JPH0692188A - 車載用ディスプレイ装置 - Google Patents

車載用ディスプレイ装置

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JPH0692188A
JPH0692188A JP14078693A JP14078693A JPH0692188A JP H0692188 A JPH0692188 A JP H0692188A JP 14078693 A JP14078693 A JP 14078693A JP 14078693 A JP14078693 A JP 14078693A JP H0692188 A JPH0692188 A JP H0692188A
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hold plate
lock lever
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vehicle
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富士男 五十嵐
Masamitsu Nakajima
正光 中島
Hiroki Yoshikawa
博樹 吉川
Kyoko Yamada
京子 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両からの振動や過度の操作力が装置に伝わ
ってもユーザーが見易い位置にディスプレイ部を確実に
固定すると共に、ディスプレイ部の摺動動作を安定さ
せ、装置の信頼性を向上させる車載用ディスプレイ装置
を提供する。 【構成】 本発明の車載用ディスプレイ装置は、ディス
プレイ部7を支持するホールドプレート6がロワープレ
ート5より突出した時に、このホールドプレート6をロ
ワープレート5に対して固定する固定手段8を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両側に収納されたデ
ィスプレイ部を車両側から引き出して使用する車載用デ
ィスプレイ装置に係り、特に、使用状態にあるディスプ
レイ部の位置規制に関して改良を加えたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車載用電子機器は多様化・高級化
する傾向にある。そのため、従来の音響機器に加えて、
映像情報を伝える車載用ディスプレイ装置が研究、開発
されている。また一般的に車載用機器には優れたスペー
ス性が要求されている。そこで、この要求を満たす車載
用ディスプレイ装置として、通常は車両側にディスプレ
イ部を収納し、使用時に車両側からディスプレイ部を引
き出す装置が提案されている。
【0003】この様な車載用ディスプレイ装置の従来例
を図13に示す。車両側にはコンソール1が設けられて
いる。また、コンソール1とユーザー(ドライバー)と
の間にシフトレバー4が設けられている。
【0004】コンソール1にはホールドプレート2が摺
動可能に取り付けられている。ホールドプレート2の先
端部にはディスプレイ部3が支持されている。ディスプ
レイ部3はパネル状の部材であり、左右の側縁部中央に
支軸3aを備えており、この支軸3aを中心として回動
するようになっている。また、ディスプレイ部3は正面
部に映像を映し出す画面部3bを備えている。なお、コ
ンソール1内には図示しないが、ホールドプレート2及
びディスプレイ部3を摺動させる駆動源が設置されてい
る。
【0005】通常状態では、ディスプレイ部3はホール
ドプレート2と共に水平状態でコンソール1内に収納さ
れている。ディスプレイ部3を使用する場合は、図示し
ない駆動源が動作して、ホールドプレート2と共にディ
スプレイ部3はコンソール1から引き出される。この
時、ディスプレイ部3は水平状態を保持したまま、引き
出される。その後、ユーザーは、引き出されたディスプ
レイ部3を支軸3aを中心に回動させ、画面部3bをシ
フトレバー4側に起こす。そして、画面部3bが見易い
ようにディスプレイ部3の角度を調整する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に車載
用の装置には走行する車両から振動が加わる。また、車
両の走行又は発車時及び停車時、ユーザーは振動や慣性
