JP2652048B2 - モータ - Google Patents

モータ

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JP2652048B2
JP2652048B2 JP63248410A JP24841088A JP2652048B2 JP 2652048 B2 JP2652048 B2 JP 2652048B2 JP 63248410 A JP63248410 A JP 63248410A JP 24841088 A JP24841088 A JP 24841088A JP 2652048 B2 JP2652048 B2 JP 2652048B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はモータに関し、特にバイポーラ式の設けられ
た全てのスロットに対して各々一つずつのコイルが巻回
されたモータに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のモータは、第5図に示す様に、例え
ば、2相のバイポーラ式であって、ステータaのスロッ
トb数が8個であり、ロータcの磁極数が4である場
合、コイルd,eはティースf1…に順次巻設されるが、一
方のコイルdは、実線で示す様に、ティースf1から順
次、ティースf8、ティースf3、ティースf2、ティース
f5、ティースf4、ティースf7、ティースf6、ティースf7
と巻設され、また、他方のコイルeは、破線で示す様
に、ティースf2から順次、ティースf1、ティースf4、テ
ィースf3、ティースf6、ティースf5、ティースf8、ティ
ースf7、ティースf8と巻設される。そして、励磁方法
は、まず第6図Iに示す様に、内径側のコイルが、励磁
されずに外径側のコイルが励磁され、図示省略のロータ
が45゜回転した状態にて、第6図IIに示す様に、外径側
のコイルが励磁されずに内径側のコイルが励磁された状
態とされ、ロータがさらには45゜回転した状態にて、第
6図IIIに示す様に、内径側のコイルが励磁されずに外
径側のコイルが励磁された状態とされ、ロータがさらに
45゜回転した状態にて、第6図IVに示す様に、外径側が
励磁されずに内径側が励磁された状態とされる。つま
り、I〜IVまでのサイクルでロータは180゜回転するこ
とになり、以下、同様のサイクルを繰り返せば、該ロー
タは1回転することになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の技術で述べたモータでは、第6図I、IIIに示
す場合では内径側のコイルが励磁されず、また、第6図
II、IVに示す場合では、外径側のコイルが励磁されない
ので、全てのコイルを有効に使用していないことにな
り、コスト高となり、しかも高性能のモータを提供する
ことができない欠点があった。
そこで、本発明では、巻線数を最小限に抑えることが
できてコストの低減を図れ、かつ、高性能となるモータ
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のモータは、設け
られた全てのスロットに対して各々一つずつのコイルが
巻回されると共に、相数の倍数を除く自然数をnとし、
かつ、ステータのスロット数をSとすると共にロータの
磁極数をPとしたときに、S/P=2/nとなるモータであっ
て、2相によるコイルを各ティースに周方向に沿って交
互に巻設して、バイポーラ通電方式とすると共に、通電
時には、各コイルを常時通電状態とするものである。
〔作用〕
いわゆる重ね巻きではなく、ステータをコンパクトに
することができる。また、励磁の際に、コイルは、励磁
されない部位が存在しないことになり、全コイルを有効
に使用することができる。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係るモータの一実施例を示し、この
モータは、2相のバイポーラ式のモータであって、ステ
ータ1のスロット2数は8個とされ、ロータ3の磁極数
は4極とされる。この場合、コイル4,5は、ステータテ
ィース6…に周方向に沿って交互に巻設される。即ち、
一方のコイル4は実線で示す様に、ティース6aに巻設さ
れ、次にティース6cに巻設され、さらにティース6e及び
ティース6gに巻設される。また、他方のコイル5は破線
で示す様に、ティース6hに巻設され、次に、ティース6b
に巻設され、さらにティース6d及びティース6fに巻設さ
れる。つまり、このモータは、設けられた全てのスロッ
ト2に対して各々一つずつのコイル4,5が巻回される。
しかして、このモータのコイル4,5は、第2図に示す
様に、励磁され、該モータは回転する。即ち、このステ
ータ1は、同図に示す如く、励磁部7…が周方向に沿っ
て45゜ピッチにて配設されることになり、ロータ3が45
゜回転するごとに、第2図I〜IVに示す様に、各励磁部
7…が励磁される。つまり、このI〜IVの1サイクルを
もって、ロータ3は180゜回転することになる。従っ
て、I〜IVを2サイクル行なえば、ロータ3は1回転
し、順次、このサイクルを繰り返せば、モータは回転し
つづける。従って、通電時(励磁時)には、各コイル4,
5に常時通電状態としている。なお、第2図において、
SはS極を示し、NはN極を示している。
次に、第3図は別の実施例を示し、この場合のモータ
は、2相のバイポーラ式のモータであって、ステータ1
のスロット2数は4個とされ、ロータ3の磁極数は6極
とされる。
しかして、この場合、一方のコイル4は、実線で示す
様に、ティース6a及びティース6cに巻設され、他方のコ
イル5は、破線で示す様に、ティース6b及びティース6d
に巻設される。
そして、このモータのコイル4,5は、第4図に示す様
に励磁され、該モータは回転する。即ち、このステータ
1は、同図に示す様に、励磁部7…が周方向に沿って90
゜ピッチにて配設されると共に軸心に関して対称な励磁
部7,7は異極とされることになり、ロータ3が矢印方向
に30゜回転するごとに、第4図I〜IVに示す様に、各励
磁部7…が励磁される。つまり、このI〜IVの1サイク
ルをもって、ロータ3は180゜回転することになる。従
って、I〜IVを2サイクル行なえば、ロータ3は1回転
する。なお、この場合も、SはS極を示し、NはN極を
示している。
しかして、本発明に係るモータは、相数を2とすると
共に該相数の倍数を除く自然数をnとしたときに、ステ
ータ1のスロット2数をSとすると共にロータ3の磁極
