JPH069572A - ビフェニルスルホニル尿素またはビフェニルスルホニルウレタン側鎖を有するイミダゾール誘導体、その製法およびその使用 - Google Patents
ビフェニルスルホニル尿素またはビフェニルスルホニルウレタン側鎖を有するイミダゾール誘導体、その製法およびその使用Info
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Abstract
チルであり、nは、例えば0であり、R3は、例えばC
OOHであり、そしてR4は、例えばSO2NHCONH
CH3である)で示されるビフェニルスルホニル尿素ま
たはビフェニルスルホニルウレタン側鎖を有するイミダ
ゾール化合物およびその生理的に許容し得る塩の製法。 【効果】 アンジオテンシンII受容体の高度に活性なア
ンタゴニストである。
Description
ニストの開発は、新規な活性物質の提供に関して重要さ
を増大している。EP−A−28834は、例えば1−
ベンジル−置換イミダゾール誘導体を開示しており、E
P−A−253,310は、ジアリールカルボン酸官能
基を有するイミダゾール誘導体を開示しており、そして
EP−A−324,377は、ジアリールテトラゾリル
基を有するイミダゾール誘導体およびアンジオテンシン
II受容体のアンタゴニストとして該化合物の使用を開示
している。
フェニルスルホニルウレタン構造を有する2−n−ブチ
ル−置換イミダゾール誘導体およびアンジオテンシンII
受容体のアンタゴニストとして該化合物の使用が、EP
−A−0,503,162に開示されている。
位に特定の置換分R1を有しているビフェニルスルホニ
ル尿素またはビフェニルスルホニルウレタン側鎖を有す
る新規なイミダゾール誘導体が記載されておりそしてこ
れらの化合物は、試験管内および生体内において驚くほ
ど有効なアンジオテンシンII受容体アンタゴニストであ
る。
のである。
の意義を有する。 (a) R1は、(C1〜C3)−アルキル、好ましくはn
−プロピルまたはエチル、特にn−プロピルであり、 (b) R2は、1.(C1〜C6)−アルキル、好ましくは
メチル、 2.(C3〜C7)−シクロアルキル、 3.フェニルまたは 4.ベンジルであり、 (c) R3は、1.水素、 2.CH2OR5、 3.CO−R6または 4.O−R7であり、 (d) R4は、1.SO2NR7R8、 2.SO2−NR8−CO−NR7R9、 3.SO2−NH−COO−R7、 4.SO2−NH−SO2−NR7R9、 5.SO2−NH−CO−R7、 6.SO2−NH−SO2−R7または 7.SO2N=CH−N(CH3)2であり、 (e) R5は、1.水素または 2.(C1〜C6)−アルキルであり、 (f) R6は、1.水素または 2.OR7であり、 (g) R7およびR9は、同一または異なり、そして 1.水素、 2.(C1〜C6)−アルキル、好ましくはメチル、エチ
ルまたはプロピル、 3.(C3〜C8)−シクロアルキル、 4.(C3〜C6)−シクロアルキル−(C1〜C3)−ア
ルキル、 5.(C6〜C12)−アリール、好ましくはフェニル、 6.(C6〜C10)−アリール−(C1〜C4)−アルキ
ル、好ましくはベンジル、 7.部分的または完全に水素添加されていてもよい(C
1〜C9)−ヘテロアリール、 8.(C1〜C9)−ヘテロアリール−(C1〜C3)−ア
ルキル(ヘテロアリール部分は部分的または完全に水素
添加されていてもよい)、 9.ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)−アルキ
ル、メトキシ、ニトロおよびシアノからなる系からの1
個または2個の同一または異なる基により置換された
5、6、7および8において上述した基、 10.(C2〜C6)−アルケニルまたは(C3〜C6)−
アルケノイル、 11.(C3〜C8)−シクロアルケニル、 12.(C3〜C8)−シクロアルケニル−(C1〜C3)
−アルキル、 13.(C6〜C10)−アリール−(C3〜C6)−アル
ケニル、 14.(C1〜C9)−ヘテロアリール−(C3〜C6)−
アルケニルおよび 15.(C3〜C6)−アルキニルであり、 (h) R8は水素であり、 (i) nは0、1または2である。
ルまたはn−プロピルである化合物またはその生理学的
に許容し得る塩である。特に、R1はn−プロピルであ
る。
〜C6)−アルキルであり、R3がCOR6であり、nが
0に等しく、R4がSO2−NH−CO−OR7、SO2−
NHCO−NHR7またはSO2−NH−CO−R7であ
り、R6が水素またはOR7であり、そしてR7が水素ま
たは(C1〜C6)−アルキルに等しい化合物およびその
生理学的に許容し得る塩である。
は、直鎖状であっても分枝鎖状であってもよい。シクロ
アルキルは、また、アルキル−置換された環を意味する
ものとして理解されるものである。(C6〜C12)−ア
リールは、例えばフェニル、ナフチルまたはビフェニ
ル、好ましくはフェニルである。
個または2個以上のCH基がNにより置換されたおよび
(または)少なくとも2個の隣接CH基がS、NHまた
はOによって置換された(5員芳香族環を形成)フェニ
ルまたはナフチルから誘導された基を意味するものとし
て理解されるものである。さらに、二環式基の縮合位置
の1個または2個の原子は、また(インドリジニルのよ
うに)窒素原子であってもよい。
ル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリ
ル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チ
アゾリル、イソチアゾリル、ピリジル、ピラジニル、ピ
リミジニル、ピリダジニル、インドリル、インダゾリ
ル、キノリル、イソチノリル、フタラジニル、キノキサ
リニル、キナゾリニル、シンノリニルである。
(S)−配置を有することができる。式(I)の化合物の
生理学的に許容し得る塩は、RemingtonのPharmaceutica
lSciences(17版、1418頁)(1985)に記載
されているような有機および無機の塩を意味するものと
して理解されるべきである。物理的および化学的安定性
