JPH0692307B2 - アデニン誘導体の治療的適用 - Google Patents

アデニン誘導体の治療的適用

Info

Publication number
JPH0692307B2
JPH0692307B2 JP61097811A JP9781186A JPH0692307B2 JP H0692307 B2 JPH0692307 B2 JP H0692307B2 JP 61097811 A JP61097811 A JP 61097811A JP 9781186 A JP9781186 A JP 9781186A JP H0692307 B2 JPH0692307 B2 JP H0692307B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
formula
adenine
virus
compounds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61097811A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61275218A (ja
Inventor
エリク・ド・クレルク
アントニン・ホリー
イファン・ローゼンベルク
Original Assignee
ステイシユテイング・レガ・ベ−・ゼツト・ウエ−
チェスコスロベンスカ・アカデミー・ファウ・エー・デー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ステイシユテイング・レガ・ベ−・ゼツト・ウエ−, チェスコスロベンスカ・アカデミー・ファウ・エー・デー filed Critical ステイシユテイング・レガ・ベ−・ゼツト・ウエ−
Publication of JPS61275218A publication Critical patent/JPS61275218A/ja
Publication of JPH0692307B2 publication Critical patent/JPH0692307B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/66Phosphorus compounds
    • A61K31/675Phosphorus compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. pyridoxal phosphate
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • A61P31/20Antivirals for DNA viruses
    • A61P31/22Antivirals for DNA viruses for herpes viruses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は新規なウイルス疾患用治療剤、その製法および
用途に関する。
発明の背景 ある種の、アデニンの置換アルキル誘導体は著しい抗ウ
イルス活性を示すことが知られている。かかるアデニン
誘導体には米国特許第4230708号記載の9−(S)−
(2,3−ジヒドロキシプロピル)アデニン、ホーリィら
〔コレクション・オブ・チェッコスロバーク・ケミカル
・コミュニケーション(Holy et al.,Coll.Czech.Chem.
Comm.)47巻1392〜1407頁1982年〕開示のD−エリタデ
ニン、米国特許出願第658438号開示の3−(アデニン−
9−イル)−2−ヒドロキシプロパン酸エステルなどが
ある。
これらのアデニン誘導体は抗ウイルス剤として広範なス
ペクトルを示すとされているが、その抗ウイルス活性
は、主として麻疹ウイルス、パラインフルエンザウイル
スおよび水ほう性口内炎ウイルスのようなRNAウイルス
に対するものであって、DNAウイルスについては唯1つ
のウイルス、すなわちワクシニアウイルスのみに対し多
少の作用が認められるに過ぎず、単純ヘルペス、帯状ヘ
ルペスのような大多数のDNAウイルスに対する活性はか
なり少ないか、または全く認められない。
したがって、主としてDNA−ウイルスに対し抗ウイルス
活性を有する抗ウイルスアデニン誘導体が必要であり、
かかる活性を有するアデニン誘導体および治療用組成物
を提供することが本発明の主目的である。
発明の詳説 本発明に従えば、ある種のホスホニルメトキシアルキル
アデニンがワクシニアおよびヘルペスウイルスのような
数種のDNA−ウイルスに対し著しい抗ウイルス活性を示
すが、大多数のRNA−ウイルスに対し不活性であり、か
つ宿主細胞に対する毒性が低いことが判明した。これ
は、抗ウイルス活性が限られた数のアデニン誘導体によ
ってのみ示されること、およびホスホニルメトキシ基の
導入が抗ウイルス活性のかかる著しい変化を誘発するこ
とが予想できないことからみて、驚くべきことである。
本発明のホスホニルメトキシアルキルアデニンは式: 〔式中、R1はヒドロキシで置換されていることもある低
級アルキレン、特にメチレン、−CH(OH)−CH2−また
は=CH−CH2OH、R2はヒドロキシを意味する。場合によ
り、R1およびR2は相互に連結して環状エステルを形成す
る。〕 で示すことができる。該化合物は遊離酸形またはアルカ
リ金属、アンモニウムまたはアミン塩のような塩形とす
