JPH0688484B2 - 車高調整装置 - Google Patents

車高調整装置

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JPH0688484B2
JPH0688484B2 JP26320785A JP26320785A JPH0688484B2 JP H0688484 B2 JPH0688484 B2 JP H0688484B2 JP 26320785 A JP26320785 A JP 26320785A JP 26320785 A JP26320785 A JP 26320785A JP H0688484 B2 JPH0688484 B2 JP H0688484B2
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明彦 富樫
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/02Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
    • B60G17/04Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means fluid spring characteristics

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車の車高調整装置に関する。
(従来の技術) 自動車の車高を調整するには、一般にポンプを駆動して
フロント及びリヤのジャッキ(緩衝器)に作動油を供給
したり、ジャッキからタンクへ作動油を戻すことで行っ
ている。
斯る従来の車高調整装置の概略構成を第3図に基いて作
用とともに説明する。
先ず車高を上げる場合には、モータ(100)を正転(矢
印a方向)させ、ポンプ(101)を正方向に駆動し、タ
ンク(102)からチェック弁(103)を備えた油路(10
4)を介して作動油を吸引し、チェック弁(105)を備え
た油路(106)を介してフロントジャッキ(107)及びリ
ヤジャッキ(108)に作動油を送り、車高を高くする。
そして、所定高さまで車高が高くなったことをプレッシ
ャスイッチ(109)で感知した時点でモータ(100)を停
止するようにしている。
一方、車高を下げる場合には、モータ(100)を逆転
(矢印b方向)させ、ポンプ(101)を逆方向に駆動
し、タンク(102)からチェック弁(110)を備えた油路
(111)を介して作動油を吸引し、油路(112)を介して
作動油をスプール弁(113)に供給し、スプール弁(11
3)のスプールを図において下方に押し下げることでリ
リーフ弁(114)を開とし、油路(106)の途中から分岐
せしめた排出油路(115)を介してジャッキ(107),
(108)からの作動油をタンク(102)内に戻し、ジャッ
キ(107),(108)の油圧が所定値になったことをプレ
ッシャスイッチ(116)が感知したならばモータ(100)
を停止するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した従来の高速調整装置にあっては、プレッシャス
イッチ(116)が所定圧を感知するまでモータ及びポン
プを駆動せしめなければならない。即ち、車高を低くし
ている途中でモータの回転を停止すると、スプール弁
(113)へ供給されている作動油がストップするため、
チェック弁(114)がスプリングの弾発力で戻り、排出
油路(115)が閉じ、ジャッキ(107),(108)から作
動油をタンクに戻すことができなくなる。
このように車高を下げる場合に、常時モータ及びポンプ
を駆動せしめておかなければならないので、電力の無
駄、モータ及びポンプの寿命の低下を招いている。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本発明は、ポンプとフロントジ
ャッキ及びリヤジャッキとを連通する供給油路の途中か
らタンクに通じる排出油路を分岐し、この排出油路をス
プール弁によって開閉するようにした車高調整装置にお
いて、前記スプール弁はポンプが正転した際に作動油が
流入して前記排出油路を閉じる第1の油室と、ポンプが
逆転した際に作動油が流入して前記排出油路を開く第2
の油室とを備える複動型をなすとともに開成された排出
油路の内圧によって開成状態に保持され、その両油室間
に正逆両方向ポンプを接続し、その第1の油室側を前記
供給油路に連通した。
(作用) 車高を下げる場合にはポンプによって第1の油室から第
2の油室に作動油が流入し、スプールが後退して排出油
路を開とし、その後はポンプが停止してもスプール弁は
その状態に維持されてフロントジャッキ及びリヤギャッ
キ内の作動油がタンクへ排出される。
また、車高を上げる場合には第1の油室に作動油が流入
し、スプールが押し出されて排出油路を閉じ、この場
合、第2の油室の作動油はポンプ内を通ってタンクより
汲み上げられた作動油とともに供給油路に流れてフロン
トジャッキ及びリヤジャッキに至る。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本発明に係る車高調整装置の概略構成を示す
図、第2図はスプール弁の断面図である。
図中(1)は正逆回転可能なモータであり、このモータ
(1)によりポンプ(2)が正方向及び逆方向に回転駆
動される。ポンプ(2)からはタンク(3)に作動油を
吸い上げる油路(4),(5)が延出され、これら油路
(4),(5)はタンク(3)への逆流防止用のチェッ
ク弁(4a),(5b)を備え、油路(4)はポンプ(2)
が正転した際に作動油を吸い上げ、油路(5)はポンプ
(2)が逆転した場合に作動油を吸い上げる。
また、ポンプ(2)からは正転時に作動油をフロントジ
ャッキ(6)及びリヤジャッキ(7)に送る油路(8)
が延出され、この油路(8)はリリーフ弁(9)を備
え、途中からは作動油をタンク(2)内に戻す排出油路
(10),(10′)を分岐している。尚、油路(8)はフ
ロントジャッキ(6)及びリヤジャッキ(7)に向って
分岐し、リヤジャッキ(7)への分岐油路には高圧用の
圧力スイッチ(11)を設けている。
ところで、前記排出油路(10),(10′)はスプール弁