および溶解性のために、酸性基については、とりわけ、
ナトリウム、カリウム、カルシウム塩およびアンモニウ
ム塩であることが好ましい。塩基性基については、とり
わけ、塩酸、硫酸および燐酸の塩またはカルボン酸また
はスルホン酸、例えば酢酸、クエン酸、安息香酸、マレ
イン酸、フマール酸、酒石酸およびp−トルエンスルホ
ン酸の塩であることが好ましい。
およびその生理学的に許容し得る塩の製法に関するもの
でありそして該方法は、式(II)
る)の化合物を式(III)
る)の化合物でアルキル化し、場合によっては一時的に
導入された保護基を再び除去し、場合によっては得られ
た式(I)のスルホンアミドを式(I)のウレタンに変
換し、場合によっては得られた式(I)のスルホンアミ
ドを式(I)のスルホニル尿素に変換しそして場合によ
っては得られた式(I)の化合物をその生理学的に許容
し得る塩に変換することからなる。
o−トリエンスルホネート、メシレートまたはトリフレ
ートのような離核性基である〔Angew. Chem. 72(196
0)71参照〕。
け、すでに上述した米国特許第4,355,044号、E
P−A−324,377およびEP−A−323,841
から既知である。
w. 69. 345(1969)〕、T. Srodsky〔“The Chemistry o
f the Azido Group"、Wiley, New York, 1971, p. 33
1〕、H. Wamhoff(“Comprehensive Heterocyclic Chem
istry")およびP. Katritzky〔Ed., Pergamon Press, N
ew York(1984)〕により記載されている。
シアノグリオキシル酸−2−オキシム誘導体から出発し
そして文献から知られている還元剤を使用したオキシム
の還元および適当な保護基を使用したニトリル基に対す
るメルカプト化合物の付加後、プレカーサーを得る。こ
の化合物は、水−除去条件下でイミダゾールに環化する
ことができる。環化工程に対しては、とりわけ、PCl
5およびジメチルアミノピリジン(DMAP)の混合
物、POCl3およびSOCl3およびこれらの混合物と
DMAPとの混合物を使用することができる。
は、例えば適当なベンジルハライド、トシレート、メシ
レートまたはトリフレートまたは適当なアルキルハライ
ド、トシレート、メシレートまたはトリフレートが適し
ている。
で、例えば相当するメチルプレカーサーのハロゲン化に
より製造される。N−ブロモサクシンイミドがこの目的
に対して使用するのに好ましい。例えば、J. Org. Che
m. 44, 4733(1979)およびHelv. Chim. Acta 62, 2661
(1979)参照。
媒、特にパラジウムを使用した置換されたアリールハラ
イドとのカップリングによって、アリールボロン酸誘導
体から出発して合成することができる。適当な反応は、
R.B. Miller等(Organometallics 1984, 3, 1261)によ
りまたはA. Zuzuki等〔Synthetic Commun, 11(7), 513
(1981)〕によって記載されている。
好ましくは適当な溶剤の沸点までの温度において不活性
溶剤中でクロロ炭酸エステルおよび塩基、例えば炭酸カ
リウムと反応させることによって、式(I)の相当する
スルホンアミドから得ることができる。
ばDMSOのような不活性な高沸点溶剤中でイソシアネ
ートまたは適当なアミンの2,2,2−トリクロロアセト
アミド誘導体と反応させることにより式(I)の相当す
るスルホンアミドから、または、それぞれの溶剤の沸点
までの温度において例えばトルエンのような不活性な高
沸点溶剤中で相当するアミンと反応させることにより式
(I)のスルホニルウレタンから製造することができ
る。
化スルホニルまたは塩化スルファモイルとの反応によっ
て、相当するスルホンアミドから製造することができ
る。
inの転位によってアミノ基から出発して製造することが
できる。この目的のために、はじめに、アミンの塩酸塩
をジアゾ化しそしてそれから銅触媒の存在下において氷
酢酸中で二酸化硫黄と反応させる。次のアンモニアの作
用によって、スルホンアミド基を得る。
ジメチルアミノホルミルスルホンアミド基に変換するこ
とにより一時的に保護される。この変換は、相当するス
ルホンアミド化合物をN,N−ジメチルホルムアミドジ
メチルアセタールと反応させることによってまたは脱水
剤、例えばSOCl3、POCl3、PCl5またはクロ
ロギ酸エチルの存在下でN,N−ジメチルホルムアミド
で相当するスルホンアミド化合物を変換することによっ
て、実施される。
件下の両方の条件下で除去することができる。このよう
にする代りに、適当なチオフェノールを、塩素による酸
化および次のアンモニアの作用によってスルホンアミド
に変換することができる。
の方法で実施する。式(II)のイミダゾールは、例えば
塩基の存在下において金属化する。好ましい塩基は、例
えば溶剤としてのDMFまたはDMSO中の水素化リチ
ウム、水素化ナトリウムまたは水素化カリウムのような
金属水酸化物または式MOR(式中Rはメチル、エチル
またはt−ブチルである)の金属アルコキシドであって
そして反応は、相当するアルコール、DMFまたはDM
SO中で実施される。この方法で形成されたイミダゾー
ル誘導体の塩をDMFまたはDMSOのような非プロト
ン性溶剤に溶解しそして適当な量のアルキル化試薬で処
理する。
の可能性は、例えばDMFまたはDMSO中における炭
酸カリウムとの反応である。式(I)のチオ化合物(n
=0)は、好ましくは、例えばCH2Cl2のような適当
な溶剤中における過酸によって相当するスルホン(n=
1)およびスルホキシド(n=2)に酸化される。反応
は、室温以下の温度〜反応混合物の沸点の温度、好まし
くは+20°と反応混合物の沸点との間の温度で約1〜
10時間実施される。
オテンシンII−受容体に対する拮抗作用を有しそしてそ
れ故に、例えばアンジオテンシンII−依存性高血圧の治
療に使用することができる。さらに、適用の可能性は、
心臓機能不全、心臓保護、心筋梗塞、心臓肥大症、動脈
硬化症、ネフロパシー、腎不全症および移行性虚血発作
