JPH069180U - 開閉カバーの取付構造 - Google Patents

開閉カバーの取付構造

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JPH069180U
JPH069180U JP5282592U JP5282592U JPH069180U JP H069180 U JPH069180 U JP H069180U JP 5282592 U JP5282592 U JP 5282592U JP 5282592 U JP5282592 U JP 5282592U JP H069180 U JPH069180 U JP H069180U
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JP
Japan
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cover
hinge
mounting structure
opening
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP5282592U
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English (en)
Inventor
良資 増尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバーの外れ防止対策を講じたワンタッチ組
付タイプの開閉カバーの取付構造を提供する。 【構成】 カバー2に設けたヒンジ環10A、10Bを
該ヒンジ環10A、10Bに切欠した開環部11を拡開
させてメインフレーム3に設けたヒンジピン12の回り
に回動自在に嵌着するとともに、メインフレーム3にヒ
ンジピン12の周辺部でカバー最大開度位置におけるヒ
ンジ環10A、10Bの拡開変形を拘束する外れ防止ガ
イド13を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファクシミリ装置のトップカバー等に適用される開閉カバーの取付 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ装置には、本体上面に記録紙の出し入れを行うためのトップカバ ー(パネルカバー)を開閉自在に取り付けるようにした機種が多い。この種のフ ァクシミリ装置におけるトップカバーの取付構造は、本体側のメインフレーム等 にヒンジブラケットを揺動自在にヒンジ止めし、このヒンジブラケットにトップ カバーを取り付けるカバーフレームを固定して、トップカバーを本体上で、本体 側のメインフレーム等に取り付けられているヒンジブラケットの支点回りに開閉 させるというのが一般的である。
【0003】 しかし、従来の取付構造では、部品点数が多く、部品相互の組立工数が多くな ってコストが高くつくという問題点が指摘される。そこで、本体側のメインフレ ーム等に樹脂一体成形によりヒンジピンを一体に設ける一方、カバー側にも同じ くヒンジ環を一体に設けて、カバーの取付に際しては、カバーに設けたヒンジ環 を該ヒンジ環に切欠した開環部を拡開させてメインフレーム等に設けたヒンジピ ンの回りに回動自在に嵌着させるだけのワンタッチで組付可能な構造簡易なカバ ー取付構造が指向される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ワンタッチ方式のカバー取付構造を採用する場合では、ト ップカバーにストッパで規制されるカバー最大開度位置を超えて無理に押し開け ようとする力が加わったときには、カバー側のヒンジ環が開環部近傍で拡開変形 を起こして本体側のヒンジピンから脱出し、カバーが比較的容易に外れてしまう という不具合が認められる。
【0005】 本考案は、かかる新たな問題点を解決するために、カバーの外れ防止対策を講 じたワンタッチ組付タイプの開閉カバーの取付構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に基づく開閉カバーの取付構造では、上記の目的を達成するために、カ バーに設けたヒンジ環を該ヒンジ環に切欠した開環部を拡開させてカバー取付部 材に設けたヒンジピンの回りに回動自在に嵌着するとともに、カバー取付部材に ヒンジピンの周辺部でカバー最大開度位置におけるヒンジ環の拡開変形を拘束す る外れ防止ガイドを設けている。
【0007】
【作用】
この取付構造では、カバーに最大開度位置を超えて無理に押し開けようとする 力が加わったときには、ヒンジピンの周辺部に追加された外れ防止ガイドがヒン ジピンから脱出しようとするヒンジ環の拡開変形を拘束して、カバーが外れるの を防止する。
【0008】
【実施例】
図1〜図3は、本考案をファクシミリ装置のトップカバーに適用した場合の一 実施例を示している。
【0009】 まず、図3を参照して、カバー取付構造を含む装置全体の概要について説明す ると、図において、1は本体、2は本体1上で開閉自在に取り付けられるトップ カバー(パネルカバー)を示している。本体1内には、メインフレーム3内の記 録紙収容ボックス4に収納されたロール紙5から記録紙を紙送りするためのプラ テンローラ6A等の記録紙排出系と、読取原稿を紙送りするためのフィードロー ラ6B等の原稿繰込み系などが設けられ、一方、トップカバー2の内面には、カ バー閉止状態でプラテンローラ6Aに圧接されるサーマルヘッド7とロール紙5 からの紙パス経路を形成するペーパーガイド8等の部材が取り付けられている。 9はカバー先端部の一側に取り付けられるカバー閉止用のロック爪を示す。
【0010】 本体1に対するカバー2の取付けは、カバー後端部の両側内面に一体に設けた ヒンジ環10A、10Bを、該ヒンジ環10A、10Bに切欠した開環部11を 拡開させて、本体1側のメインフレーム3の両側隆起部3Aから内向きに一体に 設けたヒンジピン12の回りに回動自在に嵌着させる構造となっており、カバー 2をその開閉角度の中間位置に相当する姿勢でヒンジ環10A、10Bの開環部 11をヒンジピン12に差し込むようにすると、カバー2はワンタッチでヒンジ ピン12を支点として本体1上で開閉自在に取り付けられるようになっている。 なお、ヒンジピン12の周りにはカバー2を開成方向に付勢するコイルスプリン グ(図示せず)が巻装されて、図示二点鎖線で示す閉止位置Aからロック爪9を 解放すると、スプリングとカバー自重とが釣り合う図示実線のカバー開放位置に 自動開きされることになる。
