JPH0662916U - 化粧具 - Google Patents

化粧具

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Publication number
JPH0662916U
JPH0662916U JP1142693U JP1142693U JPH0662916U JP H0662916 U JPH0662916 U JP H0662916U JP 1142693 U JP1142693 U JP 1142693U JP 1142693 U JP1142693 U JP 1142693U JP H0662916 U JPH0662916 U JP H0662916U
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JP
Japan
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cosmetic
accommodating
makeup tool
seal member
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP1142693U
Other languages
English (en)
Inventor
良弘 平
Original Assignee
宮内化工株式会社
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Publication date
Application filed by 宮内化工株式会社 filed Critical 宮内化工株式会社
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Publication of JPH0662916U publication Critical patent/JPH0662916U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、使用し易く、保管、携帯にも便利
で、しかも、製造コスト安価な化粧具を提供するもので
ある。 【構成】本考案の化粧具1は、表面に任意数の収容凹部
3が形成された合成樹脂の成形品からなる基体1と、こ
の基体1の任意数の収容凹部3内に充填した化粧料と、
化粧料が充填された収容凹部3の上面に貼着されて多数
回に亘ってこの収容凹部3を施蓋、露出可能なシール部
材5とを有する。この構成により、シール部材5による
多数回に亘る収容凹部3の施蓋、露出が可能となり、使
用し易く保管、携帯にも便利な化粧具を得ることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、製造コスト安価で、使用し易く、保管、携帯にも便利な簡易な化粧 具に関するものである。
【従来の技術】
従来、口紅やファンデーション等の化粧料を収容し、唇や肌の化粧、手入れ等 を行う際に用いられる簡易な化粧具として、図3、図4に示すものが知られてい る。 同図に示す化粧具20は、紙製で例えば3個の円形の各収容凹部23を形成し た板状の基体22と、この基体22の各収容凹部23内に充填した各々色の異な る(赤、橙、ピンク等)化粧料としての口紅24a、24b、24cと、これら の口紅24a、24b、24cが充填された前記収容凹部23の上面に貼着され た透明シート21からなるシール部材25とを有するものである。このシール部 材25には、指等でつまむためのつまみ部25aを設けている。 前記基体22は、図4にも示すように、薄板状で例えば3個の円形孔26を一 定の間隔で形成した上板22aと、各円形孔26に対応する凹部27を有する下 板22bとを各円形孔26、各凹部27が一致する状態に接合して一体化したも のである。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した構成の化粧具20の場合、各収容凹部23の上面に貼 着されている前記シール部材25は、使用に際して図3に示すように収容凹部2 3から一旦剥してしまうと、このシール部材25に用いている接着剤が再使用不 能なものであるために再び各収容凹部23を確実に施蓋することができず、この 結果、実際の使用時に不便が生じるとともに、各収容凹部23内に充填されてい る口紅24a、24b、24cが、例えば使用者のハンドバックの中の周辺の小 物等に付着して小物等を汚してしまうというような問題があり、保管や携帯に不 便であった。 また、紙製の基体22は、上板22aと下板22bとを接合し、更に上板22 aの上面に透明シート21からなる前記シール部材25を貼り付ける構造である ために、構造が複雑になり製造コストが高くなるという問題もあった。 更に、前記化粧具20の場合、前記円形孔26を穿設する際に、微細な紙かす がこの円形孔26の縁部等に付着残存し、この紙かすが化粧具20の製造完了後 において前記各収容凹部23内に充填された口紅24a、24b、24cの表面 に付着してしまう結果、製品の品質劣化を招くという問題もあった。 そこで、本考案は、上述した問題を解消し、使用し易く、保管、携帯にも便利 であり、しかも、品質を損なう虞れもなく低コストに製造し得る簡易な化粧具を 提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案に係る化粧具は、表面に任意数の収容凹部が形成された合成樹脂の成形 品からなる基体と、この基体の任意数の収容凹部内に充填した化粧料と、化粧料 が充填された前記収容凹部の上面に貼着されて多数回に亘ってこの収容凹部を施 蓋、露出可能なシール部材とを有するものである。
【作用】
上述した本考案の化粧具によれば、合成樹脂製の成形品からなる基体に形成し た任意数の収容凹部に化粧料を充填し、その化粧料の上面側を、多数回に亘って 収容凹部を施蓋、露出可能なシール部材により覆ったものであるから、化粧料を 使用する際にはシール部材を剥して収容凹部内の化粧料を露出させればよく、ま た、保管、携帯の際にはシール部材により収容凹部上面を施蓋することで化粧料 がこの化粧具周辺の小物等に付着することが無く、使用し易く保管、携帯にも便 利となる。また、本考案の化粧具は、前記従来例のような紙材を用いていないの で、紙かすが化粧料に付着したり混入することを無く製品の品質劣化を防止でき る。 更に、合成樹脂製の基体の成形加工と、化粧料の充填と、シール部材の貼着と からなる簡略な工程製造できるので、製造コストを低減できる。
【実施例】
以下、添付した図面を参照して本考案に係る化粧具の一実施例を詳細に説明す る。 図1、図2に示す本実施例の化粧具10は、合成樹脂製の成形品であり、下面 が開口した直方体の箱型状を呈する合成樹脂製の基体1を備え、この基体1の表 面を形成する基板部2に一定間隔で例えば3個の開口形状が円形の収容凹部3を 成形加工により設けている。また、基体1の側板部2aの寸法は、例えば、数m m(4乃至8mm程度)に設定している。 前記3個の収容凹部3内には、例えば各々色の異なる(赤、橙、ピンク等)化 粧料としての口紅4a、4b、4cを充填するとともに、各収容凹部3の上面を 透明で長方形状のシール部材5により覆い口紅4a、4b、4cに対する施蓋を 行うようになっている。 前記シール部材5の内側面、即ち口紅4a、4b、4c側の面には、多数回に 亘ってこの各収容凹部3を施蓋、露出可能とするために弱粘性の接着剤を塗布し ている。 なお、前記基体1の表面の各収容凹部3以外の適当なスペース部分に、例えば 、「シール部材を指等で剥がして使用し、使用後は該シール部材をもって施錠し てください。」のような文章を予め付しておくと好都合である。 上述した化粧具1によれば、合成樹脂の成形品からなる基体1に形成した3個 の収容凹部3に口紅4a、4b、4cを充填し、その口紅4a、4b、4cの上 面側を、多数回に亘って収容凹部3を施蓋、露出可能なシール部材5により覆っ たものであるから、口紅4a、4b、4cを使用する際にはシール部材5を剥し て収容凹部3内の口紅4a、4b、4cを露出させればよく、また、保管、携帯 等の際にはシール部材5により収容凹部3の上面を施蓋することにより口紅4a 、4b、4cがこの化粧具1の周辺の小物等に付着することが無く、使用し易く 保管、携帯も便利となる。 また、前記化粧具1は、前記従来例のような紙製ではないために、紙かすが残 存する余地はなく、紙かすが化粧料の表面等に付着、混入する虞れは全く無く口 紅4a、4b、4cの製品の品質劣化を防止できる。 更に、合成樹脂製の基体1の成形加工と、口紅4a、4b、4c化粧料の充填 と、シール部材5の貼着とからなる簡略な工程で製造できるので、製造コストを 低減できる。 本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種 々の変形が可能である。 例えば、上述した実施例では、化粧料として口紅を用いる場合について説明し たが、この他化粧料としてファンデーション等を用いる場合も同様に実施できる 。 また、前記収容凹部の個数は、3個の他、任意数として実施可能であり、更に 、前記シール部材5が透明であるか否かを限定するものでないことは勿論、該シ ール部材には適当な摘み小片を設けるようにしても良い。
【考案の効果】
以上詳述した本考案によれば、上述した構成としたことにより、使用し易く保 管、携帯にも便利であり、しかも、品質劣化がなく製造コストも低廉で簡易な化 粧具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の化粧具の実施例を示す斜視図
【図2】本実施例に係る化粧具の断面図
【図3】従来の化粧具の一例を示す斜視図
【図4】従来の化粧具の一例を示す断面図
【符号の説明】
1 基体 2 基体1の表面を形成する基板部 3 収容凹部 4a、4b、4c 口紅 5 シール部材 10 化粧具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に任意数の収容凹部が形成された合成
    樹脂の成形品からなる基体と、この基体の任意数の収容
    凹部内に充填した化粧料と、化粧料が充填された前記収
    容凹部の上面に貼着されて多数回に亘ってこの収容凹部
    を施蓋、露出可能なシール部材とを有することを特徴と
    する化粧具。
JP1142693U 1993-02-19 1993-02-19 化粧具 Pending JPH0662916U (ja)

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JP1142693U JPH0662916U (ja) 1993-02-19 1993-02-19 化粧具

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JP1142693U JPH0662916U (ja) 1993-02-19 1993-02-19 化粧具

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JPH0662916U true JPH0662916U (ja) 1994-09-06

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ID=11777748

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JP (1) JPH0662916U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0998832A (ja) * 1995-06-26 1997-04-15 L'oreal Sa 透明なケア製品用容器
JP2012157572A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Pola Chemical Industries Inc シート状の化粧料収納体
JP2015134739A (ja) * 2014-01-20 2015-07-27 株式会社トキワ 化粧品

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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