JPH069577A - 除草活性尿素誘導体及びその調製方法 - Google Patents

除草活性尿素誘導体及びその調製方法

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JPH069577A
JPH069577A JP3098310A JP9831091A JPH069577A JP H069577 A JPH069577 A JP H069577A JP 3098310 A JP3098310 A JP 3098310A JP 9831091 A JP9831091 A JP 9831091A JP H069577 A JPH069577 A JP H069577A
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Jozsef Dudas
ドゥダーシュ ヨージェフ
Szabo Nee Marczy Judit
サボー ネー マールチュ ユディト
Dezsoe Miklos
ミクロース デジョエ
Gabor Szalontai
サロンタイ ガーボル
Zoltan Simon
シモン ゾルターン
Balint Nagy
ナジ バーリント
Maria-Nee-Huber Kovacs
コバーチュ ネー フベル マーリア
Istvan Toth
トーツ イシュトバーン
Bela Szoeke
ソェーケ ベーラ
Jozsef Nagy
ナジ ヨージェフ
Karoly Balogh
バログ カーロリュ
Zsolt Dombay
ドムバイ ジョルト
Csaba Pavliscsak
パブリシュチャーク チャバ
Angela Bartfai
バールトファイ アンゲラ
Erzsebet Mile
ミレ エルジェーベト
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フォドル カーロリュ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】除草活性を有するスルホニル尿素誘導体の提
供。 【構成】次式の置換スルホニル尿素誘導体及びその塩、
当該誘導体及びその塩を含んで成る除草剤組成物ならび
に当該誘導体の調製方法。 〔式中、Rは水素、ハロゲン、C1−4(ハロ)アル
コキシ、C1−3アルキルスルホニル又は式COR
(ここで、RはC1−4アルコキシ、モノ又はジ
(C1−3アルキル)アミノ、ピペラジニル基等を表わ
す)の基を;Rは水素、C1−3アルキル又はフェニ
ルを;RはC1−6アルキル、C1−3アルコキシア
ルキル基、ベンジル基等を;R又はRはC1−4
ルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、モノ又はジ
(C1−3アルキル)アミノ又はC1−3アルキルチオ
であり;Xは酸素又は硫黄を;Eはメチン基又は窒素を
表わす〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、下記化10:
【化10】 〔式中、Rは水素、ハロゲン、C1−4アルコキシ、
ハロ−C1−4アルコキシ、C1−3アルキルスルホニ
ル又は式COR(ここで、RはC1−4アルコキ
シ、C3−6アルケニルオキシ、C3−6アルコキシア
ルキル、C1−3アルキルアミノ、ジ(C1−3アルキ
ル)アミノ、ピペラジニル又はモルホリニル基を表わ
す)の基を表わし;Rは水素、C1−3アルキル又は
フェニルを表わし;RはC1−6アルキル、C3−6
アルケニル、C1−3アルコキシアルキル基、1又は複
数のハロゲンにより置換されたC2−4アルキル又はベ
ンジル基を表わし;R及びRはお互い独立してお
り、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲ
ン、C1−3アルキルアミノ又はジ(C1−3アルキ
ル)アミノ又はC1−3アルキルチオであり;Xは酸素
又は硫黄を表わし;そしてEはメチン基又は窒素を表わ
し〕で表わされる一般式(I)の新規で除草的に活性な
置換スルホニル尿素誘導体及びアルカリ金属、アルカリ
土類金属、アミン又は第四アンモニウム塩基により形成
されるそれらの塩に関する。本発明は、さらにそのよう
な化合物を、場合によっては解毒剤と共に含む除草剤組
成物にも関する。
【0002】本発明はさらに、一般式(I)〔式中、R
,R,R,R,R,R,X及びEは上記の
通りである〕で表わされる新規化合物の調製方法にも関
する。
【0003】上記定義において(明細書を通して): −“アルキル基”とは、直鎖又は枝分れ鎖のアルキル
基、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル
及び異性体ブチル基のいづれかを包含することを意味
し; −“アルコキシ基”とは通常、メトキシ、エトキシ、プ
ロポキシ、イソプロポキシ又は4種の異性体ブトキシ基
のいづれか、特にメトキシ、エトキシ又はプロポキシ基
を意味し; −“アルケニル基”とは、たとえばアリル、イソプロペ
ニル、1−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、
3−ブテニル、1−イソブテニル又はペンテニル基、特
にアリル又は4−ペンテニル基を意味し; −“ハロゲン”自体又はハロアルコキシ基のハロゲンと
は、弗素、塩素又は臭素、特に塩素を意味する。
【0004】一般式(I)の化合物と共に塩を形成する
適切なアルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物
は、カリウム、ナトリウム、マグネシウム又はカルシウ
ムの水酸化物、主にナトリウム及びカリウムの水酸化物
である。
【0005】塩形成のための有用なアミンは、第一、第
二又は第三アミン、たとえばメチルアミン、エチルアミ
ン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、4種の異性
体ブチルアミンのいづれか、ジメチルアミン、ジエチル
アミン、イソプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、
ピロリドン、ピペリジン、モルホリン、トリメチルアミ
ン、ピリジン、キノリン又はイソキノリン、特にイソプ
ロピルアミン及びジエタノールアミンを包含する。
【0006】塩形成のために使用される第四アンモニウ
ム塩基は、たとえばテトラエチルアンモニウム、トリエ
チルベンジルアンモニウム、トリメチルベンジルアンモ
ニウムハリド又はテトラブチルアンモニウムハリドのい
づれかの種類である。
【0007】除草活性スルホニル尿素誘導体は通常既知
の化合物である。その既知のスルホニル尿素は、複素環
式基により置換される位置3での窒素が水素又はC
1−4アルキル基、好ましくはメチル基;又はC1−4
アルコキシ基、好ましくはメトキシ基;又はC2−8
ルケニル、C2−4アルキニル基又はアラルキル基を担
持することにより特徴づけられる。他の置換基は、驚く
べき数少ない特許明細書に公開されている。
【0008】そのようなタイプのスルホニル尿素は、ヨ
ーロッパ特許第152,378号明細書及び公開日本特
許出願第J58126872号及び第J6007898
1号に記載される。
【0009】スルホニル尿素は、多くの単子又は双子葉
雑草、主に広葉又は雑草、特に小麦及び大麦栽培に対し
て卓越した除草効果を付与する〔J.M.Greenな
ど.:Proc.S.Weed Sci.Soc.
