JP2001124437A - 冷却器及び冷凍冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
却器及び冷凍冷蔵庫を得ること。 【解決手段】 広幅フィン23及び広幅フィン23より
短い狭幅フィン24を交互に積層し、これら広幅フィン
23と狭幅フィン24の両外側部の間にバイパス風路2
5が形成された積層フィンと、積層フィンに直交して、
一方の側のバイパス風路25a及びこのバイパス風路2
5aの内側に空気の流れ方向に所定の間隔で冷媒伝熱管
A〜Kを交互に配設した第1の冷媒伝熱系26と、積層
フィンに直交して、他方の側のバイパス風路25b及び
このバイパス風路25bの内側に設けた一対の冷媒伝熱
管bc,fg,jk,no,rsと、バイパス風路25
bの内側に設けた一対の冷媒伝熱管de,hi,lm,
pqとを空気の流れ方向に所定の間隔で交互に配設した
第2の冷媒伝熱系27とを有し、第1、第2の冷媒伝熱
系26,27を接続して第1の冷媒伝熱系26から第2
の冷媒伝熱系27に冷媒を流すように構成した。
Description
気を庫内に強制循環させる冷却器及びこれを備えた冷凍
冷蔵庫に係り、より詳しくは、熱交換量を増加させて熱
交換性能を向上させることのできる冷却器及びこれを備
えた冷凍冷蔵庫に関するものである。
の縦断面図、図13は図12の冷却器の模式的斜視図、
図14は図13の概略平面図、図15は図13の右側面
図である。図に示すように、冷凍冷蔵庫の冷却器40
は、高さ方向の寸法が長い広幅フィン41と、高さ方向
の寸法が短い狭幅フィン42とを、交互に平行にかつ空
気の流れ方向の出口側(上端部)において同一平面状に
配設し、積層フィンを構成している。そして、広幅フィ
ン41と狭幅フィン42の幅方向の両外側部には、これ
らの幅方向の寸法の差によって、バイパス風路43が形
成されている。
て貫設され、狭幅フィン42の幅方向の側縁部42a,
42bより外側に逸脱することなく、同一高さ位置で幅
方向に2列になるようにして上下方向に千鳥状で蛇行し
た状態に配設してある。そして、冷媒が、冷凍冷蔵庫の
前側(図15の左側)の冷媒入口部45から前側の冷媒
伝熱管44aに入り、蛇行しつつ下方向に流れ、冷却器
40下部において折り返し、冷凍冷蔵庫の奥側(図15
の右側)の冷媒伝熱管44bに入り、蛇行しつつ上方向
に流れ、冷凍冷蔵庫の奥側の冷媒出口部46から出て、
霜取サーミスタが取り付けられたヘッダ47を通過して
流出するようになっている。
の広幅フィン41には、風路偏向のために、複数の切起
し片48が設けてある。これは、空気の流れ方向に対す
る高さ位置が冷媒伝熱管44と同じで、かつ、広幅フィ
ン41の両側部において、広幅フィン41の幅方向の側
縁部41aと冷媒伝熱管44との距離が広い側に設けた
もので、空気の流れに抵抗するように同一方向に折り曲
げられ、バイパス風路43に流れる空気を冷却器40の
中央部に導き、冷却器40における熱伝達を促進させる
ようにしてある。
庫によれば、バイパス風路43に流れる空気は切起し片
48によって冷却器40の中央部に導かれ、冷媒伝熱管
44を流れる冷媒によって冷却される。冷却された空気
は、ファン49によって、一部が冷却器室50の冷気吹
出口51から冷凍室52に送り出され、冷気吸込口53
から冷却器室50に戻され、残りが、冷却器室50の吹
出しダクト54から冷蔵室55へ送り出され、野菜室5
6内の吸込みダクト57から冷却器室50に戻される。
冷凍冷蔵庫の冷却器40によれば、冷却器40のバイパ
ス風路43に流れる空気を冷却器40の中央部に導くた
めに切起し片48を設けたが、熱伝達効果はあまり大き
くなく、冷却器40の熱交換性能は必ずしも良好ではな
かった。
になされたもので、熱交換量を増加させ、熱交換性能が
良好な冷却器及び冷凍冷蔵庫を得ることを目的とする。
広幅フィン及びこの広幅フィンより短い狭幅フィンを交
互に積層し、これら広幅フィンと狭幅フィンの両外側部
の間にバイパス風路が形成された積層フィンと、積層フ
ィンに直交して、一方の側のバイパス風路及びバイパス
風路の内側に空気の流れ方向に所定の間隔で冷媒伝熱管
を交互に配設した第1の冷媒伝熱系と、積層フィンに直
交して、他方の側のバイパス風路及びバイパス風路の内
側に設けた一対の冷媒伝熱管と、バイパス風路の内側に
設けた一対の冷媒伝熱管とを空気の流れ方向に所定の間
隔で交互に配設した第2の冷媒伝熱系とを有し、第1、
第2の冷媒伝熱系を接続して第1の冷媒伝熱系から第2
の冷媒伝熱系に冷媒を流すように構成したものである。
イパス風路の広幅フィンと、広幅フィン及び狭幅フィン
の積層部とに第1の冷媒伝熱系の広幅フィン及び狭幅フ
ィンの積層部に設けた冷媒伝熱管と同じ高さ位置に設け
た一対の冷媒伝熱管と、広幅フィン及び狭幅フィンの積
層部に第1の冷媒伝熱系のバイパス風路に設けた冷媒伝
熱管と同じ高さ位置でかつ一対の冷媒伝熱管と同じ間隔
で設けた一対の冷媒伝熱管とを空気の流れ方向に交互に
配設し、最下位の冷媒伝熱管を第1の冷媒伝熱系の最下
位の冷媒伝熱管と接続した。
から流入させ、最下部で折り返して第2の冷媒伝熱系の
上部から流出させるようにした。また、第1、第2の冷
媒伝熱系の下部2段の冷媒伝熱管をそれぞれ上下2列に
配設した。さらに、バイパス風路に配設された冷媒伝熱
管に隣接する狭幅フィンの側縁部に切欠き部を設けた。
また、切欠き部を、バイパス風路に配設された冷媒伝熱
管を中心とするほぼ半円状に形成した。
れた冷媒伝熱管の中心より空気の流れ方向の上流側にや
やずらせた点を中心とするほぼ半円状に形成した。さら
に、切欠き部を、空気の流れ方向の下流側を半円状、上
流側を半楕円状に形成した。また、切欠き部を、空気の
流れ方向の上流側では大きく、下流側では小さく形成し
た。
のいずれかに記載の冷却器を備えたものである。また、
内箱若しくはファングリルと冷却器との間、又は内箱及
びファングリルと冷却器との間に外部バイパス風路を設
け、外部バイパス風路の終点を冷却器のバイパス風路に
配設した冷媒伝熱管の間に形成した。
実施の形態1の縦断面図である。図において、1は冷凍
冷蔵庫の本体、2は内箱、3,4は冷凍冷蔵庫の庫内を
上下に仕切る上部中仕切壁及び下部中仕切壁、5,6,
7は上部中仕切壁3及び下部中仕切壁4で仕切られた冷
凍室、冷蔵室及び野菜室、8,9,10は冷凍室5、冷
蔵室6、野菜室7の前面に開閉自在に取り付けた冷凍室
扉、冷蔵室扉及び野菜室扉である。
2側に設けた冷却器室、13は冷凍室5と冷却器室11
を仕切るファングリル、14は冷却器室11内に配設さ
れた冷媒伝熱管15を備えた冷却器、16は冷媒伝熱管
15の冷媒の出口側に設けた霜取サーミスタを取り付け
たヘッダである。17はファングリル13の上部に設け
られ冷却器室11から冷凍室5へ冷気を吹き出すための
冷気吹出口、18はファングリル13の下部に設けられ
冷凍室5から冷却器室11に冷気を吸い込むための冷気
吸込口である。19は冷却器室11の冷気吹出口17の
背後に配設したファン、20は冷却器室11の冷却器1
4の下部に配設した霜取ヒータである。21は冷却器室
11から冷蔵室6に冷気を吹出すため背面壁12に設け
た吹出しダクト、22は野菜室7から冷却器室11に空
気を吸込ませるため下部中仕切壁4に設けた吸い込みダ
クトである。
図、図3はその側面図、図4は図3の概略平面図であ
る。なお、以下の説明では、図3の左側を冷凍冷蔵庫の
前側(冷凍冷蔵庫の扉側)、右側を冷凍冷蔵庫の奥側
(冷凍冷蔵庫の背面壁側)という。冷却器14は、空気
の流れ方向の下流側(以下、単に下流側という)、すな
わち、高さ方向が長く、かつ空気の流れ方向と直角方向
である幅方向が広い広幅フィン23と、高さ方向と幅方
向が広幅フィン23より狭い狭幅フィン24とを、下流
側、すなわち高さ方向の上部においてそれらの上縁部2
3a,24aを同一平面上に配設し、空気の流れ方向の
上流側(以下、単に上流側という)、すなわち高さ方向
の下部および幅方向の両側部において広幅フィン23と
狭幅フィン24の各下縁部23b,24bおよび各側縁
部(第1の側縁部23cと24c及び第2の側縁部23
dと24d)を面方向にずらして、それらの面と直角方
向(図の前後方向)に交互に、平行かつ等間隔で積層し
て積層フィンを構成したものである。
路25a(冷凍冷蔵庫の前側)と第2のバイパス風路2
5b(冷凍冷蔵庫の奥側)とからなり、広幅フィン23
と狭幅フィン24の幅方向の寸法の差によって形成され
たもので、図3に示すように、広幅フィン23の幅方向
の両外側部が狭幅フィン24の幅方向の両外側部よりも
幅方向に突出していることによって、広幅フィン23と
狭幅フィン24の幅方向の両外側部の間に形成されてい
る。
にほぼ直交して貫設され、積層方向の両端部で折れ曲っ
て方向を変え、全体として空気の流れ方向に沿って蛇行
して配列されている。そして、冷凍冷蔵庫の前側に配設
された直線部とその両端のU字部とからなる蛇行形状の
第1の冷媒伝熱系26と、冷凍冷蔵庫の奥側に配設され
た直線部とその両端のU字部からなる蛇行形状の第2の
冷媒伝熱系27とからなり、これらの第1、第2の冷媒
伝熱系26,27は冷却器14の上流側の最下部で接続
され、第1の冷媒伝熱系26の下流側の最上部の冷媒入
口部28で冷媒入口管29に接続し、第2の冷媒伝熱系
27の下流側の最上部の冷媒出口部30で冷媒出口管3
1に接続する。
の配列を図3を用いて詳述する。まず、第1の冷媒伝熱
系26について説明すると、空気流の下流側の最上段に
位置する冷媒伝熱管は、広幅フィン23と狭幅フィン2
4の積層部(以下、バイパス風路の内側という)の面を
貫通する冷媒伝熱管Aと、第1のバイパス風路25aに
位置して広幅フィン23のみを貫通する冷媒伝熱管Bと
からなり、これらは空気の流れ方向に対して同一の高さ
位置に配設されている。そして、冷媒伝熱管Aは積層フ
ィンの一方の端面側(図3の手前側)で冷媒入口管29
の冷媒入口部28と接続され、積層フィンの他方の端面
側(図3の奥側)で冷媒伝熱管BとU字状につながって
いる。
冷媒伝熱管Bの下部に位置する冷媒伝熱管Cは、バイパ
ス風路25aに近接して、このバイパス風路25aの内
側において広幅フィン23と狭幅フィン24の積層部を
貫通する。そして、積層フィンの一方の端面側で隣接上
部に位置する冷媒伝熱管BとU字状につながっている。
さらに、冷媒伝熱管Cの下部に位置する冷媒伝熱管D
は、冷媒伝熱管Bと同様に、第1のバイパス風路25に
位置する広幅フィン23のみを貫通し、積層フィンの他
方の端面で、隣接上部に位置する冷媒伝熱管CとU字状
につながっている。また、冷媒伝熱管Dの下部に位置す
る冷媒伝熱管Eは、バイパス風路25aの内側におい
て、広幅フィン23と狭幅フィン24の積層部を貫通す
る。そして、積層フィンの一方の端面側で隣接上部に位
置する冷媒伝熱管DとU字状につながっている。
H,I,J,Kが、バイパス風路25aとその内側の積
層部とに交互に貫設されて積層フィンの端面側でU字状
に連結され、上部から下部方向に、等ピッチで千鳥状に
蛇行しつつ配列して行く。なお、第1の冷媒伝熱系26
の最下段の冷媒伝熱管Kは、狭幅フィン24の下縁部2
4bよりも空気の流れ方向の上流側、すなわち下部側に
位置しているために、狭幅フィン24の第1の外縁部2
4cよりも内側にあるにもかかわらず、広幅フィン23
のみを貫通している。
する。第2の冷媒伝熱系27の最上段には、冷媒伝熱管
aが、第1の冷媒伝熱系26の最上部に位置する冷媒伝
熱管A,Bと同じ高さ位置に配設され、バイパス風路2
5bの内側で、かつバイパス風路25bに近接して広幅
フィン23と狭幅フィン24の積層部を貫通する。そし
て、冷媒伝熱管aは、積層フィンの一方の端面側で冷媒
出口管31の冷媒出口部30に接続されている。
伝熱管b,cは、第1の冷媒伝熱系26の二段目に位置
する冷媒伝熱管Cと同じ高さ位置に2列に対となって配
設され、冷媒伝熱管bはバイパス風路25bに位置する
広幅フィン23のみを貫通し、冷媒伝熱管cはバイパス
風路25bの内側において広幅フィン23と狭幅フィン
24の積層部を貫通する。そして、冷媒伝熱管bは、積
層フィンの他方の端面側で冷媒伝熱管aとつながってお
り、もう一方の冷媒伝熱管cは、積層フィンの一方の端
面側で伝熱管bとU字状につながっている。
る冷媒伝熱管d,eは、第1の冷媒伝熱系26の三段目
に位置する冷媒伝熱管Dと同じ高さ位置に2列に対とな
って配設され、これらの冷媒伝熱管d,eは、共に、バ
イパス風路25bの内側において広幅フィン23と狭幅
フィン24の積層部を貫通する。この場合、一方の冷媒
伝熱管eは狭幅フィン24の第2の外縁部24dの近傍
に位置し、他方の冷媒伝熱管dはそれよりも内側に位置
する。なお、冷媒伝熱管dと冷媒伝熱管eの間隔は、そ
の上部に位置する冷媒伝熱管bと冷媒伝熱管cとの間隔
に等しく配設してある。そして、冷媒伝熱管dは積層フ
ィンの他方の端面側で冷媒伝熱管cとU字状につなが
り、冷媒伝熱管dと冷媒伝熱管eは積層フィンの一方の
端面側でU字状につながっている。
冷媒伝熱管f,gは、第1の冷媒伝熱系26の四段目に
位置する冷媒伝熱管Eと同じ高さ位置に2列に対となっ
て配設され、伝熱管fはバイパス風路25bに位置する
広幅フィン23のみを貫通し、冷媒伝熱管gはバイパス
風路25bの内側で広幅フィン23と狭幅フィン24の
積層部を貫通する。なお、冷媒伝熱管fと冷媒伝熱管g
の間隔は、その上部に位置する冷媒伝熱管bと冷媒伝熱
管c、及び冷媒伝熱管dと冷媒伝熱管eの間隔に等しく
配設してある。そして、冷媒伝熱管fは積層フィンの他
方の端面側で冷媒伝熱管eとU字状につながり、冷媒伝
熱管fと冷媒伝熱管gは積層フィンの一方の端面側でU
字状につながっている。
媒伝熱管j,k、冷媒伝熱管l,m、冷媒伝熱管n,
o、冷媒伝熱管p,q、冷媒伝熱管r,sというよう
に、同じ高さ位置で2列が一対となって、各対の冷媒伝
熱管ごとに幅方向の位置を交互にずらしながら、等ピッ
チで、空気の流れ方向に蛇行状に配列していく。なお、
第2の冷媒伝熱系27の最下段の冷媒伝熱管r,sと最
下段より二段目の冷媒伝熱管p,qは、狭幅フィン24
の下縁部24bよりも下側に位置しているために、狭幅
フィン24の第2の側縁部24cよりも内側にあるにも
かかわらず、広幅フィン23のみを貫通している。
媒伝熱系27は、その最下段における積層フィンの他方
の端面で、第1の冷媒伝熱系26の冷媒伝熱管Kが、第
2の冷媒伝熱系27の冷媒伝熱管sと、U字状につなが
っている。このようにして、冷媒伝熱管は、同じ高さ位
置において、冷凍冷蔵庫の奥側の第2の冷媒伝熱系27
側の冷媒の通路を2列とし、冷凍冷蔵庫の前側の第1の
冷媒伝熱系26の冷媒の通路を1列としているが、これ
は、冷却器14に沿って流れる空気の流れが、冷却器室
11内の冷蔵庫奥側の方が手前側に比較して流速が大き
く、冷却器14内の冷媒を冷却器14内で安定して蒸発
させることができるために、冷蔵庫奥側の冷媒伝熱管の
通路数を増やして、これを冷媒流出側に配設したもので
ある。
入口管29から冷媒入口部28を通って第1の冷媒伝熱
系26に流入し、第1の冷媒伝熱系26内を積層方向に
移動しつつ下方向に向けて蛇行して移動し、最下部で折
り返し、冷蔵庫奥側の第2の冷媒伝熱系27内を積層方
向に移動しつつ上方向に向けて蛇行して移動し、冷媒出
口部30より冷媒出口管31に流出し、霜取サーミスタ
の取り付けられたヘッダ16を通って、流出するように
してある。
説明する。冷凍冷蔵庫の冷却器14で冷却された冷気
は、ファン19によって強制循環され、一部が冷却器室
11からその上部の冷気吹出口17を通って冷凍室5に
送り出され、冷凍室5内の空気を冷却後、冷気吸込口1
8を通って冷却器室11に戻され、残りが吹出しダクト
21を通って冷蔵室6へ送り出され、野菜室7内の吸込
みダクト22から冷却器室11に戻される。
庫の前側に位置する冷媒入口管29から第1の冷媒伝熱
系26の上部の冷媒入口部28を通って冷媒伝熱管A内
に流入し、冷媒伝熱管A内を積層方向(図面の垂直方
向)に移動してU字部で折り返し、冷媒伝熱管B内を先
と逆の積層方向に移動して再びU字部で折り返し、これ
を繰り返しながら、空気の流れ方向に対して逆方向、す
なわち、冷却器の下部方向に向かって蛇行しつつ流れ
る。
冷媒伝熱管Kを積層方向に移動した後、U字部で折り返
し、冷蔵庫の奥側に位置する第2の冷媒伝熱系27の最
下部の冷媒伝熱管sに移動し、伝熱管s内を積層方向に
移動してU字部で折り返し、再度、同じ高さ位置にある
伝熱管r内を先と逆の積層方向に移動してU字部で折り
返し、伝熱管qに移動し、これを繰り返しながら、第2
の冷媒伝熱系27を空気の流れ方向と同方向、すなわ
ち、冷却器の上部方向に向かって蛇行しつつ流れ、第2
の冷媒伝熱系27上部の冷媒出口部30から冷媒出口管
31に流れて、ヘッダを通って流出する。なお、冷却器
14に沿って流れる空気は、冷却器14内における冷蔵
庫の奥側の方が前側に比較して流速が大きく、冷却器1
4内の冷媒を冷却器14内で安定して蒸発させることが
できる。
置する広幅フィンを折り曲げて形成した従来の切起し片
に代えて、第1、第2のバイパス風路25a,25bに
第1、第2の冷媒伝熱系26,27の一部が位置するよ
うにして配設したので、従来の切起し片を用いた冷却器
よりも熱伝達性能が向上し、かつ、バイパス風路25に
流れる空気を冷媒伝熱管が密集している冷却器14の中
央にも導くことができる。このため、冷却器14として
の熱交換量は従来のものと比較して約10%向上し、冷
凍冷蔵庫の消費電力量においては約3%低減した。
の冷凍冷蔵庫の性能を、従来のものと比較した結果を、
表1,表2に示す。表1,表2から明らかなように、本
発明によれば、熱交換量が大きくなるので冷却室温度及
び冷凍室温度の差が縮まり、冷凍冷蔵庫の熱交換量
(W)を大幅に向上させることができる。
パス風路25における熱伝達を効果的に促進させ、か
つ、バイパス風路25に流れる空気を冷却器14中央に
効率的に導入することができる。
態2の要部の縦断面図で、冷凍冷蔵庫の背面壁12とフ
ァングリル13によって形成される外部バイパス風路を
示したものである。なお、図3と同一部分には同じ符号
を付し、説明を省略する。32aは冷凍冷蔵庫のファン
グリル13に形成した外部バイパス風路を構成する前側
バイパス風路で、冷却器14の前側に形成され、また、
32bは冷凍冷蔵庫の背面壁12に形成した外部バイパ
ス風路を構成する奥側バイパス風路で、冷却器14の奥
側に形成されている。そして、前側バイパス風路32a
は、冷却器14の空気流の上流側から下流側に徐々に狭
まるテーパー状に形成され、その最下流部におけるαを
風路終点部とし、奥側バイパス風路32bは、冷却器1
4の空気流の上流側から下流側に一定の距離だけ冷却器
14の第2の側縁部24dと平行になるように形成した
のち、急峻なテーパーによりその最下流部におけるβを
風路終点部としたものである。
1のバイパス風路25aに設置された第1の冷媒伝熱系
26の例えば冷媒伝熱管Dと冷媒伝熱管Fの間に位置さ
せ、また、風路終点部βを、第2のバイパス風路25b
に設置された第2の冷媒伝熱系27の例えば冷媒伝熱管
fと冷媒伝熱管jの間に位置させるようにしたものであ
る。
2によって、第1の冷媒伝熱系26の冷媒伝熱管D,F
または第2の冷媒伝熱系27の冷媒伝熱管f,jなどに
着霜しても、前側バイパス風路32a、奥側バイパス風
路32bの上端部が閉塞されるまでの時間が延び、大き
い着霜耐力を有することになる。なお、この外部バイパ
ス風路32は前側バイパス風路32aと奥側バイパス風
路32bの両者を設けてもよく、あるいは、いずれか一
方のみを設けてもよい。その他の構成、作用、効果は、
実施の形態1で示した場合と実質的に同様なので、説明
を省略する。
態3を示す側面図である。本実施の形態は、冷却器14
の第1、第2の冷媒伝熱系26,27の配列を、最下段
付近で、一部、変えたものである。なお、実施の形態1
で示した部分と同一部分には同じ符号を付し、説明を省
略する。KAは第1の冷媒伝熱系26の最下段に位置す
る冷媒伝熱管で、その位置は実施の形態1で示した最下
段の冷媒伝熱管Kと同じである。また、JAは第1の冷
媒伝熱系26の下から二段目に位置する冷媒伝熱管で、
その高さ位置は実施の形態1で示した冷媒伝熱管Jと同
じであるが、その幅方向の位置が、第2の冷媒伝熱系2
7の幅方向の最も内側に位置する冷媒伝熱管d,h,l
を上下に結ぶ線上に位置するように配設したものであ
る。
置する冷媒伝熱管で、実施の形態1で示した第2の冷媒
伝熱系27の最下段内側に位置する冷媒伝熱管sと同じ
位置に配設され、一方、実施の形態2で示した最下段の
幅方向の外側に位置する冷媒伝熱管rは、本実施の形態
では省略されている。また、qaは第2の冷媒伝熱系2
7の下より2段目に位置する冷媒伝熱管で、実施の形態
1で示した第2の冷媒伝熱系27の下より二段目の内側
に位置する冷媒伝熱管qと同じ位置に配設され、一方、
実施の形態1で示した下より二段目の幅方向の内側に位
置する冷媒伝熱管pは、本実施の形態では省略されてい
る。そして、冷媒は、冷却器14の下部では、第1の冷
媒伝熱系26の冷媒伝熱管I,JA,KAを通って、第
2の冷媒系27の伝熱管saに流れ、ここから冷媒伝熱
管qa,oに流れるようにしてある。
A,KA及び冷媒伝熱管sa,qaは、それぞれの段に
おいて、各1列の第1、第2の冷媒伝熱系26,27が
幅方向に計2列の配列になっており、そこから上は、そ
れぞれの段において、実施の形態1の場合と同じく、幅
方向に計3列の配列になっている。これは、冷却器14
の下部での着霜を考慮し、内箱2の背面壁12やファン
グリル13などに実施の形態2で示したような外部バイ
パス風路32をスペース的に設置しにくい場合に、下部
2段分の冷媒伝熱管の一部を省略するようにしたもので
ある。こうして、実施の形態1に示す下部2段の冷媒伝
熱管の一部を省略した本実施の形態の冷却器14の熱交
換性能と、実施の形態1の冷却器14の熱交換性能とを
比較しても大差なく、ほぼ同等な省エネルギー効果が得
られる。その他の作用、効果は、実施の形態1で示した
場合と実質的に同様なので、説明を省略する。
態4の要部を示す縦断面図である。本実施の形態は、冷
却器14の狭幅フィン24に切欠き部を設けたものであ
る。33は狭幅フィン24の第1、第2の側縁部24
c,24dに設けたほぼ半円形状の切欠き部である。こ
の切欠き部33は、広幅フィン23のみの積層部からな
るバイパス風路25を貫通する冷媒伝熱管(第1の冷媒
伝熱系26では冷媒伝熱管D,F,Hなど、第2の冷媒
伝熱系27では冷媒伝熱管f,jなど)が位置する高さ
位置を基準として、これらの各冷媒伝熱管が位置する側
における狭幅フィン24の第1、第2の側縁部24c,
24dに設けたものであって、これらの各冷媒伝熱管を
中心としてほぼ半円形状をなすように切欠いたものであ
る。
配設された冷媒伝熱管から等距離にある冷媒伝熱管(例
えば、伝熱管Fに対して等距離にある各冷媒伝熱管E,
h,G、あるいは、冷媒伝熱管jに対して等距離にある
各冷媒伝熱管i,k,m)を結ぶ線のそれぞれの中点を
通る半円形状をなすようにするのが望ましい。このよう
にして、狭幅フィン24の第1、第2の側縁部24c,
24dを切欠いてほぼ半円形の切欠き部33を設けるこ
とにより、この切欠き部33に対応する位置にあるバイ
パス風路25に設置された冷媒伝熱管と狭幅フィン24
とが、着霜により目詰まりするまでの時間を伸ばすこと
ができるようになり、かつ狭幅フィン24を切欠いた部
分で前縁効果が得られ、着霜耐力、熱交換性能が向上す
る。
態5の要部を示す縦断面図である。実施の形態4では、
バイパス風路25を貫通する冷媒伝熱管の高さ位置に、
この高さ位置を基準としてほぼ半円形状の切欠き部33
を設けたが、本実施の形態では、半円形状の切欠き部の
高さ位置を先の基準となる高さ位置よりもやや下方(空
気の流れ方向の上流側)にずらしたものである。
なる高さ位置tを、バイパス風路25を貫通する冷媒伝
熱管が位置する高さ位置からやや下方(空気の流れ方向
の上流側)にずらしてある。例えば、冷媒伝熱管の直径
を約6mmとすると、基準となる高さ位置tを、第1の
バイパス風路25aを貫通する冷媒伝熱管Fの中心よ
り、2mm〜5mmだけ下方にずらしたものである。こ
うすると、着霜は、冷却器14に流れる空気が当る冷媒
伝熱管の下面から起こるので、切欠き部33の高さ位置
を下方にずらすことによって、着霜に対して効果的に対
処することができる。その他の構成、作用、効果は、実
施の形態4に示した場合と実質的に同様なので、説明を
省略する。
態6の要部を示す縦断面図である。実施の形態4では、
バイパス風路25を貫通する冷媒伝熱管が位置する高さ
位置に、この高さ位置を基準としてほぼ半円形状の切欠
き部を設けたが、本実施の形態では、切欠き部の形状を
半円形状でなく、基準となる高さ位置の上下で変えたも
のである。33は切欠き部で、基準となる高さ位置より
も上部(空気の流れ方向の下流側)は半円形状の切欠き
部33a、下部(空気の流れ方向の上流側)は半楕円形
状の切欠き部33bになるように形成したものである。
こうすると、着霜は、冷却器14に流れる空気が当る冷
媒伝熱管の下面から起こるので、切欠き部33の下部を
半楕円形状にすることによって、着霜に対して効果的に
対処できる。その他の構成、作用、効果は、実施の形態
5と実質的に同様なので、説明を省略する。
形態7の縦断面図である。実施の形態4では、バイパス
風路25を貫通する伝熱管の高さ位置に、この高さ位置
を基準としてほぼ半円形状の切欠き部33を設けたが、
本実施の形態では、切欠き部の大きさを冷却器14の高
さ方向によって変えたものである。33は半円形状の切
欠き部で、冷却器14下部(空気の流れ方向の上流側)
の着霜量の多いところでは切欠き部33の形状を大きく
し、冷却器14上部(空気の流れ方向の下流側)の着霜
量の少ないところでは切欠き部33の形状を小さくした
もので、冷却器14の空気流の下流側に向けて半円形状
の切欠き部33の半径が徐々に小さくなるように配列し
たものである。こうして、空気流の下流側に向けて冷却
器14の切欠き部33の形状が徐々に小さくなるように
配列したので、これらの切欠部33によって、前縁効
果、着霜耐力向上の適正化、平均化が図れる。なお、図
には実施の形態4の切欠き部33の形状を示してある
が、実施の形態5,6の切欠き部の形状であってもよ
い。その他の構成、作用、効果は、実施の形態5と実質
的に同様なので、説明を省略する。
形態8の縦断面図である。29は冷媒入口管で、冷凍冷
蔵庫の前側に配設され、冷媒入口部28において第1の
冷媒伝熱系26の冷媒伝熱管Aとつながっている。一
方、31は冷媒出口管で、冷凍冷蔵庫の奥側に配設さ
れ、冷媒出口部30において第2の冷媒伝熱系27の冷
媒伝熱管aとつながっている。16は冷媒出口管31の
冷媒出口部30の近傍に設けられたヘッダ、34はヘッ
ダ16に設けた霜取サーミスタである。その他の構成
は、実施の形態1で示した場合と実質的に同様なので、
説明を省略する。
を説明する。霜取時において、冷却器14の下部に配設
した霜取ヒータ20によって、冷却器14最下部の冷媒
伝熱管K,s,rが加熱されて、冷媒伝熱管K,s,r
中の冷媒の温度が徐々に上昇する。このとき、冷却器1
4前側の第1の冷媒伝熱系26内の冷媒温度と、冷却器
14の奥側の第2の冷媒伝熱系27内の冷媒温度は異な
り、第2の冷媒伝熱系27の方が配管数が多いために、
単位時間あたりの温度上昇は、第1の冷媒伝熱系26側
よりも低くなる。このため、霜取中の冷却器室11内に
おいて、第2の冷媒伝熱系27と接続した冷媒出口管3
1の冷媒出口部30近傍に設けたヘッダ16は、冷却器
室11の中で最も低い温度になっている。
サーミスタ34が、あらかじめ設定された完了温度に達
するときには、冷却器14及び冷却器室11内の部品の
各温度は霜取に十分な温度に達しており、霜取完了後の
冷却器14及び冷却器室11内の残霜が確実に除去され
る。その他の作用、効果については、実施の形態1と実
質的に同様なので、説明を省略する。
に係る冷却器は、広幅フィン及びこの広幅フィンより短
い狭幅フィンを交互に積層し、これら広幅フィンと狭幅
フィンの両外側部の間にバイパス風路が形成された積層
フィンと、積層フィンに直交して、一方の側のバイパス
風路及びこのバイパス風路の内側に空気の流れ方向に所
定の間隔で冷媒伝熱管を交互に配設した第1の冷媒伝熱
系と、積層フィンに直交して、他方の側のバイパス風路
及びバイパス風路の内側に設けた一対の冷媒伝熱管と、
バイパス風路の内側に設けた一対の冷媒伝熱管とを空気
の流れ方向に所定の間隔で交互に配設した第2の冷媒伝
熱系とを有し、第1、第2の冷媒伝熱系を接続して第1
の冷媒伝熱系から第2の冷媒伝熱系に冷媒を流すように
構成したので、バイパス風路における熱伝達性能が改善
され、かつ、バイパス風路内を流れる空気を、フィンの
積層方向の間隔がバイパス風路よりも狭くて冷媒伝熱管
が密集している冷却器の中央部に導くため、良好な熱交
換量が得られる。
イパス風路の広幅フィンと、広幅フィン及び狭幅フィン
の積層部とに第1の冷媒伝熱系の広幅フィン及び狭幅フ
ィンの積層部に設けた冷媒伝熱管と同じ高さ位置に設け
た一対の冷媒伝熱管と、広幅フィン及び狭幅フィンの積
層部に第1の冷媒伝熱系のバイパス風路に設けた冷媒伝
熱管と同じ高さ位置でかつ一対の冷媒伝熱管と同じ間隔
で設けた一対の冷媒伝熱管とを空気の流れ方向に交互に
配設し、最下位の冷媒伝熱管を第1の冷媒伝熱系の最下
位の冷媒伝熱管と接続したので、上記と同様の効果を得
ることができる。
から流入させ、最下部で折り返して第2の冷媒伝熱系の
上部から流出させるようにしたので、奥側の方が前側に
比較して空気の流速が大きい冷却器室において、冷却器
中の冷媒を冷却器内で安定して蒸発させることができ
る。また、第1、第2の冷媒伝熱系の下部2段の冷媒伝
熱管をそれぞれ上下2列に配設したので、外部バイパス
風路を設置しにくい場合でも上記とほぼ同様の効果を得
ることができる。
熱管に隣接する狭幅フィンの側縁部に切欠き部を設けた
ので、バイパス風路に設置された冷媒伝熱管と狭幅フィ
ンが着霜により目詰まりするまでの時間を延ばすことが
可能となり、かつ、切欠いた部分での前縁効果が得ら
れ、着霜耐力、熱交換性能を向上させることができる。
また、切欠き部を、バイパス風路に配設された冷媒伝熱
管を中心とするほぼ半円状に形成したので、バイパス風
路部に設置された冷媒伝熱管と狭幅フィンが着霜により
目詰まりするまでの時間を延ばすことが可能となり、か
つ、ほぼ半円状に切欠いた部分での前縁効果が得られ、
着霜耐力、熱交換性能を向上させることができる。
された冷媒伝熱管の中心より空気の流れ方向の上流側に
ややずらせた点を中心とするほぼ半円状に形成したの
で、バイパス風路に設置された冷媒伝熱管において、バ
イパス風路を流れる空気が当る冷媒伝熱管下面から着霜
していくのに対処でき、切欠いた部分の前縁効果を維持
しつつ、さらに着霜耐力を向上させることができる。ま
た、切欠き部を、空気の流れ方向の下流側を半円状、上
流側を半楕円状に形成したので、バイパス風路に設置さ
れた冷媒伝熱管において、バイパス部を流れる空気が当
る冷媒伝熱管下面から着霜していくのに対処でき、切欠
いた部分の前縁効果を維持しつつ、さらに着霜耐力を向
上させることもできる。さらに、切欠き部を、空気の流
れ方向の上流側では大きく、下流側では小さく形成した
ので、冷却器下部のような着霜量の多いところでは大き
く、上部のような着霜量の少ないところでは小さくな
り、冷却器内での切欠きによる効果、すなわち前縁効果
や着霜耐力向上の適正化、平均化を図ることができる
ずれかの冷却器を備えているので、熱交換量を増加さ
せ、熱交換性能が良好な冷凍冷蔵庫を得られる。さら
に、内箱若しくはファングリルと冷却器との間、又は内
