JPH0689907B2 - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JPH0689907B2
JPH0689907B2 JP2125258A JP12525890A JPH0689907B2 JP H0689907 B2 JPH0689907 B2 JP H0689907B2 JP 2125258 A JP2125258 A JP 2125258A JP 12525890 A JP12525890 A JP 12525890A JP H0689907 B2 JPH0689907 B2 JP H0689907B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、冷暖房空調装置等に適する遠心ファン、す
なわち、送風機に関するものである。特に、この発明
は、送風機から吹き出た空気を空調装置の排出口へ導く
スクロールに関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] 一般的なパッケージ型ターミナル空調装置は、空気の吸
排気を行うために建屋の壁を通して内側と外側を連通す
るユニットを有している。また、内側に設けられた遠心
ファンと外側に設けられたユニットとに動力を供給する
単体のモータ及び駆動軸を有している空調装置もある。
これらの空調装置においては、ファンの送風効率を向上
させるために、装置を駆動するための動力を少なくする
とともに、ファンから発生する騒音を低減することが課
題となっている。
空調装置の室内側に設けられる遠心送風機は、通常、送
風機から空調装置の前面上部に設けられたエアプレナム
(排出部)へ空気を送り出すいわゆるスクロールが設け
られている。遠心ファンには、一般的に、空気を集めて
効率的に排出するためのスクロールを設ける必要があ
る。典型的な空調装置においては、空気流は下流に設け
られたダクト、熱交換器、プレナム、あるいは、湾曲部
や閉塞部からなる系に排出される。比較的高速で排出さ
れる空気流の圧力の低下を最小限(すなわち、ノイズを
低減する)に抑えるためには、空気流を制御することが
非常に重要となる。
パッケージ型ターミナル空調装置においては、遠心ファ
ンより比較的高速で空気が排出され、スクロールを介し
て再び上方のデッキキャビティ、すなわち、プレナム内
へ送られて、次に、空調装置の前面から約直角に旋回し
て排出される。空調装置から発生する騒音を低減する方
法としては、騒音源を閉塞する方法がある。空調装置内
の遠心ファンは室内における騒音の最も大きな要因であ
るが、吸排気管を必要とするために、全体を囲むことが
困難である。しかしながら、ファンを部分的に閉塞して
空調装置の前方へ伝達する騒音を低減することができ
る。
また、ファンにかかる空圧を低減して騒音を抑える方法
もある。すなわち、空気を効率的に流すことである。こ
のことにより、空気の昇圧を低くすることができるた
め、ファンの回転に起因する騒音が低減して、空調装置
の容量を低下させることなく通常のファンを使用するこ
とができる。
そこで、この発明は、従来の空調機器における欠点を改
善した遠心送風機及びスクロールを提供することを目的
とする。
また、この発明は、効率がよく、騒音の低い遠心ファン
用スクロール、すなわち、送風機を有する空調装置を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するためにこの発明によれば、複数のベ
ーンを備える遠心ファンロータから吹き出される空気を
吹き出し口へ導くスクロールを有する空調装置であっ
て、前記吹き出し口と前記遠心ファンロータ間にこの遠
心ファンロータを部分的に囲むようにカバーを設けて遠
心ファンロータから吹き出し口への空気の直接吹き出し
を規制するとともに、前記スクロールは、前記遠心ファ
ンロータから吹き出される空気流の軌跡上に規定される
所定の空気流接線上にカットオフポイントを有し、この
カットオフポイントから遠心ファンロータの回転方向へ
延びる第1の湾曲部と、前記カットオフポイントから前
記第1の湾曲部と反対方向へ延びる第2の湾曲部とから
構成され、前記第1及び第2湾曲部は、前記空気流接線
を含む所定平面に関して相互に略対象的に湾曲して前記
遠心ファンロータから吹き出された空気流を分配して前
記吹き出し口に導く第1及び第2排出通路を形成する空
調装置が提供される。
さらに、この発明によれば、複数のベーンを備える遠心
ファンロータから吹き出される空気を吹き出し口へ導く
スクロールを有する空調装置であって、前記スクロール
は、前記遠心ファンロータの近傍において、この遠心フ
ァンロータから吹き出される空気流の軌跡上に規定され
る所定の空気流接線上にカットオフポイントを有し、こ
のカットオフポイントから遠心ファンロータの回転方向
へ遠ざかるにしたがい遠心ファンロータの回転軸を中心
とし、半径が増大するように形成された湾曲面から構成
され、前記遠心ファンロータと前記湾曲面間にバッフル
を設けて、前記遠心ファンロータから前記吹き出し口へ
送り出される空気流を分配する第1及び第2排出通路を
形成する空調装置が提供される。
[作用] 上記した課題を解決する手段は以下のように作用する。
遠心ファンロータから吹き出された空気流の一部は、吹
き出し口との間に設けられたカバーにより吹き出し方向
が偏向されて、吹き出し口への直接的な吹き出しが規制
される。また、遠心ファンロータからの空気流は、スク
ロールの第1及び第2湾曲面に沿って分流して吹き出し
口に送り出されるために、空気流が効率よく排出され
る。
さらに、スクロールと遠心ファンロータ間に隔壁を設け
た場合においても、吹き出し空気の全容量が第1及び第
2通路へ効率よく分流して吹き出し口へ送り出される。
[実施例] 以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例を説明す
る。
最初に、第1図に基づいて典型的なパッケージ形ターミ
ナル空調装置について説明する。なお、第1図は、空調
装置の前面部および内部を部分的に示しており、この発
明に直接関係ない構成部分は省略することとする。
図示する空調装置は、キャビネット10を有しており、そ
の内部には軸12を中心に回転する遠心ファンロータ11が
設けられている。キャビネット内からはプリナムとして
のデッキキャビティ13に向けて比較的高速で空気が送り
出され、上部デッキ19の内面に当たって約直角に旋回
し、キャビネットからグリル(図示せず)を通って室内
へ吹き出される。
遠心ファンロータ11は、ブレード、すなわち、ベーン14
を円周に備えており、この実施例においては図示するよ
うに空調装置の前面部に対して略直角に取り付けられて
いる。なお、このファンロータは、傾いたベーンから成
るファンより同寸法のファンの中では比較的高速度で空
気を排出するように構成されている。また、この実施例
におけるファンロータの回転方向は、キャビネットの前
面方向から見て反時計回りとなっている。
スクロール、すなわち、ガイドベーン15は、ファンロー
タ11から送り出される高速空気を集めて一箇所より排出
するようにキャビネット10内に設けられており、空気を
上方へ導き、略長方形の排出口16を通してプリナム、す
なわち、デッキキャビティ13内へ送り出す。一般的に
は、このスクロール15は、空気の螺旋流れが直線流れに
変わるカットオフポイント17を排出口16の一端のファン
ロータの左側に有するとともに、排出口16の他端へ向け
てファンロータ11に対して反時計回り方向へ遠ざかるに
したがい直径が増大するように形成された湾曲部18を有
している。ここで、湾曲部18の半径Rは、軸12を中心と
して次の関係式により与えられる。
R/R1=f(θ) ここで、R1はカットオフポイント17における半径、θは
カットオフポイント17から反時計回りに測定した場合の
湾曲部18上の角度位置を示す。
しかしながら、この標準的なスクロールは、空気をファ
ンの一方向にのみ排出し、ファンロータの上部を露出し
た状態にしてあるために、ファンからのノイズが直接、
室内へ伝達してしまうという欠点を有している。
次に、第2図及び第3図に基づいて、この発明に係るフ
ァン及びスクロールについて説明する。
キャビネット20は、第1図に示すキャビネット10と同様
に、遠心ファン21を有している。このファンは水平軸22
を中心として、第1図のファン11と同じように回転する
ように構成されており、エアプリナムとしてのデッキキ
ャビティ23内に空気を送り出す。また、ファン21は空調
装置前面方向へ延びるベーン24から構成されている。
スプリットスクロール25はファンブレード24から排出さ
れる空気をファンロータ21の両側にわたり延びる上部排
出口26(吹き出し口)へ導くようになっている。また、
スクロール25はカットオフポイント27を有している。こ
のカットオフポイントは、ファンロータ21を取り囲む排
出面(スクロール25)の一部を折り曲げた場合の折り目
に相当するものである。スクロールのメイン湾曲部を構
成する第1の湾曲部28は、カットオフポイント27から反
時計回り、すなわち、ファンロータの回転方向へ向けて
排出部26へ近付くにしたがい直径が増大するように形成
されている。第2の湾曲部29は、カットオフポイントか
ら反対方向、すなわち、回転と逆方向へ向けて排出部の
他端部へ延びている。湾曲部を対数的に表すと、f
(θ)=Cln(R/R1)となり、この形状はロータ全体、
すなわち、送風機円周から空気を集めて上方へ送り出す
理想的な形状である。このような対数関数的な形状とす
ることにより、デッキキャビティへ空気を案内する排出
面(スクロール)において流速が低下する。第3図に示
すように、空気流の接線30(すなわち、ファンロータか
ら吹き出される空気流の軌跡の接線、この実施例にいて
は、ファンロータの接線にも相当する)は、ファンロー
タから円周方向へ排出された空気のカットオフポイント
27における流れ方向を示している。湾曲部28及び29は、
カットオフポイント27を通る空気流接線30を含む所定平
面に関して互いに対象的に(すなわち、空気流接線30を
含む面を鏡面とする鏡像関係に)設けられており、カッ
トオフポイントにおいて空気流をスムーズに分割し、フ
ァン及びスクロールの効率を最大限にするとともに、ノ
イズを最小限に低下させる働きをする。この空気流の接
線30は、ファン形状に依存する特有のものであり、ファ
ンロータの回転速度に関係なく一定のものである。二つ
の湾曲部28及び29の境界に規定される鏡面は、空気流接
線30を含む面に対して約15°以内に設定することが好ま
しい。
このスプリットスクロールの変形例としては、カバー31
を騒音隔壁として使用することができる。第2図及び第
3図に示すように、カバー31はファンロータ21の上部か
ら排出される空気を案内するとともに、ロータ21から室
内への騒音の直接伝達を防止することができる。カバー
31はカバー先端34から後端35に延びる湾曲した上下面を
有しており、この先端34から後端35までの距離は、ファ
ン21の露出部分を十分に覆うように設定されているため
に、ファンの前方に伝達する騒音を低減することができ
る。カバーの上下面32及び33の面形状は、少なくとも空
気流の速度が最も速い先端部が空気流に沿うように形成
されており、対数関数的な螺旋形状に沿って形成するこ
とが好ましい。最適な効率を得るためには、少なくとも
上下面32及び33のカバー先端部分をカバー31のカットオ
フポイントとしての先端34を通る空気流接線を含む面に
対して互いに対象的に湾曲するように形成することが好
ましい。
この実施例においては、ファンロータの21の円周からカ
ットオフポイント27までの距離、及びカバーの先端34ま
での距離は各々ファン直径の約10%にすることが好まし
い。
上述した第2図及び第3図に示す構造によれば、スクロ
ールの第1及び第2の湾曲面により第1及び第2の排出
通路が形成されて、ファンから吹き出された空気流がこ
れら排出通路に分割され、その正規の流線にそって流れ
て空調装置の上部全体にわたるデッキキャビティ23内へ
送り出される。このことにより、デッキ、ずなわちプレ
ナム23における流速が低下することになるが、流量は変
化することはなく、空気流は効率的に排出されるように
なる。したがって、この発明に係るカバー付きスクロー
ルは空気流に対して何等影響を与えることはなく、二つ
の利点を有する。すなわち、ファンの回転速度を低減す
ることができることであり、また、前方へのブレード角
を小さく設定することができることである。この結果、
第2図及び第3図に示すようなカバー付きスプリットス
クロールによれば、軸動力を29%から30%低減すること
ができ、ノイズも4dBAに低減することができる。
次に、第4図にこの発明に係るスプリットスクロールの
第2実施例を示す。ファン41は軸42に対して反時計回り
に回転し、ファン41の一方側で排出面を形成するデッ
キ、ずなわち、プレナム43に空気を排出する。スクロー
ル44は、第1、すなわち、外側壁部45を有しており、プ
レナム、すなわち、排出面におけるカットオフポイント
46から、ファン41を回り排出面43から遠ざかるにしたが
い、湾曲面の直径が大きくなるように形成されている。
