JPH068843U - 動力伝達機構 - Google Patents

動力伝達機構

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Publication number
JPH068843U
JPH068843U JP4882992U JP4882992U JPH068843U JP H068843 U JPH068843 U JP H068843U JP 4882992 U JP4882992 U JP 4882992U JP 4882992 U JP4882992 U JP 4882992U JP H068843 U JPH068843 U JP H068843U
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JP
Japan
Prior art keywords
rotary shaft
gear
wall portion
transmission mechanism
power transmission
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4882992U
Other languages
English (en)
Inventor
謙 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Publication of JPH068843U publication Critical patent/JPH068843U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば走行距離計、電力計などのような積算
計に使用する動力伝達機構に関し、駆動歯車(ウォーム
ギア)による打音をなくして騒音を低減することを目的
とする。 【構成】 回転軸13xのウォームギア15を取り付け
た近傍を第2の伝達歯車12側に押圧する板ばね16を
設けて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば走行距離計、電力計などのような積算計に使用する動力伝 達機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の上記した動力伝達機構を採用した積算計の概略構造を示す平面図 、図4は図3の矢印X方向から見た動力伝達機構を示す説明図である。 図3および図4において、1は基板としてのフレームを示し、第1の起立壁部 1aと、この第1の起立壁部1aと対向する第2の起立壁部1bと、第1の起立 壁部1aの右側に上下方向をずらせて位置させた第3の起立壁部1cと、この第 3の起立壁部1cと対向し、第1の起立壁部1aと第2の起立壁部1bとの間に 位置する第4の起立壁部1dとが設けられている。 1cb は第3の起立壁部1cに設けられたボスを示し、第4の起立壁部1d側 に突出している。
【0003】 2は第1の起立壁部1aと第2の起立壁部1bとの間に架設して固定させたト ータル軸、3はトータル軸2の第1の起立壁部1a側に遊嵌させた第1の伝達歯 車、4,5,6,7,8,9はトータル軸2に第1の起立壁部1a側から第2の 起立壁部1b側へ順次遊嵌させた文字車、10は第2の起立壁部1bと文字車9 との間に設けられているコイルばねを示し、このコイルばね10にはトータル軸 2が挿入され、第1の伝達歯車3〜文字車9を第1の起立壁部1aの方向に付勢 するものである。
【0004】 11は第3の起立壁部1cと第4の起立壁部1dとの間に架設して固定させた 支持軸、12は支持軸11に遊嵌させた第2の伝達歯車を示し、この第2の伝達 歯車12は伝達力の方向を変換するものであり、第1の伝達歯車3に噛合する伝 達歯車部12aと、ウォームホイール部12bとで構成されている。 13はフレーム1の裏面に取り付けられたステッピングモータを示し、回転軸 13xはフレーム1を貫通して前面側に延びている。
【0005】 14はフレーム1に取り付けられた軸受けを示し、回転軸13xの露出してい る基端側を支持するものである。 15は回転軸13xの露出している先端部分に取り付けられた駆動歯車として のウォームギアを示し、ウォームホイール部12bに噛合している。 なお、支持軸11はボス1cb の中心部を貫通している。
【0006】 次に、動作について説明する。 まず、計測値に応じた制御信号をステッピングモータ13に供給して作動させ ると、回転軸13xに取り付けたウォームギア15が回転する。 そして、ウォームギア15が回転すると、ウォームギア15にウォームホイー ル部12bで噛合している第2の伝達歯車12も回転する。 さらに、第2の伝達歯車12が回転すると、伝達歯車部12aに噛合する第1 の伝達歯車3も回転する。
【0007】 上記したように、計測値に応じた制御信号によってステッピングモータ13を 作動させると、第1の伝達歯車3が回転することによって最下位の桁を示す文字 車4から順次回転する。 そして、桁上げのときは順次上位の桁を示す文字車5〜9も回転するので、文 字車4〜9に刻設した数値によって、例えば走行距離などを表示することができ る。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
従来の動力伝達機構は、ステッピングモータ13の回転軸13xの基端側のみ が軸受け14によって支持され、回転軸13xのウォームギア15を取り付けた 先端部分は固定されない自由端とされている。 したがって、ウォームギア15が回転して回転軸13xの動力を第2の伝達歯 車12に伝達するとき、回転軸13xは図4に示す矢印Y方向に移動(振動)す る。 このように回転軸13xが移動すると、回転軸13xが軸受け14に衝合する ので、打音が発生し、騒音が大きくなるという不都合があった。
