JPH069495B2 - 食品の製造方法 - Google Patents

食品の製造方法

Info

Publication number
JPH069495B2
JPH069495B2 JP60170828A JP17082885A JPH069495B2 JP H069495 B2 JPH069495 B2 JP H069495B2 JP 60170828 A JP60170828 A JP 60170828A JP 17082885 A JP17082885 A JP 17082885A JP H069495 B2 JPH069495 B2 JP H069495B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
food material
ingredient
pasty
belt conveyor
paste
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60170828A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6232861A (ja
Inventor
千香子 保芦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHOBEI YK
Original Assignee
SHOBEI YK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHOBEI YK filed Critical SHOBEI YK
Priority to JP60170828A priority Critical patent/JPH069495B2/ja
Publication of JPS6232861A publication Critical patent/JPS6232861A/ja
Publication of JPH069495B2 publication Critical patent/JPH069495B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fish Paste Products (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、例えばかまぼこ、さつま揚げ、ハンバーグ、
油揚げ、お好み焼き、てんぷらなどに適用される食品の
製造方法に関する。
「従来技術およびその問題点」 かまぼこ、さつま揚げ、ハンバーグ、油揚げ、お好み焼
き、てんぷらなどの食品は、魚肉、畜肉、大豆蛋白、小
麦粉などを原料として食品素材を調整し、この食品素材
を所定形状に成形した、加熱処理して製造されている。
この場合、食品素材の成形には、押出し成形装置、ドラ
ム成形装置などが使用されている。また、加熱処理は、
蒸煮したり、油で揚げたり、焼いたりしている。
しかしながら、上記のような従来の製造方法において
は、成形の際、食品素材が密に固められるので、できた
製品のテクスチャーが硬く、良好な食感を得ることがで
きなかった。また、押出し成形装置や、ドラム成形装置
などの複雑な装置を必要とし、作業性も悪かった。
「発明の目的」 本発明の目的は、ソフトなテクスチャーを得ることがで
き、かつ、成形および加熱処理を連続的に作業性良く行
なうことができるようにした食品の製造方法を提供する
ことにある。
「発明の構成」 本発明の第1の発明は、ベルトコンベアの経路に沿っ
て、具の投下装置と、ペースト状食品素材の噴出装置
と、加熱装置とを順次配置し、ベルトコンベア上に、具
の投下装置から具を落下させ、この具にペースト状食品
素材の噴出装置からペースト状食品素材を噴出し、加熱
装置によって具及びペースト状食品素材を加熱すること
を特徴とする。
また、本発明の第2の発明は、ベルトコンベアの経路に
沿って、具の投下装置と、ペースト状食品素材の噴出装
置と、油の噴霧装置と、加熱装置とを順次配置し、ベル
トコンベア上に、具の投下装置から具を落下させ、この
具にペースト状食品素材の噴出装置からペースト状食品
素材を噴出し、更に油の噴霧装置から油を噴霧した後、
加熱装置によって具及びペースト状食品素材を加熱する
ことを特徴とする。
このように、本発明では、移動するベルトコンベア上に
具を落下させ、この具にペースト状食品素材を噴出し、
具及びペースト状食品素材を加熱して固化させることに
より、具が固化したペースト状食品素材によって一体化
された食品を作業性よく製造することができる。
そして、落下された具にペースト状食品素材を噴出堆積
させて成形するので、具及びペースト状食品素材が密に
固められることはなく、多孔質のような比較的粗い組織
