JPH0637775Y2 - 化粧料サンプルケース - Google Patents

化粧料サンプルケース

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JPH0637775Y2
JPH0637775Y2 JP6093690U JP6093690U JPH0637775Y2 JP H0637775 Y2 JPH0637775 Y2 JP H0637775Y2 JP 6093690 U JP6093690 U JP 6093690U JP 6093690 U JP6093690 U JP 6093690U JP H0637775 Y2 JPH0637775 Y2 JP H0637775Y2
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JP
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mount
cosmetic
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cosmetics
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信夫 白石
勲 西谷内
昇 松本
憲夫 新井
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、試供用の化粧料を収容する化粧料サンプルケ
ースに関するものである。
〔従来の技術〕
口紅,アイシャドウ等の試供用の化粧料サンプルは、一
般に小形サンプルケースか、または複数の収容部を有す
る一個のサンプルケースに収容されている。しかしなが
ら、これら通常のサンプルケースは、いずれも箱状であ
って立体的であるため、嵩張って運搬等の取扱い性が悪
いという問題点を有していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
そこで、上記の問題点を解決するために、本願考案者は
以前第6図および第7図に示すような薄型の化粧料サン
プルケースを考案し、すでに出願(実願平1-69133号)
している。即ち、この化粧料サンプルケース(20)は、
表面に品番や商品名等を印刷した板紙(21)の表面に透
明のポリエチレンテレフタレート製のシート(22)をラ
ミネートして台紙(23)を形成するとともに、PVC真空
成形によって一定間隔で6個の収容部(24)が設けられ
た透明塩化ビニル樹脂製のシート材(25)を形成し、上
記台紙(23)の表面に熱融着接着剤を塗布した後、その
表面に、前記収容部(24)に夫々種類の異なる口紅等の
化粧料が収容されたシート材(25)を熱圧着することに
よって構成されている。この場合、使用時にはシート材
(25)の任意の部分を台紙(23)から剥がし、収容部
(24)内の化粧料を取り出し使用することが行われる。
然して、このような構成によればサンプルケース(20)
全体が薄型となり、取扱い性が非常に良好になるのであ
る。
ところが、上記の構造の化粧料サンプルケースにおいて
は、その後の使用ないし保管の過程で透明塩化ビニル樹
脂製のシート材(25)が台紙(23)から不用意に剥離し
てしまうという欠点を有していることが明らかになって
いる。また、板紙(21)上に印刷された品番の位置に正
確にシート材(25)の収容部(24)を位置決めし、且つ
シート材(25)の縁部を台紙(23)の縁部に合わせた状
態でシート材(25)を台紙(23)に熱圧着することが容
易でなく、この工程でかなりの不良が発生するという欠
点も明らかになっている。そのうえ、使用時にシート材
(25)の任意部分を台紙(23)から剥離する際に余分な
部分まで剥離してしまい易く、使う意志のない口紅等も
同時に台紙(23)から取れてしまうという使い勝手の悪
さもあり、また、収容部(24)の内面が比較的平滑であ
るために化粧料が輸送中や使用中に割れて落下してしま
うこともあった。
そして、別々の色の口紅等の化粧料を6ケ所の収容部
(24)に夫々充填する場合にも不良が発生し易く、色の
組合せも自由にできないというような欠点もあり、ま
た、化粧料が台紙(23)についた場合に台紙(23)が油
性分によりすぐに汚れてしまうことも免れなかった。更
に、透明の塩化ビニル樹脂製のシート材(25)を真空成
形することによりコストが高くつくということも問題で
あった。
本考案は、このような事情に鑑みなされたものであっ
て、薄型で使い勝手がよく、且つ容易に安定製造するこ
