JPH068819Y2 - 気密性化粧料容器 - Google Patents

気密性化粧料容器

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JPH068819Y2
JPH068819Y2 JP5323188U JP5323188U JPH068819Y2 JP H068819 Y2 JPH068819 Y2 JP H068819Y2 JP 5323188 U JP5323188 U JP 5323188U JP 5323188 U JP5323188 U JP 5323188U JP H068819 Y2 JPH068819 Y2 JP H068819Y2
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JP
Japan
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lid
cosmetic
storage recess
adhesive film
container
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JP5323188U
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憲一 保谷
三喜男 太田
秀幸 木舟
正良 倉橋
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、アイシャドー、アイライナー、ファンデー
ション、おしろい等の各種揮発性を有する成分を配合し
た化粧料を収納する化粧料容器に関し、特に収納された
化粧料を気密に保持し得る気密性化粧料容器に関する。
(従来の技術) 従来、アイシャドー、アイライナー、ファンデーショ
ン、おしろい等の各種揮発性を有する成分を配合した化
粧料を収納する化粧料容器であって、化粧料の揮発を防
止したり、内部に水が入り込むのを防止する目的で底体
と蓋体との間に弾性パッキンを介在させて気密性を保持
するようにした化粧料容器は公知であり、例えば実公昭
61−38491号公報、実公昭61−38492号公
報、実公昭61−38493号公報に開示されている。
しかしながら、パッキンを別部材として組み込むため費
用が嵩むとともに該パッキンにより化粧料を被覆してし
まうため、外部から化粧料を識別することは出来なかっ
た。従って、試用見本品に供するには不適当であった。
更に、特開昭61−190455号公報に開示されてい
るように、化粧料を被覆するシール部材により化粧料の
揮発物の損失を防止したものがあるが、この種の容器に
あっては、容器の蓋体の開閉とシール部材の開閉を別個
に行わなければならず、操作性が好ましくないと共に生
産工程数が増えるため生産性にも問題があった。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は従来の気密性化粧料容器にみられた上述した
ような不都合を解消し、操作性・生産性に優れ、外部か
ら一見して中に収納された化粧料の識別を行えるように
し、特に試用見本品に好適なる気密性化粧料容器を提供
せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するためにこの考案が採った手段は、
底体(2)の収納凹所(10)の外周縁に環状突部(12)を形成
し、蓋体(3)に該環状突部(12)が突出し収納凹所(10)が
開放される大きさを有する孔(14)を形成するとともに、
該孔(14)を上面から透明の粘着フィルム(15)で被覆し、
該粘着フィルム(15)の下面を環状突部(12)の上面に気密
に接着したことを特徴とする。
(作用) 蓋体を底体に閉止すれば孔から環状突部が突出し、収納
凹所が開放される。そして、容器が閉蓋された状態で収
納凹所内に化粧料の充填が行える。化粧料を充填した
後、上方から孔を粘着フィルムで被覆し、粘着フィルム
の下面と環状突部の上面を接着すれば、収納凹所内の密
封が保たれる。
粘着フィルムは孔を被覆しているため蓋体の上面に固定
されており、粘着フィルムの剥離は不要となり蓋体を開
けるだけで化粧料が露出されるとともに、蓋体を底体に
閉止すれば収納凹所内の密封が可能となる。
(考案の効果) この考案によれば、弾性パッキン等を別部材として組み
込む必要がなく、容器に環状突部及び孔を形成し、粘着
フィルムで被覆するという極めて簡単な構成により気密
性を保持することが出来るため、生産コスト及び生産工
程数の減少を図ることが出来る。
容器に孔が設けられており、蓋体が底体に閉止された状
態で収納凹所が開放されているため、蓋体を開けた状態
にする必要がなく閉蓋状態で化粧料を充填でき、生産上
非常に便利である。
粘着フィルムは孔を被覆しているため蓋体に固定されて
おり、粘着フィルムを剥離することなく蓋体を開けるだ
けで化粧料の露出が出来、使用に際しても極めて簡便で
ある。
粘着フィルムは透明のものにしてあるので、外部から一
見して収納された化粧料を識別することが出来、試用見
本品にあっては選択の必要性があるため好適である。
(実施例) 以下に図面を参照しつつ、この考案の好ましい実施例を
説明する。第1図は、この考案に従って構成された気密
性化粧料容器(1)を示す。化粧料容器(1)は、ポリ塩化ビ
ニル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン等の非通気
性の合成樹脂、又はこれらの積層シートを材料とし、全
体としてトラック状の楕円形をなしている。底体(2)と
蓋体(3)は一側部でヒンジ(4)により結合されており、閉
止状態を保持するために後側部に1ヶ所、及び前側部に
2ヶ所、ダボ状の突起(5)及び該突起(5)にはまりあうく
ぼみ(6)からなる係止手段が設けられている。
底体(2)及び蓋体(3)は、それぞれ周縁に互いに重合する
フランジ(7)、(7′)を形成し、開閉の便宜から蓋体(3)
のフランジ(7′)の前端中央部は切り欠いている。
底体(2)は、化粧料(8)及びパフ(9)を収納するための収
納凹所(10)(11)が設けられている。
収納凹所(10)は、化粧料(8)を収納するためのものであ
り、例えば円形状をなし、外周縁は蓋体(3)の厚みより
大なる高さを有して上方へ突出させた環状突部(12)に形
成されている。
収納凹所(11)は、パフ(9)を収納するためのものであ
り、使用に際してパフの出し入れが容易となるように指
先が入る程度の舌状凹溝(13)を形成している。
蓋体(3)は、前記収納凹所(10)に対向する位置に、環状
突部(12)が突出可能であり、かつ収納凹所(10)が開放可
能な大きさを有する円形の孔(14)を設けている。該孔(1
4)の上面は孔(14)を被覆可能な大きさを有する透明フィ
ルムであって、粘着性を有する粘着フィルム(15)で被覆
されている。該粘着フィルム(15)は、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニリデン等の透明又は半透明の非通気性の合
成樹脂からなるのが好ましく、フィルムに粘着剤を塗布
したもののみならず、感圧性接着剤を剥離可能に塗布し
たものも含まれることはもちろんである。
第8図は、生産工程を示す図であって、化粧料(8)を充
填する前に蓋体(3)を底体(2)に閉止させる。閉蓋状態に
おいて、上方から収納凹所(10)内に化粧料(8)を充填す
る。化粧料(8)を充填した後、粘着フィルム(15)で孔(1
4)を被覆するように上方から接着する。
第9図は、蓋体(3)と底体(2)が連結されていないかぶせ
式容器にこの考案を適用させたものである。
第4、5図は、この考案にかかる容器の閉蓋状態におけ
る断面図であって、化粧料(8)は収納凹所(10)の環状突
部(12)の上面に接着された粘着フィルム(15)により気密
に保持される。
第6、7図は、蓋体(3)を底体(2)に閉止する前後の状態
の断面図であり、簡単に蓋体(3)を開閉することによ
り、環状突部(12)と粘着フィルム(15)との接着及び解除
が行える。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の好ましい実施例を示すものであって、
第1図は容器の斜視図、第2、3図はそれぞれ、開蓋、
閉蓋状態における平面図、第4、5図はそれぞれ、第3
図I−I線、II−II線に沿った断面図、第6、7図はそ
れぞれ、蓋体で底体を閉止する前後における断面図、第
8図は生産工程を示す断面図、第9図は他の実施例を示
す容器の斜視図である。 (1)…化粧料容器、(2)…底体 (3)…蓋体、(4)…ヒンジ (5)…突起、(6)…くぼみ (7)…フランジ、(7′)…フランジ (8)…化粧料、(9)…パフ (10)…収納凹所、(11)…収納凹所 (12)…環状突部、(13)…舌状凹溝 (14)…孔、(15)…粘着フィルム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧料(8)を収納するための収納凹所(10)
    を有する底体(2)と、開閉可能な蓋体(3)からなる化粧料
    容器において、底体(2)の収納凹所(10)の外周縁に環状
    突部(12)を形成し、蓋体(3)に該環状突部(12)が突出し
    収納凹所(10)が開放される大きさを有する孔(14)を形成
    するとともに、該孔(14)を上面から透明の粘着フィルム
    (15)で被覆し、該粘着フィルム(15)の下面を環状突部(1
    2)の上面に気密に接着したことを特徴とする気密性化粧
    料容器。
JP5323188U 1988-04-20 1988-04-20 気密性化粧料容器 Expired - Lifetime JPH068819Y2 (ja)

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JP5323188U JPH068819Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20 気密性化粧料容器

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JP5323188U JPH068819Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20 気密性化粧料容器

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Publication Number Publication Date
JPH01157613U JPH01157613U (ja) 1989-10-31
JPH068819Y2 true JPH068819Y2 (ja) 1994-03-09

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JP5323188U Expired - Lifetime JPH068819Y2 (ja) 1988-04-20 1988-04-20 気密性化粧料容器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2607411Y2 (ja) * 1990-04-18 2001-09-04 株式会社カツシカ コンパクトケース
JP3242799B2 (ja) * 1994-11-08 2001-12-25 カネボウ株式会社 コンパクト容器

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Publication number Publication date
JPH01157613U (ja) 1989-10-31

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