となる。そして、これらの食品素材を加熱処理した場合
には、内部への熱のとおりがよく、均一に加熱すること
ができる。したがって、ソフトなテクスチャーを有する
製品が得られる。
また、落下された具にペースト状食品素材を噴出堆積さ
せて成形した後、油を塗布して加熱処理すると、油で揚
げたのと同様な製品とすることができる。この場合、具
及びペースト状食品素材が多孔質のような粗い組織を有
しているので、油は表面の凹凸の各部にいきわたり、均
一に油で揚げた状態となる。したがって、比較的さっぱ
りとした食感を得ることができる。
「発明の実施例」 第1図には、本発明の第1の発明を実施するための装置
の一例が示されている。この食品製造装置11は、ベルト
コンベヤ12を有し、このベルトコンベヤ12の経路に沿っ
て上方に、具の投下装置13、ペースト状食品素材の噴出
装置14および加熱装置15が順次配置されている。具の投
下装置13は、例えばごぼう、にんじん、たまねぎ、しい
たけ、しその葉等の野菜類や、かに、えび等の魚介類
や、豚肉、鳥肉、牛肉等の畜肉類や、マカロニ、チーズ
などの加工食品類をベルトコンベヤ12上に所定量ずつ投
下するようになっている。また、ペースト状食品素材の
噴出装置14は、例えば魚肉すり身、畜肉のひき肉、大豆
蛋白のペースト、小麦粉を練ったものなどのペースト状
食品素材を噴出するようになっている。噴出装置14とし
てより具体的には、スプレーガンなどを使用することが
できる。加熱装置15としては、例えば電熱ヒータ、熱風
装置(シュバンク)、スチーム、高周波加熱装置などが
使用できる。
この食品製造装置11を用いた本発明の実施例を説明する
と、まず、ベルトコンベヤ12上に投下装置13によって所
望の具16(例えば野菜の細切り)を所定量投下する。次
に、ベルトコンベヤ12を移動させて上記の具16を噴出装
置14の下方に位置させ、噴出装置14によってペースト状
食品素材17(例えば魚肉すり身)を噴出し、上記の具の
上に堆積させる。こうして、具16およびペースト状食品
素材17が混合した所定厚さのシート状成形物18が得られ
る。さらに、ベルトコンベヤ12を移動させて上記シート
状成形物18を加熱装置15の下方に位置させ、加熱装置15
によって加熱することにより、食品(例えばかまぼこ)
を得ることができる。こうして得られた食品は、均一に
加熱処理され、ソフトなテクスチャーを有している。
なお、噴出装置14と加熱装置15との間にしょうゆ等の調
味液の噴霧装置を配置してもよい。この場合、ペースト
状食品素材17として小麦粉を練ったものを使用し、噴出
装置14にて成形した後、調味液を噴霧して加熱処理すれ
ば、お好み焼きを製造することができる。
また、噴出装置14によりペースト状食品素材17を噴出す
る際、第2図に示すように、ベルトコンベヤ12上に凹部
19を形成しておき、ペースト状食品素材17を凹部19の内
部に堆積させることもできる。また、第3図に示すよう
に、噴出装置14のノズル先端にガイド部材20を配置し、
ペースト状食品素材17をガイド部材20の形状に沿って堆
積させることもできる。
本発明の第1の発明は、さらに次のような態様で実施す
ることもできる。すなわち、ベルトコンベヤ12の経路に
沿って、具の投下装置13およびペースト状食品素材の噴
出装置14を交互に配置し、具16とペースト状食品素材17
とが交互に積層された多層構造の成形物18を得た後、加
熱装置15で加熱してもよい。あるいは、投下装置13によ
り具を投下し、噴出装置14によりペースト状食品素材17
を噴出堆積させ、加熱装置15により加熱する工程を繰り
返すことにより、多層構造の製品を得ることもできる。
第4図には、本発明の第2+の発明を実施するための装
置の一例が示されている。この食品製造装置21は、第1
図に示した食品製造装置11と基本的に同様であるが、ペ
ースト状食品素材の噴出装置14と加熱装置15との間に油
の噴霧装置22が配置されている。
この食品製造装置21を用いた本発明の実施例を説明する
と、まず、ベルトコンベヤ12上に投下装置13によって所
望の具16(例えば野菜の細切り)を所定量投下する。次
に、ベルトコンベヤ12を移動させて上記の具16をペース
ト状食品素材の噴出装置14の下方に位置させ、噴出装置
14によってペースト状食品素材17(例えば魚肉すり身)
を噴出し、上記の具の上に堆積させる。こうして、具16
およびペースト状食品素材17が混合した所定厚さのシー
ト状成形物18が得られる。次に、ベルトコンベヤ12を移
動させて上記シート状成形物18を油の噴霧装置22の下方
に位置させ、油の噴霧装置22によってシート状成形物18
に所定量の油を噴霧する。さらに、ベルトコンベヤ12を
移動させて上記シート状成形物18を加熱装置15の下方に