箱及びファングリルと冷却器との間に外部バイパス風路
を設け、外部バイパス風路の終点を冷却器のバイパス風
路に配設した冷媒伝熱管の間に形成したので、冷媒伝熱
管に着霜してもバイパス風路上端部が閉塞されるまでの
時間が延び、着霜耐力の大きいバイパス風路とすること
ができきる。
る。
る。
る。
る。
る。
である。
2 背面壁、13 ファングリル、14 冷却器、16
ヘッダ、23 広幅フィン、24 狭幅フィン、25
バイパス風路、26 第1の冷媒伝熱系、27 第2
の冷媒伝熱系、28 冷媒入口部、30 冷媒出口部、
32 外部バイパス風路、33 切欠き部、A〜K,J
A,KA,a〜r,qa,sa 冷媒伝熱管。
Claims (11)
- 【請求項1】 広幅フィン及び該広幅フィンより短い狭
幅フィンを交互に積層し、これら広幅フィンと狭幅フィ
ンの両外側部の間にバイパス風路が形成された積層フィ
ンと、 該積層フィンに直交して、前記一方の側のバイパス風路
及び該バイパス風路の内側に空気の流れ方向に所定の間
隔で冷媒伝熱管を交互に配設した第1の冷媒伝熱系と、 前記積層フィンに直交して、前記他方の側のバイパス風
路及び該バイパス風路の内側に設けた一対の冷媒伝熱管
と、前記バイパス風路の内側に設けた一対の冷媒伝熱管
とを空気の流れ方向に所定の間隔で交互に配設した第2
の冷媒伝熱系とを有し、 前記第1、第2の冷媒伝熱系を接続して前記第1の冷媒
伝熱系から第2の冷媒伝熱系に冷媒を流すように構成し
たことを特徴とする冷却器。 - 【請求項2】 第2の冷媒伝熱系を、他方の側のバイパ
ス風路の広幅フィンと、該広幅フィン及び狭幅フィンの
積層部とに第1の冷媒伝熱系の広幅フィン及び狭幅フィ
ンの積層部に設けた冷媒伝熱管と同じ高さ位置に設けた
一対の冷媒伝熱管と、前記広幅フィン及び狭幅フィンの
積層部に前記第1の冷媒伝熱系のバイパス風路に設けた
冷媒伝熱管と同じ高さ位置でかつ前記一対の冷媒伝熱管
と同じ間隔で設けた一対の冷媒伝熱管とを空気の流れ方
向に交互に配設し、最下位の冷媒伝熱管を前記第1の冷
媒伝熱系の最下位の冷媒伝熱管と接続したことを特徴と
する請求項1記載の冷却器。 - 【請求項3】 冷媒を、第1の冷媒伝熱系の上部から流
入させ、最下部で折り返して第2の冷媒伝熱系の上部か
ら流出させることを特徴とする請求項1又は2記載の冷
却器。 - 【請求項4】 第1、第2の冷媒伝熱系の下部2段の冷
媒伝熱管をそれぞれ上下2列に配設したことを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載の冷却器。 - 【請求項5】 バイパス風路に配設された冷媒伝熱管に
隣接する狭幅フィンの側縁部に切欠き部を設けたことを
特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の冷却器。 - 【請求項6】 切欠き部を、バイパス風路に配設された
冷媒伝熱管を中心とするほぼ半円状に形成したことを特
徴とする請求項5記載の冷却器。 - 【請求項7】 切欠き部を、バイパス風路に配設された
冷媒伝熱管の中心より空気の流れ方向の上流側にややず
らせた点を中心とするほぼ半円状に形成したことを特徴
とする請求項5記載の冷却器。 - 【請求項8】 切欠き部を、空気の流れ方向の下流側を
半円状、上流側を半楕円状に形成したことを特徴とする
請求項5記載の冷却器。 - 【請求項9】 切欠き部を、空気の流れ方向の上流側で
は大きく、下流側では小さく形成したことを特徴とする
請求項5〜8のいずれかに記載の冷却器。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の冷却
器を備えたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。 - 【請求項11】 内箱若しくはファングリルと冷却器と
の間、又は内箱及びファングリルと冷却器との間に外部
バイパス風路を設け、該外部バイパス風路の終点を前記
冷却器のバイパス風路に配設した冷媒伝熱管の間に形成
したことを特徴とする請求項10記載の冷凍冷蔵庫。
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-
1999
- 1999-10-28 JP JP30622599A patent/JP3871012B2/ja not_active Expired - Fee Related
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