,214(198)。〕それらの利点は、ひじょうに
低い有効投与量(通常5から50g/ヘクタール)であ
る。それらの欠点は、その使用に基づいて、栽培植物が
高度又は低度に損傷を与えられることにある。それらの
解毒が穀類において好都合であり、そしてトウモロコシ
類においては必須であることがそれらの使用の実施にお
いて見出された。ヨーロッパ特許出願第127,469
号においては、出芽前にまかれた後、使用され得、そし
てスルホニル尿素タイプの除草剤の有害な効果から小麦
及びトウモロコシを保護することができる解毒剤が公開
されている。メチル2−〔(アミノカルボニル)アミノ
スルホニル〕−ベンゾエート及びそのアンモニウム塩並
びにメチル3−〔(アミノカルボニル)アミノスルホニ
ル〕−2−チオフェネカルボキシレートが最っとも好都
合であることが見出された。
【0010】アメリカ特許第4,343,649号明細
書によれば、1,8−ナフタリン酸無水物、α−(シア
ノメトキシイミノ)ベンゼンアセトニトリル又はN,N
−ジアリル−ジクロロアセトアミドが、除草的に活性な
2−クロロ−N−〔(4−メトキシ−6−メチル−1,
3,5−トリアジン−2−イル)アミノカルボニル〕ベ
ンゼンスルホンアミド、2,5−ジクロロ−N−
〔(4,6−ジメトキシピリジン−2−イル)アミノカ
ルボニル〕ベンゼンスルホンアミド又は2−カルボメト
キシ−N−〔(4,6−ジメチルピリミジン−2−イ
ル)アミノカルボニル〕−ベンゼンスルホンアミドの選
択性の増強に好都合な結果を付与するために使用され得
る。
【0011】活性成分としてスルホニル尿素誘導体及び
解毒剤としてグリシン誘導体を含む除草剤組成物は、ハ
ンガリ特許第201,445号明細書に公開されてい
る。
【0012】本発明の目的は、既知のスルホニル尿素に
比べて、より好ましい物理的及び化学的性質、より高い
選択性及びより低い持続性を有する、新規活性成分を含
む除草剤組成物を開発することであった。
【0013】本発明においては、一般式(I)の新規ス
ルホニル尿素誘導体を含む組成物が開発され、ここで前
記誘導体は、複素環式基により置換されるスルホニル尿
素基のN原子(3位置における窒素)がR−CH−
OR基(R及びRは上記の通りである)を担持す
る。
【0014】一般式(I)の新規化合物を含む組成物は
特に、それらが適切な低い投与量で卓越した除草効果を
示すので、雑草制御目的のために有用であり、栽培植物
に対して適切に選択性を示し又は既知の解毒剤を用いる
ことによって選択的にされ得、そして同時にそれらは土
壌中で容易に分解されることが見出された。
【0015】本発明のもう1つの観点によれば、不活性
有機溶媒又はその混合物中において、一般式(I)の新
規化合物の調製方法が提供される。この方法は、 a)下記化11:
【化11】 〔式中、Rは上記の通りである〕で表わされる式(I
V)のイソシアネート又はイソチオシアネートと下記化
12:
【化12】 〔式中、置換基は上記の通りである〕で表わされる式
(III)のアミノピリミジン又はアミノトリアジン誘
導体とを0から50℃、好ましくは20から30℃の温
度で反応せしめ、又は b)下記化13:
【化13】 〔式中、Rは上記の通りであり、そしてRはフェニル
基を表わす〕で表わされる式(V)のスルホニルカルバ
メートと前記式(III)〔式中、置換基は前記の通り
である〕のアミノピリミジン又はアミノトリアジン誘導
体とを25から120℃、好ましくは60から90℃の
温度で反応せしめ、又は c)下記化14;
【化14】 〔式中、置換基は前記の通りである〕で表わされる式
(VI)のカルバモイルクロリドと下記化15:
【化15】 〔式中、置換基は前記の通りである〕で表わされる式
(II)のスルホンアミド誘導体のアルカリ金属塩とを
−10℃から50℃、好ましくは0から25℃の温度で
触媒として塩基の存在下で反応せしめ、又は d)下記化16:
【化16】 〔式中、置換基は前記の通りである〕で表わされる式
(VII)のN−ピリミジル−又はN−トリアジニルカ
ルバメートと一般式(II)〔式中、置換基は前記の通
りである〕のスルホンアミド誘導体とを20から80
℃、好ましくは20から40℃の温度で塩基の触媒量の
存在下で反応せしめ、又は e)下記化17:
【化17】 〔式中、置換基は前記の通りである〕で表わされる式
(VIII)のスルホニルクロリドと一般式III〔式
中、置換基は前記の通りである〕のアミノピリミジン又
はアミノトリアジン誘導体及びアルカリ金属シアネート
とを20から120℃、好ましくは60から90℃の温
度で反応せしめることを含んで成る。
【0016】所望するには、上記変法を用いることによ
って調製された一般式(I)の化合物は、適切な溶媒中
において、適切な塩基、たとえばアルカリ金属又はアル
カリ土類金属の水酸化物、アミン又は第四アンモニウム
ハリドと所望する化合物とを反応せしめることによって
それらの塩に転換され得、次に溶媒は蒸発せしめられ
る。
【0017】一般式(I)の化合物の調製においては、
メチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロ
ロエタン、トリクロロエタン、テトラヒドロフラン、ア
セトニトリル、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、クロロベンゼン、ジメチルホルムアミド、ニトロ
メタン、ニトロエタン、N−メチルピロリドン、ジメト
キシエタン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジブチルエーテル、ヘキサン、石油エーテル、エチ
ルアセテート、ブチルアセテート、ジブチルフタレート
及び鉱物油及び植物油が不活性有機溶媒として使用され
るが、但しこれだけには限定されない。
【0018】上記変法において、反応温度は、通常−2
0℃から使用される溶媒の沸点までの広範囲で変化し;
しかしながら、この温度範囲は、一般式(I)の熱感受
性誘導体をまた調製するために有用であるので、0℃か
ら90℃、好ましくは15℃から45℃の温度で成分を
反応せしめることが好ましい。反応が適切には大気圧下
で行なわれるが、しかしながら高圧又は減圧もまた使用
され得;反応はさらに、空気の存在下又は不活性ガス、
たとえば窒素下で行なわれ得る。
【0019】反応時間を短くするために又は反応を完結
するためには、数滴の塩基が触媒として使用されるべき
である。触媒的に活性な塩基として、特に第四アミン、
たとえばトリエチルアミン、トリブチルアミン、N,N
−ジメチルアニリン及び窒素含有複素環式化合物、たと
えばピリジン又は1,4−ジアザビシクロ−〔2.2.
