JPH0690036A - 圧電性半導体及びその製造方法 - Google Patents

圧電性半導体及びその製造方法

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JPH0690036A
JPH0690036A JP23965392A JP23965392A JPH0690036A JP H0690036 A JPH0690036 A JP H0690036A JP 23965392 A JP23965392 A JP 23965392A JP 23965392 A JP23965392 A JP 23965392A JP H0690036 A JPH0690036 A JP H0690036A
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Yuji Asai
裕次 浅井
Osamu Imai
今井  修
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音響電気変換素子として用いるに適当な電気
伝導度等の特性を有し、製造コストの低減した圧電性半
導体を提供する。 【構成】 ZnOを主成分とする単結晶から成る圧電性
半導体である。Al等の3価金属をドープされており、
電気伝導度が10-3〜10-61/Ω・cmである。Zn
O焼結体及びZnO種結晶を用い、水熱合成法によりZ
nO単結晶を育成する。このZnO単結晶にAl(O
H)3溶液等を付着・拡散処理してAl等をドープし、
これにより、電気伝導度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化亜鉛(ZnO)を
主成分とする単結晶から成る圧電性半導体に関し、更に
詳細には、音響電気効果素子として好適に用いることが
できる圧電性半導体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】酸化亜鉛(ZnO)は、化学組成がZn
過剰であるn形半導体であり、また、その結晶構造から
圧電体としても注目されてきた物質である。現在、Zn
Oの利用は薄膜によって行われているが、膜が多結晶で
あるため粒界の影響を受け、伝搬損失が大となるため利
用できないという問題があり、このため、高純度ZnO
の単結晶化が重要な課題となっている。
【0003】ZnOの単結晶化に関しては、「高純度Z
nO単結晶の水熱育成とストイキオメトリーの評価」
(坂上 登著、昭和63年2月、秋田高専研究紀要第2
3号)が報告されている。この文献には水熱法によるZ
nO単結晶の育成が記載されており、この育成法によれ
ば、ZnO焼結体を結晶育成装置内の下部に、一方、Z
nO種結晶を該育成装置の上部にそれぞれ配置し、次い
で、KOH及びLiOHから成るアルカリ水溶液の溶媒
(以下、「アルカリ溶媒」という。)を充填する。この
状態で、結晶育成装置内を370〜400℃の育成温
度、700〜1000kg/cm2 の圧力で運転を行う
が、ここで、結晶育成装置内の上部と下部で、下部の温
度が上部の温度より10〜15℃高くなるように運転す
ることにより、ZnOの単結晶を育成する。
【0004】上記のように育成され形成されるZnO単
結晶は、育成溶液としてアルカリ溶媒のみを用いた場合
には、育成環境が還元性雰囲気になり、Zn原子の過剰
量が十数ppmから二十数ppmとなり、電気伝導度も
100 〜10-21/Ω・cmとなる。 従って、このZ
nO単結晶を音響電気効果素子として用いるには、電気
伝導度が大きく不向きである。そこで、育成系内を酸素
雰囲気にするために過酸化水素(H22)を添加し、Z
nO単結晶の高純度化を試みている。
【0005】しかし、上記H22を作用させて育成した
ZnO単結晶においても、その電気伝導度は10-8
10-101/Ω・cmであり、音響電気効果素子として
用いるには電気伝導度が小さく適当でない。このため、
このようにして得られたZnO単結晶の表面にZnを蒸
着させ、Zn過剰の状態にすることにより、電気伝導度
を向上させていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記Z
n蒸着による電気伝導度の向上においては、蒸着処理し
て得られたZnO単結晶の結晶表面近傍のみしか電気伝
導度が向上せず、単結晶全体としての電気伝導度の均一
性に欠けるという課題があった。また、かかる蒸着装置
としては、大規模な装置が必要でありコスト的に不利で
あるという課題があった。本発明は、このような従来技
術の有する課題に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、音響電気効果素子として用いるに適当
