JPH068844U - 動力伝達機構 - Google Patents

動力伝達機構

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Publication number
JPH068844U
JPH068844U JP4883092U JP4883092U JPH068844U JP H068844 U JPH068844 U JP H068844U JP 4883092 U JP4883092 U JP 4883092U JP 4883092 U JP4883092 U JP 4883092U JP H068844 U JPH068844 U JP H068844U
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JP
Japan
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bearing
power transmission
transmission mechanism
gear
rotary shaft
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Withdrawn
Application number
JP4883092U
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English (en)
Inventor
謙 鈴木
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Publication of JPH068844U publication Critical patent/JPH068844U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば走行距離計、電力計などのような積算
計に使用する動力伝達機構に関し、駆動歯車(ウォーム
ギア)による打音を小さくして騒音を低減することを目
的とする。 【構成】 軸受け14のウォームギア15と対向する面
に回転軸13xを中心とした凹部14dを設け、ウォー
ムギア15の軸受け14に近い端部を面取りして回転軸
13xに向かう傾斜面15fとして構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば走行距離計、電力計などのような積算計に使用する動力伝 達機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の上記した動力伝達機構を採用した積算計の概略構造を示す平面図 、図3は図2の矢印X方向から見た動力伝達機構を示す説明図である。 図2および図3において、1は基板としてのフレームを示し、第1の起立壁部 1aと、この第1の起立壁部1aと対向する第2の起立壁部1bと、第1の起立 壁部1aの右側に上下方向をずらせて位置させた第3の起立壁部1cと、この第 3の起立壁部1cと対向し、第1の起立壁部1aと第2の起立壁部1bとの間に 位置する第4の起立壁部1dとが設けられている。 1cb は第3の起立壁部1cに設けられたボスを示し、第4の起立壁部1d側 に突出している。
【0003】 2は第1の起立壁部1aと第2の起立壁部1bとの間に架設して固定させたト ータル軸、3はトータル軸2の第1の起立壁部1a側に遊嵌させた第1の伝達歯 車、4,5,6,7,8,9はトータル軸2に第1の起立壁部1a側から第2の 起立壁部1b側へ順次遊嵌させた文字車、10は第2の起立壁部1bと文字車9 との間に設けられているコイルばねを示し、このコイルばね10にはトータル軸 2が挿入され、第1の伝達歯車3〜文字車9を第1の起立壁部1aの方向に付勢 するものである。
【0004】 11は第3の起立壁部1cと第4の起立壁部1dとの間に架設して固定させた 支持軸、12は支持軸11に遊嵌させた第2の伝達歯車を示し、この第2の伝達 歯車12は伝達力の方向を変換するものであり、第1の伝達歯車3に噛合する伝 達歯車部12aと、ウォームホイール部12bとで構成されている。 13はフレーム1の裏面に取り付けられたステッピングモータを示し、回転軸 13xはフレーム1を貫通して前面側に延びている。
【0005】 14はフレーム1に取り付けられた軸受けを示し、回転軸13xの露出してい る基端側を支持するものである。 15は回転軸13xの露出している先端部分に取り付けられた駆動歯車として のウォームギアを示し、ウォームホイール部12bに噛合している。 なお、支持軸11はボス1cb の中心部を貫通している。
【0006】 次に、動作について説明する。 まず、計測値に応じた制御信号をステッピングモータ13に供給して作動させ ると、回転軸13xに取り付けたウォームギア15が回転する。 そして、ウォームギア15が回転すると、ウォームギア15にウォームホイー ル部12bで噛合している第2の伝達歯車12も回転する。 さらに、第2の伝達歯車12が回転すると、伝達歯車部12aに噛合する第1 の伝達歯車3も回転する。
【0007】 上記したように、計測値に応じた制御信号によってステッピングモータ13を 作動させると、第1の伝達歯車3が回転することによって最下位の桁を示す文字 車4から順次回転する。 そして、桁上げのときは順次上位の桁を示す文字車5〜9も回転するので、文 字車4〜9に刻設した数値によって、例えば走行距離などを表示することができ る。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
従来の動力伝達機構は、ステッピングモータ13の回転軸13xの基端側のみ が軸受け14によって支持され、回転軸13xのウォームギア15を取り付けた 先端部分は固定されない自由端とされている。 したがって、ウォームギア15が回転して回転軸13xの動力を第2の伝達歯 車12に伝達するとき、回転軸13xは図3に示す矢印Y方向に移動(振動)す る。
【0009】 このように回転軸13xが移動した場合、回転軸13xを円滑に回転させるた めの潤滑剤(例えば油、グリスなど)切れが発生すると、回転軸13xが軸受け 14に衝合するので、打音が発生し、騒音が大きくなるという不都合があった。 この考案は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、駆動歯 車(ウォームギア)による打音を小さくして騒音を低減することのできる動力伝 達機構を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
