JPH0696518A - 固着したトランスデューサを自由化するためのディスクドライブ用双極ディスクトルクシステム - Google Patents

固着したトランスデューサを自由化するためのディスクドライブ用双極ディスクトルクシステム

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JPH0696518A
JPH0696518A JP5137809A JP13780993A JPH0696518A JP H0696518 A JPH0696518 A JP H0696518A JP 5137809 A JP5137809 A JP 5137809A JP 13780993 A JP13780993 A JP 13780993A JP H0696518 A JPH0696518 A JP H0696518A
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disk
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torque
disk drive
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JP5137809A
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Inventor
Jeffrey S Mcallister
ジェフリー・エス・マッカリスター
Boyd N Shelton
ボイド・エヌ・シェルトン
Hout Henricus M Van
ヘンリーカス・マリナス・ヴァン・フート
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HP Inc
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Hewlett Packard Co
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テ゛ィスクの個々の表面に固着したトランステ゛ューサから
テ゛ィスクを自由化して回転自在とする手段を備えたテ゛ィスクト゛
ライフ゛を提供すること 【構成】 テ゛ィスクト゛ライフ゛1の使用時に、テ゛ィスクト゛ライフ゛1中の
多極多相センサレス直流テ゛ィスクスヒ゜ント゛ルモータ17に直流電源42から
のモータ位相間で整流された直流電流を供給してモータ17を始
動させ、テ゛ィスク2を所定方向に低速で回転させる。テ゛ィスク2
に固着した1つ以上のトランステ゛ューサ5a6のスティクション結合により
モータの回転が阻止された場合には、直流電流42を共振周
波数の近傍でモータ位相間において可逆的に所定回数だけ
整流してほぼ正弦状のハ゛イホ゜ーラモータトルクを生成し、スティクション
結合を解除するためのトルク増幅を達成する。直流電流の
所定数の可逆的整流の最後の整流に続き、モータ位相間で
直流電流の整流を開始してモータ17及びテ゛ィスク2を低速で所
望方向に回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、ディスクドラ
イブに関し、特に、ディスクの個々の表面に固着したト
ランスデューサからディスクを自由化して回転自在とす
る手段を備えたディスクドライブに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ディス
クドライブにおいて、ディスク表面に接触しているトラ
ンスデューサの前記ディスク表面への固着は、周知の状
態であり、一般に「スティクション(stiction)」と呼ば
れている。この状態を回避し、またそれが生じている場
合にはその状態を処理するために、様々な技法が提案さ
れてきた。この状態を排除するため、ディスクの粗面形
成(texture)、ディスク表面に対する潤滑剤の塗布、及
び前記スティクション状態の一因となるガス放出を生じ
る材料のドライブにおける除去といった努力が払われ
た。スティクション状態が存在する場合には、トランス
デューサとディスクを分離させるため、トランスデュー
サの懸架機構に損傷を与えない程度に畜力を加えること
によって処理するのが常である。これにより、ディスク
の回転が自由化されなければ、そのディスクドライブ
は、動作不能となる。
【0003】上述の畜力を加える方法以外の従来の技法