2〕オクタン(DABCO)が使用され得るが、但しア
ルカリ金属の水酸化物又はアルカリ金属アルコキシド、
たとえば水酸化ナトリウム又はナトリウムメトキシドも
また有用である。本発明の実施において有用である触媒
は、上記列挙されたものにのみ限定され得ない。
【0020】上記変法を用いることによって調製された
生成物は溶媒の完全な又は一部蒸発により及び再結晶化
により;又は生成物を弱く溶解する溶媒又は溶媒混合物
により蒸発残留物を飽和することによって分離され得
る。必要なら、その得られた化合物は、適切な負荷物、
たとえば酸化アルミニウム、シリカゲル及び同様のもの
を充填するクロマトグラフィーにより精製され得る。
【0021】本発明の除草剤組成物は通常、既知の配合
物、たとえば溶液、エマルジョン、微粉末、懸濁液、湿
潤性粉末、ペースト、可溶性粉末、顆粒、懸濁濃縮物又
は乳化できる濃縮物、活性成分により含浸された天然又
は合成の材料又はポリマー物質に封入された組成物の形
で一般式(I)の活性成分を0.01から95重量%、
好ましくは2から80重量%の量含む。
【0022】組成物は、活性成分と結合剤、溶媒及び/
又はキャリヤーとを、場合によっては界面活性剤及び/
又は分散剤並びに付着促進剤の同時使用により混合し、
そして/又は粉砕することによって調製される。
【0023】有用な溶媒は次のものである:芳香族炭化
水素、好ましくはC7−12画分、たとえばトルエン、
キシレン混合物又は置換されたナフタレン;塩素化脂肪
族又は芳香族炭化水素、好ましくはクロロエチレン、メ
チレンクロリド又はクロロベンゼン;脂肪族炭化水素、
たとえばシクロヘキサン、パラフィン又は鉱油画分;鉱
油又は植物油;アルコール、たとえばエタノール又はエ
チレングリコール;又はそれらのエーテル、たとえばエ
チレングリコールモノメチルエーテル、エチルエーテ
ル;ケトン、たとえばアセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン;強い極性
溶媒、たとえばN−メチルピロリドン、ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド;フタル酸エステル、たとえばジブチルフタレート又
はジオレイルフタレート;及びエポキシ化植物油、たと
えばエポキシ化コーカス油又はタイズ油;又は水。
【0024】適切なキャリヤーは次のものである:無機
粉末、たとえばカオリン、方解石、タルク、チョーク、
石英、アタプルジャイト、モントマリロナイト、珪藻
土、パーライト、非晶性二酸化珪素、酸化アルミニウ
ム、高分散性珪酸、軽石、レンガ粉末、海泡石、ベント
ナイト又は砂;有機粉末、たとえば植物部分から調製さ
れた小麦粉様粉末、たとえばトウモロコシ茎、又はココ
ナッツ殻及び小麦粉;種々のタイプのスターチ、加工さ
れたスターチ;糖、たとえばグルコース;粉末化された
又は粉砕された合成樹脂、たとえばフェノール、又は尿
素樹脂。さらに、数多くの無機又は有機の予備顆粒化さ
れた材料も使用され得る。
【0025】非イオン性、カチオン性及び/又はアニオ
ン性テンシドが、適切な乳化、分散及び湿潤性質を有す
る界面活性剤として使用され得る。テンシドの混合物も
また使用され得る。アニオン性テンシドは、水溶性ソー
プ、たとえばオレイン酸又はステアリン酸のナトリウム
又はカリウム塩及び天然の脂肪酸混合物の塩であるが;
しかしながら、合成テンシド、特に脂肪アルコールスル
ホネート、脂肪アルコールスルフェート、スルホネート
−ベンズイミダゾール誘導体又はアルキルアリールスル
ホネートを使用することが適切である。リグニンスルホ
ン酸、ドデシル硫酸エステル、天然の脂肪酸から調製さ
れたスルホン酸並びに脂肪アルコール−エチレンオキシ
ドアダクトの硫酸エステル及びスルホン酸、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸又はトリブチルナフタレンスルホン酸
のカルシウム又はトリエタノールアミン塩が例として言
及され得る。さらに、ホスフェート、たとえばp−ノニ
ルフェノール−(4−14)エチレンオキシドアダクト
のホスフェートエステルもまた適切である。
【0026】カチオン性テンシドとして、C8−20
ルキル基の他に、第四窒素に結合されるハロゲン又はヒ
ドロキシル基及び/又はベンジル基により置換される低
級アルキル基を含む第四アンモニウム塩が考えられ得
る。このタイプのテンシドの例は、たとえばステアリル
トリメチル−アンモニウムクロリド又はベンジル−ビス
(2−クロロエチル)エチルアンモニウムブロミドであ
る。
【0027】非イオン性テンシドは、主にポリオキシエ
チレングリコールエーテル、ポリオキシエチレングリコ
ールエステル並びに多価アルコール及びそれらの縮合生
成物のエステル、ノニルフェノールポリエトキシエタノ
ール、ヒマシ油ポリグリコールエーテル及びポリプロピ
レン−ポリエチレンオキシドアダクトである。
【0028】たとえば、リグニンスルホネート、亜硫酸
リッカー及びメチルセルロースが有用な分散剤である。
【0029】組成物は、付着促進剤、たとえばカルボキ
シメチルセルロース、天然及び人工の粉末様顆粒又はラ
テックス様ポリマー、たとえばポリビニルアルコール、
ポリビニルアセテート並びに天然のリン脂質、たとえば
セファリン、レシチン又は合成リン脂質を含むことがで
きる。
【0030】さらに、本発明の組成物は、他の添加剤、
たとえば安定化剤、消泡剤、粘度調整物質、保存剤及び
無機又は有機色素を含むことができる。
【0031】活性化、相剰性、解毒性物質もまた、本発
明の組成物に組込まれ得る。
【0032】既知の解毒剤、たとえばDKA−24(N
−ジクロロアセチル−N−アリルグリシンN′−アリル
アミド)、AD−64(N−ジクロロアセチル−1−オ
キサ−4−アザスピロ〔4,5〕デカン)、R−257
88(N,N−ジアリル−ジクロロアセトアミド)、M
G−191、TI−35又はCGA−92194を含む
除草剤組成物もまた、本発明の範囲内である。(TI−
35は、N−(ジクロロアセチル)−ヘキサメチレンイ
ミンであり、CGA−92194は、N−(1,3−ジ
オキソラン−2−イルメトキシ)−イミノ−ベンゼンア
セトニトリルである。)
【0033】所望により、本発明の一般式(I)の化合
物及びそれを含む組成物は、他の農業用化学物質、たと
えば除草剤、殺カビ剤、殺昆虫剤、殺線虫剤、殺ダニ
剤、抗ウィルス剤、植物成長調整剤又は誘引剤と一緒に
使用され得る。
【0034】本発明の組成物は好ましくは、一般式
(I)の活性成分又は活性成分及び解毒剤の合計0.0
1から95重量%、より好ましくは2から80重量%、
液体又は固体キャリヤー5から99.9重量%及び界面
活性剤及び他の添加物0から30重量%、好ましくは
0.1から25重量%を含む。また解毒剤を含む組成物
においては、解毒剤:活性成分の比は、1:1から5
0:1であり得る。
【0035】この後に列挙される成分を有する組成物が
特に好ましい(%は重量によってである): 1. 溶 液 2. 乳化性濃縮物 3. 湿潤性粉末 4. 懸濁濃縮物 5. 粉 末 6. 顆 粒
【0036】本発明の組成物は、使用の前、水により
0.01重量%の活性成分濃度に希釈され得る。その組
成物は、通常の方法、たとえば噴霧、振りかけ、粉霧、
塗り、散布又は超低量方法を用いることによって希釈の
後又は希釈を伴わないで処理されるべく部分上に適用さ
れ得る。本発明の一般式(I)の新規スルホニル尿素を
含む組成物は、単子葉及び双子葉、一年及び多年草の両
者に対して卓越した除草効果を有する。本発明の組成物
は、種をまく前又は発芽前又は発芽後に適用され得る。
【0037】植物を含まない土壌上に雑草が発芽する
前、処理を行なう場合、発芽する植物が伸び、そして子
葉(種子−葉)相に成長し、次にそれらの成長が停止
し、そしてそれらは3から6週間後、一部又は完全に枯
れる。雑草の発芽後に実施する場合、雑草の成長は処理
後、停止し、そして雑草は1から4週後、一部又は完全
に枯れる。組成物がひじょうに低い適用量で効果を示す
ことは、本発明の組成物の特徴である。処理される雑草
に依存して、除草効果は0.01から2.0kg/ヘク
タールほどの低量でひじょうに良好である。重要な大規
模の栽培物、たとえば小麦、トウモロコシ、大麦、米及
びダイズは耐性を有することが見出されており;従って
本発明の組成物は、上記栽培において殺害するのが困難
であり又は殺害され得ない単子葉及び双子葉、一年及び
多年草の両者の制御のためにひじょうに有用である。栽
培される植物は上記の植物にのみ限定されない。使用さ
れる活性成分に依存して、0.05から2.0kg/ヘ
クタールの投与量の本発明の組成物が完全な雑草の制御
のために使用され得る。
【0038】活性成分として一般式(I)のスルホニル
尿素を含む組成物の特別な利点は、既知の市販のスルホ
ニル尿素を含む組成物に比べて、土壌に達した後、それ
らは急速に分解され、その組成物が発芽後に使用される
場合、その使用される田畑は、宿主植物を収穫した後す
ぐに又は短期間の後、他の栽培植物により種まきされ得
ることである。本発明の活性成分〔一般式(I)の化合
物〕及び組成物の調製方法及び使用は、次の非制限的な
例により詳細に例示される。
【0039】
【実施例】例1 3−エトキシメチル−1−(2−メトキシカルボニルフ
ェニルスルホニル)−3−(4−メトキシ−6−メチル
−1,3,5−トリアジン−2−イル)尿素(化合物番
号8)の調製
【0040】無水ジエチルエーテル50mlに2−エト
キシメチルアミノ−4−メトキシ−6−メチル−1,
3,5−トリアジン3.96g(20mモル)を含む溶
液にDABCO触媒0.01gを添加した後、無水ジエ
チルエーテル20mlに溶解された2−メトキシカルボ
ニル−フェニルスルホニルイソシアネート5.3g(2
2mモル)を、撹拌しながら室温で上記溶液に滴下す
る。その反応混合物を6時間撹拌し、その間、生成物の
沈殿が始まる。次の日、結晶沈殿物を濾過し、少量のジ
エチルエーテルにより洗浄し、そして次に、室温で乾燥
せしめ、標記生成物(m.p.:105−106℃)
6.5g(74%収率)を得る。
【0041】例2 3−エトキシメチル−1−(2−クロロフェニルスルホ
ニル)−3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5
−トリアジン−2−イル)尿素(化合物番号4)の調製 2−(エトキシメチル)アミノ−4−メトキシ−6−メ
チル−1,3,5−トリアジン3.96g(20mモ
ル)を、無水ベンゼン120ml中、フェニル−N−
(2−クロロフェニルスルホニル)カルバメート6.2
3g(20mモル)の溶液に添加する。その混合物を7
5−80℃で8時間、撹拌し、次に蒸発乾燥せしめる。
ジエチルエーテルからの残留物を再結晶化した後、標記
化合物(m.p.:123−124℃)5.06g(6
1%)を得る。
【0042】例3 3−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−1−
(2−クロロフェニルスルホニル)−3−(エトキシメ
チル)尿素(化合物番号2)の調製 ジメチルホルムアミド10mlに溶解されたN−(4,
6−ジメチルピリミジン−2−イル)−N−(エトキシ
メチル)−カルバモイルクロリド4.87g(20mモ
ル)を、再結晶された無水ジメチルホルムアミド25m
lに2−クロロベンゼンスルホンアミドナトリウム塩
4.27g(20mモル)を含む溶液に撹拌しながら5
−10℃で滴下する。添加の後、その混合物を室温で3
時間撹拌し、次に氷水250mlに注ぐ。沈殿物を濾過
し、少量の水により洗浄し、乾燥せしめ、そして次に、
酢酸エチル及びジエチルエーテルの混合物から再結晶化
し、標記生成物(m.p.:118−119℃)を3.
34g(42%)の収量で得る。
【0043】例4 3−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−3−
エトキシメチル−1−(2−メトキシ−カルボニルフェ
ニルスルホニル)尿素(化合物番号6)の調製 無水ジオキサン25ml中、2−メトキシカルボニルベ
ンゼンスルホンアミド2.15g(10mモル)及び
1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデク−7−
エン1.52g(10mモル)の溶液にフェニル−N−
(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−N−(エ
トキシメチル)カルバメート3.1g(10mモル)を
添加した後、その反応混合物を30−35℃で10時間
撹拌し、次に水200ml中に注ぐ。pHを6.5に調
整した後、沈殿物を濾過し、乾燥せしめ、そして次にク
ロロホルム及びへキサンの混合物から再結晶化し、標記
化合物(m.p.:124−126℃)1.59g(3
7.6%)を得る。
【0044】例5 3−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)−3−
メトキシメチル−1−(2−メトキシカルボニルフェニ
ルスルホニル)尿素(化合物番号5)の調製 無水アセトニトリル30mlに2−メトキシカルボニル
ベンゼンスルホニルクロリド4.3g(20mモル)、
4,6−ジメチル−2−(メトキシメチル)−アミノピ
リジン3.67g(22mモル)及びカリウムシアネー
ト3.24g(40mモル)を含む混合物を、激しく撹
拌しながら81℃で2時間加熱する。沈殿した無機塩を
濾過した後、濾液を蒸発し、残留物を水30mlに再懸
濁し、次に濾過された沈殿物を乾燥せしめ、そして酢酸
エチル及びジエチルエーテルの混合物から再結晶し、標
記化合物(m.p.:133−135℃)5.4g(6
6.2%)を得る。
【0045】表1に示される化合物は、上記例に記載さ
れるようにして調製される。
【0046】
【表1】
【0047】例6 湿潤性粉末の調製(10WP)
【0048】粉末混合物を実験用ボールミルで30分
間、押しつぶし、次にAlpine63C−タイプ実験
用コントラプレックスミルで70の速度で細かな粒子に
粉砕する。このようにして得られた湿潤性粉末組成物
は、活性成分として10重量%の量で表1の化合物第4
を含む。 浮流性(1%濃度で):86.5%。 湿潤篩残留度(DIN 10の篩上で):0.27%。
【0049】例7 湿潤粉末の調製(50WP)
【0050】例6に記載される方法に従う。このように
して得られた湿潤性粉末組成物は、活性成分として表1
の化合物第2を50重量%の量で含む。 浮流性(1%濃度で):82.9%。 湿潤篩残留度(DIN 100の篩上で):0.43
%。
【0051】例8 湿潤性粉末の調製(85WP)
【0052】例6に記載される方法に従う。このように
して得られた湿潤性粉末組成物は、活性成分として表1
の化合物番号6を85重量%の量で得る。 浮流性(1%濃度で):82.9%。 湿潤篩残留度(DIN 100の篩上で):0.43
%。
【0053】例9 乳化性濃縮物の調製(5EC)
【0054】活性成分をキシレン及びシクロヘキサノン
の混合物に撹拌しながら溶解し、そして8gのEmul
sogen IP 400及び2gのEmulsoge
nEL 400乳化剤を添加する。均質の後、その混合
物を濾過する。
【0055】このようにして得られた乳化性濃縮物は、
活性成分として表1の化合物番号8を5重量%の量で含
む。エマルジョン安定性(CIPAC A及びCIPA
C D 水における1%濃縮物):2時間後安定する。
可逆性のクリーム化が24時間後に観察される。
【0056】例10 微粉末の調製(5D)
【0057】例5で調製された活性成分、合成シリケー
トキャリヤー及びタルクの混合物を実験用ボールミルで
押しつぶし、次にAlpine 63C−タイプ実験用
コントラプレックスミルで微粒子に粉砕する。その粉末
を実験用粉末ミキサーで石灰石粉末と共に均質化する。
【0058】このようにして得られた微粉末は、活性成
分として表1の化合物番号5を5重量%の量で含む。 篩残留度(DIN 100の篩上で):0.12%。
【0059】例11 懸濁濃縮物の調製(5FW)
【0060】活性成分、ヒマワリ油、親有機性ベントナ
イト(Ivegel)及びSorpol 3815乳化
剤を実験用ビーズミル中に計量する。その懸濁濃縮物
を、直径1.0から1.5mmのガラスビーズロード6
5体積%と一緒に775rpmで30分間粉砕する。
【0061】このようにして得られた懸濁濃縮物は、活
性成分として表1の化合物番号4を5重量%の量で含
む。安定性(CIPAC及びDIPAC D 水におけ
る%濃縮物):30分後安定性である。
【0062】例12 懇濁濃縮物の調製(40FW)
【0063】例1で調製された活性成分80g、合成シ
リケート(Zeolex 444)、ナトリウムオレイ
ルメチルタウリド(Arkopon T)及びノニルフ
ェニルポリグリコールエーテル(Arkopal N
100)湿潤分散剤並びに水80gを、実験用ビーズミ
ル中に計量する。均質後、その懸濁濃縮物を、直径1.
