JPH01113118A - 鋼帯のエンドマーク防止方法 - Google Patents

鋼帯のエンドマーク防止方法

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Publication number
JPH01113118A
JPH01113118A JP26945487A JP26945487A JPH01113118A JP H01113118 A JPH01113118 A JP H01113118A JP 26945487 A JP26945487 A JP 26945487A JP 26945487 A JP26945487 A JP 26945487A JP H01113118 A JPH01113118 A JP H01113118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel strip
winding
sleeve
wound
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26945487A
Other languages
English (en)
Inventor
Akishige Yoshida
吉田 昭茂
Yasuhiro Matsuyama
松山 泰弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP26945487A priority Critical patent/JPH01113118A/ja
Publication of JPH01113118A publication Critical patent/JPH01113118A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は鋼帯のエンドマーク防1F方法に関する。
[従゛来の技術] 第4図、第5図に示す如く、鋼帯1をリール2に巻取っ
た場合、鋼帯1の巻始め端の板厚に基づく段差部に面圧
集中を生じ、この血圧集中が鋼帯の巻数増加につれて増
大し、鋼l?lの巻始めの数巻〜数十巻(内巻部)にエ
ンドマーク3を生ずる。なお、第5図は鋼帯lの巻始め
端をリール2のグリッパ一部4に係着して巻取る例であ
る。
エンドマーク3は鋼帯の板厚、機械的性質、端部形状、
リール2の外径等によって発生の程度が変わるが、板厚
が比較的厚い場合で焼なまし後に巻取る場合に顕著であ
る。軽度のエンドマークは焼なまし工程後の調質圧延工
程により製品品質に問題を生じなくなるが、改度のエン
ドマークは調質圧延後も残り製品品質を損ね1歩留り低
下をきたす。
そこで従来、特開昭61−128927号公報に記載の
如くの鋼帯のエンドマーク防止方法が提案されている。
この方法は、鋼帯の巻始め端の板厚を、圧延時に、製品
板厚より薄く圧延し、結果として工ンドマークを防1ヒ
するものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の鋼帯のエンドマーク防止方法
は、鋼帯の圧延時に該鋼帯の長手方向で板厚を変更する
ものであるため、鋼帯製造の生産性が低下する。また、
製品板厚より薄く圧延された鋼帯端部は最終的には切捨
てる必要があり、歩留りを低下する。
本発明は、鋼帯製造の生産性、歩留りを低下することな
く、エンドマークを確実に防11−することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、リールに巻取られる鋼帯のエンドマーク防止
方法において、鋼帯差込スリットを周方向の一部に備え
たスリーブをリールの鋼帯巻取面に装着し1鋼帯の巻始
め端をと記スリーブの鋼帯差込スリットに差込み、該鋼
帯を1.0kgf/ +am2以上で4.0kgf/m
m2以下の巻取張力にて巻取るようにしたものである。
[作用] 本発明によれば、鋼帯の巻始め端の板厚に基づく段差部
に生ずる面圧集中がスリーブの存在により解消ないしは
緩和され、エンドマークが防止される。
この時、スリーブが弾力のあるゴム、ダンボール紙等の
材質から形成されれば、上記エンドマーク防止効果はよ
り向上する。
なお、鋼帯が厚物である場合には、スリーブの前記スリ
ットを形成し、#4帯が巻付開始する側のスリット形成
縁部の肉厚を、鋼帯の巻付進行方向に向けて次第に厚く
するテーバ状とすることにより、上記エンドマーク防止
効果を確実に担保できる。
また、本発明によれば、鋼帯の巻取張力を1.0JBf
 / mm’以上とすることにより鋼帯を巻緩み等のな
い適正な巻姿にて巻取ることができ、その巻取張力を4
.0kgf/mm2以下とすることにより前述の血圧集
中を確実に解消ないしは緩和してエンドマークを防止で
きる。すなわち1巻取張力は鋼帯間の血圧、摩擦力とし
て作用し、■巻取張力が上記の上限値より大であると、
本発明のスリーブを用いても面圧集中を生じてエンドマ
ークを生ずるとともに、鋼帯をリールから抜取った時に
その内在部に面圧に基づく座屈を生ずることがあり、イ
の巻取張力が上記の下限値より小であると、鋼帯間に巻
緩みを生じたり、鋼帯をリールから抜取った時に#4帯
が楕円状に変形する。
すなわち、本発明によれば、鋼帯製造時の生産性、歩留
りを低下することなく、エンドマークを確実に防止でき
る。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示す模式図、第2図はスリ
