JPS6261005B2 - - Google Patents

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JPS6261005B2
JPS6261005B2 JP54094336A JP9433679A JPS6261005B2 JP S6261005 B2 JPS6261005 B2 JP S6261005B2 JP 54094336 A JP54094336 A JP 54094336A JP 9433679 A JP9433679 A JP 9433679A JP S6261005 B2 JPS6261005 B2 JP S6261005B2
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JP
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distillation column
hydrocarbon
butadiene
oxygen
stream
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JP54094336A
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JPS5520767A (en
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Rindoneru Arufuretsuto
Fuorukameru Kurausu
Waguneru Ururihi
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BASF SE
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BASF SE
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Publication of JPS6261005B2 publication Critical patent/JPS6261005B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C7/00Purification; Separation; Use of additives
    • C07C7/005Processes comprising at least two steps in series

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブタジエンと少量の酸素を含有する
C4炭化水素混合物からブタジエンを回収する方
法に関するものである。
選択的溶媒を用いてブタジエン含有C4炭化水
素混合物から抽出蒸留でブタジエンを回収するこ
とは公知である。抽出蒸留で得られるブタジエン
は普通引続いて在来の蒸留にかけられる。
ブタジエン含有C4炭化水素混合物は現在多く
の場合少量の酸素を含有しており、これはブタジ
エンを望ましくないポリマーに形成させるので、
プラントの運転時間はかなり短かくなる。かかる
少量の酸素を含有するC4炭化水素混合物は例え
ば重合によりブタジエン−スチレン共重合体の製
造プラントではスチレンと酸素含有廃液流として
得られ、これは例えば燃焼するか、または目的に
よりブタジエン抽出プラントに戻される。
さらに、例えばエチレン・プラントの故障の時
またはC4炭化水素混合物の不適当な輸送時、エ
チレン・プラントから得られるC4炭化水素には
少量の酸素が含有されいてる。
この酸素を含有するC4炭化水素混合物から酸
素を蒸発,または窒素を用いてこのC4炭化水素
混合物から放散させて除去することが既に提案さ
れている。しかし、この作業方法はかなり高い炭
化水素の損失に結びついている。
本発明は公知の作業方法及び経済性の改善を行
うものである。
ブタジエン、酸素、選択的溶媒にブタジエンよ
りもよく溶ける炭化水素、選択的溶媒にブタジエ
ンよりもよく溶けない炭化水素を含有するC4
炭化水素混合物を選択的蒸留により、上記よく溶
ける炭化水素含有流、ブタジエン流、上記よく溶
けない炭化水素含有留出物とに分離することから
なるC4−炭化水素混合物から選択的溶媒を用い
てブタジエンを回収する方法において、 a C4−炭化水素混合物は抽出蒸留塔の前に設
けた蒸留塔で蒸留され、この場合C4−炭化水
素混合物は蒸留塔の真中からほぼ80%まで上下