0から1.5mmのガラスビーズロード70体積%と一
緒に30分間粉砕する。粉砕し、そしてそのロードから
分離した後、その混合物を、2% Xanthanガム
(Kelzen S)溶液20gと共にUltra t
urrax装置で激しく撹拌しながら均質化する。
【0064】このようにして調製された懸濁濃縮物は、
活性成分として表1の化合物番号8を40重量%の量で
含む。 浮流性(1%濃度で):97.3%。 粒度(10μ以下):91.6%。
【0065】例13 水分散性顆粒の調製(75WDG)
【0066】活性成分としての表1の化合物番号3(3
75g)を、実験用ボールミル中で合成シリケートキャ
リヤー55gと共に予備押しつぶし(予備粉砕)、次に
その混合物をAlpine 63C−タイプコントラプ
レックスミルで80の速度で微粒子に粉砕する。顆粒液
体を、水180mlにポリビニルピロリドン20g、ア
ルキルフェノールエーテルホスフェート30g及びポリ
アルキレングリコールエーテル及びポリメチレンアルキ
ルアリールエーテルの混合物20gを溶解することによ
って調製する。その粉砕された粉末混合物を、流体粉砕
化するFPG0.5タイプのバッチ操作(定期的に運転
する)(顆粒化装置中に導入し、そして60から65℃
の温度で入る蒸気を調整することによって流体化状態に
する。入口の温度が30℃に達する場合、その顆粒液体
の蒸発を1.5バールの圧力下で開始せしめ、そして空
気の流れの体積を粒子成長に依存して高める。顆粒化液
体の導入の後、出口温度が36から38℃に達するま
で、乾燥を続ける。
【0067】このようにして得られた顆粒は、活性成分
として表1の化合物番号3を75重量%の量で含む。 浮流性(30分後、1%濃度で):93.7%。 0.2から1mmの間の粒度:少なくとも75%。
【0068】例14 水分散性顆粒の調製(25WDG)
【0069】活性成分として表1の化合物番号7、合成
シリケートキャリヤー、マルトデキストリン結合剤及び
リグニンスルホネート(TokoのSorpol 90
47K生成物)並びにポリオキシエチレンポリアルキル
アリールフェノールスルフェート(TokoのSorp
ol 5096 生成物)を、実験用ボールミルに計量
する。30分間粉砕した後、その粉末混合物を、Alp
ine 63C−タイプコントラプレックスミルで微粒
子に粉砕する。その粉末を、流体粉砕化するFPG
0.5タイプのバッチ操作(定期的に運転する)流体化
装置中に導入し、そして約60℃の入口温度を有する蒸
気を調整することによって流体化状態にする。顆粒化
は、出口の温度が28から30℃に達する場合、噴霧化
された水により行なわれる。約0.5mmの所望する粒
度を得た後、水の噴霧化を停止し、そして出口の温度が
36から38℃に達するまで、乾燥を続ける。
【0070】このようにして得られた顆粒は、活性成分
として表1の第7番の化合物を25重量%の量で含む。 浮流性(30分後、1%濃度で):91.85%。 0.2から1.0mmの間の粒度:少なくとも95%。
【0071】例15 懸濁濃縮物の調製(14.5FW)
【0072】活性成分(表1の化合物番号8)及びDK
A−24解毒剤を1:6.25の重量比で、14.5重
量%の合計量で含む懸濁濃縮物を例12に記載している
ようにして調製する。
【0073】例16 懸濁濃縮物の調製(27.0FW)
【0074】例12に記載される方法に従って、活性成
分(表1の化合物番号8)及びR−25788解毒剤を
1:12.5の重量比で27重量%の合計量で含む懸濁
濃縮物を得る。
【0075】例17 湿潤性粉末の調製(20.25WP)
【0076】例6の方法に従って、活性成分(表1の番
号4)及びAD−67解毒剤を1:12.5の重量比で
20.25重量%の合計量で含む湿潤性粉末組成物を得
る。
【0077】例18 水分散性顆粒の調製(13.5WDG)
【0078】例14の方法に従って、活性成分(表1の
化合物番号6)及び解毒剤(CGA−92194)を
1:12.5の重量比で13.5重量%の合計量で含む
水分散性顆粒組成物を得る。
【0079】例19 湿潤性粉末の調製(51.2WP)
【0080】例6の方法に従って、活性成分(表1の化
合物番号2)及び解毒剤(DKA−24)を1:1.5
6の重量比で、51.2重量%の合計量で含む湿潤性粉
末組成物を得る。
【0081】例20 湿潤性粉末の調製(24.75WP)
【0082】例6の方法に従って、活性成分(表1の化
合物番号2)及び解毒剤(MG−191)を、1:3.