および発作のような脳の心臓血管疾患に存する。
蛋白分解酵素であり、これは、種々な刺激(血液容量枯
渇、ナトリウム欠損、β−受容体刺激)の結果として、
腎臓の糸球体近接細胞により血液循環中に分泌される。
それは、肝臓から排出されるアンジオテンシノゲンか
ら、デカペプチドアンジオテンシンIを分解する。この
アンジオテンシンIは、“アンジオテンシン−変換酵
素”(ACE)によってアンジオテンシンIIに変換され
る。アンジオテンシンIIは、血管収縮により血圧を直接
的に増大するので、血圧調節において重要な役割を果た
す。さらに、それは副腎からのアルドステロンの分泌を
刺激しそしてこの方法において、ナトリウム排出の抑制
を経て細胞外液容量を増大する。これは、血圧の増大に
寄与する。
イノシトール変換(Ca2+放出)の刺激、プロティンキ
ナーゼCの活性化およびc−AMP−依存性ホルモン受
容体の促進である。アンジオテンシンII受容体に対する
式(I)の化合物の親和性は、牛の副腎の糸球帯の膜上
の受容体からの125I−アンジオテンシンIIまたは3H−
アンジオテンシンII置換の測定によって決定される。こ
のために、準備した膜をpH7.4の緩衝液中に懸濁す
る。
めに、ペプチダーゼ阻害剤であるアプロチニンを加え
る。さらに、74TBq/ミリモルの比活性を有するト
レーサー(Amersham Buchler, Brunswick, FRGから商業
的に入手できる)約14,000cpmおよびこのトレーサ
ーの50%を結合する受容体蛋白の量を使用する。反応
は、緩衝液+アプロチニン100μl、アンジオテンシ
ンIIまたは受容体アンタゴニストを有しているかまたは
有していない緩衝液50μlおよびトレーサー50μl
の混合物に膜懸濁液50μlを添加することにより開始
する。25℃の温度で60分の培養時間の後に、結合し
たおよび遊離の放射リガンドを濾過検査(例えばSkatro
nRセルコレクター上のWhatmanR GFICフイルターを使
用)により分離する。
えば、Sigma, No.3143)でフイルターを処理することに
より、非特異的結合を防止する。ガンマシンチレーショ
ンカウンターにおける放射能の測定により、受容体から
の放射リガンドの置換の強度を測定する。
であるIC50値を、J. Theor. Biol. 59, 253(1970)
により測定する。式(I)の化合物について、これらのI
C50値は、1×10-4〜1×10-9Mの範囲にある。ま
た、アンジオテンシンII受容体に対する式(I)の化合
物の親和性は、種々な器官(肝臓、肺、副腎、脳など)
からの受容体標本の125I−アンジオテンシンIIまたは3
H−アンジオテンシンII置換の測定によって、決定する
ことができる。
液(例えば135mMのNaCl、10mMのKCl、10
mMのMgCl2、5mMのグルコース、0.2%の牛血清ア
ルブミンおよび0.3mMのプロテアーゼ阻害剤PMSF
および0.1mMのバシトラシンを含有する20mMのトリ
ス、pH7.4)中に懸濁しそして放射線標識したアンジ
オテンシンIIおよび種々な濃度の試験化合物と一緒に、
25℃で90分培養する。それから、結合したおよび遊
離の放射リガンドを、微小ガラス繊維フイルター〔例え
ば、GF51、Schleicher & Schuell, セルコレクター
(SKATRON)上〕を通して濾過することにより分離す
る。
によるフイルター上の受容体−結合放射能の測定によっ
て、試験化合物による受容体からの放射リガンドの置換
の程度を測定する。試験化合物による受容体からの放射
リガンドの置換の強度は、IC50、すなわち、受容体か
ら結合放射リガンドの50%を置換する阻害剤の濃度に
よって示される。IC50値は、PCソフトウエアー(例
えば、Ligand, G.A. McPherson 1985, Elsevier-BIOSOF
T, 68 Hills Road, Cambridge CB 2 ILA, U.K.)により
計算される。式(I)の化合物に対して測定されたIC
50値は、1×10-5〜1×10-11Mの範囲にある。生
体内の式(I)の化合物の拮抗作用を測定するために、
骨髄除去されたSprague-Dawleyラット(Moellegard, De
nmark)におけるアンジオテンシンII−誘発血圧増加に
対する化合物の阻害作用を測定することができる。静脈
内投与を、陰茎静脈において実施する。
を安定化するための20分の待ち時間の後に、水溶液
0.1ml中のアンジオテンシンII 10、30および10
0mgの3回の連続した注射量を5分の間隔で投与する。
式(I)の化合物は、もし必要ならば10%強度のエタ
ノールおよび(または)塩基(pH<10)または酸(pH
>3)を添加して、蒸留水に溶解しそして1〜300μ
g/kgの投与量で静脈内的にまたは5〜1000μg/
kgの投与量で十二脂腸内的に投与する。
ジオテンシンII注射は、20、40および60分後に実
施し、そして他方、静脈内投与の場合においては、昇圧
応答連鎖(pressor response sequence)を、10分の
間隔で行う。式(I)の化合物は、特に1〜300μg/
kgの範囲において静脈内的に活性でありまたは特に5〜
300μg/kgの範囲において十二脂腸内的に活性であ
る。本発明は、また実質的に式(I)の化合物および必
要に応じて例えば利尿剤または非ステロイド性の抗炎症
的に活性な物質のような他の活性物質を含有する医薬製
剤に関するものである。式(I)の化合物は、また、レ
ニン−アンジオテンシン系に対する診断剤として使用す
ることもできる。
用できる賦形剤および必要に応じて他の添加剤または補
助剤と一緒に、式(I)の活性物質の有効量および必要
に応じて他の活性物質を含有する。投与は、鼻内的、静
脈内的、皮下的または経口的に実施することができる。
活性物質の投与量は、温血動物の種類、体重、年令およ
び投与方式に依存する。本発明の医薬製剤は、それ自体
既知の溶解、混合、顆粒化または被覆方法で製造され
る。
賦形剤、安定剤または不活性稀釈剤のような慣用の添加
剤と混合しそして慣用の方法によって錠剤、被覆錠剤、
硬質ゼラチンカプセル、水性、アルコール性または油性