【0009】 この考案は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、駆動歯 車(ウォームギア)による打音をなくして騒音を低減することのできる動力伝達 機構を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案にかかる動力伝達機構は、回転軸の駆動歯車を取り付けた近傍を伝達 歯車側に押圧する付勢部材を設けたものである。
【0011】
【作用】
この考案における動力伝達機構は、付勢部材で回転軸を伝達歯車側に押圧する 構成としたので、回転軸の移動量(振動量)を付勢部材で規制する。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1はこの考案の一実施例である動力伝達機構を示す説明図、図2は図1の板 ばねを示す平面図であり、図3および図4と同一または相当部分に同一符号を付 して説明を省略する。 なお、図1は図3の矢印X方向から見たものである。
【0013】 図1および図2において、1eは第5の起立壁部を示し、第1の起立壁部1a と第3の起立壁部1cとの間で、ウォームギア15を介して第2の伝達歯車12 と対向するフレーム1の位置に設けられている。 16は付勢部材としての板ばねを示し、先端部分に回転軸13xが入る切り欠 き部16nが設けられるとともに、中央部分に付勢力を発生する湾曲部16bが 設けられ、基端部分が第5の起立壁部1eに取付ねじ17で取り付けられている 。
【0014】 次に、動作の説明は従来例と同じになるので、作用についてのみ説明する。 図1に示すように板ばね16で回転軸13xの先端部分を第2の伝達歯車12 に押圧する構成とすると、板ばね16の付勢力によって回転軸13xの矢印Y方 向への移動量(振動量)を規制することができる。
【0015】 上述したように、この考案の一実施例によれば、板ばね16の付勢力によって 回転軸13xの矢印Y方向への振動量を規制することができるので、回転軸13 xが軸受け14に衝合しなくなるため、回転軸13xによる打音がなくなり、騒 音を低減させることができる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、付勢部材の付勢力によって回転軸を伝達歯 車側に押し付けて駆動歯車を伝達歯車に噛合させる構成としたので、回転軸が伝 達歯車の軸方向と直交する方向への移動量(振動量)を規制することができる。 したがって、モータの回転軸が軸受けに衝合しなくなるため、回転軸による打 音がなくなり、騒音を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である動力伝達機構を示す
平面図である。
【図2】図1の板ばねを示す平面図である。
【図3】従来の動力伝達機構を採用した積算計の概略構
造を示す平面図である。
【図4】図3の矢印X方向から見た動力伝達機構を示す
説明図である。
【符号の説明】 1 フレーム 1c 第3の起立壁部 1d 第4の起立壁部 1e 第5の起立壁部 11 支持軸 12 第2の伝達歯車 12a 伝達歯車部 12b ウォームホイール部 13 ステッピングモータ 13x 回転軸 14 軸受け 15 ウォームギア 16 板ばね 16n 切り欠き部 16b 湾曲部 17 取付ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に伝達歯車を回転可能に支持し、前
    記基板を貫通したモータの回転軸に取り付けた駆動歯車
    を前記伝達歯車に噛合させた動力伝達機構において、 前記回転軸の前記駆動歯車を取り付けた近傍を前記伝達
    歯車側に押圧する付勢部材を設けた、 ことを特徴とする動力伝達機構。
JP4882992U 1992-07-13 1992-07-13 動力伝達機構 Withdrawn JPH068843U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4882992U JPH068843U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 動力伝達機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4882992U JPH068843U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 動力伝達機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068843U true JPH068843U (ja) 1994-02-04

Family

ID=12814126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4882992U Withdrawn JPH068843U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 動力伝達機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH068843U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002518242A (ja) * 1998-06-16 2002-06-25 ティーアールダブリュー・ルーカス・ヴァリティ・エレクトリック・ステアリング・リミテッド 電力アシスト式ステアリングに関する改良
KR100489387B1 (ko) * 2001-02-06 2005-05-16 현대자동차주식회사 차동 장치의 기어 백래쉬 조절 장치

Cited By (2)

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Effective date: 19961003