により不安定な状態におかれる。ユーザーが不安定な状
態で装置を操作する場合、ディスプレイ部3の操作部に
対して不用意な力が入ることがある。
【0007】以上のように、車両からの振動や過度の操
作力等、外部から強い負荷がディスプレイ部3からホー
ルドプレート2に伝わると、図14に示すように、ホー
ルドプレート2がコンソール1側に入り込むという事態
が生じることがある。その際、ディスプレイ部3は起こ
された状態のままなので、その背面部がコンソール1に
衝突する。ディスプレイ部3がコンソール1に衝突する
と、ディスプレイ部3の故障原因となる。
【0008】また、ホールドプレート2等が破損し、デ
ィスプレイ部3がコンソール1側に入り込んだまま、デ
ィスプレイ部3を引き出すことができなくなる恐れがあ
る。この場合、ディスプレイ部3を見易い位置まで回転
させることができなくなるという不具合が生じる。通
常、ディスプレイ部3の画面部3bはサイズが小さいた
め、僅かな角度の差でも非常に見え難い。そのため、デ
ィスプレイ部3が適切な位置まで回動しないと、画面部
3bの視認性が劣化した。
【0009】また、ディスプレイ部3を引き出したり収
納したりする時、車両からの振動や過度の操作力がディ
スプレイ部3に加わると、ディスプレイ部3がコンソー
ル1内に引掛かったり、浮き上がったりするという恐れ
がある。この様な事態が発生すると、装置が使用不能な
状態になる恐れがある。
【0010】以上のように従来技術において、ディスプ
レイ部3に外力が加わる場合、ユーザーが見易い位置に
ディスプレイ部3を固定しておくことが困難であった。
また、ディスプレイ部3の摺動動作が確実に実行されな
いことにより、ディスプレイ装置が使用不能になる危険
性が存在した。この様な問題点が存在することにより、
装置の信頼性が低下した。
【0011】本発明は、この様な課題を解決するために
提案されたものであり、その目的は、車両からの振動や
過度の操作力が装置に伝わってもユーザーが見易い位置
にディスプレイ部を確実に固定すると共に、ディスプレ
イ部の摺動動作を安定させ、装置の信頼性を向上させる
車載用ディスプレイ装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、ディスプレイ部を支持す
るホールドプレートが本体フレームより突出した時に、
このホールドプレートを本体フレームに対して固定する
固定手段を備えたことを特徴とする。
【0013】又、請求項2記載の発明は、前記ディスプ
レイ部が前記ホールドプレートに対して回動自在に支持
されており、前記固定手段は、ホールドプレートが本体
フレームより突出し、且つディスプレイ部が回動する時
に、本体フレームに対してホールドプレートを固定する
ように構成されていることを特徴とする。
【0014】更に請求項3記載の発明は、前記固定手段
が、ホールドプレートに設けられ、本体フレームに係合
可能なロックレバーと、このロックレバーが係合動作を
行うようにロックレバーを偏倚する弾性手段とから成
り、ロックレバーはディスプレイ部が前記の回動前の状
態にある時にディスプレイ部により押圧され、固定手段
の固定動作を解除するように構成されていることを特徴
とする。
【0015】また請求項4記載の発明は、ディスプレイ
部をホールドプレートに対して前記の回動前の位置に保
持する保持手段を備えたことを特徴とするものである。
【0016】請求項5記載の発明は、ディスプレイ部に
ロックレバーの一部と当接する当接部を設け、ディスプ
レイ部を前記本体フレーム内に収納する方向に回動する
場合に、当接部がロックレバーの一部と当接して本体フ
レームとホールドプレートとの固定を解除するように構
成されていることを特徴とする。
【0017】
【作用】以上の構成を有する本発明は次のように作用す
る。すなわち、ホールドプレートが本体フレームより突
出した時、固定手段がこのホールドプレートを本体フレ
ームに対して固定することができる。従って、外部から
の振動や過度の操作力がディスプレイ装置に伝わって
も、ホールドプレートが本体フレーム側に入り込むこと
がない。
【0018】又、請求項2記載の車載用ディスプレイ装
置はおいて、ホールドプレートが本体フレームより突出
し、且つディスプレイ部が回動する時点で、固定手段は
本体フレームに対しホールドプレートを固定する。すな
わち、ディスプレイ部が回動しない限り、ディスプレイ
