JPH0692307B2 - アデニン誘導体の治療的適用 - Google Patents
アデニン誘導体の治療的適用Info
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- JPH0692307B2 JPH0692307B2 JP61097811A JP9781186A JPH0692307B2 JP H0692307 B2 JPH0692307 B2 JP H0692307B2 JP 61097811 A JP61097811 A JP 61097811A JP 9781186 A JP9781186 A JP 9781186A JP H0692307 B2 JPH0692307 B2 JP H0692307B2
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- A61P31/22—Antivirals for DNA viruses for herpes viruses
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は新規なウイルス疾患用治療剤、その製法および
用途に関する。
用途に関する。
発明の背景 ある種の、アデニンの置換アルキル誘導体は著しい抗ウ
イルス活性を示すことが知られている。かかるアデニン
誘導体には米国特許第4230708号記載の9−(S)−
(2,3−ジヒドロキシプロピル)アデニン、ホーリィら
〔コレクション・オブ・チェッコスロバーク・ケミカル
・コミュニケーション(Holy et al.,Coll.Czech.Chem.
Comm.)47巻1392〜1407頁1982年〕開示のD−エリタデ
ニン、米国特許出願第658438号開示の3−(アデニン−
9−イル)−2−ヒドロキシプロパン酸エステルなどが
ある。
イルス活性を示すことが知られている。かかるアデニン
誘導体には米国特許第4230708号記載の9−(S)−
(2,3−ジヒドロキシプロピル)アデニン、ホーリィら
〔コレクション・オブ・チェッコスロバーク・ケミカル
・コミュニケーション(Holy et al.,Coll.Czech.Chem.
Comm.)47巻1392〜1407頁1982年〕開示のD−エリタデ
ニン、米国特許出願第658438号開示の3−(アデニン−
9−イル)−2−ヒドロキシプロパン酸エステルなどが
ある。
これらのアデニン誘導体は抗ウイルス剤として広範なス
ペクトルを示すとされているが、その抗ウイルス活性
は、主として麻疹ウイルス、パラインフルエンザウイル
スおよび水ほう性口内炎ウイルスのようなRNAウイルス
に対するものであって、DNAウイルスについては唯1つ
のウイルス、すなわちワクシニアウイルスのみに対し多
少の作用が認められるに過ぎず、単純ヘルペス、帯状ヘ
ルペスのような大多数のDNAウイルスに対する活性はか
なり少ないか、または全く認められない。
ペクトルを示すとされているが、その抗ウイルス活性
は、主として麻疹ウイルス、パラインフルエンザウイル
スおよび水ほう性口内炎ウイルスのようなRNAウイルス
に対するものであって、DNAウイルスについては唯1つ
のウイルス、すなわちワクシニアウイルスのみに対し多
少の作用が認められるに過ぎず、単純ヘルペス、帯状ヘ
ルペスのような大多数のDNAウイルスに対する活性はか
なり少ないか、または全く認められない。
したがって、主としてDNA−ウイルスに対し抗ウイルス
活性を有する抗ウイルスアデニン誘導体が必要であり、
かかる活性を有するアデニン誘導体および治療用組成物
を提供することが本発明の主目的である。
活性を有する抗ウイルスアデニン誘導体が必要であり、
かかる活性を有するアデニン誘導体および治療用組成物
を提供することが本発明の主目的である。
発明の詳説 本発明に従えば、ある種のホスホニルメトキシアルキル
アデニンがワクシニアおよびヘルペスウイルスのような
数種のDNA−ウイルスに対し著しい抗ウイルス活性を示
すが、大多数のRNA−ウイルスに対し不活性であり、か
つ宿主細胞に対する毒性が低いことが判明した。これ
