JP3034277U - 無線電話機用電磁波吸収器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】擬人化したぬいぐるみの背面にチャックを取り
付けた携帯電話およびＰＨＳカバーを提供する。 【解決手段】落下・衝突破損の保護性能を高めるため
に、ぬいぐるみの内側にクッションパット２を取り付
け、カバーをつけたままで受信できるようにするため
に、ぬいぐるみの両端にメッシュ状のナイロン布３を取
り付け、受信する際に必ず押さなければならない通話ボ
タン（機種によっては発信ボタンという）を確実にプシ
ュするために、ぬいぐるみの口の部分にマジックテープ
４を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は無線電話機を使用するときに、その電話機が放射する電磁波から人体 の脳や三半規管及び眼球を保護するものです。

【０００２】

【従来の技術】

従来の電波吸収器や磁気吸収器は人体に対する保護用ではなく、電子機器同志 の電磁波ノイズ対策用の物でした。そのため本来同時に発生する電波と磁力線の どちらか一方に対して、主たる目的を果たすべく構成されていました。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

現在の無線電話機は次のような欠点があります。 （イ） 無線電話機はその目的上、電磁波を全周囲に一様に放射するため、電話 機を使用する時に人体頭部は電磁波を至近距離から受けていました。 （ロ） 無線電話機は通話可能距離の大きいものほど、より強い電磁波を放射し ます。 （ハ） コードレス電話機は通話可能距離が小さく１０〜１００ｍ程度ですがそ れでも付近のテレビジョン画像が乱れるほどの影響が有ります。 本考案はこれらの欠点を解決するためのものです。

【０００４】

【問題を解決するための手段】

本考案は次の方法で無線電話機の放射する電磁波が人体頭部に及ぼす影響を軽 減する改善をします。 （イ） 無線電話機が放射する磁力線に対しては、高透磁性の金属板（１）によ り磁力線をその内部に導き、人体頭部付近の磁束密度を小さくします。 （ロ） 無線電話機が放射する電気力線すなわち電波に対しては、高導電性の金 属板（２）により電気力線をその内部に導き、人体頭部付近の電気力線密度（電 界強度）を小さくします。 （ハ） 前記２種類の金属板（１）（２）をフレーム（３）で一体化して同時に 各々の効果を発揮出来るようにし、無線電話機の人体に接する側でスピーカー付 近に取付けます。 （ニ） より大きな効果を望む場合は、金属板（１）（２）をもっと大きくしま す。この場合は電話機の幅よりかなり大きくなるので、頭部装着用フレーム（５ ）により人体頭部に直接装着します。

【０００５】

【作用】

本考案は２種類の金属板（１）（２）を用いて無線電話機が放射する電磁波の うち人体頭部付近の範囲に対して作用し、その強さを弱めて脳や三半規管及び眼 球を保護します。

【０００６】

【実施例】

以下本考案の実施例について説明します。 （イ） 図１に示すように円形の金属板を円形のフレームで固定したもの。 （ロ） 図３に示すように金属板とフレームを長円形や楕円形にしたもの。 （ハ） 図４に示すように金属板とフレームを方形にしたもの。 （ニ） 図２に示すように大きな金属板を頭部装着用フレームに取付けて、長時 間の装着とより大きな軽減効果を発揮するようにしたもの。

【０００７】

【考案の効果】

本考案による無線電話機用電磁波吸収器は無線電話機に取付けたり人体の頭部 に装着することで、脳や三半規管及び眼球を電話機の使用時に生じる電磁波の悪 影響から保護します。その結果、比較的長時間の電話機使用や長年月に渡る反復 使用に於いても心配が軽減され、心身共に安らかな状態を保てます。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の構成を示し且つ電話機取付け型の
図。

【図２】 本考案の人体頭部装着型の構成図。

【図３】 図１の他例を示す図。

【図４】 図１の他例を示す図。

【図５】 図１の他例を示す図。

【符号の説明】

１ 高透磁性の金属板 ２ 高導電性の金属板 ３ フレーム ４ 取付用接着剤付きシート ５ 頭部装着用フレーム

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】高透磁性の金属板（１）と高導電性の金属
   板（２）をフレーム（３）で一体化し、それの片面に取
   付用接着剤付きシート（４）を貼った無線電話機用電磁
   波吸収器。
2. 【請求項２】高透磁性の金属板（１）と高導電性の金属
   板（２）に、人体頭部への頭部装着用フレーム（５）を
   備えた無線電話機用電磁波吸収器。