位置させ、加熱装置15によって加熱することにより、食
品(例えばさつま揚げ)を得ることができる。こうして
得られた食品は、油の噴霧装置22によって調整された適
当量の油が均一に塗布され、しかも均一に加熱処理され
ている。したがって、さっぱりとした食感とソフトなテ
クスチャーを有している。
なお、上記において、ペースト状食品素材17としてひき
肉を使用すればハンバーグを製造することができ、ペー
スト状食品素材17として大豆蛋白のペーストを用いれば
油揚げを製造することができ、ペースト状食品素材17と
して小麦粉を練ったものを使用すればてんぷらを製造す
ることができる。また、ペースト状食品素材の噴出装置
14と加熱装置15との間に、油の噴霧装置22と共に調味液
の噴霧装置等を配置してもよい。
本発明の第2の発明は、さらに次のような態様で実施う
することもできる。すなわち、ベルトコンベヤ12の経路
に沿って、ペースト状食品素材の噴出装置14と油の噴霧
装置22とを交互に配置し、ペースト状食品素材17と油と
が交互に積層された成形物18を得た後、加熱処理しても
よく、それによってペースト状食品素材17が薄く重なっ
たパイのような食品を得ることができる。また、噴出装
置14によりペースト状食品素材17を噴出成形し、噴霧装
置22により油を塗布し、加熱装置15により加熱する工程
を複数回繰り返すことによっても同様な製品を得ること
ができる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、ベルトコンベア
上に落下させた具にペースト状食品素材を噴出堆積させ
て成形するので、具及びペースト状食品素材が密に固め
られることはなく、多孔質のような比較的粗い組織とな
る。したがって、これらを加熱処理すると、内部への熱
のとおりがよく、均一に加熱され、ソフトなテクスチャ
ーを有する製品が得られる。また、ベルトコンベア上に
落下させた具にペースト状食品素材を噴出堆積させて成
形した後、油を塗布して加熱処理すると、具及びペース
ト状食品素材が多孔質のような粗い組織を有しているの
で、油は表面の凹凸の内部にいきわたり、均一に油で揚
げた状態となる。したがって、比較的さっぱりとした食
感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための装置の一例を示す概略
正面図、第2図は食品素材の噴出方法の他の例を示す斜
視図、第3図は食品素材の噴出方法のさらに他の例を示
す断面図、第4は本発明を実施するための装置の他の例
を示す概略正面図である。 図中、11は食品製造装置、12はベルトコンベヤ、13は具
の投下装置、14はペースト状食品素材の噴出装置、15は
加熱装置、16は具、17はペースト状食品素材、18はシー
ト状成形物、21は食品製造装置、22は油の噴霧装置であ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルトコンベア(12)の経路に沿って、具の
    投下装置(13)と、ペースト状食品素材の噴出装置(14)
    と、加熱装置(15)とを順次配置し、ベルトコンベア(12)
    上に、具の投下装置(13)から具(16)を落下させ、この具
    (16)にペースト状食品素材の噴出装置(14)からペースト
    状食品素材(17)を噴出し、加熱装置(15)によって具(16)
    及びペースト状食品素材(17)を加熱することを特徴とす
    る食品の製造方法。
  2. 【請求項2】前記具(16)が、野菜類、魚介類、畜肉類及
    び加工食品類から選ばれた少なくとも一種であり、前記
    ペースト状食品素材(17)が、魚肉すり身、畜肉のひき
    肉、大豆蛋白ペースト及び小麦粉を練ったものから選ば
    れた一種である特許請求の範囲第1項記載の食品の製造
    方法。
  3. 【請求項3】ベルトコンベア(12)の経路に沿って、具の
    投下装置(13)と、ペースト状食品素材の噴出装置(14)
    と、油の噴霧装置(22)と、加熱装置(15)とを順次配置
    し、ベルトコンベア(12)上に、具の投下装置(13)から具
    (16)を落下させ、この具(16)にペースト状食品素材の噴
    出装置(14)からペースト状食品素材(17)を噴出し、更に
    油の噴霧装置(22)から油を噴霧した後、加熱装置(15)に
    よって具(16)及びペースト状食品素材(17)を加熱するこ
    とを特徴とする食品の製造方法。
  4. 【請求項4】前記具(16)が、野菜類、魚介類、畜肉類及
    び加工食品類から選ばれた少なくとも一種であり、前記
    ペースト状食品素材(17)が、魚肉すり身、畜肉のひき
    肉、大豆蛋白ペースト及び小麦粉を練ったものから選ば