部は本体フレームに対して固定動作を解除している。従
って、ディスプレイ部が摺動動作を行う際には本体フレ
ーム側にディスプレイ部の引掛かりを防止することがで
きる。
【0019】特に、請求項3記載の車載用ディスプレイ
装置はおいては、ディスプレイ部が回動する前の状態に
ある時、ディスプレイ部自体がロックレバーを押圧して
ロックレバーによるディスプレイ部の本体フレームへの
係合動作を解除している。そのため、ディスプレイ部が
摺動動作を行う際にはロックレバーが本体フレーム側に
引掛かるということがない。
【0020】又、請求項4記載の車載用ディスプレイ装
置はおいては、保持手段がディスプレイ部をホールドプ
レートに対して所定の位置に保持する。そのためディス
プレイ部3がコンソール1内で浮き上がることを防止す
ることができる。
【0021】請求項5記載の車載用ディスプレイ装置は
おいては、ディスプレイ部を本体フレーム内に収納する
方向に回動する場合に、ディスプレイ部の当接部がロッ
クレバーの一部と当接することにより本体フレームとホ
ールドプレートとの固定を解除する。そのため、本体フ
レームとホールドプレートとの固定解除部材を別に設け
る必要がなく、構成の簡略化を進めることができる。
【0022】
【実施例】
[第1実施例]進んで、本発明の第1実施例を図1〜図
8を参照して具体的に説明する。第1実施例は、ロワー
ケース5と、ホールドプレート6と、ディスプレイ部7
と、固定手段8とを備えている。これらの部材に関して
順次説明する。図1は第1実施例の斜視図、図2(A)
は第1実施例の平面図、図2(B)及び図3〜図6は第
1実施例の側面図、図7は第1実施例の外観を示す側面
図、図8は第1実施例の要部拡大側面図である。なお、
図13に示した従来例と同一部材に関しては同一符号を
付し、説明は省略する。また、各部材の動作方向は、ユ
ーザー側から見て手前側から奥側への移動を後退、奥側
から手前側への移動を前進とする。
【0023】(第1実施例の構成)ロワーケース5はコ
ンソール1内に固定されている。このロワーケース5は
本体フレームに含まれるものであり、互いに平行な側縁
部と底面部とから構成される。ロワーケース5の左右側
縁部にはガイドシャフト9,10が設けられている。ま
た、ガイドシャフト10と平行にラック(図示せず)が
設けられている。
【0024】ホールドプレート6は、ロワーケース5の
底面部上に前後方向に摺動可能に取り付けられている。
ホールドプレート6はロワーケース5の内側の幅寸法を
有する板状部材である。ホールドプレート6の左右の側
縁部には、ガイド部11,12が設けられている。これ
らガイド部11,12は各々、前記ガイドシャフト9,
10に摺動自在に嵌合されている。
【0025】また、ガイド部12(図1中、右側)に近
接してモータ13が配設されている。このモータ13が
ホールドプレート6の摺動動作の駆動源である。モータ
13には駆動軸13aが設けられており、駆動軸の先端
にはピニオン(図示せず)が設置されている。このピニ
オンはロワーケース5側のラック(図示せず)に嵌合さ
れている。
【0026】更に、ホールドプレート6の左右側縁部に
は手前側に突出して一対のトルクブッシュ14が設けら
れている。これらトルクブッシュ14の先端部には支軸
14aが設けられている。また、ホールドプレート6の
ほぼ中央には、弾性力を有した半円形の弾性突起21が
設けられている。弾性突起21は所定の間隔を持って左
右に配置されている。
【0027】ディスプレイ部7は、略直方体状の部材で
あり、左右側縁部の中央に前記トルクブッシュ14の支
軸14aが取り付けられるようになっている。これによ
り、ディスプレイ部7はホールドプレート6に対し回転
可能に支持される。ディスプレイ部7の上面部には映像
を映し出す画面部7aが設けられている。ディスプレイ
部7上面部の図中左側縁部に沿って複数の操作ボタン7
bが設けられている。また、ディスプレイ部7の奥側縁
部には突起22(側面図に図示)が形成されている。デ
ィスプレイ部7が水平状態をとる時、突起22は前記弾
性突起21に係合する。この時、弾性突起21は突起2
2を上方から押えるようになっている。さらにディスプ
レイ部7の手前側縁部の図中左端部には開閉ボタン15
が設けられている。
【0028】固定手段8は、係合穴16、前後方向に延
びるロックレバー17およびスライドレバー18並びに
