JPH068973B2 - 多色画像形成方法 - Google Patents
多色画像形成方法Info
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- JPH068973B2 JPH068973B2 JP60120380A JP12038085A JPH068973B2 JP H068973 B2 JPH068973 B2 JP H068973B2 JP 60120380 A JP60120380 A JP 60120380A JP 12038085 A JP12038085 A JP 12038085A JP H068973 B2 JPH068973 B2 JP H068973B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多色画像形成方法に関するものであり、特に
原稿から、複数の指定された領域を複数の色で自動的に
複写する多色複写方法に関するものである。
原稿から、複数の指定された領域を複数の色で自動的に
複写する多色複写方法に関するものである。
従来の技術及び問題点 近年、多色複写又は多色印刷の需要が増え、斯る需要に
応えるために電子写真方式による多色画像形成方法が種
々に提案されている。
応えるために電子写真方式による多色画像形成方法が種
々に提案されている。
従来、一つの原稿から多色コピーをとる場合、原稿が既
に多色でできているときには、原稿からの光像を色分解
して感光体上に潜像を形成する方法があるが、この方法
は潜像形成が面倒であるばかりか原稿画像の色分解を行
なうため原稿によっては、例えば黒味がかかった赤の文
字のような場合には黒くコピーされてしまったり、黒と
赤の混色が生じる場合があり、問題を有している。更
に、該方法は単色の原稿から多色のコピーをとることは
できなかった。
に多色でできているときには、原稿からの光像を色分解
して感光体上に潜像を形成する方法があるが、この方法
は潜像形成が面倒であるばかりか原稿画像の色分解を行
なうため原稿によっては、例えば黒味がかかった赤の文
字のような場合には黒くコピーされてしまったり、黒と
赤の混色が生じる場合があり、問題を有している。更
に、該方法は単色の原稿から多色のコピーをとることは
できなかった。
原稿が単色でできている場合には、各色に対応した原稿
を切り貼りして用意し、該色毎の原稿を使用して感光体
上に潜像を形成し、複数の色の異なる現像器を色毎に入
れ換え現像する方法が提案されているが、この方法は原
稿の作成、位置合わせ、更には現像器の交換等が面倒で
ある上にコピー動作を複数回行なう必要があり、実際的
ではなかった。
を切り貼りして用意し、該色毎の原稿を使用して感光体
上に潜像を形成し、複数の色の異なる現像器を色毎に入
れ換え現像する方法が提案されているが、この方法は原
稿の作成、位置合わせ、更には現像器の交換等が面倒で
ある上にコピー動作を複数回行なう必要があり、実際的
ではなかった。
発明の目的 従って、本発明の主たる目的は、上述した従来の多色画
像形成方法の欠点を解決し、一つの原稿から領域指定さ
れた鮮明な多色画像の複写又は印刷をなすことのできる
多色画像形成装置を提供することである。
像形成方法の欠点を解決し、一つの原稿から領域指定さ
れた鮮明な多色画像の複写又は印刷をなすことのできる
多色画像形成装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 上記目的は本発明によって達成される。要約すれば本発
明は、電子写真感光体にアナログ方式により原稿画像を
照射することによって静電潜像を形成し、この潜像を現
像して第1のトナー像となし、そしてこのトナー像を転
写材に転写した後、同様にして、前記感光体に第1のト
ナーとは異なる色のトナー像を形成し、このトナー像を
前記転写材のトナー像と同じ側に重ねて転写して多色画
像を得る多色画像形成方法であって、 a.複写する原稿をデジタイザーと一体の原稿載置台に
置いて、原稿の第1の領域をこのデジタイザーにより指
定し、この指定操作により得た信号により感光体の除電
手段を作動させ、指定された領域以外の潜像を消去する
ことで、指定領域に対応する静電潜像を感光体に形成す
る工程と、 b.前記感光体の指定された領域内の潜像を第1のトナ