両方向へ延びた範囲の中間領域へ導入し、 b 1〜18モル%の酸素を含有するC4−炭化水
素混合物を蒸留塔から塔頂物として取出し、 c 本質的に酸素を含まないC4−炭化水素混合
物を塔底液として取出し、 d 塔底液は蒸留塔に連続する一つの抽出蒸留塔
もしくはいずれも同一の選択的溶媒を使用する
二つの抽出蒸留塔へ導入し、 e 塔底液は選択的溶媒を使用する抽出蒸留塔に
おいて、上記よく溶ける炭化水素含有流、ブタ
ジエン流、上記よく溶けない炭化水素含有留出
物とに分離され、 f さらに蒸留塔には、C4−炭化水素混合物と
同時に飽和及び/又はモノオレフイン系不飽和
C3及び/又はC4炭化水素よりなる液もしくは
ガス状炭化水素及び/又は抽出蒸留塔において
分離した上記よく溶けない炭化水素含有留出物
の1部を第2の炭化水素の流れとして導入する
ことを特徴とする有利な方法を見出した。
この新規な方法によれば、酸素を炭化水素とと
もに抽出蒸留塔に導入することなしにC4炭化水
素からブタジエンを回収することが可能であり、
本方法によるときは連続操作が長時間にわたつて
可能である。
ブタジエンの回収のために用いられるC4炭化
水素混合物は例えば石油留分,例えば液化石油ガ
ス(LPG),軽質ガソリン分(ナフサ),ガス油等
の熱分解でエチレン及び/又はプロピレン製造時
に炭化水素留分として得られる。さらに、かかる
C4留分はn−ブタン及び/又はn−ブテンの接
触脱水素化時に得られる。さらにブタジエン含有
量が比較的高い適切なC4炭化水素混合物はポリ
ブタジエンまたはブタジエン−スチレン共重合体
の製造時に得られる。C4炭化水素は一般にブタ
ン,n−ブテン,イソブテン,ブタジエン,ビニ
ルアセチレン,エチルアセチレン,ブタジエン−
1,2,場合によりスチレン,ビニルシクロヘキ
サン,少量のC3炭化水素及びC5炭化水素を含有
している。このC4炭化水素は例えばC4炭化水素
混合物の製造段階での故障によりまたは装置,配
管系,運送用容器の不気密性または不十分な窒素
洗滌により、またポリブタジエンまたはブタジエ
ン−スチレン共重合体製造時の酸素導入開始によ
り少量の酸素を含有するものである。一般に本発
明で用いるC4炭化水素混合物は0.0001〜1重量
%,多くの場合0.001〜0.5重量%の酸素含有量の
ものである。本発明の方法は酸素含有量がさらに
高いC4炭化水素にも応用できるものである。
選択的溶媒としては例えばジメチルホルムアミ
ド,ジエチルホルムアミド,ジメチルアセトアミ
ド,のようなカルボン酸アミド,ホルミルモルホ
リン,アセトニトリル,フルフラール,N−メチ
ルピロリドン,ブチロラクトン,アセトン及びこ
れらの水との混合物であるが、N−メチルピロリ
ドンが特に有利に用いられる。
ブタジエンよりも選択的溶媒によく溶ける炭化
水素は例えばビニルアセチレン,エチルアセチレ
ン,ブタジエン−1,2等である。ブタジエンよ
りも選択的溶媒によく溶けない炭化水素は例えば
ブタン,n−ブテン,イソブテン等である。
抽出蒸留は抽出蒸留塔を用いて行われる。2つ
の連続した抽出蒸留塔で同じ選択的溶媒を用いて
行うブタジエン回収法が特に好ましい。この場
合、例えば抽出蒸留塔の第1段で選択的溶媒によ
く溶けない炭化水素を含有している留出物(ラフ
イネート)とブタジエン,選択的溶媒によく溶け
る炭化水素,選択的溶媒を含有する抽出物が得ら
れる。この抽出物から選択的溶媒を除去すると、
ブタジエンと選択的溶媒によく溶ける炭化水素の
混合物が得られる。この混合物を第2の抽出蒸留
塔で選択的溶媒を用いる第2の抽出蒸留を行う
と、ブタジエンが留出物として、また高級アセチ
レンを含む選択的溶媒によく溶ける炭化水素それ
に残留ブタジエン及び選択的溶媒を含有する抽出
物が得られる。次いで、この抽出物から選択的溶
媒を除去すると、C4アセチレンを含む選択的溶
媒によく溶ける炭化水素を含有した炭化水素流が
得られる。
この抽出蒸留で得られたブタジエンは通常、場
合によりまだ存在している少量のプロピンとC5
炭化水素を除去するためさらに蒸留する。例えば
1基または2基の蒸留塔で蒸留する。
場合により出発C4炭化水素混合物中に含有さ
れているプロピンとC5炭化水素の蒸留分離は抽
出蒸留塔に直列に接続している1基または複数基
の、例えば2基の蒸留塔で行うことができる。例
えば直列に接続された酸素分離用と抽出蒸留用の
蒸留塔の間に接続した塔で行うことができる。
スチレン−ブタジエン共重合体の製造で得た酸
素含有C4炭化水素混合物は普通スチレンと場合
