JPH06239836A - 縮合したn−フェニルスルホニル−n′−ピリミジニル尿素及びn−フェニルスルホニル−n′−トリアジニル尿素の製造のための中間体化合物 - Google Patents

縮合したn−フェニルスルホニル−n′−ピリミジニル尿素及びn−フェニルスルホニル−n′−トリアジニル尿素の製造のための中間体化合物

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JPH06239836A
JPH06239836A JP5253850A JP25385093A JPH06239836A JP H06239836 A JPH06239836 A JP H06239836A JP 5253850 A JP5253850 A JP 5253850A JP 25385093 A JP25385093 A JP 25385093A JP H06239836 A JPH06239836 A JP H06239836A
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    • A01N47/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
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    • C07D217/24Oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07D327/02Heterocyclic compounds containing rings having oxygen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms one oxygen atom and one sulfur atom
    • C07D327/06Six-membered rings

Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた除草剤である次式(I) 【化1】 のN−フェニルスルホン−N′−ピリジニル尿素及び−
トリアジニル尿素の製造のための中間体化合物を提供す
る。 【構成】 以下の式II、式IV、式VI、式Xで表される 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 〔式中、例えばZはOを表し、Eは窒素原子または=C
H−基を表し、R1 はHまたはハロゲン原子を表し、R
2 はHを表し、R3 及びR4 は独立にC1-4 アルキル基、C
1-4 のアルコキシ 基、ジ(C1-4 の)アルキルアミノ 基等を表し、
橋Aの置換基がハロゲン原子またはC1-4 アルキル基を表
す。〕縮合したフェニルスルホンアミド、フェニルスル
ホニルイソシアネートもしくはフェニルスルホニルチオ
イソシアネート、フェニルスルホニルカルバメート、フ
ェニルスルホニルクロライド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は除草及び成長調節特性を
有する下記式I:
【化5】 〔式中、Zは酸素原子または硫黄原子を表し、Eは窒素
原子または=CH−基を表し、R1 は水素原子、ハロゲ
ン原子、ニトロ基、炭素原子数1ないし4のアルキル
基、炭素原子数1ないし4のハロアルキル基、シアノ
基、−X−R5 基、−CO−X−R6 基、−CONR7
8 基、−SOR9 基もしくは−SO2 −R10基を表
し、R2 は水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキル
基もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基を表
し、R3 は炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原
子数1ないし4のハロアルキル基、炭素原子数1ないし
4のアルコキシ基、炭素原子数1ないし4のハロアルコ
キシ基もしくは炭素原子数3ないし6のシクロアルキル
基を表し、R4 は水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数
1ないし4のハロアルキル基、炭素原子数1ないし4の
アルコキシ基、炭素原子数1ないし4のハロアルコキシ
基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルコキシ基、
炭素原子数3ないし6のシクロアルキル基もしくは−N
1112基を表し、R5 は炭素原子数3ないし5のアル
キニル基または未置換もしくはハロゲン原子もしくは炭
素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換された炭素原
子数1ないし4のアルキル基、または未置換もしくはハ
ロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ
基で置換された炭素原子数3ないし5のアルケニル基を
表し、R6 及びR9 は各々独立に炭素原子数1ないし4
のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキル
基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、炭
素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3ない
し5のアルキニル基、フェニル基もしくはベンジル基を
表し、R7 及びR8 は各々独立に水素原子、炭素原子数
1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロ
アルキル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキ
ル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子
数3ないし5のアルキニル基、フェニル基、もしくはベ
ンジル基を表し、R10は炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、炭素原子
数1ないし4のハロアルコキシ基、もしくは−NR13
14基を表し、R11及びR12は各々独立に水素原子もしく
は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表し、R13及び
14は各々独立に水素原子、炭素原子数1ないし4のア
ルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキル基、炭
素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、炭素原子
数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3ないし5の
アルキニル基、フェニル基もしくはベンジル基を表し、
Xは酸素原子もしくは硫黄原子を表し、Aは次式:−C
H=CH−Y−(式中、Yは−NH−CO−,−NH−
SO2−,−S−CO−,−S−SO2 −,−O−CO
−または−O−SO2 −からなる群から選ばれた原子2
個よりなる橋の構成部分を表す。)で表される未置換ま
たは置換された不飽和の原子4個よりなる橋を表す。〕
で表される、縮合したN−フェニルスルホニル−N′−
ピリミジニル尿素及びN−フェニルスルホニル−N′−
トリアジニル尿素、及びその塩の製造のための中間体と
して得られる新規な縮合したフェニルスルホンアミド、
フェニルスルホニルイソシアネート、フェニルスルホニ
ルチオイソシアネート、フェニルスルホニルカルバメー
ト及びフェニルスルホニルクロライドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】除草作用を有する尿素、トリアジン、ピ
リミジンは当該技術において広く知られている。除草及
び植物成長調節作用を有するスルホニル尿素は近年では
例えばヨーロッパ特許願第44807号、第44808
号及び第51465号に記載されている。
【0003】
【課題を解決するための手段】前記式Iで表される優れ
た除草及び成長調節特性を有する化合物を製造するため
に開発された本発明の中間体である化合物は第1に一般
式II:
【化6】 〔式中、R1 は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、炭
素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし
4のハロアルキル基、シアノ基、−X−R5 基、−CO
−X−R6 基、−CONR7 8 基、−SOR9 基もし
くは−SO2 −R10基を表し、R5 は炭素原子数3ない
し5のアルキニル基または未置換もしくはハロゲン原子
もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換さ
れた炭素原子数1ないし4のアルキル基、または未置換
もしくはハロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし4の
アルコキシ基で置換された炭素原子数3ないし5のアル
ケニル基を表し、R6 及びR9 は各々独立に炭素原子数