は、抗ウイルス活性が限られた数のアデニン誘導体によ
ってのみ示されること、およびホスホニルメトキシ基の
導入が抗ウイルス活性のかかる著しい変化を誘発するこ
とが予想できないことからみて、驚くべきことである。
アデニンがワクシニアおよびヘルペスウイルスのような
数種のDNA−ウイルスに対し著しい抗ウイルス活性を示
すが、大多数のRNA−ウイルスに対し不活性であり、か
つ宿主細胞に対する毒性が低いことが判明した。これ
は、抗ウイルス活性が限られた数のアデニン誘導体によ
ってのみ示されること、およびホスホニルメトキシ基の
導入が抗ウイルス活性のかかる著しい変化を誘発するこ
とが予想できないことからみて、驚くべきことである。
本発明のホスホニルメトキシアルキルアデニンは式: 〔式中、R1はヒドロキシで置換されていることもある低
級アルキレン、特にメチレン、−CH(OH)−CH2−また
は=CH−CH2OH、R2はヒドロキシを意味する。場合によ
り、R1およびR2は相互に連結して環状エステルを形成す
る。〕 で示すことができる。該化合物は遊離酸形またはアルカ
リ金属、アンモニウムまたはアミン塩のような塩形とす
ることができる。
級アルキレン、特にメチレン、−CH(OH)−CH2−また
は=CH−CH2OH、R2はヒドロキシを意味する。場合によ
り、R1およびR2は相互に連結して環状エステルを形成す
る。〕 で示すことができる。該化合物は遊離酸形またはアルカ
リ金属、アンモニウムまたはアミン塩のような塩形とす
ることができる。
R1がメチレンである化合物を除き、式〔I〕の化合物の
大部分は不斉炭素原子を有し、1つ以上の光学対掌形で
存在する。かかる場合、該化合物の(S)形およびラセ
ミ体(RS)形だけが十分な抗ウイルス活性を示しうるこ
とに注目すべきである。式〔I〕の化合物のうち、最良
の抗ウイルス活性は(S)−9−(3−ヒドロキシ−2
−ホスホニルメトキシプロピル)アデニンによって示さ
れる。
大部分は不斉炭素原子を有し、1つ以上の光学対掌形で
存在する。かかる場合、該化合物の(S)形およびラセ
ミ体(RS)形だけが十分な抗ウイルス活性を示しうるこ
とに注目すべきである。式〔I〕の化合物のうち、最良
の抗ウイルス活性は(S)−9−(3−ヒドロキシ−2
−ホスホニルメトキシプロピル)アデニンによって示さ
れる。
式〔I〕の誘導体の大半は公知化合物(英国特許A-2134
907参照)である。したがって、化合物自体およびその
化学合成は本発明の一部ではない。
907参照)である。したがって、化合物自体およびその
化学合成は本発明の一部ではない。
該誘導体は一般に少なくとも2つの経路に従い、すなわ
ち(A)9−(ヒドロキシアルキル)アデニンをクロロ
メタンホスホニルクロライドと縮合し、ついでアルカリ
加水分解するか(英国特許A-2134907)、または(B)
9−(ヒドロキシアルキル)アデニンをp−トルエンス
ルホニルオキシメチレンリン酸ジエステルと縮合し、つ
いで該エステル基をトリメチルヨードシランで除去する
ことで製造することができる。ラセミ体混合物は製造の
前後にその成分に分離することができ、生成物が遊離酸
である場合、アルカリ金属、アンモニアまたはアミンと
の反応によって塩に変換することができる。
ち(A)9−(ヒドロキシアルキル)アデニンをクロロ
メタンホスホニルクロライドと縮合し、ついでアルカリ
加水分解するか(英国特許A-2134907)、または(B)
9−(ヒドロキシアルキル)アデニンをp−トルエンス
ルホニルオキシメチレンリン酸ジエステルと縮合し、つ
いで該エステル基をトリメチルヨードシランで除去する
ことで製造することができる。ラセミ体混合物は製造の
前後にその成分に分離することができ、生成物が遊離酸
である場合、アルカリ金属、アンモニアまたはアミンと
の反応によって塩に変換することができる。
前記したように、式〔I〕の誘導体は宿主細胞に対する
毒性が低い。組織培養細胞についてのこれら誘導体の細
胞毒性作用は100、200または400μg/ml以上の濃度、す
なわち、活性ウイルス抑制濃度よりも非常に高い濃度で