弾性部材19,20(側面図に図示)から構成される。
これらは、ホールドプレート6のガイド部11(図1
中、左側)に近接して設置されている。
【0029】係合穴16は、ホールドプレート6側の係
合穴16aと、ロワーケース5側の係合穴16aとから
構成される。係合穴16a,16bは一定の間隔で4
つ、前後方向に沿って一直線上に設けられている。
【0030】ロックレバー17は、ほぼ中央に設けられ
た支軸を中心にして両端部が上下方向に揺動するように
ホールドプレート6に対して回動可能に取り付けられて
いる。また、ロックレバー17は手前側端部がディスプ
レイ部7の奥側縁部と当接するように配設されている。
ロックレバー17の奥側端部には前記係合穴16a,1
6bに係合可能な爪部17aが形成されている。爪部1
7aは楔形をしており、手前側端面は所定の傾斜を有し
ており、奥側の端面はロワーケース5及びホールドプレ
ート6に対して直角な有している。そのため、爪部17
aに前方へ引き出すような方向(図8中、矢印方向)に
力が加わると傾斜面を係合穴16bが滑り、ロックレバ
ー17は回動する。これに対して、爪部17aに後方へ
押し戻すような力が加わる場合、直角面に係合穴16b
が当り、ロックレバー17は回動することがない。つま
り、ロックレバー17と係合穴16とはラチェット機構
を構成する。
【0031】スライドレバー18は、ホールドプレート
6上に前後方向に摺動可能に取り付けられている。ま
た、スライドレバー18には内側に突出するアーム部1
8aが形成されている。アーム部18aはロックレバー
17の下方に配置されている。スライドレバー18が後
退する時、アーム部18aはロックレバー17の奥側端
部を上昇させる。
【0032】弾性部材19は、ロックレバー17に取り
付けられている。弾性部材19は、ロックレバー17の
爪部17aを係合穴16b側に偏倚するように設けられ
ている。弾性部材20は、スライドレバー18に取り付
けられている。弾性部材20はスライドレバー18を手
前側に偏倚するように設けられている。
【0033】(第1実施例の作用)以上のような構成を
有する第1実施例の作用は次の通りである。
【0034】ディスプレイ部7の収納状態 まずホールドプレート6がロワーケース5の最も奥側に
摺動される時すなわちホールドプレート6の後退動作が
完了した時点では、ディスプレイ部7はロワーケース5
内に水平状態で収納されている(但し、ディスプレイ部
7の手前側縁部はコンソール1表面に露出している)。
この時、ディスプレイ部7側の突起22とホールドプレ
ート6側の弾性突起21とは係合している。これによ
り、ディスプレイ部7は水平状態に維持される。つま
り、突起22と弾性突起21とが係合しているため、車
両の振動等によってディスプレイ部7が不用意に動くこ
とがない。また、ディスプレイ部7の奥側縁部がロック
レバー17の手前側端部を上方から押圧している。これ
により、ロックレバー17は弾性部材19の弾性力に逆
らってほぼ水平状態になっており、爪部17aは係合穴
16a,16bのいずれにも係合しないよう上方に位置
している。
【0035】ディスプレイ部7の引出し動作および回
動動作 ロワーケース5内のディスプレイ部7を次のようにして
手前側に引き出す。すなわち、開閉ボタン15を押圧す
ると、モータ13に通電がなされる。そのため、駆動軸
13aに設けられたピニオン(図示せず)がロワーケー
ス5側のラック(図示せず)上を回転する。従って、ピ
ニオンの回転力がホールドプレート6に伝わる。そし
て、ガイド部11,12がガイドシャフト9,10を摺
動しつつ、ホールドプレート6が前進する。と同時に、
トルクブッシュ14に支持されたディスプレイ部7が水
平状態のまま前進する(図2の状態)。
【0036】続いて、トルクブッシュ14の支軸14a
を中心にしてディスプレイ部7の手前側縁部を下降させ
るようにしてディスプレイ部7を回動させることによっ
て、引き出したディスプレイ部7を見易い位置に調整す
る。このとき、突起22と弾性突起21との係合は解除
される。
【0037】ディスプレイ部7が回動すると、ディスプ
レイ部7の奥側縁部がロックレバー17の手前側端部か
ら離れ、ロックレバー17が弾性部材19の弾性力によ
り回動する。これにより、その爪部17aがホールドプ
レート6側の係合穴16aを貫通してロワーケース5側