125の重量比で24.75重量%の合計量で含む湿潤
性粉末組成物を得る。
【0083】例21 微粉末の調製(5.2D)
【0084】例10の方法に従って、活性成分(表1の
化合物番号5)及び解毒剤(AD−67)を、1:25
の重量比で5.2重量%の合計量で含む微粉末を得る。
【0085】例22 湿潤性粉末の調製(21WP)
【0086】例6の方法に従って、活性成分(表1の化
合物番号6)及び解毒剤(DKA−24)を、1:20
の重量比で21重量%の合計量で含む湿潤性粉末組成物
を得る。
【0087】例23 微粉末の調製(6D)
【0088】例10の方法に従って、活性成分(表1の
化合物番号4)及び解毒剤(DKA−24)を、1:5
の重量比で6重量%の合計量で含む微粉末組成物を得
る。
【0089】例24 懸濁濃縮物の調製(22FW)
【0090】例12の方法に従って、活性成分(表1の
化合物番号5)及び解毒剤(DKA−24)を、1:1
0の重量比で22重量%の合計量で含む懸濁濃縮物を得
る。
【0091】例25 発芽後効果の温室試験(発芽した植物に対する効果) 試験植物の種子を、底に4個の穴を有する200mlの
プラスチック容器に置かれる、砂1/3部、クレー1/
3部及びフロレスカ ケルノゼム(floresca
chernozem)土壌1/3部を含む混合物中にま
いた。
【0092】種まきの後、土壌及び発芽する小さな植物
に、4時間の照明により補われた天然の照明下で20か
ら26℃の温度で毎日散水した。表1のそれぞれ化合物
番号3,5,6,7及び8から例6に従って調製された
10WP組成物を、温室噴霧機を用いることによって、
2から4枚の葉の植物上に、4バールの圧力下で100
0l/ヘクタールに相当する水の量を用いて噴霧した。
【0093】試験植物の損傷(傷)を、噴霧後、2週目
及び4週目に評価した。種々の試験植物の損傷は%とし
て与えられる;0%は損傷がないことを意味し、そして
100%は全体が枯れることを意味する。
【0094】その結果は表2に要約される。本発明の組
成物は栽培された植物に対して良好な除草効果及び好ま
しい選択性を有することが見出され得る。化合物番号
3,7及び8は、特に効果的であることを証明した。
【0095】表2及び次の表の第1縦行の左側のローマ
数字は表1を言及し、そして右側のアラビア数字は表1
における化合物の番号を言及する。
【0096】
【表2】
【0097】例26 発芽前効果の温室試験 試験植物の種子を、200cmのフーティング面積を
有する高さ7cmの底を穴開けされた紙ボックスに置か
れた中ぐらいの不浸透性の森の土壌中に3回のくり返し
で種まきした。別々の処理のボックスを、湿潤布を備え
たプラスチックトレー上に置いた。種まきの後、植物の
発芽の前、例6に従って、表1の化合物番号7から調製
された10WP組成物を、温室マイクロスピレーを用い
て、ボックス中の土壌上に1200l/ヘクタールに相
当する水量により適用した。水による補足は、湿潤性布
を湿潤状態に維持することによって確保された。この実
験は、4時間の照明により補われた天然の照明下で20
から28℃の温度で実施された。表1の化合物番号7の
除草効果は、噴霧後4週目及び6週目で評価された。そ
の結果は3表に要約される。
【0098】
【表3】
【0099】例27 植物栽培チャンバーにおける栽培植物に対する効果の研
究 野原の上層部の土壌(6.5のpH、50の浸透性及び
1.4%腐植質含有率を有する)それぞれ400gを、
PVC箔によりそれぞれ線を引かれた0.8dmの表
面のプラスチック栽培ボトルに計量した。この土壌上
に、Pi−3337 トウモロコシの10個の種子、し
まもようのあるヒマワリ“IREG”の100個の種
子、SA−114サトウモロコシの50個の種子及びレ
ッドミレット(ギビ類)1gを種まきした。
【0100】それぞれ100gの土壌を種子に被覆した
後、処理を行なった。これらの処理の間、それぞれ1
0,20,40,80,160又は320g/ヘクター
ルの投与量での、それぞれ化合物番号2,4,5,6及
び8から、例13に従って調製された水分散性顆粒(7
5WDG)、並びにAlly,Tell,Granst
ar,Glean,Logran及びSL−950、及
び対照組成物を、4回のくり返しで適用した。処理され
た土壌の表面を再び、それぞれのボトルにおいて追加の
土壌100gにより被覆した。
【0101】ボトルを植物栽培チャンバーに置き、それ
らの水許容量まで毎日噴霧し、そして16時間の毎日の
照明により、HGMF/D 400の太陽光に代わるラ
ンプ下で栽培した。実験は、種まきされた後10日目で
評価され、ここでヒマワリ、サトウモロコシ及びミレッ
トの緑部(葉)の重量並びにトウモロコシの緑部の重量
及び根の長さが測定された。このようにして得られた結
果は、表4及び表5に“種まきI”として要約されてい
る。
【0102】トウモロコシ、ヒマワリ及びミレットの種
子は、評価される実験の土壌中に6回くり返して種まき
された。これらの後者の実験の評価の結果は、“種まき
II,III,IV,V,VI”として表6から表11
に要約されている。種まきIから種まきVIまで評価は
76日が経過した。
【0103】
【表4】
【0104】
【表5】
【0105】
【表6】
【0106】
【表7】
【0107】
【表8】
【0108】
【表9】
【0109】
【表10】
【0110】
【表11】
【0111】例28 冬小麦栽培において実施される野外実験における除草活
性の試験 発芽後の雑草の制御実験を、Sebes−Koeroe
sの近くの10mの区画における冬小麦に対して行な
った。試験は、6.3のpH及び3.4%の有機物質を
有する牧草地のクレー土壌タイプ上で行なわれた。冬小
麦を緑部収穫物として使用した。種子は、直接の種まき
により形成される列の距離を伴って、6cmから7cm
の深さに、十分に処理された乾燥種子層により10月2
4日に種まきされた。
【0112】試験は4月20日に発芽後行なわれた。雑
草の種類及び処理の時間でのそれらの成長段階は次の通
りであった:4から6枚の葉−輪生体段階における雑草
(オモナミ)〔ガリウム アパリネ(Galium a
parine)、GALAP〕;花段階でのレッド ブ
ラインドネトル〔ラミウム プルプリウム(Lamiu
m purpureum)、LAMPU〕;開花の始め
での発芽期間でのメドウ−ベロニア〔ベロニカ アルベ
ンシス(Veronica arvensis)、VE
RAR〕;6枚の葉の段階での薬用アース−ガル〔フマ
リア オフィシナリス(Fumaria offici
nalis)、FUMOF〕;花段階でのハコベ〔ステ
ラリア メジア(Stellaria media)、
STEME〕;茎形成期間で高さ10cmのイースター
ン ラークスパー〔コンソリダオリエンタリス(Con
solida orientalis)、CONO
R〕;2から6枚の葉段階でのホワイト グースフット
〔ケノポジウム アルバム(Chenopodium
album)、CHEAL〕;2から3枚の葉段階での
ファロウ ビンドウィード〔ビルデルダイキア コンボ
ルバラス(Bilderdyckia convolv
ulus)、BILCO〕。実験の確立後、プロパン−
ブタンガス圧を有する区画噴霧機械を使用した。ヘクタ
ール当り表1にそれぞれ記載される化合物番号4,5,
6及び8の活性成分10から30gの投与量を、例11
に従って配合された5FW懸濁濃縮物の形でヘクタール
当たり噴霧液体500リットルで適用した。それぞれL
ogran 75DF 及びGranstar 75D
F の同じ投与量が比較のために使用された。
【0113】これらの実験内で行なわれる処理の除草効
果及び植物毒性効果を、0(不活性)から100(完全
な枯れ)までの評点を用いて評価した。これらの評価
は、処理に続く発育期間において、穂状花序の数(一区
画/m)、穂状花序の長さ(cm)及び1000個の
穀粒の重量(g)を測定することによって4度行なわれ
た(4月27日、5月4日、5月25日及び6月18
日)。4回の平均値である結果は、表12から表18に
要約されている。
【0114】
【表12】
【0115】
【表13】
【0116】
【表14】
【0117】
【表15】
【0118】
【表16】
【0119】
【表17】
