JP3018655U - 自動車前輪の方向及び角度指示計 - Google Patents

自動車前輪の方向及び角度指示計

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JP3018655U
JP3018655U JP1995006436U JP643695U JP3018655U JP 3018655 U JP3018655 U JP 3018655U JP 1995006436 U JP1995006436 U JP 1995006436U JP 643695 U JP643695 U JP 643695U JP 3018655 U JP3018655 U JP 3018655U
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JP
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board
hole
casing
indicator
shaft hole
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JP1995006436U
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黄金來
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黄金來
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で組み立てが容易であり、指示が
確実な自動車前輪の方向及び角度指示計を提供する。 【構成】 自動車のハンドルの中央に取り付けられ、ハ
ンドル回転の角度と前輪の角度方向を指示するもので、
主として、回動盤、目盛盤、指示盤及びケーシングで構
成される。目盛盤は、錘りを有して常時一定方向を保持
できる盤体であり、回動盤は、全体の下側に位置し、ハ
ンドルに装着される。指示盤は、回動盤により駆動エレ
メントを介して駆動し、目盛盤と相対的に回動して、方
向と角度の指示をする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車前輪の方向及び角度指示計に関わるもので、特にハンドルの 中央に設けられ自動車前輪の方向及び角度を指示するものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車は、ハンドルを利用して前輪を操作し方向転換を行うが、方向転換に必 要とする負荷を少なくするために、一般には、ハンドルと前輪との間を適当な減 速比になるように構成し、更に快適な運転スペースを提供するために、現在の自 動車は、大部分が、パワーステアリングのハンドルを取り付けて、ハンドルの操 作制御を更に省力化せしめており、特に車が静止状態のとき、その効果が更に顕 著である。伝統的な普通のハンドルは、車が静止状態の場合に操作制御が難しい が、パワーステアリングがあるハンドルの場合は、容易に行える。ステアリング システムの省力化は、単にドライバーを一層快適にさせるものにすぎず、もしも 適当な指示装置の助けを借りなければ、却って角度を性格には転換できず、往々 にして知らぬ間に角度の転換が大きすぎたり或いは小さくなりすぎることとなる 。このような状況は、特に道端での停車及びバックして車庫に入れる場合に起こ りがちである。経験のない初心者は、これらの状態においては往々にして何度も 繰り返して試み始めて成功するものである。経験のある熟練者は、或いは容易に 位置決めできるが、位置決めした後も、前輪の角度が分からず、車を停めた後或 いは運転開始前に、予め頭を出して検査しなければならないという欠点がある。
【0003】
【考案が解決すべき課題】
上記の欠点を補うために、メーカー及び関係者によって多数の考案と改良がな されてきた。例えば、中華民国専利第77207046号(自動車前輪の方向転 換表示装置)と第83200296号(自動車のハンドルの方向転換表示器)等 はその典型的な例であるが、多くは設計上理想的でないために、構造が複雑すぎ て実施し難いか、またはコストが高すぎて実用に適さないため、普遍的に使用さ れなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、上記の多くの欠陥に鑑み、その問題点及び欠点を詳細にわたって 研究分析し、絶えず試作と実験を重ね、幾多の改善を試み、遂に本考案に係わる 自動車前輪の方向及び角度指示計を案出するに到った。
【0005】 本考案の目的は、構造が簡単で、指示が確実である組み立てが容易な自動車前 輪の方向及び角度指示計を提供して、従来の欠点を改善しようとするものである 。 上記の目的を達成するため、本考案では、請求項1記載の構成を有する自動車 前輪の方向及び角度指示計を提供するものである。
【0006】
【実施例】
以下、添付図面を参照して、本考案の好適な実施例を説明する。図1は、本考 案に係わる自動車前輪の方向及び角度指示計(1)が自動車のハンドル(9)の 中央に取り付けられた、説明斜視図である。 図2の外観斜面図、図3の分解斜面図を参照すると、本考案の自動車前輪の方 向及び角度指示計1は、主としてケーシング2、目盛盤3、指示盤4、主動歯車 5、2つの遊び車6及び回動盤7等で構成されている。ケーシング2は、円形の 容器であり、底部中央に軸受孔22が設けられており、軸受孔22の脇には2つ の軸孔23が設けられて、三者は一線に配列されている。ケーシング2の開口周 辺にはフランジ24が設けられ、透明盤25がケーシング2の開口に蓋締めされ 、その内側はフランジ24に密接しており、中央には軸孔26が設けてある。目 盛盤3は、ケーシング2の上部、透明盤25の下に設けられ、片側に目視孔31 と他の側に錘り33とが形成されている。目視孔31の上縁には適当な目盛32 が刻設され、錘り33には、目盛盤3の中央部に軸孔34が設けられている。指 示盤4は、ケーシング2内の目盛盤3の下方に設けられた丸蓋状の盤体で、その 上面には突起した指針41が形成され、周辺の内側には連続した内歯車42が設 けられている。主動歯車5は、主軸51に止着されて指示盤4とケーシング2の 底部との間に装着されいる。主軸51の上端は、それぞれ軸受8a、8bを介し て、指示盤4の軸孔43、目盛盤3の軸孔34及び透明盤25の軸孔26を貫通 し、下端は、軸受8cを介して、ケーシング2の軸受孔22を貫通し、更に下に 向かって適当の長さに伸長している。2個の遊び車6、6は、それぞれ軸受10 、10を介して、軸61、61に装着され、この軸61、61が、ケーシング2 の軸孔23、23に装着されて、遊び車6、6は、主動歯車5と指示盤4の内歯 車42との間に互いに噛合し、主軸51の動作を順次伝達して指示盤4を駆動す る。回転盤7は、ケーシング2の下方に位置し、中央に軸孔31が設けられて主 軸51の下端に接続しており、ハンドル9の中央に適宜な手段により取り付けら れてハンドル9と共に回転するようになっている。組み立てる場合には、図3の 順序で主動歯車5、遊び車6、6、指示盤4、目盛盤3及び透明盤25を下に向 けて取りつけ組み立てれば図2に示す状態となる。