な電気伝導度等の特性を有し、製造コストの低減した圧
電性半導体及びその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成すべく鋭意研究した結果、ZnO単結晶にAl等の
3価金属をドープすることにより、上記目的が達成でき
ることを見出し本発明を完成するに至った。従って、本
発明の圧電性半導体は、ZnOを主成分とする単結晶か
ら成る圧電性半導体であって、この半導体は3価金属を
5〜120ppmドープされており、電気伝導度が10
-3〜10-61/Ω・cm、好ましくは10-4〜10-5
/Ω・cmであることを特徴とする。また、本発明の圧
電性半導体の製造方法は、ZnO焼結体原料を容器下部
の原料充填部に、ZnO種結晶を容器上部の結晶育成部
にそれぞれ配置するとともに、アルカリ溶媒を容器に収
容し、原料充填部の温度が結晶育成部の温度より高くな
るように容器内温度を調節して水熱条件下でZnO単結
晶を育成する圧電性半導体の製造方法であって、該アル
カリ溶液にH22を混入してZnO単結晶を作成し、こ
の単結晶に3価金属をドープして電気伝導度を制御した
ことを特徴とする。
【0008】また、この圧電性半導体は、音響電気効果
電圧とピエゾ効果電圧の両者を発生する。従って、この
圧電性半導体を音響電気効果素子として利用するために
は、フィルターによりピエゾ効果電圧を除去する必要が
ある。両効果電圧をフィルターで分離するためには、音
響電気効果電圧:ピエゾ効果電圧の電圧比が3:1以上
であることが必要であり、そのためには、モビリティー
(キャリアの移動度)が30cm2/V・sec以上で
あるのが好ましい。更に良好な音響電気効果素子として
の機能を具備させるためには、上記電圧比が9:1以上
であるのが好ましく、そのためには、モビリティーが6
0cm2 /V・sec以上であるのが好ましい。更に、
この圧電性半導体は、音響電気効果特性の均一化を図る
ためにも、電力出力値を安定化させるために、ZnO単
結晶内における電気伝導度のバラツキが1021/Ω・
cm以内であるのが好ましく、1011/Ω・cm以内
であるのが更に好ましい。
【0009】
【作用】本発明の圧電性半導体においては、Al等の3
価金属をドープすることにより、電気伝導度を、音響電
気効果素子として使用するに適当な値に制御した。従っ
て、本発明の圧電性半導体は、優れた音響電気効果特性
を有する。また、Al等をドープするに当たっては、Z
nO単結晶にAl等を液相で作用させ、次いで、拡散処
理するため、簡便な装置で十分でありコストを低減でき
るとともに、ZnO単結晶の結晶表面近傍のみならず単
結晶全体の電気伝導度を向上させることができ、電気伝
導度の均一性を向上できる。
【0010】次に、本発明の圧電性半導体の製造方法に
ついて説明する。まず、ZnO単結晶を育成する原料と
して用いるZnO焼結体を、常法に従って製造する。得
られた焼結体のうち1〜2mm程度のものを選別するの
がよい。次に、Ptを内部に被覆した育成容器内又はP
tで作製した育成容器内に上記ZnO焼結体を充填す
る。そして、所要に応じて、該容器内にバッフル板を設
置して、ZnO焼結体を充填した原料充填部とZnO種
結晶を配置する結晶育成部とに区画する。次いで、Zn
O種結晶を該容器内の上方(バッフル板を用いた場合に
は、結晶育成部)に配置し、2〜6mol/lのKOH
と1〜3mol/lのLiOHとから成るアルカリ溶媒
を該容器に注入する。注入の割合は、該容器のフリー容
積、即ち該容器にZnO焼結体及びバッフル板等を設置
した際に残存する容積の約60〜85%とするのが好ま
しい。そして、得られるZnO単結晶を高純度化するた
め、更にH22を注入する。
【0011】次に、該育成容器を他の容器、例えばオー
トクレーブ内に設置し、圧力媒体をこのオートクレーブ
内に充填して該容器を浸漬する。この圧力媒体として
は、高温高圧下で腐食性の弱い物質であればよく、蒸留
水が好ましい。かかる圧力媒体は、育成容器をオートク
レーブ内に設置した際に残存する内容積(以下、「フリ
ー内容積」という。)に対する充填率に応じて、その育
成温度にて圧力を発生するが、この圧力が育成容器内の
圧力と同等あるいは若干高めになるように、圧力媒体の
充填率を調整することにより育成容器を保護する機能を
果たす。上記の溶媒及び溶媒濃度において、圧力媒体と
して蒸留水を用いる場合には、その充填率は、オートク
レーブのフリー内容積の約60〜85%程度とするのが
よい。次に、該オートクレーブを加熱炉内に設置し、上
記育成容器の温度を上昇させて、上記結晶育成部と原料
充填部とを所定温度に加熱する。この際、結晶育成部の
温度を原料充填部の温度より約5〜25℃低くするのが
