JPH0687138U - フォ−クリフトのチルト式ステアリング装置のロック機構 - Google Patents
フォ−クリフトのチルト式ステアリング装置のロック機構Info
- Publication number
- JPH0687138U JPH0687138U JP3406593U JP3406593U JPH0687138U JP H0687138 U JPH0687138 U JP H0687138U JP 3406593 U JP3406593 U JP 3406593U JP 3406593 U JP3406593 U JP 3406593U JP H0687138 U JPH0687138 U JP H0687138U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tilt lever
- tilt
- bracket
- lever
- steering column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転者によるチルトレバ−を手から放す操作
のみで自動的にロックされ、安全性の高いロック装置を
低コストで提供することを目的とする。 【構成】 車体フレ−ム側の支持ピン4を中心として前
後に傾動可能な、ステアリングハンドルを取り付けたス
テアリングコラム1において、車体フレ−ム8側に設け
た上部に複数の噛み合い溝3aを有するブラケット3と、
一端をレバ−ピン5で枢支され、他端をステアリングコ
ラム1との間に設けた引張りスプリング7によって付勢
され、前記ブラケット3側の噛み合い溝3aと噛み合う1
個の噛み合い溝2aを有するチルトレバ−2とを備え、引
張りスプリング7に抗してチルトレバ−2を持ち上げて
ロックを解放し、所望位置でチルトレバ−2を手放すの
みで自動ロック可能にした。
のみで自動的にロックされ、安全性の高いロック装置を
低コストで提供することを目的とする。 【構成】 車体フレ−ム側の支持ピン4を中心として前
後に傾動可能な、ステアリングハンドルを取り付けたス
テアリングコラム1において、車体フレ−ム8側に設け
た上部に複数の噛み合い溝3aを有するブラケット3と、
一端をレバ−ピン5で枢支され、他端をステアリングコ
ラム1との間に設けた引張りスプリング7によって付勢
され、前記ブラケット3側の噛み合い溝3aと噛み合う1
個の噛み合い溝2aを有するチルトレバ−2とを備え、引
張りスプリング7に抗してチルトレバ−2を持ち上げて
ロックを解放し、所望位置でチルトレバ−2を手放すの
みで自動ロック可能にした。
Description
【0001】
フォ−クリフト等の産業車両でステアリング装置を車体フレ−ムに対し前後方 向に前後傾可能に支持したチルト式ステアリング装置について所定の位置に固定 するロック装置に関するものである。
【0002】
従来のロック機構は図2に示す様に固定側のブラケット3に対して支持ピン4 のまわりにチルト可能なステアリングコラム1を所望の位置に固定するには、チ ルトレバ−2を、ステアリングコラム1とブラケット3を貫通し、回動不能に取 付けられたロックボルト6(図2(c))に対し締付けることによって行っていた。 即ち、運転者が所望の位置でステアリングコラム1を固定する場合、チルトレバ −2をロックボルト6の端に設けたねじ部に対して回し、ステアリングコラム1 を車体フレ−ム8側に固着されたブラケット3に対し締め付け、両者間に生ずる 摩擦力で固定する方法をとっていた。しかしこれでは運転者のチルトレバ−2の 締め具合、又は車体の振動により緩みが発生した場合に、ステアリング操作を害 する恐れがある。このため運転者が締め具合をたえず確認する必要があった。
【0003】
運転者によるチルト固定用のチルトレバ−を手から放す操作だけで自動的にロ ックされるようにした安全性の高いロック装置を低コストで提供することを目的 とする。
【0004】
車体フレ−ム側の支持ピン4を中心として前後に傾動可能な、ステアリングハ ンドルを取り付けたステアリングコラム1において、車体フレ−ム8側に設けた 上部に複数の噛み合い溝3aを有するブラケット3と、一端をレバ−ピン5で枢支 され、他端をステアリングコラム1との間に設けた引張りスプリング7によって 付勢され、前記ブラケット3側の噛み合い溝3aと噛み合う1個の噛み合い溝2aを 有するチルトレバ−2とを備え、引張りスプリング7に抗してチルトレバ−2を 持ち上げてロックを解放し、所望位置でチルトレバ−2を手放すのみで自動ロッ ク可能にした。
【0005】
チルトレバ−2を引張りスプリング7に抗して持ち上げ、ステアリングコラム 1をフリ−にして所望位置まで傾けたのち、チルトレバ−2を手放すと、チルト レバ−2が引張りスプリング7によって下り、その噛み合い溝2aが自動的にブラ ケット3側の噛み合い溝3aと噛み合いロックされる。
【0006】
図1に基いて説明する。図1で、1はステアリングコラムである。2はステア リングコラム1にレバ−ピン5で枢支されたチルトレバ−である。車体フレ−ム に固定されたブラケット3の上部には複数の噛み合い溝3aが設けられている。又 チルトレバ−2側にはブラケット3側の噛み合い溝3aと噛み合う1個の噛み合い 溝2aが設けられている。チルトレバ−2はチルトレバ−2とステアリングコラム 1間に取付けた引張りスプリング7によって常時ブラケット3側の噛み合い溝3a に向って付勢され、ステアリングコラム1はブラケット3にロックされている。
【0007】 ステアリングコラム1をチルトさせる場合は、スプリング7に抗してチルトレ バ−2を上方に持ち上げて噛み合い溝2aと3aの噛み合いを解除すれば、ステアリ ングコラム1は支持ピン4を支点に前後にチルトする。任意の位置でチルトレバ −2を放せば引張りスプリング7の力で、チルトレバ−2は下向きに引かれ、噛 み合い溝2aと3aが噛み合い、ブラケット3に対しロックされる。チルトレバ−2 はステアリングコラム1の可動方向(図1(a)の前後方向)と直角に配置されて いる。ブラケット3側及びチルトレバ−2側の噛み合い溝3a及び2aを図1(b)の 如く山形にすることで前後・左右のガタを防止することができる。
【0008】
上部に複数の噛み合い溝3aを有するブラケット3と、ステアリングコラム1と の間に設けた引張りスプリング9によって付勢され、前記ブラケット3側の噛み 合い溝3aと噛み合う1個の噛み合い溝2aを有するチルトレバ−2とを備え、引張 りスプリング7に抗してチルトレバ−2を持ち上げて所望位置でチルトレバ−2 を手放すのみで自動ロック可能にした。
【0009】 このようにブラケット3とチルトレバ−2とに設けた噛み合い溝3aと2aはチル トレバ−2を持ち上げれば直ちにフリ−となり、手離せば即ロックされるので構 造的に極めて簡潔であるのは勿論、安全性・確実性において極めて優れている。
【0010】 又ブラケット3もチルトレバ−2も金属板を素材とし、これをプレス打抜き加 工と曲げ加工のみで簡単に製作できるので、低コストで提供することができる。
【図1】本考案の要部構造を示し、(a)はチルトレバ−
の噛み合い溝がブラケット側の噛み合い溝と係合しロッ
クされた状態、(b)はブラケットとチルトレバ−の噛み
合い溝の拡大図。
の噛み合い溝がブラケット側の噛み合い溝と係合しロッ
クされた状態、(b)はブラケットとチルトレバ−の噛み
合い溝の拡大図。
【図2】公知ロック機構を示し、(a)は正面図、(b)は
側面図、(c)はロック部の拡大図。
側面図、(c)はロック部の拡大図。
1 ステアリングコラム 2 チルトレバ− 2a (チルトレバ−側の)噛み合い溝 3 ブラケット 3a (ブラケット側の)噛み合い溝 4 支持ピン 5 レバ−ピン 6 ロックボルト 7 スプリング 8 車体フレ−ム
Claims (1)
- 【請求項1】 車体フレ−ム側の支持ピン(4)を中心と
して前後に傾動可能な、ステアリングハンドルを取り付
けたステアリングコラム(1)において、車体フレ−ム
(8)側に設けた上部に複数の噛み合い溝(3a)を有するブ
ラケット(3)と、一端をレバ−ピン(5)で枢支され、他
端をステアリングコラム(1)との間に設けた引張りスプ
リング(7)によって付勢され、前記ブラケット(3)側の
噛み合い溝(3a)と噛み合う1個の噛み合い溝(2a)を有す
るチルトレバ−(2)とを備え、引張りスプリング(7)に
抗してチルトレバ−(2)を持ち上げてロックを解放し、
所望位置でチルトレバ−(2)を手放すのみで自動ロック
可能にしたことを特徴とするフォ−クリフトのチルト式
ステアリング装置のロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3406593U JPH0687138U (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | フォ−クリフトのチルト式ステアリング装置のロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3406593U JPH0687138U (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | フォ−クリフトのチルト式ステアリング装置のロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687138U true JPH0687138U (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=12403868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3406593U Pending JPH0687138U (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | フォ−クリフトのチルト式ステアリング装置のロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0687138U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5219831B2 (ja) * | 1972-02-16 | 1977-05-31 |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP3406593U patent/JPH0687138U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5219831B2 (ja) * | 1972-02-16 | 1977-05-31 |
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