の懸濁液または水性、アルコール性または油性の溶液の
ような適当な投与形態にする。使用し得る不活性の賦形
剤は、例えばアラビヤゴム、マグネシヤ、炭酸マグネシ
ウム、燐酸カリウム、ラクトース、グルコース、フマー
ル酸ステアリルマグネシウムまたは澱粉、特にとうもろ
こし澱粉である。製造は乾式または湿性の顆粒として行
うことができる。可能な油性賦形剤または溶剤は、例え
ば植物または動物油、例えばヒマワリ種子油および魚肝
油である。
合物またはその生理学的に許容し得る塩を、必要に応じ
て可溶化剤、乳化剤または他の補助剤のような慣用の物
質を使用して、溶液、懸濁液または乳濁液にする。適当
な溶剤は、例えば水、生理食塩溶液またはアルコール、
例えばエタノール、プロパンジオールまたはグリセロー
ル、および糖溶液、例えばグルコースまたはマンニトー
ル溶液または上述した溶剤の混合物である。
ミノスルホニルビフェニル−4−イル)メチル〕−2−
n−プロピル−4−メチルチオイミダゾール−5−カル
ボキシレート
テート 亜ニチオン酸ナトリウム228g(1.3モル)を、水
700mlおよび飽和NaHCO3溶液560ml中のエチ
ル2−シアノグリオキシレート−2−オキシム70g
(0.492モル)に、室温で20分にわたって少量ず
つ加える。混合物を35℃で12時間撹拌し、そして冷
却およびNaClによる飽和後、CH2Cl2で抽出す
る。Na2SO4で乾燥しそして濃縮乾固して油として標
記化合物30gを得た。 Rf(CH2Cl2/CH3OH 9:1)=0.6
ルカルボニルアミノアセテート CH2Cl2 25ml中の塩化ブチリル24.2ml(0.2
3モル)の溶液を、0〜5℃で、無水のCH2Cl2 2
50mlおよびピリジン18.9ml(0.233モル)中の
1(a)からの化合物30g(0.233モル)に滴加す
る。それから、混合物を室温で12時間撹拌する。有機
相を、H2O(3×)および飽和NaCl溶液(1×)
で洗浄し、Na2SO4を使用して乾燥し次に濃縮する。
ジイソプロピルエーテルから結晶化させて、標記化合物
29.5gを得た。 Rf(CH2Cl2/MeOH 9:1)=0.7 M.P. 106℃。
ルカルボニルアミノ−3−メチル−チオアクリレート 濃縮したメチルメルカプタン14.3g(0.297モ
ル)を、RTで、エタノール500ml中の1(b)からの
化合物29.5g(0.149モル)およびトリエチルア
ミン2.05ml(0.0145モル)に加える。RTで4
日間放置した後、溶剤を除去しそして残留物をジイソプ
ロピルエーテルから結晶化させて標記化合物36.2g
を得た。 Rf(CH2Cl2/MeOH 9:1)=0.4 M.P. 119℃。
チルチオイミダゾール−5−カルボキシレート CH2Cl2 120ml中の4−ジメチルアミノピリジン
19.3g(0.157モル)を、−78℃で、CH2C
l2 240ml中の五塩化燐29.16g(0.142モ
ル)に滴加する。10分後に、CH2Cl2 200ml中
の1(c)からの化合物17.6g(0.071モル)を滴
加する。混合物を、RTに加温しそしてRTで2.5時
間撹拌する。それから、1N NaHCO3溶液1.6リ
ットルを氷冷下で加えそして混合物を1時間撹拌しそし
て一夜放置する。相を分離した後、水性相をEA(3
×)で抽出しそして合した有機相をNa2SO4を使用し
て乾燥し次に濃縮する。CH2Cl2/EA(4:1)を
使用してSiO2上でクロマトグラフィー処理して、油
として標記化合物5.6gを得た。 Rf(CH2Cl2/EA 4:1)=0.4、 MS(DCI):229(M+H)。
ン雰囲気下において、濃HCl 100mlおよび氷酢酸
30mlの溶液に加え、水30ml中の亜硝酸ナトリウム2
2.4gの溶液を−10℃で滴加しそして反応溶液を−
5℃で60分撹拌する。得られた溶液を、SO2で飽和
した氷酢酸300ml中のCuCl2×2H 2O 7gおよ
びCuCl 0.5gの溶液に滴加し、混合物を、室温で
60分撹拌した後、氷/水混合物に注加しそしてエーテ
ルで抽出しそしてエーテル抽出液を飽和NaHCO3溶
液および水で洗浄し、MgSO4上で乾燥しそして濃縮
する。得られたスルホニルクロライド化合物67.8g
を、冷却しながら、アセトン500ml中の濃アンモニア
300mlで処理する。アセトンの除去後、得られた懸濁
液を水でうすめそして沈降した白色結晶を吸引濾去し、
H2Oで洗浄しそして高真空中で乾燥する。標記化合物
は、さらに精製することなしに次の反応に使用する。 M.P. 190℃。
ルスルホンアミドブロモベンゼン 無水のDMF 150ml中の実施例1(e)からの化合物
0.236モルを、N,N−ジメチルホルムアミドジメチ
ルアセタール40mlと一緒に、室温で2時間撹拌する。
反応溶液を5%強度のNaHSO4溶液/氷(1:1)
200mlに注加しそして沈降した沈澱を吸引濾去し、H
2Oで洗浄しそして真空乾燥する。標記化合物67gが
得られた。 M.P. 148℃、 Rf(SiO2、EA/ヘプタン 1:1)=0.1、 MS(DCI):291/293(M+H)。
N−ジメチルアミノホルミルスルホンアミド アルゴン下において、トルエン150mlおよびH2O 4
0ml中の実施例1(f)からの化合物11g(37.9ミ
リモル)、トリフェニルホスフィン1gおよびNa2CO
3 8gに、はじめにPd(OAc)2 420mgそしてそれ
からエタノール100ml中のトリルボロン酸5.66g
(41.9ミリモル)を加える。混合物を4時間加熱沸
騰し、それから濃縮しそしてEA 500mlおよびH2O
500mlにとる。得られた沈澱を濾去しそして標記化
合物として特徴づける。EA相を分離し、Na2SO4上
で乾燥しそして濃縮する。EAを使用してSiO2上で
クロマトグラフィー処理してさらに標記化合物の量を得
た。 全体の収量:7.6g、 M.P. 181〜184℃、 Rf(SiO2、EA/ヘプタン 1:1)=0.2、 MS(DCI):303(M+H)。
−N,N−ジメチルアミノホルミルスルホンアミド 1(g)からの化合物7.4g(0.025モル)を、過酸
化ベンゾイル300mgの存在下において、クロロベンゼ
ン130ml中のN−ブロモサクシンイミド4.6g(0.