とのできる化粧料サンプルケースの提供をその目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案の化粧料サンプル
ケースは次のような構成をとっている。
即ち、化粧料を充填した化粧皿と、該化粧皿を嵌合保持
する切欠穴を有する台板と、該台板とその切欠穴に嵌合
された化粧皿との両者を挾持する二つ折り状部を一端側
に備え、且つこの二つ折り状部の上面に、該部に挾持さ
れた前記台板の切欠穴に対応した窓穴を穿設してなる台
紙と、該台紙の窓穴を夫々個別に塞ぐ着脱自在の透明フ
ィルムと、からなる化粧料サンプルケースである。
〔作用〕
この化粧料サンプルケースを使用するにあたっては、適
宜部分の透明フィルムを剥離して台紙の窓穴を開口さ
せ、内部の化粧皿に充填された化粧料を指先や塗布具等
を用いて取り出すことが行われる。そして、透明フィル
ムは着脱自在に設けられているため、使用後には再びこ
れを元の位置に戻して窓穴を塞ぎ残った化粧料を被覆す
ることができる。
そして、化粧皿が、台板に穿設された切欠穴に嵌め合わ
されて保持されているため、ガタついたりすることが全
くなく、その結果台紙の二つ折り状部の間でこれを確実
に固定することが可能になる。
また、隣接して多数の化粧料が存在していても、夫々が
透明フィルムによって被覆されており、これらを個別に
剥離することができるため、使用する化粧料と無関係な
化粧料が不用意に取り出されるというような事態が生じ
ることはない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示している。これ
らの図において、(1)は一端側に二つ折り状部(2)
を有する台紙であって、この二つ折り状部(2)を形成
するために折り畳まれる部分(2′)には、折り畳む前の
状態である第2図に示されている如く発泡樹脂製の台板
(3)を接着固定している。
この台板(3)は、1〜2mm程度の厚みを有し、3つの
切欠穴(4)を並行に穿設して構成されている。また、
この台板(3)の接着される部分、即ち折り畳まれた状
態における上面(2′)には、台板(3)の切欠穴(4)
に対応させて、切欠穴(4)よりも若干(本実施例では
約2mm)小径の窓穴(5)を穿設している。
然して、第2図に一点鎖線で示すように、試供用の口
紅,アイシャドウ等の化粧料(6)を充填した化粧皿
(7)を、化粧料(6)の側を台紙(1)の窓穴(5)
の方に向け台板(3)の切欠穴(4)に嵌合せしめて設
置する。この化粧皿(7)は、台板(3)の切欠穴
(4)と略々同一形状をなし、その厚みも台板(3)の
厚みと略々等しく形成されており、台板(3)の切欠穴
(4)の内周壁に自身の外周壁を当接せしめるととも
に、上面周縁部(7′)を台紙(1)の窓穴(5)の周縁
部(5′)に当接せしめた状態で安定してセットされるよ
うになっている。
このように化粧皿(7)をセットした後、台板(3)の
表面に熱融着接着剤(8)を塗布した上で折罫線(9)
に沿って台紙(1)を折り返し、これを上から熱圧着す
ることにより、化粧皿(7)を挾持した状態の二つ折り
状部(2)を形成するのである。
この状態において、台紙(1)窓穴(5)から化粧料
(6)の表面がそのまま露呈しているため、窓穴(5)
を塞いで化粧料(6)を覆うための透明フィルム(10)
を3つの窓穴(5)夫々に個別に設けている。この透明
フィルム(10)はポリエチレンテレフタレート製,塩化
ビニル製等のものであって、台紙(1)の窓穴(5)の
外周縁部(5′)に合わせたドーナツ形状に粘着接着剤(1
1)を塗布されて窓穴(5)を塞ぐように貼付されるも
のである。そして、この透明フィルム(10)には、接着
剤(11)のつけられていない舌形状のつまみ用タブ(1
2)が設けられている。
上述の如く形成された二つ折り状部(2)からは、スペ
ース部(13)と、折罫線部(14)でスペース部(13)側
に折り返されてスペース部(13)を被覆するカバー部
(15)とを延長し、スペース部(13)には、商品名や宣
伝コピーを印刷するとともに、ブラシ毛等を有する薄肉
状の化粧料塗布具(図示せず)等の備品を着脱自在に取
り付けている。
尚、(16)は係止用突起であって、これで上記カバー部
(15)の先端縁を挾むことにより、カバー部(15)でス
ペース部(13)を被覆した状態を保持するのである。
以上のように構成された化粧料サンプルケースから化粧
料(6)を取り出して使用するにあたっては、化粧皿
(7)に充填された化粧料(6)を覆うべく台紙(1)
に貼着されている透明フィルム(10)のタブ(12)をつ
まんでその適宜部分を台紙(1)から剥がすことにより
化粧料(6)を露呈させ、指先や塗布具に化粧料(6)
を付けて使用に供するが、しかる後、透明フィルム(1
0)を再び元の位置に戻すことにより、化粧料(6)が
被覆された状態を容易に復元することができるのであ
る。
また、第3図に示されているように、台紙(1)に穿設
する窓穴(5)を、化粧皿(7)の外形寸法より小さ
く、且つ化粧料(6)の充填部分よりも大きく形成して
いるため、この窓穴(5)の外周縁部(5′)で化粧皿
(7)の上面周縁部(7′)を押えてこれを固定させるこ
とができるとともに、油性分の多いアイシャドウ等の化
粧料(6)を充填した場合にも台紙(1)に油がしみ込
んでシミができたり汚れたりすることを防止することが
できる。
また、台紙(1)が化粧皿(7)と接触する部分に塩化
ビニル,ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性フィ
ルムを貼ることにより、化粧料(6)の油性分,香料等
がしみ込むことをより確実に防止することもできる。
第4図及び第5図は、化粧料(6)を充填する化粧皿
(7)の例を示している。即ち、第4図のものは、化粧
料(6)との接触面積を増大させて化粧料(6)の保持
力及び落下強度を強化するために、皿内壁面に多数の小
さな凹凸(17)をエンボス加工等により形成したもので
ある。また、第5図に示すものも化粧料(6)の保持力
及び落下強度を強化することを目的として、皿底面から
複数本のリブ(18)を立設したものである。
尚、上記の実施例のものは、1枚の台紙(1)に対して
化粧皿(7)を3個セットしたものであるが、この化粧
皿(7)については、サンプルとする化粧料(6)の品
数や色番数に応じて1つにしても、また多数個にしても
よく、いずれにしても化粧料(6)を被覆する透明フィ
ルム(10)を化粧料(6)夫々に対応させて個別に設け
ればよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案の化粧料サンプルケースは、台紙
の一端側に二つ折り状部を設け、この二つ折り状部の間
で、台紙により保持された状態の化粧皿を挾持するもの
であるため、化粧皿が複数であっても夫々を自動的且つ
確実に台紙上に位置決めセットすることができる。従っ
て、化粧皿の不適正取り付けに基づく不良の発生を大幅
に低減せしめるのみならず大量生産に対応可能であっ
て、生産効率を著しく向上させることが可能となる。
また、台紙に穿設された窓穴を夫々個別に透明フィルム
により塞いでいるため、所望の化粧料を覆っている透明
フィルムのみを剥がしてその化粧料を使用することがで
き、不用意に他の部分を剥離してしまったりすることが
なく、更に使用後に透明フィルムを元の位置に戻せば、
再びその化粧料上方の窓穴を確実に塞ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る化粧料サンプルケースの一実施例
を示す斜視部、第2図はその組立前の斜視図、第3図は
要部断面図、第4図及び第5図は化粧皿の例を示す断面
図、第6図及び第7図は従来例の斜視図である。 (1)……台紙、(2)……二つ折り状部、 (3)……台板、(4)……切欠穴、 (5)……窓穴、(6)……化粧料、 (7)……化粧皿、(10)……透明フィルム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 棚橋 留香

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧料(6)を充填した化粧皿(7)と、 該化粧皿(7)を嵌合保持する切欠穴(4)を有する台
    板(3)と、 該台板(3)とその切欠穴(4)に嵌合された化粧皿
    (7)との両者を挾持する二つ折り状部(2)を一端側
    に備え、且つこの二つ折り状部(2)の上面(2′)に、
    該部(2)に挾持された前記台板(3)の切欠穴(4)
    に対応した窓穴(5)を穿設してなる台紙(1)と、 該台紙(1)の窓穴(5)を夫々個別に塞ぐ着脱自在の
    透明フィルム(10)と、 からなる化粧料サンプルケース。
JP6093690U 1990-06-08 1990-06-08 化粧料サンプルケース Expired - Lifetime JPH0637775Y2 (ja)

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JPH0421315U JPH0421315U (ja) 1992-02-24
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