JPH0694296B2 - ワ−クの乗り換え装置 - Google Patents

ワ−クの乗り換え装置

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JPH0694296B2
JPH0694296B2 JP61298319A JP29831986A JPH0694296B2 JP H0694296 B2 JPH0694296 B2 JP H0694296B2 JP 61298319 A JP61298319 A JP 61298319A JP 29831986 A JP29831986 A JP 29831986A JP H0694296 B2 JPH0694296 B2 JP H0694296B2
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JP
Japan
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transfer device
transfer
hanger
work
hangers
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61298319A
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English (en)
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JPS63154512A (ja
Inventor
茂雄 土屋
茂男 小坂井
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Chuo Seisakusho KK
Original Assignee
Chuo Seisakusho KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はめっき処理ラインとその供給取出ラインとの間
のワークの乗り換え装置に関するものである。
(従来の技術) めっき処理ラインのハンガーに対してワークを自動的に
着脱するため、これと逆方向に移動する供給取出ライン
を設け、両者間を移動する移送ハンガーによって供給取
出ラインのハンガーからワークをめっき処理ラインへ移
送し、また処理済みのワークを供給取出ラインへ取出す
ことは広く知られている。ところがめっき処理ラインの
ハンガーは同時に2個ずつのワークが処理できるように
2列にされていることが多く、これに対して供給取出ラ
インはワークの着脱の都合上単列の場合がほとんどであ
るから、第5図に示すように2個ずつのワークを単純に
多送する方法では供給取出ラインに取出されたワークの
前後の順番が混乱することが避けられなかった。このた
め、例えば特開昭61-155123号公報に示されるように、
両者間に1ピッチ分だけめっき処理ラインと同速度で移
動する中間コンベアを設けてワークの順序の狂いを防止
する方法も提案されているが、このための余分なスペー
スが必要となるうえ、ワークを一旦この中間コンベア上
へ置く必要があるので機構が複雑化するうえに、乗せ換
えに時間がかかるという問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はこのような従来の問題点を解決して、余分なス
ペースを必要とせず、またワークを途中で中間コンベア
等に置く必要もなく、しかもめっき処理ラインが複列で
供給取出ラインが単列である場合にもワークを供給した
とおりの正しい順番で取出すことができるワークの乗り
越え装置を目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は2列のハンガーによりワークを間歇的に循環移
送する第1移送装置と、これと逆方向に移動する単列の
ハンガーによりワークを間歇的に移送する第2移送装置
との下方にレールを設け、このレール上には上面に上記
2列のハンガーの間隔に等しい間隔で2つの移送用フッ
クを昇降自在に設けた走行台車を設置し、この走行台車
は前記2つの移送用フックがそれぞれ第1移送装置のハ
ンガーの下方に位置する位置と、一方の移送用フックが
第2移送装置のハンガーの下方に位置する位置と、他方
の移送用フックが第2移送装置のハンガーの下方に位置
する位置との3位置間を往復動自在としたことを特徴と
するものである。
(実施例) 次に本発明を図示の実施例によって更に詳細に説明する
と、第1図〜第4図において(1)はめっき処理装置側
の第1移送装置、(2)は供給取出ライン側の第2移送
装置である。第1移送装置(1)は2列のハンガー
(3)、(4)を持ち矢印方向に間歇的に移動し、ワー
クを循環移送するもので、また第2移送装置(2)はこ
れと逆方向に間歇的に移動する単列のハンガー(5)を
持ち、ワークを移送するものである。
第3図に示されるように、供給位置(A)と取出位置
(B)の下方にはこれらの第1移送装置(1)と第2移
送装置(2)とを結ぶレール(6)が設けられており、
このレール(6)上には上面に2つの移送用フック
(7)、(8)を個別に昇降自在に設けた走行台車
(9)が設置されている。そして、この走行台車(9)
は前記2つの移送用フック(7)、(8)がそれぞれ第
1移送装置(1)のハンガー(3)、(4)の下方に位
置する第1の位置と、一方の移送用フック(7)が第2
移送装置(2)のハンガー(5)の下方に位置する第2
の位置と、他方の移送用フック(8)が第2移送装置
(2)のハンガー(5)の下方に位置する第3の位置と
の3位置間を往復動自在とするものであり、また、前記
2つの移送用フック(7)、(8)の間隔は第1移送装
置(1)の2列のハンガー(3)、(4)の間隔と等し
くされている。さらに、走行台車(9)は中央部をくぼ
ませて第1移送装置(1)のハンガー(4)に吊された
ワークと衝突することなく第1移送装置(1)のハンガ
ー(3)、(4)の下方に位置する内部にまで移送用フ
ック(7)、(8)が進入することができ、また第2移
送装置(2)のハンガー(5)に吊されたワークと衝突
することなく第2移送装置(2)のハンガー(5)の下
方に移送用フック(7)、(8)が位置できる内部にま
で進入することができる構造となっている。
(作用) このように構成された本発明のワークの乗り換え装置は
次のとおり作動する。
先ず第1図に示されるように、第2移送装置(2)の単
