JP2016519097A - ブタジエンの製造を増加させるための統合方法 - Google Patents

ブタジエンの製造を増加させるための統合方法 Download PDF

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Abstract

1,3−ブタジエンの収量を増加させる方法を示す。本方法は、粗C4流を生成させる熱分解ユニットから1,3−ブタジエンを回収することを含む。1,3−ブタジエンを分離し、残りのC4プロセス流成分を更に反応及び脱水素して、続くプロセス流中に1,3−ブタジエンを生成させる。続くプロセス流を再循環して更なる1,3−ブタジエンを回収する。【選択図】図1

Description

[0001]本出願は、2013年3月28日に出願された米国出願13/852,473(その内容はその全部を参照として本明細書中に包含する)に対する優先権を主張する。
[0002]本発明は、ブタジエンの製造方法に関する。特に、これは、ブタジエン製造プロセスを石油化学プラント中に統合する方法である。
[0003]プラスチック及びラバーの使用は、今日の世界において広く普及している。これらのプラスチック及びラバーは、一般に石油から製造されるモノマーの重合によって製造される。モノマーは、より大きな分子を変性することができるより小さい分子に分解することによって生成させる。次に、モノマーを反応させて、モノマーの連鎖を含むより大きい分子を生成させる。これらのモノマーの重要な例はエチレン及びプロピレンなどの軽質オレフィンであり、これらは石油化学産業における世界的な需要の大きな割合を示している。軽質オレフィン及び他のモノマーは、重合、オリゴマー化、アルキル化、及び他の周知の化学反応による数多くの化学製品の製造において用いられている。したがって、大量の軽質オレフィン材料を経済的に製造することは、石油化学産業における興味の重点である。これらのモノマーは、現代の石油化学及び化学産業のために重要なビルディングブロックである。今日の精製施設におけるこれらの材料に関する主要な供給源は、石油供給材料の水蒸気分解である。
[0004]他の重要なモノマーはブタジエンである。ブタジエンは、一定範囲の合成ラバー及びポリマーの製造、並びに他のポリマーを製造するための前駆体化学物質の製造のための基本的な化学成分である。例としては、ポリブタジエンラバー(PBR)のような単独重合生成物、又はスチレン及びアクリロニトリルのような他のモノマーと共重合したブタジエンが挙げられる。ブタジエンはまた、アクリロニトリルブタジエンスチレンのような樹脂の製造においても用いられている。
[0005]ブタジエンは、通常は、エチレン及びプロピレンのような軽質オレフィンを製造する熱分解プロセスから副生成物として回収される。ラバー、及びこれらのラバーの所望の特性を有するポリマーに対する需要の増加に伴って、石油化学プラントにおける材料からのブタジエンの収量を向上させる意図によってプラントの経済性が向上するであろう。
[0006]本発明は、粗C流からのブタジエン収量を増加させる方法である。粗C流は、C化合物が副生成物である熱分解ユニットによって生成する。このプロセスは、第1の副生成物のC流を生成させる第1の分離を含む。副生成物のC流をブタジエン抽出ユニットに送って、精製された1,3−ブタジエン流、及びイソブチレンを含むC流を生成させる。イソブチレンを含むC流は、MTBE反応器に送ってイソブチレンを除去し、同時にMTBE生成物流、及び第2の副生成物のC流を生成させる。第2の副生成物のC流は脱水素ユニットに送って、C化合物を脱水素プロセス流中のブタジエンに転化させる。脱水素プロセス流はブタジエン抽出ユニットに再循環する。
[0007]他の態様においては、本発明は、イソブチレン除去ユニットからのラフィネート流を送って、n−ブタン及びn−ブテン類を含むプロセス流を生成させることを含む。このプロセス流は、分別ユニットに送ってn−ブタン及び2−ブテンを含む塔底流を生成させ、同時に1−ブテンを含む塔頂流を生成させる。塔底流は、酸化脱水素ユニットに送って1,3−ブタジエンを生成させ、脱水素プロセス流はブタジエン抽出ユニットに再循環する。
[0008]本発明の他の目的、有利性、及び用途は、以下の詳細な説明及び図面から当業者に明らかになるであろう。
[0009]図1は、粗C流を生成させるプロセスからのブタジエンの回収量を増加させるための第1の態様である。 [0010]図2は、MTBE反応器からのC流出流をブタジエンに転化させる方法の第2の態様である。 [0011]図3は、粗C流からのブタジエンの収量を増加させるための他の態様である。
