JPH08327082A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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JPH08327082A
JPH08327082A JP7134267A JP13426795A JPH08327082A JP H08327082 A JPH08327082 A JP H08327082A JP 7134267 A JP7134267 A JP 7134267A JP 13426795 A JP13426795 A JP 13426795A JP H08327082 A JPH08327082 A JP H08327082A
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JP
Japan
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air
indoor unit
flow fan
cross
nose
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JP7134267A
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English (en)
Inventor
Kenji Okuda
健志 奥田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風性能を低下させることなく吸込み音も低
減できる空気調和機の室内ユニットを提供する。 【構成】 ノーズ4により吸込み側と吐出側とに送風路
35が区画された横流ファン3と、上記送風路35に設
けられた熱交換器5とを有した空気調和機の室内ユニッ
ト1において、上記熱交換器5と上記横流ファン3との
間に横流ファン3の軸端部を囲うように突出した突出部
材6を設け、この突出部材6に、上記ノーズ4から離れ
て送風路35中央側へゆくに従って突出幅が小さくなる
縮小部22を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機に係り、特
に室内ユニットにおける送風機構造の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、図14に示すように横流ファン4
0とケーシング41aとを有する室内ユニット42aに
おいては、横流ファン40端部に突出部材(ラップ)4
3aを設けると単位回転数あたりの風量や単位風量あた
りの騒音などの送風性能が向上することが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
室外ユニットの寸法は小形化に進む方向であり、室内ユ
ニットを構成する機能部品、特に熱交換器の長さを確保
するためにその端面と、横流ファンの端面の位置関係に
よって吸込み側に充分な突出部材を形成できない傾向が
ある。無理に突出部材を形成しようとすると図15乃至
図17に示すように送風路45に突出することとなり、
特に空気流入量の多い熱交換器44と横流ファン40と
が最接近する位置にこのような突出部材43を設ける
と、かえって送風性能の悪化を招いた。また、逆に突出
部材43を設けない場合は吸込み音が大きくなる傾向が
ある。このことから従来は、小さな寸法の室内ユニット
42のパッケージングを強いられた場合、吸込み音を小
さくするために送風性能の悪化を犠牲にして突出部材4
3を設けるか、送風性能を良くするために吸込み音の拡
大を犠牲にして突出部材43を設けないか、若しくはそ
の中を取り、部分的に突出部材43を設けるなどの手段
をとっていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、送風性能を低下させることなく吸込み音も低減でき
る空気調和機の室内ユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ノーズにより吸込み側と吐出側とに送風路
が区画された横流ファンと、上記送風路に設けられた熱
交換器とを有した空気調和機の室内ユニットにおいて、
上記熱交換器と上記横流ファンとの間に横流ファンの軸
端部を囲うように突出した突出部材を設け、この突出部
材に、上記ノーズから離れて送風路中央側へゆくに従っ
て突出幅が小さくなる縮小部を形成したものである。ま
た、この縮小部は、上記送風路中央を越えてから突出幅
が大きくなるものとしてもよい。そしてさらに、上記突
出部材の突出端から上記熱交換器の端部に掛け渡されて
送風を案内する送風案内部を設けてもよく、送風案内部
は直線状に形成しても曲線状に形成してもよい。
【0006】
【作用】横流ファンが回転すると、熱交換器の外側の空
気は熱交換器を通過し、送風路側に流れる。送風路の両
側に流れた空気は、送風案内部に案内されて澱みなく円
滑に横流ファンに向かって流れる。このとき、吸込み音
が発生しやすい横流ファンの軸方向の両端部のうち比較
的に空気の流入量の少ないノーズ付近では突出部材の突
出する幅が大きく形成されているため、上記両端部への
空気の流入が阻止され、吸込み音の発生が抑えられる。
逆に空気の流入量の多い送風路の中央付近では、突出部
材の突出する幅が小さく形成されていて送風抵抗が小さ
いため、空気は順調に流れ、送風性能が向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0008】図1乃至図4は、本発明に係る空気調和機
の室内ユニットの例を示すものである。
【0009】図示するように、室内ユニット1は、ケー
シング2と、横流ファン3と、ノーズ4と、熱交換器5
と、突出部材(ラップ)6とから主に構成されている。
【0010】ケーシング2は、室内ユニット1内を流れ
る空気の流路(以下送風路35という)を区画するため
のものであり、上面7と、背面8と、底面9と、左右の
側面10とからなる。上面7と底面9は、背面8と流線
的な曲面で接続され、その明確な区切りはない。側面1
0は、上面7、背面8及び底面9の両側部に一体的に形
成された平らな板であり、横流ファン3の回転軸11を
通すための軸穴(図示せず)がそれぞれの面に形成され
ている。なお、ケーシング2の前部は方形に開口されて
おり、空気の出入りが自由に行えるようになっている。
【0011】横流ファン3は、回転軸11と、円筒形を
した羽根体12とからなり、ケーシング2内に背面9に
近接して収容され、その回転軸11はケーシング2の両
側面10に軸受21を介して軸支されている。
【0012】回転軸11は、羽根体12の中心を左右に
貫いて設けられ、その両端は羽根体12の両側から突出
して設けられている。羽根体12は、回転軸11に同心
状に設けられており、羽根体12の両側面を形成する支
持板13と、これら支持板13に支持されて籠状の筒を
形成する多数の羽根14と、左右の支持板13の間にあ
って羽根14を補強して支持するための支持リング15
とからなる。支持板13は、回転軸11の両端部近傍に
同心状に固定して設けられた2枚の円盤である。羽根1
4は、横方向に長い長方形の板であり、長い横方向の一
辺から対辺にかけて厚さ方向に弓形に湾曲している。そ
して、これらの羽根14は、回転軸11と平行かつ外周
方向に放射状となるように支持板13または支持リング
15にその両端(短い方の辺)を支持されている。支持
リング15は環状の板であり、その外周は支持板13と
同径に、その幅は羽根14の短い方の辺の長さよりも広
く形成されている。そして、その両面には多数の羽根1
4の一端(短い方の辺)が固定され、それぞれの羽根1
4が定位置に固定するようにされている。
【0013】なお、回転軸11の一端は電動モーター
(図示せず)の駆動軸(図示せず)に連結され、電動モ
ーターの駆動軸が回転することで横流ファン3の回転軸
11が回転し、横流ファン3が回転するようになってい
る。
【0014】ノーズ4は、横流ファン3の吸込み側と吐
出側とに送風路を区画するように横流ファン3の前部に
十分に近接して設けられた板材であり、その左右両端は
ケーシング2の側面10内側に接合されている。
【0015】熱交換器5は、伝熱管16とフィン17と
からなり、開口されたケーシング2の前部のうちノーズ
4の上方に形成された空気の吸込み口18を塞ぐように
かつ、ノーズ4の上方で横流ファン3に最接近し、ノー
ズ4とは適宜離間するように設けられている。伝熱管1
6は、熱の伝わりを良くすべく吸込み口18の左右両端
を何回も行き来して設けられ、その中には冷媒が流れる
ようになっている。フィン17は、アルミ等の伝熱性の
高い金属で形成された多数の薄い板であり、吸込み口1
8の左右両端を何回も行き来している伝熱管16にその
面を略垂直に貫かれ伝熱管16の外周面に固定されてい
る。そして、吸込口18から流入する空気を各フィン1
7でスリット状に区画し、このスリット状の隙間を空気
が流れる際に熱交換がなされるようにしたものである。
【0016】なお、熱交換器5の下方には伝熱管16に
冷たい冷媒を流した際に生じる露を集めて室内ユニット
1の外部に排出するためのドレンパン19が設けられて
いる。このドレンパン19は、水が流れやすいように樋
状に形成されており、室内ユニット1に設けられた排出
口(図示せず)に向けて傾けて設けられている。また、
ドレンパン19は、ノーズ4の下端とつながっており、
ノーズ4と一体的に形成されている。
【0017】突出部材6は、横流ファン3の吸込み側に
設けられた板材であり、横流ファン3の軸方向の両端部
近傍のケーシング2の両側面10から送風路35側に略
垂直に突出して設けられている。また、突出部材6は、
横流ファン3の軸端部を囲うように羽根体12の外周に
沿って円弧状に設けられ、ノーズ4の下端近傍から吸込
み口18の中央付近にかけて設けられている。そして、
突出部材6は、流路の中央付近にその幅を狭めて形成さ
れた送風抵抗を抑えるための縮小部22を有する。換言
すれば、送風路35側に突出する幅が、空気流入量の少
ないノーズ4近傍(流路の端部)では大きくなってお
り、空気流入量の多い熱交換器5と横流ファン3とが最
接近する位置(流路の中央付近)に近づくにつれて小さ
くなっている。そして、突出部材6の送風路35側に突
出する幅は、ノーズ4近傍から送風路35中央側へゆく
に従って一直線に小さくなっている。
【0018】次に上記実施例の作用を述べる。
【0019】空気調和機を運転すると、室内ユニット2
内の伝熱管16内に所定の温度にされた冷媒が流れ、伝
熱管16及びフィン17はその冷媒の温度に近付く。そ
して、電動モーター(図示せず)に電気が流れ、電動モ
ーターの駆動軸(図示せず)が回転する。この電動モー
ターの駆動軸に連結された横流ファン3の回転軸11は
回転し、横流ファン3が回転する。吸込み口18側の空
気は、横流ファン3の回転に伴って横流ファン3側に吸
い込まれる。熱交換器5の外側の空気はフィン17で区
画されたスリット状の隙間を通過し、フィン17乃至伝
熱管16の温度に近付く。そして、熱交換器5を通過し
て乱れた空気は送風路35に流れる。その後、この空気
は、ケーシング2の側面付近かつノーズ4の近傍では突
出部材6にその流れを阻まれて流速を落とされ吸い込み
量が減少するが、その他の場所ではそのままの流速で整
流されながら横流ファン3内に吸い込まれる。この作用
を更に詳細に説明すると、一般的に空気の流速は、その
流路を区画する面に近い程遅いことが知られているが、
本実施例にあっても、ケーシング2の内面及びノーズ4
の付近ではその流速は遅く、送風路35の中央付近と比
べるとその流入量も少なくなっている。この性質を利用
して、吸込み音が発生しやすい横流ファン3の軸方向の
両端部のうち比較的に空気の流入量の少ないノーズ4付
近では、突出部材6の突出する幅が大きく形成されてい
るため上記両端部への乱れた空気の流入が阻止され、吸
込み音の発生が抑えられる。逆に空気の流入量の多い送
風路35の中央付近では、突出部材6の突出する幅が小
さく形成されていて送風抵抗が小さいため、乱れた空気
は整流されながら順調に流れ、送風性能が向上する。
【0020】横流ファン3内に吸い込まれた空気は下方
の送風路35に向けて吐出され、吹出口(図示せず)か
ら室内ユニット1の外部に吹出す。
【0021】このように、突出部材6をノーズ4の下端
近傍から吸込み口18の中央付近にかけて設け、流路の
中央付近にその幅を狭めた縮小部22を形成したため、
送風性能を低下させることなく、吸込み音を低減するこ
とができる。
【0022】次に本発明の他の実施例を述べる。
【0023】図5は、本発明の他の実施例を示すもので
ある。この実施例は、突出部材23に形成された縮小部
24に特徴があり、他の構成は上述の図1乃至図4に示
す実施例と同じである。突出部材23は、横流ファン3
の軸端部を囲うように羽根体12の外周に沿って円弧状
に設けられ、ノーズ4の下端近傍から流路の中央付近に
かけて設けられている。そして、突出部材23は、流路
の中央付近にその幅を狭めて形成された送風抵抗を抑え
るための縮小部24を有する。この縮小部24は、ノー
ズ4側から流路の中央側にかけて側方に窪むように湾曲
している。換言すれば、この縮小部24の送風路35側
に突出する幅は、正面から見るとノーズ4側では急に減
少し、流路の中央側では緩やかに減少している。
【0024】突出部材23は、吸込み音が発生しやすい
横流ファン3の軸方向の両端部のうち比較的に空気の流
入量の少ないノーズ4付近では突出する幅が大きく形成
されているため上記両端部への空気の流入が阻止され、
吸込み音の発生が抑えられる。逆に空気の流入量の多い
送風路35の中央付近では、突出部材23の突出する幅
が小さく形成されていて送風抵抗が小さいため、空気は
順調に流れ、送風性能が向上する。このような形状の突
出部材23でも、上述の図1乃至図4に示す実施例の突
出部材6と同様、送風性能を低下させることなく、吸込
み音を低減させることができる。
【0025】また、図6は、本発明の他の実施例を示す
ものである。この実施例は、突出部材25に形成された
縮小部26に特徴があり、他の構成は上述の図1乃至図
4に示す実施例と同じである。突出部材25は、横流フ
ァン3の軸端部を囲うように羽根体12の外周に沿って
円弧状に設けられ、ノーズ4の下端近傍から流路の中央
付近にかけて設けられている。そして、突出部材25
は、流路の中央付近にその幅を狭めて形成された送風抵
抗を抑えるための縮小部26を有する。この縮小部26
は、ノーズ4側から流路の中央側にかけて送風路35側
に膨らむように湾曲している。換言すれば、この縮小部
26の送風路35側に突出する幅は、正面から見るとノ
ーズ4側では緩やかに減少し、流路の中央側では急に減
少している。このような形状の突出部材でも、上述の図
1乃至図4に示す実施例の突出部材6と同様の作用によ
り、送風性能を低下させることなく、吸込み音を低減さ
せることができる。
【0026】図7乃至図8は本発明の他の実施例を示す
ものである。この実施例は、突出部材27と、突出部材
27に形成された縮小部28とに特徴があり、他の構成
は上述の図1乃至図4に示す実施例と同じである。突出
部材27は、ノーズ4の下端近傍からケーシング50の
背面8にかけて設けられており、流路の中央付近にその
幅を狭めた縮小部28が形成されている。この縮小部2
8は、側方に窪むように湾曲して形成されている。換言
すれば、この縮小部28の送風路35側に突出する幅
は、正面から見るとノーズ4側では急に減少し、流路の
中央側に近付く程その減少は緩やかになり、流路の中央
付近で緩やかな増加に転じ、背面8側に近付く程その増
加は急になる。なお、ノーズ4の下端近傍の突出部材2
7の幅と、ケーシング50の背面8近傍の突出部材27
の幅とは、略同じ幅に形成されている。
【0027】突出部材27は、吸込み音が発生しやすい
横流ファン3の軸方向の両端部のうち比較的に空気の流
入量の少ないノーズ4付近及びケーシング50の背面8
付近で突出する幅が大きく形成されているため、上記両
端部への空気の流入が阻止され、吸込み音の発生が抑え
られる。逆に空気の流入量の多い送風路35の中央付近
では、突出部材23の突出する幅が小さく形成されてい
て送風抵抗が小さいため、空気は順調に流れ、送風性能
が向上する。このような形状の突出部材27でも、上述
の図1乃至図4に示す実施例の突出部材6と同様、送風
性能を低下させることなく、吸込み音を低減させること
ができる。
【0028】図9は、本発明の他の実施例を示すもので
ある。この実施例は、突出部材29及びケーシング51
の側面52と一体的に形成された送風案内部30に特徴
があり、他の構成は上述の図1乃至図4に示す実施例と
同じである。送風案内部30は、吸込まれる空気を横流
ファン3に案内するための板であり、ケーシング51の
側面52から突出部材29の送風路35側に突出した先
端にかけて設けられる。具体的には送風案内部30及び
突出部材29は、ケーシング51の側面52を送風路3
5側に突出させて設けられたものである。突出部材29
は、横流ファン3近傍のケーシング51の側面52から
送風路35内方に向けて略垂直に設けられた板であり、
横流ファン3の軸端部を囲うように羽根体12の外周に
沿って円弧状に設けられている。そして、突出部材29
は、ノーズ4の下端近傍から吸込み口18の中央付近に
かけて設けられ、流路の中央付近にその幅を狭めて形成
された送風抵抗を抑えるための縮小部22を有する。送
風案内部30は、熱交換器5の側端近傍から突出部材2
9の送風路35側に突出した先端にかけて送風路35内
方に傾斜して設けられた板である。なお、この送風案内
部30の径方向の断面は直線的である。
【0029】横流ファン3が回転すると、熱交換器5の
外側の空気は熱交換器5を通過し、送風路35側に流れ
る。送風路35の両側に流れた空気は、送風案内部30
に案内されてスムーズに横流ファン3に流れる。このと
き、突出部材29は、吸込み音が発生しやすい横流ファ
ン3の軸方向の両端部のうち比較的に空気の流入量の少
ないノーズ4付近で突出する幅が大きく形成されている
ため、上記両端部への空気の流入が阻止され、吸込み音
の発生が抑えられる。逆に空気の流入量の多い送風路3
5の中央付近では、突出部材29の突出する幅が小さく
形成されていて送風抵抗が小さいため、空気は順調に流
れ、送風性能が向上する。
【0030】よって、送風性能を低下させることなく、
吸込み音を低減させることができると共に、横流ファン
の吸込み側における不要な澱みを解消し、空気の流れを
円滑にすることができる。
【0031】図10は、図9に示す実施例を変形した実
施例である。この実施例は、送風案内部31の形状を変
更したものであり、他の構成は上述の図9に示す実施例
と同じである。送風案内部31は、熱交換器5の側端近
傍から突出部材29の送風路35側に突出した先端にか
けて送風路35内方に傾斜して設けられている。送風案
内部31は、送風路35側に膨らんでおり、その径方向
の断面は、送風路35側に湾曲している。このような形
状の送風案内部31でも、上述の図9に示す実施例の送
風案内部30と同様、横流ファンの吸込み側における不
要な澱みを解消し、空気の流れを円滑にすることができ
る。
【0032】図11は、図9に示す実施例を変形した実
施例である。この実施例は、送風案内部32の形状を変
更したものであり、他の構成は上述の図9に示す実施例
と同じである。送風案内部32は、熱交換器5の側端近
傍から突出部材29の送風路35側に突出した先端にか
けて送風路35内方に傾斜して設けられている。送風案
内部32は、側方に膨らんでおり、その径方向の断面
は、側方に湾曲している。このような形状の送風案内部
32でも、上述の図9に示す実施例の送風案内部30と
同様、横流ファンの吸込み側における不要な澱みを解消
し、空気の流れを円滑にすることができる。
【0033】図12は、図9に示す実施例を変形した実
施例である。この実施例は、送風案内部33の形状を変
更したものであり、他の構成は上述の図9に示す実施例
と同じである。送風案内部33は、熱交換器5の側端近
傍から突出部材29の送風路35側に突出した先端にか
けて設けられ、側端近傍から突出部材29の送風路35
側に突出した先端の近傍までは送風路35内方に傾斜し
て設けられている。そして、送風案内部33は、突出部
材29の送風路35側に突出した先端近傍からこの先端
にかけてケーシング53の側面54と平行な面57を有
する。なお、送風案内部33の径方向の断面は直線的で
ある。このような形状の送風案内部33でも、上述の図
9に示す実施例の送風案内部30と同様、横流ファンの
吸込み側における不要な澱みを解消し、空気の流れを円
滑にすることができる。
【0034】図13は、図9に示す実施例を変形した実
施例である。この実施例は、送風案内部34の形状を変
更したものであり、他の構成は上述の図9に示す実施例
と同じである。送風案内部34は、熱交換器5の側端近
傍から突出部材29の送風路35側に突出した先端にか
けて送風路35内方に傾斜して設けられている。ケーシ
ング55の側面56と送風案内部34との境は、なだら
かな流線的な曲面で形成され、送風案内部34と突出部
材29の送風路35側に突出した先端との境も、なだら
かな流線的な曲面で形成されている。このような形状の
送風案内部34でも、上述の図9に示す実施例の送風案
内部30と同様、横流ファンの吸込み側における不要な
澱みを解消し、空気の流れを円滑にすることができる。
【0035】なお、上述の実施例において送風案内部3
0〜34は突出部材29に設けられているが、これに限
られず上述の他の形状の突出部材23,25,27に設
けてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0037】(1)請求項1記載の構成によれば、送風
性能を低下させることなく、吸込み音を低減することが
できる。
【0038】(2)請求項2記載の構成によれば、送風
性能を低下させることなく、吸込み音を低減することが
できる。
【0039】(3)請求項3記載の構成によれば、送風
性能を低下させることなく、吸込み音を低減することが
でき、更に横流ファンの吸込み側における不要な澱みを
解消し、空気の流れを円滑にすることができる。
【0040】(4)請求項4記載の構成によれば、送風
性能を低下させることなく、吸込み音を低減することが
でき、更に横流ファンの吸込み側における不要な澱みを
解消し、空気の流れを円滑にすることができる。
【0041】(5)請求項5記載の構成によれば、送風
性能を低下させることなく、吸込み音を低減することが
でき、更に横流ファンの吸込み側における不要な澱みを
解消し、空気の流れを円滑にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる室内ユニットを示した斜視図で
ある。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図1の側面図である。
【図5】室内ユニットの他の実施例を示した正面図であ
る。
【図6】室内ユニットの他の実施例を示した正面図であ
る。
【図7】室内ユニットの他の実施例を示した正面図であ
る。
【図8】図7の側面図である。
【図9】室内ユニットの他の実施例を示した平面図であ
る。
【図10】室内ユニットの他の実施例を示した平面図で
ある。
【図11】室内ユニットの他の実施例を示した平面図で
ある。
【図12】室内ユニットの他の実施例を示した平面図で
ある。
【図13】室内ユニットの他の実施例を示した平面図で
ある。
【図14】従来の室内ユニットを示した平面図である。
【図15】従来の他の室内ユニットを示した平面図であ
る。
【図16】従来の他の室内ユニットを示した正面図であ
る。
【図17】図16の平面図である。
【符号の説明】
1 室内ユニット 2 ケーシング 3 横流ファン 4 ノーズ 5 熱交換器 6 突出部材(ラップ) 22 縮小部 30 送風案内部 35 送風路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノーズにより吸込み側と吐出側とに送風
    路が区画された横流ファンと、上記送風路に設けられた
    熱交換器とを有した空気調和機の室内ユニットにおい
    て、上記熱交換器と上記横流ファンとの間に該横流ファ
    ンの軸端部を囲うように突出した突出部材を設け、該突
    出部材に、上記ノーズから離れて送風路中央側へゆくに
    従って突出幅が小さくなる縮小部を形成した空気調和機
    の室内ユニット。
  2. 【請求項2】 上記縮小部が、上記送風路中央を越えて
    から突出幅が大きくなるものである請求項1に記載の空
    気調和機の室内ユニット。
  3. 【請求項3】 上記突出部材の突出端から上記熱交換器
    の端部に掛け渡されて送風を案内する送風案内部を備え
    た請求項1又は請求項2に記載の空気調和機の室内ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 上記送風案内部が直線状に形成された請
    求項3に記載の空気調和機の室内ユニット。
  5. 【請求項5】 上記送風案内部が曲線状に形成された請
    求項3に記載の空気調和機の室内ユニット。
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