JPH0692895A - 瞬間接着剤用カレキサレン化合物及びその製造方法 - Google Patents
瞬間接着剤用カレキサレン化合物及びその製造方法Info
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- JPH0692895A JPH0692895A JP4268193A JP26819392A JPH0692895A JP H0692895 A JPH0692895 A JP H0692895A JP 4268193 A JP4268193 A JP 4268193A JP 26819392 A JP26819392 A JP 26819392A JP H0692895 A JPH0692895 A JP H0692895A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シアノアクリレートモノマー系瞬間接着剤の
適用における優れた固化促進作用を呈するカレキサレン
化合物を提供する。 【構成】 一般式: (式中、R1はアルキル、アルコキシ、置換アルキル、
または置換アルコキシであり、R2はH、またはアルキ
ルである。またnは4、6、または8である。)で表わ
される瞬間接着剤用カレキサレン化合物。
適用における優れた固化促進作用を呈するカレキサレン
化合物を提供する。 【構成】 一般式: (式中、R1はアルキル、アルコキシ、置換アルキル、
または置換アルコキシであり、R2はH、またはアルキ
ルである。またnは4、6、または8である。)で表わ
される瞬間接着剤用カレキサレン化合物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シアノアクリレート瞬
間接着剤の促進剤として有用なカレキサレン(cali
xarene)化合物及びその製造方法に関するもので
ある。
間接着剤の促進剤として有用なカレキサレン(cali
xarene)化合物及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許公開公報第2,8
16,836号には重合促進剤としてクラウンエーテル
を使用するシアノアクリレート接着剤組成物が記載され
ている。このような組成物は、シアノアクリレートの重
合を禁止する木材のような酸性表面を接着するために有
用である。
16,836号には重合促進剤としてクラウンエーテル
を使用するシアノアクリレート接着剤組成物が記載され
ている。このような組成物は、シアノアクリレートの重
合を禁止する木材のような酸性表面を接着するために有
用である。
【0003】しかし、クラウンエーテルは猛毒性である
ことが知られており、それに曝されると中枢神経系の障
害、睾丸萎縮等を生じることが報告されている。ビー・
ケー・ジェイ・レオング(Leong,B.K.
J.)、ケミカル・エンジニアリング・ニューズ(Ch
em.Eng.News)、53,5(1975)。さ
らに、伝えられるところではそのような促進剤は合成が
非常に困難であり、分子間結合(intermolec
ularlinkage)を形成する傾向があるために
所望の製品は低収率でしか供給されない。したがって、
木材接着の用途に適したシアノアクリレート促進剤の代
替品が必要である。
ことが知られており、それに曝されると中枢神経系の障
害、睾丸萎縮等を生じることが報告されている。ビー・
ケー・ジェイ・レオング(Leong,B.K.
J.)、ケミカル・エンジニアリング・ニューズ(Ch
em.Eng.News)、53,5(1975)。さ
らに、伝えられるところではそのような促進剤は合成が
非常に困難であり、分子間結合(intermolec
ularlinkage)を形成する傾向があるために
所望の製品は低収率でしか供給されない。したがって、
木材接着の用途に適したシアノアクリレート促進剤の代
替品が必要である。
【0004】米国特許第4,170,585号明細書に
は、ある種のポリエチレングリコール、またはポリ(エ
チレンオキシ)官能性界面活性剤が木材接着用促進剤と
して作用するシアノアクリレート組成物が記載されてい
る。しかしながら、そのような化合物はシアノアクリレ
ートモノマーの重合を自発させる水、及び他の除去困難
な物質を含有する傾向があるという、伝えられる欠点を