ーで現像する工程と、 c.前記トナー像を転写材に転写した後、この転写材を
感光体から分離してから、転写材上の未定着の第1のト
ナー像を定着する工程と、 d.工程aと同様にして原稿の他の領域をデジタイザー
により指定し、指定された領域以外の潜像を消去するこ
とで、指定領域に対応する静電潜像を感光体に形成する
工程と、 e.前記感光体の指定された領域内の潜像を第1のトナ
ーとは異なる色の第2のトナーで現像する工程と、 f.この第2のトナー像を前記転写材の第1のトナー像
と同じ側に転写した後、この転写材を感光体から分離し
てから、転写材上の未定着の第2のトナー像を定着する
工程と、 を有し、同じ転写材上にデジタイザーにより指定した原
稿の複数の領域内を複数の色トナーにより複写すること
を特徴とする多色画像形成方法である。
明は、電子写真感光体にアナログ方式により原稿画像を
照射することによって静電潜像を形成し、この潜像を現
像して第1のトナー像となし、そしてこのトナー像を転
写材に転写した後、同様にして、前記感光体に第1のト
ナーとは異なる色のトナー像を形成し、このトナー像を
前記転写材のトナー像と同じ側に重ねて転写して多色画
像を得る多色画像形成方法であって、 a.複写する原稿をデジタイザーと一体の原稿載置台に
置いて、原稿の第1の領域をこのデジタイザーにより指
定し、この指定操作により得た信号により感光体の除電
手段を作動させ、指定された領域以外の潜像を消去する
ことで、指定領域に対応する静電潜像を感光体に形成す
る工程と、 b.前記感光体の指定された領域内の潜像を第1のトナ
ーで現像する工程と、 c.前記トナー像を転写材に転写した後、この転写材を
感光体から分離してから、転写材上の未定着の第1のト
ナー像を定着する工程と、 d.工程aと同様にして原稿の他の領域をデジタイザー
により指定し、指定された領域以外の潜像を消去するこ
とで、指定領域に対応する静電潜像を感光体に形成する
工程と、 e.前記感光体の指定された領域内の潜像を第1のトナ
ーとは異なる色の第2のトナーで現像する工程と、 f.この第2のトナー像を前記転写材の第1のトナー像
と同じ側に転写した後、この転写材を感光体から分離し
てから、転写材上の未定着の第2のトナー像を定着する
工程と、 を有し、同じ転写材上にデジタイザーにより指定した原
稿の複数の領域内を複数の色トナーにより複写すること
を特徴とする多色画像形成方法である。
次に、本発明に係る多色画像形成方法を図面に即して更
に詳しく説明する。
に詳しく説明する。
第1図は本発明を電子写真複写装置にて実現した一実施
例を示す。本実施例では2色の多色コピーが得られる構
成とされる。潜像担持体である感光ドラム1が回転自在
に配置され、該感光ドラム1は帯電器2により一様に帯
電され、次いで露光部3にて例えば移動ミラー管の走査
手段(図示せず)で走査される原稿からの光像が照射さ
れることにより感光ドラム1上に静電潜像が形成され
る。
例を示す。本実施例では2色の多色コピーが得られる構
成とされる。潜像担持体である感光ドラム1が回転自在
に配置され、該感光ドラム1は帯電器2により一様に帯
電され、次いで露光部3にて例えば移動ミラー管の走査
手段(図示せず)で走査される原稿からの光像が照射さ
れることにより感光ドラム1上に静電潜像が形成され
る。
通常は非画像部の電荷を消去するために使用されるLE
Dアレー4が露光部3と現像器5との間に設けられる。
該LEDアレー(多数の微小LEDをドラム1の回転方
向と略垂直な方向に配列したもの)4は、本実施例では
原稿の任意の領域に対応する感光ドラム1上の潜像を消
去するためにも用いられる。
Dアレー4が露光部3と現像器5との間に設けられる。
該LEDアレー(多数の微小LEDをドラム1の回転方
向と略垂直な方向に配列したもの)4は、本実施例では
原稿の任意の領域に対応する感光ドラム1上の潜像を消
去するためにも用いられる。
原稿の任意の領域を指定するには第2図に示される如く
原稿21を表向きにして原稿圧板20の上にセットす
る。セットした原稿21にマス目シート22がかぶせら
れる。マス目には座標(Xn、Yn)が付されており、
該マス目シート22を利用することにより原稿の任意の
位置がX、Y座標にて正確に表示可能とされる(第3
図)。原稿21は原稿圧板20の左上角部に付き当てる
ようにして、即ち、X、Y座標軸に沿って原稿の端縁が
一致するように配置される。
原稿21を表向きにして原稿圧板20の上にセットす
る。セットした原稿21にマス目シート22がかぶせら
れる。マス目には座標(Xn、Yn)が付されており、
該マス目シート22を利用することにより原稿の任意の
位置がX、Y座標にて正確に表示可能とされる(第3
図)。原稿21は原稿圧板20の左上角部に付き当てる
ようにして、即ち、X、Y座標軸に沿って原稿の端縁が
一致するように配置される。
一方、原稿圧板20上にはデジタイザーが埋め込まれて
おり、例えば赤色で現像したい領域、例えば第3図で交
差ハッチングが施された領域Rを指定したい場合には、
該領域の対角上の2点(Xi、Yi)、(Xj、Yj)
を押すことで該2点を対角とする領域Rを指定すること
ができる。同様にして原稿の他の領域をも指定すること
ができる。例えば黒で現像したい他の領域も、前述と同
様に対角上の2点、例えば(Xk、Yk)、(Xl、Y
l)を押すことで領域指定することができる。
おり、例えば赤色で現像したい領域、例えば第3図で交
差ハッチングが施された領域Rを指定したい場合には、
該領域の対角上の2点(Xi、Yi)、(Xj、Yj)
を押すことで該2点を対角とする領域Rを指定すること
ができる。同様にして原稿の他の領域をも指定すること
ができる。例えば黒で現像したい他の領域も、前述と同
様に対角上の2点、例えば(Xk、Yk)、(Xl、Y
l)を押すことで領域指定することができる。
更に詳しく原稿の領域指定方法について説明する。第7
図は操作パネルの一実施例を示す。
図は操作パネルの一実施例を示す。
操作パネルは基本的には領域指定ボタン30、色指定ボ
タン40及び座標指定ボタン50を有する。本実施例は
2色、例えば赤、黒色の多色複写装置であるために、色
指定ボタン40は赤色指定キー42及び黒色指定キー4
3を含む。
タン40及び座標指定ボタン50を有する。本実施例は
2色、例えば赤、黒色の多色複写装置であるために、色
指定ボタン40は赤色指定キー42及び黒色指定キー4
3を含む。
第7図によりキー入力による領域指定自動2色コピーの
操作法について説明する。先ず、領域を指定するべく、
領域指定ボタン30の入力キー31を押して領域指定モ
ードに設定する。次に指定領域の色を選択するために色
指定ボタン40の色指定キー41又は43を押す。
操作法について説明する。先ず、領域を指定するべく、
領域指定ボタン30の入力キー31を押して領域指定モ
ードに設定する。次に指定領域の色を選択するために色
指定ボタン40の色指定キー41又は43を押す。
(X1、Y1)、(X2、Y2)で指定される領域を赤
でコピーしたい場合には赤指定キー41を押す。該赤指
定キー41を押すことにより表示LED42が点灯す
る。同時に、座標指定パネル51の(X1、Y1)、
(X2、Y2)位置に対応するLED52が点灯し座標
入力を促す。ここで原稿圧板20上のデジタイザーで座
標入力することによって、座標の値がパネル51上に表
示される。
でコピーしたい場合には赤指定キー41を押す。該赤指
定キー41を押すことにより表示LED42が点灯す
る。同時に、座標指定パネル51の(X1、Y1)、
(X2、Y2)位置に対応するLED52が点灯し座標
入力を促す。ここで原稿圧板20上のデジタイザーで座
標入力することによって、座標の値がパネル51上に表
示される。
次に、(X3、Y3)、(X4、Y4)で指定される領
域を黒でコピーしたいとすれば領域指定キー31を押
し、色指定ボタンの黒指定キー43を押す。LED44
が点灯し座標指定表示パネル51のLED53が表示す
るのを確認してからデジタイザーで(X3、Y3)、
(X4、Y4)の座標を入力すると座標指定パネル51
上に各座標が表示される。
域を黒でコピーしたいとすれば領域指定キー31を押
し、色指定ボタンの黒指定キー43を押す。LED44
が点灯し座標指定表示パネル51のLED53が表示す
るのを確認してからデジタイザーで(X3、Y3)、
(X4、Y4)の座標を入力すると座標指定パネル51
上に各座標が表示される。
次に入力キー31を押して入力が終了したことを知らせ
る。
る。
上述のようにして領域指定された原稿21は、次いで第