ーブを示す模式図、第3図は本発明の効果を示す図表で
ある。
第1図において、1は鋼帯、2はリール、4はグリッパ
一部、10はスリーブである。
スリーブ10は、第2図に示す如く、弾力のあるゴム、
ダンボール紙等の材質からなり、周方向の−・部に鋼帯
差込みスリ7)11を備えている。
また、このスリーブ10は、比較的板厚の厚い厚物(例
えば板厚1.O1!1m1帯1の巻取りに用いるべく、
スリット11を形成し、鋼帯1が巻付開始する側のスリ
ット形成縁部12の肉厚toを、鋼帯1の巻付進行方向
に向けて次第に厚くするテーバ状としている。ここで、
スリーブ10のh記テーパ状部分以外の肉厚をt、鋼帯
lの板厚をtsとする時、 to =  t−tsであ
る。
ただし、鋼帯1の板厚が薄物(例えば板厚1.0IIl
ll+未満)である場合には、スリーブ10の弾力にて
鋼帯1の巻始め端の板厚に基づく段差を吸収できるので
、上記の如くのテーパ状構造とする必要はない。
しかして、上記スリーブ10を用いた鋼帯1の巻取時に
は、スリーブ10をリール2の鋼帯巻取面に装着し、w
4帯1の巻始め端を上記スリーブ2の鋼帯差込みスリッ
ト11に差込み、該w4帯1を1.0kgf/mm’以
上で4.0kgf/mw2以下の巻取張力にて巻取る。
次に、上記実施例の作用について説明する。
L記実施例によれば、鋼帯1の巻始め端の板厚に基づく
段差部に生ずる面圧集中がスリーブlOの存在によ、り
解消ないしは緩和され、エンドマークが防止される。
なお、スリーブ10のスリッド形成縁部12の肉厚を、
鋼帯lの巻付進行方向に向けて次第に厚くするテーパ状
としたので、鋼帯lが厚物である場合にも、上記エンド
マークを確実に防止できる。
また、L記実施例によれば、鋼帯1の巻取張力を1.0
kgf/ mm2以上とすることにより鋼帯lを巻緩み
等のない適正な巻姿にて巻取ることができ、その巻取張
力を4.0kgf/+wm2以下とすることにより前述
の面圧集中を確実に解消ないしは緩和してエンドマーク
を防IFできる。
以下、本発明の具体的実施結果について説明する。第3
図は、本発明例、比較例A、比較例B。
比較例Cのエンドマーク発生長を示すものである。本発
明例は調質圧延工程で本発明を実施したもの、比較例A
は従来法によるもの、比較例Bは未発明のスリーブは用
いたものの該スリーブに厚物に対するに好適なテーパ構
造を施さなかったもの、比較例Cは本発明のスリーブを
用いたものの巻取張力を本発明による設定範囲外とした
ものである。第3図によれば、本発明の実施により、エ
ンドマーク発生長を 2m以下の短い長さにでき、製品
歩留りを向上できることが認められる。
[発明の効果] 以丘のように、未発明によれば、鋼帯製造の生産性、歩
留りを低下することなく、エンドマークを確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す模式図、第2図はスリ
ーブを示す模式図、第3図は本発明の効果を示す図表、
第4図は従来例を示す模式図、第5図は従来例を示す模
式図である。 1・・・鋼帯、 2・・・リール。 10・・・スリーブ、 11・・・鋼帯差込スリット、 12・・・スリット形成縁部。 代理人 弁理+  1n  川 修 治第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リールに巻取られる鋼帯のエンドマーク防止方法
    において、鋼帯差込スリットを周方向の一部に備えたス
    リーブをリールの鋼帯巻取面に装着し、鋼帯の巻始め端
    を上記スリーブの鋼帯差込スリットに差込み、該鋼帯を
    1.0kgf/mm^2以上で4.0kgf/mm^2
    以下の巻取張力にて巻取ることを特徴とする鋼帯のエン
    ドマーク防止方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、スリーブの前記
    スリットを形成し、鋼帯が巻付開始する側のスリット形
    成縁部の肉厚を、鋼帯の巻付進行方向に向けて次第に厚
    くするテーパ状とする鋼帯のエンドマーク防止方法。
JP26945487A 1987-10-27 1987-10-27 鋼帯のエンドマーク防止方法 Pending JPH01113118A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520767A (en) * 1978-07-28 1980-02-14 Basf Ag Butadiene recovery from c4 hydrocarbon mixture
JPS61249624A (ja) * 1985-04-26 1986-11-06 Kawasaki Steel Corp ペイオフリールにおけるストリツプ張力制御方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520767A (en) * 1978-07-28 1980-02-14 Basf Ag Butadiene recovery from c4 hydrocarbon mixture
JPS61249624A (ja) * 1985-04-26 1986-11-06 Kawasaki Steel Corp ペイオフリールにおけるストリツプ張力制御方法

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