお、図5(b)のIcは電磁リレーX1
〜Xnに流れる電流を示す。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前述した図4に示す
報器の移報装置にあっては、電磁リレーX1〜Xnを確実に
駆動するためには、電磁リレーのアマチャが吸引される
までの間、最低感動電流値Iaを越える電流を継続する必
要があり、コンデンサC の容量を大きく設定する必要が
あった。このコンデンサC の容量を大きくすることは、
開閉スイッチSW1〜SWn が閉極から開極した時のコンデ
ンサC の充電電荷が放電される時間、所謂、復帰時間が
長くなる問題があり、継続して開閉スイッチSW1 〜SWn
が開閉される場合には、図5の時間t2で示すように、電
磁リレーX1〜Xnに流れる電流の最大値が低下し、これに
よって最低感動電流値Iaを越える時間も短くなって電磁
リレーX1〜Xnが不動作となる恐れがあった。
【0006】本考案は、上記問題点に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、消費電流の低減を図りつ
つ確実な伝達動作を達成できる警報器の移報装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本考案の警報器の移報装置は、電磁リレーに、該電
磁リレーの保持電流よりも大きな電流を通電可能な限流
抵抗を直列接続するとともに、この限流抵抗と電磁リレ
ーとの直列回路にコンデンサと抵抗との直列回路を並列
接続し、この抵抗の分圧点にトランジスタのベースを接
続するとともに前記限流抵抗にトランジスタのコレクタ
・エミッタの出力を並列接続した構成としてある。
【0008】
【作用】本考案の構成によれば、開閉スイッチが閉極し
た初期に、コンデンサへの充電電流に対応した電圧を抵
抗から放出し、この抵抗に発生する電圧に応じてトラン
ジスタを駆動して電磁リレーに最低感動電流値を越える
電流を通電させ、電磁リレーが確実に駆動された後に
ランジスタをオフして限流抵抗を介して最低保持電流値
以上の電流を通電して駆動する。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1及び図2に基
づいて説明する。なお、従来例と基本的機能が同様の部
材には同一の符号を付している。
【0010】この警報器の移報装置は、直流電源Eに、
開閉スイッチSW1 〜SWn と表示器L1〜Lnとの直列回路を
複数組接続するとともに各表示器L1〜Lnにそれぞれ電磁
リレーX1〜Xnを並列接続したものである。
【0011】電磁リレーX1〜Xnを含むリレー回路1〜n
は、電磁リレーX1〜Xnの最低保持電流値Ihよりも大きな
電流を通電可能な限流抵抗R11 〜R1n を直列接続すると
ともに、この限流抵抗R11 〜R1n と電磁リレーX1〜Xnと
の直列回路にコンデンサC1〜Cnと分圧抵抗R21 〜R2n と
の直列回路を並列接続し、この分圧抵抗R21 〜R2n の分
圧点にベースを接続したトランジスタT1〜Tnのコレクタ
・エミッタの出力を限流抵抗R11 〜R1n に並列接続して
いる。また、電磁リレーX1〜Xnには、逆起電圧保護用の
ダイオードD1〜Dnが接続されている。
【0012】しかして、開閉スイッチSW1 〜SWn が時間
t1で閉極すると、図2(a)に示すように、リレー回路
1 〜n に電圧が印加され、分圧抵抗R21 〜R2n を介して
コンデンサC1〜Cnへの充電電流に対応した電圧が、図2
(b)に示すように、分圧抵抗R21 〜R2n の圧点から
出力される。なお、図2(b)の点線はコンデンサC1〜
Cnへの充電電流を、実線は分圧点の電圧を示す。この分
圧点の出力電圧がしきい値Vhを越えたときにトランジス
T1〜Tnがオンして電磁リレーX1〜Xnに最低感動電流値
Ia以上の電流を通電する。さらに、トランジスタT1〜Tn
による通電が行われ電磁リレーX1〜Xnが駆動されるとと
もに、分圧点の出力電圧がしきい値Vh以下でトランジス
T1〜Tnがオフし、時間t2で電磁リレーX1〜Xnに限流抵
抗R11 〜R1n によって限流された最低保持電流値Ih以上
の電流を通電する。
【0013】さらに、開閉スイッチSW1 〜SWn が時間t3
で開極すると、リレー回路1 〜n への電圧印加がなくな
り、電磁リレーX1〜Xnが復帰する。このとき、コンデン
サC1〜Cnの充電電荷は、電磁リレーX1〜Xn、限流抵抗R1
1 〜R1n 、分圧抵抗R21 〜R2n を介して放電される。な
お、電磁リレーX1〜Xnへの最低感動電流値Ia以上の電流
の通電に対し、コンデンサC1〜Cnへの充電電流は、トラ
ンジスタT1〜Tnの増幅作用により、極めて小さくでき、
これによりコンデンサC1〜Cnの容量を小さくでき、コン
デンサC1〜Cnの放電時間を早くし復帰動作を早く行わせ
ることが可能となる。従って、開閉スイッチSW1 〜SWn
が次の時間t4で閉極しても、同様にトランジスタT1〜Tn
がオンしてトランジスタT1〜Tnにより通電が電磁リレー
X1〜Xnに行われ、電磁リレーX1〜Xnを駆動できる。
【0014】この電磁リレーX1〜Xnの駆動によって、リ
レー接点x1〜xnが作動し、外部に移報信号を出力する。
この移報信号は、警報信号、表示信号、或いは他の機器
の連動信号等に用いられる。
【0015】さらに、リレー回路1 〜n には、表示器L1
〜Lnが並列接続されているので、開閉スイッチSW1 〜SW
n の動作状態が判別できるようになっている。
【0016】
【考案の効果】本考案の警報器の移報装置は、開閉スイ
ッチが閉極した初期に、コンデンサへの充電電流に対応
した電圧を抵抗から放出し、この抵抗に発生する電圧に
応じてトランジスタを駆動して電磁リレーに最低感動電
流値を越える電流を通電させ、電磁リレーが確実に駆動
された後にトランジスタをオフして限流抵抗を介して最
低保持電流値以上の電流を通電して駆動させる動作によ
って、消費電流の低減を図ることが可能となり、併せて
トランジスタにより電磁リレーを駆動するためのコンデ
ンサの容量を小さくすることができて復帰時間を短くす
ることが可能となり、開閉スイッチが繰り返し開閉して
も追随して電磁リレーを駆動でき、もって消費電流の低
減を図りつつ確実な伝達動作を達成することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1の動作波形図である。
【図3】従来の回路図である。
【図4】従来の回路図である。
【図5】図4の動作波形図である。
【符号の説明】 直流電源 SW1 〜SWn 開閉スイッチ 1 〜n リレー回路 X1〜Xn 電磁リレー R11 〜R1n 限流抵抗 C1〜Cn コンデンサ R21 〜R2n 抵抗 T1〜Tn トランジスタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源に開閉スイッチと表示器との直
    列回路を複数組接続するとともに各表示器にそれぞれ電
    磁リレーを並列接続した警報器の移報装置において、 前記電磁リレーに、該電磁リレーの保持電流よりも大き
    な電流を通電可能な限流抵抗を直列接続するとともに、
    この限流抵抗と電磁リレーとの直列回路にコンデンサと
    抵抗との直列回路を並列接続し、この抵抗の分圧点にト
    ランジスタのベースを接続するとともに前記限流抵抗に
    トランジスタのコレクタ・エミッタの出力を並列接続し
    たことを特徴とする警報器の移報装置。
JP1992072399U 1992-10-16 1992-10-16 警報器の移報装置 Expired - Fee Related JP2594370Y2 (ja)

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