JPS59167525A - 1,3−ブタジエンの製造方法 - Google Patents

1,3−ブタジエンの製造方法

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JPS59167525A
JPS59167525A JP58040572A JP4057283A JPS59167525A JP S59167525 A JPS59167525 A JP S59167525A JP 58040572 A JP58040572 A JP 58040572A JP 4057283 A JP4057283 A JP 4057283A JP S59167525 A JPS59167525 A JP S59167525A
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荒川 昌敏
Masao Yoshioka
吉岡 征夫
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和美 中沢
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C5/42Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms by dehydrogenation with a hydrogen acceptor
    • C07C5/48Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms by dehydrogenation with a hydrogen acceptor with oxygen as an acceptor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1,3−ブタジェン(以下、ブタジェンと略称
する)の製造方法に関し、さらに詳しくは炭素数4 (
C4)の炭化水素留分からブタジェンを製造する方法に
関する。
従来、1−ブテンおよび/または2−ブテン(以下、ル
ープテン類と称することがある)tl−選択的触媒の存
在下に脱水素または酸化脱水素してブタジェンを製造す
ることは良く知られており、また工業旧規模でも実施さ
れている。この方法において原料となるループテン類は
、ルーブタンの脱水素、重質油の流動接触分解(FCC
)設備からの副生、ナフサ、灯油、軽油等のスチームク
ラッキング設備からの副生などの方法によシ広く製造さ
れている。
これらC4留分のうち、ナフサ等のスチームクラッキン
グ設備から副生ずるものは、ブタジェンを多量に(例え
ば25〜50重量%)含んでいるので、ブタジェンを抽
出分離した残シの留分(スペン) C4留分)をループ
テン類の供給源として用いている。
前記FCC設備から副生するC4留分および前記スチー
ムクラッキング設備から得られるスペントC4留分はル
ープテン類の他に2−ブタン、t−ブテン、ルーブタン
等を含んだ混合物であるが、脱水素または酸化脱水素反
応によシブタジエンを製造するための原料はC4留分中
のルーブテンの濃度が高いだけでなく、t−ブテンを実
質的に含んでいないことが好ましい。例えはUOP、1
978、Technology Conferen、c
g  H11にはブタジェン製造用の原料としてのルー
プテン類の濃度は約90%以上でよいが、t−ブテン濃
度は約0.3%以下にすることが必要であることが記載
されている。
C4貿分中の特定の成分を分離、取得することは、第1
表に示す如く沸点が近接していることから、通常の蒸留
では事実上不可能であシ種々の方法が研究開発されてい
る。
以下余白 第   1   表 第   2   表 註=(1)分離法 A:蒸留法 B:抽出蒸留法 C:硫酸吸収法(50〜65重量%硫酸にt−ブテンを
吸収させ分離) E:気相吸着法(OLEFIN  SIU*法−000
社)F:液相吸着法(C40LEX本法−UOP社)G
:   #   (SORBUTENE*法−UOP社
)H:2量化蒸留法(t−ブテンを2量化させ、分離)
*登録商標を示す (2)2−ブテンとの分離状況 ◎はとんど同伴 ○かなシ同伴 ×はとんど分離また第
2表はC4炭化水素の主要な分離法におけるC4バック
イン類およびオレフィン類の分離状況を概念的に示した
ものであるが、木表からも明らかな如く、工業的に供給
可能な前記各種C4留分から脱水素または酸化脱水素に
よるブタジェン製造用の原料としてのi−ブチ/を実質
的に含まず、しかもC4ハラフィン類が大半除かれたル
ーブテン類を高収率で分離取得できる方法は単独には存
在せず2つ以上の方法の組合せが必要である1例えば石
油化学工業ハンドブック(朝食書店、1962年刊)、
178頁、図7.6@には、C4留分をまず硫酸吸収装
置で処理してt−ブテンを除いた後、抽出蒸留装置にか
けてルーブテン類を得る工程図が示されている。またO
il & Gap Journal、55 (48)、
87頁には、原料Q留分を硫酸吸収装置と抽出蒸留装置
から構成される原料調製工程に送ってi−ブチ/、i−
ブタン、ルーブタンを除いたループテン留分を得、この
留分を次に脱水素装置および生成ガス処理装置から構成
されるブタジェン合成工程に送って粗ブタジェ/留分を
得、との留分をさらにブタジェン精製工程に送ってブタ
ジェンを得るとともに、ルーブテン類を主成分とする未
反応C4留分をブタジェンN製工程で分離回収し、ブタ
ジェン合成工程および/または原料調製工程ヘリサイク
ルする方法が記載されている。
さらにU OP  1978)Tgchnology 
ConferenceH−23には、原料C4留分をま
ず硫酸吸収装置にかけてL−ブテンを除いた残留分をC
40LEX装置にかけてブタン類を除きルーブテン類を
得る工程が記載されている。
■ 以上例示した諸方法において、龜−ブテンの除去にはい
ずれも硫酸吸収法が用いられているが、第2表から明ら
かな如く、エーテル化法、気相吸着法、2量化法を硫酸
吸収法にかえて用いうることは容易に類推出来るところ
である。
これらのループテン類製造工程(原料調製工程)を、脱
水素または酸化脱水素法によるブタジェン合成工程およ
び為純度ブタジェンを得るためのブタジェン精製工程と
組合せた全工程を示せば、前記Oil & GaJ?J
ournal、55 (48)、87頁に示されている
ように第1図のように表わされる。すなわち、C4パラ
フィン類およびオレフィン類を含むC4留分原料はまず
原料調製工程に送らgで実質的に全部のL−ブテンおよ
び大部分(または実質的に全部)の04パラフイン類が
除かれる。かくして得られたルーブテン類留分はブタジ
ェン合成工程に送られ、一部のルーブテン類はブタジェ
ンに変換され、粗プクジエン留分としてブタジェン精製
工程に送られる。ブタジェン精製工程では未反応C4留
分がブタジェンと分離され、前者の留分はブタジェン合
成工程に主にリサイクルされるが、原料調製工程でC4
パラフィン類の分離が不十分な場合には、C4パラフィ
ン類は、通常の2−ブテン類の脱水素または酸化脱水素
反応に用いられる触媒下での反応では不活性であυ、そ
のまま系中に存在して次第に蓄積し、運転に重大な支障
を来すことになる。このため、ブタジェン精製工程から
の該リサイクル流の一部または全部を原料調製工程ヘリ
サイクルしている。
しかしながら、これら既存の技術の組合せによシ、ルー
ブテン類を得ることは、単に工程が複雑になり、設備費
が過大になるというだけでなく、運転経費も過大となシ
、該ルーブテン類から製造されるブタジェンを、ナフサ
等のスチームクランキング設備から副生ずるC4留分中
のブタジェンとの競合を考慮した場合、経済性に大きな
問題を生じ、改善を求められているのが実情であった。
本発明者らは、これら既存の技術の問題点を解決すべく
検討の結果、脱水素または酸化脱水素によシブタジエン
を製造するだめの原料調製工程は、そこだけで独立して
捕えるのではなく、C4留分中の各成分の分離という点
で共通の要素を持っているブタジェン精製工程と合せて
考えることによシ、よシ合理的なプロセスを鋭意検討し
たところ、原料調製工程でイソブチンと同時にルーブテ
ン類から分離することが困難なルーブタンはブタジェン
精製工程で広く用いられている抽出蒸留法によれは容易
にルーブテン類から分離しうること、ちらに、ブタジェ
ン合成工程に供給されるルーブテン類中にはある程度の
ブタン類の混入が許容されることを利用し、t−ブテン
が実質的に除かれだC4留分(C4以外の重質分および
/または重質分が含まれている場合には必要に応じ予め
蒸留等によシ1     除いたもの)を、ブタジェン
合成工程を通した後、または該工程を通さずに直接抽出
蒸留塔の中段に供給し、C4パラフィン類を生成分とす
る留分を塔頂から留出させ、ブタジェン合成工程からの
ブタジェンを含んだC4留分の供給段の上側で、かつ塔
頂付近に供給される迅択溶剤供給段の下側の[…の段か
ら蒸気流として側流を抜き出すと、該留分中には減じら
れた濃度のC4バラクイン類とブタジェンを含む、ルー
ブテン類に富んだ留分が得られ、一方、該塔の塔底から
は少量の2−ブテン類を含んだブタジェンを主成分とす
る炭化水素と選択溶剤から成る留分が得られることを見
い出し、本発明に到達した。
丁なわち、本発明は、実質的にイソブチン、1t3−ブ
タジェンおよびC4アセチレン類を含んでいない炭素数
4 (C4)のパラフィン類およびオレフィン類を主成
分とした留分を脱水素まだは酸化脱水素工程(人工程)
に供給してルーブテン類を1.3−ブタジェンに変化せ
しめ、かくして得られた1、3−ブタジェンを含有する
炭化水素留分(C留分)を抽出蒸留塔(B塔)に供給し
、選択溶剤の雰囲気下で蒸留を行い、塔頂からは炭化水
素成分としてC4パラフィン類を主成分とした留分を得
、前記C留分供給段の上側で、かつ選択溶剤供給段の下
側の間の段からルーブテン類を主成分とした留分を側流
として抜き出し、前記人工程にリサイクルし、一方該塔
の塔底からは炭化水素成分として1.3−ブタジェンを
主成分とし、さらに選択溶剤成分を含んだ留分を抜き出
し、該留分がら1,3−ブタジェンを分離するが(特許
請求の範囲第1項の方法、以下、方法人という)、マだ
は実質的にイソブチンを含んでいない炭素数4(C4)
のパラフィン類およびオレフィン類を主成分とした留分
(D留分)を抽出蒸留塔(B塔)に供給し、選択溶剤の
雰囲気下で蒸留を行い、塔頂からは炭化水素成分として
C4パラフィンを主成分とした留分を得、脱水素まだは
酸化脱水素工程(人工程)から得られる1、3−ブタジ
ェンを含有するC4炭化水素留分を供給する段の上側で
かつ選択溶剤を供給する段よシ下側の段からルーブテン
類を主成分とした留分を側流として抜き出し、これを人
工程に供給してルーブテン類を1.3−ブタジェ/に変
化せしめ、かくして得られた1、3−ブタジェンを含有
するC4炭化水素留分を単独又は前記り留分と合せて前
記B塔に供給し、蒸留を行ない、該塔の塔底からは炭化
水素成分として1,3−ブタジェンを主成分とし、さら
に選択溶剤を含んだ留分B塔の塔頂留分としてルーブテ
ン類がさらに濃縮された炭化水素留分を得て、人工程に
リサイクルすると同時に、E塔の塔底留分をB塔の前記
側流を抜き出しだ段の近傍段に戻すこと(特許請求の範
囲第3項の方法、以下、方法Bという)を特徴とするも
のである。
以下、本発明を図面によシさらに詳細に説明する。
第2図および第3図は、上記本発明の方法人およびBの
ブタジェノ製造方法の主要工程を示したものである。
本発明の特徴は、原料C4炭化水素および/またはブタ
ジェン合成工程から得られたC4炭化水素留分中のC4
ハラフィン類の分離除去−04オレフイン類の回収−ブ
タジェンの濃縮分離を1つの抽出蒸留塔で行っているこ
とである。すなわち、従来技術では、例えば第1図に示
した如く、ブタン類の分離とルーブテン類の回収−ブタ