有している。
は、ある種のポリエチレングリコール、またはポリ(エ
チレンオキシ)官能性界面活性剤が木材接着用促進剤と
して作用するシアノアクリレート組成物が記載されてい
る。しかしながら、そのような化合物はシアノアクリレ
ートモノマーの重合を自発させる水、及び他の除去困難
な物質を含有する傾向があるという、伝えられる欠点を
有している。
【0005】米国特許第4,377,490号明細書
は、シアノアクリレートによる木材接着製品の初期強度
(initial strength)を改良するとい
われる、芳香族、及び脂肪族ポリオールとポリエーテル
との混合物を開示している。
は、シアノアクリレートによる木材接着製品の初期強度
(initial strength)を改良するとい
われる、芳香族、及び脂肪族ポリオールとポリエーテル
との混合物を開示している。
【0006】米国特許第4,386,193号明細書
は、クラウンエーテル促進剤の代替品として、ある種の
3、または4アーム(arm)ポリオールポダンド(p
odand)化合物を開示している。
は、クラウンエーテル促進剤の代替品として、ある種の
3、または4アーム(arm)ポリオールポダンド(p
odand)化合物を開示している。
【0007】特開昭57−70171号公報は、ポリエ
ーテル置換基を含有する、ある種のポリオルガノシロキ
サン化合物を木材接着用のシアノアクリレート組成物の
ための添加剤として使用することを提案している。ケミ
カル・アブストラクツ(Chem.Abstract
s)、97 145913nは、急速接着性シアノアク
リレート組成物中でのヒドロキシ−末端ポリ(ジメチル
シロキサン)の使用について報告している。
ーテル置換基を含有する、ある種のポリオルガノシロキ
サン化合物を木材接着用のシアノアクリレート組成物の
ための添加剤として使用することを提案している。ケミ
カル・アブストラクツ(Chem.Abstract
s)、97 145913nは、急速接着性シアノアク
リレート組成物中でのヒドロキシ−末端ポリ(ジメチル
シロキサン)の使用について報告している。
【0008】西ドイツ国特許公開公報第3,006,0
71号は、シアノアクリレート組成物中においてある種
のフラン誘導体がクラウンエーテルと共に共促進剤とな
ることを開示している。
71号は、シアノアクリレート組成物中においてある種
のフラン誘導体がクラウンエーテルと共に共促進剤とな
ることを開示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、木材、及び
皮革、セラミックス、プラスチック、及びクロム酸塩溶
液処理、または酸性酸化物表面を有する金属のような、
他の不活性化表面を接着するためのシアノアクリレート
組成物に有用な新規促進剤を提供することにある。
皮革、セラミックス、プラスチック、及びクロム酸塩溶
液処理、または酸性酸化物表面を有する金属のような、
他の不活性化表面を接着するためのシアノアクリレート
組成物に有用な新規促進剤を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、標準的なシア
ノアクリレート接着剤処方に対する促進剤として、シア
ノアクリレートモノマーに対して安定なカレキサレン化
合物に関する。そのカレキサレン化合物は、好ましくは
組成物の重量基準で約0.1〜1%のレベルで使用され
る。
ノアクリレート接着剤処方に対する促進剤として、シア
ノアクリレートモノマーに対して安定なカレキサレン化
合物に関する。そのカレキサレン化合物は、好ましくは
組成物の重量基準で約0.1〜1%のレベルで使用され
る。
【0011】本発明において特に有用なカレキサレン化
合物は、次の化学式2
合物は、次の化学式2
【0012】
【化2】 (式中、R1はアルキル、アルコキシ、置換アルキル、
または置換アルコキシであり、R2はH、またはアルキ
ルである。またnは4、6、または8である。)で表わ
されるものである。
または置換アルコキシであり、R2はH、またはアルキ
ルである。またnは4、6、または8である。)で表わ
されるものである。
【0013】
【作用】上記した本発明のα−シアノアクリレートタイ
プ接着剤組成物は、次の化学式3
プ接着剤組成物は、次の化学式3
【0014】
【化3】 [式中、R3は(ハロゲン原子、またはアルコキシ基の
ような置換基で置換されていてもよい)炭素原子数1〜
12の直鎖、または分枝鎖アルキル基、炭素原子数2〜
12の直鎖、または分枝鎖アルケニル基、炭素原子数2
〜12の直鎖、または分枝鎖アルキニル基、シクロアル
キル基、アラルキル基、またはアリール基を表わす]で
示されるα−シアノアクリレートモノマーを含有する。
ような置換基で置換されていてもよい)炭素原子数1〜
12の直鎖、または分枝鎖アルキル基、炭素原子数2〜
12の直鎖、または分枝鎖アルケニル基、炭素原子数2
〜12の直鎖、または分枝鎖アルキニル基、シクロアル
キル基、アラルキル基、またはアリール基を表わす]で
示されるα−シアノアクリレートモノマーを含有する。
【0015】上記化学式3中のR3基の具体例には、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、アリル(allyl)基、メタリル基、クロチル
基、プロパルギル基、シクロヘキシル基、ベンジル基、
フェニル基、クレジル基、2−クロロエチル基、3−ク
ロロプロピル基、2−クロロブチル基、トリフルオロエ
チル基、2−メトキシエチル基、3−メトキシブチル
基、及び2−エトキシエチル基が挙げられる。
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、アリル(allyl)基、メタリル基、クロチル
基、プロパルギル基、シクロヘキシル基、ベンジル基、
フェニル基、クレジル基、2−クロロエチル基、3−ク
ロロプロピル基、2−クロロブチル基、トリフルオロエ
チル基、2−メトキシエチル基、3−メトキシブチル
基、及び2−エトキシエチル基が挙げられる。
【0016】本発明の化合物が促進剤として用いられる
瞬間接着剤成分の好ましいモノマーはエチルシアノアク
リレートである。α−シアノアクリレート単独、または
こうしたα−シアノアクリレートの2種以上の混合物が
使用できる。一般に、接着剤としては上記のα−シアノ
アクリレートのみでは十分ではなく、次に示す成分が時
々添加される。
瞬間接着剤成分の好ましいモノマーはエチルシアノアク
リレートである。α−シアノアクリレート単独、または
こうしたα−シアノアクリレートの2種以上の混合物が
使用できる。一般に、接着剤としては上記のα−シアノ
アクリレートのみでは十分ではなく、次に示す成分が時
々添加される。
【0017】(1) アニオン重合禁止剤 (2) ラジカル重合禁止剤 (3) 濃化剤 (4) 可塑剤、熱安定化剤のような特殊添加剤 (5) 香料、染料、顔料等。
【0018】接着剤組成物中のα−シアノアクリレート
モノマーの適量は、接着剤組成物の全重量基準で約80
〜99.9重量%、好ましくは90〜99.9重量%で
ある。
モノマーの適量は、接着剤組成物の全重量基準で約80
〜99.9重量%、好ましくは90〜99.9重量%で
ある。
【0019】アニオン重合禁止剤はα−シアノアクリレ
ートタイプ接着剤組成物に対して例えば該組成物の全重
量基準で約1〜1000ppmの量添加され、貯蔵中の
接着剤組成物の安定性を増加させる。公知の禁止剤の例
としては二酸化硫黄、芳香族スルホン酸、脂肪族スルホ
ン酸、スルトン(sultones)、二酸化炭素が挙
げられる。
ートタイプ接着剤組成物に対して例えば該組成物の全重
量基準で約1〜1000ppmの量添加され、貯蔵中の
接着剤組成物の安定性を増加させる。公知の禁止剤の例
としては二酸化硫黄、芳香族スルホン酸、脂肪族スルホ
ン酸、スルトン(sultones)、二酸化炭素が挙
げられる。
【0020】ラジカル重合禁止剤の適例にはハイドロキ
ノン、ハイドロキノンモノメチルエーテルが含まれる。
ラジカル重合禁止剤は貯蔵中に光によって生成するラジ
カルを捕捉する目的のため、接着剤組成物の全重量基準
で例えば約1〜5000ppmの量添加される。
ノン、ハイドロキノンモノメチルエーテルが含まれる。
ラジカル重合禁止剤は貯蔵中に光によって生成するラジ
カルを捕捉する目的のため、接着剤組成物の全重量基準
で例えば約1〜5000ppmの量添加される。
【0021】濃化剤はα−シアノアクリレートタイプ接
着剤組成物の粘度を増加させるために添加される。α−
シアノアクリレートモノマーは一般に約数センチポイズ