026モル)とともに、2時間加熱還流する。冷却後、
飽和Na2SO3溶液50mlを加えそして有機相を分離
し、飽和Na2CO3溶液、水および飽和NaCl溶液で
洗浄し、Na2SO4上で乾燥しそして濃縮する。残留物
をEAとともに撹拌しそして標記化合物6.7gを吸引
濾去した。 M.P. 168〜171℃、 Rf(SiO2、EA)=0.5、 MS(DCI) 381/383(M+H)。
チルアミノホルミルスルホンアミドビフェニル−4−イ
ル)メチル〕−2−n−プロピル−4−メチルチオイミ
ダゾール−5−カルボキシレート 1(d)からの化合物2.0g(8.75ミリモル)、1
(h)からの化合物(75%強度)4.15g(8.75ミ
リモル)およびK2CO3 1.25g(9.0ミリモル)
を、無水のDMF 50ml中で、RTで一夜撹拌する。
この混合物を、濃縮し、残留物をEA 400mlに溶解
しそしてEA溶液を水で3回洗浄し、Na2SO4上で乾
燥しそして濃縮する。残留物をエタノールおよびジイソ
プロピルエーテルとともに撹拌しそして標記化合物4.
14gを沈降した沈澱として吸引濾去する。 M.P. 169〜171℃、 Rf(SiO2、EA)=0.4、 MS(FAB):529(M+H)。
ドビフェニル−4−イル)メチル〕−2−n−プロピル
−4−メチルチオイミダゾール−5−カルボキシレート メタノール40ml中の1(i)からの化合物4g(7.6
0ミリモル)を、濃塩酸20mlと一緒に3時間還流下で
沸騰させる。混合物をRTに冷却し、溶剤を蒸溜により
除去し、水溶液のpHを、6N NaOH溶液により5〜
6に調節しそして混合物をEAで数回抽出する。合した
EA相をNa2SO4上で乾燥しそして濃縮する。得られ
たフォーム状物質をエタノールおよびジイソプロピルエ
ーテルと一緒に撹拌しそして沈澱を吸引濾去する。標記
化合物3gが得られた。 M.P. 125〜127℃、 Rf(SiO2、EA)=0.7、 MS(FAB):474(M+H)。
アミノカルボニルアミノスルホニル−ビフェニル−4−
イル)メチル〕−2−n−プロピル−4−メチルチオイ
ミダゾール−5−カルボキシレート 1(j)からの化合物2g(4.22ミリモル)を、無水の
アセトン50ml中で無水のK2CO3 1.75g(12.
66ミリモル)で処理する。30分還流下で加熱した
後、溶液をイソシアン酸プロピル395μl(4.22ミ
リモル)で処理しそして還流下で1時間撹拌する。それ
から、それを冷却し、2N HCl 15mlで処理し、そ
して真空中で濃縮しそしてCH2Cl2で数回抽出する。
Na2SO4上で乾燥し、濃縮しそしてEAから結晶化さ
せて、標記化合物1.9gを得た。 M.P. 160〜165℃、 Rf(SiO2、EA/ヘプタン 2:1)=0.25、 MS(FAB):559(M+H)。
ルホニルビフェニル−4−イル)メチル〕−2−n−プ
ロピル−4−メチルチオイミダゾール−5−カルボン酸
mg(1.25ミリモル)を、2N NaOH溶液10mlと
一緒にRTで3日間撹拌する。それから、溶剤を真空中
で除去し、水溶液を2N塩酸でpH=6に調節しそして沈
降した沈澱を吸引濾去しそして高真空中で乾燥する。標
記化合物600mgが得られた。 M.P. 133〜135℃、 Rf(SiO2、CH2Cl2/メタノール 10:1)=
0.19、 MS(FAB):531(M+H)。
ニルビフェニル−4−イル)メチル〕−2−n−プロピ
ル−4−メチルチオイミダゾール−5−カルボキシレー
ト
(j)からの化合物1.5g(3.17ミリモル)を、K2
CO3 0.876g(6.34ミリモル)およびクロロギ
酸エチル0.35ml(3.17ミリモル)と一緒に、3時
間還流下で沸騰させる。それから、溶剤を大部分除去す
る。残留溶液のpHを、10%強度のKH2PO4溶液で約
4に調節しそしてそれを、EAで数回抽出する。合した
EA抽出液を、飽和NaCl溶液で洗浄し、MgSO4
上で乾燥し次に濃縮し、そして残留物を、高真空中で乾
燥する。標記化合物1.79gが、黄色のフォーム状物
質として得られた。 Rf(SiO2、EA)=0.5、 MS(FAB):546(M+H)。
フェニル−4−イル)メチル〕−2−n−プロピル−4
−メチルチオイミダゾール−5−カルボン酸
(0.92ミリモル)を、2N NaOH溶液2.5mlと
一緒に、RTで24時間撹拌する。溶剤を真空中で除去
し、残留水溶液を2N塩酸で約pH5に調節しそして沈降
した沈澱を吸引濾去する。標記化合物380mgが、僅か
に黄色に着色した固体生成物の形態で得られた。 M.P. 156〜160℃、 Rf(SiO2、CH2Cl2/CH3OH 9:1)=0.
