JP5079857B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Description

本発明は空気調和機の室内機に関する。
熱交換器とファンは空気調和機の必須要素である。セパレート型空気調和機の室内機において、室内空気を循環させるファンとして通常用いられるのはクロスフローファンである。クロスフローファンの上流側に配置される熱交換器は、クロスフローファンを囲む形でクロスフローファンの上方を覆う複数の熱交換器であることが多い。このような構成を備えた空気調和機の室内機の例を特許文献1、2に見ることができる。
特許文献1には、気流方向に沿って並列に配置される複数のフィンと、フィンに対して直交する方向に配設され内部を冷媒が流動する複数の伝熱管群と、伝熱管群の端部にそれぞれ接続される第1ヘッダ及び第2ヘッダを備えた熱交換器を複数個、クロスフローファンを囲むように配置した空気調和機の室内機が記載されている。
特許文献2には、フィンアンドチューブ型熱交換器を水平方向に三分割し、上部二面が逆V字形になるように三つ折りにして、その中にクロスフローファンを配置した空気調和機の室内機が記載されている。
次のような構成の熱交換器も知られている。すなわち特許文献3には、ダウンフロー方式のパラレルフロー型熱交換器を第1段熱交換器とし、フィンアンドチューブ型熱交換器を第2段熱交換器として、第2段熱交換器の上に第1段熱交換器を積み上げた構成の熱交換器が記載されている。
特開2005−265263号公報 実開平4−68921号公報 特開2010−48473号公報
空気調和機の室内機には、フィンアンドチューブ型熱交換器が用いられることが多かった。フィンアンドチューブ型熱交換器は熱交換効率(Contact Factor:CF)が低いため、空気調和機全体の性能を高めることが難しかった。
通常、空気調和機で使用される風速の範囲内において、同じ風速で熱交換効率を比較した場合に、パラレルフロー型熱交換器はフィンアンドチューブ型熱交換器に比べ熱交換効率が高く、通風抵抗を低くすることができる。そのため空気調和機の性能を高めるという目的に適している。しかしながら室内機のクロスフローファンを囲む複数の熱交換器を全てパラレルフロー型熱交換器にしてしまうと、条件によっては冷媒の分流が悪くなり、性能低下を生じたり、冷たい空気で冷却されたクロスフローファンに十分に熱交換されていない空気が接触してクロスフローファンに結露が生じ、その結露水が吹き出し気流に混じって吹き出されたりするという問題が生じる。また、パラレルフロー型熱交換器は冷媒流路面積が小さいためチューブを複数本ずつ組み合わせて冷媒を流す必要があり、冷媒流路を細かく調整したり、分流を調整したりすることは本質的に容易ではなく、その困難さは、複数のパラレルフロー型熱交換器を連結することとすれば一層増す。
本発明は、室内空気を循環させるクロスフローファンの上方を複数の熱交換器で覆う空気調和機の室内機において、熱交換器の構成に工夫を加えることで熱交換効率を向上させることを目的とする。
本発明によれば、空気調和機の室内機は、室内空気を循環させるクロスフローファンと、前記クロスフローファンの上方を覆う複数の熱交換器からなる室内熱交換器を備え、前記室内熱交換器は、サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器とフィンアンドチューブ型熱交換器とを逆V字形に配置して前記クロスフローファンを覆うものであり、前記パラレルフロー型熱交換器と前記フィンアンドチューブ型熱交換器は冷媒の流れにおいて直列接続され、前記パラレルフロー型熱交換器は当該室内熱交換器における冷媒の流れの前半部分となり、前記フィンアンドチューブ型熱交換器は前記冷媒の流れの後半部分となるものであり、前記サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器を背面側に配置し、前記フィンアンドチューブ型熱交換器を正面側に配置したことを特徴としている
また、上記構成の空気調和機の室内機において、前記サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器が前記室内熱交換器において冷媒が最初に流入する第1段目の熱交換器であることが好ましい。
また、上記構成の空気調和機の室内機において、冷房時も暖房時も、前記パラレルフロー型熱交換器が前記室内熱交換器において冷媒が最初に流入する第1段目の熱交換器となるように、冷媒の流れを切り替える切替手段を有することが好ましい。
本発明によると、パラレルフロー型熱交換器とフィンアンドチューブ型熱交換器を組み合わせて用いることにより、室内熱交換器の熱交換効率を高めることができる。
本発明の実施形態に係る空気調和機の室内機の概略断面図である。 図1の室内機に搭載される熱交換器の模式的垂直断面図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機の概略構成図で、冷房運転時の状態を示すものである。 本発明の実施形態に係る空気調和機の概略構成図で、暖房運転時の状態を示すものである。 熱交換器の熱交換効率について説明するグラフである。 本発明を実施しない空気調和機の室内機の概略断面図である。
最初に、冷凍サイクルとしてヒートポンプサイクルを用いるセパレート型空気調和機の基本的構成を図3及び図4に基づき説明する。ヒートポンプサイクル1は、圧縮機2、四方弁3、室外側の室外熱交換器4、減圧膨張装置5、及び室内側の室内熱交換器6をループ状に接続したものである。
圧縮機2、四方弁3、室外熱交換器4、及び減圧膨張装置5は室外機10の筐体に収容され、室内熱交換器6は室内機20の筐体に収容される。室外熱交換器4には室外側の送風機11が組み合わせられ、室内熱交換器6には室内側の送風機21が組み合わせられる。送風機11のファンはプロペラファン12であり、送風機21のファンはクロスフローファン22である。送風機11も送風機21も、それらが生成する気流に関し、室外熱交換器4あるいは室内熱交換器6よりも下流側に配置されている。
図3は冷房運転時あるいは除霜運転時の状態を示す。この時は、圧縮機2から吐出された高温高圧の冷媒は室外側の室外熱交換器4に入ってそこで放熱し、凝縮する。室外熱交換器4を出た冷媒は減圧膨張装置5から室内側の室内熱交換器6に入ってそこで膨張し、室内空気から熱を取り込んだ後、圧縮機2に戻る。室外側の送風機11によって生成された気流が室外熱交換器4からの放熱を促進し、室内側の送風機21によって生成された気流が室内熱交換器6の吸熱を促進する。
図4は暖房時の状態を示す。この時は四方弁3が切り換えられて冷房運転時あるいは除霜運転時と冷媒の流れが逆になる。すなわち、圧縮機2から吐出された高温高圧の冷媒は室内側の室内熱交換器6に入ってそこで放熱し、凝縮する。室内熱交換器6を出た冷媒は減圧膨張装置5から室外側の室外熱交換器4に入ってそこで膨張し、室外空気から熱を取り込んだ後、圧縮機2に戻る。室内側の送風機21によって生成された気流が室内熱交換器6からの放熱を促進し、室外側の送風機11によって生成された気流が室外熱交換器4の吸熱を促進する。
室内機20の構造を図1に基づき説明する。室内機20は紙面の奥行き方向に延びる細長い筐体23を有し、その中に、筐体23の長手方向に軸線を一致させる形でクロスフローファン22が配置されている。筐体23は図1の左側が正面側、右側が背面側となり、背面側を壁面に押し当てる形で壁面に取り付けられる。
筐体23の天面と正面には室内空気を吸い込む吸込口24、25が形成され、正面下方には温度調整後の空気を吹き出す吹出口26が形成される。吹出口26にはクロスフローファン22から吹き出される空気を導く導風路27が接続されている。吹出口26には電動式のルーバー28が配置される。ルーバー28は、室内機20が停止状態にある時は図1のように吹出口26を閉ざしているが、室内機20の運転が開始されると垂直面内で回動して吹出口26を開く。ルーバー28は吹出口26から吹き出す風の向きを変更する役割も担う。
クロスフローファン22が回転すると、室内空気が吸込口24、25から吸い込まれて吹出口26から吹き出される結果、室内に循環気流が生じる。室内熱交換器6に低温の冷媒を流せば吹出口26から冷風が吹き出し、室内熱交換器6に高温の冷媒を流せば吹出口26から温風が吹き出す。
室内熱交換器6は、クロスフローファン22のほぼ上半分を囲み、クロスフローファン22の上方を覆う形で配置された複数の熱交換器により構成される。本実施形態では、サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器30、第1のフィンアンドチューブ型熱交換器40、及び第2のフィンアンドチューブ型熱交換器50が冷媒の流れにおいて直列接続され、室内熱交換器6を構成する。パラレルフロー型熱交換器30と第1のフィンアンドチューブ型熱交換器40は逆V字形に配置されて屋根のようにクロスフローファン22を覆い、第2のフィンアンドチューブ型熱交換器50は第1のフィンアンドチューブ型熱交換器40の下端につながる形でクロスフローファン22の正面をカバーしている。
筐体23の内部には、室内熱交換器6から滴下する結露水や除霜水を受ける水受け部が形成される。パラレルフロー型熱交換器30に対し水受け部60が設けられ、第1と第2のフィンアンドチューブ型熱交換器40、50に対し水受け部61が設けられる。水受け部60、61はいずれも樋のような形状をしており、それらが受けた水は図示しない排水管を通じて室外に排水される。
図2には、室内熱交換器6を構成する各熱交換器の構造が模式的に示されており、以下それについて説明する。
サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器30は、2本の垂直なヘッダパイプ31、32を水平方向に間隔を置いて平行に配置し、ヘッダパイプ31、32の間に複数の水平な偏平チューブ33を垂直方向に所定ピッチで配置している。偏平チューブ33は金属を押出成型した細長い成型品であり、内部には冷媒を流通させる冷媒通路34が形成されている。偏平チューブ33は長手方向である押出成型方向を水平にする形で配置されるので、冷媒通路34の冷媒流通方向も水平になる。冷媒通路34は断面形状及び断面面積の等しいものが図2の奥行き方向に複数個並び、そのため偏平チューブ33の垂直断面はハーモニカ状を呈している。各冷媒通路34はヘッダパイプ31、32の内部に連通する。隣り合う偏平チューブ33同士の間にはコルゲートフィン35が配置される。なお、実際に機器に搭載する段階では、パラレルフロー型熱交換器30は設計の要請に従って様々な角度に据え付けられるものであり、厳密な「垂直」「水平」が当てはまらなくなるケースが多いことは言うまでもない。
複数のものが1列に並んだ偏平チューブ33の中で、最も外側に位置する偏平チューブ33の、外側に向いた偏平面には、コルゲートフィン35とサイドプレート36の組み合わせが配置される。
ヘッダパイプ31、32、偏平チューブ33、コルゲートフィン35、及びサイドプレート36は、いずれもアルミニウム等熱伝導の良い金属により形成される。偏平チューブ33はヘッダパイプ31、32に対し、コルゲートフィン35は偏平チューブ33に対し、サイドプレート36はコルゲートフィン35に対し、それぞれロウ付けまたは溶着で固定される。
パラレルフロー型熱交換器30はサイドフロー方式であり、ヘッダパイプ31にのみ冷媒出入口37、38が設けられている。すなわちヘッダパイプ31が冷媒配管接続側のヘッダパイプである。ヘッダパイプ31の内部には、冷媒出入口37、38の中間の高さのところに仕切板39が設けられている。仕切板39が存在することにより、冷媒出入口37からヘッダパイプ31に流入した冷媒は、図2において仕切板39より上に位置する偏平チューブ33を通ってヘッダパイプ32に流入し、仕切板39より下に位置する偏平チューブ33を通ってヘッダパイプ31に帰還する。
図2に示すパラレルフロー型熱交換器30の冷媒流路は、ヘッダパイプ31からヘッダパイプ32に向かい、ヘッダパイプ32で折り返してヘッダパイプ31に戻るだけの単純な形のものとされているが、ヘッダパイプ32の内部にも仕切板を設け、その位置をヘッダパイプ31側の仕切板の位置とくい違わせることにより、ヘッダパイプ31、32間を冷媒がジグザグに往復する、より複雑な冷媒流路を形成することができる。
第1のフィンアンドチューブ型熱交換器40は、多数のフィン41と1本の蛇行するチューブ42を備える。個々のフィン41は垂直方向を長手方向とする短冊形状であり、それが多数、互いの間に所定の隙間を置いて水平方向に並んでいる。このフィン41の集団をチューブ42が、蛇行して縫うように貫通する。チューブ42の内部は冷媒を流通させる冷媒通路43となる。フィン41とチューブ42はアルミニウム等熱伝導の良い金属からなり、例えば、ロウ付け、溶着やチューブの拡管により固定される。
第2のフィンアンドチューブ型熱交換器50も第1のフィンアンドチューブ型熱交換器40と同様の構造であって、短冊形状の多数のフィン51を、1本のチューブ52が蛇行して縫うように貫通する。チューブ52の内部は冷媒を流通させる冷媒通路53となる。
第1のフィンアンドチューブ型熱交換器40と第2のフィンアンドチューブ型熱交換器50には、空気調和機で一般的に用いられている、アルミニウム製フィンと銅製チューブの組み合わせからなるものを使用することができる。
パラレルフロー型熱交換器30、第1のフィンアンドチューブ型熱交換器40、及び第2のフィンアンドチューブ型熱交換器50は、パラレルフロー型熱交換器30が冷媒が最初に流入する第1段目の熱交換器となり、第1のフィンアンドチューブ型熱交換器40が第2段目の熱交換器となり、第2のフィンアンドチューブ型熱交換器50が第3段目の熱交換器となるように直列接続される。すなわちパラレルフロー型熱交換器30の冷媒出入口38は第1のフィンアンドチューブ型熱交換器40の一方の冷媒出入口44に接続され、第1のフィンアンドチューブ型熱交換器40の他方の冷媒出入口45は第2のフィンアンドチューブ型熱交換器50の一方の冷媒出入口54に接続される。パラレルフロー型熱交換器30の冷媒出入口37から流入した冷媒は、パラレルフロー型熱交換器30、第1のフィンアンドチューブ型熱交換器40、及び第2のフィンアンドチューブ型熱交換器50のすべてを通り抜けた後、第2のフィンアンドチューブ型熱交換器50の冷媒出入口55から流出する。
冷房運転時(蒸発器として利用する場合に、室内熱交換器6において、冷媒の流れにおける前半部分に熱交換効率の高いパラレルフロー型熱交換器30を使用することにより、室内機20の熱交換効率を高めることができる。また、分流が上手くいきにくい後半部分にフィンアンドチューブ型熱交換器(実施形態では第1と第2のフィンアンドチューブ型熱交換器40、50の組み合わせ)を用いることにより、フィンアンドチューブ型熱交換器の部分においては冷媒の分流の設計に頭を悩ます必要がなく、分流をうまく行えなかったためにクロスフローファン22に結露が生じるといった問題を引き起こさずに済む。
室内熱交換器6の前半部分がパラレルフロー型熱交換器30であり、後半部分がフィンアンドチューブ型熱交換器(第1と第2のフィンアンドチューブ型熱交換器40、50の組み合わせ)であるという構成は、暖房時にもメリットを生む。すなわち、暖房時にパラレルフロー型熱交換器30が過熱ガス部の領域となり、パラレルフロー型熱交換器30は第1と第2のフィンアンドチューブ型熱交換器40、50よりも熱交換効率(CF)が高いことから、室内熱交換器6全体で熱交換効率(CF)が向上する。
暖房時における室内熱交換器6の熱交換効率の向上は、次のような実験で確かめることができた。すなわち図6に示すように、パラレルフロー型熱交換器30をフィンアンドチューブ型熱交換器70で置き換えた、実験用の熱交換器6Aを製作し、実施形態の室内熱交換器6との暖房運転時の性能を比較した。その結果を図5に示す。
図5において、横軸は暖房能力、縦軸は成績係数(Coefficient of Performance:COP)である。暖房能力が変化すると成績係数も変化するが、暖房能力がいずれの値をとろうと、パラレルフロー型熱交換器とフィンアンドチューブ型熱交換器を組み合わせたものの方が、フィンアンドチューブ型熱交換器ばかりを組み合わせたものより高い成績係数を示した。
上記のことからして、冷房時にも暖房時にも、パラレルフロー型熱交換器30が第1段目の熱交換器となることが望ましい。これは、図3及び図4に見られるように、室内機20の側に冷媒の流れの方向を反転する切替弁80を設けることにより実現できる。切替弁80を切り替えることにより、図3の冷房運転時における減圧膨張装置5からの冷媒と、図4の暖房運転時における圧縮機2からの冷媒を、いずれも最初にパラレルフロー型熱交換器30の冷媒出入口37に流入させることができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。例えば、上記実施形態では、フィンアンドチューブ型熱交換器40、50は冷媒通路が1本であるが、複数のチューブに冷媒を分配することとして、冷媒通路を複数設ける構成であってもよい。
本発明は空気調和機の室内機に広く利用可能である。
1 ヒートポンプサイクル
2 圧縮機
3 四方弁
4 室外熱交換器
5 減圧膨張装置
6 室内熱交換器
10 室外機
11 室外側の送風機
12 プロペラファン
20 室内機
11 室内側の送風機
22 クロスフローファン
23 筐体
24、25 吸込口
26 吹出口
30 パラレルフロー型熱交換器
40 第1のフィンアンドチューブ型熱交換器
50 第2のフィンアンドチューブ型熱交換器

Claims (3)

  1. 室内空気を循環させるクロスフローファンと、前記クロスフローファンの上方を覆う複数の熱交換器からなる室内熱交換器を備えた空気調和機の室内機において、
    前記室内熱交換器は、サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器とフィンアンドチューブ型熱交換器とを逆V字形に配置して前記クロスフローファンを覆うものであり、前記パラレルフロー型熱交換器と前記フィンアンドチューブ型熱交換器は冷媒の流れにおいて直列接続され、前記パラレルフロー型熱交換器は当該室内熱交換器における冷媒の流れの前半部分となり、前記フィンアンドチューブ型熱交換器は前記冷媒の流れの後半部分となるものであり、前記サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器を背面側に配置し、前記フィンアンドチューブ型熱交換器を正面側に配置したことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記サイドフロー方式のパラレルフロー型熱交換器が前記室内熱交換器において冷媒が最初に流入する第1段目の熱交換器であることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 冷房時も暖房時も、前記パラレルフロー型熱交換器が前記室内熱交換器において冷媒が最初に流入する第1段目の熱交換器となるように、冷媒の流れを切り替える切替手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の室内機。
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