JP2869132B2 - 低温庫 - Google Patents

低温庫

Info

Publication number
JP2869132B2
JP2869132B2 JP7610490A JP7610490A JP2869132B2 JP 2869132 B2 JP2869132 B2 JP 2869132B2 JP 7610490 A JP7610490 A JP 7610490A JP 7610490 A JP7610490 A JP 7610490A JP 2869132 B2 JP2869132 B2 JP 2869132B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooler
blower fan
fin
cool air
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7610490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03274367A (ja
Inventor
博 谷口
保成 石原
裕 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP7610490A priority Critical patent/JP2869132B2/ja
Publication of JPH03274367A publication Critical patent/JPH03274367A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2869132B2 publication Critical patent/JP2869132B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は冷気通路内に冷却器と送風ファンとを設置し
た冷気強制循環式の低温庫に関する。
(ロ)従来の技術 実公昭52−11750号公報(70B18)には、オープン筐体
の庫内下部に設けられた熱交換器と、この熱交換器に近
接して列設された少なくとも2つ以上の送風機とよりな
り、上記オープン筐体の左右両側に配設された上記各送
風機を互いに反対の向きに回転することにより、上記オ
ープン筐体の開口部に均一なエアーカーテンを形成する
ようにした冷凍オープンショーケースの構成が示されて
いる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記従来の技術によれば、各送風機はその回転方向に
対して動圧が高く、且つ冷気は動圧方向に若干斜め向き
に流れる関係上、送風機の回転方向と反対方向となる冷
却器の空気入口面の端部の圧力が低く、しかも各フィン
先端が斜め方向に流れる冷気の抵抗部材として作用する
関係上、送風機の回転方向と反対方向となる冷却器側部
即ち左右両管板の一方に沿って流れる冷気の通過量が少
なくなり、その結果、庫内側部の冷却効果が中央部に比
べて低下する課題があった。
本発明は上記課題を解決することを目的とするもの
で、冷却器の左右両管板のうち一方の内面に沿って流れ
る冷気の通過量を多くしたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題を解決するための手段として本発明では、送
風ファンの回転方向に起因して通過風量が少なくなる部
分にフィンピッチを広くした幅広部を形成した冷却器の
構成を採用した。
(ホ)作 用 上記手段によれば、冷気の流れに対して冷却器の空気
入口面のうち送風ファンの回転方向に起因して通過風量
が少なくなる反面、幅広部にはフィンが存在しないの
で、幅広部の空気抵抗は少なく、従って幅広部は冷却器
の管板に沿って通過する冷気の量を他の各フィン間を通
過する冷気の量と略等しくする作用をなす。
(ヘ)実施例 以下図面に基づき本発明の実施例を説明すると、第3
図に示す(1)は上面に商品収納及び取出用の開口
(3)を形成した断熱壁(2)にて本体を構成してなる
平形の低温ショーケース等の低温庫で、前記断熱壁の内
壁より適当間隔を存して背板(4A)及び底板(4B)から
なる金属製の区画板(4)を配設して貯蔵室(5)と、
プレートフィン形冷却器(6)及び軸流形の送風ファン
(7)を設置する冷気通路(8)と、前記開口(3)の
後縁に沿って前向きに開口する吹出口(9)と、前記開
口(3)の前縁に沿って上向きに開口する吸込口(10)
とを形成し、前記冷却器(6)で熱交換された冷気を送
風ファン(7)でもって第3図矢印の如く強制循環する
ことにより開口(3)に冷たいエアーカーテン(AC)を
形成して貯蔵室(5)を冷凍温度に冷却するものであ
る。
(11)は前記断熱室(2)の前壁(2A)上面に漸前下
がりとなるように立設され、フロントガラスとなる第1
透明板で、1枚のガラス板又は複数枚のガラス板を組み
合わせた複層ガラスからなり、その厚みはエアーカーテ
ン(AC)を形成した帰還冷気の温度に基づいて定められ
る。この第1透明板(11)は上端にステンレス鋼板等か
らなるハンドレール(12)を備えており、又この第1透
明板(11)の下方前部(T)はバンパーレール(13)、
又後方には区画板(4)の前壁となる第2透明板(14)
が備えられている。
前記冷却器(6)は第1図及び第2図に示す如く相互
に間隔を存して並んだ多数枚の金属製プレートフィン
(15)と、該フィンの左右両側に配置された金属製の左
右両管板(16A)(16B)と、前記各フィン(15)及び両
管板(16A)(16B)を貫通直交した多数本の冷媒管(1
7)とからなる。(18)は前記両管板(16A)(16B)の
うち右管板(16B)と最右端のフィン(15B)との間、即
ち冷却器(6)の側部に形成された幅広部で、この幅広
部は前記各フィン(15)間よりも間隔即ちピッチが広く
なっており、冷却器(6)の製造時右管板(16B)とフ
ィン(15B)との間にフィン(15)を入れないことによ
り形成される。
前記送風ファン(7)は前記冷却器(6)よりも風上
側に設置されたファンケース(19)に2個取付けられて
おり、第1図に示す如く左回りで運転される。
即ち、送風ファン(7)を左回りで運転すれば、循環
冷気の動圧は左側が高く、右側が低くなる関係上、冷却
器(6)の空気入口面のうち送風ファン(7)の回転方
向とは反対方向となる右側の面の冷気通過量が少なくな
る反面、幅広部(18)にはフィン(15)が存在しないの
で、幅広部(18)の空気抵抗は少なく、従って、幅広部
(18)を通過する冷気の量は他の各フィン(15)間を通
過する冷気の量と略等しく、冷却器(6)出口の風速分
布は第1図矢印の如く略均一になる。尚、第1図におい
て冷却器(6)の強度を増すために中央管板(16C)が
設けられており、この中央管板と左側で相隣接するフィ
ン(15C)との間には右側の送風ファン(7)の動圧が
加わるために、該間を通過する冷気の量が少なくなるこ
とはない。
尚、他の実施例として第4図に示す如く冷却器(6)
の左管板(16A)と最左端のフィン(15A)との間に幅広
部(18)を形成した場合には、送風ファン(7)は右回
りで運転される。
又、他の実施例として第5図に示す如く送風ファン
(7)の回転方向(左回り)と反対方向において送風フ
ァン(7)から遠くなるにつれて幅広部(18A)(18B)
…(18N)のピッチを大きくしてもよい。
(ト)発明の効果 上述した本発明では、幅広部にはフィンが存在しない
関係上、幅広部の空気抵抗は少なく、従って、幅広部を
通過する冷気の量は他の各フィン間を通過する冷気の量
と略等しくなり、この結果、送風ファンの動圧に左右さ
れることなく強制循環冷気の分布を均一にして貯蔵室側
部の冷却効果を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明低温庫の実施例を示し、第1図は区
画板を取外した状態での要部縦断正面図、第2図は要部
斜視図、第3図は全体縦断側面図、第4図及び第5図は
共に他の実施例を示す要部縦断正面図である。 (6)……冷却器、(7)……送風ファン、(18)……
幅広部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 19/00 F25D 17/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレートフィン形冷却器と、この冷却器の
    風上側に位置する軸流形の送風ファンとを冷気通路に設
    置した低温庫において、前記冷却器は前記送風ファンの
    回転方向に起因して通過風量が少なくなる部分にフィン
    ピッチを広くした幅広部を形成してなる低温庫。
JP7610490A 1990-03-26 1990-03-26 低温庫 Expired - Fee Related JP2869132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7610490A JP2869132B2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 低温庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7610490A JP2869132B2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 低温庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03274367A JPH03274367A (ja) 1991-12-05
JP2869132B2 true JP2869132B2 (ja) 1999-03-10