【0007】 次に、図4の平面図、図5の側断面図を参照すると、2個の遊び車6、6は、 主動歯車5と指示盤4の内歯車42との間に取り付けられ、主動歯車5と一直線 に配列されて、互いに順次噛み合っているので、ハンドル9の回転は、順次に回 動盤7、主軸51、主動歯車5及び2個の遊び車6、6を介して指示盤4に伝達 され、指示盤4をそれに対応して回動させる。ケーシング2の底側には、図3、 4及び5に見られるように、歯車5、6、6が装着されている部位に、目盛盤3 の錘り33と同じ作用をするより厚い錘り21が設けられており、ハンドル9の 中央に取り付けられた後に、その重さにより一定の方向を保って指示盤4の回動 幅の基準となるものである。
【0008】 次に、図6の動作説明図を参照すると、主動歯車5と指示盤4との間は、2個 の遊び車6、6により順次に回動が伝達されるので、ハンドル9が回動盤7と共 に主動歯車5を回動させると、指示盤4も同方向に回動する。ケーシング2と目 盛盤3とには、それぞれ錘り21と錘り33とが取り付けられ、ハンドル9も傾 斜して取り付けられているので、装着後錘り部分は常時下側の位置に保持され、 目視孔31を常に上方に保持することができ、指示盤4の指示の基準となり、2 個の遊び車6、6を一定の位置に保持させて、前輪の角度を正確に指示すること ができる。
【0009】 上述したように、本考案はケーシングに対して一定方向を保持できる目盛盤と 、ハンドルにより順次に回動盤、主軸、主動歯車、2個の遊び車を介して駆動さ れる指示盤とを取り付けて構成されている。本考案は、構造が非常に簡単で、指 示が極めて正確であり、組み立てが非常に容易で下側の回動盤をハンドルの中央 に接続するだけで使用できるなど、従来技術における欠点を巧みに改善し、然も 確実にドライバーの要求を満たすことができる、極めて実用性の高いものである 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の説明斜視図である。
【図2】本考案の実施例の外観斜視図である。
【図3】本考案の実施例の分解斜視図である。
【図4】本考案の実施例の平面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】本考案の実施例の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 自動車前輪方向及び角度指示計 2 ケーシング 3 目盛盤 4 指示盤 5 主動歯車 6,6 遊び車 7 回動盤 8a,8b,8c 軸受 9 ハンドル 21 錘り 22 軸受孔 23 軸孔 24 フランジ 25 透明盤 26 軸孔 31 目視孔 32 目盛 33 錘り 34 軸孔 41 指針 42 内歯車 43 軸孔 51 主軸 61 遊び車軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形のケーシング(1)の底部に、比較
    的厚い錘り(21)が設けられ、中央に軸受孔(22)
    が設けられ、軸受孔(22)の脇の錘り(21)の位置
    に軸孔(23,23)が設けられ、これらの軸受孔(2
    2)、軸孔(23,23)が一直線に配列され、ケーシ
    ング(1)の開口に透明盤(25)が設けられ、透明盤
    (25)の中央には軸孔(26)が設けられ、透明盤
    (25)の下側には目盛盤(3)が設けられ、目盛盤
    (3)の片側には目視孔(31)が形成され、他の側に
    は錘り(33)が形成され、目視孔(31)の上縁には
    適当な目盛(32)が刻設され、中央には軸孔(34)
    が設けられており、目盛盤(3)の下方に丸蓋状の指示
    盤(4)が設けられ、指示盤(4)の上面には外側に向
    かって突起した指針(41)が形成されており、指示盤
    (4)の内側周縁には連続した内歯車(43)が形成さ
    れており、主動歯車(5)が、主軸(51)を利用して
    指示盤(4)とケーシング(2)の底部との間に装着さ
    れ、主軸(51)の上端は、それぞれ軸受(8a,8
    b)を介して指示盤(4)の軸孔(43)、目盛盤
    (3)の軸孔(34)及び透明盤(25)の軸孔(2
    6)を貫通し、下端は、軸受(8c)を介してケーシン
    グ(2)の軸受孔(22)を貫通し、更に下に向かって
    適当の長さに伸長し、遊び車(6,6)が、それぞれの
    軸(61,61)によりケーシング(2)の軸孔(2
    3,23)に取り付けられ、主動歯車(5)と指示盤
    (4)の内歯車(42)との間に主動歯車(5)と一直
    線をなすように配列されており、主軸(51)の動作を
    順次伝達して指示盤(4)を駆動し、ケーシング(2)
    の下側には、回転盤(7)が回転自在に取り付けられ、
    中央に設けられた軸孔(71)では主軸(51)の下端
    を受承して、回転盤(7)がハンドル(9)の中央に取
    り付けられるとハンドル(9)と共に回転されるように
    構成された自動車前輪の方向及び角度指示計。
JP1995006436U 1995-05-25 1995-05-25 自動車前輪の方向及び角度指示計 Expired - Lifetime JP3018655U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0584159U (ja) * 1991-05-13 1993-11-12 株式会社コパル モータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0584159U (ja) * 1991-05-13 1993-11-12 株式会社コパル モータ

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