ることができる。
R1がメチレンである化合物を除き、式〔I〕の化合物の
大部分は不斉炭素原子を有し、1つ以上の光学対掌形で
存在する。かかる場合、該化合物の(S)形およびラセ
ミ体(RS)形だけが十分な抗ウイルス活性を示しうるこ
とに注目すべきである。式〔I〕の化合物のうち、最良
の抗ウイルス活性は(S)−9−(3−ヒドロキシ−2
−ホスホニルメトキシプロピル)アデニンによって示さ
れる。
式〔I〕の誘導体の大半は公知化合物(英国特許A-2134
907参照)である。したがって、化合物自体およびその
化学合成は本発明の一部ではない。
該誘導体は一般に少なくとも2つの経路に従い、すなわ
ち(A)9−(ヒドロキシアルキル)アデニンをクロロ
メタンホスホニルクロライドと縮合し、ついでアルカリ
加水分解するか(英国特許A-2134907)、または(B)
9−(ヒドロキシアルキル)アデニンをp−トルエンス
ルホニルオキシメチレンリン酸ジエステルと縮合し、つ
いで該エステル基をトリメチルヨードシランで除去する
ことで製造することができる。ラセミ体混合物は製造の
前後にその成分に分離することができ、生成物が遊離酸
である場合、アルカリ金属、アンモニアまたはアミンと
の反応によって塩に変換することができる。
前記したように、式〔I〕の誘導体は宿主細胞に対する
毒性が低い。組織培養細胞についてのこれら誘導体の細
胞毒性作用は100、200または400μg/ml以上の濃度、す
なわち、活性ウイルス抑制濃度よりも非常に高い濃度で
観察されるだけである(以下の第2表参照)。さらに、
式〔I〕の誘導体はレオウイルス、ラブドウイルス、パ
ラミクソウイルス、エンテロウイルス等の大半のRNAウ
イルスによって感染された組織培養細胞には効果がな
い。しかし、いくつかの該誘導体はマウス中で肉腫性腫
瘍を誘発するモロニーマウス肉腫ウイルス、すなわちレ
トロウイルスに対し、非常に活性である(第3表参
照)。したがって、該誘導体はレトロウイルス全般に有
効であると思われる。式〔I〕の化合物の主要な標的は
ワクシニアウイルス、単純ヘルペスウイルス等のDNAウ
イルスによって形成される。かかる化合物は、全ていく
つかの株の単純ヘルペスウイルス・タイプ1および2の
複製を抑制する(第4表参照)。ヘルペスウイルスによ
って引起された病気の治療用組成物に使用される公知の
化合物、例えばアシクロビル、(E)−5−(2−ブロ
モビニル)−2′−デオキシウリジンおよび5−ヨード
−2′−デオキシウリジンと比較すると、式〔I〕の化
合物は効果がやや低いが、かかる化合物の欠点、すなわ
ちアシクロビルの低い溶解度、5−ヨード−2′−デオ
キシウリジンの突然変異誘発性、奇形発性、胎芽毒性お
よび発がん性作用を欠いている。式:〔I〕の化合物の
重要かつ実質的な特徴は、チミジンキナーゼ誘発活性を
欠いているこれらヘルペスウイルス株(TK-株)に対す
るその効果である。チミジンキナーゼはアシクロビルお
よび(E)−5−(2−ブロモビニル)−2′−デオキ
シウリジンの活性に必須である。したがって、これらは
TK-ヘルペスウイルスに対し不活性である〔プルソフら
(Prusoff et al.)1〜27貢、「抗ウイルス剤計画の標
的」、編者:デユ・クレルクおよびワーカー(De Clerc
q and Walker)、プレニウムプレス、ニューヨークおよ
びロンドン、1984年参照〕。これに対し、式〔I〕の化
合物はTK-ヘルペスウイルスに対する明確な活性を有す
る(第4表参照)。したがって、式〔I〕の化合物はTK
-ヘルペスウイルス株に起因する疾患の治療に使用する
ことができ、さらに該化合物はアシクロビルおよび他の
公知の化合物と組合せて用いることもできる。
式〔I〕の誘導体の抗ウイルス活性は、全く新らしく、
かつ予期せぬものである。アデニン・アラビノシド、5
−エチル−ウラシル・アラビノシド、アシクロビル、5
−ヨード−2′−デオキシ−ウリジンおよび(E)−
(2−ブロモビニル)−2′−デオキシウリジンのよう
な抗ウイルス活性のヌクレオシド同族体のリン酸エステ
ルが、また抗ウイルス剤として有効であることは公知で
ある。しかしながら、これらのエステルは、単にプロド
ラッグとして作用するもので、該エステルは細胞内に入
る機会を得る直前に、加水分解されて遊離のヌクレオシ
ド同族体を放出する。式〔I〕の化合物は上記のリン酸
エステルと同じ極性を有する。しかしながら、該化合物
は、何ら加水分解が生じることなくそのまま細胞内に入
り、所望の生物学的作用を発揮するのである。
式〔I〕の化合物を活性成分として含有する、ウイルス
疾患をヒトおよび動物治療法で治療するための治療用組
成物は粉末、懸濁液、溶液、シロップ、エマルション、
軟こうまたはクリーム形とすることができ、局部的適用
(皮膚、粘膜、目等の外傷)、鼻腔内、直腸内、腟内等
で用いることができ、また経口または非経口(静脈内、
皮膚内、筋肉内、鞘内等)投与に用いることができる。
かかる組成物は式〔I〕の活性化合物を遊離酸または塩
の形で、中性の特性を有する医薬上許容される賦形剤
(例えば、水性または非水性溶媒、安定化剤、乳化剤、
清浄剤、添加剤)と共に、さらに要すれば色素および芳
香剤と共に合する(例えば、混合、溶解する)ことによ
って製造することができる。治療用組成物中の活性成分
の濃度は疾患および投与法の性質に応じて0.1〜100%と
広範に変化させることができ。さらに、投与される活性
成分の用量は体重1kg当り0.1〜100mgと変化させること
ができる。
実施例 つぎに、式〔I〕の化合物の抗ウイルス活性を以下の実
施例によって説明するが、これらの用途に制限されるも
のではない。実施例および表において、以下の短縮名を
用いる。
MCC:顕微鏡的に検知可能な細胞形態学的変化をもたらす
最小化合物濃度、 MIC50:ウイルスの細胞変性効果を50%抑制する最小化
合物濃度、 ID50:トリチウム(3H)でラベルした下記前駆体のとりこ
みを50%減少させる化合物の濃度 dTHd:2′−デオキシチミジン、 dUrd:2′−デオキシウリジン、 Urd:ウリジン、 Leu:L−ロイシン、 〈セルライン〉 PRK:一次組織培養のウサギ腎細胞、 ベロBおよびベロ・フロー(Vero Flow):アフリカミ
ドリザル腎細胞の連続ライン、 ヘラ:ヒト頚部がん細胞の連続ライン、 MO:連続的なネズミ胎児セルライン 〈式〔I〕の化合物の名称〉 化合物1:(RS)−9−(2(3)ヒドロキシ−3(2)
−ホスホニルメトキシプロピル)アデニン、 化合物2:(RS)−9−(2−ヒドロキシ−3−ホスホニ
ルメトキシプロピル)アデニン 化合物3:(S)−9−(2−ヒドロキシ−3−ホスホニ
ルメトキシプロピル)アデニン 化合物4:(S)−9−(3−ヒドロキシ−2−ホスホニ
ルメトキシプロピル)アデニン 化合物5:(RS)−9−(2,3−ジヒドロキシプロピル)
アデニンの2′,3′−環状O−ホスホニルメチルエテー
ル 化合物6:9−(2−ホスホニルメトキシエチル)アデニ
ン 〈他の化合物の名称〉 (S)−DHPA:9−(S)−(2,3−ジヒドロキシプロピ
ル)アデニン ACV:アシクロビル BVDU:(E)−5−(2−ブロモビニル)−2′−デオ
キシウリジン IDU:5−ヨード−2′−デオキシウリジン 化合物1〜6はつぎのように製造した。化合物1(異性
体混合物)は(RS)−9−(2,3−ジヒドロキシプロピ
ル)アデニンをクロロメチルホスホニルジクロライドと
反応させ、ついでアルカリ処理して製造した。化合物2
はクロマトグラフィー分離により化合物1から単離し
た。化合物3および4は(S)−9−(2,3−ジヒドロ
キシプロピル)アデニンをクロロメチルホスホニルジク
ロライドと反応させ、アルカリ処理し、ついでイオン交
換樹脂でクロマトグラフィー分離して製造した。化合物
5(異性体の混合物)は化合物1をN,N−ジシクロカル
ボジイミドで環化して合成した。化合物6は9−(2−
ヒドロキシエチル)アデニンをジエチルp−トルエンス
ルホニルオキシメタンホスホネートと反応させ、ついで
エステル基を開裂させて製造した。
ペーパークロマトグラフィーおよび電気泳動によって得
られた物性データを第1表に示す。
Rf値は2−プロパノール/濃水性アンモニア/水(7:1:
2、容量/容量)中、ペーパークロマトグラフィーで得
たものである。Eup値はpH7.5でのペーパー電気泳動(20
V/cm)により得たもので、ウリジン3−ホスホネートに
対する移動率を示した。K値はHPLC〔セパロン・シック
ス・PRS(5/μm)(4×200mm、0.7ml/分)、炭酸水素
トリエチルアンモニウム0.05モル/l中メタノール5容量
%、pH7.5〕によって得た。検出は254nmで行なった。K
=(tr−to)/to(tr=反応時間、to=保圧時間)。
実施例1 組織培養物中の式〔I〕の化合物の細胞毒性および抗代
謝活性の測定 ウサギ腎細胞一次培養物を式〔I〕の化合物溶液を含む
ペトリ皿中で(濃度を1〜400μg/mlに増加)、イーグ
ル最少必須培地を用い72時間インキュベートした。各皿
中の形態学的変化を顕微鏡で評価した。第2表に示した
最小細胞毒性濃度(MCC)は、該細胞の形態学的変化が
用いた実験条件下で観察される該化合物の最小濃度であ
る。
式〔I〕の化合物の代謝拮抗効果の測定については、イ
ーグル培地中のウサギ腎細胞一次培養物を所定量のラジ
オラベル前駆体の存在下、式〔I〕の化合物の濃度を増
加させながらインキュベートした。(各皿ごと1μCi、
3H−メチル)dThd30Ci/ミリモル、(3H‐1′,2′)d
Urd27Ci/ミリモル、(3H‐5)Urd30Ci/ミリモル、(3H
‐4,5)Leu47Ci/ミリモル)。ラベルした前駆体の濃度
はデユ・クレルクら〔バイロケミカル・ファラマコロジ
イ(De Clercq et al.,Biochem.Phramac.)24巻523頁19
75年〕記載のように測定した。該化合物を含有しない対
照と比較した、該前駆体のとりこみを50%減少させる式
〔I〕の化合物のID50値を第2表に示す。これらの値か
ら明らかなごとく、式〔I〕の化合物は、全て著しい細
胞毒性を示さず、化合物4および6のみが約100μg/ml
の濃度で2′−デオキシウリジンの細胞内へのとりこみ
に特異的な影響を与えた。
実施例2 組織培養物中の式〔I〕の化合物の抗ウイルス作用の測
定 細胞培養物にウイルスを細胞の半分の感染に要するのウ
イルス用量の100倍(100CCID50)で感染させた。感染1時
間後、該細胞をイーグル培地の存在下、該培地に含まれ
る式〔I〕の化合物の濃度を増加させながらさらにイン
キュベートした。分析される一連の化合物を種々の濃度
で用い、ウイルスの細胞変性作用の50%抑制に要する最
小化合物濃度(MIC50)をロゼンタールおよびスケクマイ
スター〔「組織培養」(Rosenthal and Schechmaister,
“Tissure Culture")ペルガモン・プレス、ニューヨー
ク510頁1973年〕の方法で測定した。第3表に示したデ
ーターから、式〔I〕の化合物はワクシニアウイルス、
単純ヘルペスウイルス・タイプ1および2、およびモロ
ニー肉腫ウイルスを抑制することが明らかである。
実施例3 ヘルペスウイルスに対する式〔I〕の化合物の抗ウイル
ス作用の測定 実施例2記載の方法により、種々の株の単純ヘルペスウ
イルス・タイプ1および2(100CCID50)を感染させた一
次培養のウサギ腎細胞(PRK)、および種々の株の水痘
帯状ウイルスおよびサイトメガロウイルス20PFU(プラ
ーク形成単位)を感染させたヒト胎児の肺(HEL)を用
いて実験を行なった。式〔I〕の化合物の効果の評価は
第4および5表に示す。これらのデーターにより、全て
の該化合物がTK-突然変異体を含め、記載したウイルス
に対し活性であることが証明された。この点では、化合
物4が最も有効なものであった。
実施例4 単純ヘルペスウイルス・タイプ1およびワクシニアウイ
ルスの生じた増殖に対する式〔I〕の化合物の効果 ウサギ腎細胞一次培養物(PRK)に、単純ヘルペスウイ
ルス・タイプ1(KOS株)またはワクシニアウイルスを1
045PFU/0.5ml(PFU=1プラーク形成単位)のウイル
ス用量で、実施例2と同様に感染させた。ついで、該細
胞をイーグル培地中の式〔I〕の化合物(100μg/ml)
にさらした。
1、24、48および72時間後に得られたウイルスをPRK細
胞中のプラークの数の測定によって測定した。第6表に
示したデーターにより、テストした全ての化合物(化合
物1、2、4、5および6)が単純ヘルペスウイルス・
タイプ1(KOS)およびワクシニアウイルスの収量を、
ウイルス感染後1、2または3日後の測定で10000〜100
000倍減少させたことが証明された。
実施例A 化合物4を発熱性物質非含有精製水中に溶解してヒトま
たは動物の経口用の0.1%水溶液を製造した。
実施例B 化合物4を多価アルコールを少なくとも30%含有する水
溶性軟こう基剤と混合してヒトまたは動物の局部用途の
1%軟こう剤を製造した。
実施例C 化合物4を結合剤、滑沢剤、不活性希釈剤、保存剤およ
び表面活性剤と混合し、得られた混合物を活性成分を20
%含有する錠剤に打錠した。かかる錠剤はヒトへの経口
投与に用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリク・ド・クレルク ベルギー国 ベー− 3000 ルーベン、ミ ンデルブローデルスストラート 10番ピー /エイ・レガーインステイテュート (72)発明者 アントニン・ホリー チェッコスロバキア国 16610 プラハ6 番ピー/エイ・インスティテュート・オ ブ・オーガニック・ケミストリー・アン ド・バイオケミストリー・チェッコスロバ ク・アカデミー・オブ・サイエンシス (72)発明者 イファン・ローゼンベルク チェッコスロバキア国 16610 プラハ 6番ピー/エイ・インスティテュート・オ ブ・オーガニック・ケミストリー・アン ド・バイオケミストリー・チェッコスロバ ク・アカデミー・オブ・サイエンシ (56)参考文献 特開 昭52−105195(JP,A) 特開 昭51−54589(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性成分として式: 〔式中、R1はメチレン、−CH(OH)−CH2−または R2はヒドロキシを意味する。ただし、R1がメチレン以外
    である場合、R1とR2は相互に連結して環状エステル基を
    形成してもよい。〕 で示される遊離酸または塩形のホスホニルメトキシアル
    キルアデニン(該アデニン誘導体は、R1がメチレン以外
    である場合(RS)または(S)形である。)を含有する
    ウイルス疾患治療用組成物。
  2. 【請求項2】活性成分として(S)−9−(3−ヒドロ
    キシ−2−ホスホニルメトキシプロピル)アデニンを含
    有する特許請求の範囲第1項記載の組成物。
JP61097811A 1985-04-25 1986-04-25 アデニン誘導体の治療的適用 Expired - Lifetime JPH0692307B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CS3018/85 1985-04-25
CS853018A CS263952B1 (en) 1985-04-25 1985-04-25 Remedy with antiviral effect

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61275218A JPS61275218A (ja) 1986-12-05
JPH0692307B2 true JPH0692307B2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=5369042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61097811A Expired - Lifetime JPH0692307B2 (ja) 1985-04-25 1986-04-25 アデニン誘導体の治療的適用