    れた一種である特許請求の範囲第3項記載の食品の製造
    方法。
JP60170828A 1985-08-02 1985-08-02 食品の製造方法 Expired - Lifetime JPH069495B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60170828A JPH069495B2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02 食品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60170828A JPH069495B2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02 食品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6232861A JPS6232861A (ja) 1987-02-12
JPH069495B2 true JPH069495B2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=15912081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60170828A Expired - Lifetime JPH069495B2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02 食品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH069495B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0811050B2 (ja) * 1987-04-27 1996-02-07 有限会社松兵衛 カニ足かまぼこの製造方法
FR2840159B1 (fr) 2002-05-29 2004-07-23 Nijal Procede et dispositifs de fabrication de steaks haches fourres d'une garniture

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130557A (en) * 1975-05-08 1976-11-12 Osaki Suisan Kk Method of producing fish meat paste product

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6232861A (ja) 1987-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH119241A (ja) パスタと充填物を含むカプセル化された栄養物
JPH069495B2 (ja) 食品の製造方法
JP2010081895A (ja) 蒲焼風魚肉練製品の製造方法
JPS6075259A (ja) うなぎ風味蒲焼きの製造方法
JPS5910175B2 (ja) こんにゃくの製造装置
JPS60168353A (ja) 層状冷凍食品の製造方法
JPH09191859A (ja) 蒲鉾せんべいの製造法
JP3548515B2 (ja) 成形肉加工食品の製造方法
JP3506402B2 (ja) 具材入り練り製品の製造方法及びその製造装置
KR20180134618A (ko) 맛살 제조 장치 및 이를 이용한 맛살 제조 방법
JPH0657114B2 (ja) 焼成ライス食品の製造方法
EP0402178A2 (en) Vegetable product
KR101784087B1 (ko) 맛살 제조장치, 제조방법 및 이로부터 제조된 맛살
JP2002354995A (ja) ピザ風焼おむすびの製造方法
JPH01281062A (ja) 竹輪の製造方法
JPH0130073Y2 (ja)
KR20060046061A (ko) 가공식품, 가공식품 제조 시스템 및 제조방법
JPH0319759Y2 (ja)
JPS60192549A (ja) えびせんべいの製造法
KR100452275B1 (ko) 양념 김 및 그의 제조 방법
JPH11137215A (ja) 魚肉調理食品の製造法
CN113749210A (zh) 一种干吃面及其制备方法
JP2003102400A (ja) 食品製造方法
JP2001231455A (ja) フライ菓子及びその製造方法
JPH08140579A (ja) 魚を模したおかき及びその製造方法