によりビニルシクロヘキセンを含有している。ま
た、このC4炭化水素混合物は本発明の酸素分離
後引続きスチレンの分離、場合によりビニルシク
ロヘキセンの分離のため抽出蒸留塔の前に接続し
た蒸留塔例えば1基または複数基、例えば2基の
蒸留塔で蒸留を行う。
本発明によれば抽出蒸留塔の前に直列接続した
蒸留塔で少量の酸素を含有した出発C4炭化水素
混合物から酸素とC4炭化水素の混合物が塔頂物
として適切に分離され、蒸留塔の塔底液は抽出蒸
留塔に導入される。一般に酸素とC4炭化水素の
混合物は1〜18モル%、好ましくは5〜16モル
%、とくに10〜15モル%の酸素含有量で、この場
合酸素含有量の上限は安全性からきまるものであ
る。
本発明の有利な実施態様では抽出蒸留塔の前に
接続する蒸留塔に液状またはガス状の炭化水素の
第2の流れを導入する。この方法により酸素と
C4炭化水素の混合物の分離に伴うブタジエン損
失を極めて僅かに保つことができる。
蒸留塔に第2の流れとして導入される液状また
はガス状炭化水素としては普通C5及び/又はC4
炭化水素が用いられる。適切には出発C4炭化水
素混合物よりブタジエン含有量が少ない炭化水
素、例えば出発C4炭化水素混合物のブタジエン
含有量の90%以下の炭化水素、好ましくは実質的
にブタジエンを含有しない炭化水素、例えば5重
量%以下のブタジエン含有量のものが用いられ
る。好ましくは飽和及び/又はモノオレフイン系
不飽和C3及び/又はC4炭化水素を用いる。適切
にはこれらの炭化水素は混合物の形で、例えば
C3及びC4炭化水素混合物として用いる。適切な
炭化水素は例えばプロパン,プロペン,ブタン
類,n−ブテン,イソブテン,2−ブテン類,ブ
タジエン−1,2,またはこれらの炭化水素を含
有する混合物である。好ましくはC4炭化水素混
合物が用いられる。本方法の好ましい実施態様で
は第2の流れとして抽出蒸留で得られたブタンと
ブテンを含有する留出物(ラフイネート)を用い
る。又はラフイネートと前記との混合物を用いて
も良い。
一般に抽出蒸留塔の前に接続した蒸留塔に導入
する第2の炭化水素流は少量の酸素を含有する出
発C4炭化水素の入口でまたは適切にはその上部
で蒸留塔に導入する。この場合、上から1/3のと
ころ、好ましくは上から1/4のところ、とくに抽
出蒸留塔の前に接続した蒸留塔の頂部への導入が
好ましい。出発C4炭化水素混合物の入口よりも
上で第2の炭化水素流を導入することにより、こ
れにより生ずる向流洗滌で塔頂物としてブタジエ
ン含有量がとくに少ない、例えばブタジエンが10
重量%以下、好ましくは5重量%以下の酸素と
C4炭化水素の混合物が分離し、この作業方法に
より酸素分離と結び付いたブタジエン損失をとく
に低く保つことができる。本発明方法の好ましい
態様では第2の炭化水素流を前に接続した蒸留塔
の液還流に混入するか、または液還流の代りに混
入する。
出発C4炭化水素混合物は抽出蒸留塔の前に接
続した蒸留塔の中間領域に適切に導入する、この
中間領域とは蒸留塔の真中から80%まで上下両方
向へ延び範囲、好ましくは60%、特に好ましくは
50%までを占める領域である。出発C4炭化水素
混合物と第2炭化水素流は蒸留塔にガス状または
液状で導入できるが、液状で導入するのが適切で
ある。第2の炭化水素流中の炭化水素の出発C4
炭化水素中の炭化水素に対する重量比は一般に
1:1〜1:100、好ましくは1:2〜1:50、
特に好ましくは1:5〜1:20である。抽出蒸留
塔の前に接続する蒸留塔は、一般には従来の蒸留
塔、例えば充填塔または棚段塔で用いられる。蒸
留塔の塔底液は抽出蒸留塔に導入する。
本発明の別の実施態様では少量の酸素を含有す
る出発C4炭化水素混合物からまず抽出蒸留塔の
前に接続した蒸留塔で酸素とC4炭化水素の混合
物が分離され、蒸留塔の塔底液は抽出蒸留塔に導
入される。
蒸留塔から分離された酸素とC4炭化水素の混
合物はその後もう一つ追加の蒸留塔に導入され、
この場合追加の蒸留塔には液状またはガス状の第
2の流れが導入され、この追加の蒸留塔の塔底液
は蒸留塔の主流に導入される。塔底液は出発C4
炭化水素混合物に混入するのが適切である。一般
にはこの追加の蒸留塔に導入される第2の炭化水
素流は分離された酸素とC4炭化水素との混合物
の導入口でまたは適切にはその上で導入し、この
場合追加の蒸留塔の上から1/3、好ましくは上か
ら1/4、特に好ましくは塔頂部へ導入するのが好
ましい。好ましくはこの第2の炭化水素流はこの
追加の蒸留塔の液状還流に混入するかまたは液状
還流の代わりに混入する。