という低粘度を有しており、そのために接着剤は木材、
皮革のような多孔質材料、または粗い表面を有する被着
体中へと浸透する。したがって、良好な接着強度を得る
ことは困難である。
着剤組成物の粘度を増加させるために添加される。α−
シアノアクリレートモノマーは一般に約数センチポイズ
という低粘度を有しており、そのために接着剤は木材、
皮革のような多孔質材料、または粗い表面を有する被着
体中へと浸透する。したがって、良好な接着強度を得る
ことは困難である。
【0022】種々のポリマーが濃化剤として使用され、
その例にはポリ(メチルメタクリレート)、メタクリレ
ートタイプコポリマー、アクリルゴム、セルロース誘導
体、ポリ酢酸ビニル、及びポリ(α−シアノアクリレー
ト)が包含される。濃化剤の適量は接着剤組成物の全重
量基準で一般に約20重量%、またはそれ以下である。
その例にはポリ(メチルメタクリレート)、メタクリレ
ートタイプコポリマー、アクリルゴム、セルロース誘導
体、ポリ酢酸ビニル、及びポリ(α−シアノアクリレー
ト)が包含される。濃化剤の適量は接着剤組成物の全重
量基準で一般に約20重量%、またはそれ以下である。
【0023】1983年8月31日に出願された米国特
許願第528,275号中で開示されるように、ポリジ
アルキルシロキサン、またはトリアルキルシランによっ
て処理されたフュームドシリカもまたシアノアクリレー
ト濃化剤として有効に使用できる。また、可塑剤、香
料、染料、顔料等を、使用目的に応じてα−シアノアク
リレートモノマーの安定性に悪影響を与えない量で添加
することができる。そのような添加剤の使用はシアノア
クリレート接着剤技術の当業者にとって慣用技術であ
り、ここで詳細に説明する必要はない。
許願第528,275号中で開示されるように、ポリジ
アルキルシロキサン、またはトリアルキルシランによっ
て処理されたフュームドシリカもまたシアノアクリレー
ト濃化剤として有効に使用できる。また、可塑剤、香
料、染料、顔料等を、使用目的に応じてα−シアノアク
リレートモノマーの安定性に悪影響を与えない量で添加
することができる。そのような添加剤の使用はシアノア
クリレート接着剤技術の当業者にとって慣用技術であ
り、ここで詳細に説明する必要はない。
【0024】カレキサレン化合物は公知であり、シー・
グッチエ(C.Cutsche)によりアカウンツ・オ
ブ・ケミカル・リサーチ(Acc.Chem.Re
s.)16,161〜170(1983)に記載された
方法、及びそこに引用された参考文献の方法により容易
に合成することができ、これらの適切な開示はここに参
考文献として引用される。
グッチエ(C.Cutsche)によりアカウンツ・オ
ブ・ケミカル・リサーチ(Acc.Chem.Re
s.)16,161〜170(1983)に記載された
方法、及びそこに引用された参考文献の方法により容易
に合成することができ、これらの適切な開示はここに参
考文献として引用される。
【0025】本発明のカレキサレン化合物の合成方法を
後記の実施例1、2で示す。好ましい化合物は前記化学
式2においてR1がOC2H5、R2がH、またはt−
ブチル、nが4、または6のものである。他の適当な化
合物には化学式2においてR1がメトキシまたはメチル
であるものが包含される。
後記の実施例1、2で示す。好ましい化合物は前記化学
式2においてR1がOC2H5、R2がH、またはt−
ブチル、nが4、または6のものである。他の適当な化
合物には化学式2においてR1がメトキシまたはメチル
であるものが包含される。
【0026】
【実施例】本発明は次の実施例により一層理解されよ
う。 実施例1 37,38,39,40,41,42−ヘキサ−(2−
オキソ−2−エトキシ)−エトキシカリクス[6]アレ
ンの合成:ディーン・シュタルク管(Dean−Sta
rk trap)を備えた1lフラスコ中で、パラ−t
ert−ブチルフェノール30g、パラホルムアルデヒ
ド12g、水酸化ルビジウムの5N水溶液18ml、キ
シレン300mlを5時間還流した。冷却した沈殿物を
ろ別し、クロロホルム900ml中に懸濁させ、1N塩
酸水溶液300mlで洗滌した。有機層を分離、水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、300mlまで濃