の係合穴16bに係合する。これにより、ロワーケース
5に対してホールドプレート6がロックされる。この様
なロックにより車両側に振動が加わっても、ディスプレ
イ部7がロワーケース5側へ移動することがない(図3
の状態)。
【0038】なお、開閉ボタン15を押圧してディスプ
レイ部7を引き出した後、所定の時間内にディスプレイ
部7を回動させないと、ディスプレイ部7がコンソール
1側に再度収納されるようになっている。また、図示し
ないが、ホールドプレート6のクランク爪がディスプレ
イ部7の背面部のスイッチから離れた時点で、ディスプ
レイ部7に通電がなされるように設定されているため、
ディスプレイ部7の回転動作を行うと同時に画面部7a
にTV映像等が現れる。
【0039】ディスプレイ部7の前後方向への調整動
作 次に、見易い位置に回動調整したディスプレイ部7を後
退(バックスライド)させる場合、次の手順で行う。ま
ずディスプレイ部7をトルクブッシュ14の支軸14a
を中心に水平状態から110度程度まで回動させる。す
ると、ディスプレイ部7の背面がスライドレバー18の
手前側端部に当たり、該スライドレバー18がホールド
プレート6に対して後退する。この後退によりスライド
レバー18のアーム部18aがロックレバー17の奥側
端部を押し上げる。これにより、ロックレバー17の爪
部17aがロワーケース5の係合穴16bから離脱し、
ロワーケース5とのロックが外れる(図4の状態)。
【0040】この状態を保持したまま、ディスプレイ部
7を後方に押す。この時、ガイド部11,12がガイド
シャフト9,10を摺動しつつ、ホールドプレート6は
後退し、ロワーケース5内に収納される(図5の状
態)。このようにしてディスプレイ部7をスムーズに後
退させることができる。
【0041】ディスプレイ部7が所望の位置まで後退し
た後、ディスプレイ部7を再び見易い位置に回動調整す
る。この時、スライドレバー18は弾性部材20の弾性
力により前進する。従って、スライドレバー18のアー
ム部18aはロックレバー17の奥側端部を押し上げる
ことを止め、ロックレバー17は弾性部材19の弾性力
により回動し、爪部17aは下降する。そして、この爪
部17aはロワーケース5の係合穴16bに係合する。
これにより、再度ホールドプレート6はロワーケース5
にロックされる(図6の状態)。
【0042】なお、ディスプレイ部7を前進させる場合
すなわち手前側に引張り出す場合には、ロックレバー1
7と係合穴16a,16bとがラチェット機構を構成し
ているので、前記のようにスライドレバー18によりロ
ックレバー17を外さなくとも、ディスプレイ部7を手
前側に引張り出すことが可能である。
【0043】ディスプレイ部7の収納動作 また、ディスプレイ部7をロワーケース5内に収納する
時は、ディスプレイ部7を水平位置まで引張りだし、回
転角度を0度にしてディスプレイ部7の突起22とホー
ルドプレート6の弾性突起21を係合させる。従って、
ディスプレイ部7を収納する際も、外部からの振動等に
よってディスプレイ部7が動くことがない。
【0044】以上のような本実施例によれば、ホールド
プレート6がロワーケース5より手前側に突出した時、
ロックレバー17が最前端の係合穴16bに係合してホ
ールドプレート6をロワーケース5に確実に固定する。
従って、ディスプレイ装置に対して外部から振動や過度
の操作力が伝わっても、ホールドプレート6がロワーケ
ース5側に入り込むことがない。
【0045】又、ディスプレイ部7が回動する前の水平
状態にある時、ディスプレイ部7自体がロックレバー1
7を押圧してロックレバー17と係合穴16との係合を
阻止している。従って、ロックレバー17はロワーケー
ス5に対して解除状態にあり、ディスプレイ部7が摺動
動作を行う際にロックレバー17がロワーケース5側に
引掛かるということがない。
【0046】しかも、弾性突起21と突起22とがディ
スプレイ部7をホールドプレート6に対して水平に保持
しているため、ディスプレイ部3がコンソール1内での
浮き上がりを防止することができる。また、ディスプレ
イ部7が水平状態を保持していれば、前述したようにロ
ックレバー17の解除状態を継続させることができるの
で、ディスプレイ部7の摺動動作中にロックレバー17
のロワーケース5側への引掛かりを確実に防止できる。
【0047】[第2実施例] (第2実施例の構成)次に、本発明の第2実施例を図9