ジェンの濃縮分離は別々の抽出蒸留塔で行っているが、
本発明方法では、第2図および第3図に示すように、こ
れらを1つの抽出蒸留塔で行っている点が根本的に異っ
ている。すなわち、第1図における抽出蒸留塔以降の工
程には、例えば前出のEncyclopediaof 
Chemical Processing and D
eJlign 、 Vow、 5 (Marcet D
ahker Inc、 1977 )第144〜154
頁に記載されているような種々の抽出蒸留法が適用され
、一方、原料除去工程におけるブタン除去プロセスとし
ても)例えばChemical Enginetrin
g、39(Fgb、1957)第146−148頁に記
載されているように抽出蒸留法が適用されるか、本発明
では、第2図または第3図に示すように、2つの抽出蒸
留工程が1つにまとめられている。このため、本発明で
はプロセスが大幅に簡略化され、単に設備費が軽減され
るだけでなく、運転経費も大幅に軽減されることになる
次に本発明の方法AXBは、原料調製工程でルーブテン
類を分離せずにインブテンのみを主として除去し、ルー
ブテン類およびブタン類はそのまま、原料中に含有させ
てブタジェン合成工程または抽出蒸留塔に送り、得られ
たルーブテン類をブタジェン合成工程に循環させる点は
同じであるが、方法B(第3図)は、インブチ/を除去
したC4炭化水素留分をブタジェン合成工程を経由せず
に直接、抽出蒸留塔の適宜段に送り、ブタジェン合成工
程からのブタジェンを含むC4留分を例えばブタジェン
含量に応じて前記抽出蒸留塔に循環させる点が異なる。
しかし本発明においては、方法人とBの併用、すなわち
原料C4炭化水素の一部を第2図の工程によってブタジ
ェン合成工程へ供給し、残シを第3図の工程によって抽
出蒸留塔へ供給することも可能であシ、原料の組成によ
ってはこの方法が好ましい場合もある。
不発明方法人のプロセスに用いられる原料C4炭化水素
はt−ブテンを実質的に含んでいないことが必要である
が、直接ブタジェン合成工程に供給されることから他の
成分についても一定の範囲内にあることが好ましい。
すなわち、ブタン類はブタジェン合成工程においては実
質的に不活性であ勺、単に希釈剤と見なすこともできる
が、あま多量が多いと、ブタジェン合成工程での各装置
の効率を悪化させるだけです<、運転経費の増大をまね
くので、一般には50重量−以下、特に30重量−以下
であることが好ましい。ブタジェンは、ブタジェン合成
工程に供給されると一部が反応して失われてしまうので
多量に混入することは好ましくなく、一般には10重量
−以下、特に5重量%以下が好ましい。アセチレン類は
ブタジェン合成工程に供給される大部分が反応して失わ
れてしまうが、多過ぎると反応の安定性を阻害するので
、一般には5重量%以下、特に2重量%以下が好ましい
これに対し方法Bのプロセスに用いられる原料C4炭化
水素は、2〜ブテンを実質的に含まないことを必要とす
る以外には特に制約がなく、高濃度のブタン類、ブタジ
ェン等を含んだ原料でも処理することが可能である。
M3図の方法Bにおいて、原料の組成によって抽出蒸留
塔へ供給する段の位置はブタジェン合成工程からのもの
と同一の段にすることもできるし、また適当にかえるこ
とにより、よシ効率的な運転を行うこともできる。例え
ば、原料中にブタジェンが実質的に含まれていないとき
には、抽出蒸留塔の側流が抜き出される段と選択溶剤が
供給される段の間の段に供給することが蒸留効率上好ま
しく、また原料炭化水素中のブタジェン濃度が高くなる
につれてよシ下方の段に供給することが望ましい。
本発明において、抽出蒸留塔の塔底から得られるブタジ
ェンを主成分とする炭化水素と選択溶剤から成る留分は
〜例えばEncyclopedia of Chtmi
−caL Processing and Desig
n Vol、 5 (MarctL DtkktrIn
c、L 977 )第144〜154頁に記載されてい
る種々の1段ないし2段抽出蒸留法によシ高純度のブタ
ジェンに精製することができる。
次に第4図は、本発明に基づいたブタジェン製造法の一
実施例を示す70−シートであり、ブタジェンの精製工
程としては一段抽出蒸留法の例を示したものである。図
において、t−ブテンを実質的に含んでいない原料のC
4炭化水素留分は導管1、さらに導管2および/または
3を経て系内に供給される。方法人のプロセスでは導管
3は使用されず、原料は導管2を経てブタジェン合成装
置5に供給され、一方、方法Bのプロセスでは導管2は
使用されず、原料は導管3を柱で抽出蒸留塔13へ供給
される。なお、方法Bでは、原料の一部を導管2を社で
ブタジェン合成装置5へ、および残シを導管3を経て抽
出蒸留塔13へ供給することもできる。ここではまず方
法Aのプロセスについて説明する。
ブタジェン合成装置5では脱水素反応まだは酸化脱水素
反応が行われるが、反応収率を高めつる酸化脱水素法を
用いることが好ましい。ここでは酸化脱水素法を例にと
シ説明する。ブタジェン合成装置5へは、炭化水素留分
として導管2からの流れの他に後述するブテン回収塔2
1の塔頂留分として導管27を経て得られるループテン
類を主成分とした流れと、所望にょpブタジェン精製塔
31の塔底から導管38を経て抜き出される2−ブテン
を主成分とする流れを合流したものが導管39を経て供
給され、さらに導管4を経て酸化剤としての酸素および
稀釈剤としてのスチーム、窒素1炭酸ガス等の不活性ガ
ス(通常は空気、スチーム)が供給される。なお、希釈
剤としては、反応生成ガスから炭化水素留分を回収した
非凝縮性ガスを用いることも可能である。酸化脱水素法
を用いたブタジェン合成装置5およびガス処理装置8に
ついては1例えばIndustrial and En
yqintgringChemistry、Vol 6
2 、Nn5.第42〜47頁(1970年)、The
 Oil arbd Gay Jou、rnal第60
〜61頁(1971年8月2日) 、Hydrocar
bon Processing。
第133〜135頁(1974年6月)、同誌、第13
1〜136頁(1978年11月)等が参照される。
ブタジェン合成装置5において、ループテン類から酸化
脱水素反応によりブタジェンを生成する反応は約30日
1モルの発熱反応であシ、さらに一部のループテン類は
Co 1Cotまで酸化されるが、これによる発熱も無
視することができず、しだがって反応を円滑に行わせ得
るだめには温度制御がきわめて重要である。反応器に供
給する炭化水素をスチーム等で大量に稀釈して反応ガス
の単位発熱量を減じ、断熱型反応器を用いることもでき
るが、この場合、反応器出口ガスの温度は入口温度よシ
はるかに高いものとなるので、固定床多管式反応器また
は流動床型反応器を用いることが触媒性能の維持の面だ
けでなく、反応器へ供給するガス中のルーブテン類濃度
を高め、壕だ反応生成ガスの処理が容易になるという点
からも好ましい。
ループテン類の酸化脱水素触媒としては、フェライト系
、P−8n系、Sn、 −Ss系、MoB1系等の公知
のものが用いられるが、特にNo  Bi系の触媒がき
わめて優れた性能を示す。酸化脱水素反応は通常250
〜600℃、1〜5 atmα、空間速度500〜30
00 hr ’の条件で一般に行われるが、触媒によシ
最適反応条件が異なるのは当然である。
ブタジェン合成装置5を出た反応生成ガスは、例えば廃
熱ボイラーで熱回収された後、導管6ケ経てガス処理装
置8に供給される。
ガス処理装置8は、ブタジェン合成装置5で生成した窒
素、酸素、Co1co2等の非凝縮性ガス、水蒸気、ブ
タジェンを含むC4を主体とした各種炭化水素少量の含
酸素有機化合物等からなる流れから、炭化水素留分を回
収するものであり、例えはIntLtcztrial 
 and  Erbgintarinl  Cんemi
ztry 、V(11/、62、座5、第42〜47頁
(1970年5月)、TAg Oil and Gas
 Jotbrnal第60〜61頁(1971年8月2
日)に示されるような流れ図のものを採用することがで
きる。上記ガス処理装置8には導管7から水が導入され
、反応生成ガス中に少量台まれる含酸素有機化合物を水
洗除去される。
この水は導管4から供給されたスチームおよび反応で生
成したスチームが凝縮したものと合せられ、廃水として
導管10を介して系外圧排出される。
反応生成ガスからスチームを凝縮させて除去した流れに
ついては、例えば芳香族系の吸収油により非凝縮性ガス
と炭化水素留分とを分離した後、非凝縮性ガスは導管9
から系外に排出される。一方、炭化水素留分は、吸収油
と分離された後、必要に応じてブタジェン合成装置5ま
だはガス処理装置8で生じた重質分を分離し、これを導
’911を経て系外に排出した後、導管12を経て抽出
蒸留塔13の中段に供給される。
抽出蒸留塔13の塔頂付近には選択溶剤が導管14から
供給される。込択溶剤としては、ブタン類/ブテン却/
ブタジェンの分離に使用し得るものであればよく、例え
ばアセトン、アセトニトリル、ジメチルフォルムアミド
、N−メチルピロリドン、フルフラール等の単独もしく
Fi2種以上または水との混合溶剤が好適に用いられる
抽出蒸留塔13の塔頂からは蒸気流が導管15を経て排
出され、凝縮器16で凝縮された後、還流槽17に入り
、一部は還流として導管18を介して塔頂部へ戻され、
残りは塔頂留分として導管19を経て系外に排出される
。この塔頂留分は炭化水素成分としてC4パラフィン類
を主成分とするもので、04オレフイン類のロスを低く
抑えるように運転条件が選択される。また用いられる選
択溶剤の種類によっては、これが一部塔頂留分中に同伴
してくることがあるため、必要に応じて水洗等の操作に
より溶剤を回収するとともに、炭化水素留分の精製が行
われる。
抽出蒸留塔13に導管12を経て供給される段と選択溶
剤供給段との間の段から側流として蒸気流が導管20を
経て抜き出され、ブテン回収塔21の塔底部に供給され
る。一方、ブチ/回収塔21の塔底部からは導管22を
経て液流が抜き出され、抽出蒸留塔13から前述の側流
が蒸気流として抜き出された近傍段、特に好ましくは同
一段に供給される。
一方、抽出蒸留塔工3の塔底からは、ブタジェンを主成
分とする炭化水素成分と選択溶剤との混合物が導管28
を経て得られ、放散塔29の中段に供給される。この塔
底留分中の炭化水素成分中には運転条件を適当に選ぶこ
とにより、04オレフイン類を実質的に含んでいないよ
うにすることも可能であるが、通常、少量の2−ブチ/
が混入してくるほか、導管12から供給される原料中に
04アセチレン類が含まれている場合には、これらは全
量この塔底留分中に混入してくる。
ブテン回収塔21は、例えば5〜20段の棚段塔で選択
溶剤と炭化水素成分の分離を行うだめのものである・塔
頂から蒸気流が導管23を経て抜き出され、一部は凝縮
器24で凝縮された後、還流槽25に入シ、全量還流と
して導管26を介してブテン回収塔21の塔頂へ戻され
、残シは凝縮されることなく、塔頂留分として導管27
、さらに導管39を経て前記ブタジェン合成装置5に供
給される。なお、この塔頂留分は、用いられる選゛パ択
溶剤の種類によう−Cは、同伴する溶剤を一部含んでい
ることがあるが、このような場合には水洗等の操作によ
シ溶剤を除去した後、ブタジェン合成装置5に供給され
る。
導管27を経て得られるブテン回収塔21の塔頂留分中
の炭化水素成分は、ルーブテン類を主成分とし、少量の
C4パラフィン類を含んだものであるが、ブタジェンの
濃度はできるだけ低く保たれるように条件設定される。
導管27を経て得られる流れの中のC4パラフィン類の
量は、導管12を経て供給される流れの04パラフイン
類の量の50チ以下、好ましくは30%以下に設定され
る。この量が50%よシ多いとブタジェン合成工程に供
給される全炭化水素中の04パラフイン類の濃度が高く
なシすぎることがある。
一方、導管27を経て抜き出される流れの中のブタジェ
ンの量は、導管3および導管12を経て供給されるもの
のlOチ以下、好ましくは5チ以下に設定される。この
量が10%をこえると、ブタジェン合成工程で反応等に
より失われる量が過大となるだけでなく、リサイクル量
の増大によシ処理コストも嵩む。なお、ブテン回収塔2
1の運転に必要な熱量は導管20からの蒸気流によシ全
量供給されるので、塔底部の再沸器は通常不要である。
放散塔29は、塔13または21と同様に塔頂部に凝縮
器、還流槽を設け、独立した塔としてもよいが、例えば
特開昭56−128724号公報に記載されているよう
に、ブタジェン精製塔31と熱的に結合することが省エ
ネルギーの観点から好ましい、この際、放散塔29の塔
頂から蒸気流が導管30によシ抜き出され、ブタジェン
精製塔31の中段にそのまま供給され、一方、ブタジェ
ン精製塔31からは導管3oの供給段の近傍段、好まし
くは同一段から液流が側流として抜き出され、導管32
を経て放散塔29への還流として塔頂部へ供給される。
放散塔29の塔底部からは実質的に選択溶剤からなる流
れが抜き出され、図示されていない熱回収のための熱交
換器および冷却器を経て適当な温9度まで冷却された後
、導管14により抽出蒸留塔13へ再循環される。なお
、選択溶剤は循環使用中に重質分が徐々に蓄積してきて
、そのまま運転に支障を来すので循環流の一部を抜き出
し、図示されていない溶剤精製工程で精製した後、循環
系に戻すことが好ましい。
、     ブタジェン精製塔31の塔頂からは蒸気流
が導管33を経て抜き出され、凝縮器34で凝縮された
後、還流槽35に入シ、一部は還流として導管36によ
りブタジェンn製塔31の塔頂部に戻され、残シは塔頂
留分として導管37を経て系外に排出される。この留分
は実質的にブタジェンからなるもので、通常、そのまま
製品ブタジェンとすることができるが、との留分がアセ
チレン類を多量に含んでいる場合には、さらに抽出蒸留
等によp脱アセチレンされた後、製品ブタジェンとされ
る。一方、ブタジェン精製塔31の塔底部からは少量の
ブタジェンを含む、主に2−ブテンからなる留分が導管
38を経て得られ、通常ブタジェン合成装置5に再循環
されるが、2−ブテンの濃度が低く、重質分が多い場合
には、導管38′によシ系外に排出することもできる。
なお、第4図において塔13.29および31には図示
を省略しだが、塔の運転に必要な熱を供給するための再
沸器等が設けられている。また各配管系に設ける弁など
は図示を省略されている。
次に本発明方法Bの実施例を同様に第4図によシ説明す
る。t−ブテンを実質的に含んでいない原料の04炭化
水素留分は、導管1、さらに導管3を経て抽出蒸留塔1
3の中段に供給される。供給される段tま、ガス処理装
置8から導管12を経て供給される段と同一(導管3C
)でもよいが、導管3の流れの組成により供給段を3α
、3b13c、3dの如く選ぶことが好ましい、すなわ
ち、導管3を経て供給される原料C4炭化水素中にブタ
ジェンが実質的に含まれていないときは導管20を経て
側流が抜き出される段と選択溶剤が供給される間の段(
導管3α経由)に供給することが好捷しく、該原料C4
炭化水素中のブタジェン鎚度が高くなるにつれ、導管3
b、3cさらに3dと、抽出蒸留塔13へ供給する段を
下げていくことが好ましい。方法2のその他の箇所の説
明については、導管2が用いられず、ブタジェン合成装
置5へ供給される原料C4炭化水素がブテン回収工程か
らの導管39を経るものである以外は方法人と全く同一
である。
なお、前述のように2−ブテンを実質的に含んでいない
原料C4炭化水素の一部を導管2を経てブタジェン合成
装置5へ、残シを導管3を経て抽出蒸留塔13へ供給す
る、方法A、Bの組み合せた場合についても、導管“2
および導管3の両方から原料C4炭化水素が供給される
以外は方法Aおよび方法Bの説明と全く同一である。
次に具体的実施例によシ本発明をさらに詳細に説明する
実施例1 第4図の流れにしたがって本発明の方法Aを実施した。
導管1、さらに導管2を社て(導管3は使用せず)、第
3表に示しだ組成を有するQ炭化水素留分9586 k
f /Hrを、導管39を経て供給−されるリサイクル
流1533ゆ/srとともに、ブタジェン合成装置5に
供給した。ブタジェン合成装置5には同時に導管4よシ
空気24807 k!9/Ht−オヨびスチーム409
1 kg /Hrを供給した。ブタジェン合成装置5を
構成している酸化脱水素反応器は内径28mmの管から
構成された多管式反応器であシ、管内には、特公118
53−41648に翔示すれ−(いるjうK、Mo  
Bz  Fa  C。−8b(3価)−8j(5価)の
複合酸化物を粒径4闘のα−アルミナ担体に担持させて
粒径約5鞄とした球状触媒が充填され、管外には溶融塩
が循環され(入口温度340℃)、反応温度がコントロ
ールされた。
反応器入口の圧力を1.7気圧、温度を340’Cの条
件で反応させた結果、反応器に供給されたルー−ブテン
類の85%が反応し、そのうち88チがブタジェンに変
換された。ブタジェン合成装置5を出た反応生成ガスは
導管6を経てガス処理装置8に供給された。
ガス処理工程8は、さらに反応生成ガスの急冷工程、ガ
ス圧縮工程、反応で副生じた含酸素化合物の水洗除去工
程、吸収油を用いて、大量の非凝縮ガスから炭化水素留
分をガス吸収法で回収する工程に細分されるが、含酸素
化合物を水洗除去するための洗浄水32.242 kl
i Hyが導管7がら系に供給される一方、含酸素化合
物を含んだ廃水39、827 ky/ Hyカ導管1o
から、重質分148搬/ Hrが導管11から、および
非凝縮ガスから主に構成される流れ22,628ゆ/ 
Hrが導管9から系外に排出され、かくして、導管12
から第3表に示す組成を有する炭化水素留分9456に
9/arが得られ、この流れは次いで抽出蒸留塔13の
中段に供給された。
抽出蒸留塔13の頂部付近に92重景チのアセトニトリ
ルと8重量−の水から構成された溶剤5L 235 k
li / Byを53℃の温度で導管14を介して供給
した。抽出蒸留塔13の原料供給部と溶剤供給部の中間
部から側流を導管20から蒸気流として5551kli
Hr抜き出し、ブテン回収塔21の塔底部に供給し、一
方、ブテン回収塔21の塔底留分40 s 6 kli
 Hrを導管22を通して側流を抜き出した同一段に供
給した。
抽出蒸留塔13は塔頂圧4.5気圧、塔頂温度47℃、
塔底温度109℃で運転され、かくして塔頂留分として
、第3表に示した組成のノルマルブタンから主に構成さ
れる留分1.633 kg / Hrが導管19を経て
得られ、塔底からは主にブタジェンから構成される炭化
水素成分と溶剤からなる流れ57674kli+/町が
導管28を経て抜き出され、放散塔29の中段に供給さ
れた。なお、図には示していないが、還流槽17では、
水に富んだ相が少量分離してくるのでこれを層分離し、
89kliHrの流量で系外に抜き出した。この流れは
アセトニトリル7重量%を含んだ水溶液であった。また
、導管19から抜き出された流れはアセトニトリルをか
なシ含んでいるので、図に示していない水洗塔でアセト
ニトリルを水洗除去した後、系外に排出した。
ブテン回収塔21は塔頂圧4.5気圧、塔頂温度48℃
、塔底温度59℃で運転され、かくして、塔頂留分とし
て第3表に示した組成の、ルーブチ/類とノルマルブタ
ンから主に構成される留分1466 kli Hrが導
管27によシ蒸気流として抜き出された。この流れは、
アセトニトリルをかなり含んでいるので、図には示して
いない水洗塔でアセトニトリルを水洗除去した後、ブタ
ジェン合成装置5にリサイクルされた。また図には示し
ていないが還流槽25には水に富んだ相が少量分離して
くるので、これを層分離し、29klinrの流量で系
外に排出した。この流れはアセトニトリル4重量%を含
んだ水溶液であった。
放散塔29は、塔頂圧5.2気圧、塔頂温度47℃、塔
底温度134℃で運転され、桁頂からは蒸気流23,2
23ki?/班が導管3oを介して抜き出され、ブタジ
ェンfill製塔31の中段に供給される一方、ブタジ
ェン精製塔31へ導管30が接続している同一段からは
液流が導管32によ、jl)16,525 kli /
 By抜き出されて放散塔29の塔頂部に還流として供
給された。かくして放散塔29の塔底部からは実質的に
炭化水素を含まない溶剤50,975kg!/町が抜き
出され、導管14を経て抽出蒸留塔13に循環された。
この循環溶剤流は使用中に重質油等が蓄積してきて、そ
のままでは円滑な運転の支障になるので、510ゆ/H
Y(循環流の1チに和尚する)が抜き出されて、図示し
ていない溶剤精製部で処理された後、溶剤循環流に戻さ
れた。また導管19,27の流れを水洗して回収したア
セトニトリル水溶液、および還流槽17.25の炭化水
素相から分離した水相は一括処理してアセトニトリルを
濃縮回収して溶剤循環系に戻した。
ブタジェン精製塔31は、塔頂圧4.4気圧、塔頂温度
41℃塔底温度54℃で運転され、かくして塔頂および
塔底留分として第3表に示した組成を有する留分が、導
管37および導管38を通してそれぞれ6525に9/
瓜および83に9/n、得られた。前者の流れは、必要
に応じてさらに精製されるが、本実施例で示した酸化脱
水素の触媒系を用いた場合、C4アセチレン類の生成が
きわめてわずかであるので、これ以上の精製を要するこ
となく、高純度の製品ブタジェンとすることができた。
一方、後者の流れはブタジェン合成装置5に循環された
以下余白 実施例2 第4図の流れにしたがい、本発明の方法Bを実施した。
導管1、さらに導管3を経て(導管2は使用せず)第4
表に示した組成を有するC4炭化水素留分185661
g /Hrを抽出蒸留塔13の中段(供給には導管3α
を使用)に供給した。
抽出蒸留塔13の塔頂部付近に92重量%のアセトニト
リルと8重量%の水から構成された溶剤108、271
 kg/Hrを53℃の温度で導管14によシ供給した
。後述するガス処翫装置8から抽出蒸留塔13へ導管□
12によシ供給される段と溶剤が供給される段の間の段
から側流を蒸気流として導管20によF) 35615
kl?/Hr抜き出してブチ/回収塔21の塔底部に供
給し、一方、該ブテン回収塔21の塔底粕分26024
kg/Hrを導管22によシ側流を抜き出した同一段に
供給した。
抽出蒸留塔13は塔頂圧4.5気圧、塔頂温度47℃、
塔底温度111 ’Cで運転され、かくして塔頂留分と
して第4表に示した組成の04パラフイン類から主に構
成された留分11205 kg /Hrが導管19を経
て得られた、塔底からは、主にブタジェンから構成され
る炭化水素成分と、溶剤から成る流れ113.627 
kg/Hrが導管28を経て抜き出され、放散塔29の
中段に供給された。なお、図には示していないが、還流
槽17では水に富んだ相が少量分離してくるので、これ
を分層し、622ky/ayの流量で系外に抜き出しだ
。この流れはアセトニトリル7重量%を含んだ水溶液で
あった。また導管19から抜き出された流れはアセトニ
トリルをかなシ含んでいるので図に示していない水洗塔
でアセトニトリルを水洗除去した後系外に排出した。
ブテン回収塔21は塔頂圧4.5気圧、塔頂温度48℃
、塔底温度59℃で運転され、かくして塔頂留分として
第4表に示した組成のループテン類とルーブタンから主
に構成される留分9406kp/Hrを導管27によシ
蒸気流として抜き出した。
この流れけアセトニトリルをかなシ含んでいるので、図
には示していない水洗塔でアセトニトリルを水洗除去し
た後、ブタジェン合成装置に導管39を経由して供給し
た。また図には示していないが還流槽25には水に富ん
だ相が少量分離してくるので、これを分層し、185に
9/Hrの流量で系外に排出した。この流れはアセトニ
トリル4重’34 %を含んだ水溶液であった。
放散塔29は、塔頂圧5.2気圧、塔頂温度47℃、塔
底温度134℃で運転され、塔頂からは蒸気流が導管3
0より22.820 kg /Hrfjlき出されてブ
タジェン精製塔31の中段に供給される一力、ブタジェ
ン精製塔31へ導管30が接続している同一段からは液
流が導管32によシ16.238 kg/Hr抜き出さ
れて放散塔29の塔頂部に還流とし、て供給された。か
くして放散塔29の塔底部からは実質的に炭化水素を含
まない溶剤107.045kg /Hrが抜き出され導
管14を神て抽出蒸留塔13に循環された。この循環溶
剤流は使用中に重質油等が蓄積してきて、そのままでは
円滑な運転に支障を来すことになるので循環流の1チに
相当する1、 070 J /Hrが系から抜き出され
て、図示していない溶剤精製部で処理された後、溶剤循
環流に戻された。また導管19.27の流れを水洗して
回収したアセトニトリル水浴液および還流槽17.25
の炭化水素相から分層した水相は一括処理してアセトニ
トリルを濃縮回収して□溶剤循環系に戻した。
ブタジェン精製塔31は塔頂圧4.4気圧、塔頂温度4
1℃、塔底温度54℃で運転され、かくして塔頂および
塔底留分として第4表に示した組成を有する留分が導管
37および導管38を通してそれぞれ6,413kg/
Hr、 82kg/Hriられだ。
後者の流れは、さらに導管39を経てブタジェン合成装
置5に供給された。
ブタジェン合成装置5には炭化水素留分が導管39を経
て9382に9/Hγ供給される一方、導管4によシ空
気23,575kg/Hy、 スチーム3887に&A
rが供給された。酸化反応器の形状、使用した触媒は実
施例1と同じであシ、330℃の溶融塩を反応管の外側
に循環させて、反応温度をコントロールした。反応器入
口の圧力を1.7気圧、温度325℃の条件で反応させ
た結果、反応器に供給されたループテン類の85%が反
応し、そのうち90チがブタジェンに変換された。
ブタジェン合成装置5を出た反応生成ガスは導管6を経
てガス処理装置8に供給された。
ガス処理装に8は、各導管の流れが下記第5表の如く異
る他は実施例1と同じ条件で運転され、かくして導管1
.12から得られた、第4表に示す組成のブタジェンを
含んだC4留分が抽出蒸留塔13の中段に供給された。
第5表 不実施例においてi%’37がら得られた流れは実質的
にブタジェンから成るもので、必要に応じて式らに精製
されるが、本実施例で示しだ酸化脱水素の触媒系を用い
た場合、c4アセチレン類の生成がきわめてわずかであ
るので、これ以上の精製を要することなく高純度の製品
ブタジェンとすることができた。
実施例3 原料C4炭化水素として、ブタジェンを約55重量係含
んだ、第7表に示す組成の原料を用い、抽出蒸留塔13
へ供給する段を導管36に代えて30とした以外は、実
施例2と同様にして本発明を実施した。主な導管の中の
流量を第5表に、および組成を第7表に示した。
本実施例で用いた原料C4炭化水素留分は、ナフサの熱
分解によシ得られたC4貿分中のインブチレンを除いた
後、さらにアセチレン類を選択に添して除いたものであ
るが、導管37よシ得られる流れは、これ以上の精製を
要することなく、製品ブタジェンとすることができだ。
以上、本発明によれば、C4炭化水素原料から2−プテ
ンのみを除去し、パラフィン類はそのまま原料中に含有
応せてブタジェン合成工程の前または後に抽出蒸留工程
に送シ、該抽出蒸留工程でルーブテン類の回収、パラフ
ィン類の分離除去およびブタジェンの濃縮を同時に行う
ようにしたので、従来、ブタジェン合成工程の前に行わ
れたパラフィン類の除去工程等が不要になり、プロセス
の簡略化、設備費、運転費の軽減等が達成され、さらに
t−ブテンを除去した原料を直接抽出蒸留工程に送る場
合には、t−ブテンを実質的に含まない以外は原料の制
約が彦<彦シ、例えば高濃度のブタン類、ブタジェン等
を含む原料でも使用可能になシ、プロセスの汎用性を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の1,3−ブタジェンの製造工程を示す
流れ図、第2図および第3図は、それぞれ本発明の方法
人およびBの主要工程を示す流れ図、第4図は、本発明
方法の一実施例を示す具体的製造工程の流れ図である。 5・・・ブタジェン合成装置、8・・・ガス処理工程、
13・・・抽出蒸留塔、21・・・番−ブテン回収塔、
29・・・放散塔、31・・・ブタジェン精製、塔。 代理人 弁理士  川 北 武 長 手続補正書 昭和58年 5月10日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和58年 特 許 願第 40572号2、発明の名
称 1.3−ブタジェンの製造方法3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都中央区築地二丁目11番24号ニホンゴ
ウtイ 名 称 (417)日本合成ゴム株式会社ヨン Sツ 
 ピプシ 代表者 吉 光  久 4、代理人〒103 住 所 東京都中央区日本橋茅場町−丁目11番8号(
紅萌ヒルディング)電話03. (639)!5592
番氏 名(7658,)弁理士 川  北  武  長
5、補正命令の日付 自発 6、補正により増加する発明の数 0 8、補正の内容 (1)明細書第7頁第4行目の[○L E F I N
5IU才法jを[○LEFIN  SIV′″′法Jに
改める。 (2)明細書第11頁第3行目の「より合理的なプロセ
スを鋭意検討したところ、」を「より合理的なプロセス
を構成しうるのではないかということに思い到り、この
着想を生かすべくさらに鋭意検討の結果、」に改める。 (3)明細書第13頁下から2行目〜第14頁第3行目
のUE塔の塔頂留分としてn−ブテン類がさらに濃縮さ
れた炭化水素留分を得て、A工程にリサイクルすると同
時に、E塔の塔底留分をB塔の前記側流を抜き出した段
の近傍段に戻すこと」をrを抜き出し、該留分から1.