3、 MS(FAB):518(M+H)。
ルホニルビフェニル−4−イル)メチル〕−2−エチル
−4−メチルチオイミダゾール−4−カルボキシレート
アセテート 標記化合物は、実施例1(b)に示した方法により製造さ
れる。この場合においては、塩化ブチリルの代りに塩化
プロピオニルを実施例1(a)からの化合物と反応させ
る。実施例1(a)の化合物12.8g(0.1モル)から
出発して、標記化合物11.4gが得られた。 M.P. 111〜113℃、 Rf(SiO2、EA)=0.6、 MS(DCI):185(M+H)。
ボニルアミノ−3−メチルチオアクリレート この化合物は、実施例1(c)に示した方法と同様にして
製造される。 M.P. 127℃、 Rf(SiO2、EA)=0.18、 MS(DCI):233(M+H)。 (c) エチル2−エチル−4−メチルチオイミダゾール
−5−カルボキシレート この化合物は、実施例1(d)に示した方法と同様にして
製造される。 M.P. 141〜143℃、 Rf(SiO2、EA)=0.4、 MS(DCI):215(M+H)。 (d) エチル1−〔(2′−N,N−ジメチルアミノホ
ルミルスルホンアミドビフェニル−4−イル)メチル〕
−2−エチル−4−メチルチオイミダゾール−5−カル
ボキシレート 標記化合物は、実施例1(i)に記載した方法によって実
施例5(c)および化合物1(h)から製造される。 M.P. 189〜194℃、 Rf(SiO2、EA)=0.3、 MS(FAB):515(M+H)。
ドビフェニル−4−イル)メチル〕−2−エチル−4−
メチルチオイミダゾール−5−カルボキシレート 標記化合物は、実施例1(j)の方法によって化合物5
(d)の化合物から製造される。 M.P. 153〜155℃、 Rf(SiO2、EA)=0.5、 MS(FAB):460(M+H)。 (f) 2,2,2−トリクロロ−N−メチルアセトアミド メチルアミン1.6g(51.5ミリモル)を凝縮させそ
して無水のジオキサン20ml中において、無水のジオキ
サン10mlに溶解したトリエチルアミン7.14ml(5
1.5ミリモル)および塩化トリクロロアセチル5.7ml
(51.5ミリモル)で処理しそして得られた溶液を、
RTで3時間撹拌する。それから、それを水で処理し、
溶液のpHを2N塩酸で約1に調節しそして沈降した標記
化合物を吸引濾去する。 M.P. 90〜95℃。
カルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メ
チル〕−2−エチル−4−メチルチオイミダゾール−5
−カルボキシレート 無水のDMSO 2ml中の5(e)からの化合物135mg
(0.316ミリモル)を、アルゴン雰囲気下80°で
30分、粉末状のNaOH 38mg(0.1ミリモル)お
よび5(f)からの化合物61mg(0.348ミリモル)
と一緒に撹拌する。反応溶液を、氷水に注加し、2N塩
酸で酸性にしそしてEAで数回抽出する。合したEA相
を飽和NaCl溶液で洗浄しMgSO4上で乾燥しそし
て濃縮した後、得られた結晶性残留物を少量のEAと一
緒に撹拌する。沈澱を吸引濾去して標記化合物97mgを
得た。 M.P. 220〜223℃、 Rf(SiO2、CH2Cl2/CH3OH 9:1)=0.
6、 MS(FAB):517(M+H)。
ルビフェニル−4−イル)メチル〕−2−エチル−4−
メチルチオイミダゾール−5−カルボン酸
から製造される。化合物5(g)50mg(0.1ミリモ
ル)から出発して、標記化合物40.5mgが得られた。 M.P. 155℃、 Rf(SiO2、CH2Cl2/CH3OH/酢酸 9:
1:0.2)=0.46、 MS(FAB):489(M+H)。
ニルビフェニル−4−イル)メチル〕−2−エチル−4
−メチルチオイミダゾール−5−カルボキシレート
びK2CO3 825mg(6ミリモル)を、無水のDME
25ml中において、クロロギ酸エチル0.3ml(3.05
ミリモル)と一緒に、3時間還流下で沸騰させる。混合
物を濃縮し、10%強度のKH2PO4溶液で約pH5に調
節しそしてEAで抽出する。Na2SO4上で乾燥しそし
て濃縮した後、標記化合物1.45gを得た。 Rf(SiO2、EA)=0.3、 MS(FAB):532(M+H)。
ルアミノカルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−
イル)メチル〕−2−エチル−4−メチルチオイミダゾ
ール−5−カルボキシレート
を、無水のトルエン7ml中において、n−プロピルアミ
ン1.5mlと一緒に、3時間還流下で沸騰させる。濃縮
および溶離剤としてEAを使用したSiO2上のクロマ
トグラフィー処理後、標記化合物130mgを得た。M.
P. 202〜203℃、Rf(SiO2、EA)=0.2
4、MS(FAB):545(M+H)。
ノカルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)
メチル〕−2−エチル−4−メチルチオイミダゾール−
5−カルボン酸
物から製造される。化合物8 100mg(0.18ミリモ
ル)から出発して標記化合物70mgが得られた。M.P.