縮した。メタノールを加えると収率52%に相当するヘ
キサマーの沈殿が生じた。
う。 実施例1 37,38,39,40,41,42−ヘキサ−(2−
オキソ−2−エトキシ)−エトキシカリクス[6]アレ
ンの合成:ディーン・シュタルク管(Dean−Sta
rk trap)を備えた1lフラスコ中で、パラ−t
ert−ブチルフェノール30g、パラホルムアルデヒ
ド12g、水酸化ルビジウムの5N水溶液18ml、キ
シレン300mlを5時間還流した。冷却した沈殿物を
ろ別し、クロロホルム900ml中に懸濁させ、1N塩
酸水溶液300mlで洗滌した。有機層を分離、水洗
し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、300mlまで濃
縮した。メタノールを加えると収率52%に相当するヘ
キサマーの沈殿が生じた。
【0027】ヘキサマー6.48gと過剰量の昇華させ
た塩化アルミニウムとの混合物を、窒素雰囲気下に乾燥
トルエン中で夜通し撹拌した。水を加えて過剰の塩化ア
ルミニウムを破壊し、トルエンをロータリーエバポレー
ター上で除去した。オレンジ色の粗製油をジクロロメタ
ン300mlに溶解し、希酸、ついで水で洗滌して無機
塩を除去した。減圧下にジクロロメタンを除去し、残渣
にジエチルエーテルを加えた。沈殿物を集め、ろ別して
エーテルで洗滌した。残留する粉末は収率88%に相当
した。
た塩化アルミニウムとの混合物を、窒素雰囲気下に乾燥
トルエン中で夜通し撹拌した。水を加えて過剰の塩化ア
ルミニウムを破壊し、トルエンをロータリーエバポレー
ター上で除去した。オレンジ色の粗製油をジクロロメタ
ン300mlに溶解し、希酸、ついで水で洗滌して無機
塩を除去した。減圧下にジクロロメタンを除去し、残渣
にジエチルエーテルを加えた。沈殿物を集め、ろ別して
エーテルで洗滌した。残留する粉末は収率88%に相当
した。
【0028】この粉末(3.75g)をエチルブロモア
セテート8mlと過剰の炭酸カリウムに加え、乾燥アセ
トン中で48時間還流した。溶媒の除去、水洗により収
率78%で粗生成物がえられた。ベンゼン/石油エーテ
ル混合物からの再結晶により白色結晶がえられた。
セテート8mlと過剰の炭酸カリウムに加え、乾燥アセ
トン中で48時間還流した。溶媒の除去、水洗により収
率78%で粗生成物がえられた。ベンゼン/石油エーテ
ル混合物からの再結晶により白色結晶がえられた。
【0029】分析:理論値,C68.75%,H6.2
5%;実測値,C66.61%,H6.28%,NM
R:1H(CDCl3),δ=6.75,多重線,3
H,δ=4.2,4.05,多重線,6H,δ=1.
2,3重線,3H。 実施例2 最初の工程で水酸化ルビジウムに替えて水酸化ナトリウ
ムを使用し、同様の手順で25,26,27,28−テ
トラ−(2−オキソ−2−エトキシ)−エトキシカリク
ス[4]アレンを製造した。 実施例3 商業的に入手できる、シアノアクリレートをベースとし
た接着剤[本出願人によって販売されている「ロクタイ
ト(LOCTITE)495」]に37,38, 39,
40,41,42−ヘキサ−(2−オキソ−2−エトキ
シ)−エトキシカリクス[6]アレン(HECA)を
0.1重量%加えた。ホワイトディール剤(white
deal wood)のラップシェア(lap sh
ears)をこの組成物により1.25cmのオーバー
ラップ上で接着し、固定化時間(fixture ti
me)を測定した。接着部が最早手で分離することがで
きなくなった時間を固定化時間とした。未処理の495
接着剤は20〜25分の固定化時間を与えた。HECA
0.1%を含有する該接着剤の固定化時間は3〜5分
であった。HECA含有組成物は82℃において48時
間以上の貯蔵安定性を示した。 実施例4 基質としてラミン材(ramin wood)のラップ
シェアを使用して実施例3の試験を繰返した。未処理の
495接着剤は固定化時間44〜45秒を与えた。HE
CA 0.1%を含有する該接着剤の固定化時間は5〜
10秒であった。 実施例5 ロクタイト495に対する添加剤として25,26,2
7,28−テトラ−(2−オキソ−2−エトキシ)−エ
トキシカリクス[4]アレン(TECA)を使用して実
施例3の試験を繰返した。TECA 0.1%を含有す
る接着剤は固定化時間5〜10分を与えた。TECA