〜図12に示した側面図を参照して具体的に説明する。
なお、図9〜図12において左側がユーザーから見て手
前側、右側がユーザーから見て奥側である。第2実施例
の基本的な構成は前記第1実施例とほぼ同様であるが、
次の3点で第1実施例と相違している。
【0048】(1)ディスプレイ部7の配置およびアッ
パーケース26 ディスプレイ部7は上下反対に、すなわち水平状態で上
面側の画面部7aが下側に向き、底面部が上側に向くよ
うに配設されている。これに対応して、第1実施例にお
いてロワーケース5であった部材は、第2実施例ではア
ッパーケース26となり、このアッパーケース26の下
方にホールドプレート6が位置し、ホールドプレート6
の下方にディスプレイ部7の底面部が位置するようにな
っている。なお、アッパーケース26はロワーケース5
に形成されていた係合穴16bを含んでいる。
【0049】(2)ディスプレイ部7の底面部の構成 ディスプレイ部7の底面部に当接部23およびガイド溝
24が形成されている。当接部23は、奥側が斜辺とな
る直角三角形の断面形状であり、水平状態にて上方に突
出している。一方、ガイド溝24は当接部23の手前側
に位置し、手前側端部にテーパー部24aを有してい
る。
【0050】(3)ロックレバー25の構成 第1実施例のロックレバー17に代えてロックレバー2
5が設けられている。ロックレバー25は前記当接部2
3およびガイド溝24に対して手前側端部が当接するよ
うに構成されている。またロックレバー25の奥側端部
には上方に突出して爪部25aが形成されており、その
働きはロックレバー17の爪部17aと同様、係合穴1
6a,16bと係合してホールドプレート6とアッパー
ケース26とを固定することである。なお、ロックレバ
ー25の手前側端部にはディスプレイ部7の底面部奥側
部分が下方から当接するようになっている。またロック
レバー25にはロックレバー17に同じように、爪部2
5aを係合穴16b側に偏倚するように弾性部材19が
取り付けられている(但し偏倚する方向は上方)。
【0051】(第2実施例の作用)以上のような構成を
有する第2実施例の作用は次の通りである。なお第2実
施例の作用における主な特徴は、ディスプレイ部7のバ
ックスライド動作を行う際に動作するスライドレバー1
8を不要とした点であるが、その点に関しては後述する
として、第1実施例と同様の順序に従って説明する。
【0052】ディスプレイ部7の収納状態 ディスプレイ部7を水平状態にあるとき、ディスプレイ
部7側の突起22とホールドプレート6側の弾性突起2
1とが係合している(図9の状態)。このとき、ディス
プレイ部7の底面部奥側部分がロックレバー25の手前
側端部を下方から押圧しており、ロックレバー25は弾
性部材19の弾性力に逆らってほぼ水平状態になってお
り、爪部25aは係合穴16a,16bに係合しないよ
う下方に位置する。なお、モータ13によるディスプレ
イ部7の引出し動作は前記第1実施例とほぼ同様なので
説明を省略する。
【0053】ディスプレイ部7の回動動作 トルクブッシュ14の支軸14aを中心にしてディスプ
レイ部7の手前側縁部を上昇させるようにしてディスプ
レイ部7を回動させ、引き出したディスプレイ部7を見
易い位置に調整する。このとき、突起22と弾性突起2
1との係合は解除される。
【0054】ディスプレイ部7が回動すると、ディスプ
レイ部7の底面部の奥側部分がロックレバー25の手前
側端部から離れ、ロックレバー25が弾性部材19の弾
性力により回動する。これにより、その爪部25aがホ
ールドプレート6側の係合穴16aを貫通してアッパー
ケース26側の係合穴16bに係合する。これにより、
アッパーケース26に対してホールドプレート6がロッ
クされる。このロックにより車両側に振動が加わって
も、ディスプレイ部7がアッパーケース26側へ移動す
ることがない。
【0055】さらにディスプレイ部7の回動に応じて、
ロックレバー25の手前側端部が当接部23を乗越え、
ガイド溝24に進入する(図10、図11の状態)。そ
して、ロックレバー25の手前側端部がテーパー部24
aに達する時点までディスプレイ部7が回転すると、テ
ーパー部24aがロックレバー25の手前側端部に当接
する。これによりディスプレイ部7の自重がロックレバ
ー25の手前端部にかかり、爪部25aを係合穴16
