JPH0692876A - 高純度1−ブテン及び2−ブテンの取得方法 - Google Patents
高純度1−ブテン及び2−ブテンの取得方法Info
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Abstract
及び2−ブテンを取得する方法を提供する。 【構成】 (1)C4炭化水素留分より1,3−ブタジ
エン及びイソブテンを除去して得られるイソブタン、n
−ブタン、1−ブテン及び2−ブテンを含有するC4炭
化水素混合物を、極性溶剤を用いる抽出蒸留に付して、
抽出蒸留塔の塔頂からはイソブタン及びn−ブタンをラ
フィネートとして除去し、一方、抽出蒸留塔の塔底から
は1−ブテン及び2−ブテンを含有する溶剤溶液をエク
ストラクトとして取り出して放散塔に導く工程、(2)
放散塔において、塔頂からは少量の溶剤を含む1−ブテ
ン及び2−ブテンを取り出して溶剤回収塔に導き、一
方、塔底からは溶剤を取り出して抽出蒸留塔の頂部帯域
に還流する工程、及び(3)溶剤回収塔において、塔頂
から溶剤を含まない高純度1−ブテン及び2−ブテンを
取得する方法。
Description
1−ブテン及び2−ブテンを高純度で分離して取得する
方法に関する。
2ブテンとシス−2−ブテン)などのn−ブテンは、ブ
タジエン、メチルエチルケトン(MEK)、2−ブタノ
ール、1−ペンタノール、無水マレイン酸の合成など石
油化学工業原料として広く用いられている。1−ブテン
のポリマーは、パイプ成形に適している。また、1−ブ
テンは、高密度ポリエチレンや鎖状低密度ポリエチレン
の合成において、エチレンのコモノマーとして使用され
ている。
は、主として石油精製における分解ガスやナフサ分解ガ
スのC4炭化水素留分から分離することにより得てい
る。より具体的には、高沸点石油留分をガソリン留分に
改質するための接触または熱分解精製の際、あるいは天
然ガスや原油から得られる飽和炭化水素の熱分解(スチ
ームクラッキング)によって軽質油を製造する際などに
得られるC4炭化水素留分から、蒸留や抽出蒸留等によ
り分離する。
タン、イソブタン)、ブテン類(イソブイテン、1−ブ
テン、トランス−2−ブテン、シス−2−ブテン)、ジ
エン系炭化水素(1,3−ブタジエン)、アセチレン系
炭化水素(メチルアセチレン、ビニルアセチレン、エチ
ルアセチレン)、アレン系炭化水素(1,2−ブタジエ
ン)、C3炭化水素(プロパン、プロピレン)、C5炭化
水素など多くの化合物を含む混合物である。
び2−ブテンを得るために、各種蒸留手段を組み合わせ
るなどしているが、C4炭化水素留分中に含まれる各化
合物は、沸点が近接しているものが多いため、通常の蒸
留のみによって各化合物を分離することはできない。
した沸点を持つため、通常の蒸留や抽出蒸留によって両
者を分離することはできない。そこで、C4炭化水素留
分からイソブテンを分離するには、硫酸により抽出する
方法、酸性イオン交換樹脂を触媒とする水和反応によっ
てターシャリブチルアルコールとして分離する方法、脂
肪族アルコールによるエーテル化法でターシャリブチル
エーテルとして分離する方法、あるいは固体酸触媒によ
ってイソブテンのみを選択的に重合させて除去する方
法、等が採用されている(特公昭62−17977
号)。
AA法(酢酸銅アンモニウム法)による抽出、あるいは
極性溶剤を用いた抽出蒸留により分離している。
スチーム分解装置からそれぞれ副生するC4炭化水素留
分から、1,3−ブタジエン及びイソブテンを除去した
C4炭化水素混合物の代表的な組成について示す。ま
た、表1には、C4炭化水素混合物中の各化合物につい
て、沸点及びジメチルホルムアミドに対する溶解度につ
いても示す。
分から1,3−ブタジエン及びイソブテンを除去して得
られるC4炭化水素混合物は、1−ブテン、トランス−
2−ブテン及びシス−2−ブテンなどのn−ブテン以外
に、イソブタンやn−ブタンなどを含有している。
する製品、例えば、メチルエチルケトンは、高分子化合
物、塗料、接着剤、印刷インキなどの溶剤として使用さ
れているが、近年、磁気テープバインダー用溶剤などの
高性能溶剤としての用途が増大している。したがって、
その原料として、高純度の1−ブテン及び2−ブテンが
求められている。また、1−ブテンをモノマーとするポ