【0120】
【表18】
【0121】表12から表18に示される結果から、本
発明の組成物の有効性と比較のために使用される市販の
組成物の有効性との間に差異が現われることは明確であ
る。表1の化合物番号4及び8を含む組成物は、生長す
る雑草に対する遅い発芽後処理によりひじょうに効果的
であることがわかった。栽培植物に対する両化合物の選
択性もまた好ましい。それらの高い植物毒性及び弱く、
結局有用でない雑草制御作用により、表1の化合物番号
5及び6を含む除草剤組成物は、冬小麦栽培において雑
草の制御のために適切でない。
【0122】例29 植物栽培チャンバーにおける栽培植物に対する解毒剤組
成物の効果の研究 野原の上層部の土壌(6.5のpH、50の浸透性及び
1.4%腐植質含有率を有する)それぞれ40gを、P
VC箔によりそれぞれ線を引かれた0.8dmの表面
のプラスチック栽培ボトルに計量した。この土壌上に、
Pi−3337トウモロコシの10個の種子、しまもよ
うのあるヒマワリ“IREG”の100個の種子を種ま
きした。それぞれ100gの土壌を種子に被覆した後、
処理を4回くり返し行なった。これらの処理の間、20
から160gの表1の活性成分番号2,4,5,6又は
8及び250から500gの解毒剤DKA−24,AD
−67,R−25788,MG−191又はCGA−9
2194/ヘクタールの投与量での組成物が、例15か
ら21に従って配合された組成物の形で適用された。処
理された土壌表面は、個々のボトルにおいて追加の土壌
100gにより被覆された。
【0123】ボトルを植物栽培チャンバーに置き、そし
て16時間の毎日の照明により栽培した。植物はそれら
の水許容量まで毎日噴霧された。
【0124】実験は、処理後13日目で、新芽の長さ及
び緑部の重量を決定(測定)することによって評価され
た。その結果は、表19から表21に要約されている。
【0125】
【表19】
【0126】
【表20】
【0127】
【表21】
【0128】例30 植物栽培チャンバーにおける栽培植物に対する解毒剤組
成物の効果の試験 野原の上層部の土壌(6.5のpH、50の浸透性及び
1.4%腐植質含有率を有する)それぞれ400gを、
PVC箔によりそれぞれ線を引かれた0.8dmの表
面のプラスチック栽培ボトルに計量した。この土壌上
に、Pi−3337 トウモロコシの10個の種子及び
SA−114サトウモロコシの50個の種子を種まきし
た。それぞれ100gの土壌を種子に被霞した後、処理
を4回くり返して行なった。これらの処理の間、それぞ
れ20,40又は80gの表1の化合物番号2,4,
5,6又は8及び400gのDKA−24解毒剤/ヘク
タールの投与量での組成物が、例22から24に従って
配合された組成物の形で適用された。同じ投与量のGl
ean,Granstar,Ally又はTellがそ
れぞれ、比較のためにDKA−24解毒剤と共に適用さ
れた。噴霧された土壌表面を再び、それぞれのボトルに
おいて追加の土壌100gにより被覆した。
【0129】ボトルを植物栽培チャンバーに置き、そし
て16時間の毎日の照明により栽培した。植物はそれら
の水許容量まで毎日噴霧された。
【0130】実験は、処理後12日目で、新芽の長さ及
び緑部の重量を決定(測定)することによって評価され
た。その結果は表22及び23に要約されている。
【0131】
【表22】
【0132】
【表23】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年4月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】既知の解毒剤、たとえばDKA−24(N
−ジクロロアセチル−N−アリルグリシンN′−アリル
アミド)、AD−64(N−ジクロロアセチル−1−オ
キサ−4−アザスピロ〔4,5〕デカン)、R−257
88(N,N−ジアリル−ジクロロアセトアミド)、M
G−191(2−ジクロロメチル−2−メチル−1,3
−ジオキソラン)、TI−35(N−ジクロロアセチル
−ヘキサメチレンイミン)又はCGA−92194を含
む除草剤組成物もまた、本発明の範囲内である。(TI
−35は、N−(ジクロロアセチル)−ヘキサメチレン
イミンであり、CGA−92194は、N−(1,3−
ジオキソラン−2−イルメトキシ)−イミノ−ベンゼン
アセトニトリルである。)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】表 1
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】例 7 湿潤粉末の調製(50WP)
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正内容】
【0089】例 24 懸濁濃縮物の調製(22FW)
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0112
【補正方法】変更
【補正内容】
【0112】試験は4月20日に発芽後行なわれた。雑
草の種類及び処理の時間でのそれらの成長段階は次の通
りであった:4から6枚の葉一輪生体段階における雑草
(オモナミ)〔ガリウム アパリネ(Galiumap
arine),GALAP〕;花段階での柔毛のある
ラインドネトル〔ラミウム アンプレキシカウル(La
mium amplexicaule)LAMA
〕;開花の始めでの発芽期間でのメドウ−ベロニア
〔ベロニカ アルベンシス(Veronica arv
ensis),VERAR〕;6枚の葉の段階での薬用
アース−ガル〔フマリア オフィシナリス(Fumar
ia officinalis),FUMOF〕;花段
階でのハコベ〔ステラリア メジア(Stellari
a media),STEME〕;茎形成期間で高さ1
0cmのイースターン ラークスパー〔コンソリダ オ
リエンタリス(Consolida oriental
is),CONOR〕;2から6枚の葉段階でのホワイ
ト グースフット〔ケノポジウムアルバム(Cheno
podiumalbum),CHEAL〕;2から3枚
の葉段階でのファロウ ビンドウィード〔ビルデルダイ
キア コンボルバラス(Bilderdyckia c
onvolvulus),BILCO〕。実験の確立
後、プロパン−ブタンガス圧を有する区画噴霧機械を使
用した。ヘクタール当り表1にそれぞれ記載される化合
物番号4,5,6及び8の活性成分10から30gの投
与量を、例11に従って配合された5FW懸濁濃縮物の
形でへクタール当たり噴霧液体500リットルで適用し
た。それぞれLogran75DF及びGransta
r75DFの同じ投与量が比較のために使用された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 251/48 (72)発明者 ヨージェフ ドゥダーシュ ハンガリー国,ベスプレーム ハー− 8200,ハスコボー ウッツァ,14/ア (72)発明者 ユディト サボー ネー マールチュ ハンガリー国,ベスプレーム ハー− 8200,サボー エ.ウッツァ,22 (72)発明者 デジョエ ミクロース ハンガリー国,ベスプレーム ハー− 8200,シルファ ウッツァ,18 (72)発明者 ガーボル サロンタイ ハンガリー国,ベスプレーム ハー− 8200,サボー エ.ウッツァ,11 (72)発明者 ゾルターン シモン ハンガリー国,ベスプレーム ハー− 8200,エグリュ イエ.ウッツァ,43/ツ ェー (72)発明者 バーリント ナジ ハンガリー国,ベスプレーム ハー− 8200,ガガリン ウッツァ,4 (72)発明者 マーリア コバーチュ ネー フベル ハンガリー国,ベスプレーム ハー− 8200,ボルショシュ イエ.ウッツァ,8 /4 (72)発明者 イシュトバーン トーツ ハンガリー国,ミシュコルツ ハー− 3534,サルカヘジ ウッツァ,18 (72)発明者 ベーラ ソェーケ ハンガリー国,ミシュコルツ ハー− 3530,ボェロェルシュマルテュ ウッツ ァ,84 (72)発明者 ヨージェフ ナジ ハンガリー国,ミシュコルツ ハー− 3529,デルコビチュ ウッツァ,54 (72)発明者 カーロリュ バログ ハンガリー国,ミシュコルツ ハー− 3532,ジウラ ウッツァ,22 (72)発明者 ジョルト ドムバイ ハンガリー国,ミシュコルツ ハー− 3534,アールパード ウッツァ,82 (72)発明者 チャバ パブリシュチャーク ハンガリー国,サヨーバーボニュ ハー− 3792,ボチュカイ ウッツァ,9 (72)発明者 アンゲラ バールトファイ ハンガリー国,ミシュコルツ ハー− 3529,ボチュカイ ウッツァ,14 (72)発明者 エルジェーベト ミレ ハンガリー国,ミシュコルツ ハー− 3531,クラプカ ウッツァ,54 (72)発明者 カーロリュ フォドル ハンガリー国,ミシュコルツ ハー− 3524,ヨーシカ ウッツァ,4/ア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記化1: 【化1】 〔式中、Rは水素、ハロゲン、C1−4アルコキシ、