(12)によって開閉するようにしている。このスプール
弁(12)は第2図に示すように、ケース(13)内にスプ
ール(14)を摺動自在に配設し、ケース(13)内を第1
の油室(S1)及び第2の油室(S2)に区画し、第1の油
室(S1)には前記油路(8)から分岐した油路(15)を
臨ませ、第2の油室(S2)にはポンプ(2)が逆転した
際に作動油が流れる油路(16)を臨ませ、更に第1の油
室(S1)からは油路(17)を延出し、この油路(17)の
途中にブローバルブ(18)を設け、油圧ジャッキのアッ
プが完了し圧力スイッチが作動しモータがオフとなった
状態で、外部から異常荷重を受けた時や、圧力スイッチ
又はモータの故障(まわりっぱなし)により油路(8)
の内圧が異常に高くなったときに、油路(19)を介して
タンク(2)内に作動油を戻すようにしている。
また、スプール(14)内には油路(20)を穿設し、この
油路(20)の途中にオリフィス(21)を形成している。
尚オリフィス(21)の代りにリリーフ弁を設けてもよ
い。また、オリフィス21を形成した油路20はスプール弁
14内の代りに第1図の破線で示すように油路16とタンク
3との間に設けてもよい。
以上の如き構成からなる車高調整装置の作用を以下に述
べる。
先ず、車高を上げる場合には、モータ(1)を正転させ
ポンプ(2)を正方向に回転させる。すると、タンク
(3)内の作動油は油路(4)を介して汲み上げられ、
油路(8),(15)を介してスプール弁(12)の第1の
油室(S1)内に流入するためスプール(14)は図中右方
へ移動し、排出油路(10),(10′)を閉じる。そして
油路(8)の内圧がリリーフ弁(9)の設定値を超える
とリリーフ弁(9)は開き、油路(8),(8′)内を
流れてフロントジャッキ(6)及びリヤジャッキ(7)
に供給され、車高が上がる。そして、車高が所定量高く
なったことを圧力スイッチ(11)が感知したならばモー
タ(1)を停止する。このとき前記の如くスプール(1
4)が排出油路(10),(10′)を閉じているためタン
ク(3)からの作動油がそのままタンク(3)に戻るこ
となくまた第2の油室(S2)内の作動油はポンプ(2)
内を通って、タンク(3)より汲み上げられた作動油と
ともに油路(8),(8′)に流れる。
一方、車高を下げる場合には、モータ(1)を逆転させ
ポンプ(2)を逆方向に回転させる。すると、タンク
(3)内の作動油が油路(5)を介して汲み上げられ、
油路(16)内を流れてスプール弁(12)の第2の油室
(S2)内に流入する。ここで第2の油室(S2)と排出油
路(10),(10′)とはオリフィス(21)を形成した油
路(20)を介して連通しているため、第2の油室(S2
内に流入した作動油はオリフィス(21)の抵抗により、
一部のみが排出油路(10)に流れるため、第2の油室
(S2)内の圧力を上げスプール(14)が図中左方に移動
し、排出油路(10),(10′)が開となり、ジャッキ
(6),(7)からの作動油は排出油路(10),(1
0′)を介してタンク(3)内に戻され車高が低くな
る。
ここで、車高を下げる場合のモータ(1)の駆動時間は
最初の数秒間(3秒程度)で足りる。これはスプール
(14)を一旦左方に移動させ排出油路(10),(10′)
を開とすれば、フロント及びリヤジャッキ6,7の背圧が
スプール14の排出油路側端部に掛かり、その後は第1の
油室(S1)内に作動油を流入せしめない限りスプール
(14)が排出油路(10),(10′)を閉じることがない
からである。また、第1の油室(S1)内の作動油はポン
プ(2)内を通ってタンク(3)より汲み上げられた作
動油とともに第2の油室(S2)に流れ、オリフィス21を
形成した油路20を通ってタンク3へ流れる為、スプール
(14)が左方に移動することができる。
(発明の効果) 以上に説明した如く本発明によれば、車高を下げる場合
に、モータ(ポンプ)を最初の数秒間だけ駆動させれば
足りるため、バッテリーの使用時間が少なくて済み、モ
ータ(ポンプ)の寿命を延ばすことができる。また車高
を下げる場合の低圧スイッチが不要となるばかりでな
く、モータ(ポンプ)の駆動時間が短いためそれだけ騒
音も少なくなる等多くの効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車高調整装置の概略構成図、第2
図はスプール弁の断面図、第3図は従来の車高調整装置
の概略構成図である。 尚、図面中(1)はモータ、(2)はポンプ、(3)は
タンク、(4),(5),(8),(8′),(10),
(10′),(15),(16),(17),(19),(20)は
油路、(6),(7)はジャッキ、(12)はスプール
弁、(14)はスプール、(21)はオリフィス、(S1)は
第1の油室、(S2)は第2の油室である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプとフロントジャッキ及びリヤジャッ
    キとを連通する供給油路の途中からタンクに通じる排出
    油路を分岐し、この排出油路をスプール弁によって開閉
    するようにした車高調整装置において、前記スプール弁
    は、ポンプが正転した際に作動油が流入して前記排出油
    路を閉じる第1の油室と、ポンプが逆転した際に作動油
    が流入して前記排出油路を開く第2の油室とを備える複
    動型をなすとともに、開成された排出油路の内圧によっ
    て開成状態に保持され、その両油室間に正逆両方向ポン
    プを接続し、その第1の油室側を前記供給油路に連通し
    ていることを特徴とする車高調整装置。
JP26320785A 1985-11-22 1985-11-22 車高調整装置 Expired - Fee Related JPH0688484B2 (ja)

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JPS6441407U (ja) * 1987-09-08 1989-03-13
JPH0391204U (ja) * 1989-12-28 1991-09-18

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