a,16bに強く係合する(図12の状態)。なお、デ
ィスプレイ部7の収納動作を行う場合は上記のディスプ
レイ部7の回動動作の逆方向に手順で行うだけなので説
明は省略する。
【0056】ディスプレイ部7の前後方向への調整動
作 次に、見易い位置に回動調整したディスプレイ部7を後
退(バックスライド)させる場合、次の手順で行う。ま
ず図12に示した状態からディスプレイ部7を手前側に
倒すようにして回動させ、当接部23がロックレバー2
5の手前側端部を押し上げる。この状態がロックレバー
25の解除開始時であり、図9の状態までディスプレイ
部7を回動させることによりロックレバー25をアッパ
ーケース26の係合穴16aから外す(ロックレバー2
5の解除終了)。
【0057】この状態を保持したまま、ディスプレイ部
7を後方に押す。この時、ガイド部11,12がガイド
シャフト9,10を摺動しつつ、ホールドプレート6は
後退し、アッパーケース26側に収納される。従って、
ディスプレイ部7をスムーズに後退させることができ
る。
【0058】ディスプレイ部7が所望の位置まで後退し
た後、ディスプレイ部7を再び見易い位置に回動調整す
る。この時、テーパー部24がロックレバー25の手前
側端部を下方に押す図12の状態に戻り、この爪部25
aがアッパケース26の係合穴16bに係合する。これ
により、再度ホールドプレート6はアッパケース26に
ロックされる(図12の状態)。
【0059】以上のようなディスプレイ部7のバックス
ライド動作を行う第2実施例においては、次のような独
自の作用効果を発揮することができる。すなわち、当接
部23がロックレバー25の端部と当接することにより
アッパーケース26とホールドプレート6との固定を解
除するため、第1実施例のようにロックレバー17を解
除方向に動作させるスライドレバー18を削減すること
ができる。このスライドレバー18の削減により、スラ
イドレバー18に関連する部材、すなわちスライドレバ
ー18の摺動動作をガイドするピン、このピンをスライ
ドレバー18に係合させるEリング、さらにはスライド
レバー18を初期位置に復帰させる弾性体をも設ける必
要がなくなる。その結果、組立工数および生産コストを
大幅に削減することができる。
【0060】また、第2実施例においては、水平状態に
あるディスプレイ部7が底面部を上に向けて配置してい
るので、ディスプレイ部7を引き出した際、直ぐにこの
底面部が見える。したがって、この底面部に操作ボタン
や接続端子などを設ける場合でも、その使い勝手は良
い。またディスプレイ部7の底面部側に操作ボタンを集
中させれば、画面部7aの大形化を図ることも容易であ
る。
【0061】[他の実施例]なお、本発明は、上記のよ
うな実施例に限定されるものではなく、次のような実施
例も含むものである。例えば、スライドレバー18は、
少なくともその動作時にはロックレバー17と当接する
ので、スライドレバー18とロックレバー17との位置
関係や形状を適当に設定することにより、スライドレバ
ー18に設けられた弾性部材20の働きを、ロックレバ
ー17に設けられた弾性部材19を用いて行うことも可
能である。また、逆に弾性部材20の働きによりロック
レバー17を係合穴16側に偏倚させても良い。つま
り、スライドレバー18及びロックレバー17に設けら
れた弾性部材を兼用させることができる。この様な実施
例によれば、部材数を削減することができる。
【0062】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明の車載用ディ
スプレイ装置によれば、ディスプレイ部を支持するホー
ルドプレートが本体フレームより突出した時に、このホ
ールドプレートを本体フレームに対して固定する固定手
段を備えることにより、車両からの振動や過度の操作力
が装置に伝わってもユーザーが見易い位置にディスプレ
イ部を確実に固定すると共に、ディスプレイ部の摺動動
作を安定させ、装置の信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用ディスプレイ装置の第1実施例
を示す斜視図。
【図2】(A)は第1実施例の平面図、(B)は第1実
施例の側面図。
【図3】第1実施例の側面図。
【図4】第1実施例の側面図。
【図5】第1実施例の側面図。
【図6】第1実施例の側面図。
【図7】第1実施例の外観を示す側面図。