まず、第1の考案にかかる動力伝達機構は、軸受けの駆動歯車と対向する面に 回転軸を中心とした凹部を設けたものである。 また、第2の考案にかかる動力伝達機構は、さらに駆動歯車の軸受けに近い端 部を面取りして回転軸に向かう傾斜面としたものである。
【0011】
【作用】
まず、第1の考案における動力伝達機構は、軸受けに凹部を設けたので、凹部 が潤滑剤溜めになる。 また、第2の考案における動力伝達機構は、駆動歯車から潤滑剤が回転軸を伝 わって凹部に流れ込む。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1はこの考案の一実施例である動力伝達機構を示す説明図であり、図2およ び図3と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省略する。 なお、図1は図2の矢印X方向から見たものである。
【0013】 図1において、14dは凹部を示し、軸受け14のウォームギア15と対向す る面に回転軸13xを中心として三角錐状に設けられている。 15fは傾斜面を示し、ウォームギア15の軸受け14に近い端部を回転軸1 3xに向かうように面取りし、回転軸13xに接するように形成されている。
【0014】 次に、動作の説明は従来例と同じになるので、作用についてのみ説明する。 まず、軸受け14に凹部14dを設けたので、この凹部14dが潤滑剤溜めと なり、潤滑剤切れを防止することができる。 また、ウォームギア15の軸受け14に近い端部を傾斜面15fとしたので、 ウォームギア15の潤滑剤が傾斜面15f、回転軸13xを伝わって凹部14d に溜められ、潤滑剤切れを防止することができる。
【0015】 上述したように、この考案の一実施例によれば、凹部14dに潤滑剤を溜める ことができるとともに、傾斜面15f、回転軸13xを伝わってくるウォームギ ア15の潤滑剤を凹部14dに溜めることができるので、回転軸13xの潤滑剤 切れを防止することができ、回転軸13xが軸受け14に衝合するのを緩和でき るため、回転軸13xによる打音が小さくなり、騒音を低減させることができる 。
【0016】 なお、上記した実施例では、軸受け14に凹部14dを設け、ウォームギア1 5の端部を傾斜面15fとした例で説明したが、軸受け14に凹部14dのみを 設けても同様な効果を得ることができる。 また、回転軸13xを垂直方向に起立させた状態で使用するのが最善であるが 、垂直方向と所定角度で回転軸13xを交差させた状態で使用しても、同様な効 果を得ることができる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、第1の考案によれば、軸受けの駆動歯車と対向する面に回転軸 を中心とした凹部を設けたので、凹部が潤滑剤溜めとなり、潤滑剤切れを防止す ることができる。 また、第2の考案によれば、さらに駆動歯車の軸受けに近い端部を面取りして 回転軸に向かう傾斜面としたので、駆動歯車の潤滑剤が傾斜面、回転軸を伝わっ て凹部に溜められ、潤滑剤切れを防止することができる。 したがって、モータの回転軸が軸受けに衝合するのを緩和できるため、回転軸 による打音が小さくなり、騒音を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である動力伝達機構を示す
説明図である。
【図2】従来の動力伝達機構を採用した積算計の概略構
造を示す平面図である。
【図3】図2の矢印X方向から見た動力伝達機構を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム 1c 第3の起立壁部 1d 第4の起立壁部 11 支持軸 12 第2の伝達歯車 12a 伝達歯車部 12b ウォームホイール部 13 ステッピングモータ 13x 回転軸 14 軸受け 14d 凹部 15 ウォームギア 15f 傾斜面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に伝達歯車を回転可能に支持し、前
    記基板を貫通したモータの回転軸に取り付けた駆動歯車
    を前記伝達歯車に噛合させるとともに、前記基板に取り
    付けた軸受けで前記回転軸を支持した動力伝達機構にお
    いて、 前記軸受けの前記駆動歯車と対向する面に前記回転軸を
    中心とした凹部を設けた、 ことを特徴とする動力伝達機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の動力伝達機構において、 前記駆動歯車の前記軸受けに近い端部を面取りして前記
    回転軸に向かう傾斜面とした、 ことを特徴とする動力伝達機構。
JP4883092U 1992-07-13 1992-07-13 動力伝達機構 Withdrawn JPH068844U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4883092U JPH068844U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 動力伝達機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4883092U JPH068844U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 動力伝達機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068844U true JPH068844U (ja) 1994-02-04

Family

ID=12814156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4883092U Withdrawn JPH068844U (ja) 1992-07-13 1992-07-13 動力伝達機構

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JP (1) JPH068844U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003328420A (ja) * 2002-05-14 2003-11-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003