【0011】 図1と図2に、カバー取付構造の詳細が示されている。上記のように、このカ バー取付構造では、カバー2の両側に設けたヒンジ環10A、10Bを、該ヒン ジ環10A、10Bに切欠した開環部11を拡開させて、本体1側のメインフレ ーム3の両側に設けたヒンジピン12の回りに回動自在に嵌着させるようになっ ているが、カバー取付状態でトップカバー2の開度を一定の範囲に規制するため 図1(B)に示すように、カバー開度が設定最大開度(図3の図示二点鎖線の位 置B参照)にまで至ると、トップカバー2の後縁部2Aが本体後部でハンドセッ トホルダを形成しているホルダカバー20の突出端(ストッパ)20aと当接し 、カバー2がそれ以上開かないようになっている。
【0012】 しかし、このストッパ20で規制される最大開度位置を超えてカバー2を無理 に押し開けようとする力が加わったときには、カバー2側のヒンジ環10A、1 0Bが開環部11の近傍で拡開変形を起こして本体1側のヒンジピン12から脱 出し、カバー2が外れてしまう危険性があることは先に述べた通りである。
【0013】 そこで、本考案に係るカバー取付構造では、カバー2の外れ防止対策として、 カバー取付部材に当るメインフレーム3に、ヒンジピン12の周辺部で、カバー 最大開度位置におけるヒンジ環10の拡開変形を拘束する外れ防止ガイド13を 設けている。この外れ防止ガイド13は、図示例の場合、カバー開閉動作に伴っ てその上をヒンジ環10A、10Bの外周面が滑動する円弧面13aを形成した 支持片を、ヒンジピン12の直下でメインフレーム3から一体に突設させてなる もので、ヒンジ環10A、10Bの開環部11をヒンジピン12に差し込んで嵌 着するカバー取付時にはヒンジ環10A、10Bと干渉せず、カバー取付後、カ バー開度が図1(B)に示される最大開度にまで開成されると、開環部11に近 接するヒンジ環10A、10Bの片側部分10Aをヒンジピン12との間に挾み 込んで、ヒンジ環10A、10Bがヒンジピン12から脱出しようとする際のヒ ンジ環10A、10Bの拡開変形を拘束する役目を果す。
【0014】 このようなカバー外れ防止ガイド13を追加して設けたものであれば、誤って トップカバー2にストッパ20で規制される最大開度位置を超えて無理に押し開 けようとする力が加わったときでも、本体1側のヒンジピン12から脱出しよう するカバー2側のヒンジ環10A、10Bの開環部近傍での拡開変形が拘束され るため、カバー2が容易に外れる心配がない。
【0015】 図4と図5は本考案に係るカバー外れ防止ガイドの他の実施例を示している。 図4はメインフレーム3にカバー前方部側に偏位して外れ防止ガイド(支持片) 14を設けたものを示している。即ち、カバー2の外れ防止対策としては、カバ ー2が最大開度位置から外れようとする際において、ヒンジピン12から先に脱 出しようするヒンジ環10A、10Bの前方部分10Bの変形を拘束する方がよ り有効となる場合がある。従って、外れ防止ガイド14は、ヒンジピン12の周 辺部で直下位置から前方寄りの部位に偏位して設けることもできる。また、図5 に示すように、外れ防止ガイド15は、固定静止部材に代えてヒンジ環10A、 10Bの回動につれて従動回転するローラであってもよい。
【0016】 本考案を適用する上で、ヒンジピンを一体に設けるカバー取付部材には、メイ ンフレーム以外に、ボトムカバーや別のトップカバーを利用することもできる。 また、対象となる開閉カバーは、ファクシミリ装置のトップカバー(パネルカバ ー)に限らない。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、外れ防止ガイドを追加して設けた本考案のカバー取付構造であ れば、カバーに設けたヒンジ環を該ヒンジ環に切欠した開環部を拡開させてカバ ー取付部材に設けたヒンジピンの回りに回動自在に嵌着するというワンタッチ方 式の取付構造を採用する場合において、カバーが最大開度位置を超えて無理に押 し開けられようとすると、カバーが外れ易いという問題点を的確に解消すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すカバー取付構造の断面図で、図3
の要部拡大図に相当している。(A)はカバー開放状態
を、(B)はカバー最大開度姿勢を示す。
【図2】カバー取付部の分解斜視図である。
【図3】実施例のカバー取付構造の適用例を示すファク
シミリ装置の部分破断側面図である。
【図4】他の実施例を示すカバー取付構造の簡略化した
断面図である。
【図5】他の実施例を示すカバー取付構造の簡略化した
断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 トップカバー(パネルカバー) 2A カバー後縁部 3 メインフレーム 3A 隆起部 4 記録紙収容ボックス 5 ロール紙 6A プラテンローラ 6B フィードローラ 7 サーマルヘッド 8 ペーパーガイド 9 ロック爪 10A、10B ヒンジ環 11 開環部 12 ヒンジピン 13 外れ防止ガイド 13a 円弧面 14 外れ防止ガイド 15 外れ防止ガイド 20 ホルダカバー 20a 突出端(ストッパ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーに設けたヒンジ環を該ヒンジ環に
    切欠した開環部を拡開させてカバー取付部材に設けたヒ
    ンジピンの回りに回動自在に嵌着するとともに、カバー
    取付部材にヒンジピンの周辺部でカバー最大開度位置に
    おけるヒンジ環の拡開変形を拘束する外れ防止ガイドを
    設けたことを特徴とする開閉カバーの取付構造。
JP5282592U 1992-07-04 1992-07-04 開閉カバーの取付構造 Pending JPH069180U (ja)

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JP5282592U JPH069180U (ja) 1992-07-04 1992-07-04 開閉カバーの取付構造

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JPH069180U true JPH069180U (ja) 1994-02-04

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ID=12925634

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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