4図の如くに原稿ガラス23上にセットされる。原稿ガ
ラス21の表示は、第5図に示すように左上を付き当て
基準とし原稿の左端が基準となるように表示されてい
る。従ってマス目シート22とはY方向が逆になってい
る。このように原稿圧板20上から原稿台ガラス23に
原稿21を左端を基準として裏返してセットするために
デジタイザーで読み込んだ値と実際の原稿台ガラス23
上の原稿21との位置はX方向に関しては全く同一であ
るがY方向に関しては位置が逆転している。
4図の如くに原稿ガラス23上にセットされる。原稿ガ
ラス21の表示は、第5図に示すように左上を付き当て
基準とし原稿の左端が基準となるように表示されてい
る。従ってマス目シート22とはY方向が逆になってい
る。このように原稿圧板20上から原稿台ガラス23に
原稿21を左端を基準として裏返してセットするために
デジタイザーで読み込んだ値と実際の原稿台ガラス23
上の原稿21との位置はX方向に関しては全く同一であ
るがY方向に関しては位置が逆転している。
デジタイザーを設定し原稿を原稿第ガラス23にセット
した後、通常コピーと同様コピー枚数をキー60でセッ
トしコピーボタン70を押して複写動作が開始される。
した後、通常コピーと同様コピー枚数をキー60でセッ
トしコピーボタン70を押して複写動作が開始される。
上述の方法に従いデジタイザーによって指定された座標
は、第6図に示す如くA/D変換され、CPUにて演算
処理されると共にメモリー(RAM)に蓄えられる。C
PUで処理された信号は駆動回路によってLEDアレー
4の点滅を制御する。
は、第6図に示す如くA/D変換され、CPUにて演算
処理されると共にメモリー(RAM)に蓄えられる。C
PUで処理された信号は駆動回路によってLEDアレー
4の点滅を制御する。
LEDアレー4の点滅は原稿スキャン方向(X方向)に
対してはX1でのタイミングをX1からX2までの時間
で制御し、原稿スキャン方向と直角の方向(Y方向)は
LEDの点灯個数で制御する。デジタイザー上の原稿位
置と原稿ガラス上での原稿の位置はY方向で逆であるが
この補正もCPVで演算処理する。
対してはX1でのタイミングをX1からX2までの時間
で制御し、原稿スキャン方向と直角の方向(Y方向)は
LEDの点灯個数で制御する。デジタイザー上の原稿位
置と原稿ガラス上での原稿の位置はY方向で逆であるが
この補正もCPVで演算処理する。
第1図に戻って説明すると、帯電器3にて一様に帯電さ
れた感光ドラム1は露光部3にて原稿の像露光がなさ
れ、潜像が形成される。該潜像はLEDアレーにて上述
のようにして非指定領域の潜像を選択的に消去し、原稿
の(X1、Y1)、(X2、Y2)で指定された領域に
のみ静電潜像を形成せしめる。指定領域の該潜像は赤現
像器5によって現像される。この時、黒現像がされない
ように黒現像器6は感光ドラム1から十分離すか或は黒
トナーを感光体に吸着させない極性のバイアスを印加し
現像がされない状態とされる。赤いトナーで顕像化され
た画像は給紙ガイド10を通して搬送された転写材9に
転写帯電器7により静電的に転写され更に分離除電器8
により感光ドラム1から分離され搬送手段11を通って
定着器12にて定着される。定着された画像は切替手段
13によって多重コピーのための搬送経路14を通って
給紙ガイド10付近に戻される。
れた感光ドラム1は露光部3にて原稿の像露光がなさ
れ、潜像が形成される。該潜像はLEDアレーにて上述
のようにして非指定領域の潜像を選択的に消去し、原稿
の(X1、Y1)、(X2、Y2)で指定された領域に
のみ静電潜像を形成せしめる。指定領域の該潜像は赤現
像器5によって現像される。この時、黒現像がされない
ように黒現像器6は感光ドラム1から十分離すか或は黒
トナーを感光体に吸着させない極性のバイアスを印加し
現像がされない状態とされる。赤いトナーで顕像化され
た画像は給紙ガイド10を通して搬送された転写材9に
転写帯電器7により静電的に転写され更に分離除電器8
により感光ドラム1から分離され搬送手段11を通って
定着器12にて定着される。定着された画像は切替手段
13によって多重コピーのための搬送経路14を通って
給紙ガイド10付近に戻される。
転写分離をした後の感光ドラム1はクリーニング手段1
5によって残留トナーを除去し、除電ランプ16によっ