3−ブタジェンを分離すること」に改める。 (4)明細書第15頁第6行目の「原料除去工程」をr
原料調製工程」に改める。 (5)明細書第16頁第3行目の「抽出蒸留塔の適宜段
に送り」を「抽出蒸留塔に送り」に改める。 (6)明細書第16頁第5行目の「前記抽出蒸留塔に循
環させる」を「前記抽出蒸留塔の適宜段Gこ循環させる
1に改める。 (7)明細書第29頁第8行目の「方法2」をr方法B
」に改める。 (8)明細書第43頁第10行目の「アセチレン類を選
択に添し」をrアセチレン類を選択約6こ水添し−に改
める。 (°9)明細書第43頁第6行目の「第5表」を「第6
表」に改める。 (10)明細書第46頁第2行目の「i−ブテン」を「
ブテンJに改める。 以  」ニ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)実質的にイソブチン、1,3−ブタジエ/および
    C4アセチレン類を含んでいない炭素数4(C4)のパ
    ラフィン類およびオレフィン類を主成分とした留分を脱
    水素または酸化脱水素工程(人工程)に供給してループ
    テン類を1,3−ブタジェンに変化せしめ、かくして得
    られた1、3−ブタジェンを含有する炭化水素留分(C
    留分)を抽出蒸留塔(B塔)に供給し、選択溶剤の雰囲
    気下で蒸留を行い、塔頂からは炭化水素成分としてC4
    パラフィン類を主成分とした留分を得、前記C留分供給
    段の上側で、かつ選択溶剤供給段の下側の間の段からル
    ープテン類を主成分とした留分を側流として抜き出し、
    前記人工程にリサイクルし、一方該塔の塔底からは炭化
    水素成分として1.3−ブタジェンを主成分とし、さら
    に選択溶剤成分を含んだ留分を抜き出し、該留分から1
    .3−ブタジェンを分離することを特徴とする1、3−
    ブタジェンの製造方法。 (2、特許請求の範囲第1項において、ループテン類を
    主成分とした留分な側流として抜き出し、人工程にリサ
    イクルするにあだシ、抜き出した側流を別の蒸留塔(E
    塔)の塔底部に供給し、E塔の塔頂留分としてループテ
    ン類がさらに濃縮された炭化水素留分を得て、人工程に
    リサイクルすると同時に、E塔の塔底留分をB塔の前記
    側流を抜き出しだ段の近傍段に戻すことを特徴とする1
    、3−ブタジェンの製造方法。 (3)実質的にイソブチンを含んでいない炭素数4(C
    4)のパラフィン類およびオレフィン類を主成分とした
    留分(D留分)を抽出蒸留塔(B塔)に供給し、選択溶
    剤の雰囲気下で蒸留を行い、塔頂からは炭化水素成分と
    してC4パラフィンを主成分とした留分を得、脱水素ま
    だは酸化脱水素工程(人工程)から得られる1、3−ブ
    タジェンを含有するC4炭化水素留分を供給する段の上
    側でかつ選択溶剤を供給する段より下側の間の段からル
    ーブチ/類を主成分とした留分を側流として抜き出し、
    これを人工程に供給してn、−ブテン類を1,3−ブタ
    ジェンに変化せしめ、かくして得られた1、3−ブタジ
    ェンを含翁するC4炭化水素留分を単独又は前記り留分
    と合せて前記B塔に供給し、蒸留を行ない、鉄塔の塔底
    からは炭化水素成分として1,3−ブタジェンを主成分
    とし、さらに選択溶剤を含んだ留分を抜き出し、該留分
    から1,3−ブタジェンを分離することを特徴とする1
    、3−ブタジェンの製造方法。 (4)特許請求の範囲第3項において、ルーブテン翅を
    主成分とした留分を側流として抜き出し、人工程にリサ
    イクルするにあたシ、抜き出した側流を別の蒸留塔(E
    塔)の塔底部に供給し、E塔の塔頂留分としてループテ
    ン類がさらに濃縮された炭化水素留分を得て、人工程に
    リサイクルすると同時に、E塔の塔底留分をB塔の前記
    側流を抜き出しだ段の近傍段に戻すことを特徴とする1
    、3−ブタジェンの製造方法。
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Cited By (10)

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