【図8】第1実施例の要部拡大側面図。
【図9】本発明の車載用ディスプレイ装置の第2実施例
の側面図。
【図10】第2実施例の側面図。
【図11】第2実施例の側面図。
【図12】第2実施例の側面図。
【図13】従来例の外観を示す側面図。
【図14】従来例の外観を示す側面図。
【符号の説明】
1 コンソール 5 ロワーケース 6 ホールドプレート 7 ディスプレイ部 8 固定手段 14 トルクブッシュ 15 開閉ボタン 16 係合穴 17 ロックレバー 18 スライドレバー 19,20 弾性部材 21 弾性突起 22 突起 23 当接部 24 ガイド溝 25 ロックレバー 26 アッパーケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 京子 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両側に固定される本体フレームと、こ
    の本体フレームに対して摺動可能に取り付けられたホー
    ルドプレートと、このホールドプレートに支持されたデ
    ィスプレイ部とを有する車載用ディスプレイ装置におい
    て、 前記ホールドプレートが前記本体フレームより突出した
    時に、該ホールドプレートを前記本体フレームに対して
    固定する固定手段を備えたことを特徴とする車載用ディ
    スプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスプレイ部は前記ホールドプレ
    ートに対して回動自在に支持されており、 前記固定手段は、前記ホールドプレートが前記本体フレ
    ームより突出し、且つ前記ディスプレイ部が回動する時
    に、前記本体フレームに対して前記ホールドプレートを
    固定するように構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の車載用ディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記固定手段は、 前記ホールドプレートに設けられ、前記本体フレームに
    係合可能なロックレバーと、該ロックレバーが係合動作
    を行うようにロックレバーを偏倚する弾性手段とから成
    り、 前記ロックレバーは、前記ディスプレイ部が前記の回動
    前の状態にある時にディスプレイ部により押圧され、前
    記本体フレームに対する係合動作を解除するように構成
    されていることを特徴とする請求項2記載の車載用ディ
    スプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記ディスプレイ部を前記ホールドプレ
    ートに対して前記の回動前の位置に保持する保持手段を
    備えたことを特徴とする請求項2又は3記載の車載用デ
    ィスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスプレイ部に前記ロックレバー
    の一部と当接する当接部を設け、前記ディスプレイ部を
    前記本体フレーム内に収納する方向に回動する場合に、
    前記当接部が前記ロックレバーの一部と当接して前記本
    体フレームと前記ホールドプレートとの固定を解除する
    ように構成されていることを特徴とする請求項2又は3
    又は4記載の車載用ディスプレイ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007129873A1 (en) * 2006-05-10 2007-11-15 Jun-Soo Oh Construction of mobile device
CN105813899A (zh) * 2014-03-31 2016-07-27 富士通天株式会社 电子设备

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JPS6022053U (ja) * 1983-07-20 1985-02-15 株式会社富士通ゼネラル 無線機の取付装置
JP3034277U (ja) * 1996-07-31 1997-02-14 耕一 堀田 無線電話機用電磁波吸収器

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