リブテンやエチレン系ポリマーでは、ジエン系炭化水素
やアセチレン系炭化水素などの微量の不純物が触媒の被
毒物質となるため、高純度の1−ブテンが求められてい
る。
の製品規格としては、イソブタン及びn−ブタン含有量
が各1.0重量%以下であることが要求されるが、例え
ば、n−ブタンとトランス−2−ブテンの沸点が近接し
ているため、通常の蒸留法によって前記C4炭化水素混
合物からn−ブタンを除去することは困難であることに
みられるように、高純度n−ブテンを経済的に得ること
は難しい。
炭化水素混合物から高純度の1−ブテン及び2−ブテン
を取得する方法を提供することにある。本発明者らは、
鋭意研究した結果、C4炭化水素留分より1,3−ブタ
ジエン及びイソブテンを除去して得られるイソブタン、
n−ブタン、1−ブテン及び2−ブテンを含有するC4
炭化水素混合物を出発原料として使用し、該C4炭化水
素混合物を極性溶剤を用いる抽出蒸留に付することによ
り、イソブタン及びn−ブタンの殆どをラフィネートと
して分離し除去できることを見いだした。
とするエクストラクトを溶剤回収工程に付すると共に、
溶剤回収塔の塔底から1−ブテン及び2−ブテンを含有
する溶剤溶液を抽出蒸留塔の底部帯域に還流することに
より、抽出蒸留塔の底部の温度制御が容易にでき、しか
も該溶剤溶液の還流により高沸点物が除去され、溶剤回
収塔の塔頂から高純度の1−ブテン及び2−ブテンの得
られることを見いだした。本発明は、これらの知見に基
づいて完成するに至ったものである。
ば、C4炭化水素留分から高純度1−ブテン及び2−ブ
テンを取得する方法であって、(1)C4炭化水素留分
より1,3−ブタジエン及びイソブテンを除去して得ら
れるイソブタン、n−ブタン、1−ブテン及び2−ブテ
ンを含有するC4炭化水素混合物を、極性溶剤を用いる
抽出蒸留に付して、抽出蒸留塔の塔頂からはイソブタン
及びn−ブタンをラフィネートとして除去し、一方、抽
出蒸留塔の塔底からは1−ブテン及び2−ブテンを含有
する溶剤溶液をエクストラクトとして取り出して放散塔
に導く工程、(2)放散塔において、塔頂からは少量の
溶剤を含む1−ブテン及び2−ブテンを取り出して溶剤
回収塔に導き、一方、塔底からは溶剤を取り出して抽出
蒸留塔の頂部帯域に還流する工程、及び(3)溶剤回収
塔において、塔頂からは溶剤を含まない1−ブテン及び
2−ブテンを取り出し、一方、塔底からは溶剤、1−ブ
テン及び2−ブテンを含む混合液を取り出して抽出蒸留
塔の底部帯域に還流する工程、を経ることを特徴とする
高純度1−ブテン及び2−ブテンの取得方法が提供され
る。
使用するC4炭化水素混合物としては、例えば、ナフサ
のスチーム分解の際に副生するC4炭化水素留分から
1,3−ブタジエン及びイソブテンを除去したもの、あ
るいは石油の接触分解の際に副生するC4炭化水素留分
からイソブテンを除去したものなどが使用できるが、こ
れらに限定されない。C4炭化水素混合物の組成として
は、表1に示されるものがあるが、原料のナフサや石油
の組成、スチーム分解や接触分解の条件、1,3−ブタ
ジエン及びイソブテンの分離条件等により各成分の割合
は変動する。
分より1,3−ブタジエン及びイソブテンを除去して得
られるイソブタン、n−ブタン、1−ブテン及び2−ブ
テンを含有するC4炭化水素混合物を出発原料(仕込み
物)として用い、該C4炭化水素混合物を極性溶剤を用
いる抽出蒸留に付して、抽出蒸留塔の塔頂からイソブタ
ン及びn−ブタンをラフィネートとして除去する。
1に示した通り、両者の沸点が近接しているので、C4
炭化水素混合物から通常の蒸留法によって両者を分離す
るのは困難であり、経済的にも不利である。これに対し
て、極性溶剤を用いる抽出蒸留によれば、C4炭化水素
混合物からn−ブタン及びイソブタンの殆どをラフィネ
ートとして抽出蒸留塔の塔頂から分離し除去できる。
ド、アセトニトリル、ジメチルアセトアミド、フルフラ
ール、N−メチルピロリドンなどが挙げられるが、これ
らの中でも特に無水のジメチルホルムアミドが好まし
い。表2に、各種極性溶剤について、1−ブテンに対す
るn−ブタンの比揮発度(50℃、濃度80%)を示
す。
アミドは、無水で充分優れた比揮発度を示すので、水と
の混合で使用されることが多い他の溶剤と異なって、無
水の状態で使用可能である。一般的に、極性溶剤に水を