Family

ID=13595579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7610490A Expired - Fee Related JP2869132B2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 低温庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2869132B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03274367A (ja) 1991-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100338913B1 (ko) 냉장고
US7571760B2 (en) Condenser of refrigerator
JP3168218B2 (ja) 針状フィン付き蒸発器を有する冷蔵庫
JP2869132B2 (ja) 低温庫
JPH11183076A (ja) 熱交換器
JP3703914B2 (ja) 熱交換器
JP4320518B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP3048614B2 (ja) 熱交換器
JP2004514868A (ja) 超臨界圧での熱除去を用いる冷凍またはヒートポンプシステム
US5706886A (en) Finned tube heat exchanger
JPH0641099Y2 (ja) 冷却器
JP3157360B2 (ja) 冷却器
JPH0612428Y2 (ja) 空気調和機
JP3242784B2 (ja) 熱交換器
JP2001124437A (ja) 冷却器及び冷凍冷蔵庫
KR970010516B1 (ko) 유체의 유동 방향을 변경시킬 수 있는 핀 튜브형 열교환기
JP3345187B2 (ja) 冷蔵庫
JPS61291883A (ja) 冷蔵庫等の冷却装置
JPH11294901A (ja) 冷却器及びその製造方法
US5704420A (en) Finned tube heat exchanger
JPS6160353B2 (ja)
JP2000292048A (ja) 熱搬送回路
JP2614520B2 (ja) 低温ショーケース
JPH05256553A (ja) 冷凍冷蔵庫
JPH0781774B2 (ja) 強制循環式冷却貯蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees