JPH0686978B2 - 低温ショーケース - Google Patents

低温ショーケース

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JPH0686978B2
JPH0686978B2 JP7250490A JP7250490A JPH0686978B2 JP H0686978 B2 JPH0686978 B2 JP H0686978B2 JP 7250490 A JP7250490 A JP 7250490A JP 7250490 A JP7250490 A JP 7250490A JP H0686978 B2 JPH0686978 B2 JP H0686978B2
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JP
Japan
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passage
cold air
wind direction
air
plate
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JP7250490A
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JPH03271683A (ja
Inventor
博 谷口
保成 石原
裕 田村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は上面に商品収納及び取出用の開口を形成した冷
気強制循環式の低温ショーケースに関する。
(ロ)従来の技術 特開昭53-136754号公報(70B/8)には、断熱壁体にて上
面を開口した本体を構成し前記断熱壁体と間隔を存して
区画板を配して冷気通路と貯蔵室とを形成し該通路の両
端に冷気吹出口と冷気吸込口を形成したオープンショー
ケースに於いて、前記吹出口に複数列に冷気孔を穿設し
た整流板を設け且つ前記冷気孔から吹出された冷気を前
記開口に案内する吹出通路を前記整流板の外側に設けた
複数の案内板にて形成し、前記冷気孔の開口面積及び吹
出通路の吸込開口面積を前記貯蔵室側に進むにつれて順
次広くなる様にした事を特徴とするオープンショーケー
スの構成が開示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記従来の技術では、エアーカーテンを形成する冷気流
を外側から内側にかけてその速度を累進的に速く、且つ
その流量を累進的に多くして外気の進入を防止しようと
しているが、エアーカーテンを形成する冷気流の左右両
側部分は断熱壁の左右両側壁と接触する関係上、粘性抵
抗によって界面における速度が低下し、その結果、エア
ーカーテン左右両側部分のコア領域が短かく、界面から
の外気進入量が増え、冷凍負荷の増加を招く課題があっ
た。
本発明は上記課題を解決することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題を解決するための手段として本発明では、風向
板よりも横幅が短かく、頂部を有する突条を備えたバッ
フル部材を前記風向板の上面に設けて外側路の中央部に
狭路、左右両側部に拡路を形成した構成を採用した。
(ホ)作用 上記手段によれば、外側路においてバッフル部材は冷気
の抵抗部材として作用する関係上、狭路を流れる冷気の
量は少なくなる反面、拡路を流れる冷気の量が多くな
り、吹出口から開口に吹き出された冷気のコア領域(吹
き出し初速度が維持される距離)の風速分布は左右両側
が速くなる。又、バッフル部材に狭路を形成する頂部を
形成している関係上、狭路を通過した冷気は圧力が低下
し突条の前方に低圧領域を形成するので、風向板上面に
沿った冷気のコアンダ効果が断熱壁に沿った冷気のコア
ンダ効果よりも強くなりエアーカーテンのうち外気に触
れる外層流の直進性が良くなる。
(ヘ)実施例 以下図面に基づき本発明の実施例を説明すると、(1)
は上面に商品収納及び取出用の開口(3)を形成した断
熱壁(2)にて本体を構成してなる平形の低温ショーケ
ースで、前記断熱壁の内壁より適当間隔を存してU字形
をなす金属製の区画板(4)を配設して貯蔵室(5)
と、プレートフィン形冷却器(6)及び軸流形の送風フ
ァン(7)を設置する冷気通路(8)と、前記開口
(3)の後縁に沿って前向きに開口する吹出口(9)
と、前記開口(3)の前縁に沿って後向きに開口する吸
込口(10)とを形成し、前記冷却器(6)で熱交換され
た冷気を送風ファン(7)でもって第3図矢印の如く強
制循環することにより開口(3)に冷たいエアーカーテ
ン(AC)を形成して貯蔵室(5)を冷凍温度に冷却する
ものである。
(11)は前記断熱壁(2)の前壁(2A)上面に漸前下が
りとなるように立設され、フロントガラスとなる第1透
明板で、1枚のガラス板又は複数枚のガラス板を組み合
わせた複層ガラスからなり、その厚みはエアーカーテン
(AC)を形成した帰還冷気の温度に基づいて定められ
る。この第1透明板(11)の上端にステンレス鋼板等か
らなるハンドレール(12),下端前部にバンパーレール
(13)、後方に帰還冷気の通路となる間隔を存して前記
区画板(4)の前壁となる第2透明板(14)が設けられ
ている。
(15)は前記吹出口(9)の風上側となる位置、即ち吹
出口(9)と冷却器(6)との間の冷気通路(8)内、
即ち前記断熱壁(2)の上壁(2B)と冷却器(6)との
間を内外に仕切り内側路(16)と外側路(17)とを形成
する金属製の風向板で、その横幅は前記冷気通路(8)
の横幅と等しくなっており、漸前下がりに傾斜し前端が
吹出口(9)に設けられた整流部材(18)に近接する上
板部(15A)と、この上板部の後端から後下がりに傾斜
する傾斜部(15B)と、この傾斜部の下端から下方に延
びる背板部(15C)とからなり前記冷却器(6)で熱交
換された冷気を内側路(16)に多く、外側路(17)に少
なく分流し、前記整流部材(18)に至る冷気の指向性を
良くしている。
(20)は前記風向板(15)よりも横幅が短かいバッフル
部材で、頂部(21)を備えた突条(22)を形成してお
り、前記風向板(15)の上板部(15A)の上面に取付け
られている。このバッフル部材(20)の取付けに伴ない
前記外側路(17)において頂部(21)と前記上壁(2B)
との間には狭路(17A)が形成されると共に、バッフル
部材(20)の左右両側の外方には拡路(17B)(17B)が
形成される。
かゝる構成によれば、冷却器(6)で熱交換された冷気
は風向板(15)でもって内側路(16)と外側路(17)と
に分流されて吹出口(9)から開口(3)に吹き出され
て上下二層の冷たいエアーカーテン(AC)となる。前記
外側路(17)においてバッフル部材(20)は冷気の抵抗
部材として作用する関係上、狭路(17A)を流れる冷気
の量は少なくなる反面、拡路(17B)(17B)を流れる冷
気の量が多くなり、第4図に矢印に示す如く吹出口
(9)から吹き出された冷気のコア領域(吹き出し初速
度が維持される距離)の風速分布は左右両側が速くな
り、断熱壁(2)の左右両側壁(2C)(2D)との界面に
おける粘性抵抗による流速低下を防止している。
又、バッフル部材(20)に狭路(17A)を形成する頂部
(21)を形成している関係上、狭路(17A)を通過した
冷気は圧力が低下し突条(22)の前方に第2図矢印Cで
囲まれる低圧領域(L)を形成するので、風向板(15)
の上板部(15A)上面に沿った冷気のコアンダ効果が断
熱壁(2)の上壁(2B)の下面に沿った冷気のコアンダ
効果よりも強くなりエアーカーテン(AC)のうち外気に
触れる外層流の直進性が良くなる。
(ト)発明の効果 上述した本発明によれば、次に列挙する効果が生じる。
バッフル部材は冷気の抵抗部材として作用する関係
上、狭路を流れる冷気の量は少なくなる反面、拡路(17
B)(17B)を流れる冷気の量が多く吹出口から吹き出さ
れた冷気のコア領域の風速分布は左右両側が速くなり、
エアーカーテンの左右両側部分と断熱壁の左右両側壁と
の界面からの外気進入の抑制が図れ、冷凍負荷を軽減で
きる。
バッフル部材に狭路を形成する頂部を形成している
関係上、狭路(17A)を通過した冷気は圧力が低下し突
条の前方に低圧領域を形成するので、風向板(15)に沿
った冷気のコアンダ効果が断熱壁に沿った冷気のコアン
ダ効果よりも強くなりエアーカーテンのうち外気に触れ
る外層流の直進性が良くなり、コア領域を長くできる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明低温ショーケースの実施例を示し、
第1図は要部斜視図、第2図は第3図Aの拡大図、第3
図は全体縦断側面図、第4図は第3図B−B断面図であ
る。 (2)……断熱壁、(3)……開口、(4)……区画
板、(5)……貯蔵室、(6)……冷却器、(7)……
送風ファン、(8)……冷気通路、(9)……吹出口、
(10)……吸込口、(15)……風向板、(16)……内側
路、(17)……外側路、(20)……バッフル部材、(2
1)……頂部、(22)……突条。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に商品収納及び取出用の開口を形成し
    た断熱壁の内壁より適当間隔を存して区画板を配設して
    貯蔵室と、冷却器及び送風ファンを設置した冷気通路
    と、前記開口の前後両縁に沿って相対向する吹出、吸込
    両口とを形成すると共に、前記吹出口の風上側に冷気通
    路を少なくとも内側路と外側路とに2分する風向板を設
    けた低温ショーケースにおいて、前記風向板よりも横幅
    が短かく、頂部を有する突条を備えたバッフル部材を前
    記風向板の上面に設けて外側路の中央部に狭路、左右両
    側部に拡路を形成してなる低温ショーケース。
JP7250490A 1990-03-22 1990-03-22 低温ショーケース Expired - Lifetime JPH0686978B2 (ja)

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JP7250490A JPH0686978B2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 低温ショーケース

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JP7250490A JPH0686978B2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 低温ショーケース

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JPH03271683A JPH03271683A (ja) 1991-12-03
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