[0012]ポリエチレン及びポリプロピレンのようなプラスチックに関する需要は相当に増加しており、近い将来において増加し続けるであろう。増加する需要のために、モノマーのエチレン及びプロピレン又は軽質オレフィンに対する需要の増加も増加している。この需要の増加によって、軽質オレフィンの製造方法における改良がもたらされている。この改良によって、ナフサ分解のような伝統的な供給源から、及び軽質オレフィンを製造するために他の炭化水素流を転用することによる他の供給源からの収量が増加している。本発明の目的のためには、以下において用いる水蒸気分解とは、接触分解装置、スチームクラッカー、又はナフサ以外の炭化水素源のための熱分解ユニットであってよい任意の熱分解ユニットを包含するように意図される。原油製造の関連ガスから、並びに大量のエタンを含む天然ガス液(NGL)の増加した回収からのエタンの増加した利用可能性に伴って、スチームクラッカーへの供給材料としてエタンを用いることが増加している。エタンをスチームクラッカーへの供給材料として用いる場合には、副生成物のC流が大きく減少する。これらの変化の結果として、熱分解プロセスからの副生成物のC化合物の製造が減少している。この副生成物の重要な部分はブタジエンの回収であり、軽質オレフィン製造のための供給材料の変化によって、ブタジエンの回収が減少し、或いは増加する需要に遅れている。
[0013]本発明は、ナフサ熱分解装置から生成する副生成物の粗C流の処理によってブタジエン流を生成させる統合プロセスによってブタジエンの回収量を増加させることを提供する。本発明は、精製施設において存在する可能性があるユニットとの統合を提供する。例えば、本発明は、1,3−ブタジエンの専用生産プロセスと統合することによって1,3−ブタジエンの製造を増大させるために用いることができる。ブタジエンの専用生産プロセス流を粗C流と混合し、これを次に1,3−ブタジエン回収ユニットに送る。ナフサ熱分解装置は既存のユニット又は新しいユニットであってよく、これに本発明が付加されて1,3−ブタジエンの回収量が増加する。本発明は、熱分解ユニットからのプロセス流を第1の分離ユニットに送って第1のプロセスC流を生成させることを含む方法である。C流はブタジエン抽出ユニットに送って、1,3−ブタジエン流、及びイソブチレンを含むC流(ラフィネート−Iとしても知られる)を生成させる。抽出ユニットはまた、第1のプロセスC流から1,2−ブタジエンを分離するこもができる。イソブチレンを含むC流は、メチルtert−ブチルエーテル(MTBE)プロセスユニットに送って、MTBE流、及び第2のプロセスC流(ラフィネート−IIとしても知られる)を生成させる。MTBEプロセスユニットは、当該産業において公知の幾つかの構成要素を含み、複数の反応器、反応蒸留カラム、及び成分を分離するための他のカラムを含む。第2のプロセスC流は脱水素ユニットに送って、1,3−ブタジエンを含む脱水素プロセス流を生成させる。脱水素プロセス流は、1,3−ブタジエンの収量を増加させるためにブタジエン抽出ユニットに送る。
[0014]ブタジエンの抽出は溶媒抽出を用いて行う。適当な溶媒は、極性窒素化合物、又は複数の極性化合物の混合物を含む溶媒である。溶媒の例としては、これらに限定されないが、N−メチルピロリドン(NMP)、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド、及びアセトニトリル(ACN)が挙げられる。より広く用いられる抽出溶媒はNMPである。
[0015]MTBEプロセスユニットにおいては、Cラフィネート−I中のイソブチレンを、1つ又は複数のMTBE反応区域内でメタノール流と反応させてMTBEを形成する。MTBEユニットから回収されるCラフィネート−II流は、好ましくは重量基準で50%より多いn−ブテン類を含む。
[0016]この方法の第1の態様を図1に示す。この方法は、熱分解ユニットからのCに富む流れ10(粗C流としても知られる)を選択的水素化ユニット20に送って、ブタジエン類に富む第2の流れ22を生成させる。選択的水素化ユニット20は、ビニルアセチレン及びエチルアセチレンのようなアセチレン系化合物を選択的に水素化するためのものである。第2の流れ22はブタジエン抽出ユニット30に送って、1,3−ブタジエンを含む生成物流32、及びイソブチレンを含むCラフィネート−I流34を生成させる。イソブチレンを含む流れ34はMTBEプロセスユニット40に送って、MTBE生成物流42、及びC炭化水素を含む第3の流れ44を生成させる。MTBE反応器40はまた、イソブチレンと反応させてMTBEを形成するためのメタノール流46も受容する。第3の流れ44は脱水素ユニット50に送って、ブテン類及びブタン類をブタジエンに脱水素して、脱水素プロセス流52を生成させる。脱水素プロセス流52はCスプリッター60に送って、1,3−ブタジエンを含む塔頂流62、及びブタン類を含む塔底流64を生成させる。塔頂流62は、処理のために戻して、ブタジエン抽出ユニット30内で更なる1,3−ブタジエンを回収する。別の構成においては、ブタジエン専用生産流8を、熱分解ユニットからのCに富む流れと混合して、共通のブタジエン抽出ユニットに送る。ブタジエン専用生産流8は、この流れが処理されていない場合には、酸素化物不純物を除去するためのユニット(図示せず)に送ることができる。酸素化物不純物は、選択的水素化ユニット20内において用いる触媒を保護するために除去する必要がある。
[0017]塔頂流62は、まず選択的水素化ユニット20に送ってアセチレン系化合物を転化させることができる。塔頂流62は、Cスプリッター分別ユニット60の前に十分な酸素化物不純物が除去されていない場合には、酸素化物除去ユニット90に送ることができる。この場合には、塔頂流62は、66を経由して90を通過させて酸素化物不純物を除去する。酸素化物の除去としは、洗浄、分別、又は吸着ユニットを挙げることができる。
[0018]脱水素ユニット50は好ましくは酸化脱水素ユニットであり、酸素に富む流れ54及び水蒸気流56をユニット50に送ることを含む。酸化脱水素は、イソブチレン又はイソブタンを生成させずに比較的高い濃度の1,3−ブタジエンを生成させるという利益を有する。酸化脱水素プロセスは水及び酸素化物を生成する。水及び酸素化物の一部は、脱水ユニット70によって除去して、脱水素プロセス流52から抽出される水に富む流れ72を生成させることができる。脱水素プロセス流52はまた、軽質留分分別ユニット80に通して、軽質炭化水素及び水素のような軽質ガス82を除去することもできる。
[0019]選択的水素化ユニット20は、炭素−炭素三重結合を水素化するための水素流を受容することを更に含む。ブタジエン抽出ユニット30は、1,2−ブタジエンなどの重質化合物流38を分離することができる。
[0020]第2の態様は、MTBEプロセスユニットからのCラフィネート−II流を転化させることを含む。Cラフィネート−II流は、1,3−ブタジエンに転化させることができるC化合物を含む。この方法を図2に示す。ここで、Cラフィネート−II流110はMTBEプロセスユニットによって生成され、これを選択的水素化ユニット120に送って第1のプロセス流122を生成させる。選択的水素化ユニット120は、1−ブテンと共に分別される残留ジオレフィン、通常は少量の1,3−ブタジエンを転化させる。1−ブテン製品の仕様は1,3−ブタジエンの非常に低いレベルを求めており、1−ブテン生成物流の所望の純度を得るためにはその除去が必要である。第1のプロセス流122は分別ユニット130に送って、塔頂流132及び塔底流134を生成させる。塔頂流132は主として1−ブテン及びイソブタンを含み、これは更なる処理のために他のユニットに送ることができる。1−ブテンは、ポリエチレンポリマーの製造においてエチレンと共に用いられる重要なコモノマーである。塔底流134はn−ブタン及び2−ブテンを含み、これは酸化脱水素ユニット140に送って第2のプロセス流142を生成させる。第2のプロセス流142は1,3−ブタジエンを含み、これは上記に記載の脱水及び軽質留分除去に送り、次にブタジエン抽出ユニットに送る。他の態様においては、脱水及び軽質留分除去の後の流れ142は分別ユニットに送り、ここでブタジエンに富む流れを塔頂で回収し、これをブタジエン抽出ユニットに送る。未転化のブテン類に富む塔底流は脱水素反応器110に再循環することができる。ブタジエン抽出ユニットは、1,3−ブタジエンを含む精製生成物流、及びイソブチレンを含むCラフィネート−I流を生成させる。
[0021]他の態様を図3に示す。この方法は、熱分解ユニットによって生成したCプロセス流210を選択的水素化ユニット220に送って第1のプロセス流222を生成させることを含む。選択的水素化ユニットは、アセチレン系化合物をジオレフィンに転化させる。第1のプロセス流222はブタジエン抽出ユニット230に送って、1,3−ブタジエン生成物流232、及びイソブチレンを含む第2の流れ234を生成させる。第2の流れ234は、メタノール流242と共にイソブチレン除去ユニット240に送る。イソブチレン除去ユニット240は、生成物流244、並びにブタン類及びブテン類を含むラフィネート流246を生成させる。
[0022]イソブチレン除去反応ユニット240の1つの例には、分別後に1−ブテンの高純度回収を可能にするのに十分に高いイソブチレンの転化量に到達させるために、MTBEプロセスユニットを含ませることができる。この場合には、イソブチレン反応ユニット240には、中間冷却器を備えた直列の複数のMTBE反応器を含ませることができ、或いは、1以上のMTBE反応器を含ませ、次にC化合物及びMTBEの分別と統合した反応蒸留区域を含ませることができる。反応蒸留区域は、単一のMTBE反応器において見られる平衡制約を克服する。イソブチレン反応ユニット240には、第2の流れ234からイソブチレンを除去するための他の反応器の検討及び構成を含ませることができる。他のオプションとして、エチルtert−ブチルエーテル(ETBE)反応器、又はtert−ブチルアルコール(TBA)反応器を含ませることができる。イソブチレン反応ユニットという用語の使用は、MTBE反応器に限定することは意図しておらず、イソブチレン類の反応及び除去のための反応システムである。
[0023]MTBEユニットからのラフィネート流246はn−ブタン及びn−ブテン類から構成され、ほぼ70重量%のブテン含量を有する可能性がある。この非常にn−ブテンに富む流れを脱水素ユニット内で更に処理して、n−ブテンをブタジエンに転化させることができる。転化したブタジエン流は、ブタジエン回収プロセス中に再循環してブタジエン収量を増加させることができる。
[0024]ラフィネート流246は選択的水素化ユニット250に送って、水素化ラフィネート流252を生成させる。選択的水素化は残留ジオレフィンを転化させ、1−ブテンの2−ブテンへの多少の異性化が起こる可能性がある。1−ブテン異性化の量は、1−ブテン製造と1,3−ブタジエン製造との得失評価点として用いて、生成物の選択に関する柔軟性をプラントに与えることができる。選択的水素化ユニット250は、Cラフィネート−I流中に残留する残留1,3−ブタジエンをオレフィンに転化させる。Cラフィネート−I流中の1,3−ブタジエンの残留量は、通常は0.2〜0.5重量%である。運転条件及び触媒は、パラフィンへのオレフィンの転化を最小にするように選択する。水素化ラフィネート流252はブテンに富む流れである。水素化ラフィネート流252は分離ユニット260に送って、2−ブテン類に富む流れ262を生成させる。分離ユニット260はまた、1−ブテンを高価値の生成物流264として分離する。分離ユニット260には、水素化ラフィネート流252から1−ブテンのような個々の成分を分離するための複数の分別カラムを含ませることができる。
[0025]ブテン類に富む流れ262は脱水素ユニット270に送って、1,3−ブタジエンに富む脱水素流272を生成させる。好ましい脱水素ユニットは、イソブチレン類の生成を制限する酸化脱水素ユニットである。脱水素流272は、脱水ユニット及び軽質留分除去ユニットを通した後にCスプリッター280に送って、ブタジエン類を含む塔頂流282、及び未転化の2−ブテン類に富む塔底流284を生成させ、これは脱水素反応器270に再循環することができる。塔頂流282は選択的水素化ユニット220への供給流に送る。別の形態においては、塔頂流282は酸素化物除去ユニット300に送って、酸素化物を含まない塔頂流302を生成させる。酸素化物を含まない塔頂流302は、次に選択的水素化ユニット220に送る。
[0026]酸化脱水素プロセスは、水及び酸素化物、並びに若干の軽質ガスを生成する。このプロセスには、水を若干の酸素化物292と共に除去し、C及びより軽質の炭化水素並びにより軽質の気体を含む軽質ガス294を除去するための脱水ユニット及び脱気ユニット290を含ませることができる。
[0027]現在好ましい態様と考えられるものを用いて本発明を記載したが、本発明は開示された態様には限定されず、添付の特許請求の範囲内に含まれる種々の修正及び均等の配置をカバーすると意図されると理解すべきである。
[0028]下記は具体的な態様に関連して記載するが、この記載は例示であり、上述の記載の範囲及び添付の特許請求の範囲は限定しないと意図されることが理解されるであろう。
[0029]本発明の第1の態様は、熱分解ユニットからのプロセス流を第1の分離ユニットに送って第1のプロセスC流を生成させ;第1のプロセスC流をブタジエン抽出ユニットに送って、ブタジエン流、及びイソブチレンを含むC流を生成させ;イソブチレンを含むC流をMTBE反応器に送って、MTBE流及び第2のプロセスC流を生成させ;第2のプロセスC流を脱水素ユニットに送って、ブタジエン類を含む脱水素プロセス流を生成させ;そして、脱水素プロセス流をブタジエン抽出ユニットに送る;ことを含む、ブタジエンの製造を増加させる方法である。本発明の一態様は、熱分解ユニットからのプロセス流をブタジエン専用生産ユニットからのプロセス流と混合して共通のブタジエン抽出ユニットに送ることを更に含む、本パラグラフにおける第1の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。本発明の一態様は、ブタジエン抽出ユニットが溶媒抽出ユニットである、本パラグラフにおける第1の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。本発明の一態様は、溶媒抽出ユニットが極性窒素化合物を含む溶媒を用いる、本パラグラフにおける第1の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。本発明の一態様は、溶媒が、NMP(n−メチル−2−ピロリドン)、DMF(ジメチルホルムアミド)、ACN(アセトニトリル)、及びこれらの混合物からなる群から選択される、本パラグラフにおける第1の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。本発明の一態様は、メタノールをMTBEユニットに送ることを更に含む、本パラグラフにおける第1の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。本発明の一態様は、第2のプロセスC流が重量基準で50%より多いブテン類を含む、本パラグラフにおける第1の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。
[0030]本発明の第2の態様は、熱分解ユニットからのCに富む流れを選択的水素化ユニットに送って第2の流れを生成させ;第2の流れをブタジエン抽出ユニットに送って、少なくとも1つのブタジエン流、及びイソブチレンを含むC流を生成させ;イソブチレンを含むC流をMTBEユニットに送って、MTBE流、及びC炭化水素を含む第3の流れを生成させ;第3の流れを酸化脱水素ユニットに送って、ブタジエン類を含む酸化脱水素プロセス流を生成させ;プロセス流をCスプリッターに送って、ブタン類を含む塔底流、及びブタジエン類を含む塔頂流を生成させ;そして塔頂流を選択的水素化ユニットに送る;ことを含む、ブタジエン類の製造方法である。本発明の一態様は、選択的水素化ユニットがアセチレン系化合物を選択的に水素化する、本パラグラフにおける第2の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。本発明の一態様は、更に、塔頂流を選択的水素化ユニットに送る前に、塔頂流を酸素化物除去ユニットに送る、本パラグラフにおける第2の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。本発明の一態様は、メタノールをMTBEユニットに送ることを更に含む、本パラグラフにおける第2の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。本発明の一態様は、流れを酸化脱水素ユニットに送り、酸素を含む気体流を酸化脱水素ユニットに送ることを更に含む、本パラグラフにおける第2の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。本発明の一態様は酸化脱水素プロセス流を脱水ユニットに送って、減少した含水量を有する酸化脱水素プロセス流を生成させることを更に含む、本パラグラフにおける第2の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。本発明の一態様は、減少した含水量を有する酸化脱水素プロセス流を分別ユニットに送って、軽質留分を有する流れ、及び減少した含水量を減少した軽質炭化水素と共に有する酸化脱水素プロセス流を生成させることを更に含む、本パラグラフにおける第2の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。
[0031]本発明の第3の態様は、MTBE反応器からのラフィネート流を選択的水素化反応器に送って第1のプロセス流を生成させ;第1のプロセス流を分別ユニットに送って、1−ブテンを含む塔頂流、及びn−ブタン及び2−ブテンを含む塔底流を生成させ;そして、塔底流を酸化脱水素ユニットに送って、1,3−ブタジエンを含む第2のプロセス流を生成させる;ことを含む、1,3−ブタジエンの製造方法である。本発明の一態様は、第2のプロセス流をブタジエン抽出ユニットに送って、ブタジエン類を含む少なくとも1つの流れ、及びイソブチレンを含む第2の流れを生成させることを更に含む、本パラグラフにおける第3の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。
[0032]本発明の他の態様は、熱分解ユニットからのCプロセス流を選択的水素化ユニットに送って第1のプロセス流を生成させ;第1のプロセス流をブタジエン抽出ユニットに送って、少なくとも1つのブタジエン流、及びイソブチレンを含む第2の流れを生成させ;第2の流れをイソブチレン除去ユニットに送って、イソブチレン反応生成物流、並びにブタン類及びブテン類を含むラフィネート流を生成させ;ラフィネート流を選択的水素化反応器に送って水素化ラフィネート流を生成させ;水素化ラフィネート流を分離ユニットに送って、ブテン類に富む流れを生成させ;ブテン類に富む流れを脱水素ユニットに送って、ブタジエン類を含む脱水素流を生成させ;脱水素流をCスプリッターに送って、1,3−ブタジエンに富む塔頂流、及びn−C化合物を含む塔底流を生成させ;そして、塔頂流を選択的水素化ユニットに送る;ことを含む、1,3−ブタジエンの製造方法である。本発明の一態様は、分離ユニットが少なくとも1つの分別カラムを含み、1−ブテン流及び2−ブテンに富む流れを生成する、本パラグラフにおける第5の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。本発明の一態様は、脱水素流を脱水することを更に含む、本パラグラフにおける第5の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。本発明の一態様は、C炭化水素及び軽質ガスを脱水素流から除去することを更に含む、本パラグラフにおける第5の態様に包含される本パラグラフにおけるより重要な態様の1つ、いずれか、又は全部である。
[0033]更なる詳述なしに、上述の記載を用いれば、当業者は、その精神及び範囲から逸脱することなく、本発明をその最も完全な程度まで利用し、本発明の重要な特徴を容易に確認して、本発明の種々の変更及び修正を行い、それを種々の用途及び条件に適合させることができると考えられる。したがって、上述の好ましい具体的な態様は単に例示と解釈すべきであり、いかなるようにも本開示の残りを限定するものではなく、添付の特許請求の範囲内に含まれる種々の修正及び均等の配置をカバーすると意図される。
[0034]上記においては、他に示されていない限りにおいて、全ての温度は℃で示し、全ての部及びパーセントは重量基準である。

Claims (10)

  1. 熱分解ユニットからのプロセス流を第1の分離ユニットに送って第1のプロセスC流を生成させ;
    第1のプロセスC流をブタジエン抽出ユニットに送って、ブタジエン流、及びイソブチレンを含むC流を生成させ;
    イソブチレンを含むC流をMTBE反応器に送って、MTBE流及び第2のプロセスC流を生成させ;
    第2のプロセスC流を脱水素ユニットに送って、ブタジエン類を含む脱水素プロセス流を生成させ;そして
    脱水素プロセス流をブタジエン抽出ユニットに送る;
    ことを含む、ブタジエンの製造を増加させる方法。
  2. 熱分解ユニットからのプロセス流をブタジエン専用生産ユニットからのプロセス流と混合して共通のブタジエン抽出ユニットに送ることを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. ブタジエン抽出ユニットが溶媒抽出ユニットである、請求項1に記載の方法。
  4. 溶媒抽出ユニットが極性窒素化合物を含む溶媒を用いる、請求項3に記載の方法。
  5. 溶媒が、NMP(n−メチル−2−ピロリドン)、DMF(ジメチルホルムアミド)、ACN(アセトニトリル)、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項4に記載の方法。
  6. メタノールをMTBEユニットに送ることを更に含む、請求項1に記載の方法。
  7. 第2のプロセスC流が重量基準で50%より多いブテン類を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 第1のプロセスC流を選択的水素化ユニットに送ることを更に含み、選択的水素化ユニットが、アセチレン系化合物を選択的に水素化して減少したアセチレン系化合物を有する第1のプロセスC流を生成させる、請求項1に記載の方法。
  9. 脱水素ユニットが酸化脱水素ユニットであり、
    水蒸気を酸化脱水素ユニットに送り;そして
    酸素を含む気体流を酸化脱水素ユニットに送る;
    ことを更に含む、請求項1に記載の方法。
  10. 第2のプロセスC流を分別ユニットに送って、1−ブテンを含む塔頂流、並びにn−ブタン及び2−ブテンを含む塔底流を生成させ;そして
    塔底流を脱水素ユニットに送って、1,3−ブタジエンを含む脱水素プロセス流を生成させる;
    ことを更に含む、請求項1に記載の方法。
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