てドラム上の電位を均一にした後次の黒色画像のための
複写サイクルに入る。前回と同様に帯電器2によって均
一に帯電された感光ドラム1は原稿からの光像3に応じ
て静電潜像を形成するが、今度はLEDアレー4は黒コ
ピー用に(X3、Y3)、(X4、Y4)で指定された
領域を除いた領域の潜像を消去する。
5によって残留トナーを除去し、除電ランプ16によっ
てドラム上の電位を均一にした後次の黒色画像のための
複写サイクルに入る。前回と同様に帯電器2によって均
一に帯電された感光ドラム1は原稿からの光像3に応じ
て静電潜像を形成するが、今度はLEDアレー4は黒コ
ピー用に(X3、Y3)、(X4、Y4)で指定された
領域を除いた領域の潜像を消去する。
指定された領域はメモリー(RAM)に蓄えられてお
り、複写サイクル時にCPUによってメモリー(RA
M)を呼び出し演算処理されて原稿スキャン方向及び点
灯箇所が(X3、Y3)、(X4、Y4)の領域と対応
するようにLEDの点灯タイミング及び点灯個数が制御
される。LEDの点滅は原稿スキャン方向(X方向)に
対してはX3での位置のタイミングとX3からX4まで
の時間で制御し、原稿スキャン方向と直角の方向(Y方
向)はLEDの点灯個数で制御する。
り、複写サイクル時にCPUによってメモリー(RA
M)を呼び出し演算処理されて原稿スキャン方向及び点
灯箇所が(X3、Y3)、(X4、Y4)の領域と対応
するようにLEDの点灯タイミング及び点灯個数が制御
される。LEDの点滅は原稿スキャン方向(X方向)に
対してはX3での位置のタイミングとX3からX4まで
の時間で制御し、原稿スキャン方向と直角の方向(Y方
向)はLEDの点灯個数で制御する。
デジタイザー上の原稿位置と原稿ガラス上の原稿の位置
はY方向で逆になっているがこの補正も赤コピーと同様
にCPUで演算処理することはいうまでもない。
はY方向で逆になっているがこの補正も赤コピーと同様
にCPUで演算処理することはいうまでもない。
今回(X3、Y3)、(X4、Y4)で指定された領域
は黒現像器6で現像されるため、赤現像器5は前のサイ
クルの黒現像器6と同様に感光ドラム1から十分離すか
或は接触させたままで現像も赤トナーを感光体に吸着さ
せない極性のバイアス電圧が印加される。黒トナーで顕
画化された画像は、ドラムの画像位置とレジストローラ
17でタイミングをとって給紙された前記赤トナー像を
有した転写材、つまりコピー紙に転写帯電器7で静電的
に転写し、分離除電器8で感光ドラム1から分離した
後、搬送手段11を通って定着器12で定着し切替手段
13によって機外へと排出される。斯る複写動作によっ
て2つの指定された領域を別々の色で現像された2色コ
ピーが自動的に完成する。
は黒現像器6で現像されるため、赤現像器5は前のサイ
クルの黒現像器6と同様に感光ドラム1から十分離すか
或は接触させたままで現像も赤トナーを感光体に吸着さ
せない極性のバイアス電圧が印加される。黒トナーで顕
画化された画像は、ドラムの画像位置とレジストローラ
17でタイミングをとって給紙された前記赤トナー像を
有した転写材、つまりコピー紙に転写帯電器7で静電的
に転写し、分離除電器8で感光ドラム1から分離した
後、搬送手段11を通って定着器12で定着し切替手段
13によって機外へと排出される。斯る複写動作によっ
て2つの指定された領域を別々の色で現像された2色コ
ピーが自動的に完成する。
又、上記実施例では潜像電荷消去手段4としてLEDア
レーを用いたが液晶シャッターアレー等の手段でももち
ろん可能である。
レーを用いたが液晶シャッターアレー等の手段でももち
ろん可能である。
又、斯る電荷消去手段は、帯電器2と光像3の露光位置
との間で感光体を照明するように配置してもよい。この
場合、非指定領域の潜像が消去されるのではなく、非指
定領域の電荷が予め消去され、指定領域に対応する感光
体領域にのみ電荷が残り、この電荷の残った領域に指定
された原稿領域の光像が投影される。
との間で感光体を照明するように配置してもよい。この
場合、非指定領域の潜像が消去されるのではなく、非指
定領域の電荷が予め消去され、指定領域に対応する感光
体領域にのみ電荷が残り、この電荷の残った領域に指定
された原稿領域の光像が投影される。
本実施例では多重コピーによる2色コピーを例に示した