観察されるだけである(以下の第2表参照)。さらに、
式〔I〕の誘導体はレオウイルス、ラブドウイルス、パ
ラミクソウイルス、エンテロウイルス等の大半のRNAウ
イルスによって感染された組織培養細胞には効果がな
い。しかし、いくつかの該誘導体はマウス中で肉腫性腫
瘍を誘発するモロニーマウス肉腫ウイルス、すなわちレ
トロウイルスに対し、非常に活性である(第3表参
照)。したがって、該誘導体はレトロウイルス全般に有
効であると思われる。式〔I〕の化合物の主要な標的は
ワクシニアウイルス、単純ヘルペスウイルス等のDNAウ
イルスによって形成される。かかる化合物は、全ていく
つかの株の単純ヘルペスウイルス・タイプ1および2の
複製を抑制する(第4表参照)。ヘルペスウイルスによ
って引起された病気の治療用組成物に使用される公知の
化合物、例えばアシクロビル、(E)−5−(2−ブロ
モビニル)−2′−デオキシウリジンおよび5−ヨード
−2′−デオキシウリジンと比較すると、式〔I〕の化
合物は効果がやや低いが、かかる化合物の欠点、すなわ
ちアシクロビルの低い溶解度、5−ヨード−2′−デオ
キシウリジンの突然変異誘発性、奇形発性、胎芽毒性お
よび発がん性作用を欠いている。式:〔I〕の化合物の
重要かつ実質的な特徴は、チミジンキナーゼ誘発活性を
欠いているこれらヘルペスウイルス株(TK-株)に対す
るその効果である。チミジンキナーゼはアシクロビルお
よび(E)−5−(2−ブロモビニル)−2′−デオキ
シウリジンの活性に必須である。したがって、これらは
TK-ヘルペスウイルスに対し不活性である〔プルソフら
(Prusoff et al.)1〜27貢、「抗ウイルス剤計画の標
的」、編者:デユ・クレルクおよびワーカー(De Clerc
q and Walker)、プレニウムプレス、ニューヨークおよ
びロンドン、1984年参照〕。これに対し、式〔I〕の化
合物はTK-ヘルペスウイルスに対する明確な活性を有す
る(第4表参照)。したがって、式〔I〕の化合物はTK
-ヘルペスウイルス株に起因する疾患の治療に使用する
ことができ、さらに該化合物はアシクロビルおよび他の
公知の化合物と組合せて用いることもできる。
毒性が低い。組織培養細胞についてのこれら誘導体の細
胞毒性作用は100、200または400μg/ml以上の濃度、す
なわち、活性ウイルス抑制濃度よりも非常に高い濃度で
観察されるだけである(以下の第2表参照)。さらに、
式〔I〕の誘導体はレオウイルス、ラブドウイルス、パ
ラミクソウイルス、エンテロウイルス等の大半のRNAウ
イルスによって感染された組織培養細胞には効果がな
い。しかし、いくつかの該誘導体はマウス中で肉腫性腫
瘍を誘発するモロニーマウス肉腫ウイルス、すなわちレ
トロウイルスに対し、非常に活性である(第3表参
照)。したがって、該誘導体はレトロウイルス全般に有
効であると思われる。式〔I〕の化合物の主要な標的は
ワクシニアウイルス、単純ヘルペスウイルス等のDNAウ
イルスによって形成される。かかる化合物は、全ていく
つかの株の単純ヘルペスウイルス・タイプ1および2の
複製を抑制する(第4表参照)。ヘルペスウイルスによ
って引起された病気の治療用組成物に使用される公知の
化合物、例えばアシクロビル、(E)−5−(2−ブロ
モビニル)−2′−デオキシウリジンおよび5−ヨード
−2′−デオキシウリジンと比較すると、式〔I〕の化
合物は効果がやや低いが、かかる化合物の欠点、すなわ
ちアシクロビルの低い溶解度、5−ヨード−2′−デオ
キシウリジンの突然変異誘発性、奇形発性、胎芽毒性お
よび発がん性作用を欠いている。式:〔I〕の化合物の
重要かつ実質的な特徴は、チミジンキナーゼ誘発活性を
欠いているこれらヘルペスウイルス株(TK-株)に対す
るその効果である。チミジンキナーゼはアシクロビルお
よび(E)−5−(2−ブロモビニル)−2′−デオキ
シウリジンの活性に必須である。したがって、これらは
TK-ヘルペスウイルスに対し不活性である〔プルソフら
(Prusoff et al.)1〜27貢、「抗ウイルス剤計画の標
的」、編者:デユ・クレルクおよびワーカー(De Clerc
