JPH069194Y2 - 樋吊り金具 - Google Patents
樋吊り金具Info
- Publication number
- JPH069194Y2 JPH069194Y2 JP13938088U JP13938088U JPH069194Y2 JP H069194 Y2 JPH069194 Y2 JP H069194Y2 JP 13938088 U JP13938088 U JP 13938088U JP 13938088 U JP13938088 U JP 13938088U JP H069194 Y2 JPH069194 Y2 JP H069194Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- hanging metal
- gutter hanging
- metal fitting
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は樋吊り金具、特に軒先に合わせて出寸法を調
整し得るようになした樋吊り金具に係るものである。
整し得るようになした樋吊り金具に係るものである。
従来、この種の樋吊り金具としては基端部に軒先固定板
が設けられ、且つ先端部側に止具挿通孔が穿設された固
定杆と、先端部側に長孔が穿設された樋吊金具本体とを
前記止具挿通孔および長孔に止具を臨ませて摺動自在に
取着して出寸法を調整し得るようになしたものが一般に
使用されていた。
が設けられ、且つ先端部側に止具挿通孔が穿設された固
定杆と、先端部側に長孔が穿設された樋吊金具本体とを
前記止具挿通孔および長孔に止具を臨ませて摺動自在に
取着して出寸法を調整し得るようになしたものが一般に
使用されていた。
しかしながら、これらの樋吊り金具は出寸法の調整に際
し、止具たる蝶ナットを緩めた際にがたつきが生じるた
めに調整作業が煩雑であるばかりでなく、使用中に蝶ナ
ットの緩みにより樋吊金具本体が離脱する等の問題点を
も有していた。
し、止具たる蝶ナットを緩めた際にがたつきが生じるた
めに調整作業が煩雑であるばかりでなく、使用中に蝶ナ
ットの緩みにより樋吊金具本体が離脱する等の問題点を
も有していた。
この考案は上記従来品の欠点を解消すべく考案されたも
のであって、蝶ナットの緩みに伴うがたつきや離脱のな
い樋吊金具を提供せんとするものである。
のであって、蝶ナットの緩みに伴うがたつきや離脱のな
い樋吊金具を提供せんとするものである。
この考案は上記に鑑み考案されたものであって帯金をＬ
字状に曲折してその基端部側の垂直部に軒先固定板を形
成するとともに水平部の先端部側に止具挿通孔を穿設し
てなる固定杆と、帯金の両側部を略直角方向に曲折して
凹溝を形成してなる樋吊金具本体の水平部の両端部に樋
耳保持部を形成するとともに該水平部の先端部側に長孔
を穿設してなる樋吊金具本体とを、前記止具挿通孔およ
び長孔に止具を臨ませて摺動自在に取着してなる樋吊り
金具において、樋吊金具本体の基端部近傍に前記固定杆
の水平部を摺動自在に係止し得るようにバネ性を有する
帯金をコ字状に曲成するとともにその先端部に内向きの
係止突片を突設してなる係止片を固定せしめることによ
り問題点を解決した。
字状に曲折してその基端部側の垂直部に軒先固定板を形
成するとともに水平部の先端部側に止具挿通孔を穿設し
てなる固定杆と、帯金の両側部を略直角方向に曲折して
凹溝を形成してなる樋吊金具本体の水平部の両端部に樋
耳保持部を形成するとともに該水平部の先端部側に長孔
を穿設してなる樋吊金具本体とを、前記止具挿通孔およ
び長孔に止具を臨ませて摺動自在に取着してなる樋吊り
金具において、樋吊金具本体の基端部近傍に前記固定杆
の水平部を摺動自在に係止し得るようにバネ性を有する
帯金をコ字状に曲成するとともにその先端部に内向きの
係止突片を突設してなる係止片を固定せしめることによ
り問題点を解決した。
以下、この考案を図面に示す実施例について、更に詳細
に説明すれば、第１図はこの考案の樋吊り金具の一実施
例を示す分解斜視図で、図中Ａは両側部を下方に向けて
曲折し断面逆凹字状となしたステンレス帯金を略逆Ｌ字
状に曲成してなる固定杆であって、基端部側の垂直部ａ
に鼻隠し板に釘着すべき軒先固定板１を設けるとともに
水平部ｂの先端部側に後述する止具の根角ボルトを挿通
すべき角孔からなる止具挿通孔２を穿設してなるもので
あり、Ｂは固定杆Ａと同様にステンレス帯金を用いて、
その両側部を上方に向けて曲折して該固定杆Ａが嵌入し
得る大きさの凹溝３を形成してなる樋吊金具本体であっ
て、両端部に樋耳縁を保持すべき樋耳保持部４を形成す
るとともにその先端部近傍に長孔５を穿設し、且つその
基端部近傍に凹溝３に嵌装された前記固定杆Ａの水平部
ｂの基端部側を摺動自在に係止し得るようにバネ性を有
する帯金をコ字状に曲成するとともにその先端部に内向
きの係止突片６を穿設してなる係止片７を固定せしめて
なるものであり、Ｃは根角ボルト８および蝶ナット９か
らなる止具であって、前記止具挿通孔２および長孔５に
上記根角ボルト８を臨ませて蝶ナット９にて着脱自在に
取着してなるものである。
に説明すれば、第１図はこの考案の樋吊り金具の一実施
例を示す分解斜視図で、図中Ａは両側部を下方に向けて
曲折し断面逆凹字状となしたステンレス帯金を略逆Ｌ字
状に曲成してなる固定杆であって、基端部側の垂直部ａ
に鼻隠し板に釘着すべき軒先固定板１を設けるとともに
水平部ｂの先端部側に後述する止具の根角ボルトを挿通
すべき角孔からなる止具挿通孔２を穿設してなるもので
あり、Ｂは固定杆Ａと同様にステンレス帯金を用いて、
その両側部を上方に向けて曲折して該固定杆Ａが嵌入し
得る大きさの凹溝３を形成してなる樋吊金具本体であっ
て、両端部に樋耳縁を保持すべき樋耳保持部４を形成す
るとともにその先端部近傍に長孔５を穿設し、且つその
基端部近傍に凹溝３に嵌装された前記固定杆Ａの水平部
ｂの基端部側を摺動自在に係止し得るようにバネ性を有
する帯金をコ字状に曲成するとともにその先端部に内向
きの係止突片６を穿設してなる係止片７を固定せしめて
なるものであり、Ｃは根角ボルト８および蝶ナット９か
らなる止具であって、前記止具挿通孔２および長孔５に
上記根角ボルト８を臨ませて蝶ナット９にて着脱自在に
取着してなるものである。
以上より明らかなように、この考案の樋吊り金具は固定
杆Ａと樋吊金具本体Ｂとが各々の両端部近傍の二箇所、
即ち先端部近傍に取付けられた止具Ｃと基端部近傍に取
付けられた係止片７にて摺動自在に保持されているため
に従来みられる出寸法の調整時や使用時における止具Ｃ
の緩みによる該樋吊金具本体Ｂのがたつきや離脱が防止
せしめられ、また固定杆Ａが係止片７のバネ性を利用し
た押圧により樋吊金具本体Ｂに嵌装されるために成形性
も合わせ向上せしめられるものである。
杆Ａと樋吊金具本体Ｂとが各々の両端部近傍の二箇所、
即ち先端部近傍に取付けられた止具Ｃと基端部近傍に取
付けられた係止片７にて摺動自在に保持されているため
に従来みられる出寸法の調整時や使用時における止具Ｃ
の緩みによる該樋吊金具本体Ｂのがたつきや離脱が防止
せしめられ、また固定杆Ａが係止片７のバネ性を利用し
た押圧により樋吊金具本体Ｂに嵌装されるために成形性
も合わせ向上せしめられるものである。
第１図はこの考案の樋吊り金具の一実施例を示す分解斜
視図、第２図は同上一部拡大断面図を示すものである。 Ａ……固定杆、Ｂ……樋吊金具本体 Ｃ……止具、１……軒先固定板 ２……止具挿通孔、３……凹溝 ５……長孔、６……係止突片 ７……係止片
視図、第２図は同上一部拡大断面図を示すものである。 Ａ……固定杆、Ｂ……樋吊金具本体 Ｃ……止具、１……軒先固定板 ２……止具挿通孔、３……凹溝 ５……長孔、６……係止突片 ７……係止片
Claims (1)
- 【請求項１】帯金をＬ字状に曲折してその基端部側の垂
直部に軒先固定板を形成するとともに水平部の先端部側
に止具挿通孔を穿設してなる固定杆と、帯金の両側部を
略直角方向に曲折して凹溝を形成してなる樋吊金具本体
の水平部の両端部に樋耳保持部を形成するとともに該水
平部の先端部側に長孔を穿設してなる樋吊金具本体とを
前記止具挿通孔および長孔に止具を臨ませて摺動自在に
取着してなる樋吊り金具において、樋吊金具本体の基端
部近傍に前記固定杆の水平部を摺動自在に係止し得るよ
うにバネ性を有する帯金をコ字状に曲成するとともにそ
の先端部に内向きの係止突片を突設してなる係止片を固
定せしめてなる樋吊り金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13938088U JPH069194Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 樋吊り金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13938088U JPH069194Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 樋吊り金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0260133U JPH0260133U (ja) | 1990-05-02 |
| JPH069194Y2 true JPH069194Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31402586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13938088U Expired - Lifetime JPH069194Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 樋吊り金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH069194Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP13938088U patent/JPH069194Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0260133U (ja) | 1990-05-02 |
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