によって得られる結果は不確実なものであった。従来実
施されている畜力の利用には、スティクション結合を破
壊するのに十分な力を備えたディスクスピンドルモータ
またはトランスデューサアクチュエータモータが必要に
なる。ディスクドライブが小さくなるにつれ、アクチュ
エータモータの力は大幅に減少する。1〜2インチの形
状係数のサイズ範囲内にあるドライブの場合、アクチュ
エータの力は、スティクション結合を破壊するには不十
分なものとなる。
【0004】従って、ディスクアセンブリまたはディス
クスタックを駆動するディスクスピンドルモータが注目
されている。しかし、この場合も、ドライブが小さけれ
ば、そのモータは、従来のモータ始動技法を利用してス
ティクション結合を破壊するのに十分な大きさのトルク
を(トランスデューサの懸架機構の機械的力の限界内
で)加えるには力の不足したものとなる。一般に、これ
はまた、サイズ要件または制限条件のため、モータの運
転速度要件にとって必要な或いは許容し得るより大きい
トルク定数(K)を必要とする。必要なトルクを得るた
めには、巻線の巻数を増やす必要があるので、巻線抵抗
が増大する。これは、通常の動作に必要な電力を増大さ
せることになるので望ましくない。更に、ディスクドラ
イブが小さくなると、示唆されるように再設計を行った
としても、その畜力に関するトルク要件を達成すること
はできない。
【0005】スティクション結合を破壊するための技法
に関するもう1つの最近の教示は、「Magnetic Disk Dr
ive Start Procedure For Starting Reaction Torque A
mplification」と題する米国特許第4,970,610号(発明
者 La Verne F. Knappe)に示されている。Knappeは、
ホールセンサを備えたブラシレス直流3相デルタ巻線デ
ィスクスピンドルモータを利用して前記問題に取り組ん
だ。このモータは、対象となる「固着系(stuck syste
m)」の共振周波数と呼ばれる周波数で単一方向の直流電
流パルスを接続することによって電力が供給される。前
記固着系には、ディスクアセンブリ、アクチュエータ、
及び、固着したトランスデューサが含まれる。ディスク
の回転運動が所望の回転方向、即ち正の方向である場合
に、これを検知して単一方向の電流パルスを加えるタイ
ミングを提供するために、運動センサが必要になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ディス
ク/トランスデューサ/モータ回転子アセンブリを、そ
の機械的共振周波数で機械的に共振させることにより、
ディスクアセンブリ中のディスクをトランスデューサか
ら自由にするという改良がなされる。これは、Knappeの
教示のように、ディスクアセンブリに、単に回転方向の
単方向性トルクを接続するのではなく、ディスクスピン
ドルモータの回転子とディスクアセンブリとアクチュエ
ータとディスクに固着しているトランスデューサとを含
む回転アセンブリの共振周波数を実質的に有する、ほぼ
正弦をなす双極機械トルクを接続することにより達成さ
れる。これにより、ディスクスピンドルモータに対して
1方向にパルスを印加する場合に比較して、トルクがほ
ぼ2倍になる。
【0007】ここに開示のディスクドライブは、2つの
ディスクから成る回転自在に取り付けられたディスクス
タックと、個々のディスク表面にそれぞれが隣接する3
つの磁気ヘッドを支持するアームスタックを備えた回転
アクチュエータとから構成されるものである。
【0008】ディスクアセンブリを駆動するために、ブ
ラシレス多極多相センサレス直流モータを採用する。デ
ィスクドライブを使用する場合には、ディスクドライブ
を始動させるために、双極直流電力が、モータを定速で
駆動するための周波数で直流電源からモータ位相へと整
流される。ディスクドライブを始動させるために双極直
流電力の整流を行う際に、1つ以上のトランスデューサ
がディスクに固着したために始動トルクで回転を開始で
きなかった場合には、引き続き、モータは、ほぼ回転ア
センブリの共振周波数で、直流電流の双極パルスによる
励起を受ける。
【0009】ディスクアセンブリ中に1つまたは2つし
かディスクが存在しない場合には、全てのトランスデュ
ーサがディスクに固着している回転アセンブリの周波数
を共振周波数として選択することが機能的に許容され、
また、その代替案として、例えば3つのうち2つのトラ
ンスデューサがディスクに固着している回転アセンブリ
の周波数を共振周波数として選択することが、機能的に
許容される。しかし、2つのディスクスタックには3つ
または4つのトランスデューサしか含まれていないの
で、1つまたは2つまたは3つ等のトランスデューサが
ディスクに固着している個々の場合については、ディス
クスタック/回転アクチュエータアセンブリの共振周波
数を予め決定することが好適であり、及び、所望方向に
おけるディスクの回転が得られるまでその個々の周波数
で双極ディスクモータの励起を逐次整流するか、または
始動動作の結果としてディスクが回転しなかった場合に
ディスクドライブの駆動を中止することが好適である。
【0010】個々の周波数での双極励起は、それぞれ、
所定の数の整流サイクルだけモータ巻線間で整流を行う
ことにより達成される。所定数のサイクルが完了する
と、回転が生じたか否かを検出するために逆起電力を検
知する間、最後の位相が保持される。モータがセンサレ
スの設計のものであるため、この位相が高トルクになる
のか低トルクになるのかは分からない。回転が検知され
なければ、同数のもう1組のサイクルを繰り返し、その
後、次の位相が高トルクに保持される。これは、回転が
達成されるまで継続される。
【0011】本発明の最良の実施態様では、モータはい
くつかの極を備え、そのうち固定子の極数は奇数となっ
ている。モータの回転子は、スポット磁化されたアニュ
ラリングからなり、このアニュラリングは、固定子を包
囲し、及び円周方向に等間隔に配置された偶数の永久磁
極を備えており、その各磁極は、隣接する固定子の極を
連結する磁界を生成する。固定子の極数と磁化された回
転子の極数との比は3対4であり、回転系の各々の異な
る共振周波数における整流される双極励起サイクルの好
適なサイクル数は、モータの位相数の2倍に1を加えた
値の倍数である。最終目標は、最大変位増幅を生じさせ
るのに十分な長さの共振周波数のバーストを加えること
である。通常のモータの回転(spin-up)が生じたか否か
を判定するために、バーストの終端において各モータの
位相極性が保持されるように、十分なバーストを加える
べきである。
【0012】本発明は、図面に関連して以下の詳細な説
明を参照することにより、一層良好に理解されるであろ
う。
【0013】
【実施例】図1ないし図4は、本発明の最良の実施態様
を具現化した回転アクチュエータタイプのディスクドラ
イブを示すものである。このディスクドライブは、ハウ
ジング(図示せず)内で、上部にディスクスタック2及
び回転アクチュエータアセンブリ5が回転自在に取り付
けられて密閉されたベースまたは支持体1から構成され
る。動作時には、1つ以上の独立したディスク2aから
なるディスクスタック2が、図4の電気モータ17によ
り、周知のように所定の定速でディスクスピンドルの軸
7を中心に回転する。このモータはベース1に固定され
ている。
【0014】回転アクチュエータアセンブリ5は、2ピ
ーススピンドル9の同心部分である管状部材9a(図3
参照)上に組み付けられ、このスピンドル9のもう一方
の部分9bは、ベース1に固定された同心ベアリングア
センブリ9c中に軸受けされている。回転アクチュエー
タアセンブリ5は、アームスタックを構成する1つ以上
のロードビーム5aと、そのロードビーム5aのための
ボイスコイルモータドライブ5bとから構成される。ボ
イスコイルモータ5bの可動部分5b1は、ボイスコイ
ル5b3用のコイル支持体またはハウジング5b2を備
えている。コイル支持体またはハウジング5b2の延長
アーム5b6は、管状部材9aに所定の順序でロードビ
ーム5aと共に積層されて、管状部材のすえ込み(swagi
ng)によりそれに固定されている。各ロードビーム5a
の末端にはトランスデューサ5a6が取り付けられてい
る。
【0015】回転アクチュエータアセンブリの角運動
は、コイル支持体5b2に固定された磁化材料のピン5
b4からなる衝突停止構造により制限される。ピン5b
4は、ボイスコイルモータ5bの固定子構造の一部を構
成する上部磁石板5b8における弧状縁部または凹部5
b5に隣接して突出し、その位置において、ピン5b4
が、弧状凹部5b5の両端に係合して、回転アクチュエ
ータアセンブリ5の角運動が機械的に制限される。上部
磁石板5b8は、ボイスコイルモータ5bの一部を形成
する永久磁石5b9を支持している。また、ピン5b4
は、制限の1つとして磁気ラッチの働きもする。
【0016】コイル支持体またはハウジング5b2の延
長アーム5b6は、その端部に金属挿入物5b7が取り
付けられている。この金属挿入物には管状ハブ9aの円
筒形部分に対する滑合を可能にする直径を備えた開口部
または孔が設けられている。補強板5a3及び金属挿入
物5b7の厚さは、ディスクの軸方向間隔に関連し、デ
ィスク間にロードビーム及び磁気ヘッドを適正に配置す
るようになっている。
【0017】ディスクスタックアセンブリ2は、好適に
は金属製の、円形ハブ3を備えている。この円形ハブ3
は、断面が逆カップ形の構造を有するもので、平坦なベ
ース部分3aと、一体垂下環状部分3bから構成され、
後者は、ベースと共に、カップ形の円筒空洞部3cを形
成している。ベース3aの上面及び環状部分3bの底端
面は、例えば二種混合エポキシ樹脂接着剤を用いて、各
ディスク2aが接続されることになる、軸方向に間隔を
おいた表面を形成する。
【0018】ディスクアセンブリ2は、図4に示すよう
に、固定子18及び回転子19からなるモータ17によ
り駆動される。固定子18は、ディスクドライブのベー
ス1の一部を形成し、またはそのようなベースに固定さ
れるベース部分を備えた固定子板18aから構成され
る。ディスクドライブハウジングは、簡略化のため図示
しない。管状ベアリングハウジング18cは、固定子ベ
ース部分18bの一体部分である。モータスピンドルま
たはシャフト19aは、モータ回転子19の同心一体部
分であり、管状ベアリングハウジング18c中の軸方向
に間隔をあけて配置されたベアリング対18dで軸受け
されている。モータ17の固定子18は、円周方向に等
間隔をあけて配置された複数の突極18fを備えた磁心
18e(図5参照)から構成される。回転子19は、傘
の形状をしており(図4参照)、突極18fの先端を円
形に囲むリング磁石19cをその周囲に備えている。リ
ング磁石19cは、スポット磁化されて、円周方向に等
間隔に配置された回転子の極を形成している。モータ1
7は、定速で動作するブラシレス直流モータとして機能
する。ここで採用したタイプのモータは、ホールセンサ
を有していないので、センサレス直流ディスクスピンド
ルモータとして知られるものである。好適実施例では、
モータ17は、それぞれが巻線18gを備えた9つの固
定子突極18fと、半径方向に交互にN−S、S−Nと
交互に磁化されて円周方向に等間隔に配置された12の
磁極から成る回転子のリング磁石19cから構成され
る。回転子19は、炭素鋼または磁化可能なステンレス
鋼が望ましく、モータの外部磁束の帰路の働きをする。
【0019】スピンドルまたはシャフト19aの上端部
19bは、円筒形で、円形ハブ3のカップ形の円筒形空
洞部3c内に滑合し、ディスクスタック2をモータ回転
子19の軸に対して同心をなすように位置決めする。ハ
ブ3のベース3aの中心を接触せずに通り、モータシャ
フト19aの円筒形端部19b中に軸方向にねじ込ま
れ、このアセンブリの中心に配置された、ネジまたはボ
ルト13等の固定具により、一体化が行われる。
【0020】1つ以上のヘッドがディスクに固着する際
の、この系の共振周波数は、回転系の角慣性モーメント
と固着系のバネ定数との関数となる。この回転系には、
ディスクスタック2、モータ回転子19、及び、固定具
13が含まれる。バネ定数は、ロードビーム5a、ジン
バル5a7、アクチュエータアームベアリング9c、及
び、トランスデューサ5a6とディスク2aとの間のル
ープにおける他の全ての機械部品の剛性により決まる。
剛性またはバネ定数は、どれだけの数のトランスデュー
サが固着しているかにより変動する。固着した全てのト
ランスデューサに対応する単一共振周波数が用いられ、
それが双極モータの励起に許容可能であることが分かる
場合もある。これは、最悪の場合の共振周波数である。
もちろん、全てのトランスデューサがディスクに固着し
ている場合より小さな条件に関する共振周波数を代替案
として利用することも可能である。こうした状況のいず
れにおいても、共振周波数は固定されたままである。こ
の方法により、複雑さが最小限に抑えられ、ディスク/
アクチュエータアセンブリ即ち回転アセンブリの機能的
な双方向励起の基礎が得られることになる。
【0021】しかし、本発明の最良の実施態様によれ
ば、図示のディスクドライブの場合、ディスクに固着し
ている1つまたは2つまたは3つのトランスデューサに
ついて各回転アクチュエータ構成毎に個々の機械的共振
周波数を計算して、異なる周波数で双極モータの巻線の
励起サイクルを個々に逐次整流を行って、ディスクスタ
ックの回転を始動させることが望ましい。最後の励起周
波数まで用いてもディスクを回転させることができなか
った場合には、励起は終了する。
【0022】ディスクドライブシステムは、スター形に
接続された固定子巻線(図6参照)を備えたセンサレス
(ホールセンサを有さない)ブラシレス直流モータ(図
5参照)から構成される。図5に示すように、ディスク
ドライブモータは、9つの固定子極18fと12の固定
子極19cとから構成される。巻線18gは、各固定子
極18f上に配置されている。この巻線は、3つの巻線
から成る複数グループに分割され、3グループのそれぞ
れにおける巻線をA,B,Cで示す。その符号A,B,
Cに対応する巻線は直列に接続され、その各直列グルー
プが、図6に示すようにスター形接続の巻線の1つの分
岐を構成している。
【0023】回転子19は、円周方向に等間隔をあけた
12の位置に交互に極性をなすようにスポット磁化され
た永久磁石リング19cを同心において回転自在に支持
している。この回転子19は、磁束の帰路を提供するも
のである。磁化は、半径方向において、隣接する回転子
極と逆極性になるように行われる。図5には、固定子極
の先端に隣接した磁極の極性のみを示す。同図には、符
号A,Bで示す巻線18gに関する固定子極の磁気極性
が示されている。同図の場合、回転子の極は、巻線分岐
A,Cに印加される直流電圧の極性A+,C−に関して
最大回転子トルクを生じる、固定子の極に対する角位置
を占めており、これはまた、モータ17の3相のうちの
1つを表している。
【0024】双極モータの位相は6つ存在する。1つの
整流サイクルにおける双極モータの位相を以下の表1に
示す。
【0025】
【表1】
【0026】ホールセンサがないので、励起のためのモ
ータ位相の選択はランダムとなる。従って、整流がない
場合、モータに印加される電圧は、回転子リングにおけ
る永久磁石の極に関するモータ固定子の極の物理的配置
のため、電圧極性に関係なく、モータのトルクがゼロま
たはゼロに近くなるモータ位相に対して印加される可能
性があり、または、モータトルクが最大未満になる上述
以外のモータ位相において印加される可能性があるが、
その場合には、ディスクモータの始動に失敗する可能性
がある。上述のように、モータトルクの6つの位相間に
おいて双極電圧の整流を行うことにより、モータトルク
が最大になるモータ位相が見つかり、ディスクに対する
トランスデューサの過度の固着に関する問題がない状況
において、ディスクスタックが回転することになる。
【0027】ディスクスピンドルモータは、ディスクド
ライブの駆動コントローラとすることが可能な、コント
ローラ24から構成される制御システム(図7参照)に
接続されて制御される。コントローラの制御下における
このシステムの機能は以下に示す通りである。
【0028】1.ディスクの始動を開始する 2.ディスクの回転に失敗した場合に、異なる周波数で
逐次整流サイクルを延長する 3.ディスクの回転開始及びその方向を認識する 4.適正なRPMで所望方向にディスクを回転させる 制御機能は、オランダのエイントホーベンにある Phill
ips Internationalから入手可能なTDA5340として識別さ
れる市販のICチップを用いて実施される。このチップ
は、ICチップ24により共振周波数の6倍の整流周波
数を示すように制御される周波数生成器26を含む。周
波数生成器26は、整流及び駆動論理回路28に送られ
る信号を監視し、その整流及び駆動論理回路28は、個
々の電力増幅器A1,B1,C1を介して、符号A,
B,Cで示す個々のモータ巻線18fに対して、上記表
1のA+,C−等の各位相の電圧を、周波数生成器26
により示される周波数、及び、逐次最大固定電圧値及び
電圧極性で整流する。適応型整流及び遅延回路30は、
通常/共振モードにおいて回路32を介して始動及び通
常運転に関する整流のタイミングをとるようコントロー
ラ24により制御されて、整流回路28のためにディス
クの始動及び運転を開始し、そのタイミングをとる。ま
た、通常または共振モード回路32は、マルチプレクサ
34を制御する。このマルチプレクサ34は、適応型整
流遅延回路30に接続された出力を有し、通常/共振モ
ードにおける回路32の整流タイミングを与える。通常
モードでは、ゼロ交差セレクタ38が適応型整流遅延回
路30に整流信号を供給する。一方、共振モードでは、
ゼロ交差が受信され、コントローラ24からの回路40
上の共振クロック信号が適応型整流遅延回路30に整流
信号を供給する。逆起電力比較器BA,BB,BCは、
それぞれ、巻線18fの個々の(A、B、C)の逆起電
力電圧を逆起電力セレクタ36に接続し、そのセレクタ
36の出力は、ゼロ交差セレクタ38に接続され、マル
チプレクサ34にも送られる。逆起電力比較器BA,B
B,BC及び逆起電力セレクタ36を介して生じるゼロ
交差セレクタ38への入力により、逆起電力電圧の巻線
分岐AまたはBまたはC、及びその電圧の極性が識別さ
れる。その電圧が一定のままである場合、即ちゼロ交差
が存在しない場合には、回転子は静止している。始動の
試行中には、整流サイクルのどのポイントであれ、ゼロ
交差が検出された場合には、ゼロ交差セレクタ38から
出力が生じ、ディスクを自由にするためのモータの励
起、及び、始動を続けるための通常モードの機能が開始
される。しかし、コントローラ24により周波数生成器
26から検知されるゼロ交差が存在しない場合には、コ
ントローラ24は、マルチプレクサ34に出力信号を生
成して、励起される共振周波数の6倍に等しい共振クロ
ック周波数をマルチプレクサに対して回路40上に生成
し、これにより適応型整流遅延回路30をリセットし
て、ディスク自由化機能に関するディスクモータの励起
要件について整流のタイミングをとる。この時点で、シ
ステムは、ディスクを自由化するために、巻線の位相間
で、逐次、各周波数で、双極電圧の整流を開始する。周
波数発生回路26に応じてコントローラ24により制御
される電圧/電流回路42は、電力増幅器A1,B1,
C1を制御して、共振モードの動作時に最大電力をモー
タ巻線に接続する。
【0029】図8ないし図10を参照することにより本
システムの理解が更に深まるであろう。図8は、理想的
に構成された逆起電力電圧を破線で、モータトルクを実
線で示したものである。また図9及び図10は、固定子
に対する回転子の2つの異なる位置に関してモータのト
ルク関数を示したものであり、その一方の位置をPOS
Xで示し、他方の位置をPOS Yで示す。これらの位
置は、それぞれ、モータ固定子に対するモータ回転子の
位置X及びYを表している。図8のPOS Xは、瞬間
における励起の電圧極性A+ C−に関して図5に表し
たものに近い、モータの固定子に対する回転子の位置を
表している。ロックされた(locked)回転子の位置POS
Xに関する図9のトルク関数を参照すると分かるよう
に、モータの逐次の位相における直流電圧の特定極性に
関するモータトルクの値は、階段状かつ正弦的に変動す
る。従って、極性がA+ B−の電圧を印加すると、正
の方向に、図9のモータトルク1(図8に位置1で示
す)の値が得られる。これは、例えばモータの所望の回
転方向を表す。また、モータの巻線A,Cの端子に電圧
A+ C−を印加すると、図8に示す最大モータトルク
値が得られる。双極電圧B+ C−を印加した場合に
は、図8に示すように電圧トルク値3が得られる。同様
にして、負のトルク値も生成され、これを図8に符号
4,5,6で示す。
【0030】ここで図10を参照する。同図は、位置P
OS Yでロックされた回転子状態にある場合のモータ
のトルク関数を表している。同図より、モータのトルク
が、双極電圧励起位相A+ B−とB+ A−の両方にお
いてゼロとなり、またトルクレベルが、負の向きにおけ
る整流位相2,3と正の向きにおける整流位相5,6に
おいて同一である、ということが分かる。これらの各位
置における双極電圧が識別される。
【0031】ここで図8を再び参照する。同図より、双
極電圧A+ C−の印加期間中には、POS Xラインと
交差するポイントにおける逆起電力電圧BVが僅かに負
になる、ということが分かる。同様に、双極電圧A+
B−が印加される場合には、回転子が順方向に回転を開
始していれば、POS Xラインとの逆起電力電圧CV
の交差点はゼロではなく、正の値をとる。同様の考察
は、位置Yにおけるロックされた回転子位置に関しても
適用することができる。
【0032】ロックされた回転子位置POS Xの場
合、モータの巻線分岐A,Cに双極電圧A+ C−を印