1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロ
アルキル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキ
ル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子
数3ないし5のアルキニル基、フェニル基もしくはベン
ジル基を表し、R7 及びR8 は各々独立に水素原子、炭
素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし
4のハロアルキル基、炭素原子数2ないし4のアルコキ
シアルキル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、
炭素原子数3ないし5のアルキニル基、フェニル基、も
しくはベンジル基を表し、R10は炭素原子数1ないし4
のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、
炭素原子数1ないし4のハロアルコキシ基、もしくは−
NR1314基を表し、R13及びR14は各々独立に水素原
子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1
ないし4のハロアルキル基、炭素原子数2ないし4のア
ルコキシアルキル基、炭素原子数3ないし5のアルケニ
ル基、炭素原子数3ないし5のアルキニル基、フェニル
基もしくはベンジル基を表し、Xは酸素原子もしくは硫
黄原子を表し、Aは、次式:−CH=CH−Y−,(式
中、Yは−NH−CO−,−NH−SO2 −,−S−C
O−,−S−SO2 −,−O−CO−または−O−SO
2 −よりなる群から選ばれた2原子の橋の構成部分を表
す。)で表される未置換または置換された不飽和の4原
子の橋を表す。〕で表される縮合したフェニルスルホン
アミドである。
【0004】本発明の第2の中間体は一般式IV:
【化7】 〔式中、Aは次式:−CH=CH−Y−(式中、Yは−
NH−CO−,−NH−SO2 −,−S−CO−,−S
−SO2 −,−O−CO−または−O−SO2 −のいず
れかよりなる2原子の橋の構成部分を表す。)で表され
る未置換または置換された不飽和の4原子の橋を表し、
1 は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、炭素原子数
1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロ
アルキル基、シアノ基、−X−R5 基、−CO−X−R
6 基、−CONR7 8 基、−SOR9 基もしくは−S
2 −R10基を表し、R5 は炭素原子数3ないし5のア
ルキニル基または未置換もしくはハロゲン原子もしくは
炭素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換された炭素
原子数1ないし4のアルキル基、または未置換もしくは
ハロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキ
シ基で置換された炭素原子数3ないし5のアルケニル基
を表し、R6 及びR9 は各々独立に炭素原子数1ないし
4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキル
基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、炭
素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3ない
し5のアルキニル基、フェニル基もしくはベンジル基を
表し、R7 及びR8 は各々独立に水素原子、炭素原子数
1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロ
アルキル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキ
ル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子
数3ないし5のアルキニル基、フェニル基、もしくはベ
ンジル基を表し、R10は炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、炭素原子
数1ないし4のハロアルコキシ基、もしくは−NR13
14基を表し、R13及びR14は各々独立に水素原子、炭素
原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4
のハロアルキル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシ
アルキル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭
素原子数3ないし5のアルキニル基、フェニル基もしく
はベンジル基を表し、Xは酸素原子もしくは硫黄原子を
表し、Zは酸素原子または硫黄原子を表す。〕で表され
る縮合したフェニルスルホニルイソシアネートもしくは
フェニルスルホニルイソチオシアネートである。
【0005】本発明の第3の化合物は一般式VI:
【化8】 〔式中、Aは次式:−CH=CH−Y−(式中、Yは−
NH−CO−,−NH−SO2 −,−S−CO−,−S
−SO2 −,−O−CO−または−O−SO2 −のいず
れかよりなる2原子の橋の構成部分を表す。)で表され
る未置換または置換された不飽和の4原子の橋を表し、
1 は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、炭素原子数
1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロ
アルキル基、シアノ基、−X−R5 基、−CO−X−R
6 基、−CONR7 8 基、−SOR9 基もしくは−S
2 −R10基を表し、R5 は炭素原子数3ないし5のア
ルキニル基または未置換もしくはハロゲン原子もしくは
炭素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換された炭素
原子数1ないし4のアルキル基、または未置換もしくは
ハロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキ
シ基で置換された炭素原子数3ないし5のアルケニル基
を表し、R6 及びR9 は各々独立に炭素原子数1ないし
4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキル
基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、炭
素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3ない
し5のアルキニル基、フェニル基もしくはベンジル基を
表し、R7 及びR8 は各々独立に水素原子、炭素原子数
1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロ
アルキル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキ
ル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子
数3ないし5のアルキニル基、フェニル基、もしくはベ
ンジル基を表し、R10は炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、炭素原子
数1ないし4のハロアルコキシ基、もしくは−NR13
14基を表し、R13及びR14は各々独立に水素原子、炭素
原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4
のハロアルキル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシ
アルキル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭
素原子数3ないし5のアルキニル基、フェニル基もしく
はベンジル基を表し、Xは酸素原子もしくは硫黄原子を
表し、Zは酸素原子または硫黄原子を表し、Rはフェニ
ル基、アルキル基または置換されたフェニル基を表
す。〕で表される縮合したフェニルスルホニルカルバメ
ートである。
【0006】さらに本発明の化合物は次式X:
【化9】 〔式中、Aは次式:−CH=CH−Y−(式中、Yは−
NH−CO−,−NH−SO2 −,−S−CO−,−S
−SO2 −,−O−CO−または−O−SO2 −からな
る群より選ばれた2原子の橋の構成部分を表す。)で表
される未置換または置換された不飽和の4原子の橋を表
し、R1 は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、炭素原
子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4の
ハロアルキル基、シアノ基、−X−R5 基、−CO−X
−R6 基、−CONR7 8 基、−SOR9 基もしくは
−SO2 −R10基を表し、R5 は炭素原子数3ないし5
のアルキニル基または未置換もしくはハロゲン原子もし