列のハンガー(5)に、、の順序で吊されたワー
クのうち、のワークが供給位置(A)に達したとき、
走行台車(9)の移送用フック(7)が第2移送装置
(2)のハンガー(5)の下方に位置する内部にまで進
入させ、第1移送装置(1)に近い側の移送用フック
(7)を上昇させてのワークを第2移送装置(2)の
ハンガー(5)から取外すとともに移送用フック(7)
に掛止する。本発明の走行台車(9)は中央部をくぼま
せており、第2移送装置(2)と走行台車(9)とは互
いに干渉することがなく移送用フック(7)をハンガー
(5)の下方に移動させることができるので、移送用フ
ック(7)に掛止したワークを取出すことができる。次
に走行台車(9)をわずかに後退させてその上方をワー
クが移動できるようにし、第2移送装置(2)を1ピッ
チ分だけ移動させると第2図のようにのワークが供給
装置(A)に達するので、このとき走行台車(9)の他
方の移送用フック(8)を上昇させてのワークを移送
用フック(8)に掛止する。そしてこの状態のまま走行
台車(9)を第1移送装置(1)の下側内部にまで進入
させ、移送用フック(7)、(8)のワーク、を第
1移送装置(1)の複列のハンガー(3)、(4)の若
干上方に位置させたうえ、移送用フック(7)、(8)
を下降させてワーク、をハンガー(3)、(4)に
掛止させる。この動作を繰返えせば、第1図に示される
ように、、、の順序で整列した状態で第1移送
装置(1)の複列のハンガー(3)、(4)にワークが
供給されることとなる。
また第1移送装置(1)のハンガー(3)、(4)から
第2移送装置(2)へワークを取出す場合には、第1図
に示すように奥側のハンガー(3)と手前側のハンガー
(4)とに吊下げられていた2個のワークを走行台車
(9)の2つの移送用フック(7)、(8)により同時
に持上げ、次に走行台車(9)を第2移送装置(2)の
ハンガー(5)の下方まで移動させて第1移送装置
(1)に近い側の移送用フック(7)のワークを第2
移送装置(2)のハンガー(5)に供給する。次に走行
台車(9)をわずかに戻して第2移送装置(2)が1ピ
ッチ移動するのを待ち、次のハンガー(5)に移送用フ
ック(8)のワークを供給する。この結果第1図に示
されるように、第2移送装置(2)のハンガー(5)に
はワークを、、、の順で整列させて取出すこと
が可能となる。
このように本発明によれば、2つの移送用フック
(7)、(8)がそれぞれ第1移送装置(1)のハンガ
ー(3)、(4)の下方に位置する位置と、一方の移送
用フック(7)が第2移送装置(2)のハンガー(5)
の下方に位置する位置と、他方の移送用フック(8)が
第2移送装置(2)のハンガー(5)の下方に位置する
位置との間で走行台車(9)を往復動させることにより
単列のラインから複列のラインへ順序を全く狂わせずに
ワークを供給することができ、また再び単列のライン上
へ正しい順序で取出すことができることとなる。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、単列の供給
取出ラインから正しい順序でワークを複列のめっき処理
ラインへ供給し、再び正しい順序で単列の供給取出ライ
ン上へ取り出すことができるものであるから、多種のワ
ークを同時にめっき処理するラインに用いるに極めて好
適なものである。よって本発明は従来の問題点を解消し
たワークの乗り越え装置として、業界に寄与するところ
は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の配置を示す概略的な配置図、
第2図は移送の手順を説明する同じく要部の配置図、第
3図は供給位置における正面図、第4図はその左側面
図、第5図は従来装置の作動を説明する配置図である。 (1):第1移送装置、(2):第2移送装置、
(3)、(4):2列のハンガー、(5):単列のハンガ
ー、(6):レール、(7)、(8):移送用フック、
(9):走行台車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2列のハンガー(3)、(4)によりワー
    クを間歇的に循環移送する第1移送装置(1)と、これ
    と逆方向に移動する単列のハンガー(5)によりワーク
    を間歇的に移送する第2移送装置(2)との下方にレー
    ル(6)を設け、このレール(6)上には上面に上記2
    列のハンガー(3)、(4)の間隔に等しい間隔で2つ
    の移送用フック(7)、(8)を昇降自在に設けた走行
    台車(9)を設置し、この走行台車(9)は前記2つの
    移送用フック(7)、(8)がそれぞれ第1移送装置
    (1)のハンガー(3)、(4)の下方に位置する位置
    と、一方の移送用フック(7)が第2移送装置(2)の
    ハンガー(5)の下方に位置する位置と、他方の移送用
    フック(8)が第2移送装置(2)のハンガー(5)の
    下方に位置する位置との3位置間を往復動自在としたこ
    とを特徴とするワークの乗り換え装置。
JP61298319A 1986-12-15 1986-12-15 ワ−クの乗り換え装置 Expired - Lifetime JPH0694296B2 (ja)

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JPS63154512A JPS63154512A (ja) 1988-06-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0776052B2 (ja) * 1989-07-21 1995-08-16 ブラザー工業株式会社 コンベアシステム
JP5088821B2 (ja) * 2007-12-27 2012-12-05 株式会社椿本チエイン トロリーコンベヤ用移載機構

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JPS5079083A (ja) * 1973-11-16 1975-06-27
JPS536669U (ja) * 1976-07-02 1978-01-20
JPH0613370B2 (ja) * 1984-12-27 1994-02-23 上村工業株式会社 ワ−クの乗換え方法

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