分離された酸素とC4炭化水素の混合物はこの
追加の蒸留塔に適切にはその中間領域に導入さ
れ、この中間領域とはこの追加蒸留塔真中から80
%まで上下両方へ延びた範囲、好ましくは60%、
特に好ましくは50%を占める領域である。この分
離された酸素とC4炭化水素の混合物はこの追加
の蒸留塔にガス状または液状で導入できるが、液
状で導入するのが適切である。第2の炭化水素流
中の炭化水素の分離した酸素とC4炭化水素の混
合物の炭化水素に対する重量比は一般には1:1
〜1:100、好ましくは1:2〜1:50、特に好
ましくは1:5〜1:20である。この追加の蒸留
塔は一般には従来の蒸留塔、例えば充填塔、また
は棚段塔が用いられる。
公知の方法での引続く抽出蒸留の場合抽出蒸留
塔の前に接続した蒸留塔で出発C4炭化水素混合
物からの酸素分離に追加して重合防止剤を添加す
ることが好ましい。好ましい重合防止剤は例えば
フルフロール、ベンズアルデヒド、脂肪族または
芳香族ニトロ化合物、ハイドロキノン、硫黄、亜
硝酸ナトリウム、4−第3級ブチルカテコールの
ようなフエノール系化合物、ナフチルアミンのよ
うな芳香族アミンである。これによりブタジエン
の重合傾向が追加的に防止される。これらの防止
剤は酸素分離のための蒸留塔において添加しても
よい。
添付図面は本発明方法の一実施態様を示す概略
図である。少量の酸素を含有するC4炭化水素混
合物(エチレンプラントからのC4留分)は管路
1を経て蒸留塔2の3等分した真中の部分に導入
される。又塔2の塔頂からは管路5を経て後続す
る抽出蒸留塔即ちブタジエン回収プラント9より
のラフイネート流の一部が導入される。塔2の塔
底からは管路4を経て酸素を除去したC4炭化水
素混合物が抜き出され、これはプラント9に管路
4を経て導入される。ブタジエン回収プラント9
で選択的溶媒(N−メチルピロリドン)を用いた
抽出蒸留により、ブタンとブデンを含有する留分
(ラフイネート)と、ブタジエン流と、C4−アセ
チレン含有流とに分離され、それぞれは管路10
によりラフイネートが、管路7によりブタジエン
流が、管路8によりC4−アセチレン含有流が取
り出され、この場合ラフイネートの一部は前記し
たように管路5を経て塔2へ導入されるので、そ
の残りが管路6を経て取り出される。又ラフイネ
ートにより洗浄された酸素とC4炭化水素の混合
物は蒸留塔2の塔頂から管路3を経て取出され
る。
下記の実施例は本発明を詳細に説明するもので
ある。
実施例 1 原料C4炭化水素混合物は下記の組成である。
C3炭化水素 0.3重量% n−ブタン 3.9 〃 イソブタン 1.3 〃 n−ブタン−1 10.8 〃 イソブテン 20.9 〃 ブテン−2−トランス 3.8 〃 ブテン−2−シス 3.2 〃 ブタジエン 52.4 〃 ブタジエン−1,2 0.4 〃 ブテニン 2.0 〃 ブチン 0.1 〃 酸素 0.3 〃 計99.4 〃 このC4炭化水素混合物1000g/時を棚段数が
10の蒸留塔の5段目に導入する。塔頂に下記組成
の後続する抽出蒸留塔即ちブタジエン回収プラン
トからのラフイネート100g/時を導入する。
C3炭化水素 0.4重量% ブタン 11.7 〃 ブテン 87.8 〃 ブタジエン 0.1 〃 塔底から実質的に酸素を含まない(O2<0.5重
量ppm)C4炭化水素混合物1.070g/時を取り出
し、後続のブタジエン回収プラントに導入する。
本例では、2つの連続した抽出蒸留塔において選
択性溶媒としてN−メチルピロリドン、重合防止
剤として亜硝酸ナトリウムを用いて抽出蒸留し、
ブタンとブテンとを含有する留出物と、高純度ブ
タジエンとC4−アセチレン含有分とに分離す
る。蒸留塔からの塔頂物は3.3重量%のブタジエ
ンを含有し、これは0.2%のブタジエン損失に相
当する。
比較例 ラフイネートを導入せずに実施例1に記載の如
く実施する。塔頂物のブタジエン損失は5.8%で
あつた。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の方法の一実施態様を示す概略図
である。なお、図示された主要部と符号との対応
関係は以下の通りである。 1,3,4,5,6……管路、2……蒸留塔、
9……抽出蒸留塔即ちブタジエン回収プラント、
7……管路(ブタジエン流用)、8……管路(C4
アセチレン含有流用)、10……管路(ラフイネ
ート用)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブタジエン、酸素、選択的溶媒にブタジエン
    よりもよく溶ける炭化水素、選択的溶媒にブタジ
    エンよりもよく溶けない炭化水素を含有するC4
    −炭化水素混合物を選択的蒸留により、上記よく
    溶ける炭化水素含有流、ブタジエン流、上記よく
    溶けない炭化水素含有留出物とに分離することか
    らなるC4−炭化水素混合物から選択的溶媒を用
    いてブタジエンを回収する方法において、 a C4−炭化水素混合物は抽出蒸留塔の前に設
    けた蒸留塔で蒸留され、この場合C4−炭化水
    素混合物は蒸留塔の真中から80%まで上下両方
    向へ伸びた範囲の中間領域へ導入し、 b 1〜18モル%の酸素を含有するC4−炭化水
    素混合物を蒸留塔から塔頂物として取出し、 c 本質的に酸素を含まないC4−炭化水素混合
    物を塔底液として取出し、 d 塔底液は蒸留塔に連続する一つの抽出蒸留塔
    もしくはいずれも同一の選択的溶媒を使用する
    二つの抽出蒸留塔へ導入し、 e 塔底液は選択的溶媒を使用する抽出蒸留塔に
    おいて、上記よく溶ける炭化水素含有流、ブタ
    ジエン流、上記よく溶けない炭化水素含有留出
    物とに分離され、 f さらに蒸留塔には、C4−炭化水素混合物と
    同時に飽和及び/又はモノオレフイン系不飽和
    C3及び又はC4炭化水素よりなる液もしくはガ
    ス状炭化水素及び/又は抽出蒸留塔において分
    離した上記よく溶けない炭化水素含有留出物の
    1部を第2の炭化水素の流れとして導入する。 ことを特徴とするC4−炭化水素混合物からの
    ブタジエン回収方法。 2 C4−炭化水素混合物が0.0001〜1重量%、の
    酸素を含有していることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 3 蒸留塔からの塔頂物として得られた酸素を含
    有するC4−炭化水素混合物を蒸留塔に附設した
    追加の蒸留塔の真中から80%まで上下方向へ延び
    た範囲の中間領域へ導入し、さらに前記第2の炭
    化水素の流れを導入し、塔底液は蒸留塔の主流へ
    環流することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 4 追加の蒸留塔の酸素を含有するC4−炭化水
    素混合物の導入口もしくは導入口の上で第2の炭
    化水素の流れを導入することを特徴とする特許請
    求の範囲第3項に記載の方法。 5 第2の炭化水素の流れの導入口が追加の蒸留
    塔の上から1/3のところにあることを特徴とする
    特許請求の範囲第3項〜第4項のいずれか1項に
    記載の方法。 6 1つもしくはそれ以上の別の蒸留塔を蒸留塔
    と抽出蒸留塔との間に設けることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記
    載の方法。
JP9433679A 1978-07-28 1979-07-26 Butadiene recovery from c4 hydrocarbon mixture Granted JPS5520767A (en)

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5520767A JPS5520767A (en) 1980-02-14
JPS6261005B2 true JPS6261005B2 (ja) 1987-12-18

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ID=6045648

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US (1) US4237330A (ja)
EP (1) EP0007571B1 (ja)
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DE (2) DE2833195C2 (ja)

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DE2960249D1 (en) 1981-04-30
US4237330A (en) 1980-12-02
JPS5520767A (en) 1980-02-14
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