くは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換された
炭素原子数1ないし4のアルキル基、または未置換もし
くはハロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし4のアル
コキシ基で置換された炭素原子数3ないし5のアルケニ
ル基を表し、R6 及びR9 は各々独立に炭素原子数1な
いし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアル
キル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル
基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数
3ないし5のアルキニル基、フェニル基もしくはベンジ
ル基を表し、R7 及びR8 は各々独立に水素原子、炭素
原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4
のハロアルキル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシ
アルキル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭
素原子数3ないし5のアルキニル基、フェニル基、もし
くはベンジル基を表し、R10は炭素原子数1ないし4の
アルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、炭
素原子数1ないし4のハロアルコキシ基、もしくは−N
1314基を表し、R13及びR14は各々独立に水素原
子、炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1
ないし4のハロアルキル基、炭素原子数2ないし4のア
ルコキシアルキル基、炭素原子数3ないし5のアルケニ
ル基、炭素原子数3ないし5のアルキニル基、フェニル
基もしくはベンジル基を表し、Xは酸素原子もしくは硫
黄原子を表す。〕で表される縮合したフェニルスルホニ
ルクロライドである。
【0007】上記の定義においてアルキル基は例えばメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
もしくは4種のブチル基異性体の様な直鎖または分枝し
たアルキル基を意味する。
【0008】アルコキシ基はメトキシ基、エトキシ基、
n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、4種のブトキシ
基異性体を意味し、メトキシ基、エトキシ基、イソプロ
ポキシ基が好ましい。
【0009】アルキルチオ基は例えばメチルチオ基、エ
チルチオ基、n−プロピルチオ基、イソプロピルチオ
基、もしくはn−ブチルチオ基を意味し、メチルチオ基
及びエチルチ基が好ましい。
【0010】アルキルスルフィニル基は例えばメチルス
ルフィニル基、エチルスルフィニル基、n−プロピルス
ルフィニル基及びn−ブチルスルフィニル基を意味し、
メチルスルフィニル基及びエチルスルフィニル基が好ま
しい。
【0011】アルキルスルホニル基は例えばメチルスル
ホニル基、エチルスルホニル基もしくはn−プロピルス
ルホニル基を意味し、メチルスルホニル基及びエチルス
ルホニル基が好ましい。
【0012】上記の定義におけるハロゲン原子、並びに
ハロアルキル基及びハロアルコキシ基の一部分としての
ハロゲン原子はフッ素原子、塩素原子、及び臭素原子を
意味し、フッ素原子及び塩素原子が望ましい。
【0013】上記式Iの化合物はアミン、アルカリ金属
塩基、アルカリ金属塩基、アルカリ土類金属塩基、もし
くは4級アンモニウム塩基とにより塩を形成する。
【0014】塩を形成する好ましいアルカリ金属水酸化
物及びアルカリ土類金属水酸化物はリチウム、ナトリウ
ム、カリウム、マグネシウムもしくはカルシウムの水酸
化物であり、ナトリウムもしくはカリウムの水酸化物が
最も好ましい。
【0015】塩を形成するアミンとして適するものの例
として、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミ
ン、イソプロピルアミン、4種のブチルアミン異性体、
ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジエタノールアミ
ン、ジプロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ−n
−ブチルアミン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリ
ン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピ
ルアミン、キヌクリジン、ピリジン、キノリン及びイソ
キノリンの様な1級、2級及び3級の脂肪族並びに芳香
族アミンが挙げられる。好ましいアミンはエチルアミ
ン、プロピルアミン、ジエチルアミンもしくはトリエチ
ルアミンであり、イソプロピルアミン及びジエタノール
アミンが最も好ましい。
【0016】4級アンモニウム塩基の例として、通常、
ハロゲン化アンモニウム塩の陽イオン、例えばテトラメ
チルアンモニウムカチオン、トリメチルベンジルアンモ
ニウムカチオン、トリエチルベンジルアンモニウムカチ
オン、テトラエチルアンモニウムカチオン、トリメチル
エチルアンモニウムカチオン及び更にアンモニウムカチ
オンが挙げられる。
【0017】橋Aの好ましい置換基の例として:ハロゲ
ン原子、シアノ基、炭素原子数1ないし4のアルキル
基、炭素原子数1ないし4のハロアルキル基、炭素原子
数1ないし4のアルコキシ基、炭素原子数1ないし4の
アルキルカルボニル基、炭素原子数1ないし4のアルコ
キシカルボニル基、炭素原子数1ないし4のアルキルチ
オカルボニル基、カルバモイル基、炭素原子数1ないし
4のアルキルアミノカルボニル基、ジ(炭素原子数1な
いし4の)アルキルアミノカルボニル基、炭素原子数1
ないし4のアルキルスルホニル基、炭素原子数3ないし
5のアルケニル基もしくは炭素原子数3ないし5のアル
キニル基が挙げられる。
【0018】鎖構成要素として含まれる硫黄原子及び炭
素原子が酸化された形で存在してもよい縮合不飽和複素
環類はベンゼン環及び4個の原子を含有する縮合した橋
Aよりなる。従って、本発明は更にラクトン基、チオラ
クトン基、ラクタム基、スルトン基もしくはスルタム基
を含有する該複素環類をも包含する。
【0019】スルホニルで置換されたベンゼン環と、縮
合した橋Aにより形成された縮合した複素環類の基本型
の典型的な代表例は:2H−1−ベンゾピラン(クロメ
ン)、2H−1−ベンゾチオピラン、2H−1−ベンゾ
ピラノン(クマリン)、2H−1−ベンゾチオピロン、
1H−2−ベンゾピラノン、1H−2−ベンゾチオピラ
ノン、1−イソキノロン、2−キノロン、1−キノロ
ン、1,2−ベンゾキサチイン−S,S−ジオキサイド
及び1H−2,1−ベンゾチアジン−S,S−ジオキサ
イドである。
【0020】式I、II、IV、VIおよびXの好ましい基は a)橋Aの置換基がハロゲン原子もしくは炭素原子数1
ないし4のアルキル基であるかまたは、 b)Zが酸素原子であるかまたは、 c)R1 が水素原子もしくはハロゲン原子であるかまた
は、 d)R2 が水素原子であるかまたは、 e)R3 及びR4 が各々独立に炭素原子数1ないし4の
アルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、ジ
(炭素原子数1ないし4の)アルキルアミノ基、炭素原
子数1ないし4のハロアルコキシ基もしくはハロゲン原
子であり、双方合わせて炭素原子数4以上を含まない条
件が挙げられる。
【0021】更に好ましい基群は、Zが酸素原子であ
り、R1 が水素原子もしくはハロゲン原子であり、R2
が水素原子であり、及びR3 並びにR4 が各々独立に炭
素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし
4のアルコキシ基、ジ(炭素原子数1ないし4の)アル
キルアミノ基、炭素原子数1ないし4のハロアルコキシ
基もしくはハロゲン原子を表し、双方合わせて炭素原子
数4以上を含まない条件である。
【0022】特に好ましい式I、II、IV、VIおよびXの
基群はZが酸素原子であり、R1 が水素原子、ハロゲン
原子もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシカルボ
ニル基であり、R2 が水素原子であり、R3 及びR4
各々独立に炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原
子数1ないし4のアルコキシ基、ジ(炭素原子数1ない
し4の)アルキルアミノ基、炭素原子数1ないし4のハ
ロアルコキシ基、もしくはハロゲン原子を表し、双方合
わせて炭素原子数4以上を含まないものであり、及び橋
Aが未置換またはハロゲン原子もしくは炭素原子数1な
いし4のアルキル基で置換されている条件である。
【0023】以上のような基を有する式II、IV、VIおよ
びXから製造された好ましい式Iで表される化合物とし
て:N−(2−メチル−1−イソキノロン−5−イルス
ルホニル)−N′−(4−メトキシ−6−メチル−1,