混合した場合、比揮発度は増大するが、C4炭化水素化
合物の溶解度が減少するため、所定のC4炭化水素化合
物を溶解させるために、より多量の極性溶剤を要するこ
とになり、抽出蒸留に使用する設備を大きくすることが
必要になる。
ムアミド及びN−メチルピロリドンに対する溶解度(ブ
ンゼン係数:50℃)を示す。
リドンは、共に水を10%含有する場合には、シス−2
−ブテンの溶解度が著しく低下することがわかる。ジメ
チルホルムアミドは、無水で比揮発度が大きく、かつ、
無水で充分な溶解度を有しているため、経済的である。
しかも、ジメチルホルムアミドは、適度な沸点を持って
いるので、極性溶剤の中でも特に好ましい。
より、C4炭化水素混合物からn−ブタン及びイソブタ
ンの殆どをラフィネートとして除去することができ、最
終製品の1−ブテン及び2−ブテンからなるn−ブテン
中での含有量を各1.0重量%以下とすることができ
る。また、プロパンなどの低沸点成分も除去される。
について説明する。原料のC4炭化水素混合物を管1か
ら抽出蒸留塔A−1の中段に供給し、極性溶剤を用いた
抽出蒸留に付して、抽出蒸留塔A−1の塔頂からはイソ
ブタン及びn−ブタンを管3を経てラフィネートとして
除去し、一方、抽出蒸留塔の塔底からは1−ブテン及び
2−ブテンを含有する溶剤溶液をエクストラクトとして
管4から取り出して放散塔A−2に導く。
0段の蒸留塔を使用し、極性溶剤を塔頂より数段下に管
2を経て供給する。抽出蒸留塔A−1の塔内は、通常、
1〜15気圧とし、塔底温度100〜180℃で操作す
る。
クトは、管4を経て放散塔A−2の頂部に供給され、こ
こで極性溶剤とn−ブテンを主成分とするC4炭化水素
混合物を分離する。放散塔内は、通常、1〜2気圧と
し、塔底温度はその圧力における溶剤の沸点で操作でき
る。
テンを主成分とするC4炭化水素混合物が取り出され、
圧縮機6で昇圧後、管7から溶剤回収塔Bに供給され
る。放散塔A−2の塔底からは、管8から極性溶剤が取
り出され、管8の先に接続された管2を経て抽出蒸留塔
A−1に還流して循環させる。
ブテン及び2−ブテンを主成分とするC4炭化水素混合
物は、少量(組成割合で5〜20%程度)の極性溶剤を
随伴する。溶剤回収塔Bにおいて、塔頂からは溶剤を含
まない1−ブテン及び2−ブテンを管9を経て取り出
し、一方、塔底からは極性溶剤、1−ブテン及び2−ブ
テンを含む混合液を管10を経て取り出して、抽出蒸留
塔A−1の底部帯域に還流する。溶剤回収塔Bの塔内
は、通常、1〜15気圧とし、塔内温度10〜150℃
で操作する。
は、管10を経て抽出蒸留塔A−1の底部帯域に還流す
ることにより、抽出蒸留塔A−1の塔底温度をコントロ
ールする。また、溶剤回収塔Bの塔底から取り出した混
合液には、溶剤と1−ブテンと2−ブテンの他に、C5
炭化水素などの高沸点物が含有されるため、溶剤回収塔
Bの塔頂から取り出される留分中の高沸点物の含有量が
小さくなり、その結果、より高純度の1−ブテン及び2
−ブテンを取得することができる。
中の1−ブテン及び2−ブテンの合計濃度は10重量%
以上とし、かつ、該混合液の還流量を抽出蒸留塔A−1
の底部帯域に存在する液量の0.1〜30重量%の範囲
内とすることが好ましい。該混合液中の1−ブテン及び
2−ブテンの合計濃度が10重量%未満であると、溶剤
回収塔Bの塔頂から取り出される1−ブテン及び2−ブ
テンの純度が低下し、高沸点物の含有量が多くなる。ま
た、該混合液の還流量が抽出蒸留塔A−1の底部帯域に
存在する液量の0.1〜30重量%の範囲外であると、
抽出蒸留塔A−1の塔底温度を所定の温度に充分コント
ロールすることが困難となり、安定した操作が阻害され
る。
を抽出蒸留塔A−1の底部帯域に還流することにより、
具体的には、抽出蒸留塔A−1の塔底温度を100〜1
50℃程度の温度範囲に設定することが可能となる。そ
れによって、抽出蒸留塔A−1の温度を通常使用される
スチーム(例えば、中圧スチーム:10kg/cm
2G、180℃)を使用して制御することができる。ま
た、このような還流を行わない場合には、抽出蒸留塔A
−1の塔底温度は、190〜200℃程度の高温となっ
て、通常のスチームによる制御ができなくなり、不経済
である。しかも、このような高温になると、原料C4炭
化水素中に含まれるブタジエンやカルボニル化合物等の
不純物が重合を起こして系内を汚染するため、好ましく
ない。
ある程度蓄積されていくるが、最終的には、放散塔A−
2にて放散された溶剤の一部が溶剤精製部(図示せず)
に送られ、そこで高沸点物が除去される。
(1−ブテン及び2−ブテン)は、高純度であり、製品
規格において、以下の値を達成している。 イソブタン含有量:1.0重量%以下 n−ブタン含有量:1.0重量%以下 溶剤含有量 :1重量ppm以下
−ブテンは、混合物のままで各種石油化学製品の原料と
して使用できる。また、蒸留により1−ブテンと2−ブ
テンを分離して使用してもよい。さらに、別個の抽出蒸
留や選択的水素添加などにより、1,3−ブタジエンな
どの微量の不純物を除去すれば、触媒被毒の問題がな
く、モノマーとして好適な高純度1−ブテンを得ること
ができる。
的に説明するが、本発明は、実施例のみに限定されるも
のではない。
て、以下の実験を行った。100段の抽出蒸留塔A−1
の中段に、表4に掲げる組成の原料C4炭化水素混合物
を管1を経て50kg/H(H=時間)で供給し、極性
溶剤600kg、抽出蒸留塔A−1の還流液60kg/
Hで抽出蒸留を行った。極性溶剤としては、無水のジメ
チルホルムアミドに、ニトロベンゼン0.1重量%、亜
鉛酸ソーダ0.05重量%を混合したものを使用した。
ゲージ、塔頂温度35℃、塔底温度125℃で操作した
結果、放散塔A−2の塔頂より33kg/Hのガスを得
た。放散塔の塔頂から取り出されたガス中のブタン類
(イソブタン及びn−ブタン)は、組成割合0.5重量
%にまで低下していた。このガスを溶剤回収塔Bの中段
に供給し、還流比1、塔頂圧力2.0kg/cm2ゲー
ジ、塔頂温度30℃で蒸留を行った。また、溶剤回収塔
Bの塔底からは、極性溶剤23.3重量%と、1−ブテ
ン及び2−ブテンを合計で66重量%含有する混合液を
17kg/Hで抽出蒸留塔A−1の底部帯域に還流し
た。その結果、溶剤回収塔Bの塔頂から高純度の1−ブ
テン及び2−ブテンを16kg/Hの割合で得た。各段
階での組成を表4に示す。
高純度の1−ブテン及び2−ブテンを分離精製し、取得
する方法が提供される。
Claims (3)
- 【請求項1】 C4炭化水素留分から高純度1−ブテン
及び2−ブテンを取得する方法であって、 (1)C4炭化水素留分より1,3−ブタジエン及びイ
ソブテンを除去して得られるイソブタン、n−ブタン、
1−ブテン及び2−ブテンを含有するC4炭化水素混合
物を、極性溶剤を用いる抽出蒸留に付して、抽出蒸留塔
の塔頂からはイソブタン及びn−ブタンをラフィネート
として除去し、一方、抽出蒸留塔の塔底からは1−ブテ
ン及び2−ブテンを含有する溶剤溶液をエクストラクト
として取り出して放散塔に導く工程、 (2)放散塔において、塔頂からは少量の溶剤を含む1
−ブテン及び2−ブテンを取り出して溶剤回収塔に導
き、一方、塔底からは溶剤を取り出して抽出蒸留塔の頂
部帯域に還流する工程、及び (3)溶剤回収塔において、塔頂からは溶剤を含まない
1−ブテン及び2−ブテンを取り出し、一方、塔底から
は溶剤、1−ブテン及び2−ブテンを含む混合液を取り
出して抽出蒸留塔の底部帯域に還流する工程、 を経ることを特徴とする高純度1−ブテン及び2−ブテ
ンの取得方法。 - 【請求項2】 溶剤回収塔の塔底から取り出して抽出蒸
留塔の底部帯域に還流する混合液中の1−ブテン及び2
−ブテンの合計濃度を10重量%以上とし、かつ、該混
合液の還流量を抽出蒸留塔の底部帯域に存在する液量の
0.1〜30重量%の範囲内とする請求項1記載の方
法。 - 【請求項3】 抽出蒸留で使用する極性溶剤が無水のジ
メチルホルムアミドである請求項1記載の方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP4269302A JP2842091B2 (ja) | 1992-09-11 | 1992-09-11 | 高純度1−ブテン及び2−ブテンの取得方法 |
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JP2842091B2 (ja) | 1998-12-24 |
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