が、コピー用紙の両面の指定領域に別々の色のコピーが
欲しい場合には、両面コピーモードにて達成される。こ
の場合には1色目のコピーが定着され給紙口に戻るまで
に、従来の方法にてコピー紙の表裏を反転させる必要が
ある。
が、コピー用紙の両面の指定領域に別々の色のコピーが
欲しい場合には、両面コピーモードにて達成される。こ
の場合には1色目のコピーが定着され給紙口に戻るまで
に、従来の方法にてコピー紙の表裏を反転させる必要が
ある。
上記実施例は2色で示したが3色以上の場合も複数の現
像器を用意し同様のサイクルを繰返すことによって多色
コピーが可能である。
像器を用意し同様のサイクルを繰返すことによって多色
コピーが可能である。
発明の効果 以上説明したように、本発明に係る多色画像形成方法
は、一つの感光体に複数の現像器を配し一つの原稿に多
色画像のための一つ又は複数の領域を正確に指定し、同
一の転写材に多重にて又は両面に多色の画像を簡単な操
作で且つ鮮明な画質で自動的に作成することができる。
は、一つの感光体に複数の現像器を配し一つの原稿に多
色画像のための一つ又は複数の領域を正確に指定し、同
一の転写材に多重にて又は両面に多色の画像を簡単な操
作で且つ鮮明な画質で自動的に作成することができる。
第1図は、本発明に係る多色画像形成方法を実施する一
つの電子写真複写装置の概略断面図である。 第2図は、原稿を原稿圧板上に置いた状態を示す断面図
である。 第3図は、原稿圧板の平面図である。 第4図は、原稿を原稿ガラス台上に置いた状態を示す断
面図である。 第5図は、原稿を原稿ガラス台上に置いた時の平面図で
ある。 第6図は、デジタイザーを用いた時のLEDアレーの制
御態様を示すブロック図である。 第7図は、操作パネルの配置図である。 1:感光ドラム 2:帯電器 4:LEDアレー 5:赤現像器 6:黒現像器 13:切替手段 21:原稿 22:マス目シート
つの電子写真複写装置の概略断面図である。 第2図は、原稿を原稿圧板上に置いた状態を示す断面図
である。 第3図は、原稿圧板の平面図である。 第4図は、原稿を原稿ガラス台上に置いた状態を示す断
面図である。 第5図は、原稿を原稿ガラス台上に置いた時の平面図で
ある。 第6図は、デジタイザーを用いた時のLEDアレーの制
御態様を示すブロック図である。 第7図は、操作パネルの配置図である。 1:感光ドラム 2:帯電器 4:LEDアレー 5:赤現像器 6:黒現像器 13:切替手段 21:原稿 22:マス目シート
Claims (1)
- 【請求項1】電子写真感光体にアナログ方式により原稿
画像を照射することによって静電潜像を形成し、この潜
像を現像して第1のトナー像となし、そしてこのトナー
像を転写材に転写した後、同様にして、前記感光体に第
1のトナーとは異なる色のトナー像を形成し、このトナ
ー像を前記転写材のトナー像と同じ側に重ねて転写して
多色画像を得る多色画像形成方法であって、 a.複写する原稿をデジタイザーと一体の原稿載置台に
置いて、原稿の第1の領域をこのデジタイザーにより指
定し、この指定操作により得た信号により感光体の除電
手段を作動させ、指定された領域以外の潜像を消去する
ことで、指定領域に対応する静電潜像を感光体に形成す
る工程と、 b.前記感光体の指定された領域内の潜像を第1のトナ
ーで現像する工程と、 c.前記トナー像を転写材に転写した後、この転写材を
感光体から分離してから、転写材上の未定着の第1のト
ナー像を定着する工程と、 d.工程aと同様にして原稿の他の領域をデジタイザー
により指定し、指定された領域以外の潜像を消去するこ
とで、指定領域に対応する静電潜像を感光体に形成する
工程と、 e.前記感光体の指定された領域内の潜像を第1のトナ
ーとは異なる色の第2のトナーで現像する工程と、 f.この第2のトナー像を前記転写材の第1のトナー像
と同じ側に転写した後、この転写材を感光体から分離し
てから、転写材上の未定着の第2のトナー像を定着する
工程と、 を有し、同じ転写材上にデジタイザーにより指定した原
稿の複数の領域内を複数の色トナーにより複写すること
を特徴とする多色画像形成方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60120380A JPH068973B2 (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 多色画像形成方法 |