3,5−トリアジン−2−イル)尿素、N−(3−メチ
ル−2,2−ジオキソ−1,2−ベンゾキサチイン−8
−イルスルホニル)−N′−(4−ジ−フロロメトキシ
−6−メチルピリミジン−2−イル)尿素、N−(6−
ブロモ−3−メチル−2,2−ジオキソ−1,2−ベン
ゾキサチイン−8−イルスルホニル)−N′−(4−メ
トキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イ
ル)尿素、N−(3−メチル−2,2−ジオキソ−1,
2−ベンゾキサチイン−8−イルスルホニル)−N′−
(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン
−2−イル)尿素が挙げられる。
【0024】本発明の化合物により式Iで表される化合
物を製造する為の第1の方法は、次式II:
【化10】 〔式中、R1 及びAは上記定義されたものと同じ意味を
表す。〕で表される縮合したフェニルスルホンアミドを
次式III :
【化11】 〔式中、E,R2 ,R3 ,R4 及びZは上記で定義され
たものと同じ意味を表し、Rはフェニル基、アルキル基
もしくは置換されたフェニル基を表す。〕で表されるN
−ピリミジニルカルバメートもしくはN−トリアジニル
カルバメートと、塩基の存在下で反応させることよりな
る。本発明の化合物により式Iで表される化合物を得る
為の第2の方法は次式IV:
【化12】 〔式中、A,R1 、及びZは上記で定義されたものと同
じ意味を表す。〕で表される縮合したフェニルスルホニ
ルイソシアネートもしくはフェニルスルホニルイソチオ
シアネートを次式V:
【化13】 〔式中、E,R2 ,R3 及びR4 は上記で定義されたも
のと同じ意味を表す。〕で表されるアミノピリミジンも
しくはアミノトリアジンと、塩基の存在下で反応させる
ことよりなる。本発明の化合物により式Iで表される化
合物を得る為の第3の方法は、次式VI:
【化14】 〔式中、A,R1 及びZは上記で定義されたものと同じ
意味を表し、Rはフェニル基、アルキル基もしくは置換
されたフェニル基を表す。〕で表される縮合したN−フ
ェニルスルホニルカルバメートを上記式Vで表されるア
ミノピリミジンもしくはアミノトリアジンと反応させる
ことによっても得られる。
【0025】必要とされる場合には、得られた式Iで表
される尿素をアミン、アルカリ金属水酸化物、アルカリ
土類金属水酸化物もしくは4級アンモニウム塩基を用い
て付加塩に転化させることもできる。この転化は、例え
ば式Iで表される化合物を等モル量の塩基と反応させ、
溶媒を留去することにより行なわれる。
【0026】式Iで表される化合物を得る為のこれらの
反応は、中性不活性有機溶媒中で行なわれるのが都合が
良い。そのような溶媒の例として、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンもしくはシクロヘキサン;メチレンクロラ
イド、クロロホルム、四塩化炭素もしくはクロロベンゼ
ンの様な塩素化炭化水素;ジエチルエーテル、エチレン
グリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジ
メチルエーテル、テトラヒドロフランもしくはジオキサ
ンの様なエーテル類;アセトニトリル、プロピオニトリ
ルの様なニトリル類;ジメチルホルムアミド、ジエチル
ホルムアミドもしくはN−メチルピロリジノンの様なア
ミドが挙げられる。
【0027】反応温度は好ましくは−20℃ないし+1
20℃の範囲である。カップリング反応は通常わずかに
発熱性であり室温で行なわれる。反応時間を短縮する為
もしくは反応を開始する為には反応混合物を短時間に沸
点まで加熱することが得策である。反応時間は触媒とし
て塩基もしくはイソシアネートを数滴添加することによ
ってもまた短縮できる。好ましい塩基は、トリメチルア
ミン、トリエチルアミン、キヌクリジン、1,4−ジア
ザビシクロ〔2,2,2〕オクタン、1,5−ジアザビ
シクロ〔4,3,0〕−ノン−5−エンもしくは1,8
−ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデセ−7−エンの
様な3級アミンである。しかしながら使用される塩基と
しては無機塩基、例えば水素化ナトリウムもしくは水素
化カルシウムの様な水素化物、水酸化ナトリウムもしく
は水酸化カリウムの様な水酸化物、炭酸ナトリウムもし
くは炭酸カリウムの様な炭酸塩、または炭酸水素ナトリ
ウムもしくは炭酸水素カリウムの様な炭酸水素塩もまた
可能である。
【0028】式Iで表される最終生成物は反応混合物の
濃縮及び/又は溶媒の留去により、及びエーテル、芳香
族炭化水素もしくは塩素化炭化水素の様な該化合物が難
溶性の溶媒中において再結晶もしくは固形残渣を粉砕す
ることにより単離される。
【0029】式IIで表される新規な化合物は種々の方法
により提供される。例えば次式VII:
【化15】 〔式中、R1 及びAは上記で定義されたものと同じ意味
を表す。〕で表されるアニリンをジアゾ化し、塩化銅の
様な触媒の存在下、塩酸もしくは酢酸中でジアゾ基を二
酸化イオウで置換し、結果として生ずる次式X:
【化16】 〔式中、A及びR1 は上記で定義されたものと同じ意味
を表す。〕で表されるフェニルスルホニルクロライドを
水酸化アンモニウム溶液と反応させることにより式IIで
表される化合物が得られる。出発物質として使用される
対応するアニリン誘導体は公知であるかもしくは公知方
法により製造される。同様に、式IIで表される化合物は
次式VIII:
【化17】 〔式中、R1 及びAは上記で定義されたものと同じ意味
を表す。〕で表されるフェニルスルホン酸の誘導体をP
Cl5 ,POCl3 ,COCl2 もしくはSOCl2
様なクロル化剤との処理により対応する式Xで表される
フェニルスルホニルクロライドに転化し、この塩化物を
水酸化アンモニウム水溶液と反応させることにより得ら
れる。また、式IIの化合物は次式IX:
【化18】 (式中、R1 及びAは上記で定義されたものと同じ意味
を表す。)で表されるベンジルチオエーテルを塩素処理
により転化し、結果として生じる式Xで表されるフェニ
ルスルホニルクロライドを水酸化アンモニウム溶液と反
応させることにより得られる。
【0030】式IVで表されるフェニルスルホニルイソシ
アネートもまた新規であり、式IIで表されるスルホンア
ミドをブチルイソシアネートの存在下、溶媒として塩素
化炭化水素を用いて、還流温度でホスゲンと反応させる
ことにより得られる。類似の反応が“有機合成化学にお
ける新方法(Neuer Methoden der Praparativen Organi
schen Chemie)”、第VI巻、第211〜229頁、ヘミ
ー出版(Verlag Chemie)、ヴァインハイム、1970
年に記載されている。
【0031】式IVで表されるイソチオシアネートは式II
で表されるスルホンアミドを二硫化炭素及び水酸化カリ
ウムで処理し、続いて、得られた二カリウム塩をホスゲ
ン化することにより得られる。その様な製造方法はArc
h. Pharm.299,174(1966)中に記載されて
いる。
【0032】式VIで表されるN−フェニルスルホニルカ
ルバメートは式IIで表されるスルホンアミドを塩基の存
在下で炭酸ジフェニルと反応させることにより得られ
る。類似の方法が日本国特許第61169号明細書に記
載されている。
【0033】式Xで表される縮合したフェニルスルホニ
ルクロライドもまた新規であり、同様に式Iで表される
化合物の合成の為に特に開発されたものである。
【0034】式Vで表される出発物質としてのアミノピ
リミジン及びアミノトリアジン、並びに式III で表され
る対応するフェニルカルバメートは以前から知られてい
るかもしくはヨーロッパ特許願第70804号に記載さ
れており、または該化合物は上記文献に開示されている
化合物より公知方法により製造される。
【0035】最終生成物は反応混合物を濃縮及び/又は
溶媒を留去することにより単離され、エーテル、芳香族
炭化水素もしくは塩素化炭化水素の様な該化合物が難溶
である溶媒中で再結晶もしくは固形の残渣を粉砕するこ
とにより精製される。
【0036】式Iで表される化合物は安定な化合物であ
る。従って、取り扱うにあたっては何の保護処理も必要
としない。
【0037】低い施用率で用いた場合、式Iで表される
化合物は優れた選択的成長抑制及び選択的除草特性を示
し、有用植物、特に穀物、綿、大豆、とうもろこし及び
稲の栽培に使用する為に最も適したものになる。いくつ
かの場合には現在総合除草剤によってのみ防除されてい
る雑草に対しても損傷を与えることができる。
【0038】式Iの化合物の作用形式は通常と異なる。
多くの場合移動性である。即ち、該化合物は植物に吸収
された後、作用を発現する他の部所へ移動する。それ故
に例えば表面処理により多年生植物の根に損傷を与える
ことが可能である。他の除草剤及び生長調節剤と比較し
て、式Iで表される化合物は非常に低い施用率で用いた
場合にも効果がみられる。
【0039】式Iで表された化合物はそのほかに明白な
成長調節特性、特に成長抑制特性を有する。単子葉植物
の成長及び双子葉植物の成長を抑制することができる。
それ故に、例えば式Iの化合物は熱帯地方でしばしば間
作として栽培されている豆科植物の成長を、栽培植物の
間の土壌の浸食は防ぐが栽培植物と競合することは出来
ない様に選択的に抑制する。
【0040】多くの栽培植物の草丈成長の抑制により栽
培面積あたりより多くの植物の播種が可能になり、その
結果単位面積当たり高収率で収穫される。成長調節剤の
使用による収量増加の他の機構は草丈成長の抑制によ
り、栄養による花の形成や結実の促進作用が増大するこ
とよりなる。
【0041】高い施用率で用いると、全ての試験植物は
成長に深刻な損傷を受け枯死した。
【0042】式Iで表される化合物に関し、それを含有
する除草性及び成長調節特性を有する組成物、並びに発
芽前及び発芽後の雑草を防除する方法及び単子葉植物及
び双子葉植物、特に牧草、熱帯の間作植物及びタバコの
吸根の成長抑制の方法が得られる。
【0043】式Iで表される化合物はそのままの形でも
しくは、好ましくは製剤技術において従来から使用され
る助剤と共に用いられ、公知方法により乳化濃縮物、被
覆性ペースト、直接噴霧可能なもしくは希釈可能な溶
液、希釈乳剤、湿潤性粉末、可溶性粉末、ダスト、顆粒
剤及び例えばポリマー物質に充填されたカプセル剤に製
剤される。組成物の性質と同様に、スプレー、アトマイ
ザー、微粉化、散乱もしくは流し込みの様な施用方法が
施用目的及び占める環境に従って選択される。
【0044】製剤、即ち式Iで表される化合物(有効成
分)及び適当な場合には固体もしくは液体の助剤を含有
する組成物は公知方法、例えば均一に混合及び/又は有
効成分を増量剤、例えば溶媒、固体担体及び適当な場合
には界面活性化合物(界面活性剤)と共に粉砕すること
により製造される。
【0045】適当な溶媒として:芳香族炭化水素、好ま
しくはキシレン混合物もしくは置換されたナフタレンの
様な炭素原子数8ないし12の留分、ジブチルフタレー
トもしくはジオクチルフタレートの様なフタレート類、
シクロヘキサンもしくはパラフィン類の様な脂肪族炭化
水素、エタノール、エチレングリコール、エチレングリ
コールのモノメチルもしくはモノエチルエーテルの様な
アルコール及びグリコール並びにそのエーテル及びエス
テル、シクロヘキサノンの様なケトン、N−メチル−2
−ピロリドン、ジメチルスルホキシドもしくはジメチル
ホルムアミドの様な極性の高い溶媒、並びにエポキシド
化ヤシ油もしくは大豆油の様なエポキシド化植物油、ま
たは水が挙げられる。
【0046】例えばダストや分散性粉末に使用される固
体担体は通常、方解石、タルク、カオリン、モンモリロ
ナイト、もしくはアタパルジャイトの様な天然無機充填
剤である。物理的特性を改良する為に高分散性の珪酸も
しくは高分散性の吸収ポリマーを添加することも可能で
ある。適する粒状化吸着担体は多孔性物質であり、例と
して軽石、破壊レンガ、セピオライトもしくはベントナ
イトが挙げられ;適する非吸収性担体は、方解石もしく
は砂の様な物質である。更に、非常に多くの予備粒状化
した無機及び有機物質、特にドロマイトまたは粉末化植
物残骸が使用できる。
【0047】製剤化される化合物の性質によるが、適す
る界面活性剤は良好な乳化性、分散性、湿潤性を有する
非イオン性、陽イオン性、及び/又は陰イオン性界面活
性剤である。”界面活性剤”の用語は界面活性剤の混合
物をも含むものと理解されたい。
【0048】適する陰イオン性界面活性剤としては水溶
性石鹸および水溶性合成界面活性剤の両者が可能であ
る。
【0049】適する石鹸としては、炭素原子数10ない
し22の高級脂肪酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金
属塩、または未置換のもしくは置換されたアンモニウム
塩、例えばオレイン酸もしくはステアリン酸の、または
例えばヤシ油もしくは獣脂から得られる天然脂肪酸混合
物のナトリウムもしくはカリウム塩が挙げられる。脂肪
酸メチルタウリン塩もまた例として挙げられる。
【0050】しかしながら、いわゆる合成界面活性剤、
特に脂肪スルホネート、脂肪スルフェート、スルホン化
ベンズイミダゾール誘導体もしくはアルキルアリールス
ルホネートがより頻繁に使用される。
【0051】脂肪スルホネートもしくはスルフェートは
通常アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、または未置
換もしくは置換されたアンモニウム塩の形態をとり、ア
シル基のアルキル部分を含む炭素原子数8ないし22の
アルキル基を含有する。例としてリグノスルホン酸、ド
デシルスルフェートもしくは天然脂肪酸から得られる脂
肪アルコールスルフェートの混合物のナトリウムもしく
はカルシウム塩が挙げられる。該化合物には脂肪アルコ
ール/エチレンオキシド付加物の硫酸エステルおよびス
ルホン酸エステルの塩も含まれる。スルホン化ベンズイ
ミダゾール誘導体は好ましくはスルホン酸基を2個と炭
素原子数8ないし22の脂肪酸基を1個含む。アルキル
アリールスルホネートの例としてはドデシルベンゼンス
ルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸、もしくはナ
フタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド縮合生成物のナ
トリウム、カルシウムもしくはトリエタノールアミン塩
が挙げられる。対応するホスフェート、例えば4ないし
14モルのエチレンオキシドを有するp−ノニルフェノ
ールの付加物のリン酸エステルもしくはリン脂質もまた
適している。
【0052】非イオン性界面活性剤は好ましくは脂肪族
もしくは脂環式アルコール、または飽和もしくは不飽和
の脂肪酸およびアルキルフェノール類のポリグリコール
エーテル誘導体であり、該誘導体は3ないし30のグリ
コールエーテル基並びに(脂肪族)炭化水素部分には8
ないし20個の炭素原子およびアルキルフェノールのア
ルキル基部分には6ないし18個の炭素原子を含有す
る。
【0053】非イオン性界面活性剤の更に適する例はポ
リプロピレングリコール、エチレンジアミン、プロピレ
ングリコール、およびアルキル鎖に炭素原子数1ないし
10個を有するアルキルポリプロピレングリコールとポ
リエチレンオキシドの水溶性付加物であり、該付加物は
20ないし250のエチレングリコールエーテル基及び
10ないし100のプロピレングリコールエーテル基を
含有する。該化合物は通常プロピレングリコール単位あ
たり1ないし5個のエチレングリコール単位を含有す
る。
【0054】非イオン界面活性剤の代表的な例としてノ
ニルフェノールポリエトキシエタノール、ヒマシ油ポリ
グリコールエーテル、ポリプロピレン/ポリエチレンオ
キシド付加物、トリブチルフェノキシポリエトキシエタ
ノール、ポリエチレングリコール及びオクチルフェノキ
シエトキシエタノールが挙げられる。ポリオキシエチレ
ンソルビタンの脂肪酸エステル及びポリオキシエチレン
ソルビタントリオレートもまた適する非イオン性界面活
性剤である。
【0055】陽イオン性界面活性剤は好ましくはN置換
体として炭素原子数8ないし22のアルキル基を少なく
とも1個以上有し、他の置換基として、未置換もしくは
ハロゲンで置換された低級アルキル基もしくは低級ヒド
ロキシアルキル基を有する4級アンモニウム塩である。
該塩は好ましくはハロゲン化物、メチル硫酸塩、もしく
はエチル硫酸塩の形態であり、例えばステアリルトリメ
チルアンモニウムクロライドもしくはベンジルジ(2−
クロロエチル)エチルアンモニウムブロマイドである。
【0056】製剤技術において慣用的に使用されている
界面活性剤は例えば下記の刊行物に記載されている: ”マクカッチャンズ デタージェンツ アンド エマル
シファイアーズ アニュアル(McCutcheon's Detergent
s and Emulsifiers Annual) ”, マック出版社, ニュー
ジャージー州, リッジウッド, 1881年;H.スター
シャ著;”テンシード−タッシェンブーフ(Tensid-Tas
chenbuch)",第2版,ハンザ出版社(C.Hanser Verla
g), ミュンヘン及びウィーン,1981年;M.アンド
J.アッシュ著;”エンサイクロペディア オブ サー
ファクタント(Encyclopedia of Surfactants),第Iな
いしIII 巻、ケミカル出版社、ニューヨーク、1980
ないし1981年。
【0057】殺有害生物組成物は通常、式Iで表される
化合物0.1ないし95%、好ましくは0.1ないし8
0%、固体もしくは液体の助剤1ないし99.9%及び
界面活性剤0ないし25%、好ましくは0.1ないし2
5%を含有する。
【0058】好ましい製剤は特に下記の成分からなる。 (%は重量%を示す。)乳剤原液: 有効成分 1ないし20%、好ましくは5ないし10% 界面活性剤 5ないし30%、好ましくは10ないし20% 液体担体 50ないし94%、好ましくは70ないし85%ダスト: 有効成分 0.1ないし10%、好ましくは0.1ないし1% 固体担体 99.9ないし90%、好ましくは99.9ないし99%懸濁原液: 有効成分 5ないし75%、好ましくは10ないし50% 水 94ないし25%、好ましくは90ないし30% 界面活性剤 1ないし40%、好ましくは2ないし30%湿潤粉末: 有効成分 0.5ないし90%、好ましくは1ないし80% 界面活性剤 0.5ないし20%、好ましくは1ないし15% 固体担体 5ないし95%、好ましくは15ないし90%顆粒剤: 有効成分 0.5ないし30%、好ましくは3ないし15% 固体担体 99.5ないし70%、好ましくは97ないし85%
【0059】市販品は好ましくは濃厚物として製剤化さ
れ、最終使用者は通常、希釈剤を用いる。製剤は0.0
01%の濃度にまで希釈される。施用率は通常0.01
または10kg a.i./ha、好ましくは0.02
5ないし5kg a.i./haである。
【0060】組成物はまた安定剤、消泡剤、粘度調節
剤、結合剤、粘着付与剤の様な成分、並びに肥料及び特
別な効果を得る為の他の化合物を含有し得る。
【0061】
【実施例】本発明は下記の実施例により説明される。製造実施例 実施例H1 : N−(6−ブロモ−2,2−ジオキソ−1,2−ベンゾ
キサチイン−8−イルスルホニル)−N′−(4,6−
ジメトキシピリミジン−2−イル)尿素 a)6−ブロモ−3,4−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−
2,2−ジオキソ−1,2−ベンゾキサチイン サリチルアルデヒド24.2gを100mlの無水ピリジ
ンに溶解し、この溶液にメチルスルホニルクロライド1
7mlを0℃で滴下する。反応混合物を20ないし25℃
で5時間攪拌した後、氷と10%塩酸の混合物中に注
ぐ。この混合物をエーテルで抽出し、有機相を硫酸ナト
リウムで乾燥し濃縮すると5−ブロモ−2−メチルスル
ホニルオキシベンズアルデヒド30gが得られる。これ
をただちにメチレンクロライド100mlに溶解し、その
溶液中に1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデ
セ−7−エン16mlを0℃で滴下する。混合物を30分
間攪拌し、氷と10%塩酸の混合物中に注ぐ。エーテル
で抽出後、有機相を乾燥し濃縮すると6−ブロモ−3,
4−ジヒドロ−4−ヒドロキシ−2,2−ジオキソ−
1,2−ベンゾキサチイン23.0gが得られる。 b)6−ブロモ−2,2−ジオキソ−1,2−ベンゾキ
サチイン 上記a)で得られた6−ブロモ−3,4−ジヒドロ−4
−ヒドロキシ−2,2−ジオキソ−1,2−ベンゾキサ
チイン23.0gを更に精製せずにピリジン50mlに溶
解する。この溶液を0℃に冷却しリン酸オキシトリクロ
ライド16.0gを滴下する。混合物を20℃ないし2
5℃で3時間攪拌した後、氷水中に注意して注ぐと生成
物が沈殿する。沈殿物を単離しエタノールから再結晶す
ると融点140ないし141.5℃の6−ブロモ−2,
2−ジオキソ−1,2−ベンゾキサチイン17.5g
(理論値の82%)が得られる。 c)6−ブロモ−8−クロロスルホニル−2,2−ジオ
キソ−1,2−ベンゾキサチイン 6−ブロモ−2,2−ジオキソ−1,2−ベンゾキサチ
イン6.0g及びクロロスルホン酸22.0gを1時間
で60℃に加熱する。得られた混合物を氷水中に注ぐ。
沈殿した6−ブロモ−8−クロロスルホニル−2,2−
ジオキソ−1,2−ベンゾキサチインを単離し、水洗し
た後乾燥する。 d)6−ブロモ−8−スルファモイル−2,2−ジオキ
ソ−1,2−ベンゾキサチイン 上記c)で得られた結晶性生成物をできるだけ少量のテ
トラヒドロフランに溶解し、その溶液を25%のアンモ
ニア水溶液20mlに滴下する。反応混合物を30分間攪
拌した後氷と10%塩酸の混合物中に注ぐ。エーテルで
抽出し、融点224−228℃(分解し黒色になる)を
示す6−ブロモ−8−スルファモイル−2,2−ジオキ
ソ−1,2−ベンゾキサチイン0.3gを得る。 e)N−(6−ブロモ−2,2−ジオキソ−1,2−ベ
ンゾキサチイン−8−イルスルホニル)−N′−(4,
6−ジメトキシピリミジン−2−イル)尿素 6−ブロモ−8−スルファモイル−2,2−ジオキソ−
1,2−ベンゾキサチイン0.3gをアセトニトリル1
0ml中に溶解する。この溶液にN−(4,6−ジメトキ
シピリミジン−2−イル)フェニルカルバメート0.2
5g及び1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデ
セ−7−エン0.15gを添加し、該混合物を20℃な
いし25℃で2時間攪拌する。該混合物を5%塩酸で酸
性にして水で希釈する。得られた沈殿油状物を酢酸エチ
ルで抽出し、合わせた有機相を水洗し、乾燥した後濃縮
する。油状残渣をエーテルから再結晶すると融点204
℃ないし209℃(分解)を示すN−(6−ブロモ−
2,2−ジオキソ−1,2−ベンゾキサチイン−8−イ
ルスルホニル)−N′−(4,6−ジメトキシピリミジ
ン−2−イル)尿素0.3gが得られる。
【0062】実施例H2: 3−メチル−2,2−ジオキソ−1,2−ベンゾキサチ
イン−8−イルスルホニルイソシアネート a)N−(3−メチル−2,2−ジオキソ−1,2−ベ
ンゾキサチイン−8−イルスルホニル)−N′−メチル
尿素 メチルイソシアネート1.15gを0℃で3−メチル−
8−スルファモイル−2,2−ジオキソ−1,2−ベン
ゾキサチイン5.5g及び1,8−ジアザビシクロ
〔5,4,0〕ウンデセ−7−エン3.2gの溶液中に
滴下する。得られた反応混合物を20℃ないし25℃で
2時間攪拌し、水で希釈し、5%の炭酸ナトリウム溶液
で中和した後濾過する。濾液を酸性にするとN−(3−
メチル−2,2−ジオキソ−1,2−ベンゾキサチイン
−8−イル−スルホニル)−N′−メチル尿素5.4g
が沈殿する。この沈殿を単離し乾燥する。 b)3−メチル−2,2−ジオキソ−1,2−ベンゾキ
サチイン−8−イルスルホニルイソシアネート N−(3−メチル−2,2−ジオキソ−1,2−ベンゾ
キサチイン−8−イルスルホニル)−N′−メチル尿素
5.0gを無水クロロベンゼン150mlに分散させ、該
分散液に130℃でホスゲンを飽和させる。この添加の
間に透明な溶液が形成される。続いて溶媒を減圧下で湿
気を排除した状態で留去する。油状残渣として得られる
3−メチル−2,2−ジオキソ−1,2−ベンゾキサチ
イン−8−イルスルホニルイソシアネートはそれ以上精
製せずに式Iで表されるピリミジニル尿素及びトリアジ
ニル尿素の製造に使用できる。
【0063】次表に記載した中間体化合物と最終生成物
が対応する方法により得られた。 第1表: Q−SO2 −NH2
【表1】
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】第5表:
【化19】 Qは第1表で縮合したフェニル環に対して示したものと
同じ意味を表す。
【0068】製剤実施例 実施例F1: 式Iで表される化合物の製剤実施例(%は
重量%を示す) a)水和剤 a) b) c) 式Iの化合物 20% 60% 0.5% リグノスルホン酸ナトリウム 5% 5% 5% ラウリル硫酸ナトリウム 3% − − ジイソブチルナフタレンスルホン 酸ナトリウム − 6% 6% オクチルフェノールポリエチレン グリコールエーテル (エチレンオキシド7−8モル) − 2% 2% 高分散ケイ酸 5% 27% 27% カオリン 67% − − 塩化ナトリウム − − 59.5% 有効成分を助剤とともに十分に混合した後、該混合物を
適当なミルで良く磨砕すると、水で希釈して所望の濃度
の懸濁液を得ることのできる水和剤が得られる。
【0069】 b)乳剤原液 a) b) 式Iの化合物 10% 1% オクチルフェノールポリエチレングリコール エーテル(エチレンオキシド4−5モル) 3% 3% ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 3% 3% ヒマシ油ポリグリコールエーテル (エチレンオキシド36モル) 4% 4% シクロヘキサノン 30% 10% キシレン混合物 50% 79% この乳剤原液を水で希釈することにより、所望の濃度の
エマルジョンを得ることができる。
【0070】 c)粉剤 a) b) 式Iの化合物 0.1% 1% タルク 99.9% − カオリン − 99.9% 有効成分を担体とともに混合し、適当なミル中でこの混
合物を磨砕することにより、そのまま使用することので
きる粉末を得た。
【0071】 d)押し出し粒剤 a) b) 式Iの化合物 10% 1% リグノスルホン酸ナトリウム 2% 2% カルボキシメチルセルロース 1% 1% カオリン 87% 96% 有効成分を助剤とともに混合・磨砕し、続いてこの混合
物を水で湿らす。混合物を押し出し、空気中で乾燥させ
る。
【0072】 e)被覆粒剤 式Iの化合物 3% ポリエチレングリコール200 2% カオリン 94% 細かく粉砕した有効成分を、ミキサー中で、ポリエチレ
ングリコールで湿らせたカオリンに均一に施用する。こ
の方法により非粉塵性被覆粒剤が得られる。
【0073】 f)懸濁原液 a) b) 式Iの化合物 40% 5% エチレングリコール 10% 10% ノニルフェノールポリエチレング リコールエーテル(エチレンオキ シド15モル) 6% 1% リグノスルホン酸ナトリウム 10% 5% カルボキシメチルセルロース 1% 1% 37%ホルムアルデヒド水溶液 0.2% 0.2% 75%水性エマルジョン形 シリコーンオイル 0.8% 0.8% 水 32% 77% 細かく粉砕した有効成分を助剤とともに均一に混合し、
水で希釈することにより所望の濃度の懸濁液を得ること
のできる懸濁性濃厚物が得られる。
【0074】 g)塩の溶液 式Iの化合物 5% イソプロピルアミン 1% オクチルフェノールポリエチレングリコール 3% エーテル(エチレンオキシド78モル) 水 91%
【0075】生物試験例 実施例B1: 発芽前の除草作用 プラスチック容器を発泡バーミキュライト(密度:0.
135g/cm3 ,水吸収量:0.565 l/l)で
満たす。70.8ppmの濃度で試験化合物を含む脱イ
オン水中の水性乳剤により非吸着性バーミキュライトを
飽和させた後、下記植物の種子をその表面に播く:ナス
ツルチウム オフィロシナリス(Nasturtium officinal
is) 、アグロスチス テヌイス(Agrostis tenuis) 、ス
テラリアメディア(Stellaria media) およびジギタリア
サングイナリス(Digitaria sanguinalis) 。次いで容
器を20℃、照射約20ルクス及び相対湿度70%の気
候室中に保持する。4日ないし5日の発芽期の間、局部
的な湿度を増加させるため光透過性物質でおおい、そし
て脱イオン水で灌水する。5日目の後、市販液体肥料
(登録商標Greenzit,例チバ−ガイギー) の0.5%を
この水に加える。播種後12日目に試験結果を評価し、
そして植物に対する作用を下記の等級に従って評価す
る: 1:植物が発芽しないかまたは全く枯れる 2〜3:非常に著しい作用 4〜6:中くらいの作用 7〜8:弱い作用 9:全く作用なし(未処理の対照物と同等) 発芽前の作用: 試験化合物懸濁液の濃度:70.8ppm
【0076】実施例B2:熱帯の間作植物の成長抑制 試験植物〔セントロセーマ プルミエリ (Centrosema p
lumieri)及びセントロセーマ プベセンス(Centrosema
pubescens)〕を完全に成長するまで栽培した後、60c
mの高さに切り落とす。7日後に試験化合物の水性乳濁
液を該植物に散布する。試験植物は相対湿度を70%に
保ち、1日に14時間は人工光により6000ルクスと
し、日中の温度を27℃及び夜間の温度を21℃の状態
に保った。試験は適用4週間後、対照実験のものと比較
して新たな成長を評価し、並びに秤量することによっ
て、もしくは植物に対する毒作用を決定することによっ
て評価する。この試験において試験植物に損傷を与える
ことなく、式Iの化合物で処理された植物の新成長度が
著しく減少したことが判明した。 (未処理の対照植物の新成長度の20%以下)
【0077】実施例B3:大豆の成長調節 ”ハルク(Hark)”種の大豆をプラスチック容器中、土/
ピートモス/砂の6:3:1の割合の混合物にまく。プ
ラスチック容器は温室内に設置され、温度、光度、肥料
添加及び灌水が最適状態に調整されたもとで植物は約5
週間のうちに5〜6葉期に成長する。次に式Iの化合物
の水性混合物を上記の植物に完全に濡れるまで噴霧す
る。施用率は1ヘクタール当たり100g a.i.に
相当する。評価は適用後約5週間で行われる。未処理の
対照群と比較して評価すると式Iの化合物は主要な若枝
上で収穫された長角の数及び重量を著しく増加させる。
【0078】実施例B4:穀類の成長抑制 夏大麦〔ホルデウム バルガー(Hordeum vulgare) 〕及
び夏ライ麦〔セケール(Secale) 〕を温室中にプラスチ
ックビーカーに入れた滅菌土中に播き、要求にあわせて
灌水する。播種後約21日目に上記穀類の苗条を式Iの
化合物の水性混合物の噴霧によって処理する。施用率は
1ヘクタール当たり100g有効量に相当する。未処理
の対照植物との比較により式Iの化合物で処理した穀類
の成長が有意に低下し(対照群の60ないし90%)、
ある場合には茎の直径が増大することが示される。
【0079】実施例B5:牧草の成長抑制 牧草であるロリウム・ペレネ (Lolium perenne) 、ポー
・プラテンシス(Poa pratensis) 、フェッカ・オヴィナ
(Festuca ovina) 、ダクチリス・グロメラーテ(Dactyli
s glomerate)及びシノドン・ダクチロン(Cynodon dacty
lon)の種を温室内の、土/ピートモス/砂の6:3:1
の混合物を盛ったプラスチック皿にまき、要求にあわせ
て灌水する。伸びた牧草は1週ごとに4cmの高さに刈
り取り、播種後約50日後及び最後の刈り取りから1日
後に式Iの化合物の水性混合物を噴霧する。試験化合物
の施用率は1ヘクタール当たり100g a.i.まで
の施用率とする。牧草の成長は施用後21日目に評価さ
れる。式Iの化合物は未処理の対照植物と比較して10
ないし30%の範囲内に新成長を低下させる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 339/08 // A01N 47/36 101 E 9159−4H C07D 401/12 251 7602−4C 411/12 7602−4C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(II): 【化1】 〔式中、R1 は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、炭
    素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし
    4のハロアルキル基、シアノ基、−X−R5 基、−CO
    −X−R6 基、−CONR7 8 基、−SOR9 基もし
    くは−SO2 −R10基を表し、 R5 は炭素原子数3ないし5のアルキニル基または未置
    換もしくはハロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし4
    のアルコキシ基で置換された炭素原子数1ないし4のア
    ルキル基、または未置換もしくはハロゲン原子もしくは
    炭素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換された炭素
    原子数3ないし5のアルケニル基を表し、 R6 及びR9 は各々独立に炭素原子数1ないし4のアル
    キル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキル基、炭素
    原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、炭素原子数
    3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3ないし5のア
    ルキニル基、フェニル基もしくはベンジル基を表し、 R7 及びR8 は各々独立に水素原子、炭素原子数1ない
    し4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキ
    ル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、
    炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3な
    いし5のアルキニル基、フェニル基、もしくはベンジル
    基を表し、 R10は炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数
    1ないし4のアルコキシ基、炭素原子数1ないし4のハ
    ロアルコキシ基、もしくは−NR1314基を表し、 R13及びR14は各々独立に水素原子、炭素原子数1ない
    し4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキ
    ル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、
    炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3な
    いし5のアルキニル基、フェニル基もしくはベンジル基
    を表し、 Xは酸素原子もしくは硫黄原子を表し、 Aは、次式:−CH=CH−Y−,(式中、Yは−NH
    −CO−,−NH−SO2 −,−S−CO−,−S−S
    2 −,−O−CO−または−O−SO2 −よりなる群
    から選ばれた2原子の橋の構成部分を表す。)で表され
    る未置換または置換された不飽和の4原子の橋を表
    す。〕で表される縮合したフェニルスルホンアミド。
  2. 【請求項2】 一般式(IV) 【化2】 〔式中、Aは次式:−CH=CH−Y−(式中、Yは−
    NH−CO−,−NH−SO2 −,−S−CO−,−S
    −SO2 −,−O−CO−または−O−SO2 −のいず
    れかよりなる2原子の橋の構成部分を表す。)で表され
    る未置換または置換された不飽和の4原子の橋を表し、 R1 は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、炭素原子数
    1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロ
    アルキル基、シアノ基、−X−R5 基、−CO−X−R
    6 基、−CONR7 8 基、−SOR9 基もしくは−S
    2 −R10基を表し、 R5 は炭素原子数3ないし5のアルキニル基または未置
    換もしくはハロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし4
    のアルコキシ基で置換された炭素原子数1ないし4のア
    ルキル基、または未置換もしくはハロゲン原子もしくは
    炭素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換された炭素
    原子数3ないし5のアルケニル基を表し、 R6 及びR9 は各々独立に炭素原子数1ないし4のアル
    キル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキル基、炭素
    原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、炭素原子数
    3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3ないし5のア
    ルキニル基、フェニル基もしくはベンジル基を表し、 R7 及びR8 は各々独立に水素原子、炭素原子数1ない
    し4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキ
    ル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、
    炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3な
    いし5のアルキニル基、フェニル基、もしくはベンジル
    基を表し、 R10は炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数
    1ないし4のアルコキシ基、炭素原子数1ないし4のハ
    ロアルコキシ基、もしくは−NR1314基を表し、 R13及びR14は各々独立に水素原子、炭素原子数1ない
    し4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキ
    ル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、
    炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3な
    いし5のアルキニル基、フェニル基もしくはベンジル基
    を表し、 Xは酸素原子もしくは硫黄原子を表し、 Zは酸素原子または硫黄原子を表す。〕で表される縮合
    したフェニルスルホニルイソシアネートもしくはフェニ
    ルスルホニルイソチオシアネート。
  3. 【請求項3】 一般式(VI): 【化3】 〔式中、Aは次式:−CH=CH−Y−(式中、Yは−
    NH−CO−,−NH−SO2 −,−S−CO−,−S
    −SO2 −,−O−CO−または−O−SO2 −のいず
    れかよりなる2原子の橋の構成部分を表す。)で表され
    る未置換または置換された不飽和の4原子の橋を表し、 R1 は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、炭素原子数
    1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロ
    アルキル基、シアノ基、−X−R5 基、−CO−X−R
    6 基、−CONR7 8 基、−SOR9 基もしくは−S
    2 −R10基を表し、 R5 は炭素原子数3ないし5のアルキニル基または未置
    換もしくはハロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし4
    のアルコキシ基で置換された炭素原子数1ないし4のア
    ルキル基、または未置換もしくはハロゲン原子もしくは
    炭素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換された炭素
    原子数3ないし5のアルケニル基を表し、 R6 及びR9 は各々独立に炭素原子数1ないし4のアル
    キル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキル基、炭素
    原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、炭素原子数
    3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3ないし5のア
    ルキニル基、フェニル基もしくはベンジル基を表し、 R7 及びR8 は各々独立に水素原子、炭素原子数1ない
    し4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキ
    ル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、
    炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3な
    いし5のアルキニル基、フェニル基、もしくはベンジル
    基を表し、 R10は炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数
    1ないし4のアルコキシ基、炭素原子数1ないし4のハ
    ロアルコキシ基、もしくは−NR1314基を表し、 R13及びR14は各々独立に水素原子、炭素原子数1ない
    し4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキ
    ル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、
    炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3な
    いし5のアルキニル基、フェニル基もしくはベンジル基
    を表し、 Xは酸素原子もしくは硫黄原子を表し、 Zは酸素原子または硫黄原子を表し、 Rはフェニル基、アルキル基または置換されたフェニル
    基を表す。〕で表される縮合したフェニルスルホニルカ
    ルバメート。
  4. 【請求項4】 一般式(X): 【化4】 〔式中、Aは次式:−CH=CH−Y−(式中、Yは−
    NH−CO−,−NH−SO2 −,−S−CO−,−S
    −SO2 −,−O−CO−または−O−SO2 −からな
    る群より選ばれた2原子の橋の構成部分を表す。)で表
    される未置換または置換された不飽和の4原子の橋を表
    し、 R1 は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、炭素原子数
    1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロ
    アルキル基、シアノ基、−X−R5 基、−CO−X−R
    6 基、−CONR7 8 基、−SOR9 基もしくは−S
    2 −R10基を表し、 R5 は炭素原子数3ないし5のアルキニル基または未置
    換もしくはハロゲン原子もしくは炭素原子数1ないし4
    のアルコキシ基で置換された炭素原子数1ないし4のア
    ルキル基、または未置換もしくはハロゲン原子もしくは
    炭素原子数1ないし4のアルコキシ基で置換された炭素
    原子数3ないし5のアルケニル基を表し、 R6 及びR9 は各々独立に炭素原子数1ないし4のアル
    キル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキル基、炭素
    原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、炭素原子数
    3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3ないし5のア
    ルキニル基、フェニル基もしくはベンジル基を表し、 R7 及びR8 は各々独立に水素原子、炭素原子数1ない
    し4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキ
    ル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、
    炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3な
    いし5のアルキニル基、フェニル基、もしくはベンジル
    基を表し、 R10は炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数
    1ないし4のアルコキシ基、炭素原子数1ないし4のハ
    ロアルコキシ基、もしくは−NR1314基を表し、 R13及びR14は各々独立に水素原子、炭素原子数1ない
    し4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のハロアルキ
    ル基、炭素原子数2ないし4のアルコキシアルキル基、
    炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数3な
    いし5のアルキニル基、フェニル基もしくはベンジル基
    を表し、 Xは酸素原子もしくは硫黄原子を表す。〕で表される縮
    合したフェニルスルホニルクロライド。
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