135〜140℃、Rf(SiO2、EA)=0.1、
MS(FAB):517(M+M)。
ミノカルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−イ
ル)メチル〕−2−n−プロピル−4−メチルスルホキ
シルイミダゾール−5−カルボキシレート
を、m−クロロ過安息香酸(50%濃度)59mg(0.
17ミリモル)と一緒に、無水のCH2Cl2 10ml中
において−78℃で20分撹拌する。混合物を、10%
強度の酸性亜硫酸ナトリウム溶液10mlで処理し、室温
に加温し、そして相分離後、EAで抽出する。合した有
機相を、飽和Na2CO3溶液で洗浄し、Na2SO4上で
乾燥しそして濃縮する。標記化合物110mgが得られ
た。M.P. 65〜68℃、Rf(SiO2、EA)=
0.1、MS(FAB):575(M+M)。
ミノカルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−イ
ル)メチル〕−2−n−プロピル−4−メチルスルホキ
シルイミダゾール−5−カルボン酸
合物から得られる。実施例10からの化合物100mg
(0.17ミリモル)から出発して、標記化合物83mg
が得られた。M.P. 105〜108℃、Rf(Si
O2、EA)=0.1、MS(FAB):547(M+
M)。
ニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メチル〕
−2−n−プロピル−4−メチルスルホニルイミダゾー
ル−5−カルボキシレート
を、無水のCH2Cl2 20ml中において、m−クロロ
過安息香酸(50%濃度)443mg(1.28ミリモ
ル)と一緒に1時間還流下で加熱する。処理を実施例1
0の方法と同様にして実施しそして無色のフォーム状物
質として標記化合物364mgを得た。Rf(SiO2、
CH2Cl2/MeOH 9:1)=0.74、MS(FA
B):578(M+H)。
ニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メチル〕
−2−n−プロピル−4−メチルスルホニルイミダゾー
ル−5−カルボン酸
ら出発して、実施例2の方法により標記化合物84mgを
得た。M.P.156〜159℃、Rf(SiO2、CH
2Cl2/MeOH 9:1:0.2)=0.5、MS(F
AB):550(M+H)。
ルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メチ
ル〕−2−n−プロピル−4−メチルスルホニルイミダ
ゾール−5−カルボキシレート
(0.42ミリモル)を使用した実施例1(j)からの化
合物200mg(0.42ミリモル)の変換によって、標
記化合物170mgを得た。M.P.161〜162℃、
Rf(SiO2、EA)=0.43、MS(FAB):5
45(M+H)。
ルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メチ
ル〕−2−n−プロピル−4−メチルスルホニルイミダ
ゾール−5−カルボン酸
mg(0.11ミリモル)から出発して標記化合物56mg
を得た。M.P.131℃、Rf(SiO2、CH2Cl2
/MeOH 10:1)=0.2、MS(FAB):51
7(M+H)。
ルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メチ
ル〕−2−n−プロピル−4−メチルチオイミダゾール
−5−カルボキシレート
(0.42ミリモル)を使用して実施例1(j)からの化
合物200mg(0.42ミリモル)を変換して、標記化
合物150mgを得た。M.P.184℃、Rf(Si
O2、EA)=0.43、MS(FAB):557(M+
H)。
ルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メチ
ル〕−2−n−プロピル−4−メチルチオイミダゾール
−5−カルボン酸
出発して、実施例2の方法により標記化合物54mgを得
た。M.P.148℃、Rf(SiO2、CH2Cl2/M
eOH 10:1)=0.3、MS(FAB):529
(M+H)。
ニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メチル〕
−2−n−プロピル−4−メチルチオイミダゾール−5
−カルボキシレート
ル)を、ジエチレングリコールジメチルエーテル20ml
中で、K2CO3 293mg(2.12ミリモル)、ジメチ
ルジカーボネート106ml(1.06ミリモル)および
DMAP 53mgと一緒に2時間還流下で沸騰させる。
溶剤を回転蒸発器中で除去し、残留物をEA/KH2P
O4溶液で処理し、そして有機相を分離しそしてそれか
らNa2SO4上で乾燥した後、濃縮する。SiO2(E
A/ヘプタン 2:1)上のクロマトグラフィー処理に
より、標記化合物225mgを得た。M.P.146℃、
Rf(SiO2、EA)=0.37、MS(FAB):5
32(M+H)。
ニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メチル〕
−2−n−プロピル−4−メチルチオイミダゾール−5
−カルボン酸
50mg(0.263ミリモル)を処理して、標記化合物
110mgを得た。M.P.131℃、Rf(SiO2、C
H2Cl2/MeOH 10:1)=0.15、MS(FA
B):504(M+H)。
メチルアミノカルボニルアミノスルホニルビフェニル−
4−イル)メチル〕−2−n−プロピル−4−メチルチ
オイミダゾール−5−カルボキシレート
を、無水のCH2Cl220ml中で、ジヒドロキシベンゾ
トリアゾリルカーボネート(70%強度)408mg
(1.06ミリモル)およびピリジン85ml(1.06ミ
リモル)と一緒に、室温で2時間撹拌する。それから、
反応溶液を、シクロプロピルメチルアミン塩酸塩114
mg(1.06ミリモル)およびピリジン170ml(2.1
2ミリモル)と一緒に、再び2時間撹拌する。混合物
を、回転蒸発器中で濃縮し、残留物をEAにとりそして
EA相をNaHCO3溶液およびNaHSO4溶液で洗浄
し、Na2SO4上で乾燥しそして濃縮する。SiO
2(EA/ヘプタン 1:3)上でクロマトグラフィー処
理して、標記化合物72mgを得た。M.P.125℃、
Rf(SiO2、EA)=0.47MS(FAB):57
1(M+H)。
メチルアミノカルボニルアミノスルホニルビフェニル−