加すると、最大モータトルク2が得られ、その位置で
は、モータのトルクにより、固着したヘッドの存在しな
い、通常モードでディスクの回転が生じる。こうしたモ
ータトルクにおいて、ディスクスタックの回転に失敗し
た場合には、全位相にわたって共振周波数で整流を行う
際にモータトルクを逐次にランダムに加えることによ
り、ディスク表面に固着したトランスデューサからディ
スクを解放することが可能になり、その時点で、ディス
クの回転が開始される。図8にPOS Xで示すよう
に、トルク値2または5のトルクがかかっている状態で
ディスクの回転が生じると、逆起電力電圧BVの極性に
より、次のゼロ交差の後にディスクの回転方向が判定さ
れる。同様の考察が、POS Yに関しても適用され
る。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、デ
ィスクの個々の表面に固着したトランスデューサからデ
ィスクを自由化して回転自在とする手段を備えたディス
クドライブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転アクチュエータディスクドライブを示す平
面図である。
【図2】図1のディスクドライブの斜視図である。
【図3】図1のディスクドライブアセンブリを拡大して
示すIII-III断面図である。
【図4】ディスクドライブ回転軸7を含む平面で断面し
てディスクスタック及びディスクドライブモータを拡大
して示す断面図である。
【図5】或る特定の角位置におけるディスクドライブモ
ータの固定子及び回転子の極のレイアウトを概略的に示
す平面図である。
【図6】モータ固定子の巻線のスター形接続を示す概略
図である。
【図7】ディスクモータ制御システムを示すブロック図
である。
【図8】逆起電力及びモータトルクを電気角の関数とし
て示す理想的なグラフである。
【図9】POS Xで示す角位置において固定子に関し
て回転子が保持されている、1つの整流サイクルの各整
流ステップにおけるモータトルク関数を示すグラフであ
る。
【図10】POS Yで示す角位置において固定子に関
して回転子がロックされている、1つの整流サイクルの
各整流ステップにおけるモータトルク関数を示すグラフ
である。
【符号の説明】
2 ディスクスタック2 5 回転アクチュエータアセンブリ5 5a ロードビーム 5a6 トランスデューサ 17 モータ17 18f モータ巻線 24 ICチップ 26 周波数生成器 28 整流及び駆動論理回路 30 適応型整流及び遅延回路 34 マルチプレクサ 36 逆起電力セレクタ 38 ゼロ交差セレクタ A1,B1,C1 電力増幅器 BA,BB,BC 逆起電力比較器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つのハードディスクを備えた
    ハードディスクアセンブリと、 前記ハードディスクアセンブリを回転させる多相モータ
    と、 少なくとも1つのトランスデューサが取り付けられ、前
    記ディスクの表面に対して異なる半径方向位置へ移動
    し、前記ディスクの前記表面に接触する駐機位置へ前記
    トランスデューサを移動させる、可動トランスデューサ
    アクチュエータ手段であって、前記駐機位置において前
    記トランスデューサが前記ディスクの前記表面に時折固
    着して、アクチュエータ/ディスクアセンブリが慣性モ
    ーメントを有するために前記トランスデューサアクチュ
    エータが前記ディスクアセンブリに結合する、前記可動
    トランスデューサアクチュエータ手段と、 直流電源と、 その直流電源からの双極電圧を逐次の整流サイクルにお
    いて前記多相モータの逐次の位相に整流して、双極モー
    タトルク及びディスクトルクを生成し、前記ディスクが
    前記多相モータにより回転可能となるように前記ディス
    クに対する前記トランスデューサの固着を解除する、モ
    ータ制御手段とから成ることを特徴とする、ディスクド
    ライブ。
JP5137809A 1992-06-08 1993-06-08 固着したトランスデューサを自由化するためのディスクドライブ用双極ディスクトルクシステム Pending JPH0696518A (ja)

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