q and Walker)、プレニウムプレス、ニューヨークおよ
びロンドン、1984年参照〕。これに対し、式〔I〕の化
合物はTK-ヘルペスウイルスに対する明確な活性を有す
る(第4表参照)。したがって、式〔I〕の化合物はTK
-ヘルペスウイルス株に起因する疾患の治療に使用する
ことができ、さらに該化合物はアシクロビルおよび他の
公知の化合物と組合せて用いることもできる。
式〔I〕の誘導体の抗ウイルス活性は、全く新らしく、
かつ予期せぬものである。アデニン・アラビノシド、5
−エチル−ウラシル・アラビノシド、アシクロビル、5
−ヨード−2′−デオキシ−ウリジンおよび(E)−
(2−ブロモビニル)−2′−デオキシウリジンのよう
な抗ウイルス活性のヌクレオシド同族体のリン酸エステ
ルが、また抗ウイルス剤として有効であることは公知で
ある。しかしながら、これらのエステルは、単にプロド
ラッグとして作用するもので、該エステルは細胞内に入
る機会を得る直前に、加水分解されて遊離のヌクレオシ
ド同族体を放出する。式〔I〕の化合物は上記のリン酸
エステルと同じ極性を有する。しかしながら、該化合物
は、何ら加水分解が生じることなくそのまま細胞内に入
り、所望の生物学的作用を発揮するのである。
かつ予期せぬものである。アデニン・アラビノシド、5
−エチル−ウラシル・アラビノシド、アシクロビル、5
−ヨード−2′−デオキシ−ウリジンおよび(E)−
(2−ブロモビニル)−2′−デオキシウリジンのよう
な抗ウイルス活性のヌクレオシド同族体のリン酸エステ
ルが、また抗ウイルス剤として有効であることは公知で
ある。しかしながら、これらのエステルは、単にプロド
ラッグとして作用するもので、該エステルは細胞内に入
る機会を得る直前に、加水分解されて遊離のヌクレオシ
ド同族体を放出する。式〔I〕の化合物は上記のリン酸
エステルと同じ極性を有する。しかしながら、該化合物
は、何ら加水分解が生じることなくそのまま細胞内に入
り、所望の生物学的作用を発揮するのである。
式〔I〕の化合物を活性成分として含有する、ウイルス
疾患をヒトおよび動物治療法で治療するための治療用組
成物は粉末、懸濁液、溶液、シロップ、エマルション、
軟こうまたはクリーム形とすることができ、局部的適用
(皮膚、粘膜、目等の外傷)、鼻腔内、直腸内、腟内等
で用いることができ、また経口または非経口(静脈内、
皮膚内、筋肉内、鞘内等)投与に用いることができる。
かかる組成物は式〔I〕の活性化合物を遊離酸または塩
の形で、中性の特性を有する医薬上許容される賦形剤
(例えば、水性または非水性溶媒、安定化剤、乳化剤、
清浄剤、添加剤)と共に、さらに要すれば色素および芳
香剤と共に合する(例えば、混合、溶解する)ことによ
って製造することができる。治療用組成物中の活性成分
の濃度は疾患および投与法の性質に応じて0.1〜100%と
広範に変化させることができ。さらに、投与される活性
成分の用量は体重1kg当り0.1〜100mgと変化させること
ができる。
疾患をヒトおよび動物治療法で治療するための治療用組
成物は粉末、懸濁液、溶液、シロップ、エマルション、
軟こうまたはクリーム形とすることができ、局部的適用
(皮膚、粘膜、目等の外傷)、鼻腔内、直腸内、腟内等
で用いることができ、また経口または非経口(静脈内、
皮膚内、筋肉内、鞘内等)投与に用いることができる。
かかる組成物は式〔I〕の活性化合物を遊離酸または塩
の形で、中性の特性を有する医薬上許容される賦形剤
(例えば、水性または非水性溶媒、安定化剤、乳化剤、
清浄剤、添加剤)と共に、さらに要すれば色素および芳
香剤と共に合する(例えば、混合、溶解する)ことによ
って製造することができる。治療用組成物中の活性成分
の濃度は疾患および投与法の性質に応じて0.1〜100%と
広範に変化させることができ。さらに、投与される活性
成分の用量は体重1kg当り0.1〜100mgと変化させること
ができる。
実施例 つぎに、式〔I〕の化合物の抗ウイルス活性を以下の実
施例によって説明するが、これらの用途に制限されるも
のではない。実施例および表において、以下の短縮名を
用いる。
施例によって説明するが、これらの用途に制限されるも
のではない。実施例および表において、以下の短縮名を
用いる。
MCC:顕微鏡的に検知可能な細胞形態学的変化をもたらす
最小化合物濃度、 MIC50:ウイルスの細胞変性効果を50%抑制する最小化
合物濃度、 ID50:トリチウム(3H)でラベルした下記前駆体のとりこ
みを50%減少させる化合物の濃度 dTHd:2′−デオキシチミジン、 dUrd:2′−デオキシウリジン、 Urd:ウリジン、 Leu:L−ロイシン、 〈セルライン〉 PRK:一次組織培養のウサギ腎細胞、 ベロBおよびベロ・フロー(Vero Flow):アフリカミ
ドリザル腎細胞の連続ライン、 ヘラ:ヒト頚部がん細胞の連続ライン、 MO:連続的なネズミ胎児セルライン 〈式〔I〕の化合物の名称〉 化合物1:(RS)−9−(2(3)ヒドロキシ−3(2)
−ホスホニルメトキシプロピル)アデニン、 化合物2:(RS)−9−(2−ヒドロキシ−3−ホスホニ
ルメトキシプロピル)アデニン 化合物3:(S)−9−(2−ヒドロキシ−3−ホスホニ
ルメトキシプロピル)アデニン 化合物4:(S)−9−(3−ヒドロキシ−2−ホスホニ
ルメトキシプロピル)アデニン 化合物5:(RS)−9−(2,3−ジヒドロキシプロピル)
アデニンの2′,3′−環状O−ホスホニルメチルエテー
ル 化合物6:9−(2−ホスホニルメトキシエチル)アデニ
ン 〈他の化合物の名称〉 (S)−DHPA:9−(S)−(2,3−ジヒドロキシプロピ
ル)アデニン ACV:アシクロビル BVDU:(E)−5−(2−ブロモビニル)−2′−デオ
キシウリジン IDU:5−ヨード−2′−デオキシウリジン 化合物1〜6はつぎのように製造した。化合物1(異性
体混合物)は(RS)−9−(2,3−ジヒドロキシプロピ
ル)アデニンをクロロメチルホスホニルジクロライドと
反応させ、ついでアルカリ処理して製造した。化合物2
はクロマトグラフィー分離により化合物1から単離し
た。化合物3および4は(S)−9−(2,3−ジヒドロ
キシプロピル)アデニンをクロロメチルホスホニルジク
ロライドと反応させ、アルカリ処理し、ついでイオン交
換樹脂でクロマトグラフィー分離して製造した。化合物
5(異性体の混合物)は化合物1をN,N−ジシクロカル
ボジイミドで環化して合成した。化合物6は9−(2−
ヒドロキシエチル)アデニンをジエチルp−トルエンス
ルホニルオキシメタンホスホネートと反応させ、ついで
エステル基を開裂させて製造した。
最小化合物濃度、 MIC50:ウイルスの細胞変性効果を50%抑制する最小化
合物濃度、 ID50:トリチウム(3H)でラベルした下記前駆体のとりこ
みを50%減少させる化合物の濃度 dTHd:2′−デオキシチミジン、 dUrd:2′−デオキシウリジン、 Urd:ウリジン、 Leu:L−ロイシン、 〈セルライン〉 PRK:一次組織培養のウサギ腎細胞、 ベロBおよびベロ・フロー(Vero Flow):アフリカミ
ドリザル腎細胞の連続ライン、 ヘラ:ヒト頚部がん細胞の連続ライン、 MO:連続的なネズミ胎児セルライン 〈式〔I〕の化合物の名称〉 化合物1:(RS)−9−(2(3)ヒドロキシ−3(2)
−ホスホニルメトキシプロピル)アデニン、 化合物2:(RS)−9−(2−ヒドロキシ−3−ホスホニ
ルメトキシプロピル)アデニン 化合物3:(S)−9−(2−ヒドロキシ−3−ホスホニ
ルメトキシプロピル)アデニン 化合物4:(S)−9−(3−ヒドロキシ−2−ホスホニ
ルメトキシプロピル)アデニン 化合物5:(RS)−9−(2,3−ジヒドロキシプロピル)
アデニンの2′,3′−環状O−ホスホニルメチルエテー
ル 化合物6:9−(2−ホスホニルメトキシエチル)アデニ
ン 〈他の化合物の名称〉 (S)−DHPA:9−(S)−(2,3−ジヒドロキシプロピ
ル)アデニン ACV:アシクロビル BVDU:(E)−5−(2−ブロモビニル)−2′−デオ
キシウリジン IDU:5−ヨード−2′−デオキシウリジン 化合物1〜6はつぎのように製造した。化合物1(異性
体混合物)は(RS)−9−(2,3−ジヒドロキシプロピ
ル)アデニンをクロロメチルホスホニルジクロライドと
反応させ、ついでアルカリ処理して製造した。化合物2
はクロマトグラフィー分離により化合物1から単離し
た。化合物3および4は(S)−9−(2,3−ジヒドロ
キシプロピル)アデニンをクロロメチルホスホニルジク
ロライドと反応させ、アルカリ処理し、ついでイオン交
換樹脂でクロマトグラフィー分離して製造した。化合物
5(異性体の混合物)は化合物1をN,N−ジシクロカル
ボジイミドで環化して合成した。化合物6は9−(2−
ヒドロキシエチル)アデニンをジエチルp−トルエンス
ルホニルオキシメタンホスホネートと反応させ、ついで
エステル基を開裂させて製造した。
ペーパークロマトグラフィーおよび電気泳動によって得
られた物性データを第1表に示す。
られた物性データを第1表に示す。
Rf値は2−プロパノール/濃水性アンモニア/水(7:1:
2、容量/容量)中、ペーパークロマトグラフィーで得
たものである。Eup値はpH7.5でのペーパー電気泳動(20
V/cm)により得たもので、ウリジン3−ホスホネートに
対する移動率を示した。K値はHPLC〔セパロン・シック
ス・PRS(5/μm)(4×200mm、0.7ml/分)、炭酸水素
トリエチルアンモニウム0.05モル/l中メタノール5容量
%、pH7.5〕によって得た。検出は254nmで行なった。K
=(tr−to)/to(tr=反応時間、to=保圧時間)。
2、容量/容量)中、ペーパークロマトグラフィーで得
たものである。Eup値はpH7.5でのペーパー電気泳動(20
V/cm)により得たもので、ウリジン3−ホスホネートに
対する移動率を示した。K値はHPLC〔セパロン・シック
ス・PRS(5/μm)(4×200mm、0.7ml/分)、炭酸水素
トリエチルアンモニウム0.05モル/l中メタノール5容量
%、pH7.5〕によって得た。検出は254nmで行なった。K
=(tr−to)/to(tr=反応時間、to=保圧時間)。
実施例1 組織培養物中の式〔I〕の化合物の細胞毒性および抗代
謝活性の測定 ウサギ腎細胞一次培養物を式〔I〕の化合物溶液を含む
ペトリ皿中で(濃度を1〜400μg/mlに増加)、イーグ
ル最少必須培地を用い72時間インキュベートした。各皿
中の形態学的変化を顕微鏡で評価した。第2表に示した
最小細胞毒性濃度(MCC)は、該細胞の形態学的変化が
用いた実験条件下で観察される該化合物の最小濃度であ
る。
謝活性の測定 ウサギ腎細胞一次培養物を式〔I〕の化合物溶液を含む
ペトリ皿中で(濃度を1〜400μg/mlに増加)、イーグ
ル最少必須培地を用い72時間インキュベートした。各皿
中の形態学的変化を顕微鏡で評価した。第2表に示した
最小細胞毒性濃度(MCC)は、該細胞の形態学的変化が
用いた実験条件下で観察される該化合物の最小濃度であ
る。
式〔I〕の化合物の代謝拮抗効果の測定については、イ
ーグル培地中のウサギ腎細胞一次培養物を所定量のラジ
オラベル前駆体の存在下、式〔I〕の化合物の濃度を増
加させながらインキュベートした。(各皿ごと1μCi、
(3H−メチル)dThd30Ci/ミリモル、(3H‐1′,2′)d
Urd27Ci/ミリモル、(3H‐5)Urd30Ci/ミリモル、(3H
‐4,5)Leu47Ci/ミリモル)。ラベルした前駆体の濃度
はデユ・クレルクら〔バイロケミカル・ファラマコロジ
イ(De Clercq et al.,Biochem.Phramac.)24巻523頁19
75年〕記載のように測定した。該化合物を含有しない対
照と比較した、該前駆体のとりこみを50%減少させる式
〔I〕の化合物のID50値を第2表に示す。これらの値か
ら明らかなごとく、式〔I〕の化合物は、全て著しい細
胞毒性を示さず、化合物4および6のみが約100μg/ml
の濃度で2′−デオキシウリジンの細胞内へのとりこみ
に特異的な影響を与えた。
ーグル培地中のウサギ腎細胞一次培養物を所定量のラジ
オラベル前駆体の存在下、式〔I〕の化合物の濃度を増
加させながらインキュベートした。(各皿ごと1μCi、
(3H−メチル)dThd30Ci/ミリモル、(3H‐1′,2′)d
Urd27Ci/ミリモル、(3H‐5)Urd30Ci/ミリモル、(3H
‐4,5)Leu47Ci/ミリモル)。ラベルした前駆体の濃度
はデユ・クレルクら〔バイロケミカル・ファラマコロジ
イ(De Clercq et al.,Biochem.Phramac.)24巻523頁19
75年〕記載のように測定した。該化合物を含有しない対
照と比較した、該前駆体のとりこみを50%減少させる式
〔I〕の化合物のID50値を第2表に示す。これらの値か
ら明らかなごとく、式〔I〕の化合物は、全て著しい細
胞毒性を示さず、化合物4および6のみが約100μg/ml
の濃度で2′−デオキシウリジンの細胞内へのとりこみ
に特異的な影響を与えた。
実施例2 組織培養物中の式〔I〕の化合物の抗ウイルス作用の測
定 細胞培養物にウイルスを細胞の半分の感染に要するのウ
イルス用量の100倍(100CCID50)で感染させた。感染1時
間後、該細胞をイーグル培地の存在下、該培地に含まれ
る式〔I〕の化合物の濃度を増加させながらさらにイン
キュベートした。分析される一連の化合物を種々の濃度
で用い、ウイルスの細胞変性作用の50%抑制に要する最
小化合物濃度(MIC50)をロゼンタールおよびスケクマイ
スター〔「組織培養」(Rosenthal and Schechmaister,
“Tissure Culture")ペルガモン・プレス、ニューヨー
ク510頁1973年〕の方法で測定した。第3表に示したデ
ーターから、式〔I〕の化合物はワクシニアウイルス、
単純ヘルペスウイルス・タイプ1および2、およびモロ
ニー肉腫ウイルスを抑制することが明らかである。
定 細胞培養物にウイルスを細胞の半分の感染に要するのウ
イルス用量の100倍(100CCID50)で感染させた。感染1時
間後、該細胞をイーグル培地の存在下、該培地に含まれ
る式〔I〕の化合物の濃度を増加させながらさらにイン
キュベートした。分析される一連の化合物を種々の濃度
で用い、ウイルスの細胞変性作用の50%抑制に要する最
小化合物濃度(MIC50)をロゼンタールおよびスケクマイ
スター〔「組織培養」(Rosenthal and Schechmaister,
“Tissure Culture")ペルガモン・プレス、ニューヨー
ク510頁1973年〕の方法で測定した。第3表に示したデ
ーターから、式〔I〕の化合物はワクシニアウイルス、
単純ヘルペスウイルス・タイプ1および2、およびモロ
ニー肉腫ウイルスを抑制することが明らかである。
実施例3 ヘルペスウイルスに対する式〔I〕の化合物の抗ウイル
ス作用の測定 実施例2記載の方法により、種々の株の単純ヘルペスウ
イルス・タイプ1および2(100CCID50)を感染させた一
次培養のウサギ腎細胞(PRK)、および種々の株の水痘
帯状ウイルスおよびサイトメガロウイルス20PFU(プラ
ーク形成単位)を感染させたヒト胎児の肺(HEL)を用
いて実験を行なった。式〔I〕の化合物の効果の評価は
第4および5表に示す。これらのデーターにより、全て
の該化合物がTK-突然変異体を含め、記載したウイルス
に対し活性であることが証明された。この点では、化合
物4が最も有効なものであった。
ス作用の測定 実施例2記載の方法により、種々の株の単純ヘルペスウ
イルス・タイプ1および2(100CCID50)を感染させた一
次培養のウサギ腎細胞(PRK)、および種々の株の水痘
帯状ウイルスおよびサイトメガロウイルス20PFU(プラ
ーク形成単位)を感染させたヒト胎児の肺(HEL)を用
いて実験を行なった。式〔I〕の化合物の効果の評価は
第4および5表に示す。これらのデーターにより、全て
の該化合物がTK-突然変異体を含め、記載したウイルス
に対し活性であることが証明された。この点では、化合
物4が最も有効なものであった。
実施例4 単純ヘルペスウイルス・タイプ1およびワクシニアウイ
ルスの生じた増殖に対する式〔I〕の化合物の効果 ウサギ腎細胞一次培養物(PRK)に、単純ヘルペスウイ
ルス・タイプ1(KOS株)またはワクシニアウイルスを1
04・5PFU/0.5ml(PFU=1プラーク形成単位)のウイル
ス用量で、実施例2と同様に感染させた。ついで、該細
胞をイーグル培地中の式〔I〕の化合物(100μg/ml)
にさらした。
ルスの生じた増殖に対する式〔I〕の化合物の効果 ウサギ腎細胞一次培養物(PRK)に、単純ヘルペスウイ
ルス・タイプ1(KOS株)またはワクシニアウイルスを1
04・5PFU/0.5ml(PFU=1プラーク形成単位)のウイル
ス用量で、実施例2と同様に感染させた。ついで、該細
胞をイーグル培地中の式〔I〕の化合物(100μg/ml)
にさらした。
1、24、48および72時間後に得られたウイルスをPRK細
胞中のプラークの数の測定によって測定した。第6表に
示したデーターにより、テストした全ての化合物(化合
物1、2、4、5および6)が単純ヘルペスウイルス・
タイプ1(KOS)およびワクシニアウイルスの収量を、
ウイルス感染後1、2または3日後の測定で10000〜100
000倍減少させたことが証明された。
胞中のプラークの数の測定によって測定した。第6表に
示したデーターにより、テストした全ての化合物(化合
物1、2、4、5および6)が単純ヘルペスウイルス・
タイプ1(KOS)およびワクシニアウイルスの収量を、
ウイルス感染後1、2または3日後の測定で10000〜100
000倍減少させたことが証明された。
実施例A 化合物4を発熱性物質非含有精製水中に溶解してヒトま
たは動物の経口用の0.1%水溶液を製造した。
たは動物の経口用の0.1%水溶液を製造した。
実施例B 化合物4を多価アルコールを少なくとも30%含有する水
溶性軟こう基剤と混合してヒトまたは動物の局部用途の
1%軟こう剤を製造した。
溶性軟こう基剤と混合してヒトまたは動物の局部用途の
1%軟こう剤を製造した。
実施例C 化合物4を結合剤、滑沢剤、不活性希釈剤、保存剤およ
び表面活性剤と混合し、得られた混合物を活性成分を20
%含有する錠剤に打錠した。かかる錠剤はヒトへの経口
投与に用いることができる。
び表面活性剤と混合し、得られた混合物を活性成分を20
%含有する錠剤に打錠した。かかる錠剤はヒトへの経口
投与に用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エリク・ド・クレルク ベルギー国 ベー− 3000 ルーベン、ミ ンデルブローデルスストラート 10番ピー /エイ・レガーインステイテュート (72)発明者 アントニン・ホリー チェッコスロバキア国 16610 プラハ6 番ピー/エイ・インスティテュート・オ ブ・オーガニック・ケミストリー・アン ド・バイオケミストリー・チェッコスロバ ク・アカデミー・オブ・サイエンシス (72)発明者 イファン・ローゼンベルク チェッコスロバキア国 16610 プラハ 6番ピー/エイ・インスティテュート・オ ブ・オーガニック・ケミストリー・アン ド・バイオケミストリー・チェッコスロバ ク・アカデミー・オブ・サイエンシ (56)参考文献 特開 昭52−105195(JP,A) 特開 昭51−54589(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】活性成分として式: 〔式中、R1はメチレン、−CH(OH)−CH2−または R2はヒドロキシを意味する。ただし、R1がメチレン以外
である場合、R1とR2は相互に連結して環状エステル基を
形成してもよい。〕 で示される遊離酸または塩形のホスホニルメトキシアル
キルアデニン(該アデニン誘導体は、R1がメチレン以外
である場合(RS)または(S)形である。)を含有する
ウイルス疾患治療用組成物。 - 【請求項2】活性成分として(S)−9−(3−ヒドロ
キシ−2−ホスホニルメトキシプロピル)アデニンを含
有する特許請求の範囲第1項記載の組成物。
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1996
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