よい。即ち、結晶育成部の温度は360〜400℃、原
料充填部温度は380〜420℃とするのが好ましい。
そして、この状態のまま10〜30日間定常運転して結
晶を育成し、その後、加熱炉を停止して室温に下げ、Z
nO単結晶を取り出す。
【0012】上述の製造方法のZnO焼結体の焼成にお
いては、不純物重金属を予め除去することにより、得ら
れるZnO単結晶のモビリティーを向上させることがで
きる。ZnO単結晶を音響電気効果素子として用いる場
合、モビリティーが所定値以上、即ち30cm2/V・
sec以上であるのが好ましいが、従来法ではZnO単
結晶中にPb等の不純物重金属が混入し、モビリティー
を下げることがあった。Pbは、ZnO粉末中に約50
ppm含まれているが、例えば、Znの蒸留を繰り返
し、高純度のZnを精製した後、このZnを用いて、高
純度のZnOを製造することができる。更に、ZnO単
結晶内における電気伝導度のバラツキは、上記結晶育成
部と原料充填部との温度差△Tを、育成過程の前半より
後半において小さくすることにより102 1/Ω・cm
以内に抑制することができる。例えば、育成期前半にお
いて、△Tを10〜25℃、後半においては5〜10℃
とすることにより抑制することができる。また、△T
を、このように2段階のみならず、結晶の育成状況に応
じて多段階・連続的に変化させて電気伝導度のバラツキ
を抑制することも可能である。
【0013】次に、本発明の特徴をなすAl等の3価金
属のドープについて説明する。この3価金属のドープ
は、上述の如くして得られたZnO単結晶中のAl等の
3価金属の濃度が5〜120ppm、好ましくは30〜
90ppmとなるように行うのがよい。ドープ方法は、
特に限定されるものではなく、3価金属の金属水酸化物
溶液又は炭酸塩溶液、例えばAl(OH)3又はAl
2(CO33溶液を用いる浸漬、塗布及び噴霧等を挙げ
ることができる。この場合、Al(OH)3 又はAl2
(CO33 溶液の濃度は、処理せんとする単結晶の大
きさ等により適宜変更できるが、例えば、5×5×5m
mのZnO単結晶を用いる場合には、50〜200pp
mのAlを含有するAl(OH)3又はAl2(CO33
溶液5mlに、単結晶を浸漬すればよい。次いで、この
単結晶を、大気中又はO2 気流中700〜1000℃で
100〜500hr拡散処理することにより、3価金属
ドープを行うことができる。上記の条件で拡散処理を行
うのは、結晶表面だけでなく内部にまで均一に拡散させ
るためである。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。 (実施例1〜5)(単結晶の育成)Zn蒸留を介して得
られた高純度ZnO粉末500gと蒸留水500gとを
混合し、得られた混合物を直径2〜3mmの球状に成形
し、100℃で2時間乾燥させた。得られた乾燥体を、
空気雰囲気下、アルミナ容器中1100℃で24時間焼
結し、得られたZnO焼結体から粒径1〜2mmのもの
をふるい分けして選別した。200gのZnO焼結体1
を、図1に示す育成容器10に充填した。この育成容器
10は、熱電対挿入部12、12’を備え、内径30m
m×高さ300mmのほぼ円筒形状をなし、内容積は2
50mlであり、また、その内部にはPtが被覆されて
いる。
【0015】次いで、育成容器10内に開孔率5%のバ
ッフル板3を設置して、該容器10内を原料充填部14
と結晶育成部16とに区画した。そして、フレーム5に
ZnO種結晶7を吊り下げ、このPtフレーム5を上記
結晶育成部16に配置した。この際、種結晶7に貴金属
線の一例であるPt線9を貫通させ、このPt線9の両
端をフレーム5に締結することにより、種結晶7をフレ
ーム5に固定した。育成容器10に、3mol/lのK
OHと1.5mol/lのLiOHとから成るアルカリ
溶媒を注入した。その際、アルカリ溶媒1lに対して表
1のような各濃度のH22を注入した。注入量は育成容
器10のフリー容積の80%とした。
【0016】次いで、図2に示すように、育成容器10
をオートクレーブ20内に設置し、熱電対18、18’
配置した後に、オートクレーブ20に蒸留水22を注入
した。注入量はオートクレーブ20のフリー内容積の7
0%とした。次に、オートクレーブ20をキャップ24
により封止し、このオートクレーブ20を電気炉30内
に設置した。この電気炉30は、育成温度の微調整を可
能にすべく上下2段型の構成となっており、かつ、熱電
対32、34を備えている。
【0017】次いで、結晶育成部16の温度が、原料充
填部14の温度より常に低くなるようにして昇温し、結
晶育成部を380℃、原料充填部を395℃に昇温し
た。このままの状態で20日間定常運転し、その後に電