Country Status (17)

Country Link
US (1) US4724233A (ja)
EP (1) EP0205826B1 (ja)
JP (1) JPH0692307B2 (ja)
AT (1) ATE73663T1 (ja)
AU (1) AU586860B2 (ja)
CA (1) CA1272956A (ja)
CS (1) CS263952B1 (ja)
DE (1) DE3684363D1 (ja)
DK (1) DK167342B1 (ja)
EG (1) EG18436A (ja)
GR (1) GR861089B (ja)
HK (1) HK217296A (ja)
IL (1) IL78553A (ja)
NZ (1) NZ215939A (ja)
PH (1) PH23112A (ja)
PT (1) PT82457B (ja)
ZA (1) ZA863133B (ja)

Families Citing this family (56)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5047533A (en) * 1983-05-24 1991-09-10 Sri International Acyclic purine phosphonate nucleotide analogs
CS264222B1 (en) * 1986-07-18 1989-06-13 Holy Antonin N-phosphonylmethoxyalkylderivatives of bases of pytimidine and purine and method of use them
US5650510A (en) * 1986-11-18 1997-07-22 Institute Of Organic Chemistry And Biochemistry Of The Academy Of Sciences Of The Czech Republic Antiviral phosphonomethoxyalkylene purine and pyrimidine derivatives
IL84477A (en) * 1986-11-18 1995-12-08 Bristol Myers Squibb Co History of Phosphonomethoxyalkylene Purinopyrimidine and Pharmaceutical Preparations Containing Them
US5284837A (en) * 1988-05-06 1994-02-08 Medivir Ab Derivatives of purine, process for their preparation and a pharmaceutical preparation
EP0353955A3 (en) * 1988-08-02 1991-08-14 Beecham Group Plc Novel compounds
US5688778A (en) * 1989-05-15 1997-11-18 Institute Of Organic Chemistry And Biochemistry Of The Academy Of Sciences Of The Czech Republic Nucleoside analogs
US5302585A (en) * 1990-04-20 1994-04-12 Institute Of Organic Chemistry And Biochemistry Of The Academy Of Sciences Of The Czech Republic Use of chiral 2-(phosphonomethoxy)propyl guanines as antiviral agents
EP0481214B1 (en) * 1990-09-14 1998-06-24 Institute Of Organic Chemistry And Biochemistry Of The Academy Of Sciences Of The Czech Republic Prodrugs of phosphonates
JP3497505B2 (ja) * 1991-10-11 2004-02-16 インスティテュート オブ オルガニック ケミストリー アンド バイオケミストリー オブ ザ アカデミー オブ サイエンシズ オブ ザ チェコ パブリック 抗ウイルス性非環式ホスホノメトキシアルキル置換アルケニル及びアルキニルプリン及びピリミジン誘導体
US6057305A (en) * 1992-08-05 2000-05-02 Institute Of Organic Chemistry And Biochemistry Of The Academy Of Sciences Of The Czech Republic Antiretroviral enantiomeric nucleotide analogs
US5514798A (en) * 1993-06-02 1996-05-07 Gilead Sciences, Inc. Method and cyclic carbonates for nucleotide analogues
US5798340A (en) 1993-09-17 1998-08-25 Gilead Sciences, Inc. Nucleotide analogs
EP0719274A1 (en) * 1993-09-17 1996-07-03 Gilead Sciences, Inc. Method for dosing therapeutic compounds
NZ283658A (en) * 1994-04-04 1999-09-29 William R Freeman Compositions and treatment of increased intraocular pressure with phosphonyl-alkyloxy-pyrimidines/purines (nucleosides)
US5468752A (en) * 1994-04-04 1995-11-21 Freeman; William R. Treatment of conditions of abnormally increased intraocular pressure by administration of HPMPC and related phosphonylmethoxyalkylcytosines
US5977061A (en) * 1995-04-21 1999-11-02 Institute Of Organic Chemistry And Biochemistry Of The Academy Of Sciences Of The Czech Republic N6 - substituted nucleotide analagues and their use
US6093816A (en) 1996-06-27 2000-07-25 Isis Pharmaceuticals, Inc. Cationic lipids
TWI230618B (en) * 1998-12-15 2005-04-11 Gilead Sciences Inc Pharmaceutical compositions of 9-[2-[[bis[(pivaloyloxy)methyl]phosphono]methoxy]ethyl]adenine and tablets or capsules containing the same
US6635278B1 (en) 1998-12-15 2003-10-21 Gilead Sciences, Inc. Pharmaceutical formulations
US7205404B1 (en) 1999-03-05 2007-04-17 Metabasis Therapeutics, Inc. Phosphorus-containing prodrugs
ATE322494T1 (de) * 2000-01-07 2006-04-15 Universitaire Instelling Antwe Purin derivate, ihre herstellung und verwendung
AU2001282941C1 (en) 2000-07-21 2016-12-22 Gilead Sciences, Inc. Prodrugs of phosphonate nucleotide analogues and methods for selecting and making same
KR100891366B1 (ko) 2001-06-29 2009-04-02 인스티튜트 오브 오르가닉 케미스트리 앤드 바이오케미스트리, 어케더미 오브 사이언시스 오브 더 체크 리퍼블릭 항 바이러스 활성을 갖는 6-'2-(포스포노메톡시)알콕시 피리미딘 유도체
JP4476811B2 (ja) * 2002-05-13 2010-06-09 メタバシス・セラピューティクス・インコーポレイテッド Pmeaおよびそのアナログの新規ホスホン酸系プロドラッグ
CA2485597C (en) * 2002-05-13 2013-07-02 Metabasis Therapeutics, Inc. Process for preparation of cyclic prodrugs of pmea and pmpa
GB2413556B (en) * 2002-11-12 2007-03-14 Tianjin Kinsly Pharmaceutical A new crystal form of adefovir dipivoxil and its composition
ATE398455T1 (de) 2003-01-14 2008-07-15 Gilead Sciences Inc Zusammensetzungen und verfahren zur antiviralen kombinationstherapie
CN1805966B (zh) 2003-06-16 2013-03-13 捷克科学院有机化学和生物化学研究所 作为抗病毒核苷酸类似物的含膦酸酯基团的嘧啶化合物
CN1964967B (zh) * 2004-06-08 2014-04-16 症变治疗公司 路易斯酸介导的环状酯的合成
CN100338080C (zh) * 2004-06-16 2007-09-19 山东中科泰斗化学有限公司 9-[2-(膦羧基甲氧基)乙基]腺嘌呤双环醇酯及其制备方法
UA88313C2 (ru) 2004-07-27 2009-10-12 Гилиад Сайенсиз, Инк. Фосфонатные аналоги соединений ингибиторов вич
EP1831235B1 (en) 2004-12-16 2013-02-20 The Regents of The University of California Lung-targeted drugs
US20090156545A1 (en) * 2005-04-01 2009-06-18 Hostetler Karl Y Substituted Phosphate Esters of Nucleoside Phosphonates
TWI375560B (en) 2005-06-13 2012-11-01 Gilead Sciences Inc Composition comprising dry granulated emtricitabine and tenofovir df and method for making the same
TWI471145B (zh) 2005-06-13 2015-02-01 Bristol Myers Squibb & Gilead Sciences Llc 單一式藥學劑量型
FR2908133B1 (fr) * 2006-11-08 2012-12-14 Centre Nat Rech Scient Nouveaux analogues de nucleotides comme molecules precurseurs d'antiviraux
RU2443703C2 (ru) 2007-06-18 2012-02-27 Саншайн Лейк Фарма Ко., Лтд Бром-фенил замещенные тиазолилдигидропиримидины
TWI444384B (zh) 2008-02-20 2014-07-11 Gilead Sciences Inc 核苷酸類似物及其在治療惡性腫瘤上的用途
US7935817B2 (en) * 2008-03-31 2011-05-03 Apotex Pharmachem Inc. Salt form and cocrystals of adefovir dipivoxil and processes for preparation thereof
EA021377B9 (ru) 2008-12-09 2015-09-30 Джилид Сайэнс, Инк. Модуляторы толл-подобных рецепторов
TR201109333T1 (tr) 2009-03-26 2012-01-23 Daewoong Pharmaceutical Co. Ltd. Adefovir dipivoksilin yeni kristal formları ve bunların hazırlama işlemleri.
US20110223131A1 (en) 2010-02-24 2011-09-15 Gilead Sciences, Inc. Antiviral compounds
KR101880724B1 (ko) 2010-12-10 2018-08-17 시그마팜 래보러토리즈, 엘엘씨 경구 활성 뉴클레오티드 유사체 또는 경구 활성 뉴클레오티드 유사체 전구약물의 고 안정성 조성물
LT2970346T (lt) 2013-03-15 2018-11-26 The Regents Of The University Of California Acikliniai nukleozido fosfonato diesteriai
WO2015038421A1 (en) 2013-09-10 2015-03-19 Dow Corning Corporation Wear-resistant silicon eutectic alloy components and methods of making the same
EP3105238A4 (en) 2014-02-13 2017-11-08 Ligand Pharmaceuticals, Inc. Prodrug compounds and their uses
WO2015195538A1 (en) 2014-06-17 2015-12-23 Dow Corning Corporation Decorative shape-cast articles made from silicon eutectic alloys, and methods for producing the same
WO2016003812A1 (en) 2014-07-02 2016-01-07 Ligand Pharmaceuticals, Inc. Prodrug compounds and uses therof
WO2016001907A1 (en) 2014-07-02 2016-01-07 Prendergast Patrick T Mogroside iv and mogroside v as agonist/stimulator/un-blocking agent for toll-like receptor 4 and adjuvant for use in human/animal vaccine and to stimulate immunity against disease agents.
TWI806081B (zh) 2014-07-11 2023-06-21 美商基利科學股份有限公司 用於治療HIV之toll樣受體調節劑
RS63250B1 (sr) 2014-09-15 2022-06-30 Univ California Nukleotidni analozi
US10377782B2 (en) 2015-09-15 2019-08-13 The Regents Of The University Of California Nucleotide analogs
EP3349757A1 (en) 2015-09-15 2018-07-25 Gilead Sciences, Inc. Modulators of toll-like recptors for the treatment of hiv
EP3372227A1 (en) 2017-03-06 2018-09-12 MH10 Spolka z ograniczona odpowiedzialnoscia Tablet formulation of adefovir dipivoxil
CN111788196A (zh) 2018-01-09 2020-10-16 配体药物公司 缩醛化合物及其治疗用途

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1523865A (en) * 1974-09-02 1978-09-06 Wellcome Found Purine compunds and salts thereof
JPS52105195A (en) * 1976-03-01 1977-09-03 Wellcome Found Substituted purine
US4230708A (en) * 1977-10-20 1980-10-28 Stichting Rega V.Z.W. Therapeutic application of (S) -or (RS)-9-(2, 3-dihydroxypropyl) adenine for use as antiviral agents
CS233665B1 (en) * 1983-01-06 1985-03-14 Antonin Holy Processing of isomere o-phosphonylmethylderivative of anantiomere racemic vicinal diene
CS238038B1 (en) * 1983-10-07 1985-11-13 Antonin Holy Medical drug with antivirus effect

Also Published As

Publication number Publication date
DK184186A (da) 1986-10-26
DK184186D0 (da) 1986-04-22
CS263952B1 (en) 1989-05-12
CA1272956A (en) 1990-08-21
AU5646886A (en) 1986-10-30
AU586860B2 (en) 1989-07-27
EG18436A (en) 1993-02-28
JPS61275218A (ja) 1986-12-05
NZ215939A (en) 1988-09-29
GR861089B (en) 1986-08-26
ATE73663T1 (de) 1992-04-15
EP0205826B1 (en) 1992-03-18
US4724233A (en) 1988-02-09
ZA863133B (en) 1987-02-25
IL78553A0 (en) 1986-08-31
PH23112A (en) 1989-04-19
IL78553A (en) 1989-09-28
DK167342B1 (da) 1993-10-18
EP0205826A2 (en) 1986-12-30
HK217296A (en) 1996-12-27
DE3684363D1 (de) 1992-04-23
PT82457B (pt) 1988-03-03
EP0205826A3 (en) 1989-05-10
PT82457A (en) 1986-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0692307B2 (ja) アデニン誘導体の治療的適用
US6479673B1 (en) Antiretroviral enantiomeric nucleotide analogs
JP2900064B2 (ja) ヌクレオシド アナローグ類
US7018989B2 (en) Chemical compounds
KR930006036A (ko) 퓨린 및 피리미딘의 불포화 비환식 포스포네이트 유도체
JP4782365B2 (ja) ウイルス感染症と癌細胞を二重ターゲッティングする組成物及び方法
JP2866688B2 (ja) プリン誘導体を含有する抗ウィルス剤
JP3172803B2 (ja) 抗ウィルス(ホスホノメトキシ)メトキシプリン/ピリミジン誘導体
JPH0680061B2 (ja) 新規なプリン誘導体
JP5031162B2 (ja) ウイルス感染を二重ターゲティングおよびガン細胞をターゲティングするための組成物および方法
JP2003520783A5 (ja)
US6911460B2 (en) Antiviral agents and methods of treating viral infections
AU623341B2 (en) Antiviral therapy for hepatitis b
PL150926B1 (en) Purine compounds.
JPS59186985A (ja) ジメチルアミノメチレン化された抗ヘルペス化合物
GB2122198A (en) Antiviral guanine derivatives
Kaufman et al. Comparison of specific antiviral agents in herpes simplex keratitis
JPH0539297A (ja) 抗ウイルス剤としてのキラル2−(ホスホノメトキシ)プロピルグアニン
KR0159945B1 (ko) 신규 시클로부탄 유도체
EP0124810B1 (en) New pyrimidine derivatives endowed with antiviral activity
JPH11322746A (ja) 抗ヘルペスウイルス剤
JPH02247191A (ja) 抗レトロウイルス剤としてのプリンおよびピリミジン非環状ヌクレオシドの環状モノホスフエート類
CA1112571A (en) Therapeutic application of (s)- and (rs)-9-(2,3- dihydroxypropyl) adenine
JPH05178746A (ja) 抗ウイルス剤
JPH06199812A (ja) 新規シクロペンテン誘導体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S201 Request for registration of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314201

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term