DE19863605472 DE3605472C2 (de) | 1985-02-21 | 1986-02-20 | Elektrofotografisches Kopiergerät |
DE3645302A DE3645302C2 (de) | 1985-02-21 | 1986-02-20 | Kopiergerät mit Bildverarbeitungsfunktionen |
DE3645094A DE3645094C2 (de) | 1985-02-21 | 1986-02-20 | Kopiergerät mit einer Bereichswählvorrichtung |
GB8604309A GB2173665B (en) | 1985-02-21 | 1986-02-21 | Copying apparatus |
US07/169,132 US4862219A (en) | 1985-02-21 | 1988-03-10 | Copying apparatus |
GB8812609A GB2205212B (en) | 1985-02-21 | 1988-05-27 | Copying apparatus |
US07/293,135 US4870447A (en) | 1985-02-21 | 1989-01-03 | Copying apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60120380A JPH068973B2 (ja) | 1985-06-05 | 1985-06-05 | 多色画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61278869A JPS61278869A (ja) | 1986-12-09 |
JPH068973B2 true JPH068973B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=14784771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60120380A Expired - Lifetime JPH068973B2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-06-05 | 多色画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068973B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2728446B2 (ja) * | 1988-08-12 | 1998-03-18 | 株式会社日立製作所 | 電子写真記録装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5592153U (ja) * | 1978-12-21 | 1980-06-25 | ||
JPS55138761A (en) * | 1979-04-16 | 1980-10-29 | Fujitsu Ltd | Multicolor printing system |
JPS60237469A (ja) * | 1984-05-10 | 1985-11-26 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JPS6170564A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-11 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
-
1985
- 1985-06-05 JP JP60120380A patent/JPH068973B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61278869A (ja) | 1986-12-09 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |