JP2591045Y2 - 引出形遮断器 - Google Patents

引出形遮断器

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JP2591045Y2
JP2591045Y2 JP1992008743U JP874392U JP2591045Y2 JP 2591045 Y2 JP2591045 Y2 JP 2591045Y2 JP 1992008743 U JP1992008743 U JP 1992008743U JP 874392 U JP874392 U JP 874392U JP 2591045 Y2 JP2591045 Y2 JP 2591045Y2
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Japan
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circuit breaker
slide frame
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lock
frame
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尊義 石川
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は引出形遮断器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の引出形遮断器は、引出枠と、この
引出枠の両側板にそれぞれ設けられた上下一対のレール
と、このレールに引出可能に保持されるスライド枠と、
このスライド枠に支持される遮断器とからなっている。
この種の引出形遮断器の構成は、例えば実公昭63−5
384号公報により周知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の引出形遮断器で
は、遮断器を断路位置に確実にストップさせておく手段
がなかったので、断路位置にある遮断器が衝撃・振動等
の外力によって引出し方向に突発的に飛び出して事故に
なるという問題点があった。
【0004】この考案はかかる問題点を解消するために
なされたもので、遮断器を断路位置に確実にロックして
遮断器の断路位置からの引出し方向への衝撃・振動等の
外力による飛び出しを皆無とする信頼性の高い引出形遮
断器を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案に係る引出形遮
断器は、引出枠と、この引出枠に対し接続位置から少し
引出した断路位置およびさらに引出した引出位置が構成
される遮断器とからなる引出形遮断器において、 前記引
出枠の両側板に引出可能に支持されて前記遮断器を保持
するスライド枠、このスライド枠の前側縁に隣接して配
置され、ロック位置からロック解除方向にのみ回転する
ようにスライド枠に取付けられたロックレバー、前記ロ
ックレバーを前記ロック位置に常時復帰させておく復帰
用ばね、 前記ロックレバーを有する前記スライド枠が前
記接続位置に達しうるように前記ロックレバー全体を収
容しうるように前記側板の前側縁に形成された切欠き
部、および前記切欠き部の入口に設けられて前記スライ
ド枠が前記断路位置を通過するときに前記ロック位置が
係合するようになされた突起を具備し、前記遮断器が断
路位置にあるときに前記ロックレバーが前記側板の前記
突起に係合して前記遮断器が断路位置から引出し方向に
自動的に突出するのを防止するものである。
【0006】
【作用】この考案においては、遮断器が断路位置にある
ときにロックレバーが引出枠の側板に係合して遮断器が
断路位置にロックされるので、衝撃・振動等の外力によ
っても遮断器は断路位置から引出し方向に飛び出さな
い。
【0007】
【実施例】この考案の一実施例を図1〜図10について
説明する。図1は引出し状態を示す外観図、図2は図1
の線II−IIからみた概略図、図3は引出し途中の状態を
示す図2と同じ図、図4は引出す前の接続状態を示す図
2と同じ図、図5は図4を分解して示す斜視図、図6は
図4のロック部材を示す拡大図、図7は図3のロック部
材を示す拡大図、図8は図1の矢印VIIIの方向からみた
断路状態を示す図、図9は図8のロックレバーを示す拡
大斜視図、図10は図9の分解図である。
【0008】図において、1は引出枠で、両側板1a,
1aがアングル2などにより連結されて構成されてい
る。3A,3Bは両側板1aの内面にそれぞれビス4に
より固定された上下一対のレール、5はレール3A,3
B間に引出可能に保持される第1のスライド枠、6は第
1のスライド枠5に設けた第1のスライド溝、7は第1
のスライド枠5に沿わせて配置した第2のスライド枠、
8は第2のスライド枠7の後方に設けた第1の支持ピン
で、第1のスライド溝6に係合している。9は第2のス
ライド枠7に設けた第2のスライド溝、10は第1のス
ライド枠5の前方に設けた第2の支持ピンで、第2のス
ライド溝9に係合している。11は第2のスライド枠7
により両側面を支持される遮断器、12は第1のスライ
ド枠5の後方下部に支軸13により回転可能に取付けら
れたロック部材で、前方に鉤状に突出する爪部12aと
上方に突出する突起部12bとを有している。14はロ
ック部材12を常時反時計方向に付勢するバネ、15は
側板1aの前方に設けた切欠き部、16は切欠き部15
内を移動するように第2のスライド枠7の前部外面側に
設けたロックレバーで、回動支持穴16aと第2のスラ
イド枠7の窓7bに入る折曲部16bとを有している。
17は中腹部に回動支持穴16aが嵌る支軸部17aを
有するピンで、先端の半円軸部17bが第2のスライド
枠7の半円穴7cに固着される。18はピン17の貫挿
穴17cに挿入固着されて折曲部16bに係合する復帰
用ばねで、ロックレバー16の折曲部16bを窓7bの
縁に圧接することにより切欠き部15の突起15aと係
合するロック位置を保持している。19は第2のスライ
ド枠7を引出すのに用いる取手である。
【0009】次に動作について説明する。図4に示すよ
うに遮断器11が引出枠1に完全に挿入された接続位置
では、ロック部材12の爪部12aが下部レール3B上
に当接している。この接続位置から遮断器11を引き出
すとき、突起部12bが第2のスライド枠7の凹部7a
に係合して、第2のスライド枠7が第1のスライド枠5
と一体化されて移動する。したがって、図4に示す接続
位置から遮断器11が引出されると、第2のスライド枠
7と第1のスライド枠5とが一体となってレール3A,
3B間を引出される。そして、接続位置から少し引き出
した断路位置(図8に示す)に遮断器11が来ると、ば
ね18により図示の状態に位置決めされているロックレ
バー16が側板1aの突起15aの段部に係合するの
で、遮断器11はそれ以上引き出されない。逆に遮断器
は引出し位置から接続位置への挿入は自由である。一方
前述の通り引出し方向(矢印20で示す方向)へはロッ
クレバー16が矢印21の方向に回動しないので決して
移動することはない。よって、この断路位置にある遮断
器11は衝撃・振動等の外力によって引出し方向(矢印
20の方向)に飛び出すことがない。
【0010】そして、点検等のために遮断器11を引出
すときには、ロックレバー16をばね18に抗して矢印
22の方向に手動により回転させれば突起15aから外
れるので、第2のスライド枠7は第1のスライド枠5と
一体のまま引出し可能となる。後は、図3,図7に示す
ように第1のスライド枠5が引出最終端位置に来ると、
ロック部材12の爪部12aが下部レール3Bの前端か
ら外れてバネ14により回転するので図示の如く突起部
12bが凹部7aより外れる。よって両支持ピン8,1
0が両スライド溝6,9をスライドすることにより第2
のスライド枠7のみがさらに引出され、図1,図2に示
すように遮断器11が引出される。
【0011】次に、図1,図2に示す引出し状態の遮断
器11を押込むときには、ロック部材12の爪部12a
が下部レール3Bの前端に係合して第1のスライド枠5
が動かないので、まず第2のスライド枠7のみが押込ま
れる。そして図3の位置で第2のスライド枠7がロック
部材12に衝突してロック部材12をバネ14に抗して
時計方向に回転させると、ロック部材12の爪部12a
が下部レール3Bの前端から外れて第1のスライド枠5
も第2のスライド枠7と一体となって押込まれる。図8
に示す断路位置の手前でロックレバー16が突起15a
の前面R部に駆動されてばね18に抗して矢印22の方
向に回転させられることにより突起15aを乗り越え、
図8に示す断路状態となる。
【0012】図8に示すようにロックレバー16を取手
19の背後に配置しておくと、取手19を把んで遮断器
11を引出すときに、取手19を把んだまま指でロック
レバー16の操作ができるので、ロックレバー16の解
除と引出しとが一つの動作で行え、操作性が良い。
【0013】なお、以上の実施例では第1のスライド枠
5と第2のスライド枠7とからなる二重構造のスライド
枠を示したが、従来から一般的な一枚構造のスライド枠
であっても同様の効果が得られる。
【0014】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば遮断器
を断路位置に確実にロックして遮断器の断路位置からの
引出し方向への衝撃・振動等の外力による飛び出しを皆
無とする信頼性の高いものが得らるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す引出し状態の外観図
である。
【図2】図1の線II-II からみた概略図である。
【図3】引出し途中の状態を示す図2と同じ図である。
【図4】引出す前の接続状態を示す図2と同じ図であ
る。
【図5】図4を分解して示す斜視図である。
【図6】図4のロック部材を示す拡大図である。
【図7】図3のロック部材を示す拡大図である。
【図8】図1を矢印VIIIの方向からみた断路状態を示す
図である。
【図9】図8のロックレバーを示す拡大斜視図である。
【図10】図9の分解図である。
【符号の説明】
1 引出枠 1a 引出枠の両側板 5 第1のスライド枠 7 第2のスライド枠 11 遮断器 16 ロックレバー 18 ばね 19 取手

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出枠と、この引出枠に対し接続位置か
    ら少し引出した断路位置およびさらに引出した引出位置
    が構成される遮断器とからなる引出形遮断器において、 前記引出枠の両側板に引出可能に支持されて前記遮断器
    を保持するスライド枠、このスライド枠の前側縁に隣接
    して配置され、ロック位置からロック解除方向にのみ回
    転するようにスライド枠に取付けられたロックレバー、
    前記ロックレバーを前記ロック位置に常時復帰させてお
    く復帰用ばね、 前記ロックレバーを有する前記スライド枠が前記接続位
    置に達しうるように前記ロックレバー全体を収容しうる
    ように前記側板の前側縁に形成された切欠き部、および
    前記切欠き部の入口に設けられて前記スライド枠が前記
    断路位置を通過するときに前記ロック位置が係合するよ
    うになされた突起を具備し、 前記遮断器が断路位置にあ
    るときに前記ロックレバーが前記側板の前記突起に係合
    して前記遮断器が断路位置から引出し方向に自動的に突
    出するのを防止することを特徴とする引出形遮断器。
JP1992008743U 1992-02-26 1992-02-26 引出形遮断器 Expired - Fee Related JP2591045Y2 (ja)

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KR1019920020123A KR970002005B1 (ko) 1992-02-26 1992-10-30 인출형 차단기
DE69212978T DE69212978T2 (de) 1992-02-26 1992-11-24 Herausziehbare Schaltvorrichtung
US07/981,066 US5309317A (en) 1992-02-26 1992-11-24 Drawout type switchgear including lock member to allow circuit breaker to be positioned in three locked positions
EP92119986A EP0557586B1 (en) 1992-02-26 1992-11-24 Drawout type switchgear
CA002083862A CA2083862C (en) 1992-02-26 1992-11-26 Drawout type switchgear
CN93101774A CN1033772C (zh) 1992-02-26 1993-02-19 抽出式开关装置
HK98105851A HK1006774A1 (en) 1992-02-26 1998-06-22 Drawout type switchgear

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