1.0%を含有する接着剤の固定化時間は5分であっ
た。 実施例6 皮革のラップシェアを接着剤組成物で接着し、固定化時
間を測定した。ロクタイト495の固定化時間は5〜6
分であった。HECA 0.1%を含有する接着剤は固
定時間2〜21/2 分を与えた。TECA 0.1%を含
有する接着剤の固定時間は11/2 〜2分であった。 実施例7 ロクタイト495に対する添加剤として5,11,1
7,23,29,35,41,47−オクタ−tert
−ブチル−49,50,51,52,53,54, 5
5,56−オクタ−(2−オキソ−2−エトキシ)−エ
トキシカリクス[8] アレン(OECA)を使用して実
施例3の試験を繰返した。OECA 0.1%を含有す
る接着剤は10分の固定化時間を与えた。OECA
1.0%を含有する接着剤の固定化時間は5〜10分で
あった。 実施例8 5,11,17,23−テトラ−tert−ブチル−2
5,26,27,28−テトラ−(2−オキソ−2−エ
トキシ)−エトキシカリクス[4]アレンの合成5,1
1,17,23−テトラ−tert−ブチル−25,2
6,27,28−テトラ−ヒドロキシカリクス[4]ア
レン1.62g、エチルブロモアセテート3.34g、
無水炭酸カリウム2.07g、及び乾燥アセトン50m
lの混合物を窒素下で14日間還流した。その後、混合
物を10%塩酸水溶液250ml中に注いだ。沈殿した
固形物をろ別し、蒸留水で洗滌後55℃で夜通し乾燥す
ると粗生成物2.4gがえられた。この物質を熱エタノ
ール(hot ethanol)から再結晶させると無
色の結晶性生成物1.35gがえられ、それは赤外線、
及び核磁気共鳴分光学、ならびに結晶学により5,1
1,17,23−テトラ−tert−ブチル−25,2
6,27,28−テトラ−(2−オキソ−2−エトキ
シ)−エトキシカリクス[4]アレン(融点150〜1
50℃)であると同定された。
5%;実測値,C66.61%,H6.28%,NM
R:1H(CDCl3),δ=6.75,多重線,3
H,δ=4.2,4.05,多重線,6H,δ=1.
2,3重線,3H。 実施例2 最初の工程で水酸化ルビジウムに替えて水酸化ナトリウ
ムを使用し、同様の手順で25,26,27,28−テ
トラ−(2−オキソ−2−エトキシ)−エトキシカリク
ス[4]アレンを製造した。 実施例3 商業的に入手できる、シアノアクリレートをベースとし
た接着剤[本出願人によって販売されている「ロクタイ
ト(LOCTITE)495」]に37,38, 39,
40,41,42−ヘキサ−(2−オキソ−2−エトキ
シ)−エトキシカリクス[6]アレン(HECA)を
0.1重量%加えた。ホワイトディール剤(white
deal wood)のラップシェア(lap sh
ears)をこの組成物により1.25cmのオーバー
ラップ上で接着し、固定化時間(fixture ti
me)を測定した。接着部が最早手で分離することがで
きなくなった時間を固定化時間とした。未処理の495
接着剤は20〜25分の固定化時間を与えた。HECA
0.1%を含有する該接着剤の固定化時間は3〜5分
であった。HECA含有組成物は82℃において48時
間以上の貯蔵安定性を示した。 実施例4 基質としてラミン材(ramin wood)のラップ
シェアを使用して実施例3の試験を繰返した。未処理の
495接着剤は固定化時間44〜45秒を与えた。HE
CA 0.1%を含有する該接着剤の固定化時間は5〜
10秒であった。 実施例5 ロクタイト495に対する添加剤として25,26,2
7,28−テトラ−(2−オキソ−2−エトキシ)−エ
トキシカリクス[4]アレン(TECA)を使用して実
施例3の試験を繰返した。TECA 0.1%を含有す
る接着剤は固定化時間5〜10分を与えた。TECA
1.0%を含有する接着剤の固定化時間は5分であっ
た。 実施例6 皮革のラップシェアを接着剤組成物で接着し、固定化時
間を測定した。ロクタイト495の固定化時間は5〜6
分であった。HECA 0.1%を含有する接着剤は固
定時間2〜21/2 分を与えた。TECA 0.1%を含
有する接着剤の固定時間は11/2 〜2分であった。 実施例7 ロクタイト495に対する添加剤として5,11,1
7,23,29,35,41,47−オクタ−tert
−ブチル−49,50,51,52,53,54, 5
5,56−オクタ−(2−オキソ−2−エトキシ)−エ
トキシカリクス[8] アレン(OECA)を使用して実
施例3の試験を繰返した。OECA 0.1%を含有す
る接着剤は10分の固定化時間を与えた。OECA
1.0%を含有する接着剤の固定化時間は5〜10分で
あった。 実施例8 5,11,17,23−テトラ−tert−ブチル−2
5,26,27,28−テトラ−(2−オキソ−2−エ
トキシ)−エトキシカリクス[4]アレンの合成5,1
1,17,23−テトラ−tert−ブチル−25,2
6,27,28−テトラ−ヒドロキシカリクス[4]ア
レン1.62g、エチルブロモアセテート3.34g、
無水炭酸カリウム2.07g、及び乾燥アセトン50m
lの混合物を窒素下で14日間還流した。その後、混合
物を10%塩酸水溶液250ml中に注いだ。沈殿した
固形物をろ別し、蒸留水で洗滌後55℃で夜通し乾燥す
ると粗生成物2.4gがえられた。この物質を熱エタノ
ール(hot ethanol)から再結晶させると無
色の結晶性生成物1.35gがえられ、それは赤外線、
及び核磁気共鳴分光学、ならびに結晶学により5,1
1,17,23−テトラ−tert−ブチル−25,2
6,27,28−テトラ−(2−オキソ−2−エトキ
シ)−エトキシカリクス[4]アレン(融点150〜1
50℃)であると同定された。
【0030】
【発明の効果】本発明に係るカレキサレン化合物は、シ
アノアクリレートモノマー系瞬間接着剤の適用における
優れた固化促進作用を示し、該接着剤の高温貯蔵安定性
を向上させるので、高い実用的価値を有する。
アノアクリレートモノマー系瞬間接着剤の適用における
優れた固化促進作用を示し、該接着剤の高温貯蔵安定性
を向上させるので、高い実用的価値を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エム.アンソニー.マッカーベイ アイルランド共和国.ダブリン.カウンテ ィ.コーク.ビショップスタウン.ホール デーン.ドライブ.28 (72)発明者 デビッド.ピー.メロディ アイルランド共和国.カウンティ.オブ. ダブリン.キャッスルノック.オーク.ロ ーン.12 (72)発明者 ジョン.ウッド アイルランド共和国.カウンティ.オブ. ダブリン.スティローガン.アッパー.キ ルムアッカド.ロード.スティローガン. ウッド.138 (72)発明者 ジョン.エム.ルーニイ アイルランド共和国.カウンティ.オブ. キルデアー.エヌ.エイ.エイ.エス. ザ.パドックス.75
Claims (9)
- 【請求項1】 化学式1: 【化1】 (式中、R1はアルキル、アルコキシ、置換アルキル、
または置換アルコキシであり、R2はH、またはアルキ
ルである。またnは4、6、または8である。)で表わ
される瞬間接着剤用カレキサレン化合物。 - 【請求項2】 R2がH、またはt−ブチルである、請
求項1記載の化合物。 - 【請求項3】 R1がアルコキシである、請求項1記載
の化合物。 - 【請求項4】 R1がエトキシ、R2がH、またはt−
ブチルである、請求項1記載の化合物。 - 【請求項5】 nが4である、請求項1記載の化合物。
- 【請求項6】 nが6である、請求項1記載の化合物。
- 【請求項7】 nが8である、請求項1記載の化合物。
- 【請求項8】 対応するフェノール性カレキサレンをア
ルキルハロアセテートと反応させることを特徴とする、
請求項1記載の化合物の製造方法。 - 【請求項9】 アルキルハロアセテートがエチルブロモ
アセテートである、請求項8記載の方法。
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US575257 | 1984-12-03 | ||
US574771 | 1984-12-03 | ||
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-
1992
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ES539876A0 (es) | 1986-04-01 |
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