ファンロータ41と外壁45間には、分割隔壁47が設けられ
ている。この分割隔壁47は、ファン41に面するように配
置された内側湾曲面48と外壁45に面する外側湾曲面49か
ら構成されている。これら湾曲面48及び49は、ロータの
円周から好ましくはロータ直径の約10%に相当する距離
に位置するカットオフポイント50から螺旋状に形成され
ている。なお、隔壁の形状は、上述したカバーと同様と
することもできる。
湾曲面48及び49の先端部における接線は、カットオフポ
イント50を通る空気流接線51を含む面に関して互いに対
象的に構成することが好ましい。
この実施例の変形例としては、湾曲面48の一部をファン
ロータ41を十分に囲むように延長させて、ノイズ隔壁と
することもできる。
外壁45及び隔壁47の外側湾曲面49の双方により、第1ダ
クトが形成され、隔壁47の内側湾曲面48により第2ダク
トが形成される。好適実施例においては、約60から80%
の空気が第1ダクトを通って排出され、残りの40から20
%の空気は第2ダクトを通って排出されるようになる。
上記実施例においては、パッケージ形テーミナル空調装
置に関して記載してきたが、この発明に係るカバー付き
スプリットスクロールは、室内用空調装置及びその他の
遠心ファンを使用する加熱換気空調装置に使用すること
ができる。
この発明に係るスプリットスクロールのガス炉への適用
例を第5図に示す。このガス炉は送風機とダクトを有し
ている。ファンロータとスクロールの主な部分は第2図
及び第3図で示したものと同一である。図示するガス炉
においては、ファン21′から空気が排出され、二つのス
クロール壁28′及び29′を通って分割され、複数のダク
ト内へ案内される。カバー31′を使用した場合には、騒
音を低減させるための空力学的な制御が行われ、加熱さ
れたダクトを通って伝達する吹き出し騒音が著しく低減
されて空気の吹き出しを効果的に行うことができる。
第6図に示すように、カバー付きスプリットスクロール
は、ルーフトップ換気装置にも使用することができる。
図において、第2図及び第3図と同じ参照符号は同一部
分を示し、その詳細な説明は省略する。ファン21″から
排出される空気は分散してルーフ53の開口部を通り抜け
る二つの湾曲面28″及び29″により案内され、サブルー
フ通気ダクト54へ空気が送り出される。ロータカバー3
1″を使用した場合には、ダクト54へ入り込むファン騒
音は著しく低減される。
上記した実施例は、高効率、低騒音の遠心ファンの好適
実施例に関して記載したものであり、この発明の適用範
囲内にその他の変形例等はすべて特許請求の範囲内に含
まれるものである。
[発明の効果] この発明の特有の効果としては、遠心ファンロータと吹
き出し口との間にカバーを設けて、この遠心ファンロー
タから吹き出し口への直接的な空気流を規制するととも
に、スクロールを相互に対象的に湾曲する第1及び第2
湾曲面から構成して第1及び第2排出通路を形成するこ
とにより、空気流の送り出しを効率的に行いながら、遠
心ファンロータから発生する騒音を低減することができ
る。また、遠心ファンロータとスクロール間に隔壁を設
けて第1及び第2排出通路を形成した場合には、上記同
様、空気流を効率的に送り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一般的なパッケージ型空調機器の遠心ファン
及びスクロールを示す概略説明図である。 第2図は、この発明に係る空調機器のカバー付きファン
及びスプリットスクロールを示す概略説明図である。 第3図は、第2図に示すカバー付きファン及びスプリッ
トスクロールの断面図である。 第4図は、この発明に係るカバー付きファン及びスプリ
ットスクロールの第2実施例を示す断面図である。 第5図及び第6図は、この発明に係るカバー付きファン
及びスクロールの応用例を示す説明図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のベーンを備える遠心ファンロータか
    ら吹き出される空気を吹き出し口へ導くスクロールを有
    する空調装置であって、前記吹き出し口と前記遠心ファ
    ンロータ間にこの遠心ファンロータを部分的に囲むよう
    にカバーを設けて遠心ファンロータから吹き出し口への
    空気の直接吹き出しを規制するとともに、前記スクロー
    ルは、前記遠心ファンロータから吹き出される空気流の
    軌跡上に規定される所定の空気流接線上にカットオフポ
    イントを有し、このカットオフポイントから遠心ファン
    ロータの回転方向へ延びる第1の湾曲部と、前記カット
    オフポイントから前記第1の湾曲部と反対方向へ延びる
    第2の湾曲部とから構成され、前記第1及び第2湾曲部
    は、前記空気流接線を含む所定平面に関して相互に略対
    象的に湾曲して前記遠心ファンロータから吹き出された
    空気流を分配し、前記吹き出し口に導く第1及び第2排
    出通路を形成する空調装置において、前記カバーは前記
    遠心ファンロータの回転方向へ延びる第1及び第2の面
    を有し、少なくとも遠心ファンロータに近接する端部に
    おける前記第1及び第2の面は、遠心ファンロータの回
    転方向へ遠ざかるにしたがい、この遠心ファンロータの
    軸を中心とし半径が徐々に増大するように湾曲している
    ことを特徴とする空調装置。
  2. 【請求項2】複数のベーンを備える遠心ファンロータか
    ら吹き出される空気を吹き出し口へ導くスクロールを有
    する空調装置であって、前記スクロールは、前記遠心フ
    ァンロータの近傍において、この遠心ファンロータから
    吹き出される空気流の軌跡上に規定される所定の空気流
    接線上にカットオフポイントを有し、このカットオフポ
    イントから遠心ファンロータの回転方向へ遠ざかるにし
    たがい遠心ファンロータの回転軸を中心とし、半径が増
    大するように形成された湾曲面から構成され、前記遠心
    ファンロータと前記湾曲面間にバッフルを設けて、前記
    遠心ファンロータから前記吹き出し口へ送り出される空
    気流を分配する第1及び第2排出通路を形成することを
    特徴とする空調装置。
  3. 【請求項3】前記バッフルは、前記遠心ファンロータの
    回転方向へ湾曲して延びる第1及び第2の面を有すると
    ともに、遠心ファンロータに近接する端部にカットオフ
    ポイントを有し、前記第1及び第2の面のカットオフポ
    イントにおける端面はこのカットオフポイントを通る空
    気流の接線を含む平面に関して略対象的に湾曲している
    ことを特徴とする請求項第2項記載の空調装置。
  4. 【請求項4】前記バッフルのカットオフポイントは、前
    記遠心ファンロータの円周から遠心ファンロータの直径
    の約10%に相当する距離だけ離間していることを特徴と
    する請求項第2項記載の空調装置。
  5. 【請求項5】前記バッフルは、前記第1排出通路に前記
    遠心ファンロータから吹き出される空気流の約20から40
    %を分配するとともに、前記第2排出通路には残りの80
    から60%の空気流を分配することを特徴とする請求項第
    2項記載の空調装置。
  6. 【請求項6】前記湾曲面は、対数関数的な螺旋形状面を
    有することを特徴とする請求項第2項記載の空調装置。
  7. 【請求項7】前記バッフルの第1及び第2の面は、対数
    関数的な螺旋形状面に形成されていることを特徴とする
    請求項第6項記載の空調装置。
JP2125258A 1989-05-15 1990-05-15 空調装置 Expired - Fee Related JPH0689907B2 (ja)

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US07/351,597 US4944654A (en) 1989-05-15 1989-05-15 Split scroll for centrifugal blower
US351,597 1989-05-15

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Publication Number Publication Date
JPH035633A JPH035633A (ja) 1991-01-11
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KR (1) KR0132050B1 (ja)
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