    ハロ−C1−4アルコキシ、C1−3アルキルスルホニ
    ル又は式COR(ここで、RはC1−4アルコキ
    シ、C3−6アルケニルオキシ、C3−6アルコキシア
    ルキル、C1−3アルキルアミノ、ジ(C1−3アルキ
    ル)アミノ、ピペラジニル又はモルホリニル基を表わ
    す)の基を表わし;Rは水素、C1−3アルキル又は
    フェニルを表わし;RはC1−6アルキル、C3−6
    アルケニル、C1−3アルコキシアルキル基、1又は複
    数のハロゲンにより置換されたC2−4アルキル又はベ
    ンジル基を表わし;R又はRはお互い独立してお
    り、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲ
    ン、C1−3アルキルアミノ又はジ(C1−3アルキ
    ル)アミノ又はC1−3アルキルチオであり;Xは酸素
    又は硫黄を表わし;そしてEはメチン基又は窒素を表わ
    す〕で表わされる一般式(I)の置換スルホニル尿素誘
    導体及びその塩。
  2. 【請求項2】 活性成分として、化1:〔式中、R
    水素、ハロゲン、C1−4アルコキシ、ハロ−C1−4
    アルコキシ、C1−3アルキルスルホニル又は式COR
    (ここで、RはC1−4アルコキシ、C3−6アル
    ケニルオキシ、C3−6アルコキシアルキル、C1−3
    アルキルアミノ、ジ(C1−3アルキル)アミノ、ピペ
    ラジニル又はモルホリニル基を表わす)の基を表わし;
    は水素、C1−3アルキル又はフェニルを表わし;
    はC1−6アルキル、C3−6アルケニル、C
    1−3アルコキシアルキル基、1又は複数のハロゲンに
    より置換されたC2−4アルキル又はベンジル基を表わ
    し;R及びRはお互い独立しており、C1−4アル
    キル、C1−4アルコキシ、ハロゲン、C1−3アルキ
    ルアミノ又はジ(C1−3アルキル)アミノ又はC
    1−3アルキルチオであり;Xは酸素又は硫黄を表わ
    し;そしてEはメチン基又は窒素を表わす〕で表わされ
    る一般式(I)の置換スルホニル尿素誘導体及びその塩
    を含んで成る除草剤組成物。
  3. 【請求項3】 湿潤性粉末の形で存在する請求項2記載
    の組成物。
  4. 【請求項4】 顆粒の形で存在する請求項2記載の組成
    物。
  5. 【請求項5】 解毒剤含有除草剤組成物であって、活性
    成分として化1〔式中、R,R,R,R
    ,X及びEは請求項1で定義された通りである〕で
    表わされる置換スルホニル尿素誘導体又はその塩、及び
    解毒剤、好ましくはDKA−24(化学的にはN−ジク
    ロロアセチル−N−アリルグリシンN′−アリルアミ
    ド)、AD−67(化学的にはN−ジクロロアセチル−
    1−オキサ−4−アザスピロ〔4,5〕デカン)、R−
    25788(化学的にはN,N−ジアリル−ジクロロア
    セトアミド)、MG−191(化学的には2−ジクロロ
    メチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン)、CGA
    −92194(化学的にはN−(1,3−ジオキソラン
    −2−イルメトキシ)イミノ−ベンゼンアセトニトリ
    ル)又はTI−35を、それぞれ1:1から1:50の
    重量比(活性成分:解毒剤)で0.01から95重量
    %、好ましくは2から80重量%の合計量で含んで成る
    組成物。
  6. 【請求項6】 下記化2: 【化2】 〔式中、Rは水素、ハロゲン、C1−4アルコキシ、
    ハロ−C1−4アルコキシ、C1−3アルキルスルホニ
    ル又は式COR(ここで、RはC1−4アルコキ
    シ、C3−6アルケニルオキシ、C3−6アルコキシア
    ルキル、C1−3アルキルアミノ、ジ(C1−3アルキ
    ル)アミノ、ピペラジニル又はモルホリニル基を表わ
    す)の基を表わし;Rは水素、C1−3アルキル又は
    フェニルを表わし;RはC1−6アルキル、C3−6
    アルケニル、C1−3アルコキシアルキル基、1又は複
    数のハロゲンにより置換されたC2−4アルキル又はベ
    ンジル基を表わし;R及びRはお互い独立してお
    り、C1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロゲ
    ン、C1−3アルキルアミノ又はジ(C1−3アルキ
    ル)アミノ又はC1−3アルキルチオであり;Xは酸素
    又は硫黄を表わし;そしてEはメチン基又は窒素を表わ
    す〕で表わされる一般式(I)の置換スルホニル尿素誘
    導体及びその塩の調製方法であって、 a)下記化3: 【化3】 〔式中、Rは上記の通りである〕で表わされる式(I
    V)のイソシアネート又はイソチオシアネートと下記化
    4: 【化4】 〔式中、置換基は上記の通りである〕で表わされる式
    (III)のアミノピリミジン又はアミノトリアジン誘
    導体とを0から50℃、好ましくは20から30℃の温
    度で反応せしめ、又は b)下記化5: 【化5】 〔式中、Rは上記の通りであり、そしてRはフェニル
    基を表わす〕で表わされる式(V)のスルホニルカルバ
    メートと前記式(III)〔式中、置換基は前記の通り
    である〕のアミノピリミジン又はアミノトリアジン誘導
    体とを25から120℃、好ましくは60から90℃の
    温度で反応せしめ、又は c)下記化6: 【化6】 〔式中、置換基は前記の通りである〕で表わされる式
    (VI)のカルバモイルクロリドと下記化7: 【化7】 〔式中、置換基は前記の通りである〕で表わされる式
    (II)のスルホンアミド誘導体のアルカリ金属塩とを
    −10℃から50℃、好ましくは0から25℃の温度で
    反応せしめ、又は d)下記化8: 【化8】 〔式中、置換基は前記の通りである〕で表わされる式
    (VII)のN−ピリミジル−又はN−トリアジニルカ
    ルバメートと一般式(II)〔式中、置換基は前記の通
    りである〕のスルホンアミド誘導体とを20から80
    ℃、好ましくは20から40℃の温度で反応せしめ、又
    は e)下記化9: 【化9】 〔式中、置換基は前記の通りである〕で表わされる式
    (VIII)のスルホニルクロリドと一般式III〔式
    中、置換基は前記の通りである〕のアミノピリミジン又
    はアミノトリアジン誘導体とを20から120℃、好ま
    しくは60から90℃の温度で、不活性有機溶媒又は不
    活性有機溶媒の混合物中で反応せしめ、次に場合によっ
    ては、そのようにして得られた一般式(I)の化合物を
    アルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物、アミン
    又は第四アンモニウムハリドによりその塩に転換し、溶
    媒の蒸発により得られた一般式(I)の化合物又はその
    塩を分離し、そして必要なら、それ自体既知の方法によ
    りそれを再結晶化することを含んで成る方法。
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