4−イル)メチル〕−2−n−プロピル−4−メチルチ
オイミダゾール−5−カルボン酸
08ミリモル)を加水分解して、標記化合物34mgを得
た。M.P.138℃、Rf(SiO2、CH2Cl2/M
eOH 9:1)=0.1、MS(FAB):543(M
+H)。
カルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メ
チル〕−2−n−プロピル−4−メチルチオイミダゾー
ル−5−カルボキシレート
(0.63ミリモル)で実施例1(j)からの化合物20
0mg(0.42ミリモル)を変換して、SiO2(EA/
ヘプタン 2:1)上のクロマトグラフィー処理後標記
化合物200mgを得た。M.P.144℃、Rf(Si
O2、EA)=0.54、MS(FAB):560(M+
H)。
カルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メ
チル〕−2−n−プロピル−4−メチルチオイミダゾー
ル−5−カルボン酸
合物から得られた。M.P.124℃、Rf(SiO2、
CH2Cl2/MeOH 10:1)=0.1、MS(FA
B):532(M+H)。
カルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メ
チル〕−2−n−プロピル−4−メチルチオイミダゾー
ル−5−カルボキシレート
633ミリモル)を使用して実施例1(j)からの化合物
200mg(0.42ミリモル)を変換して、SiO2(E
A/ヘプタン 2:1)上のクロマトグラフィー処理後
標記化合物250mgを得た。M.P.158℃、Rf
(SiO2、EA)=0.55、MS(FAB):608
(M+H)。
カルボニルアミノスルホニルビフェニル−4−イル)メ
チル〕−2−n−プロピル−4−メチルチオイミダゾー
ル−5−カルボン酸
合物から得られた。M.P.115℃、Rf(SiO2、
CH2Cl2/MeOH 15:1)=0.1、MS(FA
B):580(M+H)。
Claims (9)
- 【請求項1】 式(I) 【化1】 の化合物およびその生理学的に許容し得る塩。上記式に
おいて、各記号は次の意義を有する。 (a) R1は、(C1〜C3)−アルキルであり、 (b) R2は、1.(C1〜C6)−アルキル、 2.(C3〜C7)−シクロアルキル、 3.フェニルまたは 4.ベンジルであり、 (c) R3は、1.水素、 2.CH2OR5、 3.CO−R6または 4.O−R7であり、 (d) R4は、1.SO2NR7R8、 2.SO2−NR8−CO−NR7R9、 3.SO2−NH−COO−R7、 4.SO2−NH−SO2−NR7R9、 5.SO2−NH−CO−R7、 6.SO2−NH−SO2−R7または 7.SO2N=CH−N(CH3)2であり、 (e) R5は、1.水素または 2.(C1〜C6)−アルキルであり、 (f) R6は、1.水素または 2.OR7であり、 (g) R7およびR9は、同一または異なり、そして 1.水素、 2.(C1〜C6)−アルキル、 3.(C3〜C8)−シクロアルキル、 4.(C3〜C6)−シクロアルキル−(C1〜C3)−ア
ルキル、 5.(C6〜C12)−アリール、好ましくはフェニル、 6.(C6〜C10)−アリール−(C1〜C4)−アルキ
ル、 7.部分的または完全に水素添加されていてもよい(C
1〜C9)−ヘテロアリール、 8.(C1〜C9)−ヘテロアリール−(C1〜C3)−ア
ルキル(ヘテロアリール部分は部分的または完全に水素
添加されていてもよい)、 9.ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)−アルキ
ル、メトキシ、ニトロおよびシアノからなる系からの1
個または2個の同一または異なる基により置換された
5、6、7および8において上述したように定義された
基、 10.(C2〜C6)−アルケニルまたは(C3〜C6)−
アルケノイル、 11.(C3〜C8)−シクロアルケニル、 12.(C3〜C8)−シクロアルケニル−(C1〜C3)
−アルキル、 13.(C6〜C10)−アリール−(C3〜C6)−アル
ケニル、 14.(C1〜C9)−ヘテロアリール−(C3〜C6)−
アルケニルおよび 15.(C3〜C6)−アルキニルであり、 (h) R8は水素であり、 (i) nは0、1または2である。 - 【請求項2】 式(I)において、R1がエチルまたは
n−プロピルである請求項1記載の化合物またはその生
理学的に許容し得る塩。 - 【請求項3】 式(I)において、R1がn−プロピル
である請求項1記載の化合物またはその生理学的に許容
し得る塩。 - 【請求項4】 式(I)において、 R2が(C1〜C6)−アルキルであり、 R3がCOR6であり、 nが0に等しく、 R4がSO2−NH−CO−OR7、SO2−NHCO−N
HR7またはSO2−NH−CO−R7であり、 R6が水素またはOR7でありそしてR7が水素または
(C1〜C6)−アルキルに等しいものである請求項1〜
3の何れかの項記載の化合物およびその生理学的に許容
し得る塩。 - 【請求項5】 式(II) 【化2】 (式中、R1、R2、R3およびnは請求項1において定
義した通りである)の化合物を式(III) 【化3】 (式中、R4は請求項1において定義した通りでありそし
てUは、除去基である)の化合物でアルキル化し、場合
によっては一時的に導入された保護基を再び除去し、場
合によっては得られた式(I)のスルホンアミドを式
(I)のウレタンに変換し、場合によっては得られた式
(I)のスルホンアミドまたは得られた式(I)のウレ
タンを式(I)のスルホニル尿素に変換しそして場合に
よっては得られた式(I)の化合物をその生理学的に許
容し得る塩に変換することからなる請求項1記載の式
(I)の化合物およびその生理学的に許容し得る塩の製
法。 - 【請求項6】 医薬として使用するための請求項1〜4
の何れかの項記載の化合物。 - 【請求項7】 高血圧の治療における医薬として使用す
るための請求項1〜4の何れかの項記載の化合物。 - 【請求項8】 請求項1〜4の何れかの項記載の化合物
を含有する医薬製剤。 - 【請求項9】 請求項1記載の式(I)の化合物を、生
理学的に許容し得る賦形剤および必要に応じて他の添加
剤または補助剤と一緒に、適当な投与形態にすることか
らなる請求項8記載の組成物の製法。
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