気炉を室温に下げてから、ZnO単結晶を取り出した。
なお、電気伝導度のバラツキを抑制すべく、実施例1〜
4においては、表1のように、結晶育成部と原料充填部
との温度差△Tを、育成開始から10日間(前半)よ
り、その後10日間(後半)を小さくした。なお、実施
例5〜6では△Tは一定とした。
【0018】(Alドープ)上述のようにして得られた
ZnO単結晶を、所定濃度のAl(OH)3 溶液及びI
n(OH)3溶液に浸漬し、次いで、大気中又はO2気流
中700〜1000℃で100〜500時間拡散処理を
行った。Al(OH)3 溶液中のAl濃度及び単結晶中
のAl濃度(ドープ量)、並びにIn(OH)3 溶液中
のIn濃度及び単結晶中のIn濃度(ドープ量)を表1
に示す。
【0019】(比較例1〜2)高純度のZnO粉末を用
いず、アルカリ溶媒へ注入するH22濃度を0.2mo
l/lとし、かつ3価金属ドープを行わず、更に△Tの
調整をしなかった以外は、実施例1〜6と同様の操作を
行った。 (比較例3〜4)高純度のZnOを用いず、育成容器の
内側被覆をAgとし、アルカリ溶媒へH22を注入せ
ず、かつ3価金属ドープを行わず、更に△Tの調整を行
わなかった以外は、実施例1〜6と同様の操作を行っ
た。
【0020】(性能評価)上記各例で得られたZnO単
結晶につき、電気伝導度及びそのバラツキ、モビリティ
ー、音響電気効果特性を測定し、得られた結果を表1に
示す。なお、音響電気効果特性は下記のようにして評価
した。 (音響電気効果特性)ZnO単結晶を、c面を頂面及び
底面とする5×5×5mmの立方体(その他の面は任
意)に加工し、これら2つのc面に、一定のエネルギー
を有する超音波パルスを垂直に入射し、この際に得られ
る音響電気効果電圧値、及び音響電気効果電圧値とピエ
ゾ効果電圧値との比を測定した。なお、音響効果電圧
値、音響電気効果電圧値とピエゾ効果電圧値との比は、
両者共に大きい方が音響電気効果特性として優れてい
る。
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ZnO単結晶にAl等の3価金属をドープすることとし
たため、音響電気効果素子として用いるに適当な電気伝
導度等の特性を有し、製造コストの低減した圧電性半導
体及びその製造方法を提供することができる。従って、
本発明の圧電性半導体は、音響電気効果型探触子材料と
して好適に使用できるほか、超音波増幅材料、弾性表面
波フィルター、圧電トランスデューサー、低速電子線発
光用蛍光体等にも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る育成容器の一例を示す略示的斜視
図である。
【図2】本発明に係る結晶育成装置の一例を示す略示的
断面図である。
【符号の説明】
1 ZnO焼結体 3 バッフル板 5 フレーム 7 ZnO種結晶 9 Pt線 10 育成容器 12、12’ 熱電対挿入部 14 原料充填部 16 結晶育成部 18、18’ 熱電対 20 オートクレーブ 22 蒸留水 24 キャップ 30 電気炉 32、34 熱電対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 41/18 41/24 9274−4M H01L 41/22 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ZnOを主成分とする単結晶から成る圧
    電性半導体であって、この半導体は3価金属を5〜12
    0ppmドープされており、電気伝導度が10-3〜10
    -61/Ω・cmであることを特徴とする圧電性半導体。
  2. 【請求項2】 モビリティーが30cm2 /V・sec
    以上であることを特徴とする請求項1記載の圧電性半導
    体。
  3. 【請求項3】 単結晶内における電気伝導度のバラツキ
    が1021/Ω・cm以内であることを特徴とする請求
    項1又は2記載の圧電性半導体。
  4. 【請求項4】 ZnO焼結体原料を容器下部の原料充填
    部に、ZnO種結晶を容器上部の結晶育成部にそれぞれ
    配置するとともに、アルカリ溶媒を容器に収容し、原料
    充填部の温度が結晶育成部の温度より高くなるように容
    器内温度を調節して水熱条件下でZnO単結晶を育成す
    る圧電性半導体の製造方法であって、該アルカリ溶液に
    22を混入してZnO単結晶を作成し、この単結晶に
    3価金属をドープして電気伝導度を制御したことを特徴
    とする圧電性半導体の製造方法。
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