数をPとしたときには、S/P=2/nとされるものである。
即ち、第1図に示す実施例では、Sは8であり、Pは4
であるので、S/P=8/4=2/1となり、適し、また、第3
図に示す実施例では、Sは4であり、Pは6であるので
S/P=4/6=2/3となり、適することになる。
なお、本発明は上述の実施例に限定されず、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、
S/P=2/nを満たす限り、スロット2数及びロータ3の磁
極数は任意である。
しかして、本発明においては、機械的な障害によって
スロットを取り除いた場合、即ち、仮想のスロットもス
ロットとし、また、コイルコストの削減や機械的障害の
為に一部のスロットにコイルを配設しないものも含ませ
る。
そして、ACモータについても適用される。但し、AC単
相モータの場合において、コンデンサやくま取りコイル
等で位相を電気角で約90゜ずらすものであれば、相互に
ずれた相を1つの相とし、それが単相であっても2相と
する。
次に、第7図と第8図と第9図は本発明に係るモータ
を使用した回転装置であり、このモータをモータ部Mと
して、一部に有する。
この場合、いずれも、モータ部Mは、設けられた全て
のスロット2に対して各々一つずつのコイル4,5が巻回
されて、2相によるコイル4,5で、バイポーラ通電方式
とすると共に、該相数の倍数を除く自然数をnとし、か
つ、ステータ1のスロット2数をSとすると共にロータ
3の磁極数をPとしたとき、S/P=2/nとなる。
まず、第7図に於ては、モータ部Mは、ブラケット14
と、該ブラケット14の孔部に軸受15,15を介して回転自
在に枢着された回転軸11と、該回転軸11の一端に固着の
ロータ3と、上記ブラケット14の円筒部14aの外周側に
固着のステータ1とを、備えている。そして、該回転軸
11の他端に、光ディスク等の被駆動物12(仮想線にて示
した)を取付けるためのチャックマグネット16付の浅椀
型取付部材13を、設けて構成されている。
このように、この回転装置は、回転軸11の端部に取付
部材13を有しており、被駆動物12としては光ディスクの
他に、磁気ディスク、フロッピーディスク等の記憶用デ
ィスクや、ポリゴンミラー等であっても自由であり、取
付部材13は夫々に対応して形状・構造を自由に設計変更
できる。
また、第8図に示す回転装置では、(仮想線で示し
た)光ディスク等の被駆動物12を取付けるための取付部
13aを、ロータ3の上面に一体に突設した円筒体と、リ
ング状チャックマグネット16とから構成する。
また、第9図に示す回転装置では、(仮想線で示す)
磁気ディスク等の被駆動物12…を取付ける取付部13b
が、ロータ3自体をもって構成する。さらに具体的に説
明すると、ブラケット14に立設された固定支軸17に、軸
受15,15を介して外鍔18付のロータ3を回転自在に枢着
し、この外鍔18付のロータ3を、いわゆるハブとして、
前記取付部13bに兼用したものである。
そして、第7図〜第9図のいずれのモータ部Mも、第
1図〜第4図にて説明したモータと同様の構成として、
同様の作用を得る。特に、モータ部Mと、取付部材13又
は取付部13a,13bが一体的に組立構成されていて、コン
パクト化、軽量化、高精度化が図られている。
〔発明の効果〕
本発明は、上述の如く構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
通電時において、通電されていないコイルはなく、
2つのコイルを有効に使用でき、モータ効率を上げて高
性能化を図ることができる。
使用すべき巻線数を抑えてコスト低減を図ると共に
小型化を図ることができる。
本発明に係るモータを用いて回転装置を作れば、装
置全体のコンパクト化を図ることができると共に、円滑
かつ静粛な高精密回転となって、磁気ディスク、光ディ
スク、フロッピーディスク等の記憶用ディスクや、ポリ
ゴンミラーを高精密に回転駆動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す簡略平面図、第2図は
励磁順序を示す説明図、第3図は他の実施例を示す簡略
平面図、第4図は励磁順序を示す説明図である。第5図
は従来例を示す簡略平面図、第6図は励磁順序を示す説
明図である。第7図と第8図と第9図は夫々本発明に係
るモータを使用した回転装置の断面図である。 1……ステータ、2……スロット、3……ロータ、11…
…回転軸、12……被駆動物、13……取付部材、13a,13b
……取付部、M……モータ部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設けられた全てのスロット2に対して各々
    一つずつのコイル4,5が巻回されると共に、相数の倍数
    を除く自然数をnとし、かつ、ステータ1のスロット2
    数をSとすると共にロータ3の磁極数をPとしたとき
    に、S/P=2/nとなるモータであって、2相によるコイル
    4,5を各ティース6…に周方向に沿って交互に巻設し
    て、バイポーラ通電方式とすると共に、通電時には、各
    コイル4,5を常時通電状態とすることを特徴とするモー
    タ。
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FR2821024B1 (fr) 2001-02-20 2003-06-13 Leroy Somer Moteurs Element d'entrainement tel qu'une roue motrice ou un treuil de levage, comportant un moteur synchrone
FR2823616B1 (fr) 2001-04-17 2008-07-04 Leroy Somer Moteurs Machine electrique comportant au moins un detecteur de champ magnetique

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5837784U (ja) * 1981-09-07 1983-03-11 日本サ−ボ株式会社 直流無刷子電動機
JPS6281473U (ja) * 1985-11-07 1987-05-25

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